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脳神経内科医ときどき社労士 https://neurology-kanazawa.hatenablog.jp/

脳神経内科医として、頭痛など身近な病気を紹介!たまに社労士ネタが混ざるかも?

認定資格:神経内科専門医、総合内科専門医 合格資格:社会保険労務士(第52回試験)

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2021/02/01

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  • -中枢性めまい- めまいの原因は脳にあり!

    脳が原因でめまいが生じる状態、すなわち"中枢性めまい"は、どんな時に疑われるのか、ということを紹介します。耳が原因の"末梢性めまい"と違って、中枢性めまいは、"命に係わる"めまいとなることもあるので要注意です!

  • -メニエール病・突発性難聴- 耳が聞こえないし目も回る!

    難聴とめまいを生じる病気として、メニエール病と突発性難聴を紹介します。基本的には、耳鼻咽喉科で治療する病気です。

  • -片頭痛性めまい- 頭痛はないけどめまいだけ... 感覚過敏性があるめまいって?

    知られていないけど、意外と多いめまいの原因、片頭痛性めまいについて紹介します。名前の通り片頭痛の特徴を持っためまいです。頭痛がないのにめまいがる...そんなときも片頭痛の特徴である感覚過敏性がカギになります。

  • -前庭神経炎- とても強いめまい! けど、とても多い病気です

    とても強いめまいですが、頻度もとても多い、前庭神経炎という病気を紹介します。メニエール病より圧倒的に多いです。特徴的な眼振があり診断は簡単、しかし入院して治療する必要があります。

  • -良性発作性頭位めまい症- めまいの王様 BPPV

    めまいで最も多い、良性発作性頭位めまい症を紹介します。BPPVと略して呼ばれます。頭を動かしたときだけ強いめまいが出て、繰り返すことが多い一方、めまいの持続は短い、そんな病気です。

  • -前庭- めまいを語るうえで最も大切な場所とは?

    当ブログにお越しいただき、ありがとうございます! 前回からのつづきで、今回も"めまい"のことを紹介していきます。 今回は、めまいを知るために、避けては通れない"前庭"のことをお話しします。 前庭(ぜんてい)とは 三半規管(さんはんきかん) 球形のう・卵形のう 前庭で読み取った情報は脳へ! 耳石が取れることで起こる病気 今回のまとめ 前庭(ぜんてい)とは 前庭は、耳にあります。 といっても、外から見えている"耳"ではなく、鼓膜よりもっと奥の方にあります。 耳にあるといっても、"音を聞く"という聴覚とは関係ありません。 前庭は、"体が今どのように動いているのか"、とか"体は今どのくらい傾いているの…

  • なんで、めまいを感じるの?

    めまいがなぜ起こるのか、根本的な内容を紹介します。めまいの原因は、目・耳・深部感覚、そして脳です!

  • -めまい- ぐるぐる?ふわふわ? 意識が飛びそう??

    前回まで、少し難しい内容が続いてしまった気がしまして... 今回は、頭痛の次に、脳神経内科を受診することが多い、"めまい"について、ちょっとだけ紹介したいと思います。

  • パーキンソン病はどのように治療するのか?

    パーキンソン病をどうやって治療すればいいのか、その考え方を紹介。シナプスの話から、たとえ話を交えてわかりやすくお話しします!

  • -神経変性疾患- 細胞がどんどん死んでいく...という話

    今回は"パーキンソン病が神経変性疾患の一部である"ということを紹介します。いろいろな理由で細胞が徐々に壊れていく病気、それが変性疾患です。そして神経の細胞で起こった場合は神経変性疾患と呼ばれます。

  • 歩くの遅いのにパーキンソン病じゃないの?

    今回からまた病気の話を再開していこうと思います。 前々回に引き続き、パーキンソン病の関係のお話です。 前の投稿については、以外もご参照くださいませ。 neurology-kanazawa.hatenablog.jp その中でも、"パーキンソン病とは症状が似通っているけど違う"、そんな病気について、紹介したいと思います。

  • 私なりの社労士勉強法について

    ちょっと、ブログの趣旨から外れてしまうかもしれませんが、今回だけ...ということでご容赦くださいませ。 以前にも投稿したように、私は社労士の受験を経験しています。 無事、1回の受験で合格出来ましたが、かなりギリギリの合格でした... このブログを読んでいらっしゃる方の中に、社労士の勉強をされている、もしくは始めようとしている方がいらっしゃったら、何か参考になればと思い、私なりの勉強方法を記してみようと思います。

  • パーキンソン病という病気をもっと詳しく

    いつも読んでいただき、ありがとうございます。 今回から、少し脳神経内科ならではの病気を紹介していこうと思います。 まずは、私にとって最も興味深い病気である、パーキンソン病から始めていこうと思います。パーキンソン病については、以前の記事でも簡単に紹介しました。今回は、この内容にさらに肉付けした内容から紹介したいと思います。 よろしければ、以前の投稿もご参照くださいませ neurology-kanazawa.hatenablog.jp パーキンソン病とは? 年相応ではない"動作が遅い"ということ -動作緩慢(かんまん)について- パーキンソン病の歴史 振戦とは パーキンソン病を診察だけで診断する!…

  • 今回は、自己紹介です!

    いつも、このブログを読んでいただきありがとうございます! まだ、そんなに投稿数は多くありませんが、"この症状って私に当てはまるかも?”というものはあったでしょうか?? もしあれば、ぜひとも参考にしていただければ幸いです。 そして、"もう少し詳しく知りたい"、とか"こういった病気について知りたい"ということがあれば是非是非、コメントに書いていただければ嬉しいです! 今回は、改めて私の自己紹介を少ししようかと... 私は現在、石川県の病院で勤務しています。 山梨大学というところで医学を学び、その後は実家のある北陸に住むようになりました。 医者になってから今年で13年目になりますが、そのほとんどを石…

  • 頭痛に漢方① -五苓散-

    今回は、"病院でなくてもできる頭痛の治療"2回目として、代表的な漢方薬である五苓散(ごれいさん)を紹介します。 五苓散(ごれいさん) 体の大部分は水である 水毒とは? 片頭痛と五苓散 漢方薬は、かなりの種類がドラッグストアに並んでいます。特に頭痛の場合、使い方が合っていれば効果的な漢方があります。そのため、病院に来なくてもできる治療になりえるかもしれません。 五苓散は、ドラッグストアで簡単に手に入ります。主要どころなら、"ツムラ"や"クラシエ"から販売されています。そしてこの薬は病院でも使用する機会が多い薬です! ※なお、漢方薬は医師にとっても難しく感じる治療で、診断も奥深いとされています(私…

  • 温めるとよくなる頭痛 ~湿布で温めることは出来るのか?~

    はじめに 温めるということ 湿布で体は温まるのか? はじめに 頭痛があるとき、どうしても痛み止めを使ってしまいがちです。 確かに、頭痛には痛み止めが効きます。現在では、痛み止めは病院を受診しなくても、良質な薬をドラッグストアで購入することができます。 でも、次第に使用頻度が増えたり、使用量が増えたりしがちです。その結果、ひどい場合は、痛み止めが効かなくなったり、痛み止めの副作用として胃や腎臓を痛めてしまうこともあります。 そのため頭痛の頻度が多くなったり、頭痛薬が効きにくくなった時には、予防治療を行うこととなります。病院で行われる予防治療は、その多くが飲み薬を定期的に服用するというものであるた…

  • 一番恐ろしい頭痛とは? -くも膜下出血について-

    前回まで、片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛といった一次性頭痛について一通り紹介してみました。 一次性頭痛は、原則、命にかかわることがない頭痛です。 そして、頭痛で病院を訪れる方の多くは、一次性頭痛です。 しかし、そのような頭痛の中に、突如として紛れてくる、最も恐ろしい病気の一つを紹介したいと思います。 少し紹介したように、片頭痛や群発頭痛は、突然頭痛が出現します。"発作的に"生じる頭痛、といってよいかと思います。片頭痛の発作を何度も経験していて、そんな中、"いつもと同じように起こった"頭痛発作なら、それほど怖くないかもしれません。 しかし、片頭痛であれ群発頭痛であれ、生まれて初めて頭痛発作を経験し…

  • 頭が痛い... というよりも重くて、だるくて、時々締め付けるような...

    本日のテーマ:緊張型頭痛 まずはじめに言いたいこと 緊張型頭痛は、おそらく日本人に最も多い頭痛です。 ですが、片頭痛に比べると頭痛の程度が軽く、そこまで日常生活に多大な影響をおよぼさないためか、病院を訪れる方は、片頭痛に比べそこまで多くはありません。 まず最初に、強調したいことがあります。 それは、"緊張性頭痛"と誤って診断される、"ホントは片頭痛"がとても多いということです!! 肩こりがある、とか首が痛いとか、、そして頭痛がある、といったとき緊張型頭痛という診断が下ることがとても多いんです。 実際、緊張型頭痛は、肩こりを伴う頭痛であることは事実であり、"肩こり頭痛"などとも呼ばれたりします。…

  • 目が真っ赤! 涙が出るほど頭が痛い?

    本日のテーマ:群発頭痛 今回は、特徴的な症状を起こす、"群発頭痛(ぐんぱつずつう)"について紹介します! 群発頭痛は、一次性頭痛ですが、片頭痛や緊張型頭痛よりは頻度が少ない病気です。 さて、さっそくですが、目が真っ赤になるのはなぜでしょうか? 一番に思い浮かぶのは、結膜炎かもしれませんね。目玉の表面にある"結膜"という膜に炎症が起こる病気... 目を強くこすったのかもしれないし、ばい菌がついたかもしれないし、はたまた自己免疫疾患という特殊な病気かもしれない。いずれも、"炎症"ということばで表すことが出来る状態です。 皮膚に炎症が起きても、目に炎症が起きても、やっぱり赤くなるんです。 他には、緑…

  • 脳卒中(のうそっちゅう)ということば

    脳卒中とは? "脳卒中"という言葉、知られているものの、その意味は十分には知られていないかもしれません。 “脳卒中”は、脳に血液を送る血管(脳血管)に急激な異常を生じる病気のことをいいます。"卒"というのは卒然ということばに由来しますが、これは"突然"という意味です。また"中"は"中る"(=当たる)ということばに由来しています。つまり、突然病気にかかってしまうことを"卒中"といっており、脳に起こる病気だから"脳卒中"となります。 脳は場所によって、さまざまな働きをもっています。手足を動かすための脳や、言葉を話すための脳、中には心臓を動かしたり息をしたりするといった生命維持に欠かせない脳もありま…

  • 改めまして... 脳神経内科ってどういうトコ?

    今回は改めて、脳神経内科とは、どういうところ? について紹介しようと思います。 おそらく、脳神経"外科"というところは、良く知られているのではないかと思います。 "頭を怪我した"というときは、まず受診されることと思います。 その他にも、脳腫瘍やくも膜下出血など、恐ろしい病気も、脳神経外科に受診されることになります。 でも、脳神経"内科"は、残念ながら、まだまだ認知されていないような印象です。 脳神経内科は、以前まで"神経内科"という呼び名が一般的でした。 それが、最近になって、脳神経内科という名前に変わりました。といっても"脳"という文字が頭についただけですが... 今も、昔も、脳神経内科は精…

  • 動作が遅くなった...もしかして病気?

    今日は、”動作が遅くなった”、というときにどのような病気を考えるのか、ということ紹介しようと思います。 歩くのが遅くなった、、といっても"老化現象かな"と考える方は多いでしょう。 しかし、病的に"歩くのが遅くなった"ということもあるのです。 別に手足に麻痺はないのに、骨折とかをしたわけでもないのに、なのに年々歩けなくなっている...という状態です。 実際は、このような症状を生じる病気はたくさんあるのですが、その中でも代表的な病気として、"パーキンソン病"という病気があります。名前だけは聞いたことがある、とう方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近では芸能人の.みのもんたさんがパーキンソン病で…

  • おじいちゃん、おばあちゃんが急にボーっとするようなった...

    高齢者てんかんとは 突然ですが、てんかんの中に、"高齢者てんかん"という言葉があります。 その名の通り、高齢者のてんかんであるため、高齢化が進んでいる現在では、高齢者てんかんが増えてきています。 一般的に、てんかんは若者の病気、というイメージがあるのではないでしょうか。 確かに、赤ちゃんで発症するてんかんや、小学生で発症するてんかんなど、こどもの時に発症して成人してもてんかんの薬は飲んでいる方はたくさんいらっしゃいます。 しかし、実際には高齢者になって初めて発症するてんかんも存在します。 概ね65歳以上で初めて発症したてんかんのことを、"高齢者てんかん"と呼んでいます。 さて、てんかんの発作に…

  • 血管が硬くなったら、脳梗塞になるかも?

    今回は、動脈硬化について紹介しようと思います。ちょっと難しい話かもしれません...しかし、脳梗塞という病気を理解するために大事な内容なので、あえて取り上げてみました。よろしければお付き合いくださいませ... 動脈と静脈 からだの中を走っている血管には、動脈という血管と静脈という血管の2種類があります。動脈は心臓から送り出された血液を臓器に送る血管、静脈は臓器から戻された血液を心臓に送り返す血管のことです。 そのため、動脈には酸素や栄養がたっぷり含まれていますが、静脈には酸素は少なく二酸化炭素などの体にとって不要となった物質がたくさん含まれています。 動脈硬化 動脈が細くなると、臓器に運ぶことが…

  • 節分と頭痛

    今日は節分ですね。 節分は、季節の変わり目のことですが、季節の変わり目は、頭痛が悪化する時期でもあります。特に夏から秋、秋から冬などの時期に頭痛が悪化する方は多くいらっしゃいます。 頭痛で悩まれる方は、その多くが緊張性頭痛と片頭痛が占めています。 この両者とも季節の変わり目で頭痛が悪化することが知られています。 緊張性頭痛は、簡単にいえば、肩こりが原因となって生じる頭痛です。一日中、頭が重だるいといったことを訴える方が多いですね。 緊張性頭痛を悪化させる要因として、①運動不足、②睡眠不足、③ストレスの3つが有名なのですが、季節の変わり目は体調の変化も生じやすいことから、一種のストレスを受けるこ…

  • 脳梗塞とは?

    人の体には、脳や心臓、肝臓、腎臓など、さまざまな臓器があり、それらはすべて血管を通って送られてくる血液を受け取ります。 血液の中には、臓器が生き延びていくために欠かせない栄養や酸素がたくさん含まれています。もし、血液の流れが止まってしまったらどうなるでしょうか。 臓器は酸素を受け取れず、栄養も受け取れず、飢えてしまいます。 その状態が、続くと臓器が徐々に壊れて行ってしまいます。。 このように臓器へ血液を送る血管が、何らかの原因で閉ざされてしまう病気は梗塞(こうそく)と呼ばれています。 心臓の場合は"心筋梗塞"、脳の場合は"脳梗塞"、腎臓の場合は"腎梗塞という具合です。 脳は、視力や聴力、言葉を…

  • 片頭痛

    片頭痛とは?20-40歳代の女性に多く発症する頭痛ですが、もちろん男性にも発症します。そして50-60歳代頃を境に頭痛は軽減し、また消失することもあります。 日本には、800万人を超える方が発症しているとされ、非常に身近な病気かと思います。頭痛の発作はとても強く、日常生活に支障をきたすほどです。心臓のドキドキと併せて、"ズキズキする拍動性"頭痛が多いですが、そうでない方もたくさんいらっしゃいます。 “片”頭痛という名前の通り、左右のどちらかに強い頭痛になることが多いですが、4人に1人は両側に頭痛を自覚します。7割ほどの方で、家族歴があるといわれています。特に、母親が片頭痛持ちの場合、遺伝の可能…

  • てんかんの話

    "てんかん"という言葉は、結構知られているかもしれません。 ただ、ニュースでこの病気を耳にするときは、交通事故の話、、などあまり良い話を聞くことはないかもしれません。 てんかんという病気、実はかなりの有病率があります。1000人のうち5人以上は、てんかんを発症しているといわれており、非常に身近な病気と言えそうです。それなのに、あまり良いニュースがなかったり、場合によっては偏見もあったりして、隠している人も多くいるかもしれません。 治療や啓蒙を通して、てんかんという病気の悪いイメージを少しでも払拭していくことが、我々医療人がなさねばいけないことと感じています。 てんかんの話を始める前に、”脳みそ…

  • 吐き気がある頭痛

    頭痛にあわせて、吐き気もある方は多くいらっしゃいます。では、なぜ吐き気が出てくるのでしょうか。理由は主に2つあります。 1つ目は、感覚過敏性があるから。頭痛で感覚過敏性があるために吐き気が出る代表的な病気が"片頭痛"です。 たとえば虫歯があると強い歯の痛みを生じます。これは虫歯のせいで、歯に通っている神経が表面に出てきているために、外からの影響を受けやすくなってしまうからです。このように痛みに過敏な状態は、感覚過敏と呼ばれます。 しかし感覚は痛みだけではありません。光を感じということは"視覚"という感覚であり、においを感じるということは"嗅覚"という感覚です。これらの感覚が過敏になってもやは…

  • 頭痛の一般的な考え方

    頭痛に悩まされている方は、非常に多いです。日本では、男女ともに頭痛で受診する方が多く、特に女性でその傾向は顕著です。 頭痛といっても、”ずきずきする”、”締め付けるよう”、”重だるい”、”ビリっとする”など、いろいろな症状があります。さらに、"肩こり"や"吐き気”、"めまい”を伴ったり、"目の前がキラキラする"といった症状もあったりと、頭痛以外の症状も多く併存します。 頭痛に悩まされて、皆さんが病院を受診した場合、医師はまず危険な病気が隠れていないかどうかを診察や検査で判断していきます。 脳出血や脳腫瘍(しゅよう)など、場合によっては命にかかわる病気のため生じる頭痛は、"二次性頭痛"と呼ばれま…

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