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続・真(ま)フランスの日常 https://mafrance.hatenablog.com/

「ココログ」→「なちゅらぶ」→「Hatenaブログ」ブログ生活2度の引っ越しを経てもあきらめません。フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ情報、日本を想う日々・・・Je suis toujours Charlie !

Ryoka
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住所
フランス
出身
大阪市
ブログ村参加

2021/01/30

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  • 戻ってきたベンゼマ

    1年延期になっていた、サッカーのユーロ(欧州選手権)を控えるフランスで、代表選手が発表されました。その発表が、5月18日、夜のニュースで、生放送で、大々的に注目を集めたのには、わけがあります。なんと、“あの”、カリム・ベンゼマが、代表に返り咲いたのです!あまりよく知らない方に簡単に説明すると、現在33歳のベンゼマは、プロ入り以来、名門クラブやフランス代表でゴールを量産し続けている(特に今季は素晴らしかったらしい)、誰もが認める名フォワードです。ただし!素行が思わしくなく、逮捕歴があることでも有名な、問題児でもあります。ちょうど5年前、ユーロの代表から落選したとき、彼は、落選理由を「(アルジェリ…

  • フランスで『ぬか漬け』

    我が家では、かれこれ4年ほど、ぬか漬けを漬け続けています。きっかけは、日本で一番安全な食材が手に入るであろう、「生活クラブ」という計画購入の宅配サービスで両親が入手した『ぬか床』↓ shop.seikatsuclub.coop これを持ってきてもらったのか送ってもらったのかは覚えていませんが、とにかくこの4年間、ぬか床を混ぜては野菜を漬け、緩くなったらぬかを足して・・・をほぼ毎日繰り返してきました。ぬか漬けと言えば、大抵の人が「きゅうり」を思い浮かべるかもしれませんが、我が家はもっぱら・・・ ラディッシュです!(御覧の通り、ラディッシュばかり漬けているので、ぬか床がピンク色!)夏になれば夏野菜…

  • 次男も4歳と2か月

    先月、次男が4歳と2か月を迎えました。 なぜ、切りのいい「4歳」ではなく、「4歳と2か月」かというと、この年齢と月齢がユニセフが公表する卒乳の平均年齢だと言われていて(※)、次男も長男同様、母乳を飲み続けて4年と2カ月が過ぎたからです。(※卒乳平均年齢は、疫学的に世界中の卒乳年齢を調査したのではなく、Katherine A. Dettwylerというアメリカ人・人類学者の研究を元に、他の霊長類(サルなど)の平均から人間の平均自然卒乳年齢を出した、というのが正しいようです。なので、人間の子供の本能の赴くままに、自然にまかせて卒乳を迎える平均年齢が4歳と2か月になるだろう、という推測です。)長期授…

  • 「宗教は大麻より危険!」 by アリミ裁判・デモ参加者

    (また後手後手ですが、以下の内容は、ちょうど次男を出産して間もなくして起きた事件の司法の判断に関する話で、私自身知らないことが沢山あり、忘備録のつもりで書きました。) 4年前の2017年4月4日早朝4時、パリ11区でサラ・アリミSarah Halimiという65歳のユダヤ人女性(元医師)が、コビリ・トラオレKobili Traoréという27歳のマリ出身ムスリム男性に殺害されるという事件が起きました。トラオレ Traoréは、同じ階の住人のアパートのベランダを伝って隣人のアリミHalimi宅に侵入。就寝中だったアリミHalimiを「Sheitan(アラビア語で「悪魔」の意)」と罵りながら殴る蹴…

  • 「福島の死者はゼロ、チェルノブイリの死者もゼロ」 by フランスの元政治家

    昨日4月26日は、チェルノブイリ原発事故から35年の節目の日でした。福島原発事故とちょうど25年の差があるので、二つの事故は今後もずっと同じ年に節目を迎えます。そんな年に、注目されたかったのか、ただ単に愚かなだけなのか、Arnaud Montebourgというフランスの元政治家が、原発ロビーすらも黙ってしまいそうな暴言を吐きました。 4月12日、Reporterreというサイトが開催した原発に関する討論の場で、Montebourgは、 "Il faut relativiser la question du risque. Fukushima, zéro mort. Il y a un déba…

  • イギリスで、あわや第2のサミュエル・パティ!? ~なぜ教師たちは風刺画を見せるのか~

    3月下旬、今度は、イギリス北部のBatley Grammar Schoolという学校で、シャルリー・エブドの風刺画を生徒たちに見せた教師が校長に見離され、警察庇護の元、潜伏生活を余儀なくされるという事件が起きました。フランスではあまり積極的に報道されていなかったのですが、シャルリー・エブドが4月7日号にルポルタージュを掲載したので、(今頃になってしまいましたが)詳しい経緯を紹介したいと思います。 事の発端は、宗教専門の教師が、「表現の自由、そして宗教冒涜」をテーマにした授業中にシャルリー・エブドのムハンマドの風刺画を、生徒たちに見せたこと。その目的は、風刺画を教材に、生徒たちが意見を出し合い議…

  • 福島の海に放出される汚染水に含まれるトリチウムの全量は、フランス北西部の再処理工場で放出している約1~2か月分

    日本政府と東電が、福島第一原発で2022年に保管しきれなくなる「汚染水」(←日本のメディアは怖気づいて「処理水」と言っている)を海洋放出する方針を決めたことについて、フランスでも、各種メディアが一斉に報道しました。同じ原発大国、いや、原子炉を56基も抱える、超原発大国で、一体どんな報道がされたかというと・・・BFMTVという、大袈裟な報道で良くも悪くも有名なニュースチャンネルは、福島の汚染水を巡る一連の情報を伝えた後、なんと、「実はさぁ、フランスでもやってるんだよね。」と、自国の“悪行”をばらすという暴挙に出ました。https://rmc.bfmtv.com/emission/pourquoi…

  • フランスの果樹園やブドウ農家が今年は大凶作

    今年2月下旬のわが町の気温 ↓ (月が記されていませんが、28日までなので2月です。) 温暖化で、暖冬に驚かなくなって久しいとはいえ、今年の2月に20度近くまで気温が上がったときは、不気味さを感じました(あんまり気味が悪いので“魚拓”に)。そんな小春日和が続いたことで起きてしまったのは、果樹園などのサクランボやアンズを始めとする木々の受粉。結果、何が起こったかというと、通常よりも一か月早く芽が出てしまい、霜が降りる4月を越せない農家が続出した・・・と連日ニュースで報道されています。(先週の初めに、うちの庭に積もった雪&すでに芽が出ていたカシスの木 ↓) フランス語に「4月に薄着は禁物」という諺…

  • フランス全国のリモート授業がサイバー攻撃を受ける

    復活祭明けの火曜日、フランスの幼稚園・小・中学校の教師が全国一斉にリモート授業を再開しました。 高校は一週間おきにリモート授業をする措置が取られていましたが、幼稚園・小・中学校では約一年ぶりのことです。ただし、うちの次男は年少さんで、「ちょっと早すぎる」ということで対象外。次男は、今年からリトミック教室にも通っていて、ロックダウンの度にリモート授業が試みられましたが、“自宅で親と一緒”というくつろぎモードが祟って、どの画面の向こうもてんやわんや。先生の声がほとんど聞こえず、誰も聞こうとせず、話になりませんでした。 というわけで、リモート授業は幼稚園の年中組から大学まで。でも、朝から晩までひたす…

  • フランス人にならって、いつも以上に復活祭を祝ってみた

    先週の金曜日、ロックダウンに備えるため、家から10kmは軽く超えるオーガニックの畜産農家へ、肉類を買い出しに行ってきました。もうかれこれ何年も、1~2か月に一回のペースで通っているので、毎回買うべきものはだいたい決まっています。ところが、その日は復活祭を数日後に控えていたので、普段は目にすることがない仔羊の肉が売られていました。一瞬迷いましたが、久しぶりに買ってみることにしました。他の肉の一部は、以下の写真の通りですが・・・ ラム肉は、調理前の写真は撮るのを忘れてありません。一応、証拠にレシートの一部を・・・と思ったら、今度は、骨付き仔羊肉(ラムチョップ?)を示す「POITRINE D'AGN…

  • ロックダウンをものともしないフランス人たち

    10日ほど前、フランスでは、新型コロナに対する措置で18時以降は夜間外出禁止だったのが、19時に繰り下げられました。 ここ数か月、感染者数が毎日数万人規模で横ばいなのに、なぜ“緩和”されたかというと、数日前に夏時間になり日没がどんどん遅くなるのに午後6時に帰宅させるのは酷だとか、平日にも買い物をする時間があったほうが土日に人が集まりにくくなるなどの理由があるようです。では、なぜ夜間外出禁止かというと、それは政府も公表している通り、夕食に招き招かれることによる感染拡大を防ぐためです。フランス国内のバーやレストランは昨年の10月から閉まったままなので、それらの場所における感染リスクは既にありません…

  • まるで“使い捨て”な布マスクが配布された

    ここのところ、フランスの新型コロナの感染者数は、4万人越えの日々が続いていて、昨日やっと4万を切りました。一方、学校で等級1のマスクが義務化されてから1か月半以上が経ちましたが、その効果は全くと言っていいほど現れていません。要は、フランスで感染が収まらない理由は、マスクではないわけです。 ならば、手作り布マスクを解禁しても良さそうなものですが、旦那さんの中学校では、またしても教員全員に等級1の布マスクが6枚配布されました。10日ほど前のことです。最初の等級1のマスクが6枚配布されてから、まだ一か月ちょっと・・・マスクはどれも、一枚につき50回の洗濯が可能だったので、一日2枚使ったとしても、6枚…

  • 福島だけでなく、宮城、栃木も含めて、200万人は避難すべきだった(実際は推定20万人)byみんなのデータサイト

    日仏7人の専門家が報告する10年目のFUKUSHIMA(フランス生まれの原発ロビー) - 続・真(ま)フランスの日常 「皆さんは、避難したくてもできない人の声を聞いたことはありますか?」 - 続・真(ま)フランスの日常今回は、CRIIRADが3月6日に開催したウェビナーの5人目の参加者、大沼淳一氏の発表についてです。(黒川眞一氏が置いてきぼりのままですが、その理由は後日明記します。)前回の森松氏同様、日本語で話されているので、動画を貼るだけでも良かったのですが、その後の質疑応答でも重要な情報がいくつかあったので、また文字起こしをして、グラフや地図、そして捕捉情報を付け足しました。「放射能汚染の…

  • ヨーロッパを縦横断したサハラの砂にセシウム137が含まれていた件

    1か月半前に「サハラの砂がヨーロッパ縦断!?」という記事を書いたのですが、内容が浅はかだったので、今更ですが捕捉します。というのも、まず第一に、サハラ砂漠の砂といえども、いわゆる「黄砂」と同じで移動中に有害物質と結びついて大気を汚染するようです。そしてもう一つ、このことは日本ではほとんど触れられていない上に、フランスでも空が黄色に染まった日から数週間たって、各メディアが恐る恐る(?)記事にしているのですが、2月6日にわが町にも降り注いだ砂の中から、なんとセシウム137が検出されました。https://france3-regions.francetvinfo.fr/bourgogne-franc…

  • 「皆さんは、避難したくてもできない人の声を聞いたことはありますか?」

    遅々として進まないCRIIRADのウェビナー報告記事ですが、先週、CRIIRADが、原発事故自主避難者である森松明希子さんの発表部分(日本語)を別枠で投稿してくれたので、順番が前後しますが、先に記事にします。 私が森松さんの存在を知ったのは、グリーンピースの署名呼びかけメールでした。約一年前のことです。https://act.greenpeace.org/page/55832/petition/1?utm_source=Pub%20e-mail%20&term=Fukushima9th_0220_All&en_txn8=PE-Email&utm_medium=email&ea.url.id=4…

  • メ―ガン妃とエリザベス女王が描かれた風刺画

    メ―ガン妃がエリザベス女王に踏みつけられているように描かれた、シャルリー・エブドの風刺画が、一週間前からイギリスで物議を醸しているようです。 片やフランスでは、「イギリスで物議を醸している」と報道されるに留まっており、風刺画そのものを批判する記事は、私が見る限り見受けられません。フランスでは王室が廃れて久しく、王室を去ったり去られたりする人たちに感情移入するフランス人はほぼ皆無です。そうでなくても、この風刺画は、メ―ガン妃とヘンリー王子が、アメリカでテレビ出演した際に語ったことを受けて、「王室で人種差別があったんだって~」と風刺しただけで、決してエリザベス女王が差別主義者だと断定しているわけで…

  • 日仏7人の専門家が報告する10年目のFUKUSHIMA(フランス生まれの原発ロビー)

    —日仏7人の専門家が報告する10年目のFUKUSHIMA (1Fの現状&甲状腺がん発症数等の経過報告)のつづき— youtu.be 3人目のパネリストは、コリン・小林氏。2015年に拙記事で紹介したラジオ番組にも登場した、フランスにおける原発に関する情報提供の場ではお馴染みのフリージャーナリストです。小林氏のテーマは、「原発ロビー」について。実態は知る人ぞ知る「原発ロビー」もしくは「原子力ムラ(村)」という言葉は、言い換えれば、「原発を推進できるなら、何でもする人たち」です。 事故が起きようが、負傷者がでようが、死者がでようが、環境が破壊されようが、とにかく、原発のためなら何でもやる。事故を過…

  • 【あれから10年】本当に福島でオリンピックを開催していいのか?

    東日本大震災が発生して10年が経ちました。(昨日のうちに更新できませんでした。あしからず)10年前、私はオーストリアにいて、長男はまだ8か月、慣れない子育てに右往左往する日々を送る中、ネットで震災の発生を知りました。オーストリアでも津波の映像はテレビで何度も流れ、海外にいて何もできない自分の無力さに虚しさを覚えました。震災の被災者の多くは、津波が原因で亡くなったり行方不明になったり、負傷したり、住む家や家族を失った人、そしてその後のストレスで病気になる或いは死に至る人たちであり、その事実を風化させてはいけないのは百も承知です。でも、同じ原発大国にいて、日本よりも少なからずまともな情報が手に入る…

  • 日仏7人の専門家が報告する10年目のFUKUSHIMA (1Fの現状&甲状腺がん発症数等の経過報告)

    2021年3月6日、フランスの放射線独立調査団体CRIIRADが、日仏の7人の専門家や当事者代表を集めて、10年目のFUKUSHIMAの現状を報告しました。(第一部 ↓) www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=hcjDLHYN_zM&list=PL3IbOGKW-BxbUElfCoC3law3YY68bWxpJ&index=5 (第二部 ↓) www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=BbxNnPweMds&t=2593s 原発ロビーが牛耳る日本とフランスにおいて、特に日本では「風評…

  • フランスで無意味な評価を受ける野菜や果物

    今週のAMAPの野菜 ↓ + Mâchesという野菜(だいぶ食べてしまってから写真を撮ったので、これはすでに元あった量の5分の1。) ↓ 季節が季節なので、根菜類がたくさん。そしてどれも、不揃いです。ニンジンは大根に匹敵するほど太かったり短かったり、Panais(バースニップ)は超小ぶりなものから特大&“ツイスト”しちゃってるものまで様々。今回は得に不揃いさが突出していますが、こういう野菜をみる度に思うことがあります。それは、野菜や果物に等級がつけられていること。フランスでは、生鮮野菜と果物のすべてが「EXTRA・Ⅰ・Ⅱ」の3段階に分けられ、それを売り場で表示することが義務づけられています。私…

  • フランスの大学に「イスラモ左翼」思想が潜んでいる?

    2月中旬、フランスの高等教育・研究相、フレデリック・ヴィダルの発言が物議を醸しました。 (先週の日曜日2月21日、レキップ紙と共に入手した週刊紙「Le Journal du Dimanche」。高等教育相のインタビューを始め、1~6面まで特集が組まれた。)問題の発言は「“l'islamo-gauchisme(イスラモ左翼)”がフランスの大学に存在するかどうか調査する」というもの。これを受けて、左派系議員からブーイングを受けたのはもちろん、大学教授600人が大臣の辞任を求める署名を提出するなど、大きな反発を呼びました。マクロン政権になってから教育相や内相も時々発するこの「イスラモ左翼」という言葉…

  • 「等級1」布マスクの感想&使い捨てマスクがもたらす環境破壊について

    フランスの学校で「等級1」のマスクが義務化されてから一週間が経ちました。初日の長男&旦那さんの感想は・・・長男 「大丈夫だった。」旦那さん 「耳が痛くてきつかった。」長男 「あっそうそう!耳は僕も痛かった!」(・・・って、ほんと、どっちなのあんた!?)ということで、二人とも呼吸は問題なくできたものの、耳にきた(?)ようです。旦那さんは、「マスクが口にくっついて煩わしい」とも。どうやら、このマスク、旦那さんには小さいらしい・・・ならばと、新しくゴム紐を付け直してみました ↓ (元のマスク(上) ゴム紐を付け替えたマスク(下))元のゴム紐より3~4センチくらい長くすると、翌日は「完璧だった」とご満…

  • “日本社会の実態暴露合戦”に、シャルリー・エブドも参戦!

    森喜朗が辞任してからというもの、フランスのメディア上では、日本の実態を暴露する記事が散見されるようになりました。数件前の拙記事で紹介したフランスの公共放送の記事やレキップ紙に続いて、右派系のフィガロ紙が発行する週刊誌マダム・フィガロが、「自民党が、発言しないことを条件に女性の会議出席を容認する」という全然懲りてない(!)恥さらしなニュースを取り上げ ↓https://madame.lefigaro.fr/societe/japon-tolle-organisation-jo-tokyo-des-femmes-acceptees-reunions-pld-mais-doivent-rester-…

  • “大坂なおみの母親は日本人の狭量っぷりに至極悩まされた” byレキップ紙

    大坂なおみ選手、4度目の4大大会優勝!・・・というわけで、昨日の朝、レキップ紙を2軒目で手に入れました。一軒目になかったので、もしかしたら、こんな田舎町にも大坂選手のファンがいて、売り切れちゃったのかも!?と思ったのもつかの間、2軒目にはまだ4部くらい残っていて、表紙はこう ↓ でした。 昨晩開催された因縁の試合、パリ対モナコの主要選手たちが陣取っています。大坂選手は左上に小さく・・・でも、フランス人ではないし、全仏でもないし、表紙に載っただけでも誇らしいこと。(あっでも男子だったらサッカー選手を差し置いて全面掲載されていた可能性は否めません。)肝心な関連記事は、24&25面。 大中小の記事が…

  • 未だにこの時期になると聞かれること

    数日前、うちの町の某公共機関に出向く用事があり、受付のおばちゃんと話をしていて、こんなことを聞かれました。「そういえば、新年のお祝い中でしょ?」ここでいう新年とは、日本語の「春節(旧正月)」のこと。今年は2月12日がそれにあたり、フランス人の多くはほぼすべてのアジア人がこの日をお祝いすると思っています。ちなみに、そのおばちゃんは私が日本人だと知って、日仏混血の甥の話を始めて大盛り上がりした後で、冒頭の質問をしてきました。私はフランスの田舎町に住んでいるので、この類の話は「田舎の逸話」なのか、「フランスの一般論」なのかを見極めるのが難しいのですが、今回は後者だという自信があります!というのも、全…

  • 今この時期に教職員に配布された布マスク

    冬休みに入る二日前、長男の学校からメールが届きました。内容は、「これからは、使い捨てマスク及び“等級1”の布マスク以外は禁止です。」というものでした。我が家は、教員の夫も、小学5年生の長男も私が作った布マスクを使い続けていて、使い捨てマスクは買ったことがありません。二人とも何度かマスクをするのを忘れて登校し、使い捨てマスクを譲ってもらって使ったことがありますが、どちらも「布のほうがいい!」と言って、この1年間、一度も使い捨てを買わずに来たのです。布マスクは付け心地はもちろん、環境にもやさしいとなれば、我が家では誰も使い捨てに移行する気にはなれず、通達を遵守すべく残された選択肢は“等級1”の布マ…

  • 【森喜朗発言】日本社会が時代錯誤な性質から抜け出せない実態が再び明るみに出た byフランスの公共放送

    やっと辞意を表明した森喜朗ですが、フランスを始めとする欧米の先進国なら、それが誰であろうと“即死”でした。 つまり、一週間以上堂々と“生き続けた”ということは、やはり日本にそれなりの土壌があるからだと思います。 下のリンク先の記事(フランス公共放送)では、そんな日本社会の問題を如実に解説しています。https://sport.francetvinfo.fr/les-jeux-olympiques/propos-sexistes-du-patron-des-jo-de-tokyo-le-japon-en-queue-de-peloton-deまず、記事の冒頭から、①森喜朗の問題発言「女性がたくさ…

  • 「Samuel Paty中学校」と「Samuel Paty通り」

    フランスの学校の名前は、幼稚園から高校まで、たいていの場合が人名です。「Victor Hugo中学校」という、誰でも知ってる歴史上の人物から、Wiki検索でもしないと聞いたことがない知る人ぞ知る人物まで、知名度は様々。そんな学校の名前を、「Samuel Paty(※)」にしよう!と意気込んだ町長さんが現れました。念のため → ※Samuel Paty事件 2020年10月16日、パリ郊外の中学校の近くで、Samuel Patyという地理歴史教師が、見ず知らずのイスラム過激主義者に斬首されるという、前代未聞の事件が起きた。事の発端は、Samuel Patyが、表現の自由をテーマにした授業の一環で…

  • サハラの砂がヨーロッパ縦断!?

    6日土曜日の朝、8時に次男に起こされ、雨戸をあけてみると、なんだか空模様がいつもと違いました。うちの県は、ブルターニュ地方に引けを取らないほど、年がら年中天気がぐずついているので、“快晴”ではないことが当たり前ですが、それにしても、違う・・・何が違うって、空の色がとにかく怪しいのです。SF映画に出てきそうな、良く言えば幻想的な、悪く言えば“地球の終わり”を彷彿とさせるような色。でも、土曜日の朝は、とにかく済ませておくべきことがありすぎて、その空模様は写真にはおさめませんでした。(←ブロガー失格)数時間が過ぎ、午後4時ごろ、外から帰ってきた長男が言いました。「パパの自転車がサハラの砂まみれだ!」…

  • リヨンの教育委員会、エルドアン大統領の支持者に罵られた教師を見離す

    中学校教諭だったSamuel Patyが斬首されてからというもの、フランス市民はイスラム過激主義に対して今まで以上に一丸となっているのかと思いきや・・・リヨン5区にある中学校で、たった一人の保護者にイスラモフォビアの烙印を押された教師が、自主退職を申し出るという、残念な結末を迎えた事件が起こりました。この事件は一月上旬に同僚が報道機関に明らかにしたもので、1月13日付のシャルリー・エブドにルポルタージュが掲載されました。 (油のシミは見なかったことに・・・) このルポルタージュによると、経緯は次の通りです。 ↓事の発端は、2020年11月9日、まだSamuel Paty殺害のショックが冷めやら…

  • しもやけに、ご注意

    ・・・というわけで、心機一転、間髪入れずに久しぶりに日常の出来事を綴ります! 数週間前のお昼前、次男を幼稚園に迎えに行くと、いつもすれ違いざまに会話を交わすママの一人が言いました。 「うちの長女(13歳)に、足の指先が真っ赤になって腫れる症状(しもやけ)が出たの。どうやら新型コロナの症状の一つらしいから、持病の心臓の病気のこともあるし、検査させたのよ。」我が家では、今のところ誰も陽性になったことはありませんが、長男に原因不明の蕁麻疹が出たときにネットで新型コロナの症状の一つだと知り、その時に「しもやけ」になることもある、と読んだことがあります。なので、このママの話を聞いて、「もしかしたら」と心…

  • 番組の途中ですが、はじめまして

    過去記事が164件もあるので、書いてる本人も変な気分ですが、この記事がHatenaブログで投稿する第一弾です。 そして引っ越しのお知らせをする記事もすでに前のブログで書いたのですが、その記事は消えているので、もう一度ここで簡単に経緯を振り返ります。 まず、neo naturalという会社が運営していたブログサーバー「なちゅらぶ」が閉鎖されることになり、ブログの引っ越しを余儀なくされました。 2017年以降、次男の出産を境に滞っていたブログを2020年末に再開した矢先のことでした。 ココログの最後から二つ目の記事にも書いているのですが、「なちゅらぶ」は知る人ぞ知るサーバーだったとはいえ、とにかく…

  • シャルリー・エブドがムハンマドを掲載し続ける本当の理由

    ブログの更新が滞ってほぼ4年。 今年の9月に次男が幼稚園に入園してから、ずっと再開を模索してきたのですが、書いてはやめ、書いてはやめを繰り返しているうちに11月23日になってしまいました。 ・・・ってわざわざ今日の日付を書いたのにはワケがあります。 日本では99,99%の確率でスルーされそうな話題ですが、なんと今日は・・・ シャルリー・エブド刊行50周年記念日なのです! おめでとう、CHARLIE!!! ブログをフェイドアウトしかかっている間に、なぜか読者が数人から29人に増えたのですが、その29人の方々がこのことを知ったとして、いったい何人が私と同じように心から祝福するだろうか? ・・・とい…

  • 息子の願い事 2017

    日本における初詣での「祈願」に相当するフランス語は、恐らく「Les voeux」。 例えば、フランスの大統領の「Voeux」は、12月31日に全国一斉にテレビ放送され、ゆく年の反省と来る年の祈願が語られることになっています。 各家庭でVoeuxを語り合うほどの風習はありませんが・・・ 1月3日に新年初登校した息子は、さっそく学校で人生初の「祈願Les voeux」を書いてきました。 まだ小学校1年生なので、「祈願」というよりは「願い事」というほうがしっくりくるかもしれません。 息子の願い事は二つ。 学校で支給されたノートの最新ページに、Je souhaite〜(私は〜を願う)で始まる文章が二つ…

  • 今もシャルリー・エブドが差別主義者の集まりだと思っている人たちへ

    2015年1月7日にシャルリー・エブドの会議室でテロが起きてから早二年。 『シャルリー・エブド』という固有名詞は、テロ当時の知名度を保ったまま。 その一方で、シャルリー・エブドや風刺に対する理解は全くといっていいほど進んでいません。 特に日本では、風刺の文化が存在しないために、知識人を含めた大多数の人々が「あんな絵を描く方が悪い」とか、「殺されても仕方がない」などと言って納得しあっているのが現状です。 その日本では、エマニュエル・トッドEmmanuel Todというフランス人社会学者の著書「Qui est Charlie ?(『シャルリとは誰か』←日本語タイトル)」が翻訳され、「シャルリーが悪…

  • 止まらない鼻血、そして“しゃっくり”

    読者の皆様、明けましておめでとうございます。 私にとっては名ばかりの“クリスマス休暇”が始まった・・・と思ったら体調がいつになく優れず、それでもそれなりの年末年始を過ごすことを優先していたら、またまた更新が滞ってしまいました。 年末年始は旦那さんの実家に行くことも義母がこちらに来ることもなく、文字通り、家族3人水入らずの休暇でした。 というわけで、クリスマスのチキンはオーガニックなのにたったの15ユーロのミニサイズ ↓ そして、ケーキを作る気力と体力がなかったので、息子と遊びながら作れるジンジャークッキーを焼くに留まりました ↓ それはそうと・・・ 今回の妊娠は、つわりの後は体調万全だった前回…

  • “単独”とは言い切れない、ニースとベルリンのテロ

    12月19日、ベルリンのクリスマス市を狙ったテロが起きました。 「次は学校」と言われていた中、先週の金曜日に息子と旦那さんが無事帰宅してほっと一息ついた矢先のことでした。 テロの手口がトラックで“単独犯”・・・と聞いてニースのテロを連想しない人はいないでしょう。 一方で、実行犯が一人であるが故に、今後の報道で犯人像ばかりに焦点が当てられ、今回もまたテロの原因が有耶無耶にされたまま時間ばかりが過ぎていくことが懸念されます。 実際のところ、当初は「精神異常者だった」とか「暴力的だった」などと、特異な性格が残虐行為に繋がったと言われていたニースの実行犯Mohamed Lahouaiej Bouhle…

  • フランスで流通する“わさび”に入っているもの

    数日前、たまった新聞を整理していたら、11月2日付のカナール・アンシェネの次のような見出しが目に留まりました。 「Wasabi: bas la pâte?!」 これは「bas les pattes(私に触るな)」という表現をもじった言葉遊びで、「la pâte」は「生地」や「練り物・ペースト」などを意味します。フランス語の言葉遊びを訳すのは難しいのですが無理やり日本語にすると、「私(わさび)に触れないで!」とか「わさびに触るな!」という感じになると思います。 「わさび」を問題提起した話!? とさっそく読んでみると・・・ そこには、フランスに流通する「わさび」のなんとも恐ろしい実態が暴かれていま…

  • 妹じゃなくて残念がった息子

    現在、妊娠7か月。 つわりのピークの頃に比べれば体調は良くなったものの、かったるい日々が続いている・・・という話はまた今度することにして・・・ 4か月になっても5か月になっても「う〜ん、まだわからないですね」と産婦人科医に言われていた胎児の性別が、1か月ほど前にほぼ確定しました。 我が家の二人目は・・・ またまた男の子! ・・・だそうです。 胎児の性別は男の子なら早い時期なら4か月頃にわかると言われている(エコーに“お〇ん〇ん”が写ったら確定)ので、産婦人科医に「まだわからない」を数回繰り返された私は、「ということは女の子?」と勝手に山をはっていたら見事に外れてしまいました。 確定するまで時間…

  • 今年のオーガニックツリーは“ミニ”サイズ

    今年も去年に引き続き、オーガニックのもみの木を注文しました。 11月末、一年ぶりにホームページを見てみると・・・ https://www.francesapinbio.fr/sapins-de-noel/ https://www.francesapinbio.fr/sapins-de-noel/ 選択肢が増えてる! 去年はワンサイズしかなく品種も2種類しかなかったのが、今年は3つの高さから選べて品種(というか商品の種類)が5種類以上になっていました。 (6つ目の商品は「モミの木ティー」、最後の写真は「シロップ漬け用・モミの木の枝」・・・なんていう、オーガニックだからこそ自信をもって提供できる商…

  • カストロを擁護するフランスの環境大臣

    11月25日に死去したキューバのフィデル・カストロの埋葬式典に出席したフランスの環境大臣・セゴレーヌ・ロワイヤルがこんな発言をしました。 http://www.lci.fr/politique/cuba-segolene-royal-denonce-la-desinformation-concernant-le-regime-de-castro-et-cree-la-polemique-2015710.html (まずはカストロの“功績”について) 「カストロのお陰で、キューバ人は領土と生活、そして運命を取り戻しました。彼らはフランス革命に倣(なら)いつつも、フランス革命ほどの暴力に訴えずにそ…

  • アドベントカレンダー完成

    3年前に関連記事を書いて以来、ずっと作ろうと思っていたものをやっと完成させました。 http://mafrance.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-7ad2.html ☆自家製アドベントカレンダー☆ 「できる限り家にあるもので」ということを常に念頭に置いて作ったので、材料は・・・ 食料品が入っていた箱(幅は色々で奥行は大体同じ) 数年前に買ったのにいつまで経ってもなくならない包装紙 文房具 そして・・・ 毛糸(日付け用) この中で買ったのは毛糸だけ。しかも少量しか使っていないので、費用はほぼゼロ。 色合いや完成度などに個人的な不満はありますが、ほとんど出…

  • 支持率4%(!?)だった、オランド大統領の最初で最後の英断

    昨日、公共放送の夜のニュースで、オーランド大統領が次の大統領選に立候補しないことを表明しました。 不況から脱せず、失業率も改善できないまま5年が経ち、ここ数か月は支持率が落ちる一方。 気が付いたら、「大統領に対する満足度」が4%にまで落ちて、『Monsieur 4%(4%さん)』というあだ名まで付いていました。 10月27日付のAujourd'hui en France(Le Parisien)には、フランスの歴代大統領の次期大統領選半年前の支持率が掲載され、オーランド大統領は13%で見事に最下位。 「エベレストの北稜ルートに見るオランド」 (リード文 → 大臣たちに見放され、支持率は下がる一…

  • 白い人参&しましまビーツ

    先日、AMAPの野菜のなかに、こんなものが入っていました ↓ 最初は、「バースニップ」(フランス語ではPanaisパネ)かと思ったのですが、どうも香りが違う。 では「根パセリ」!?・・・にしては、色が白すぎる。 じゃぁこれは何? と、AMAPから送られてくるリストを待って、確認してみると・・・ なんと、「白いニンジン」でした! 生まれて初めて見る白い人参。 これまでは、定番のオレンジがほとんどで、ときどき黄色が手に入ることはあっても白は初めて。(オーガニック専門店で目に入ったことがあるかもしれませんが、バースニップや根パセリだと思い込んでいました 汗) さて、これをどう調理しようか、と考えた結…

  • またしても400万人越え!またしてもフィヨン圧勝!

    第一回投票に続いて、中道・右派の大統領選予備選挙の決選投票に行ってきました! と言っても、もちろん投票するのは旦那さんだけですが、投票部屋に旦那さんより先に足を踏み入れたら・・・ 「(投票するための)身分証明書を見せてください」と言われました(苦笑) 旦那さんの投票に付き添う度に、二重国籍があったらなぁ、と思わずにはいられません。 さて、肝心な投票ですが、前回の教訓を生かして午後4時ごろに出かけると、全く待たされることなく投票できました。 お昼のニュースでは、「投票率は前回の15%増」なんてことを言っていたので、午後も混んでいることを覚悟していただけにちょっと拍子抜け。 ただ、旦那さんが投票し…

  • ドイツ語版シャルリー・エブド創刊!!

    寝耳に水とはまさにこのことを言うのでしょう。 なんと、来月一日、ドイツ語版シャルリー・エブドが創刊されることが発覚しました! (シュピーゲル ↓ ) http://www.spiegel.de/kultur/gesellschaft/satirezeitschrift-charlie-hebdo-startet-deutsche-ausgabe-a-1122745.html (ツァイト ↓ ) http://www.zeit.de/kultur/2016-11/satirezeitung-charlie-hebdo-deutsche-ausgabe-start (リベラシオン ↓ ) http…

  • シャルリー・エブドが描くトランプ&イスラムを風刺するアルジェリア人風刺画家

    この記事で予告めいたことを言ったのに今頃になってしまいましたが・・・ トランプ勝利が決まった後のシャルリーの表紙(1269号)は、コレでした ↓ CHARLIE HEBDO 14 Novembre 2016 N°1269 題して、「この人に原爆ボタンを委ねてしまって、よかったのでしょうか?」 この風刺画の説明はいらないでしょう。 とはいえ、一応私個人の感想を述べると、「トランプの人物像を一枚の絵に表したり、選挙結果に対する戸惑いを一文に込めたりする才能もさることながら、ここで敢えて“原子力”に触れるあざとさが、お見事!」・・・と言うくらいでは物足りないくらいの出来栄えだと思います。 原爆を持ち…

  • ベストセラーな有料選挙

    日曜日、来年5月に控えている大統領選挙の中道・右派予備選挙の第一回投票がありました。 候補者は7名、うち共和党(元UMP)現職議員が6名(残りの一人はキリスト教民主党の党首)。 投票権のあるフランス人なら誰でも投票できる公開選挙ですが、一票につき2ユーロを支払う有料選挙でもあります。 我が家が子育てで忙しかった2012年の大統領選の前にも同じ形式の社会党予備選挙がありましたが、興味を持つ余裕さえないうちに、いつのまにか終わっていました。そして、数週間前の11月8日にはエコロジストの予備選挙があったそうですが、我が家は「エコロジーだけで政治はできない」という信条があるので、こちらも候補者の名前す…

  • フランスが検査しているのに日本はしなくてもいいという惰性

    少し前に、原子炉の蒸気発生器に不具合が見つかって、フランスの複数の原発が検査対象になっている、という記事を書きました。 問題が指摘されたのは日本製の部品なので、当然のことながら日本の原子炉でも使われています。 ところが、相も変わらず、「うちは大丈夫」などと豪語して、検査をする素振りはまったくみせないのだそうです。 ここまでくると、国民をおちょくっているどころか、日本を破滅させるために事故が起きるのを今か今かと待っているんじゃないかと思ってしまいます。 福島の二の舞にしないためにも、国民は原子力村の面々が思うほど馬鹿じゃないことを証明するためにも、署名しましょう ↓ (締め切りは11月23日だそ…

  • 農薬を体に取り込めば取り込むほど太る!(※科学的根拠あり)

    ・・・地方新聞に付属していた雑誌のページを繰っていたら、そんな趣旨の見出しが目に入りました。 (地方新聞 L'EST Républicain 付属雑誌「Version femina」 2016年11月14〜20日号 36ページ ※掲載内容はFrance2で放送中の「C'est au programme」で紹介されたようです。) 正確には、Les pesticides nous font aussi prendre des kilos?! (農薬は私たちを太らせさえする!※直訳)とあって、「農薬が人体に悪影響を及ぼすことはすでに知られているけど、肥満のモトにもなるんだって!」というようなことを言…

  • 【トランプ勝利】フランス各紙の驚きと絶望

    トランプ勝利の翌日、近所のキオスクで、手に入るだけのフランス紙を買ってみました。 (・・・って今頃の報告ですが) まずはフィガロ紙 ↓ ハリケーンを意味する「L'ouragan」という見出しで、トランプ勝利の勢いと恐怖を表現。 フィガロ紙は右派新聞らしく、「すべてのエリートに対抗する勝利」という見出しの記事を始め、エリート層の先行きを懸念する記事を複数掲載していました。 9面には、そのエリートたちが集うシリコンバレーの反応を紹介。選挙前に上層部150人がトランプを批判する共同声明を出したり、これまで共和党を支持してきた面々が今回ばかりは皆ヒラリーに投票するなどの対抗措置をとってきたものの、“惨…

  • 4種類のかぼちゃと不思議な写真

    ハロウィンの直前にAMAPで野菜を受け取ったら・・・ いつになく豪華でした☆ この配布の前まで、夏野菜が続いていて、アレルギーやらつわりやらで私が食べられないものばかりだったのですが、今回は全部食べられる!というか、食べたい、と思えるものがほとんどで嬉しいです。 特に、左上で写真からはみ出ている、セロリ! 香りが強烈ですが、妊娠中に必要な栄養素が沢山含まれているからなのか、食欲をそそります。 セロリは普段はそのまま炒めて塩・こしょうだけで食べたり、パスタの具にしたりしていましたが、今回は『セロリのオムレツ』とやらを作ってみました。 参考にしたのは、このページ。 http://www.kyoun…

  • なるべくしてなった、トランプ・アメリカ大統領 ※修正済み(青文字部分)

    やっぱり、というか・・・ とうとう、というか・・・ ついに、というか・・・ “奴”に決まってしまいました。 ドナルド・トランプ アメリカ大統領 少し前に、シャルリー・エブドが掲載する風刺画が人々を不快にさせるのはなぜなのかを丁寧に解説した、イタリア人映画監督・Francesco Mazzaの記事を紹介しましたが、日刊べリタのインタビューでMazzaはこのように言っていました。 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201610220207266 <20世紀を振り返ると、最初の75年は人々は自由のために激しく戦いました。まずは独裁者たちとの戦いです。次に…

  • フランスで命を狙われるタイ人たち

    10月13日、タイの国王が死去したことが世界中でトップニュースになりました。 タイという国は、日本でもフランスでも贔屓にしている人が多いので、今回のニュースは他人事とは思えなかった人が少なくなかったのではないでしょうか。 特に、日本の場合、象徴とはいえ天皇制が残っているので、私が見た限りでは、かなり大々的に報道され、今も関連記事が絶えないようです。 ただし、日本とフランスの報道では、その内容に大きな違いがありました。 まず、日本では追悼一辺倒の報道が続いているのに対して、フランスでは、追悼ムードから一転、国王死去の一週間後に、反王政主義者の現状を大手各紙が一斉に伝えました。 というと、「フラン…

  • 卒乳!!!

    つわりのせいで随分と間が空いたのに、ブログの更新を何が何でも再開しようと思ったのは、「報告しなければこのブログのケジメが付かない!」と思わせる出来事があったからでもあります。 そのあることとは・・・ (って、タイトルがもうバラしてしまっていますが 汗) 息子が生まれてから6年と0日、ついに、ついに・・・ 卒乳しました〜(拍手!) いや、別に拍手してくれる人はほとんどいないのはわかっているのですが、私にとっては“感無量”という言葉がぴったりの出来事であり、これまでもらった沢山のコメントや今も衰えることのない長期授乳に関する記事のアクセス数(一件だけで月1000アクセス!)を思うと、報告せずにはい…

  • フランスの“ランドセル”

    つわりのせいで息子の送り迎えを再開できないまま、息子が小学校に入学して、最初のバカンスが始まってしまいました。 フランスに入学式はなく、初日から突然普通の授業が始まるだけなので、“晴れ姿”を逃したとは思わないものの、一緒に登校できずにいるのは寂しいものがあります。 バカンスが明けたら、週に数回のペースで送り迎えができるように、体力を少しずつ回復したいところです。 さて、息子の小学校はそれまで通っていた幼稚園の近くにあって、通学路はほぼ同じ。制服もないし、クラスメートもほぼ同じ顔触れで、傍から見て大きな変化と言えば・・・ かばんが小学校用に変わったことくらい。 バカンス前に“入学準備リスト”が配…

  • 色んな味を知っていると地獄を見ることがある

    つわりが酷かった間、体調のほかにもう一つ辛かったことがあります。 それは、「食べ物に対する執着」。 このサイト ↓ では、妊娠中に食の好みが変わることを「食嗜変化」(「食嗜好変化」の略?)と言っていて、それもつわりの症状に含まれると書かれていますが・・・ http://www.jsog.or.jp/PDF/50/5006-143.pdf これもつわり同様、症状は妊婦によりけり。 私自身、息子を妊娠していた時はトマトソースパスタとリンゴジュースしか口にできない日が1週間くらい続きました。 ネットで他の妊婦さんの「食嗜変化」を見てみても、例えば2週間近く「ぶどう」しか食べられなかったとか、「マクド…

  • フランスの原発に相次いで停止要請! 今年の冬は電力が不足するかも!?

    10月19日、フランスの経済新聞Les Echosが「フランス全国の原発に対する停止指示が相次いでいる」、という趣旨の記事を一面トップで報道しました。 この記事と17面の関連記事によると、フランスではすでに全国58基中、21基が検査の前倒しなどを理由に停止していて、原子力安全局(ASN:フランスの原子力規制機関)が新たに要請した5基を合わせると停止中の原子炉数は過去最高になるのだそうです。 私自身、原発のニュースはチェックしていたはずなのですが、フランスの原子炉の3分の1がすでに止まっていたとは知りませんでした。 事故が起きる前に止めて検査をするのはもちろん良いことですが、この数はちょっと異常…

  • シャルリー・エブドはなぜイタリア人被災者をパスタに例えたのか

    私がつわりで苦しんでいる間に、フランスでは様々なことが起こりました。 7月と8月は、革命記念日にニースで多数の死者を出したテロ、カトリック教会で神父が殺害されたテロ、ブルキニ騒動など、「イスラーム」関連の事件がニュース番組をほぼ独占していたわけですが、ブログを更新できなくて一番歯がゆい思いをしたのが、それらとはほぼ無関係の、久しぶりに起きたシャルリー・エブドの風刺画騒動でした。 騒動のきっかけは、8月末イタリアはローマの北東で起きた地震の被災者をパスタに例えた風刺画。 フランスではそれほど取り上げられなかったものの、日本は同じ地震大国だからなのか、原発事故の風刺画をまだ誤解していてイタリア人被…

  • 悪夢のような3か月半

    ブログを始めてからこんなに更新が滞ったのは初めてなので、もう誰も更新を期待している人はいないかもしれませんが・・・ この3か月半、何をしていたかというと・・・ なんと、二人目を妊娠して、酷いつわりに苦しんでいました。 二人目を授かること自体は望んだことなのですが、つわりの酷さは想定外でした。 つわりというと、「吐き気を催して妊娠発覚!」みたいなイメージが定着しているかと思いますが、私の場合、妊娠して間もない4週目(=フランスでは2週目)ごろから軽い胸やけが始まり、下痢が続き、起床とともに鼻血が出て、髪の毛がどっさり抜けるという、何か深刻な病気にでもかかったのではないかと心配になってしまうほどの…

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