chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
侑芽
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/01/24

arrow_drop_down
  • 劇団ジグザクバイト「漫豪ストレートMAX」感想

    福岡の劇団「ジグザグバイト」の2024年春公演「漫豪ストレートMAX」の感想です。

  • 夢の続き「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」感想

    パラダイス・リゲインド鑑賞前の心情 パラダイス・リゲインド感想 不満点、今一つと感じた部分 夢の続き パラダイス・リゲインド鑑賞前の心情 「仮面ライダークウガ」から始まる平成ライダーシリーズの中で「仮面ライダー555」はリアルタイムで見ていない。理由はこの時期に仮面ライダーを離れたいと思っていたからだ。 クウガが始まったと同時に私は中学生になったが、リアリティを重視したクウガ、アギト、龍騎の作風はまさに思春期真っ只中の男子の心を鷲掴みにするものだった。 しかし昭和ライダーをビデオで繰り返し見ていた私は、龍騎にハマってはいたもののライダー同士が戦う、悪人がライダーに変身するという作風に「これは仮…

  • 舞台感想 劇団テンペスト藍色企画第2弾「どうしようもない」

    福岡で舞台を観始めた頃は好きな女優を追いかけることばかり考えていた。それは今も変わってはいない。 好きな役者も増え、その人たちに会いに行くことは楽しみではあるのだが舞台を観に行く生活も3年に差し掛かると気持ちの方も落ち着いてくる。 ミーハーな気分から少しだけ進んで、以前よりも舞台の魅力や面白さとは何なのかを考えながら観劇するようになった。 舞台の魅力の一つは「感情を思い出させてくれること」である。少なくとも自分はそう思っている。 大人になって日常生活を送っていると感情を忘れることを覚えていく。辛いことや理不尽な目にあっても、怒ったり悲しんだりするのではなく関わらない、反応しないことがデフォルト…

  • 短編映画「路地裏のコスモス」感想

    福岡市に住んで10年以上になる。よくいわれることだが福岡は程よい都会であり、暮らしていくことに関しては申し分ない環境だ。 もちろん不便に感じる部分もあるが、オタクが楽しめるイベントも豊富で2023年も色々と楽しませてもらった。 そんな福岡市で、昨年初めてその存在を知ったイベントが「48 Hour Film Project」である。 48時間で一本の短編映画を完成させるというこのいい意味でぶっ飛んだ映画祭は、日本を含め世界各国で開催され選ばれた作品にはカンヌ映画祭で上映するチャンスが与えられる。 前置きが長くなったが、今回紹介する短編映画「路地裏のコスモス」はこの映画祭で知った小田憲和(おだのり…

  • また出会えたから、後悔しなくてすんだよ

    その人に初めて会った時、以前にもどこかで会ったことがあるような、そんな気がしました。後になってそれは完全な勘違いであったことがわかるのですが、今思うと「会ったことありませんか?」という口説き文句(失礼!)のようなことを言ったことでお互い印象に残ったのかもしれません。 たくさん色々なことがあって、再び出会えたその人とも別れの時がやってきました。 その時が来るまでの間、ずいぶん弱音や愚痴なども聞いてもらいました。もっと楽しい話もたくさんしておけば良かったと思うのですが、この一年ほどはそういう心の余裕が私にはありませんでした。 いつだったかその人が夢を語ってくれたことがあります。それはとても温かくて…

  • この一年のこと

    2022年11月13日 2022年11月13日、僕は福岡タワーをピンクにライトアップした。推しのためだった。 かつてメイドカフェで働いていた女の子、大きくて美しい瞳が印象的だった子。明るい声と笑顔が太陽のようだった、この世界で一番かわいい僕の推し。 彼女が店を卒業してしばらく経った頃、ふとしたきっかけで僕は福岡タワーをライトアップできることを知った。 福岡では「ドゲンジャーズハイスクール」という特撮番組が放送されていた。出演は当時アイドルグループ「MAGICAL SPEC」に所属していた藤松宙愛(ふじまつそら)だ。 推しの卒業後、僕は心にぽっかりと空いた穴を埋めるように新たに出会ったこの子を応…

  • 舞台感想「大正くるま浪漫〜矢野倖一の挑戦〜」

    「矢野特殊自動車」の創業者である矢野倖一(やのこういち)は福岡県の芦屋町の出身です。 矢野特殊自動車はタンクローリーなどの特殊車両を製造している会社ですが、その原点となったのは矢野倖一が作り上げたアロー号という車でした。 このアロー号は現存する日本最古の国産車で、実業家の村上義太郎の頼みを受けて矢野が3年の月日をかけて開発しました。 このアロー号完成までのドラマを描いた舞台演劇が「大正くるま浪漫〜矢野倖一の挑戦〜」です。 福岡を中心に活動する「劇団ショーマンシップ」による本作は過去に上演された作品ですが、今回2023年秋に再演されました。 芝居だけでなく歌やダンスシーンが多く描かれており、老若…

  • 舞台『HANABI』感想 〜十朱柚花の笑顔は花火のように〜

    ※この記事は舞台『HANABI』のネタバレ」を含みます。 暑すぎる。 2023年の夏はこの一言に尽きます。毎日のように「全国で過去最高気温を観測!」なんてニュースを聞くと、本当にこの先どうなるのかと不安になりました。 なんせ普通に生活しているだけで、明らかに他の時期より体が疲れているのがわかるんですよね。 とはいえ今年の7月から8月にかけても、それなりにあっちこっちに動き回ったという感じです。 8月にはまた一つ年を重ねました。なかなかどうして、それがありがたくない年齢にもなりましたが、まずはこうして生きていることに感謝です。 病むことも多いのですが、それでも今日まで生きてこられたのは出会えた人…

  • 演劇感想『小川夏鈴一人芝居企画』

    はじめに 『小川夏鈴(おがわかりん)』さんという女優を知ったのは偶然でした。インスタグラムでフォローしている方の投稿を見て「こういう人が福岡にいるんだ」ということを知りました。 調べてみると、小川夏鈴さんは東京で活動されドラマ『相棒』にも出演したことがあるとのこと。そして2023年7月に、福岡市の甘棠館Show劇場で一人芝居をされることがわかりました。 相棒は好きなドラマですし、説明するまでもなく超メジャーな作品です。初めて知った女優さんですが、これはぜひ観劇したいと思いました。 これが私が小川夏鈴さんを知った経緯です。 『スポットライト』 芝居は二部構成でした。第一部のタイトルは『スポットラ…

  • 情けない姿を見せてしまっても、それでもあなたと出会えて良かった

    「とても元気のいい子」 それが最初に抱いたその子への印象でした。 まだまだ世間的にいえば私も若いといわれる年齢ですが、それでもその子が持つ弾けるような若さと溢れてくるパワーは眩しく羨ましいと感じたものです。 その勢いのままに、彼女はどんな時も全力でメイドの仕事に取り組んでいました。 もちろん最初は慣れないこともあったと思います。戸惑うこともたくさんあったことでしょう。 それでも表に立てば、彼女はいつでも変わらぬ明るさで私たちと話をしてくれました。 少し前のことですが、色々あって酷くふさぎ込んでいた時期が私にはありました。 「自分がいない方が、自分が出会ってきた人たちは幸せだ」 来る日も来る日も…

  • ウルトラマンブレーザー 第2話『SKaRDを作った男』感想

    色々と挑戦的な作風ではあったものの、子どもたちへの受けが気になった1話とは対照的にウルトラシリーズらしく明るい作風になった2話と感じた。 新設されたSKaRDの隊長に任命されるゲント。メンバーは既にハルノ参謀長が選択していたが、もしかしたら何か伏線があるのだろうか。 ゲントとの会話の中でハルノが怪獣のことより、ブレーザーの存在を気にしていたのが気になる。 もしかしたらゲントがブレーザーだと疑っていて、そういう事態に対処できそうな人員を集めたとか? しかしゲントも前触れもなくブレーザーの名前を口に出すと怪しまれそうな気もする。 その後とんとん拍子で進んでいくSKaRDのメンバー集め。 面白いと思…

  • 演劇感想 ナシカ座『バックヤード・マーチ』

    演劇はもともと全く観ていなくて、人とのご縁で観に行きはじめたという経緯があります。 その中で色々と俳優さんを知っていくんですが、今回感想を書くナシカ座の『バックヤード・マーチ』もそんなご縁がきっかけで観に行った作品です。 舞台はスーパーのバックヤードで、これは本来は倉庫などの意味があるんですが店員の控室のような感じですね。 上手のホワイトボードや脚立、下手に店長が作業する机、中央にテーブルといった配置になっていました。 物語の主題は映画『男はつらいよ』のような兄と妹の話です。 兄はスーパーの店長をしていて、すぐに人を信用してしまうお人好しな性格。妹はそんな兄の正確に悩まされながらも二人でスーパ…

  • 兎はこれから花咲く場所へ

    そのメイドに会ったのはコロナ禍が一番酷い時代でした。 もうかなり懐かしい響きになりましたが、緊急事態宣言で飲食店の時短が繰り返していた頃です。 新しいメイドがお店に来たことは知っていましたが、シフトの遅い仕事をしていたのでなかなか会いに行くことができませんでした。 ようやく会いに行けた時は嬉しかったですね。ツーショットチェキを撮ってもらいました。 その子と撮れてとても嬉しかったのですが、その子も嬉しそうな笑顔を浮かべていたことを想い出します。 まだメイドの仕事に慣れていない、だけど何となく堂々とした雰囲気を持った方だと思いました。 自分にとって『推し』という言葉は結構特別な意味を持っています。…

  • 「りの! 可愛いよ窪津りの!」 ~舞台『三国志IF』感想~

    (妙な胸騒ぎがするな・・・・・・) 1月の曇り空を見ながら私は思った。なぜそう思ったのかは自分でもわからない。 いつものように仕事を終えて車に乗る。遅いシフトの仕事は朝が楽な分、夜は帰りが遅い。慣れているとはいえ、毎日21時頃の帰宅にウンザリする。 スマホを起動させインスタを見る。真っ先に目に飛び込んできた「ご報告」の三文字。 「えっ!?」 思わず声をあげた。昨日舞台の上で元気に動き回っていた陽projectの代表・シマハラヒデキ氏が事故にあったとのこと。しかも相当酷い事故らしい。 「嘘だろ・・・・・・」 辺りはすでに真っ暗で人影はない。この時間に退社しようとしているのは私くらいだ。 先ほど感…

  • ウルトラマンブレーザー 第1話『ファースト・ウェイブ』感想 ~特撮を面白いと感じる余裕がなくなったけど~

    最近は特撮作品を見て「面白い」と感じることが少なくなった。 誤解のないようにいっておくが、それは作品のクオリティとは一切関係ない私個人の心情よるものが大きい。 生まれてからずっと、30代も半ばになった今に至るまで私の人生にはいつも特撮があった。 母親がビデオテープに録画していたウルトラセブンの再放送に始まり、レスキューポリス、平成ウルトラ三部作、平成仮面ライダー、牙狼シリーズ、スーパー戦隊・・・ 全ての特撮を見たわけではないが、それでも私にとって特撮とは人生の相棒のような存在だった。 だがあまりに長く付き合いすぎたからこそ、どんな新作を見てもそれに対して何かを感じるということは少なくなっている…

  • いつもそこにある花

    「あっ!あの記事読みました。私はあの子のことが大好きだから凄く嬉しかったですよ」 もう随分昔のことですが、とあるメイドカフェのメイド長のことを記事にして書いたことがありました。 そのメイド長と仲の良い親友とも呼べる間柄のメイドさんがいたのですが、その人に会った時に冒頭の言葉を私に伝えてくれました。 とても嬉しかったですね。そのメイド長さんだけでなく、その周りの人も喜んでくれたことがとにかく嬉しかったんです。 おこがましいかもしれませんが、誰かを助けているようで誇らしかった。 この言葉を伝えてくれたメイドさんはとっても明るい方で、まるで花のように笑顔が素敵な方でした。 どんな話も楽しそうに聞いて…

  • 短編映画『白夜』感想 ~詰め込まれた短編映画という面白さ~

    考えてみれば映画に限らず映像作品というものは実に難儀なものである。 数ヶ月、あるいは数年という時間をかけて制作するにも関わらず完成したものはどう多くても3時間ほど。 もちろん短期間で制作されるものも沢山あるのだが、基本的には費やされた時間に耐して完成作の時間はあまりに短い。 逆に考えれば、その短い時間の中に多くの人間のアイデアと情熱が埋め込まれていることに映像作品の尽きない魅力がある。 2001年から世界各地で開催されている『48Hour Film Project』は、映画を48時間で制作し、その中から作品の審査が行われる映画イベントだ。 日本では東京、大阪、福岡で開催されており最終的に選ばれ…

  • 2年間楽しい想い出をありがとう

    2年間とはあっという間でした。 彼女が最初にお店に来た時はコロナ禍の真っ只中でしたね。最近はコロナのコの字も聞かなくなったので、何だか何十年も遠い昔のような気がします。 当然なんですが、最初はやっぱり緊張していました。先輩メイドの後ろに隠れるようにして、お客さんの様子を見ていました。 おとなしそうな子だと思いました。もしかしたら短い期間で卒業してしまうかもと思いました。 それがこんなにも長くいてくれたことに驚くと同時に感謝をしています。 この2年間は色々なことがありました。たくさんの出会いと別れがありました。 だけど彼女がこの店にいてくれることに大きな安心感がありました。 あれは私の推しの卒業…

  • 新しい目標に向かって頑張って

    時間が過ぎるのがあっという間で気が付けば2023年も5月が終わろうとしています。 出会いと別れの季節はおもに3月から4月といわれていますが、それが過ぎても今年はいくつかの別れがあるようです。 メイドカフェで出会った方が卒業する際に、想い出をブログに書き始めて約3年。 もうそんなに過ぎたのかと思うのと同時に、我ながらよく続けているなあと感心なのかなんなのかよくわからない気持ちもあります。 今回卒業していく方とはたくさん会えたわけではありません。 それでも最初に会いに行ったきっかけは覚えています。 お客さんのツイートで、新しく入ったメイドさんが前にいたメイドに似ているという一文を目にしました。 そ…

  • 舞台感想『キグルミオッカナイト』

    orangecatblog.com 先日観劇した『控えめに言って、崖野は殺した方がいい』で、改めて俳優が演じる生の感情が舞台演劇の魅力だと感じた。 その感情が、思いっきり『笑い』というポジティブな方向に向けられた作品がこの記事で紹介する『キグルミオッカナイト』だ。 本作は福岡で活動する劇団ジグザグバイトの作品である。 物語は架空のテレビ局である『NHA』を舞台に退魔士(エクソシストのようなもの)のショウコが、弟のユウゾウにかけられた呪いを解くために二人でNHA内で発生している子どもの失踪事件に立ち向かうというもの。 放送局、NHA・・・・・・ この単語に何かを感じる人も多いだろう。 そしてこの…

  • 舞台『控えめに言って、崖野は殺した方がいい』感想

    ※この記事には作品のネタバレを含みます。 「侑芽さんは舞台を観る時にどこを観ていますか?」 たまたま先日聞かれたのだが、その問に私はストーリーと答えた。 もちろんそれだけではないのだが、もともと映像作品や小説で育ってきたこともありストーリー性の高い作品を好んでいるのは確かだ。 そういう背景故にストーリーを重視して観てきたのだが今回、改めて舞台演劇の魅力を考えさせられた作品に出会った。それが『控えめに言って、崖野は殺した方がいい』である。 脚本は『半沢直樹』やNetflixドラマ『サンクチュアリ-聖域-』などを手掛けた金沢知樹が担当し、福岡で活動するタレントのゴリけんやHKT48の堺萌香をはじめ…

  • 太陽を追いかけて 〜舞台演劇『妖怪事変』感想〜 その2

    智尋さん、私は・・・・・・ 宴の終わりに 沈まない太陽 終わりに 前回の記事 orangecatblog.com 理解されること、人を信じること。 怖い。 例えば理解されたとして、わかってくれたと安心するよりも軽蔑されたんじゃないかと思う不安。 信じてもらえたとして、失敗をした時にその信頼を壊してしまうんじゃないかという不安。 そんなことになるくらいなら、最初から信じなければ傷は軽い。 わかってくれたと思うより、どうせわかってくれないと思う方が「やっぱりそうだよね」で終わらせられる。 「信じられぬと嘆くよりも 人を信じて傷つく方がいい」というのは金八先生の歌だったか。 だけどやっぱり傷つくのは…

  • 太陽を追いかけて 〜舞台演劇『妖怪事変』感想〜 その1

    前回の記事 orangecatblog.com 『妖怪事変』という作品 ストーリー 作品の魅力 ただ一つの夢 生涯唯一の脚本 ありふれた、どこにでもある話 本作が伝えたかったこと 孤独になる理由 誰も死なない物語 「猫娘可愛い!」 『妖怪事変』という作品 ストーリー 【情報解禁❗️❗️❗️❗️】劇団テンペスト旗揚げ公演『妖怪事変』脚本・演出 武東 亜斗夢(劇団テンペスト)●日程●2023年4月1日(土)14:00/19:004月2日(日)12:00/17:00全4公演●会場●博多市民センター大ホール#劇団テンペスト#妖怪事変 pic.twitter.com/LboyxWZsHD — 劇団テンペ…

  • 太陽を追いかけて 〜舞台演劇『妖怪事変』感想〜 序章

    はじめに 私と今中智尋 出会い、それからの日々 広がる出会い 人生を閉ざすことだけが得意な愚か者 そして妖怪事変へ はじめに 劇団テンペストの舞台演劇『妖怪事変』の感想を書くにあたり、最初に記さなければならないことがある。 本作に関してはさまざまな事情から、これまで書いた演劇感想のような「ここは良かった、ここはいまいちだった」といった感想は書くことはできない。 その理由としては、本作のテーマがあまりにも今の自分にリンクしていたこと。 そして記事の中心である猫娘役の女優・今中智尋について、本作の感想を書くということは、彼女を応援してきた私自身について書くということに他ならないからである。 したが…

  • 『シン・仮面ライダー』感想 〜初代の普遍性は確認できた〜

    「なぜいまさら初代をリブート?」 『シン・ウルトラマン』と『シン・仮面ライダー』を観るにあたり、常に抱いていた疑問だ。 自分なりの答えとしては、既に高い知名度のあるキャラクターの最初の作品を現代に作り直すことでその普遍性を証明するため。 しかしこうした試みは、映画でなくてもシリーズの最新作が何らかの媒体で制作される度に行われれていることだ。 例えば仮面ライダーに関しては、1992年発売の『真・仮面ライダー序章』で仮面ライダーをテレビシリーズ以上に掘り下げたバッタ怪人として描く試みがなされていた。 ウルトラマンにしても、1993年発売の『ウルトラマンパワード』において初代ウルトラマンに登場した怪…

  • ただ旅立つ姿を見守れたらそれでいい

    メイドカフェでたくさんの子の旅立ちを見てきて、もう何人見送ったかわからない。 寂しい気持ちはあるにしても、ここ一年ほどは以前にも増して見守っていきたいという気持ちが強くなった。 今回卒業する子も前向きな理由での卒業と聞いた。前の自分であればどんな理由でも「卒業しないで」という気持ちが第一だったと思う。 それが今は、ただその子の未来が幸せであってくれたらそれでいいと思う。 その子に店で会った回数はそんなに多くはないけれど、店に入ってから今日までたくさんこの場所を支えてきてくれたのだと思う。 お笑いが好きで、素敵な髪の毛の色が印象的な子だった。 常に明るく、短い時間の間でもお客さんを思い笑顔にして…

  • Seria(セリア)で買ってよかったもの

    同じ部屋に10年近く住み続けていると物が増える。 それは何も大きなものに限った話ではなく、小さな物も確実に増えてくる。 特に増えたものがカード類。クレジットカードをはじめ病院の診察カード、ポイントカードなどなど。 実はそのうちポイントカードに関してはモバイルで使えるものも多いので、実質的には使っていないものが大半。 だけど万が一スマホが使えない状況、アプリに障害が起きた状況に備えて一応持っておきたいのが自分の心情。 そうやって適当な袋に入れて保存していたら、まあ何がどこにあるかわからない。 何でも風水学的には、財布にはあまりポイントカードや交通系ICカードは入れない方がいいらしい。 熱心な風水…

  • JCBカードWとリクルートカードに決めた理由

    30代半ばの年齢になるまで、そこそこ色々なクレジットカードを使ってみました。 自分がカードを持てるようになった年齢くらいまでは、まだ世の中も景気がよく還元率もそこそこあったように思います。 今はやっぱり景気が悪いんでしょうね。還元率の改悪のニュースなんかもたくさん聞くようになりました。 特に今みたいな物価高の時代に自分のような一般庶民が生きようとしたら、カードを上手く使うことも立派に生きていくための手段になり得る。 そこで色々試した末に、自分なりにこれが一番しっくりくるというカード2枚を見つけました。 それはJCBカードWとリクルートカード。 詳しい情報はここで説明しなくても、既に解説している…

  • 劇場総集編『SSSS.DYNAZENON』感想

    『SSSS.DYNAZENON』は放送当時(配信で見たからこの言い方で正しいかわからないけど)見ていました。 それ以来見返していなかったので、今回の劇場総集編を観ている中で「こういう話だったのか!」と意外と新鮮な気持ちになりました。 何といってもダイナゼノンの迫力ある戦闘シーンはスクリーン映えしていましたね。 もちろん前作の『SSSS.GRIDMAN』も迫力ある作品でしたが、大きな鉄の塊が動き回る重厚感は本作ならではの個性だったと思います。 あと改めて思ったのが、アニメに登場する怪獣はリアリティよりも派手さを追求すればするほど印象が強くなるんだと思いました。 あくまで自分の感覚ですが、実写特撮…

  • 『Last Moment 〜福岡で最後に贈る、ありがとう』感想

    2020年から続くコロナ禍もようやく終わりが見えてきた。 実際のところ、これで終わりのような空気が漂っていることに疑問を感じる点もあるがライブでの声出しが解禁されるなど、比較的コロナ以前の日常が戻りつつある。 舞台『Last Moment 〜福岡で最後に贈る、ありがとう』はコロナ禍の中で必死に作品を完成させようとする若者たちを描いた作品だ。 演劇という形をしているものの、実際は出演者たちがこの作品を完成させるまでに遭遇したトラブルなどを下地にしており、ある部分ではノンフィクションの一面も持つ。 本作で主演を務めるだけでなく、演出も手掛けるのは弱冠21歳の宮﨑美光。 木村拓哉主演の『教場2』など…

  • それでも彼女の未来を願いたいと思った

    ちょうど去年の今頃はメイドカフェで働く推しの卒業が発表された頃で、深い悲しみの中にいた。 過ぎてみればあっという間の一年だったけど、この時間は自分にとっては何だったのだろう? 余生・・・・・・ という言葉を軽々しく使っていいものかわからないけれど、どこかそんな気持ちで、推しの卒業後に出会った子たちに接してきた気がする。 縁というものが人生にはある。 推しがいた時代に自分が初めて店を訪れたことが縁ならば、余生を送るような気持ちの時に何人かの子たちに出会ったのも縁だったのだろう。 その子たちに何かができたとは強くは思えない。 もっとこんなことをしてあげたかったとか、こういう話をしたかったとかそうい…

  • 舞台『Thank U Next』感想 ~いわない優しさ、いう優しさを描いた超傑作~

    ※この記事は作品のネタバレを含みます。 最近はほぼメイドカフェのメイドの想い出と舞台観劇の感想で占められるようになったこのブログ。 とはいっても実際のところは観劇した舞台の数はさほどでもなく、まして福岡以外の演劇を観たことがないので作品を適切に捉えられる目があるかと聞かれたら自信はない。 しかし! そんな浅い観劇歴の中で、というより人生で観てきた『演劇』と呼ばれるジャンルの中で「これがナンバー1だ!」と感じる作品に出会った。 それが今回紹介する『Thank U Next』である。 最初にはっきりと自分の意見を述べるが、本作は『傑作』ではない。 それを越えた『超傑作』である。 今回だけで終わるの…

  • 劇団テンペスト『体温』感想

    行動して何かが終わってしまった時、その先にある新しい日々を怖いと思う気持ちがある。 人生は前に進むめるものと頭では理解していても、居心地のいい今に留まりたいと思う心情。 「今が変わってしまうことが怖い」 口に出さないだけでその気持を抱えている人も多いのではないだろうか。 福岡で新しく旗揚げされた『劇団テンペスト』 その第一回公演作品『体温』はそんな気持ちを抱えて生きる主人公の日常を描いた物語だ。 あらすじ 高校卒業後、ふとした出来事からインスピレーションを受け、短編小説を書き上げたことをきっかけに小説家となった秋(しゅう)。しかし28歳となる現在まで、常に髪はボサボサ、暗いオーラを纏い人生に何…

  • 感情そして哲学 ~舞台『新選組ロッケンロール熱血編』感想~

    『エンタメの感想を書く』という行為は恋愛のようなものだ。 なぜなら感想のもとになる感情をいくら追求しようとも、最終的に行き着くのは理屈のない感情だからである。 どれだけ誰かを愛した理由を考えても、何となくその人のことを良いと思ったから愛した。そんな人は多いのではないだろうか。 エンタメの感想にも同じことがいえる。 結局のところどれだけ理屈をつけようとも楽しいと感じたものは楽しい。つまらないと感じたものはつまらない。 つまり面白かったの一言さえあれば感想は成り立つ。 だからそれを深く掘り下げる『感想を書くという行為』は恋愛のように難しい。 しかしである。 「面白かった」の一言で終わらせるのは簡単…

  • 推しが残したものに気づかせてくれた天からの音

    慌ただしく日々が過ぎる中であっという間に年が明け2023年になりました。 忙しさにかまけブログも更新しなくなって随分になります。 『シン・ウルトラマン』をはじめ昨年の色々なエンタメを観ましたが、ことごとく何も書かず過ぎた日々。 大体そういった感想はTwitterやインスタグラムに書いて投稿しているので、わざわざブログに書く必要を感じなくなったのが大きいのかもしれません。 文字数制限がない分ブログの方が自由なはずなんですけどね・・・・・・ 他にもありがたいことに昨年辺りから月の前半は忙しく、後半は多少ゆっくりできるという日々を送っています。 自由にできる時間は減った分、少しずつ分かってきたことも…

  • 推しのいない夏の想い出 〜続・僕と推しと時々ぴえん〜

    前回の記事 orangecatblog.com どんな悲しみや苦しみもいつかは終わる時が来る。 それは結局の所、人間は「忘れる」ということができる生き物だからなのかもしれない。 だけど本当にそれだけが、忘れることだけが悲しみや苦しみから逃れられるただ一つの方法なのだろうか? 推しのいない夏 メイドカフェで出会った推しが卒業してから約半年。 日常にいてくれることが当たり前だと感じていた彼女がいない喪失感を抱えたまま、新しい出会いや別れを繰り返しながら僕は生きていた。 近年では珍しくもない短い春が終わると、あっという間にうだるような夏がやってくる。 額に流れる汗を拭い、街中にあふれるエアコンの音に…

  • 演劇『極楽こたつ』感想

    福岡という街が、演劇活動が盛んな土地であると知ったのは最近のこと。 たくさんの劇団とたくさんの演者たち。 役者、モデル、アイドル、パフォーマー、芸人・・・・・・ 経験も経歴も異なる多くの人たちが1つの場所に集い、互いの全力をぶつけ合いながら作り上げる演劇というエンターテインメント。 そのエンターテインメントに本屋が参加! 「一体何のこと?」と思われる方もいるかもしれませんが、文字通り本屋の一角を舞台として演劇を提供するという試みがこの度行われました。 場所は福岡市にある福岡天狼院。 さまざまなゼミやイベントを提供し、単なる本屋という枠組みを越えたサービスを展開している天狼院書店の新たなプロジェ…

  • 演劇感想『幕末トリガー風雲伝』/『幕末トリガー蒼狼伝』

    福岡を中心に演劇活動を行っている『陽project』 先日から過去に陽projectが過去に行った全公演が配信されるという企画が開催され、これまで見たことがない作品も鑑賞することができた。 もともと舞台を観に行く人間でなかった私だが、色々な経緯があり出会った陽projectの作品には生命力をもらっている。 この記事では記念すべき第1作である『幕末トリガー風雲伝』とその続編である第2作『幕末トリガー蒼狼伝』について簡単ではあるが感想をつづりたい。 『幕末トリガー風雲伝』感想 本作の上演は2018年4月。 幕末を舞台に神の力で岡田以蔵となった女性が歴史上の人物たちと関わりながら、愛する武市半平太の…

  • 心につけてくれた薬

    色々な人との出会いと別れが繰り返した今年も残りわずかとなりました。 その中で1番辛い別れは、2022年も序盤の3月に訪れた大切な推しとの別れ。 こんなに苦しく寂しいことがあるのかと眠れなくなるくらい私にとって辛いことでした。 福岡市の『めるドナ』というメイドカフェで働いていた推しの卒業が間近に迫ったある日、私は一人の新人メイドと出会いました。 季節は春。凍るなような寒さを運んでいた風が心地よさを運ぶようになりはじめたころ。 その新人メイドは、まるでそんな春の風のような穏やかな方でした。 ちょうど世間ではこれまでの出来事に追い打ちをかけるように暗いニュースが流れ始めたころ。 辛い時代にようやく終…

  • 福岡の老舗・木本商店の『おつまみもつもつ』が絶品

    木本商店の『おつまみもつもつ』 福岡に住んで長くなりますが、飲食店はある程度知っていても例えばお肉屋さんだったり八百屋さんだったり、そうしたお店を知っているかと聞かれたら自信がありません。 普段買い物をする場所はスーパーマーケット。 もちろん私のように他の土地から移ってきた人にとって、それは普通のことなのかもしれません。 しかし、そこから思い切ってほんの少しだけ視野を広げてみた場所にまだ見ぬ新しい発見がある。 日々の生活に幸福感をもたらす美味しい食べ物との出会いがある。 それを実感した食べ物があります。 その名も『おつまみもつもつ』 福岡市博多区にある『株式会社木本商店』で販売されている商品で…

  • 「大丈夫だよ」といいたいと思った日 ~ラジオ番組『桜乃花の天神リサーチ』紹介その2~

    福岡を中心に活動しているタレント『桜乃花(ほのか)』さんがパーソナリティーを務める『桜乃花の天神リサーチ』を以前ブログで紹介しました。 orangecatblog.com 早いもので放送開始からもうすぐ半年。 番組で取り上げられるテーマも多岐にわたり、それは彼女の活動の広がりにそのまま比例してきました。 例えばweb雑誌『ミッケフクオカ』VOL.24にインタビューが掲載された時は、その感想をテーマとして募集。 福岡の情報を発信しながらも、飽きずに聴き続けられる工夫が盛り込まれています。 一方でリスナーの反応への不安や、マルチタレントという肩書で活動することへの思いを語る時もありました。 桜乃花…

  • グレートダ・ガーンGXはなぜ弱かったのか

    『伝説の勇者ダ・ガーン』に登場するグレートダ・ガーンGX。 主役ロボであるダ・ガーンXと同格のロボであるガ・オーンの2体が合体した地球側の最強勇者ロボである。 しかしながらこのグレートダ・ガーンGXは他作品の最強ロボと比べると、弱いという印象を持たれやすいロボだ。 実際作中では物語が後半になるにしたがって、単体で敵を倒す描写が少なくなり一方的に苦戦する場面が多い。 それ故に弱いという印象を持たれがちがだが、これは本作の構成にも原因がある。 『伝説の勇者ダ・ガーン』は前作である『太陽の勇者ファイバード』及び『勇者エクスカイザー』と比較して、ストーリーの連続性に重点が置かれている。 1話完結がメイ…

  • 新しい出発に寄せて

    2022年は某戦隊のレッドのおかげで『縁』という言葉を無意識のうちに使うようになりました。 特に色々と社会の動きの激しい近年では、以前よりも人との出会いについて考える時間も増えています。 このような社会状況であっても時間は進んでいきますし変化は起こる。それを止められないならきちんと受け入れて、旅立つ人がいれば温かく見送りたいと思っていました。 今回福岡市にあるメイドカフェ『めるドナ』を卒業された方とは数回しかお会いすることができませんでした。 それでも、その方がこの時代にこのお店にやって来たことや私たちお客さんと出会ったことも縁だったと思います。 もともとお客さんとしてこのお店に来ていた彼女は…

  • 音楽劇『三人姉妹』感想 ~『愛と青春のふる~れ』で初観劇~

    福岡市東区に『愛と青春のふる~れ』というシアターカフェがある。 九州を拠点に舞台女優として活動し、長い芸歴の中で全国で公演も行った玄海椿さんが店主を務めるお店だ。 ここでは玄海さんがプロデュースする公演が行われており、俳優だけでなくアイドルなど主に福岡を中心に活動する人々が出演している。 2022年8月20日から26日まで公演される『三人姉妹』は、ロシアの作家であるアントン・チェーホフの原作をアレンジしたものだ。 舞台となるのは1917年のロシア革命前夜の時代。 高級軍人一家に生まれた三姉妹が父親を亡くし次第に家は没落。 一家に出入りするロシア軍人や街の人々との関わりの中で、最終的に強く生きて…

  • Dream Session

    バンドにおけるドラムの役割は「リズムのパターンを変えて曲調を変化させること、曲の展開をリードしていくこと」などさまざまなものがあります。 あるライブに行ったとき、ドラマーの方がとても疲れた状態になりながらも最後まで力いっぱい叩いている姿を見ました。 体も心も限界をむかえているのに、最後の時間が近づくにつれて激しさを増すその姿に感動した記憶があります。 今回、福岡市天神にあるメイドカフェ『めるドナ』を卒業される方もそんなドラムのようにみんなをリードし、力いっぱい支えてくれた方でした。 最初に会った時、これまで出会ったメイドさんとは印象の違う方だと感じました。 まるでもう何年もこの店にいるような、…

  • Lが残したもの/この店に永遠の愛を

    福岡市の『めるドナ』というお店が好きになった理由の一つに、特撮好きのメイドさんがいたというのがありました。 私が一番最初にお店に行った時に出会った方で、今でも思い出す大切な方です。 orangecatblog.com メイドさんとは何を話していても楽しいけど、やっぱり自分が好きなジャンルの話をしている時が一番楽しいですね。 今回めるドナを卒業されるメイドさんも『仮面ライダー』が好きな方。 お店で会った時はたくさんの楽しい話をして、かけがえのない時間をもらいました。 この子と出会えて良かったと心から思います。 今はもうやっていないんですが、ある一時期お店に行った時にぶたのぬいぐるみを持って行って…

  • 舞台『忍』感想 〜女優・窪津りのが表現した愛〜

    はじめに 『忍』あらすじ 章立ての物語の面白さ キャラクターたちの中心 なぜ本作にヒロインが必要だったか 傀儡(くぐつ)役 今中智尋の表現する愛 終わりに はじめに 世界はそんなに狭くない、人と繋がれば繋がった分だけ、世界はもっと素敵に無限に広がっていくんだから。 引用:舞台『忍』 陽project 力強いセリフが会場に響き渡った。 男性を演じてきた印象の強い彼女がチャレンジしたヒロイン・織津(おりつ)がステージで躍動する。 SNSで槍を振り回す姿とはまた違う彼女の姿。 女優・窪津りのが今作のヒロインでなければならなかった理由はこのセリフに集約されていたように感じた。 福岡で活動する劇団・陽(…

  • 『最後は笑って』感想 ~初めてナシカ座の芝居を観た私に化学反応はどう映ったか~

    ナシカ座との出会い あらすじ 感想 化学反応の魅力 ナシカ座との出会い 福岡の劇団『ナシカ座』を知ったのは4年前、『九州コミティア』という同人誌即売会でのこと。 さまざまなブースの中でナシカ座のコーナーがあり、小さな舞台上で2名の俳優による短い芝居が行われていた。 代表の内田好政氏(@uchidakousei)が元お笑い芸人であり、その経験を活かした作風が上演されること。そうしたことが説明されていてた。 たまたまその場に居合わせただけだったが、ほとんど触れたことのない地域演劇の臨場感が今も記憶に残っている。 いつか行こうと思いながらその機会を得られないままだったが、ナシカ座第6回公演『最後は笑…

  • マルチタレント『桜乃花』は万華鏡である ~ラジオ番組『桜乃花の天神リサーチ』紹介~

    皆さんこんにちは𓂃𓈒𓏸今週の癒し時間がやって参りました🌱#桜乃花の天神リサーチ🌱FM77.7MHz #コミュニティラジオ天神この後18:00~19:00公開生放送でお届け記念すべき第1回目の放送です!実況で一緒に盛り上げてください💕YouTube.サイマルラジオから視聴可能🎧#コミてん #拡散希望 pic.twitter.com/oWKT4CyZn1 — 桜乃花(ほのか)🫧🤍 (@87_skrno) April 6, 2022 仕事で車に乗る時間が多いため、必然的にラジオを聴く時間が多くなりました。 ラジオというと苦い思い出があり、以前勤めていた超絶苦しい職場で一日中ラジオが流れていました。 …

  • 『ララ・バイ』と井上敏樹脚本 ~最後に残るのは普通の人~

    ※この記事は作品のネタバレを含みます 2022年のスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が面白い。 その理由は何といってもキャラクターの個性の強さに尽きる。前作の『機界戦隊ゼンカイジャー』においても個性豊かなキャラクターたちが作品を盛り上げたが、ドンブラザーズもそれとはまた別ベクトルのキャラクターの個性を打ち出している。 主人公であるドンモモタロウ・桃井タロウの日常時と戦闘時の二面性をはじめ、オニシスター・鬼頭はるかの粗野な一面と仲間思いな一面、サルブラザー・猿原真一の博学だがこれまで一度も仕事をしていないという社会人としての態度、キジブラザー・雉野つよしの妻思いだがそれゆえに暴走し…

  • 短編アニメ『たいせつなもの〜こころつながる特別な場所〜』感想 〜腹を決める覚悟〜

    オリジナルアニメーション「たいせつなもの」が公開され、主人公の女の子を演じる事が出来て嬉しい気持ちでいっぱいです。YouTubeにて公開中です!収録風景等もあるので是非とも観てみてください。#ドリーム声優オーディション#アリオ倉敷https://t.co/Tr02C4lqfU https://t.co/e5bg4Rbzec pic.twitter.com/bL5GlLylbc — 舞江(まえ) (@maevoice003) December 25, 2021 ずっと応援していた推しがこの春に新しい世界に飛び立って以来、その現実を受け入れながらも最近はずっと魂が抜けたような日々を送っていました。…

  • 『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』を観ました

    今年のゴールデンウィークは10連休の方もいるようですが私は2連休。正確には暦通りの祝日なのですが1日だけ休日出勤が入りました。 とはいえほとんどやることもないようなので、あまり深く考えず人と比べずおこうかなと。 深く考えないといえば『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』も正にそんな内容のVシネで、このキャラがこのキャラと絡んだらこうなるだろうな、という希望に丁寧に沿った作品でした。 ゼンカイジャーとキラメイジャーの絡みはもちろんですが、ゴーカイレッド・キャプテンマーベラスとルパンレッド・夜野魁利という歴代レッドでもかなり濃い個性の2人がいい味を出してましたね。 ゼンカイ…

  • 舞台『新選組ロッケンロール』感想

    個人的に日本の歴史を題材とした作品において最も選ばれている時代を3つ選ぶとすれば戦国、幕末、太平洋戦争だと感じている。 どの時代もその背景にあるのは争いだが、だからこそエンターテインメントの題材として使われた時に強いメッセージ性を持った多くの作品が生み出されてきた。 特に幕末は司馬遼太郎の『竜馬がゆく』や『燃えよ剣』をはじめ漫画『るろうに剣心 明治剣客浪漫』、さらに黒船来航を宇宙人の来訪に置き換えた漫画『銀魂』など現代でも人気の高い作品の世界観として使用されている。 これに映画やドラマなどを加えればそれこそ無数の作品が存在し、それらの製作者の数だけさまざまな幕末のドラマが描かれてきた。 なぜ人…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん エピローグ〜

    前回の記事 orangecatblog.com 「わかったよ! もう帰らねぇよ!」 そういって乱暴に電話を切った後に残るのはいつも罪悪感と後悔。 俺はもう一体何歳だよ・・・ いい加減大人になれよ。お袋よ、ごめんな。 ため息ばかりが出てくる。 色々なことが終わってようやく久しぶりに故郷に帰ろうと僕は思った。 しかしコロナウイルスのせいで今回もそれは叶わなくなり、そのことを聞いた僕は電話口の母親に毒づいた。 もちろん母のせいでも、ましてや誰のせいでないこともわかっている。 「そうか。仕方ないよね、わかったよ」 ただそういいさえすれば済む話だ。それにも関わらず僕はそれがいえなかった。 久しぶりに姪っ…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん 最終回 陽向あかり〜

    前回の記事 orangecatblog.com 「じゃあな! 俺のこと忘れるなよ! 幸せになるんだぞ!」 もちろん理性は働いていました。いくら名残惜しくてもお店の時間もあるしいつまでも居座るわけにはいかない。 迷惑をかけるわけにはいかないから早く出なくてはと思っていました。 それでも・・・ あの子の顔を見ていると、涙で溢れる瞳を見ているとなかなか出ることができませんでした。 チェキ? 画像? ブロマイド? いいえ、どんなに綺麗な写真でも本物のあの子の可愛さにはやっぱり敵いません。 帰り道に空を見上げました。案の定この日の空も星は見えませんでした。 だけどいいんです。 あの子は僕の心の中にいます…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その8 AKARI〜

    前回の記事 orangecatblog.com 書けばいいんだよ。 私は心の中でつぶやいた。そう、書けばいい。書いたらいい。 こんな風に、自分の気持ちを正直に吐き出して、苦しさを文字にぶつけて、吐き出してしまえばいい。 答えをくれる誰かを想像して、その人に伝えるつもりで、思いっきり、書いてみたらいいよ。 書くことは、自分を救ってくれる、最強の武器。 引用: 私の居場所が見つからない/川代紗生 ダイヤモンド社 2020年に開催された推しの生誕ライブの感想記事を書いた時、推しがそれを読んで泣いたことを教えてくれた。ありがとうといわれた。 ありがとうと伝えたいのは僕の方だ。 プロでもなく、才能のある…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その7 Last Train Home〜

    後悔のない人生など送れるはずがない。 悩むことなくシンプルにだけ考えて生きる人生も送れない。 何かにすがりたい。何かに助けてほしい。 自分を認めてほしい。 もしも何かの縁でこのブログに辿り着いた人で、僕が書いていることを読んでこう思う人もいるのではないだろうか。 「なぜこの人はわざわざお金を払ってまで女の子と喋りに行くのだろう?」 貴方の疑問はわかる。コンセプトカフェに行くまでは僕も同じことを考えていた。 その答えを教えましょう。 それは現代で叫ばれるものの一つ。人間の三大欲求に加えてもいいかもしれないもの。 多くの人がそれに悩み、迷い、自分の存在を証明しようと足掻くもの。 その名は『承認欲求…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その6 Feeling Alive〜

    前回の記事 orangecatblog.com 一度だけでも 照らされるなら どんな夜が来ても願い続ける あの星の先 歩き出してみよう出典:Feeling Alive/作詞・作曲 Teddy Loid アーティスト・XAIのアルバム『WHITE OUT』に収録されている『Feeling Alive』は推しのことを歌っているように感じる。 何がどうと聞かれると僕にも詳しい説明はできないのだが、曲全体からただよう前向きさ。 そして自分を信じて生きていこうとする意思を歌う歌詞が、アイドルやメイドといったなりたいものを信じて進んできた推しを表現しているように僕は感じている。 もちろんこの歌と推しである…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その5 おわりのはじまり〜

    ☆あかり卒業式のおしらせ☆およそ4年間にわたってお給仕してくれたあかりさんが、3/27にめるドナを卒業します。今までたくさん笑顔をくれた感謝の思いをこめて、皆様と一緒に明るくお祝いして見送りたいと思います。皆さま一緒にあかりさんを笑顔でお見送りしましょう! pic.twitter.com/r2lQaDPcvE — めるドナ(公式) (@merudona) March 8, 2022 前回の記事 orangecatblog.com 子どもの頃からずっとウルトラマンが好きだった。 僕が過ごした幼年期は、ウルトラマンシリーズが長くテレビ放送を中断していた時期。 だからビデオレンタル屋(DVDやブルー…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その4 めるドナライブ2022〜

    福岡市中央区天神の『親不孝通り』という特徴的な名前の通りを中心とした地域は俗に北天神とも呼ばれている。 多数の飲食店やクラブが存在し、アルコールとさまざまな人の思いが交差する街。 一方で一歩中に踏み込めば、寺院やクリニックも営業しておりそこに通う人々の生活を支えている。 そうした場所を目的にこの街に来る人には、多分想像することはできないさまざまな物語がこの街には刻まれてきた。 北天神の一角にあるメイドカフェ。そこで僕が出会った一人のメイド。 彼女はいつもこの場所にいてくれた。 「お腹すいた」 「デレレン」 「可愛いでしょう?」 「ストレスが溜まっているんですか? それならいい方法があります。私…

  • 心をつむぎながら 〜自分の思いを貫いた人〜

    この数年間を振り返った時に、やはり色々と世の中の動きに翻弄されてた月日だったと思います。 それがなければできたことはきっと多かった。 それでも月日だけは流れていって・・・ 寂しいと感じることはたくさんあります。 私はそういう気持ちになった時は美味しいものを食べるようにしています。 食べるということは不思議なもので、それをやることで凄く人を幸せにする効果がある。 わりと最近になるまで私は色々なところに食べに行くということをしていませんでした。 だけど知らない場所をふと訪れる楽しさ。そこで知らなかったお店に出会えた喜び。 それにかなり救われている自分がいます。 今回私がよくお世話になっているメイド…

  • ラジオとオムライス 〜甘酸っぱいいちごの想い出〜

    いつもお世話になっているメイドカフェで初めて出会った時、彼女は先輩メイドの後ろに緊張した様子で立っていました。 「はじめまして。よろしくお願いします」 彼女もドキドキしていたのでしょうが、こんな風に挨拶した私も内心は初対面の人を前にして大緊張。 「はい! よろしくお願いします」 そう返事をした彼女の声は微かに震えているようでしたが、瞳だけは逸らすことなく真っ直ぐに私を見つめ強い意志が宿っていました。 「最初は大変でしょうけど、分からないことがあったらこちらの先輩に何でも聞いてくださいね」 どうにか話を繋げようと先輩メイドに話を振る私。 「う〜ん、でも私もあんま分からないし」 と先輩メイド。 「…

  • 追いかけるその先へ 〜彼女がくれた優しさ〜

    メイドカフェに通うようになって長くなります。 色々な人たちとの出会いと別れを繰り返していると、振り返るとそれがそのままその年の記憶そのものになっていることに気が付きます。 2021年から今日に至るまでの約1年間はかなりきつい時間でした。 その理由は1つではなく色々なことが絡み合ってそうなったのですが、そんな時期に彼女にはたくさん心を助けてもらいました。 世の中は落ち着くことなく時間が過ぎていき、あまりたくさんは会えなかった彼女。それでも彼女は確かにこの場所にいて、みんなのために頑張ってくれました。 これまで出会ってきた人たちと同じように、彼女もまた私の大切な想い出の人です。 「例えばこういうド…

  • ノートパソコン用放熱スタンドを買いました

    こんにちは。管理人の侑芽です。 お家時間が増えた・・・・・・ という言葉も聞くようになって数年が経ちます。 今まで以上にパソコンに向かう時間が増えた方も多いでしょう。 いかに頑丈に作っていあるといってもパソコンも機械。いつ調子が悪くなるかわかりません。 こればかりはどんなに注意しても駄目な時は駄目かも知れませんが、安いアイテムでパソコンの負担を軽くする方法もあります。 今回紹介するのはこれ。 『仮面ライダーアギト』に登場したテニスボールの裏表が逆転したものではないですよ。 100円ショップ『ダイソー』で買った『ノートパソコン用放熱スタンド』です。 使い方はシンプル。 パソコンの後ろの方に置いて…

  • 『少年宇宙人』24周年記念鑑賞

    ウルトラマンダイナの第20話『少年宇宙人』は1998年1月24日に放送されました。 母星の消滅をきっかけに、一人の少年の旅立ちと周囲の人々との絆を描いたダイナの中でも大変印象的なエピソードです。 脚本は後に『ウルトラマンガイア』などのウルトラシリーズや刑事ドラマ『相棒』などにも参加された太田愛さん。 2022年はダイナという作品が25周年をむかえることもあり、またちょうど時期が1月だったこともあり久しぶりにこの名エピソードを観直しました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] function(){argu…

  • 解約後のヤフージャパンカードはTカードとして使えない

    こんにちは、管理人の侑芽です。 既に昨年発表がありましたが2022年にクレジットカードの一つである「ヤフージャパンカード」が「PayPay(ペイペイ)カード」に切り替わり、現在ヤフージャパンカードを使っているユーザーは何の問題もなければPayPayカードが送付されてきてヤフージャパンカードは自動的に解約になります。 このことは既にアナウンスされていることですが、私はここである疑問が生まれました。 「クレジット機能がなくなり、解約になるヤフージャパンカードはTカードとして利用できるのか?」 ご存知のようにヤフージャパンカードはTカードとしても利用できます。 私はこれにTSUTAYAでDVDなどを…

  • ありがとうかしいかえん

    はじめに 2022年になりました。 まだまだ世の中は先の見えない状況が続いておりますが、今年こそはどうにか色々なことが落ち着いた年になればいいなと思っています。 1月の世の中は大変なことになっていますが‥‥‥ さて、去る2021年12月30日に福岡市東区にある遊園地『かしいかえん』が閉園しました。福岡市唯一の遊園地でその歴史は65年という長いもの。 私の両親がほぼほぼ近い年齢なので、両親が生まれてから孫のいる今の年齢になるのと同じくらいの年月を刻んでいたことになります。 熱心に通ったのはこの2年ほどでしたが、本当にお世話になり楽しい想い出がたくさんできました。 最後の営業日に立ち会い、門が閉じ…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その3(後編)〜

    orangecatblog.com 「彼女はどんな風景を見ていたのだろ?」 推しである彼女と過ごす中で、私はいつからかそんなことを考えるようになった。 アイドルグループ『Smile』 福岡県の筑豊地区を中心に2012年から活動しているアイドルグループで、彼女もかってはメンバーだった。 店にはその時代から彼女を知っているお客さんもいる。 Smileとして活動していた時間は今の彼女を作った大切なものだ。 残念ながら私はその頃の彼女を知らない。知っていたらもっと応援できたのにと後悔があるが、これも人間の出会いの一つである。 まだ彼女と出会ったばかりの頃、アイドル活動をしていたという話を聞いてとても驚…

  • ミニセラミックヒーターを買いました

    今の部屋に住んでもう9年になろうとしています。 最初にあった暖房器具といえば部屋に備え付けのものだけ。 それで何年か耐え忍んだ後に電気カーペット、電気毛布を購入して寒さを凌いでいました。 しかし木造の部屋は寒いのなんの。本当の極寒の時は電気カーペットだとあんまり温かさを感じられないくらい。 さらに輪をかけて私は冷え性だから、なおのこと寒さが辛い。 そんなこんなで新たなるアイテムを購入。 その名も『ミニセラミックヒーターCH-T1832』。 灯油を使わないので財布にも優しい優れもの。 大きさは本当にコンパクトですが、足元に置いておけば十分に温かい風が吹いてきます。 人感センサー付きだから人間の動…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その3(前編)〜

    ※以前掲載した記事では管理人の一人称を『僕』と書いていました。しかし執筆にあたり『私』の方がしっくりくるので、この記事からは私となっています。タイトルに偽りありで申し訳ありませんが大目に見ていただけたら幸いです。 ☆11/28 あかり誕生祭☆11月28日はあかり誕生祭!いつもとびきりスマイルのあかりさん♬そんなあかりさんのバースデーを盛大にお祝いしちゃいますよ!!特別な衣装に、メニュー。素敵な企画もご用意!さぁ、ご一緒に!(゚ー゚☆きらりん☆(☆▽-)ぴかりん☆(☆∀☆)あっかり~ん❤ pic.twitter.com/c7vWw2S0WX — めるドナ(公式) (@merudona) Nove…

  • 鳥人戦隊ジェットマン『三魔神編』に個人的に思うこと

    1991年放送のスーパー戦隊シリーズ『鳥人戦隊ジェットマン』。 物語の中盤である第30話から第32話は、ジェットマンと敵組織『バイラム』の戦いに第三勢力である人類の天敵『三魔神(ラモン、ゴーグ、ムー)』が加わり激しい戦いが繰り広げられた。 ようやく成就したブラックコンドル=結城凱のホワイトスワン=鹿鳴館香への思い。ジェットマンの新ロボ『テトラボーイ』の登場。敵幹部マリアの正体が死んだと思われていた恋人であったことを知り現実逃避するレッドホーク=天堂竜。その姿を見た凱が竜にぶつけた熱い言葉。そしてマリアとの戦いの中で自分を取り戻した竜を含めたジェットマンはついに三魔神を打倒し、ここにきてようやく…

  • 何のために優しくあるべきか

    こんにちは、管理人の侑芽です。 常々人に対しては出来る限り優しくあろうと心がけている(つもり)ではありますが・・・ なんて文字にしてしまうと脳が勝手に客観的に過去のできごとを思い出すのか、優しくない自分の姿ばかりが蘇ってきてきます。 本当に優しくなれない、少なくとも自分が人からしてもらった親切に比べれば自分は足りてないないなあと感じることが多いですね。 多分優しくなるってそんなに難しくはないんでしょうけど、それをずっと継続していくとなるときついものです。 しかし考えてみれば、人間って何のために優しくあるべきなんでしょうかね? そりゃ厳しいより優しい方がいいし、優しい方が他人に与える印象もいいで…

  • 福岡の揚げたてドーナッツ専門店『DoughnutsQ(ドーナッツキュー)』紹介

    こんにちは。管理人の侑芽です。 私には応援している方がいるのですが、その方の好きな食べ物はドーナッツ。 といっても私自身はドーナッツにさほど詳しいわけではなく、お店についても知識がありませんでした。 そんな時、いつものように仕事中に車でラジオを聴いているとある番組の女性パーソナリティーが新しくオープンしたドーナッツ店について紹介していました。 これは天の恵みとばかりにさっそくお店に行ってテイクアウトし、ドーナッツをその方に差し入れしたら「とても美味しかった」と喜んでもらえました。 その方の笑顔が見れて私はとっても嬉しかったですね。 今回はそんな2021年7月に福岡県福岡市薬院にオープンしたお店…

  • 『虹の怪獣魔境』から感じたウルトラマンと防衛チームが戦う理由

    すっかり更新頻度が下がってしまったこのブログ。 地球戦隊ファイブマンやウルトラマントリガーの感想もやり始めたはいいものの、すっかり止まってしまい自分で決めたことにも関わらずやれないことにもどかしさを感じています。 どうにも去年と比べるとブログを書こうという気持ちが湧いてこず、かといってスッパリとやめる気持ちにもなれずとりあえず放置しているというのが現在の状況です。 一応毎日少しですがアクセスはあるようで、見ていただいた方には本当に「ありがとう」です。 何か新しいことや勉強を始めたいという気持ちはあるものの、ブログすらまともに継続できないのにそんなことできるはずもないと焦りと苛立ちが募る毎日。 …

  • 『森のシェフぶたぶた』感想

    矢崎存美さんの小説『ぶたぶたシリーズ』が好きです。 このシリーズとの出会いは確か図書館のコーナーで特集が組まれていたことだったと思うのですが、『ぶたぶた』という聞き慣れない言葉に興味を惹かれました。 あと置いてあった作品の表紙を一通り見た時に、凄く可愛くてどう見ても殺伐とした話ではないだろうと。 それで借りてみたら見事に自分の好みにマッチして、とても好きな小説になりました。 最近は色々あって本も読めてなかったのですが、そんな中で久しぶりに読んだのが『森のシェフぶたぶた』です。 2018年の作品なのでこの記事を書いている時点の最新刊ではないのですが、自分にとっては久々のぶたぶたさんとの再開。 内…

  • 九州戦風カミカゼバイト感想 〜ヒーロー物の新しい形〜

    すっごい面白かった!!!観に行けて良かった~!!!27日まで公演中!!お芝居好き、ヒーロー好きは是非見て欲しい!!笑って泣いて熱くてマスクがびっしょりやで!!#カミカゼバイト2021#劇団ZIGZAGBITE pic.twitter.com/pjWy443fdX — 天元の勇者 エルブレイブ (@brave555braves) September 23, 2021 21世紀も気がつけば20年の歳月が過ぎようとしている。 昨今の社会状況による様々な分野への影響、とりわけエンタメ業界への影響は未だ深刻なものがある。 その中でテレビに目をやればウルトラマンシリーズ、仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊…

  • 優美瑠 〜特別でないけれど特別な時間〜

    甘く香ばしいバターの匂いをさせた田中さんが休憩室に入ってきた。手には大盛りの明太子スパゲッティを持っている。桃色のスパゲッティ。ため息が出ちゃうくらい艶やかで美味しそうだった。 引用:松井玲奈/『カモフラージュ』 集英社 SKE48・乃木坂46の元メンバーである松井玲奈の短編小説集『カモフラージュ』に収録されている『いとうちゃん』はメイドカフェを舞台にした物語だ。 主人公のいとうちゃんはメイドカフェで働くことを夢見て上京するが、理想通りにならない現実に苦悩する。幸せな時間は食べる時間だけ。そのことがさらに彼女を苦しめる。 『カモフラージュ』は本当の自分に出会う物語だ。それぞれの章の主人公たちは…

  • ウルトラマンとタクシーの運転手さん

    ※新型コロナウイルスへの対策を万全にして参加しました。 2021年9月19日に鳥栖市文化会館で行われた『ULTRAMAN NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編in佐賀』を観戦しました。 東京でしか観れないショーが九州で観られるというだけでも貴重ですが、何といってもも奇跡の『ウルトラマンアグルスプリーム・ヴァージョン』をこの目で見られるとは! 長いことウルトラシリーズのファンをしていますが、こんなに気持ちが高揚したのは久しぶりでした。そしてショーの内容はその期待に応える素晴らしいものでした。 第1部、第2部とに別れたショーは最新作である『ウルトラマントリガー』と…

  • ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』はなぜ成功したのか

    📢#ハコヅメ 今夜ついに最終回📢今夜10時…最終回放送📺まもなくオンエア開始ッ‼️✨藤&川合の交番女子ペアが紡いできた物語の結末は⁉️桜ひき逃げ事件の真相に迫る⚡️愛すべき町山署メンバーの団結✊と奮闘🔥を最後まで見届けて下さいませ😭#戸田恵梨香 #永野芽郁#ありがとうハコヅメ pic.twitter.com/gOrBiPg1PA — ハコヅメ ~たたかう!交番女子~【ドラマ公式】 (@hakozume_ntv) September 15, 2021 2021年の夏は『ハコヅメ』の夏であったといっても過言ではない。 ハマった。久しぶりにこんなにもドラマにハマった。 特に事前情報も知らず見始めた本…

  • 華綯(かなう) 〜めるドナ 夢のいる場所〜

    ロビン「でしょう? ちゃんとした目的を持った人って好きよ」 ロボイヌ「そこでロボコン。君は先程からみっともないほど取り乱しておるが、はてさて君は何の目的で生きておる? 君は一体何になりたいんだワン? 毎日大根を買ったり、炊事洗濯をするお手伝いロボットになりたいのかね?」 ロボコン「バカ言え! もう!」 ロボイヌ「強がりを言うのはやめにしたまえ。現に君は毎日のように小川家にこき使われ、雑用をせっせとこなしているではないかワン」 ロボコン「あ、あのおいらね! あのね・・・」 ロボイヌ「他に理想があるというのかね? 君が生涯かけて果たさんとする大きな目標があるというのかね。Who are you? …

  • ウルトラマントリガー第4話、第5話、第6話感想

    orangecatblog.com 第4話放送データ タイトル:笑顔のために 登場怪獣:オカグビラ 放送日:2021年7月31日 監督:武居正能力 脚本:根元歳三 あらすじ 超古代の遺跡から見つかった出土品を狙うイグニス。その影響で怪獣・オカグビラが出現してしまう。果たしてウルトラマントリガーは街を守れるのか。 感想 前回までの導入編が終わって通常回がスタート。 地球で超古代の遺跡が見つかり、イグニスもケンゴたち以外のGUTS-SERECTのメンバーと接触するなど少しづつではあるが物語が進展している。 あっさりとイグニスの侵入を許すナースデッセイ号だが、警備がザルすぎるぞ。 まあイグニスはトレ…

  • カッコ悪くてもいい 〜物事の浅い部分しか見ていなかった私〜

    これから書くことは自分自身を整理するためのもので、結構生々しい部分もあります。お目を汚したら申し訳ありません。 この7月と8月は心が死んでいるような日々だった。理由は様々だけど、人生を建設的に進めるようなことは何もしていない。ブログも2記事しか書いていない。 8月には34歳になった。9月になっても心がモヤモヤするような時間を過ごしている。 無気力に過ごし、暇があれば女の子のいる店(いかがわしい店ではありません)で現実から逃げるように時間を潰し「これは今しかない時間なのだ」と自分に言い訳をし、彼女たちよりわずかばかり年上であることをいいことにちょっとした余計な人生のアドバイスの真似事をすることで…

  • ウルトラマントリガー第3話『超古代の光と闇』感想

    orangecatblog.com 放送データ タイトル:超古代の光と闇 登場怪獣:ヒュドラム、ガゾート 放送日:2021年7月24日 監督:坂本浩一 脚本:ハヤシナオキ あらすじ ケンゴたちの前に『宇宙一のトレジャーハンター』を名乗るイグニスが現れる。同じ頃最後の闇の巨人であるヒュドラムも出現し、ユナが誘拐されてしまう。 感想 スカイタイプ、ヒュドラム、イグニスとメインキャラクターが揃い1話から続くパイロット版のラストとなるエピソード。 色々と詰め込んであるが、それでも各要素に限ればかなりまとまった話だったと思う。 イグニスの飄々とした雰囲気は演じる細貝氏が『海賊戦隊ゴーカイジャー』で演じた…

  • 星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その2〜

    僕の人生は常に空想の中にあった。 幼い頃から外で遊ぶよりテレビやゲームが好きだったが、そうした性分は必然的に僕を内向的な人間へと成長させた。 高校生の時、僕は当時同じクラスにいたMさんに片思いをしていた。 Mさんはある有名歌手に似た綺麗な人だったが、今考えれば僕のような根暗男がよくもまあお近づきになりたいなどと分不相応なことを考えたものだと呆れてしまう。 某赤い彗星の言葉を借りるなら「これが若さ」というものである。 あれは修学旅行の時だったが、実家に電話を掛けようと京都でホテルの公衆電話(当時はまだ田舎で携帯を持っている高校生は少なかった)の前に来たら偶然Mさんがいた。 はっきり聞こえたわけで…

  • 『井上泰幸展』に行ってきました

    はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 こんにちは、管理人の侑芽です。 2021年7月17日、佐世保市博物館島瀬美術センターへ『井上泰展』を観に行きました。 恐らく佐世保に行くには4年ぶり‥‥‥ 本当に久しぶりでした。 この日が展示会の初日でしたが、奇しくも2021年の7月17日は初代ウルトラマンの第1話が放送されて55年目に当たります。 この記念すべき日に円谷英二特技監督時代の特撮映画を支え、その後も数々の映画に参加された井上泰幸さんの展示会を観れたことがとても嬉しかったです。 井上さんは1922年に福岡県古賀市(当時は糟屋郡小野村)で生まれました。 終戦後、映画業界に入った…

  • 安いアイテムで効果的にメンズが脱毛をする方法

    こんにちは、管理人の侑芽です。 季節を問わず、ムダ毛に悩まされている男性はたくさんいることでしょう。 実は私自身もその一人です。 根本的にムダ毛の悩みを解決するにはメンズエステに行くのが確実なのでしょうが、懐事情を考えるとそうはできないのが辛いところ‥‥‥ 恐らく多くの方が同じような状況ではないかと思います。 そこでこの記事では、私が行っているムダ毛処理の方法を書きました。 ポイントは複数の脱毛アイテムを組み合わせること。 使用しているのはドラッグストアやネットショッピングで安く購入できる物です。 この記事が少しでもムダ毛に悩む方の助けになれば幸いです。 カミソリを使っての脱毛 手っ取り早く処…

  • 小説『絶叫』感想 〜『ジョーカー』に共通する『生』の肯定〜

    葉真中顕の小説『絶叫』を知ったのはメイドカフェだった。 そこで働くメイドの女の子と本の話になり、お勧めの作品として教えてもらったのが本作である。 申し訳ないことに教えてもらってから読むまでかなり時間がかかってしまったが、いざ読み始めるとページをめくる手が止まらなくなるほど個人的に面白い小説だった。 物語は二つの事件と二人の女性の視点で進んでいく。 その過程で様々な謎とキャラクターが登場するが、バラバラだった二つの物語がラストへ向かって収束していく疾走感を本作の魅力としてまず挙げたい。 この疾走感を分かりやすく例えるなら、特撮ヒーロー作品の『仮面ライダーアギト』だ(特撮を知らない方には申し訳ない…

  • ウルトラマントリガー第2話『未来への飛翔』感想

    orangecatblog.com 放送データ タイトル:未来への飛翔 登場怪獣:ダーゴン、ギマイラ 放送日:2021年7月17日 監督:坂本浩一 脚本:ハヤシナオキ あらすじ GUTS-SELECTの隊員となったケンゴの前に怪獣『ギマイラ』が出現。苦戦しながらもギマイラを倒すトリガーだが、新たに復活した闇の巨人『ダーゴン』のパワーに敗北してしまう。 感想 スピーディーで中だるみのない、疾走感のあるエピソードだった。 本格的な登場となったGUTS-SELECTのメンバーたち。 主人公が物語が始まって防衛チーム加入するパターンでは、顔合わせを利用して各隊員を紹介できるメリットがある。 短い放送時…

  • 勇気を胸に 〜めるドナ 彼女が教えてくれた出会いの意味〜

    「最初はお客さんとしてお店に来ていました。そして自分でも働きたい、そう思ったときには体が動いていたんです」 どうしてめるドナで働こうと決めたのか尋ねる私に、彼女はそう答えました。まだメイドになって数日しか経っていない頃です。 凄い行動力だと思いました。何をするにも考え込み腰を上げるのが遅い私にはとても真似できないことです。 そうして飛び込んだメイドカフェの仕事ですが、彼女は本当に頑張っていたと思います。 彼女が働き始めた時期は、ちょうど季節の節目ということもあり多くのメイドさんが卒業されていきました。 同時に折からの世界情勢の影響で、お店も通常の営業形態とは異なる形での営業となっていました。 …

  • ウルトラマントリガー第1話『光を繋ぐもの』感想 〜ティガ世代としてトリガーに期待〜

    はじめに 放送データ あらすじ 感想 『NEW GENERATION TIGA』に寄せて はじめに 『ウルトラマンティガ』が放送された時私は小学3年生だった。 グレート、パワードとビデオ展開された新作を経て出会ったティガは、私が「初めて出会った新しいTVシリーズのウルトラマン」である。 そのティガの真髄を受け継ぐ作品と謳われているのが『ウルトラマントリガー』だ。 リアルタイムでティガに出会い一年間その戦いを見守った人間として、この新しいウルトラマンの物語を最後まで追いかけていきたい。 放送データ タイトル:光を繋ぐもの 登場怪獣:カルミラ、ゴルバー 放送日:2021年7月10日 監督:坂本浩一…

  • 『ゴジラVSコング』感想 〜本作を観るのにコングのような頭脳戦は必要ない〜

    ※この記事は映画のネタバレを含みます。 新型コロナウイルスによる公開延期により、日本でようやく2021年7月2日から『ゴジラVSコング』が公開された。 紆余曲折を経てようやく本作を鑑賞できた事実にまずは感謝したい。 思えば前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の公開からそう間をおかず2020年公開とアナウンスされていた本作。 だが様々な事情から、一時はまったく情報が伝わってこず本当に制作されているのかすら疑問に思った時期もあった。 今思い返すとまったくの杞憂であったが、それほど本作にかける自分の期待も大きかったのだと思うし、それは世界中のゴジラやキングコングのファンも同じだろう。 なんとい…

  • 魔法は終わらない 〜めるドナ 永遠の希望をくれた人〜

    童話の『シンデレラ』で疑問に思われたことはないでしょうか? なぜ夜中の12時を過ぎて魔法が解けても、シンデレラのガラスの靴だけがそのままだったのか。 色々意見はあると思うんですが、個人的には「魔法が解けないでほしい」というシンデレラの強い願いが靴に宿ったのではないか・・・・・・ と考えています。 魔法は万能の力であると同時に、人に夢や希望を与えるもの。 福岡市天神にあるメイドカフェ『めるドナ』を今回旅立たれる方は、私の心に大切な魔法をかけてくれました。 週に一度だけ、それでもその日になればいつだってその方に会うことができました。 私が出会った時には既にメイドとしての経験を積まれていて、後輩のメ…

  • 2021年上半期を雑に振り返り

    きついですね、毎日。 長引くコロナ禍と夏に向かい増す暑さ。 動かなくても体力と精神力を奪われているような感じで本当にきついです。 2021年もあっという間に上半期が終了。 もう本年も残すところ半年ですよ。 ということで、すっかり更新頻度は落ちましたがちょっと上半期の振り返りを。 何というのか・・・ 色々なことが衰えてることを感じています。 こんなこと書くと人生の諸先輩方に怒られそうだけど、ほんの3年ほど前と比べても特に気力が衰えていることを感じています。 その頃は仕事から帰ってきて、映画のDVDを2枚観ることとか普通にできていました。 当時はDMMの定額レンタルサービスなどを使って、いち早く新…

  • アニメを見るモチベーションの上げ方

    とにかく最近はアニメやドラマの消化ができません。 一応土日で休みがある週もあるので時間がないわけではないのですが、一番の問題はモチベーションです。 アニメでも30分を1クール溜めていたらそりゃあ膨大な時間になるわけですよ。 はっきりいって、楽しいとか娯楽とかじゃなくてきつい作業やるみたいなんです。 それでどうにもモチベーションが上がらず、最近の作品でなく自分が子供の頃見ていたけどその後見れなかった作品を視聴しました。 『太陽の勇者ファイバード』 U-NEXTで見たんですが、これが見始めると止まらなくて一日時間使って一気に最終回まで見ちゃいました。 それで見終わって気づいたんですが、アニメを十数…

  • ブロガー歴1年半の弱小ブロガーが考えた『読まれるブログ』の条件

    はじめに ブログを書き始めて1年半になります。 1ヶ月のPV数は多い時で1万PVで、最初の頃に比べたらかなり伸びていて訪問していただいた方には感謝しています。 しかし! これが収益の話になるともう鳴かず飛ばずで‥‥‥ 正直に白状するとアフェリエイトの収益は月に数十円から数百円で、振込可能金額に届いたのはたった1回だけ。 ネットでお金を儲けることは大変と聞いてはいましたが、継続して活動することでその言葉の意味を痛感しています。 その一方で、弱小ブロガーなりにブログを継続してみて『読まれるブログ』とは何か自分なりに考えました。 この記事は『これからブログを始める人』や『書いてもなかなか読まれないと…

  • サンダはかっこいい ~人間に味方する怪獣を描くということ~

    『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』といえばガイラだと思うんですよ。 その怖さは今更説明するまでもないと思いますが、かくいう私も子どもの頃はガイラが怖くてたまらなかったです。 本作をはじめて知ったのは保育園の頃でした。 友達の家にあった怪獣図鑑を見た時、色々なところで使われているサンダとガイラが組み合った写真が1ページまるまる載っていたんですがこれが怖いのなんの。 なんせ怪獣といえば、ウルトラシリーズの怪獣かゴジラくらいしか知らない子どもですよ。 それが人間みたいだけど、なんか毛むくじゃらで恐ろしい形相の怪獣二体が大きい写真で出てきたんだから怯えてしまいました。 何年も後に、たまたま…

  • 地球戦隊ファイブマン 第5話〜第10話感想

    第5話『みなしご銀河卵』 脚本:曽田博久 監督:新井清 第1話に登場したイーヤとトーヤ以外で、初めてゾーン以外のエイリアンが登場して本作の世界観が広がったエピソード。 『家族』という比較的狭い範囲を題材にしているファイブマンだが、本エピソードのようにエイリアンを登場させて話を違和感なく宇宙規模に広げていることに成功している。 またゾーンに滅ぼされた星の被害者を登場させることで、ファイブマンの戦いは自分達だけのためではなく被害者達の思いも背負っていることを視聴者に伝えることとなった。 この辺りは『電撃戦隊チェンジマン』で、チェンジマンの戦いが地球から宇宙全体へ影響を与える展開を描いた曽田氏の経験…

  • 秘技・倍速の術 〜エンタメ飽和時代の個人的U-NEXTのすゝめ〜

    気がつけば2021年の5月も終わり。 このままいくとあっという間に6月も終わり、2021年も半分が過ぎてしまう。 5月に関しては、ブログの執筆記事数が2記事と極端に少ない結果となったことをまず反省したい。 だって時間がないんだもん。 いやゴールデンウィークもあったんだから、時間はあるだろうという突っ込みが来るのはわかる。 正直にいうと録画しているアニメや映画、積んでいた本を読むことに忙しいのだ。 「いや暇じゃねぇか」と再度突っ込みが来そうだが、暇がないくらいそれらの量が溜まっているから困るのである。 今期見ているだけでも『バクテン!!』『不滅のあなたへ』『東京リベンジャーズ』『さよなら私のクラ…

  • 地球戦隊ファイブマン 第1話~第4話感想

    はじめに 『地球戦隊ファイブマン』に関しては、2021年に放送された某バラエティー番組でいささか未見の人には誤解を招きかねない取り上げられ方がされていた。 私自身はこれに関して憤慨した部分もあった反面、バラエティーとして割り切っていたが番組内で発言された意見も確かに一理あるものと感じた。 当ブログでは過去に『超獣戦隊ライブマン』の感想を全話綴ったが、続く『高速戦隊ターボレンジャー』に関しては私の時間的な制約もあり全話の感想を書くことはできなかった。 しかしファイブマンについては、例えどんなに下手な文章であっても感想を書かなければと思っている。 何故なら私が初めてテレビで見たスーパー戦隊こそファ…

  • 感想 福岡のアイドルグループ『MiST(ミスト)』デビューライブ 〜アイドル界のウルトラマンZ〜

    お披露目ライブ&ゴールデンアイドルVol.1ありがとうございました!!!明日もよろしくお願い致します!!予約特典はチェキ券2枚です🎁ご予約はDMまでお願い致します!!MiSTこれから頂上まで走り抜けます💃💃宜しくお願い致します!! pic.twitter.com/Mgvyzd40A5 — MiST-ミスト-5月2日(日)お披露目ライブ@TheVoodooLounge (@MiST_idol) 2021年5月2日 2020年のエンタメ業界を振り返る時、絶対に外してはならない作品がある。それは『ウルトラマンZ』だ。 放送直後から大きな反響を巻き起こした本作は、毎週Twitterのトレンドに上がるな…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、侑芽さんをフォローしませんか?

ハンドル名
侑芽さん
ブログタイトル
ネコはミカン片手に夜明けを待つ
フォロー
ネコはミカン片手に夜明けを待つ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用
ネコはミカン片手に夜明けを待つ

フォローできる上限に達しました。

新規登録/ログインすることで
フォロー上限を増やすことができます。

フォローしました

リーダーで読む

フォロー