秋の雨本屋に入ればいつか晴れ
本日の『東京新聞』朝刊の「あの人に迫る」に、大阪の書店主が登場していた。わたしは仕事が本に関係する者なので、これは読まなくてはと思い、読んだところ、なかなかよかった。わたしにとってかなり感動的な内容であった。 記事のタイトルはこうである。「出会い生み出す 本屋さんは宝箱」。 出会いというのは、本と人の出会いであろう。これはきっと店主の体験であり、願いなのだと、わたしは思う。 その書店というのは、大阪市の隆祥館書店という店で、広さは13坪、43平方メートルということであるから、小さい書店である。ここ20年くらい、これくらいの大きさの駅前の小さな書店がどんどん潰れていることを憂いているわたしとして…
2021/08/17 20:14