被差別部落に根ざす隠語、あるいは心身障害、職業、人種にまつわる言葉をめぐり、語源や歴史的背景、どこでどのように使われてきたのかなどを具体的に解説。また、抗議と自主規制により「消された言語」となってしまった現状も抉る。“路地”に出自を持ち、「...
被差別部落に根ざす隠語、あるいは心身障害、職業、人種にまつわる言葉をめぐり、語源や歴史的背景、どこでどのように使われてきたのかなどを具体的に解説。また、抗議と自主規制により「消された言語」となってしまった現状も抉る。“路地”に出自を持ち、「...
机上版の国語辞典を畳上でうつ伏せ読み何気なく幸福
日記は、毎日書く人もいれば、そうじゃない人もいて、そうじゃない人の空白期間にも決まりはない。いらない。大学ノート一冊が一生分の日記だったとしても、それはそれでいいじゃない。ようやくそう思えるようになった。気付けた。
【備忘録】各記事の下に設置していた「日本ブログ村」のランキングバナーを撤去。とりあえずアカウントは残しておくが、最終的には退会の可能性が濃厚。
12月 / SIONいつもこの頃になるとやわらかな後悔とたよりない目標がおぼろげに見えてくる
「おでん、すきやき」が「筍にそら豆」になる一月から五月までの百日間、「ちゅんちゅん、ぺちゃくちゃと自分勝手なおしゃべり」を毎日書き留めた手帖。冬枯れの光景に、悲惨な事件を起こしてしまった女性の心理を思いやり、陽気が温かくなると、しょっちゅう...
「ちょっと出かけてきます」 携帯電話が普及する前は、そんな連絡メモをテーブルの上に置いてたっけ。 今と比べれば不便もたくさんあったけど、当時はそれが当たり前。振り返ってみれば、ほのぼのとしたいい時代だったと思う。 数十年後、「昔の人」になっ
二度と会わない 二度と会えない その違いを 喪中はがきで 思い知る
堅苦しいルールのない「1日1ページ手帳もどき」を続けているうちに気づいたこと。 それは、例えばどこかへ行ったとか、何かを買ったとか、そういう「イベント」についてはあまり書いておらず、その日(のページ)自体が欠落していることも珍しくない。むし
当時の自分の子供時代の、魂の故郷に帰った思いにさせてくれる。心癒されると言うのは、正に、この事を云うのだろうと思うのだ。日々の仕事や雑事の中で、苦しみや辛さが、ふと自分の心を占める時、この絵の優しさはたまらない、再び生きようと再び歩き出そう
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。 内容
近所のケーキ屋さんが閉店した。シャッターに「お知らせ」があり「10月31日をもって」とのことだった。 頻繁に利用していたわけではないけれど、子供の頃の誕生日やクリスマスはその店のケーキと決まっていた。たのしみで、うれしくて、おいしかった。
鉛筆削りはその時の気分によって「ナイフ」だったり「削り器」だったりするけれど、ここ最近は「ナイフな気分」のことが多い。 そしてその気分を決める要素は、使いたい道具だったり、得たい感触だったり、仕上がり状態だったりするのだけれど、今日は仕上が
手帳やノートの内容を文字色で分類することはほとんどないけれど、アンダーラインや囲み線を引くことはあって、その時には赤と青の色鉛筆を使う。 色鉛筆でしか感じることができない、やわらかでなめらかなタッチがたまらなく好きなのだ。そしてそれは、フリ
来年の手帳が発売され始めた9月頃にはまだ「今年の残り」は意識しなかったけれど、さすがに11月ともなると年末を感じるようになる。 そういえば9月には以下のような記事を書いていたものの、 「善は急げ」と(来年まで待ちきれず)10月1日から無地の
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上た
ここ数年、テレビはほとんど見ていないのだけれど、録画してある「横尾忠則 ART IS LIFE」(日曜美術館/2021年9月26日/NHK)と「みうらじゅん」(最後の講義/2020年3月20日/NHK)は、テープだったら擦り切れているだろう
自室の掛時計(カシオ IQ-24-7JF)が止まったので、電池交換にて再始動。 新しい単3マンガン乾電池(1本)を入れ、ダイヤルで時刻(針)を合わせれば、はい完了。 ソーラー・電波・多機能もいいけれど、結局スタンダードな単機能モデルが、価格
【備忘録】 Evernoteは解約してしまったので、個人的な資料としてここに残しておく。 リンク切れ対策としてスクリーンショットを撮ってPCフォルダにも保存済み。
今日は「10月の第2月曜日」ってことで「スポーツの日」。祝日だったんですね。 まあ僕のこれからの人生には何の影響もないことではあるけれど、個人的にはやっぱり「10月10日」の「体育の日」がしっくりくるなぁ。
甲羅にお日様を浴びてうっとりしているカメ。 そうだよね、しあわせってそういうことだよね。
読書欲の高まりに伴って、ここ1か月ほどで12冊の本を買った。 短期間で一気に増えたので現時点ではそのほとんどが未読だけれど、そしてもちろんこれから順に読んでいくつもりだけれど、タイトルや装丁など、内容以前にどこかが好きになった本は、持ってる
手放してしまった本を買いなおすのは、悔しい。 けれど、もう一度読みたい。 やっぱり、持っていたい。 すいません、これください。 おかえりなさい、はじめまして。
ナイフ 削り器 補助軸 キャップ 鉛筆まわりの 真鍮が好き
古い鳩時計が時を刻む銀座の小さな文具店。引き寄せられるように集まる、一風変わったボールペン、鉛筆、文房具。ボールペンと鉛筆の店五十音の店主が綴る文房具・モノローグ。 内容紹介(「BOOK」データベースより) ボールペンとえんぴつのことpos
トリス クラシック ブラックニッカ クリア ジムビーム 家で、それぞれ一杯ずつ飲む、濃い目の「安酒ハイボール」がうまい。 小さなしあわせ。 どこにでもあります。
ひょんなことから、ずっと行方不明だった三菱の芯ホルダー(ユニホルダー)を発見。 あー、そうそう、そうだった。 いざ見つかってみると、すべての記憶がよみがえる。
某ショッピングモールの期限切れ間近のクーポンを使って本を購入。いまだ涼しいとは言い難い気候ですが、食欲と読書欲で秋の訪れを感じる今日この頃です。 買ったのは以下の9冊(すべて古本・順不同) 全額を前述のクーポン(ポイント)で支払ったので持ち
大辞林と虫眼鏡を傍らに、鏑木清方の随筆集「明治の東京」を読む。 先日「東京の四季」が重版されて復活したけれど、こちらもそうなればいいなぁ。 明治の東京posted with ヨメレバ鏑木清方/山田肇 岩波書店 1997年09月 楽天ブックス
耳縮小手術専用メス、シロイワバイソンの毛皮、切り取られた乳首…「私が求めたのは、その肉体が間違いなく存在しておったという証拠を、最も生々しく、最も忠実に記憶する品なのだ」-老婆に雇われ村を訪れた若い博物館技師が死者たちの形見を盗み集める。形
次年の手帳を検討する時期になると毎回「1日1ページ手帳」が気になる。 イメージ通りに使いこなせず挫折した経験は一度ではないし、もちろん今になって具体的な使い道が見つかったわけでもなく、結局はレフト式に落ち着く…のが例年の流れなのだけれど、や
江戸の残り香をたたえた美人画と東京の下町風俗を描いた鏑木清方(1878-1972)。洗練された江戸前の情緒に根ざした清方芸術の全貌と、純粋な東京人としての生涯を紹介する。 内容紹介(出版社より) 鏑木清方posted with ヨメレバ倉田
新聞配達をして戦前の数年間を暮らした下谷竜泉寺町、炭坑員としておもむいた雪深い夕張の町。これら「小さな町」で出会った、それぞれの、ささやかな人生を、懸命に静かに生きる人々。人生のよろこびやかなしみを、不器用な手つきですくいあげるように綴る。
好きな人のことを褒めることで生涯を送りたい。「君のよさは、ながくともに暮しているうちに、いつか自然にこちらの心に映ってくるような性質のものです」清純な作家が残した、つつましやかな11編の随筆。 内容紹介(「BOOK」データベースより) 風の
古本屋にて 小さな町 / 小山清 / みすず書房 鏑木清方 逝きし明治のおもかげ / 平凡社 を購入。 特にみすず書房版の小さな町はずっと探していたのでとてもうれしい。 また、これでいつでも好きな時に鏑木清方の絵(特に美人画)をじっくりと鑑
「let it be」なんて洒落た気分じゃありません。 なりゆきまかせ。 もう、どうにでもなれ! その他、あらゆる罵詈雑言…。 そんな心境の八月晦日。
何を見ても、聞いても、否定・反発したくなる。 そんなときには国語辞典を開く。 言葉そのものの意味には逆らいようがなく、 気付けば「ふむふむ」「なるほど」と、頷いている。
天気の良い日曜日。 簡単な朝食を済ませた後、コーヒーを淹れて本を開く。 先日、待望の復刊を果たした「あめりかむら」だ。 絶版になってしまった単行本は持っているけれど、 にもかかわらず復刊を望むほど大好きな本なので、文庫版も迷わず購入した。何
バッハで 心を清める 音に浸る 今日はそんな気分
そういえば…と思い立って、インクを入れたまましばらく使っていない万年筆をチェックしてみたら、ドライアップ寸前だった。危ない危ない。 万年筆は好きだけど、使わないときはまったく使わないので、こうしたことはよくある。 そして安価でありながらスリ
ちょうど半年前に以下の記事を書いたのだけれど、 最近またこの鉛筆にハマっている。 不定期であっても、こうして「戻ってくる」を繰り返すのが、正直で自然な「好き」なのだと思う。
あえて夏に聴く冬
わかり合えないと切り捨てたはずの人の一生が、どうしてこんなにも胸にかなしみを溢れさせるのだろう。病再発の不安を振り切るように出た旅先の大阪で、通りすがりのやさしさに触れて気づく友への哀惜が涙を誘う表題作「あめりかむら」。下町の古本屋を兼ねた
新品・中古を問わず、本は買う(自分のものにする)主義なのだけれど、入手が困難であったり、いきなり買うには高すぎる本は図書館で借りることも検討する。 ただ残念なことに、最近の図書館本にはがっかりさせられる(悲しくなる)ことが多い。一言でいえば
家(部屋)の中をちょっと見渡しただけでも「オーバースペック」のものがたくさんある。 これは必ずしも自分の意思ではなく、一番ベーシック(シンプル)なモデルを求めてもそれがすでにオーバースペックだったりもするのだけれど、とにかく現代はオーバース
不定期ではあるけれど 必ずまた聴きたくなる 沁みて 震えて 涙が出るんだ 言い換えれば 沁みて 震えて 涙を流したいときに 聴きたくなるんだ
先日チープシチズン(チプシチ)の記事をあげたので、ついでにチープカシオ(チプカシ)の方もあげておきます。 なんとなくそんな気になっただけで、特に大意はありません。あえて言えば「チープシリーズ」として完成させておきたかったということになるでし
毎年、夏はほとんど本を読まない。 もちろん部屋にはエアコンもあるし、暑さが直接的な理由ではないのだけれど、なんとなく気分が乗らない。読みたい気持ちを抑えているわけではなく、活字中毒でもないからつらくはない。そして涼しくなってくると自然に読み
敬愛する五嶋みどりさんのインタビュー動画を見つけたのでこのブログにも掲載させていただく。
先日、偶然見かけて衝動買いしてしまった腕時計2本。 ともにシチズンのセカンドブランド「Q&Q」のもので、2本買っても3,000円しませんでした。 Q998-304 QB38-304 いわゆるチープシチズン(チプシチ)にはずっと興味が
窓際 ドリトル先生を読む僕 甲羅干しをするカメ やわらかにただよう カーテンとヴィヴァルディ
コーヒーメーカーのガラス容器を割ってしまったので久しぶりにハンドドリップで淹れたら、雑味のないクリアな味でいつもよりおいしかった。 すぐにガラス容器を買うつもりだったけど、しばらく様子を見てみることにする。
迷惑業者と詐欺師からしかかかってこない加入電話(固定電話)の解約手続きを取った。だいぶ前から考えていたものの、なんとなくだらだらと引き延ばしてきたのだけれど、約2000円/月もの基本料金を払って、出もしないクソ電話をつなげててもしょうがない
快晴 放哉と山頭火を読んで過ごす
無頓着であるほどカッコいいのに、しげしげと見つめ、ほれぼれしちゃうチープカシオ。 1つだけ持ってるのがカッコいいのに、気づけば4つも持っちゃってるチープカシオ。 もう、カッコよくなくていいチープカシオ。
読書は子供の頃からの習慣(趣味)だけど、しばらく読まない時期ももちろんある。理由はいろいろあるけれど、簡単に言えば「気が向かない」ということだ。とは言え、決して嫌いになったわけじゃないから、放っておけばそのうちまた読みたくなってくる。 読書
今は「チープカシオ」を常用しているのだけれど、腕時計を趣味にしていた頃に手に入れた「機械式」もいくつか持っています。 で、それらは時々動かしてやらねばならないので、今日は久しぶりにその作業をしました。オートワインダー(自動巻上機)は持ってい
先々のことを願うより 今日がいい日でありますように
「絶対にこれじゃなきゃダメ」みたいなこだわりはないのだけれど、何だかんだでずっと使い続けている消しゴム。 「小学生学習字消し」は筆箱用。「フォームイレーザーダブル」は机上用。特に理由はないけれど、気づけばそんな使い分けになっている。
言語化できない感情 文字で言葉でもがく 通じなくていい 伝わらなくていい 誰がために 我がために
87歳、内外を舞台にヨコオが語る、生と死、そして創作の自由な世界。心身が衰え、以前のように絵筆が握れなくなったことを「新たな画風」とポジティブに考える。制限のある状態をむしろ「自然体」と受け止め、自分の変化を楽しむ。執着を捨て、余計な言葉を
2週間ぶりの更新 誰も気付かない 困らない だから続いてる
筆記具 ファーバーカステル9000番 / 3B 紙 コピー用紙 / A4 BGM メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 / ヤッシャ・ハイフェッツ 天気(午前) 風雨ともに強し
クラシックを流しながら書き物をしていたら いつの間にか鉛筆が指揮棒になっていた。
図書館で借りて読んだので蔵書ではないが、とりあえず【仮】を付けて本棚カテゴリーに分類しておくことにする。 ミリオンセラー「命」「魂」「生」「声」、待望の復刊!「生」の裏と「死」の表。「語るためではなく沈黙するために」書かずにはいられなかった
鉛筆は、芯が丸まってきた方が「らしさ」が出る。 小さな字や画数の多い漢字が書きにくくなるけれど、ひらがなで、のびのびと書けばいい。 そうすると鉛筆のことがわかってくる。 どんなときに、どんな字を書くために使えばいいかがわかってくる。 楽しさ
僕にとっての「ことわざ辞典」は人生のバイブルであり、簡潔な文章表現(言葉)の教科書(お手本)でもあります。 今日、適当に開いたページには「知恵者一人馬鹿万人」(ちえしゃいちにんばかまんにん)とありました。 世間には知恵のある者はわずかだが、
たった今、ドメインの更新手続き(支払い)を完了しました。 ええ、そうなんです。 こんなブログでも「独自ドメイン + レンタルサーバー」で、つまり費用をかけて運営してます。 姉妹(双子)サイトとして無料ブログ(note)もやっていて、それはそ
久しぶりにユニホルダーを使おうと思ったら見つからない。置き場所なんて数か所のはずなのに、そのどこにもない。最後に使ったのがいつだったのかも思い出せない。 見つからないとなるとますます使いたくなる。意地でも使いたくなる。 かれこれ一時間。あき
「読む」と「聴く」を同時にできない質(たち)なので、「読書」にも「音楽鑑賞」にも時間が足りない。どちらにも、もっとたっぷりと、心ゆくまで時間を費やしたい。 よってブログ記事の執筆時間と文章は、このように短くなるのです。
「沼のほとりのパドルビー」に住む名医ドリトル先生は,オウムのポリネシアから動物語を習い,世界中の動物たちから敬愛されています.ある日アフリカのサルの国から,ひどい疫病が流行しているから救ってほしいという訴えを受けた先生は,犬のジップたちをひ
靴屋のむすこのトミー少年は,大博物学者ロング・アローをさがしに,尊敬するドリトル先生と冒険の航海に出ることになって大はりきり.行先は海上をさまようクモサル島.島ではロング・アローを救い出し,ついに先生が王さまに選ばれ活躍しますが,やがてみん
たくさんあるけど ひとつもない
現行品の2ミリ芯ホルダーで一番好きなのは、ステッドラーの788c。金属グリップ(780c)ではない方です。 「あ、そ。で?」という感想、質問もあろうかと思いますが、 以上です。
ことばのスランプ中のため、音楽を聴いて過ごす。 ドヴォルザーク/ヴォルフ/バルトーク:弦楽のための作品集 小澤征爾 サイトウ・キネン・オーケストラ 小澤征爾/ドヴォルザーク/ヴォルフ/バルトーク:弦楽のための作品集 【CD】posted w
釣り 煽り ばっかり うんざり
読んで 書いて 聴いて 歩いて 飲んで 寝る
そんなことをここに書いてどうすんの? という、スランプ。
いつでも読める ゆっくり読める 自分の蔵書だから
あたしは、月のように死んで、生まれ変わるーこの七歳の娘が、いまは亡き我が子?いまは亡き妻?いまは亡き恋人?そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆ
なんとなく「知的」な本を読みたくなってネット書店で新書をチェックしてみたら、全く興味のない分野(テーマ)の本がたくさん出てきた。ほとんどがそうだと言っても過言ではない。 でもそれはあくまで僕の興味の問題であって、またはその世界の存在を知らな
家庭の不和、いじめ、出版差し止め裁判…… 壮絶な半生が教えてくれる、人生において「必要のないこと」とは? 作家生活30周年、芥川賞受賞20周年ーー “南相馬在住作家"柳美里が48年間の「後悔」を語る、初の人生論。 「もちろん、わた
コピー用紙に猛毒を吐き シュレッダーで切り刻む ふと気づけば ブログの更新が2週間も滞っていた
鉛筆を削る ナイフで削る いびつな仕上がりが魅力だけれど「わざと」はだめ がんばった結果じゃないとだめ
4月始まりの手帳 買う予定もないのに あれこれ比べてうなっている
もしも ボールペンを一本しか持てないとしたら 迷わず パワータンク(スタンダード)の0.7ミリ・黒を選ぶ 発売時(2001年)から ずっと使い続けているお気に入り
小説もエッセイも読みたい ジャズもクラシックも聴きたい 本も音楽もきりがない 時間が足りない 贅沢な悩み うれしい悲鳴
たまに使いたくなる三菱の事務用鉛筆 9800(HB/B)。ユニとはまた違った「まったり感」が好きです。 芯の減りは早く、みるみるうちに線が太くなってくるけれど、そのタッチと筆跡は高級鉛筆よりも鉛筆らしい素朴さとあたたかみがあって、とてもリラ
指揮者の小澤征爾さんが、2月6日に亡くなったとのこと。享年88歳。 尊敬する音楽家であり、人でした。 大好きな音楽家であり、人でした。 僕はこれからもずっと、あなたの音楽を聴き続けます。 どうぞ安らかにおやすみください。
友だちって、遠くに行ってしまったあともあなたをひとりぼっちにしないひと。一から始まって一で終わるこの絵本は、一にひそむ∞をゆったりと呼吸している。中原中也賞詩人による物語絵本。 内容紹介(「BOOK」データベースより) ひとり暮らしののぞみ
今日はセーラー・プラチナ・パイロット各社のブルーブラックインクを比較しています。初めてのことではありませんが、3本の万年筆にそれぞれのインクが同時に入っているのは久しぶりなので新鮮で楽しいです。 そう、楽しいのです。 「比較」というと「順位
小川洋子初の絵本。子どものころ、はじめて考えた物語。ボタンちゃんとボタンホールちゃんはふたりでひとつ。いつもなかよしです。ところがある日、ボタンちゃんをとめていた糸が切れてしまって…。4~5歳から。 内容紹介(「BOOK」データベースより)
現実逃避して、バルトークの世界でプライベートライティングにいそしんでおります。 自分の居場所・逃げ場を持つことは大事ですね。
クラシック音楽に対する知識や興味がほとんどなくても、どこかでその一節を聴いたことがあるであろうヴィヴァルディの四季。 あまりに有名過ぎてかえって軽視されてしまっている印象もあるのだけれど、聴けば聴くほどやっぱりすごい、名曲ですよ。 任意の1
レストランじゃなくて食堂で食べたい タワマンの最上階より屋根裏部屋に住みたい 彼の小説を読むたびに、僕は心からそう思うのです。 そしてここで重要なのは、いつでも、何度でも、自由に訪れることができる「自分の居場所」(世界)を見つけたこと。彼の
ロングセラーの普及品はその品質や性能を見くびられがちだけれど、次々と現れてはすぐに消えていく新製品の方がずっと怪しい。 たとえばアーティストやクリエイターが創作に使っている道具を注意して見てみると、実はロングセラーの普及品であることが少なく
好きな本の作家が好きになる。 好きな作家の本が好きになる。 つまり 本を読むことは、 作家を読むことでもある。 自然と 本棚には好きな作品が並んでいくが、 蔵書は僕自身でもある。 だから 本や作家の好みが変わったとすれば、 それは僕が変わっ
本は大切に扱うものではあるけれど、腫物を触るような扱いをするようなものではない。むしろ読み込んだ形跡がある本の方がいいじゃないか。 と、思っていたのだけれど、腫物扱いせざるを得ないほど素敵な装幀の本を手に入れてしまった。 つい先日、それほど
過去に戻ることは、本当に不可能なのかな。 まだ誰も、その方法を知らないだけじゃないのかな。 知ったらどうなっちゃうのかな。 最近そんなことを、結構まじめに考えてます。
使うたびに「いいなぁ、これ」と思うのが、セーラー万年筆のハイエース ネオ。金ペンとはテイストの異なる「なめらかさ」と、あまり見なくなった「細軸」がお気に入りポイントです。純正ブルーブラックインクで、原稿用紙に書くことが多いかな。 僕はこれを
「ブログリーダー」を活用して、百鼠さんをフォローしませんか?
被差別部落に根ざす隠語、あるいは心身障害、職業、人種にまつわる言葉をめぐり、語源や歴史的背景、どこでどのように使われてきたのかなどを具体的に解説。また、抗議と自主規制により「消された言語」となってしまった現状も抉る。“路地”に出自を持ち、「...
机上版の国語辞典を畳上でうつ伏せ読み何気なく幸福
日記は、毎日書く人もいれば、そうじゃない人もいて、そうじゃない人の空白期間にも決まりはない。いらない。大学ノート一冊が一生分の日記だったとしても、それはそれでいいじゃない。ようやくそう思えるようになった。気付けた。
【備忘録】各記事の下に設置していた「日本ブログ村」のランキングバナーを撤去。とりあえずアカウントは残しておくが、最終的には退会の可能性が濃厚。
12月 / SIONいつもこの頃になるとやわらかな後悔とたよりない目標がおぼろげに見えてくる
「おでん、すきやき」が「筍にそら豆」になる一月から五月までの百日間、「ちゅんちゅん、ぺちゃくちゃと自分勝手なおしゃべり」を毎日書き留めた手帖。冬枯れの光景に、悲惨な事件を起こしてしまった女性の心理を思いやり、陽気が温かくなると、しょっちゅう...
「ちょっと出かけてきます」 携帯電話が普及する前は、そんな連絡メモをテーブルの上に置いてたっけ。 今と比べれば不便もたくさんあったけど、当時はそれが当たり前。振り返ってみれば、ほのぼのとしたいい時代だったと思う。 数十年後、「昔の人」になっ
二度と会わない 二度と会えない その違いを 喪中はがきで 思い知る
堅苦しいルールのない「1日1ページ手帳もどき」を続けているうちに気づいたこと。 それは、例えばどこかへ行ったとか、何かを買ったとか、そういう「イベント」についてはあまり書いておらず、その日(のページ)自体が欠落していることも珍しくない。むし
当時の自分の子供時代の、魂の故郷に帰った思いにさせてくれる。心癒されると言うのは、正に、この事を云うのだろうと思うのだ。日々の仕事や雑事の中で、苦しみや辛さが、ふと自分の心を占める時、この絵の優しさはたまらない、再び生きようと再び歩き出そう
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。 内容
近所のケーキ屋さんが閉店した。シャッターに「お知らせ」があり「10月31日をもって」とのことだった。 頻繁に利用していたわけではないけれど、子供の頃の誕生日やクリスマスはその店のケーキと決まっていた。たのしみで、うれしくて、おいしかった。
鉛筆削りはその時の気分によって「ナイフ」だったり「削り器」だったりするけれど、ここ最近は「ナイフな気分」のことが多い。 そしてその気分を決める要素は、使いたい道具だったり、得たい感触だったり、仕上がり状態だったりするのだけれど、今日は仕上が
手帳やノートの内容を文字色で分類することはほとんどないけれど、アンダーラインや囲み線を引くことはあって、その時には赤と青の色鉛筆を使う。 色鉛筆でしか感じることができない、やわらかでなめらかなタッチがたまらなく好きなのだ。そしてそれは、フリ
来年の手帳が発売され始めた9月頃にはまだ「今年の残り」は意識しなかったけれど、さすがに11月ともなると年末を感じるようになる。 そういえば9月には以下のような記事を書いていたものの、 「善は急げ」と(来年まで待ちきれず)10月1日から無地の
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上た
ここ数年、テレビはほとんど見ていないのだけれど、録画してある「横尾忠則 ART IS LIFE」(日曜美術館/2021年9月26日/NHK)と「みうらじゅん」(最後の講義/2020年3月20日/NHK)は、テープだったら擦り切れているだろう
自室の掛時計(カシオ IQ-24-7JF)が止まったので、電池交換にて再始動。 新しい単3マンガン乾電池(1本)を入れ、ダイヤルで時刻(針)を合わせれば、はい完了。 ソーラー・電波・多機能もいいけれど、結局スタンダードな単機能モデルが、価格
【備忘録】 Evernoteは解約してしまったので、個人的な資料としてここに残しておく。 リンク切れ対策としてスクリーンショットを撮ってPCフォルダにも保存済み。
今日は「10月の第2月曜日」ってことで「スポーツの日」。祝日だったんですね。 まあ僕のこれからの人生には何の影響もないことではあるけれど、個人的にはやっぱり「10月10日」の「体育の日」がしっくりくるなぁ。
今夜は「最果てアーケード」に行ってくる。 一晩で全店を回りたい気分なんだ。
LUXMANとTANNOYで聴く五嶋みどり。 目と耳で楽しむ贅沢。 ああ、単品オーディオに凝っていた時代を思い出すなぁ…。 音楽・オーディオ・車。 久しぶりにいいチャンネルを見つけた。 うp主さんは同世代じゃないかな。
母が使っていたマフラーが出てきた。 黒の無地なので僕が使うことにした。 あったかい、とっても…。
あの本の、あの辺りに、あんなことが書いてあった。 全部わかっているのに、そのページを開かずにはいられない。 だからやっぱり、自分の本じゃないとだめなんだ。
何でも揃う大きな店もいいけれど、最近は店主が厳選したものを並べているような小さな店に惹かれる。 ただ僕は「本屋で立ち読みしていると店のおやじにハタキで追い払われる」という時代に育った世代。さすがにハタキ攻撃を受けたことはないけれど、視線や咳
あなたの町にもきっとあった、あの店この店…その不在の光景の数々を、瑞々しい感性と豊かな言葉で紡ぐ。 店じまいposted with ヨメレバ石田千 白水社 2008年10月 楽天ブックスAmazon
書くことが好きなので紙と筆記具には興味があるけれど、一時的な雑記や覚え書きには「クリップボードに挟んだコピー用紙」と「鉛筆」。この組み合わせの右に出るものはない。 実はこういうヒントも小日向京さんの「考える鉛筆」から得たのだけれど、こんな良
調べてみたら、今年買った本はたった7冊。再読ばかりしていた自覚はあるけれど、こんなに少ないとは我ながら驚きだ。 無限とも言える未読本の数に対して、与えられた時間は有限。にもかかわらず、歳をとるごとに再読欲が強くなっている気がする。 やっぱり
駅のベンチで拾ったピンクのトウシューズに恋した僕は、その持主の出現を心待ちにするー「アンジェリーナ」。猫のペーパーウェイトによって導かれたベストセラー小説とはー「バルセロナの夜」。佐野元春の代表曲にのせて、小川洋子が心の震えを奏でて生まれた
12月。 まだ一か月あるけれど、ヴィヴァルディの四季で、この一年を振り返るのも悪くない。
本を探す。 本屋で、ではない。 家で、だ。 ふと読みたくなった本。 確かこの辺に…のはずが見当たらない。 かと言って大々的に整理しなおすと、整理前の記憶の方が強く残っていて、かえってわからなくなる。という経験を何度もしているので踏み切れない
私たちは、いろいろなところで本を開く。電車で、ベッドで、公園のベンチで、縁側で、喫茶店で、お風呂で…。なぜそこで本を読んでいるのか、何を読んでいるのか、何を感じているのか。そこには、ひとつひとつ異なる物語がある。そしてもちろん、開いた本の中
突然、行きたくなるのです。 月舟町に。 どうしても、会いたくなるのです。 彼らに。 今すぐ。 居ても立っても居られないのです。
眠れない夜は… 羊のアンソニー / 青葉市子 qp/青葉市子posted with カエレバ楽天市場Amazon
いいものを長く使いなさい。 親から教えられたことの一つだ。 目新しいものを次々と欲しがっていた時にはわからなかったが、 ある時、無意識に手にしているものが「長く使ったいいもの」なのだと気付いた。
先日あちらでも発表したのでこちらでも。 実はこことは別の場所でも同タイトルのサイトを開設しています。 非常に短いつぶやきが中心となっておりますが、重複している内容もあります。 両サイトとも地味にやっているので宣伝するつもりはないのですが、と
本当は国語辞典も「蔵書」としてカテゴライズしたいのだけれど、キリがなくなってしまうので「ひとりごと」としてつぶやいてみる。 もともと国語辞典は文字通りの「辞典」として一冊あったけれど、「舟を編む」と「学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ / 諏訪内晶子 【収録内容】 ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲) BWV 1001-1006 CD 1
心が乱れたり、疲れてしまったとき、僕はこれを聴く。 J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」は古今東西の様々なヴァイオリニストが弾いていて、もちろんそれらも聴くけれど、不安定な心を癒したいときに選ぶのは、諏訪内晶
風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭“途上園”に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂うー。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。表題作に自作解説エッセイ、珍品堂との骨董買い出し紀行「能登半島」を併せた決定版