釣り 煽り ばっかり うんざり
釣り 煽り ばっかり うんざり
読んで 書いて 聴いて 歩いて 飲んで 寝る
そんなことをここに書いてどうすんの? という、スランプ。
いつでも読める ゆっくり読める 自分の蔵書だから
あたしは、月のように死んで、生まれ変わるーこの七歳の娘が、いまは亡き我が子?いまは亡き妻?いまは亡き恋人?そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆ
なんとなく「知的」な本を読みたくなってネット書店で新書をチェックしてみたら、全く興味のない分野(テーマ)の本がたくさん出てきた。ほとんどがそうだと言っても過言ではない。 でもそれはあくまで僕の興味の問題であって、またはその世界の存在を知らな
家庭の不和、いじめ、出版差し止め裁判…… 壮絶な半生が教えてくれる、人生において「必要のないこと」とは? 作家生活30周年、芥川賞受賞20周年ーー “南相馬在住作家"柳美里が48年間の「後悔」を語る、初の人生論。 「もちろん、わた
コピー用紙に猛毒を吐き シュレッダーで切り刻む ふと気づけば ブログの更新が2週間も滞っていた
鉛筆を削る ナイフで削る いびつな仕上がりが魅力だけれど「わざと」はだめ がんばった結果じゃないとだめ
4月始まりの手帳 買う予定もないのに あれこれ比べてうなっている
もしも ボールペンを一本しか持てないとしたら 迷わず パワータンク(スタンダード)の0.7ミリ・黒を選ぶ 発売時(2001年)から ずっと使い続けているお気に入り
小説もエッセイも読みたい ジャズもクラシックも聴きたい 本も音楽もきりがない 時間が足りない 贅沢な悩み うれしい悲鳴
たまに使いたくなる三菱の事務用鉛筆 9800(HB/B)。ユニとはまた違った「まったり感」が好きです。 芯の減りは早く、みるみるうちに線が太くなってくるけれど、そのタッチと筆跡は高級鉛筆よりも鉛筆らしい素朴さとあたたかみがあって、とてもリラ
指揮者の小澤征爾さんが、2月6日に亡くなったとのこと。享年88歳。 尊敬する音楽家であり、人でした。 大好きな音楽家であり、人でした。 僕はこれからもずっと、あなたの音楽を聴き続けます。 どうぞ安らかにおやすみください。
友だちって、遠くに行ってしまったあともあなたをひとりぼっちにしないひと。一から始まって一で終わるこの絵本は、一にひそむ∞をゆったりと呼吸している。中原中也賞詩人による物語絵本。 内容紹介(「BOOK」データベースより) ひとり暮らしののぞみ
今日はセーラー・プラチナ・パイロット各社のブルーブラックインクを比較しています。初めてのことではありませんが、3本の万年筆にそれぞれのインクが同時に入っているのは久しぶりなので新鮮で楽しいです。 そう、楽しいのです。 「比較」というと「順位
小川洋子初の絵本。子どものころ、はじめて考えた物語。ボタンちゃんとボタンホールちゃんはふたりでひとつ。いつもなかよしです。ところがある日、ボタンちゃんをとめていた糸が切れてしまって…。4~5歳から。 内容紹介(「BOOK」データベースより)
現実逃避して、バルトークの世界でプライベートライティングにいそしんでおります。 自分の居場所・逃げ場を持つことは大事ですね。
クラシック音楽に対する知識や興味がほとんどなくても、どこかでその一節を聴いたことがあるであろうヴィヴァルディの四季。 あまりに有名過ぎてかえって軽視されてしまっている印象もあるのだけれど、聴けば聴くほどやっぱりすごい、名曲ですよ。 任意の1
レストランじゃなくて食堂で食べたい タワマンの最上階より屋根裏部屋に住みたい 彼の小説を読むたびに、僕は心からそう思うのです。 そしてここで重要なのは、いつでも、何度でも、自由に訪れることができる「自分の居場所」(世界)を見つけたこと。彼の
ロングセラーの普及品はその品質や性能を見くびられがちだけれど、次々と現れてはすぐに消えていく新製品の方がずっと怪しい。 たとえばアーティストやクリエイターが創作に使っている道具を注意して見てみると、実はロングセラーの普及品であることが少なく
好きな本の作家が好きになる。 好きな作家の本が好きになる。 つまり 本を読むことは、 作家を読むことでもある。 自然と 本棚には好きな作品が並んでいくが、 蔵書は僕自身でもある。 だから 本や作家の好みが変わったとすれば、 それは僕が変わっ
本は大切に扱うものではあるけれど、腫物を触るような扱いをするようなものではない。むしろ読み込んだ形跡がある本の方がいいじゃないか。 と、思っていたのだけれど、腫物扱いせざるを得ないほど素敵な装幀の本を手に入れてしまった。 つい先日、それほど
過去に戻ることは、本当に不可能なのかな。 まだ誰も、その方法を知らないだけじゃないのかな。 知ったらどうなっちゃうのかな。 最近そんなことを、結構まじめに考えてます。
使うたびに「いいなぁ、これ」と思うのが、セーラー万年筆のハイエース ネオ。金ペンとはテイストの異なる「なめらかさ」と、あまり見なくなった「細軸」がお気に入りポイントです。純正ブルーブラックインクで、原稿用紙に書くことが多いかな。 僕はこれを
AI(人工知能)が作った音楽や小説が、いいとか悪いとか、人より優秀なのかとか、判別できるのかとか、そんなことじゃなくて、僕はただ単に、嫌なんだよね。 だからもうしばらくは、多様性とかいう旗の下で、そんな石頭が生き残ってることも認めてほしいと
書くことがないのではなく、 うまく書けないから保留する。 公表できないからやめる。 ネット日記の「あるある」ですね。 コピー用紙は今日もびっしりです。
ぼくは屋根裏部屋に住み、鉛筆工場で働いている。大きなことが書かれた小さな本を読み、遠い街に出かけて、友人とコーヒーを飲む。鉛筆を削って、雲を描き、姉に手紙を書いて、人生を考える。 内容紹介(「BOOK」データベースより) 雲と鉛筆poste
読んでいる人 読まれている本 興味の対象は 人だったり 本だったり
昔は外でわいわいと飲むのが好きだったけれど、 今は家でちびちびとやる晩酌がいい。
ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調 作品11 / 五嶋みどり 目を閉じ、力を抜いて、委ねる。 ただそれだけ。
未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が
引き出しの奥から出てきた鉛筆が、そのまま、すぐに、当たり前に書けるって、やっぱりすごい。 僕は鉛筆を「最強の筆記具」だと思っているのだけれど、こんなところもその理由の一つです。
年明けからの様々な出来事と、それに関する情報や意見については、僕にも考えがあるし、言いたいことも山ほどある。 けれどそれは、流れてきた情報をただ見聞きしただけの、「無知」と「無責任」だらけの薄っぺらな感想であって、公表に値するものではない。
人生の「四季」を描いた高樹文学の最高傑作! 日本人の感性が凝縮された季語を縦糸、忘れえぬ人との邂逅を横糸に、幻想的に紡がれた24の物語。 内容紹介(出版社より) ほとほとposted with ヨメレバ高樹 のぶ子 毎日新聞出版 2022年
何度も同じことを書いてしまうのも 以前とは正反対の考えに変わることも 正直だから起こること。当然のこと。
“広大なアラスカ北極圏で、ぼくは点になって待つ” 「広大なアラスカ北極圏で、ぼくは点になって待つしかない」 アラスカに魅せられ、20年にわたりその大自然と動物たち、その土地に生きる人々を撮り続けた写真家・星野道夫。不慮の事故による急逝後も、
2024年。 元日に、そして二日にも、非情で残酷な災害。 言葉がない。
あけましておめでとうございます これも「風物詩」だからと正月番組にチャンネルを合わせてみたものの、やっぱり無理。あっという間にリタイアしました。いつもどおり本と音楽、ときどき書きもので過ごします。 今年もよろしくお願いいたします
2023年大晦日。 僕は折に触れ、大好きな小説に登場する人物や場所に、会いたい、行きたいと本気で思うのだけれど、今夜はラジオから流れてくる静香さんの静かな声を聞きたいなぁ。 今年もお疲れさまでした。よいお年をお迎えください。
川端康成をして“昭和の夢二”と言わしめた稀代の抒情画家・谷内六郎。「絵が描きたくて仕方なかった」少年の日々、そして、旺盛な創作活動を支えてきた家族たち。愛とユーモアに満ちた絵の世界と、その人生をふりかえる。日本人の原風景を描き続けた画家・谷
ここ数年「アート」に興味を持つようになったのですが、そうすると当然「アートとは?」を考えるようになります。また対象によって「アート」と「芸術」のどちらが適しているだろうかとか、そもそもこの二つは本当に同義なのだろうかとか、そんなことも考えま
「横尾忠則」に惹かれるのです。 絵やエッセイなどの「作品」に特別なものを感じているわけではなく、彼の「姿」というか「存在」に、なぜかとても強く惹かれるのです。「好き」という感情ともちょっと違うし価値観が異なるところもいくつかあるのだけれど、
言葉が少しずつ集まって語り始めようとしている。まだ書かれていないこの本はきっと小さなものと静かなものについて書かれた本になる──。夢のつづきと物語の始まりの小文集。 内容紹介(出版社より) ぐっどいゔにんぐposted with ヨメレバ吉
先日の記事で少しだけ触れましたが、初めて聞いた時に強烈な衝撃を受けた五嶋みどりさんのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲。 そう、「衝撃」。「初めて」がライブ映像だったことも大きかったと思うけれど、とにかく今でもそれ以外の言葉が見つからない
思うところがありまして、音楽(愛聴盤)カテゴリーと同カテゴリー掲載済みの記事を削除しました。今後の音楽ネタは日記・雑記カテゴリーでアップしていく予定です。 以上、とりあえずご連絡まで。
今日は午後から、ドヴォルザークの交響曲第8番と第9番を、カラヤンとクーベリックで聴き比べてました。専門的な知識も技術もありませんが、時間を忘れて「音楽」にどっぷりたっぷり浸れました。 クラシック音楽は、五嶋みどりさんのヴァイオリン協奏曲(チ
僕は天上で暮らす“朗読鼠”。地上の作家が三人称で小説を書く時に、第三の声となってサポートするのが仕事だ。ある日、担当する作家の船山鉄夫君が、突然、予定を変更して一人称小説を書き始めてしまい…。笑いと哀しみをくぐりぬける小さな冒険を描いた表題
偶然、本当に偶然見つけてしまった万年筆インク。目に留まったのはインク色。なんと「藍鼠」。これを「百鼠」が見過ごせるわけがない。 そういえばこれまでブログタイトル&ハンドルネームである「百鼠」について説明していませんでしたが、実はこれ「四十八
ちばてつやが、金子みすゞの詩21編をカラーイラストと文章で読み解く。空、風、海、雲、花、祭り、子どもたち、小鳥、虫や魚たち…。満州から日本への引揚者だった、ちば自身の幼いころの体験を織りまぜて、忘れかけていた日本の風景や生活を描き出す。人や
今日はクリスマスイブ。 我が家ではもう特別なことはしませんが、子供の頃はご馳走とプレゼントが楽しみでした。 前者は「から揚げ」と「ナポリタン」、後者は「本」。他にもあったはずですが、真っ先に浮かぶのはそれだなぁ。特に本は、母が本好きだったせ
冬に読んだ本。冬になると思い出す本。まるで冬のような本。「冬」と「1冊の本」をめぐる、新しいエッセイ集。 内容紹介(「BOOK」データベースより) 冬の本posted with ヨメレバ北條一浩 夏葉社 2012年12月 楽天ブックスAma
「ずっとやりたいと思っているけどできないこと」の一つに「本への書き込み」があります。 蔵書を売ることは考えていないので、そういう意味での価値が下がっても構わないのですが、それでも書き込みには至れないまま、付箋で妥協しています。 でも、やっぱ
それなりの時間を過ごしてくると、人生には妙なことが起きるものだー。昔なじみのミルク・コーヒー、江戸の宵闇でいただくきつねうどん、思い出のビフテキ、静かな夜のお茶漬け。いつの間にか消えてしまったものと、変わらずそこにあるものとをつなぐ、美味し
何よりもまず、その本の「存在を知る」ことだと思うのです。 だから僕の蔵書は、主観を排して、ただ並べ、置いておく。 それが、小さな本屋もどき「百鼠」のスタイルでありポリシーです。
百貨店の寝具売場に勤めながら百科事典の執筆に勤しむ“小さな男”。ラジオのパーソナリティで、日曜深夜一時からの生番組に抜擢されたばかりの三十四歳の静香。“小さな男”と“静かな声”、交互にあらわれる二人の語り手から、ささやかな日々のいとおしさが
写真を見るのは好きだけど、撮るのは苦手、というか、億劫なのです。 特にブログ用の「物撮り」はだめですねぇ。写真があった方が絶対にいいとわかっていても、準備を考えた時点でもう…。 なので写真を使った記事を当たり前のようにアップしているブログや
記事を書くとき、初稿をそのまま採用すべきか、それとも推敲を重ねるべきか、いまだに悩みます。 感覚的には前者が「本物」という気がするのだけれど、結果的には後者で、しかもそれは採用後も、無制限に続きます。 まあどっちがどうというより、性格なんだ
並んだ本の背表紙を眺めるのは大好きだし、「タイトル買い」をすることもあるくせに、自分の記事にタイトルをつけるのは苦手なのです。 そもそも僕の日記や雑記はその時の思いつきに任せて書いているので、つまり無計画なので、タイトルなんかないのです。な
今までにいろんな「ペン立て」を試してきたけど、結局「空き瓶(缶)」が一番いい。 実用重視の廃品利用なんて「つまらない」「貧乏くさい」と敬遠する人もいるかと思いますが、色・柄・形・サイズなど、こんなにバラエティに富んだ容器も珍しく、アイディア
長く疎遠だった父、その遺品の整理中に見つけた大学ノートには、表紙に大きく「めぐらし屋」と書かれていた。困惑する娘の蕗子さんに、折も折、当のめぐらし屋を依頼する見知らぬ客からの電話が舞い込む。そして、父の独居暮らしに淡い輪郭が与えられるたび、
2023年もまだ半月ほどあるけれど、今年の書籍購入数は7冊のまま確定しそうな予感。 再読が増えているとはいえ、欲しい本がないわけではなく、ただそれがことごとく絶版で、古本を探しても納得できる価格や状態のものがなかなか見つからないのです。そん
チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード / ヘルベルト・フォン・カラヤン(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード / ヘルベルト・フォン・カラヤン(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団) 曲目 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48 ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 作品22 ベルリン・
フランスで出会った「もの」たちの物語 《捨てられはしたけれど破壊はまぬかれた、近い過去の生活用品には、独特の表情がある。元の所有者たちの生活の匂いが、設計者や製造者の顔が透けて見える。それらが引きずっている人々の過去に、感情に、もっと言うな
慣れ親しんだ本とクラシックCD。 それは僕にとって「癒しの常備薬」のようなもの。 疲れた心によく効きます。
チャイコフスキー:弦楽セレナード/モーツァルト:《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》他 / 小澤征爾(サイトウ・キネン・オーケストラ)
チャイコフスキー:弦楽セレナード/モーツァルト:《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》他 / 小澤征爾(サイトウ・キネン・オーケストラ) 曲目 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48 モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K
調べるためだけじゃなく、読んでも有用な国語辞典ですが、辞書用紙ならではの極上の手触りを楽しむこともできます。 なので複数の辞書を持つことは、用紙(手触り)の違いを楽しむという点でも意味があるのです。
今夜は「最果てアーケード」に行ってくる。 一晩で全店を回りたい気分なんだ。
LUXMANとTANNOYで聴く五嶋みどり。 目と耳で楽しむ贅沢。 ああ、単品オーディオに凝っていた時代を思い出すなぁ…。 音楽・オーディオ・車。 久しぶりにいいチャンネルを見つけた。 うp主さんは同世代じゃないかな。
母が使っていたマフラーが出てきた。 黒の無地なので僕が使うことにした。 あったかい、とっても…。
あの本の、あの辺りに、あんなことが書いてあった。 全部わかっているのに、そのページを開かずにはいられない。 だからやっぱり、自分の本じゃないとだめなんだ。
何でも揃う大きな店もいいけれど、最近は店主が厳選したものを並べているような小さな店に惹かれる。 ただ僕は「本屋で立ち読みしていると店のおやじにハタキで追い払われる」という時代に育った世代。さすがにハタキ攻撃を受けたことはないけれど、視線や咳
あなたの町にもきっとあった、あの店この店…その不在の光景の数々を、瑞々しい感性と豊かな言葉で紡ぐ。 店じまいposted with ヨメレバ石田千 白水社 2008年10月 楽天ブックスAmazon
書くことが好きなので紙と筆記具には興味があるけれど、一時的な雑記や覚え書きには「クリップボードに挟んだコピー用紙」と「鉛筆」。この組み合わせの右に出るものはない。 実はこういうヒントも小日向京さんの「考える鉛筆」から得たのだけれど、こんな良
調べてみたら、今年買った本はたった7冊。再読ばかりしていた自覚はあるけれど、こんなに少ないとは我ながら驚きだ。 無限とも言える未読本の数に対して、与えられた時間は有限。にもかかわらず、歳をとるごとに再読欲が強くなっている気がする。 やっぱり
駅のベンチで拾ったピンクのトウシューズに恋した僕は、その持主の出現を心待ちにするー「アンジェリーナ」。猫のペーパーウェイトによって導かれたベストセラー小説とはー「バルセロナの夜」。佐野元春の代表曲にのせて、小川洋子が心の震えを奏でて生まれた
12月。 まだ一か月あるけれど、ヴィヴァルディの四季で、この一年を振り返るのも悪くない。
本を探す。 本屋で、ではない。 家で、だ。 ふと読みたくなった本。 確かこの辺に…のはずが見当たらない。 かと言って大々的に整理しなおすと、整理前の記憶の方が強く残っていて、かえってわからなくなる。という経験を何度もしているので踏み切れない
私たちは、いろいろなところで本を開く。電車で、ベッドで、公園のベンチで、縁側で、喫茶店で、お風呂で…。なぜそこで本を読んでいるのか、何を読んでいるのか、何を感じているのか。そこには、ひとつひとつ異なる物語がある。そしてもちろん、開いた本の中
突然、行きたくなるのです。 月舟町に。 どうしても、会いたくなるのです。 彼らに。 今すぐ。 居ても立っても居られないのです。
眠れない夜は… 羊のアンソニー / 青葉市子 qp/青葉市子posted with カエレバ楽天市場Amazon
いいものを長く使いなさい。 親から教えられたことの一つだ。 目新しいものを次々と欲しがっていた時にはわからなかったが、 ある時、無意識に手にしているものが「長く使ったいいもの」なのだと気付いた。
先日あちらでも発表したのでこちらでも。 実はこことは別の場所でも同タイトルのサイトを開設しています。 非常に短いつぶやきが中心となっておりますが、重複している内容もあります。 両サイトとも地味にやっているので宣伝するつもりはないのですが、と
本当は国語辞典も「蔵書」としてカテゴライズしたいのだけれど、キリがなくなってしまうので「ひとりごと」としてつぶやいてみる。 もともと国語辞典は文字通りの「辞典」として一冊あったけれど、「舟を編む」と「学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ / 諏訪内晶子
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ / 諏訪内晶子 【収録内容】 ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲) BWV 1001-1006 CD 1
心が乱れたり、疲れてしまったとき、僕はこれを聴く。 J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」は古今東西の様々なヴァイオリニストが弾いていて、もちろんそれらも聴くけれど、不安定な心を癒したいときに選ぶのは、諏訪内晶
風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭“途上園”に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂うー。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。表題作に自作解説エッセイ、珍品堂との骨董買い出し紀行「能登半島」を併せた決定版
ネット書店で見つけた旧版の国語辞典。 お気に入りに登録して、価格が下がるのを「もうちょい、もう一声」と粘っていたら、売れてしまった…。 そう、古本は一期一会。「見つけた時が買い時」なのは重々承知していたのだけれど、つい欲が出てしまった。 し
楽天市場やそのグループ企業の利用については否定的な人も多いけれど、個人的には嫌いじゃない。というかむしろ好きで、市場(ブックス)はもちろん、クレジットカードやモバイルWi-Fi(スマホは別キャリア)のお世話にもなっていて、特に買い物で「楽天
久しぶりにブックオフへ行ったけれど収穫なし。 何冊かは手に取ったものの、結局購入には至らずに退店。 ま、そんなときもあるよね。 てか、今日は棚を眺めながら別のことを考えちゃってた。 やはり集中できていないときは、何をやっても成果は出ませんね
僕の読書は未読本を読むのが基本だったけれど、ここ数年は既読本の再読率が上がってきている。 考えてみれば、好きなものを「一度しか」という方が珍しい気がする。音楽を例にとってみても、所有しているアルバムを一度しか聴かないなんてことはありえない。
ふところの焼芋のあたたかさである 寒くなると、尾崎放哉のこの句が浮かぶ。 そして「ふところ」を温めるのは金だけではないことに改めて気づき、 それによって僕のふところも温まるのです。
今シーズン初の灯油を購入しました。調べてみたら去年は10月末に買っていたので、約半月遅れですね。 エアコンは楽だし、安全だし、空気も汚れなくていいんだけれど、やっぱり火の暖かさが好きなのです。 火事や中毒を起こさぬように気を付けて、温かく過
ようやく、というか、いよいよ寒くなってきました。 今年は「読書の秋」を感じる間もなく冬になってしまいそうですが、温かい布団の中での「冬の読書」もいいものですよね。 ちなみに明日は「橙書店にて」の文庫版の発売日。すでに単行本は持っているけれど
小日向京さんの「考える鉛筆」がきっかけで、普段の筆記具は鉛筆が基本になっている。 三菱鉛筆のuni/Hi-uniはもちろん、いろいろなブランド・芯硬度の鉛筆を持っているが、現在最も使用頻度が高いのはファーバーカステルのカステル9000/2B
特に不満があったわけではないのだけれど 手帳用のシャープペンをぺんてるのオレンズ/0.2ミリから パイロットのS20/0.3に変更した。(わざわざ買ったのではなく、もともと持っていたもの) キリを考えれば来年の新手帳からにすべきだと自覚しつ
本や映画のストーリーにも、実生活にも、特別なことは望まなくなった。 何気ない日常の中にある大切なものが、静かに、なんとなく、伝わってくる。 求めているのはそんな幸福感と満足感。
下手な哲学書よりも 国語辞典の方が役に立つ 何のひねりもなく 明解かつ簡潔に ヒントや答えが書いてある
『新明解』『角川必携』『岩波』など、この世にたくさん存在する国語辞典。いったい何がどう違い、どれを選べばいいの?その悩み、すべて解決します!辞書200冊超をコレクションする、オタクで学者で芸人のサンキュータツオが、辞書の楽しみ方、選び方、つ
出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める
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釣り 煽り ばっかり うんざり
読んで 書いて 聴いて 歩いて 飲んで 寝る
そんなことをここに書いてどうすんの? という、スランプ。
いつでも読める ゆっくり読める 自分の蔵書だから
あたしは、月のように死んで、生まれ変わるーこの七歳の娘が、いまは亡き我が子?いまは亡き妻?いまは亡き恋人?そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆ
なんとなく「知的」な本を読みたくなってネット書店で新書をチェックしてみたら、全く興味のない分野(テーマ)の本がたくさん出てきた。ほとんどがそうだと言っても過言ではない。 でもそれはあくまで僕の興味の問題であって、またはその世界の存在を知らな
家庭の不和、いじめ、出版差し止め裁判…… 壮絶な半生が教えてくれる、人生において「必要のないこと」とは? 作家生活30周年、芥川賞受賞20周年ーー “南相馬在住作家"柳美里が48年間の「後悔」を語る、初の人生論。 「もちろん、わた
コピー用紙に猛毒を吐き シュレッダーで切り刻む ふと気づけば ブログの更新が2週間も滞っていた
鉛筆を削る ナイフで削る いびつな仕上がりが魅力だけれど「わざと」はだめ がんばった結果じゃないとだめ
4月始まりの手帳 買う予定もないのに あれこれ比べてうなっている
もしも ボールペンを一本しか持てないとしたら 迷わず パワータンク(スタンダード)の0.7ミリ・黒を選ぶ 発売時(2001年)から ずっと使い続けているお気に入り
小説もエッセイも読みたい ジャズもクラシックも聴きたい 本も音楽もきりがない 時間が足りない 贅沢な悩み うれしい悲鳴
たまに使いたくなる三菱の事務用鉛筆 9800(HB/B)。ユニとはまた違った「まったり感」が好きです。 芯の減りは早く、みるみるうちに線が太くなってくるけれど、そのタッチと筆跡は高級鉛筆よりも鉛筆らしい素朴さとあたたかみがあって、とてもリラ
指揮者の小澤征爾さんが、2月6日に亡くなったとのこと。享年88歳。 尊敬する音楽家であり、人でした。 大好きな音楽家であり、人でした。 僕はこれからもずっと、あなたの音楽を聴き続けます。 どうぞ安らかにおやすみください。
友だちって、遠くに行ってしまったあともあなたをひとりぼっちにしないひと。一から始まって一で終わるこの絵本は、一にひそむ∞をゆったりと呼吸している。中原中也賞詩人による物語絵本。 内容紹介(「BOOK」データベースより) ひとり暮らしののぞみ
今日はセーラー・プラチナ・パイロット各社のブルーブラックインクを比較しています。初めてのことではありませんが、3本の万年筆にそれぞれのインクが同時に入っているのは久しぶりなので新鮮で楽しいです。 そう、楽しいのです。 「比較」というと「順位
小川洋子初の絵本。子どものころ、はじめて考えた物語。ボタンちゃんとボタンホールちゃんはふたりでひとつ。いつもなかよしです。ところがある日、ボタンちゃんをとめていた糸が切れてしまって…。4~5歳から。 内容紹介(「BOOK」データベースより)
現実逃避して、バルトークの世界でプライベートライティングにいそしんでおります。 自分の居場所・逃げ場を持つことは大事ですね。
クラシック音楽に対する知識や興味がほとんどなくても、どこかでその一節を聴いたことがあるであろうヴィヴァルディの四季。 あまりに有名過ぎてかえって軽視されてしまっている印象もあるのだけれど、聴けば聴くほどやっぱりすごい、名曲ですよ。 任意の1
レストランじゃなくて食堂で食べたい タワマンの最上階より屋根裏部屋に住みたい 彼の小説を読むたびに、僕は心からそう思うのです。 そしてここで重要なのは、いつでも、何度でも、自由に訪れることができる「自分の居場所」(世界)を見つけたこと。彼の