流し目のイソヒヨドリと初出逢日本平この方とは初の出逢いです。全くの偶然に視界に入ってきました。距離は2,3メートル、メジロと異なりじっとしてくれています。美しい彩りの鳥に流し目で見られているような気がし、久能山とのご縁に大感謝しつつシャッターを切りました。イソヒヨドリ
日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です
学びの足跡:高校までは全て東京都足立区内、大学で初めて地方生活(仙台)を経験 実社会で大阪、横浜、取手、ニューヨークを転々、今、終の棲家か?江東区
雪の中特急定時来たりけり上三依塩原温泉口駅無人駅で、しかも初めて利用する路線でしたので、電車が来るとはわかってはいるものの、ちょっと不安でした。レールを伝って電車の音が聞こえ始め、来るなッと思ってホームの先を見つめていますと、見え始めました。我が野岩(やがん)鉄道特急リバティ会津134号です。SLではありませんが、格好よく見えました。雪と特急電車
無人駅ホーム新雪踏みキュッキュッ上三依塩原温泉口駅改札口からホームに着きますと、足跡の無い真っ白な雪。さっそく雪の上を歩き始めました。一歩ごとに聞こえる「キュッキュッ」はまっこと心地よい響きでした。雪踏みしめる音
帰る日にやうやくなるや雪見旅上三依塩原温泉口駅暖冬とはいえ、2月なら日光、那須塩原に雪はあるだろうと半年前に計画した3泊4日の雪見旅でした。期待は外れ、現地には日蔭の残雪もほとんどなく、諦めていた最後の日の朝、障子を開けますと雪が降っていました。雪見旅
冬曇SLを見てあつくなる東武日光駅冬曇SL
寒くとも撮らせるSL熱気かな東武日光駅SLを見ると、寒くとも撮らずにはいられなくなります。他の電車でこのような気持ちにはあまりなりません。とにかく見ているとジーンときます。吐き出す煙は小さい時に見た黒煙と異なり蒸気のような白煙ですが、それでもジーンときます。東武日光駅から鬼怒川温泉駅までワクワクしながら乗りました!SLの熱気
暖冬で一年中よく眠り猫日光東照宮この猫さんの上には4月から6月頃に咲いている牡丹の花が彫られています。牡丹の花ひらく暖かい陽気にうたた寝する猫。日光の2月も雨の現代は、一年中よく眠っているか・・・暖冬の眠り猫
二月だが雨江戸守る龍龍馬日光東照宮・陽明門日光東照宮は江戸城を守るためにその鬼門の方向に建てられたとのことです。龍の左右には霊獣の龍馬(りゅうば)が配置され、右の龍馬の口は阿形、左は吽形となっています。江戸時代の2月は当然雪に覆われていたことでしょうが、暖冬の今日、2月の雨の中でもしっかりと守護神のお勤めを果たされているようです。二月の雨と龍と龍馬(りゅうば)
二月だが雨に重厚陽明門日光東照宮階段下から陽明門を見上げますと、豪華絢爛で重厚な門全体が覆いかぶさってくる威圧感を感じます。大きな建造物が少ない江戸時代の人々がどのように感じていたのか、思わず想像してしまいます。重厚陽明門
二月だが雨日光の苔と金日光東照宮タクシーの運転手さんが、いつもだと雨ではなく雪なんですがね~、と言われていました。日光には雪のあった冬と夏・秋に何回か来ていますが、今回は苔が目につきました。枯れ気味色だからでしょうか?派手な装飾の東照宮と枯れ気味色の苔との組み合わせも味わいがあります。苔と金の東照宮
二月雨灯籠苔映ゆ塔を背に日光東照宮雪の東照宮を期待して半年前から宿を予約しての旅立ちでしたが、雨でした。雨に映える灯篭(とうろ)の上の枯れ気味色の苔、雨にけぶる五重塔とその組み合わせは、侘び寂び、風流ある時の流れを感じさせてくれました。二月だが雨、の日光
ハート形バーガー娘(こ)よりヴァレンタイン2024年2月14日娘夫婦からこの日に宅配便が届きました。ヴァレンタインプレゼントかなとは思いつつ、開けましたらなんとハート形したバーガー!この日の夜は高校同窓会の役員会がありましたので、娘夫婦には「明日、いただきます」とメッセージ。今夜戴きましたが、ジューシーでまっこと美味でした!ハート形ヴァレンタインバーガー
日を浴びて梅の雄しべの生き生きと鎌倉妙隆寺梅の雄しべの花糸(かし)の先端にあるたくさんの葯(やく)が生き生きと飛び交っている感じがします。ミクロの生物細胞の世界のようでもあり、遠い宇宙の星々の動きのようでもあるような・・・梅の雄しべ
白色の冬日放射やアフリカキンセンカ鎌倉の道端でこの放射状の花びらの白と中心円の紫、藍、橙の組み合わせは強烈でした。見た瞬間、NHKのコスミックワールドで見た「白色矮星(はくしょくわいせい)」を連想しました。白色矮星とは、太陽のような恒星が死を迎えた後に残す天体で、高温・高密度の白色光を発するとのことです。帰宅してから花の名前を調べましたら、アフリカキンセンカのようです。原産地はアフリカとのことで、強烈な太陽の光を受け反射する白き花、とのイメージが湧きます。アフリカキンセンカ
二月晴れ涙次はと準優勝味の素フィールド西が丘今日は、孫の所属チーム・東京FC深川が東京都クラブユースサッカーU-14選手権の決勝進出ということで、初めて見に行ってきました。暖かい日差しのお蔭で、二月の寒さもそれほど気にならず観戦を楽しめました。試合結果は接戦の上、惜しくも0-1で優勝ならず。試合終了の笛が鳴り響くと、皆グランドに暫し倒れ、それから涙を流す、あるいは一生懸命堪(こら)えながら表彰式の行われる場所までゆっくりと歩いていました。おそらく、都内にある100以上のクラブチームが競った中での2位ですから、大したもんだと思うのですが、1回とは言え、「負けた」ということは重いのですね。彼に「惜しかったね。良く戦った!」とメッセージを送りましたら、直ぐに「全国で取り返す」との返信!準優勝の涙
息遣ひ再現ゴッホの寝室にゴッホアライブ展寺田倉庫G1ビル不思議な展覧会でした。ゴッホの本物の作品は一つもありません。会場の壁面、床にコンピューターグラフィック化されたゴッホの初期から最後の作品がクラシック調の音楽をバックに大きく映し出されます。椅子が少ないため、2時間立ちづめでした。好きな絵が実際の景のように、雲が流れたり、カラスが飛んできたりして作品に対するイメージも膨らみ楽しいひと時でした。鑑賞後の感想は、映画館か360度のプラネタリウムで観たいかな、というものでした。この再現された寝室の元は、ゴッホの「アルルのフィンセントの寝室」です。暫し佇んでしまいました。ゴッホアライブ展
枝青み小粒芽は張る時を待つ江東区仙台堀川公園これは山吹の枝と芽です。中でエネルギーが満ち始め、次への局面展開に満を持しているかのようで、心ときめきます。もうすぐ春ですね~・・・山吹の青む枝と芽
雪に傾ぎし水仙立てり晴れやかに仙台堀川公園昨日は雪で傾いていた水仙も賑々しくも晴れやかにお日さまの中、咲いていました。元気な子供たちのようです。立ち直る水仙
日も受けて雪に傾ぎしカタバミの立つ仙台堀川公園今朝見に行きましたら、立ち直っていました!お日さまのエナジー、カタバミの中の力を感じました。自然から元気をいただきます。カタバミの力
紅白の鳥居の脇に櫻侍れり鎌倉宮この神社の祭神は護良親王で、父・後醍醐天皇を助けて鎌倉幕府を倒したが、28歳で逝去。ここの鳥居は、最上部の笠木の色が赤で、その他は真っ白。初めて見る鳥居の色彩ですが、この神社のホームページの「由緒」に「大塔宮・護良親王は、幼少より英明・勇猛な御方でした」と形容されていますので、その思いがこの色に込められているのかも、と想像しました。念のため、お宮に電話で訊きしましたら、答えは「創建当時は木造でしたが、改築の時に今の色彩となり、白は護良親王の純真な心を、赤は親王の情熱を表している」とのことでした。鳥居手前の左脇に植えられているのは河津桜で、立札には「初春桜」と書かれています。この色彩の鳥居と初春桜の組み合わせにも、護良親王へのこの神社の方の思いが込められているように思えます。紅白の鳥居と初春桜
土枯れ葉まじる東京雪ダルマ江東区仙台堀川公園きっと、今朝早く、学校が始まる前にお子らときっとお父さんが、地面を低く覆う草に残っている雪を集めて作ったのかな、と楽しく推測。雪国ではこんな雪だるまにお目にかかれないでしょう。東京の雪ダルマ
淡雪に傾ぐも健気水仙花江東区仙台堀川公園雪国の水仙さんたちは雪に備え地表に出る時期を測っているのでしょうが、東京の水仙さんたちはどうでしょうか。明日は立ち直っているのではと思います。また来て確かめます。傾ぐ水仙花
淡雪に耐えしカタバミ傾きぬ江東区仙台堀川公園昨夜の雪は少ししか降っていなかったと思っていましたが、野の花には重かったようです。今日の昼過ぎ、出逢ったカタバミはほとんどが倒れていました。このカタバミさんは明日は立ち直るのでしょうか?明日また来て確かめないとと思いました。雪で傾くカタバミ
東京の雪は一日能登思ふ江東区仙台堀川公園東京の昨夕からの雪も一夜明けて、小雨に。厳しい能登の雪と寒さの中で、ご自分の車やビニールハウス、半壊のご自宅、避難所などで生活されている方々のご苦労が偲ばれます。東京の雪と能登
厳しさの中を明るく水仙の花鎌倉妙隆寺まだまだ寒さ厳しき時に、時として悩み事がある時に、足元の水仙に出逢うと救われた心地がします。春がもう直ぐと感じます。心が明るくなります。裸木を通して見えるこの日の空は真っ青でした。低い低いアングルから撮りました。水仙の花
神木でリス餌を食(は)めり初春や鎌倉荏柄天神社裸大銀杏の巨大神木で、運よく、偶然に可愛いリスさんが餌を食べている光景に出逢えましたので、ラッキー!と思い、写真をたくさん撮りました。初春(はつはる)、縁起の良い年はじめと感じた次第です。巨大神木とリス
樹齢九百年裸銀杏の神々し鎌倉荏柄天神社この大銀杏の高さは25メートル、胴回りは10メートル。小さなリスさんが注連縄の下で、この巨大神木の根元からでてきた木の芽を食べています。裸大銀杏
神木でリス日向ぼこ餌を食みつ鎌倉荏柄天神社大銀杏この大銀杏の樹齢は神社と同じく900年程度とのことです。高さ25メートル、胴回りは10メートル。樹齢は1000年、高さ30メートルの鶴岡八幡宮の大銀杏が2010年3月の春嵐で根元から倒れてしまったため、現在ではこの天神社の銀杏が鎌倉一大きいとのことです。訪れたのが1月末でしたので当然一枚の葉もつけていない巨大神木は、荒々しさを秘めた威容感がありました。しばらく圧倒されて眺めていましたら、小さなリスさんに気付きました。リスの日向ぼこ
婚礼衣装の二人寿ぐ寺の梅鎌倉妙本寺和の婚礼衣装と紅白梅の彩り豊かな組み合わせ、しかも、場面がお寺さんいうのが私には新鮮でした。紅と白の梅の組み合わせは本当にめでたいという感じがします。お二人の末永いお幸せをお祈りいたします。寺の紅白梅
冬晴れや寺に婚礼衣装の二人鎌倉妙本寺和の婚礼衣装の二人と寺で出逢えたのは初めてです。お寺で挙げる結婚式を寺婚式(仏前結婚式・仏前式)といい、日本で最も歴史のある結婚式の一つで、今、静かなブームになっているとか・・・寺で出逢う婚礼衣装
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流し目のイソヒヨドリと初出逢日本平この方とは初の出逢いです。全くの偶然に視界に入ってきました。距離は2,3メートル、メジロと異なりじっとしてくれています。美しい彩りの鳥に流し目で見られているような気がし、久能山とのご縁に大感謝しつつシャッターを切りました。イソヒヨドリ
家康は見ぬや五月の鱗雲日本平夢テラスこの写真は5月14日に撮ったもので、5月なのに秋の季語である鱗雲が出ていることに、違和感を覚えました。「自分の遺体は駿府の久能山に葬り」と遺言した家康は、この地を愛していたのでしょう。久能山の五月の空に鱗雲!かつての家康が目にすることはなかった光景と思うと、感慨深いものがありました。昨今の異常気象・・・5月13日に89歳で逝去された「世界一貧しい大統領」と言われた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が、2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議(リオ+20)で演説された言葉の数々が思い浮かびます。「我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく、明らかに政治の問題なのです。」「今この行き過ぎた消費主義こそが、地球を...五月の鱗雲
家康の思ひか逆さ葵紋久能山東照宮御社殿この写真の左端にある逆さ葵紋は、その下に説明書が置かれていましたので気が付きました。そして、絶対的な権力者であった家康を祀る建造物にこのような不完全さをあえて加えるのは、生前の家康の考え方、思いががあって初めて可能なのでは、と思いました。家康の長男で二代目将軍・秀忠でさえ、父・家康のこのような考え・思いなしではできなかったと思います。説明書には、逆さ葵紋は「建物が未完成であることを表し、更なる発展への願いが込められていると言われています。(諸説あり)」とあります。徳川幕府創建時の不安定さを自覚し、徳川家の政権維持を遠い先まで構想して権力メカニズムを一代で作り上げた家康らしいと、改めて思った次第です。逆さ葵紋
草生(む)する香にあらためて初夏と知る南砂町駅前の小径わが奥さんとお弟子さんの「暮らしの中で遊びま書展」が、一か月前に700人を超える方々がご来場されて幕を閉じました。なかには日を変えて2回も来られた方々もおられました。私はお手伝いしただけですが何をするともなく時が過ぎ、ようやく先週、身の回りの自然の営みに気が向きました。今年は冬、春、夏の境界線が複雑に入り組みながら季節が移っていくような・・・草生す香
花冷えもよしや花見が長くなり仙台堀川公園今年の花冷えは、「冬戻り」というような寒さの日々が続いています。来週は高校母校の入学式。お天気予報では晴れて気温も今現在の9℃から20℃の春の陽気になるとのこと。正門の桜の一木が後輩たちの入学式に彩りを添えてくれるかも・・・花冷え
親に謝す「花の下にて」生まれしを花冷えや喜寿ありがたくかみしめて仙台堀川公園小生の好きな西行さんの和歌に掛けました;願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ小生の誕生日には毎年桜が咲いてくれていますが、こんな「花冷え」の日は記憶がありません。「花の下にて」
密やかに咲く源平桃の可憐かな隅田公園直立する一枝に小さな2輪、更に少し裂け始めた蕾一つ。曇り日だったこともあり、静寂さの中に可憐な美を感じました。源平桃
寝ころびて蒼天花見も乙なもの仙台堀川公園神輿の会のお花見では話も弾み、お酒も進み、眠気も忍び寄り、結果、寝ころびて蒼天花見。今朝の寒さからの気温の上昇と共に、一気に花開いた感じです。蒼天花見
お花見も本場カレーで盛り上がり仙台堀川公園一昨日の墨田川でのお花見に続き、今日は地元仙台堀川公園で、お神輿の会・陶法睦のお花見でした。お天気は一昨日同様、場所取りの8時頃は8度前後の寒さでしたが、会が始まるお昼ごろにはお日さまも出る蒼天のお花見日和となりました。我らの神輿の会にはインド人の方がおられ、朝早くから本場インドカレーを手作り。手作りの辛めの本場カレーを堪能しつつのお花見、なかなか乙なものでした。お花見
ヒヨドリと共に楽しむ花見かな隅田公園友人が、鳥がいると言われて指さしてくれるのですがなかなかわが目に見えず。分かったときは嬉しい気持ちになりました。ヒヨドリとお花見
雨露に色艶はえる若桜仙台堀川公園雨が止んですぐの仙台堀川公園では若桜に出会いました。若いが故の色艶が雨露に一段と映えています。可憐な美なるかな、でありました。雨露の若桜
源平桃美なるもその名悲哀かな隅田公園源平桃の名の由来は、源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたとか・・・。美しいお花ですが、壇ノ浦の戦いとかを連想しますともののあわれを覚えます。源平桃
お花見も下にかはゆき小花かな墨田川堤マーガレット、チューリップ・レディジェーン、カラスノエンドウ。これらの花よりも一段と小さなお花は画像検索してみましたが、アメリカフウロでしょうか?もう一つ同じ写真の隅に写っている青いろのお花は画像検索するも名前が分かりません。お花見と小花
数え年皆喜寿元気観桜会隅田公園・墨田川堤3月28日は浅草集合10時半頃には雨も上がり、5時間の日程、高校同期の方々とお花見散策・昼食会を楽しみました。喜寿観桜会
雪の無人駅列車来にけり定刻に会津鉄道会津線塔のへつり駅雪の無人駅で、列車を待つは我一人。帰路はこれからバスへの乗り換えも含め2時間余り。日暮れ前には宿に帰りたいと思っていましたので、遠くに列車の灯が見えた時、正直ほっとしました。雪の一人旅
猫作品を踏んじゃったあ選定中孫の書の作品のうちから一点を選ぼうとしていましたら、いつの間にか猫さんが忍び入り、作品の上を歩き始めました。選定者は皆一瞬どきりとしましたが、猫もさるもの、本当に軽々と踏み歩いてくれたお蔭で、作品は皆無事でした。座ったのが彼女が選定した作品と思われますが、人間さまの選定したものとは異なりました。ところで「猫ふんじゃった~」の歌では、猫が踏まれたことになっていますが、ここでは猫が作品を「踏んじゃったあ」でありました。猫と作品選定
父母席に謝辞一斉に卒業士都立足立高校卒業式母校の卒業式にはここ10数年、毎年参列していますが、今年も在校の2年生は送辞の中で3年生に「より良い学校にしていきます」と誓い、卒業の3年生は答辞の中で「これからの足立高校をよろしくお願いします」と後輩に託していました。私は半世紀以上も前に卒業した同窓生ですが、卒業式という大きな人生の節目に、送り、送られる後輩たちが母校の発展を常に心に留め、それが今日まで脈々と先輩から後輩に受け継がれていることに今年も改めて嬉しい気持ちになりました。今年の式で、終了間際に感動したことが二つありました。一つは男女ほぼ半々の273名の卒業生による式歌「旅たちの日に」の三部合唱でした。ハーモニーが実に美しく、感動しました。歌の途中から目頭を押さえる卒業生もいました。後輩たちは卒業後、ク...卒業式
親父超ゆ長兄卆寿の弥生かな東京マラソン卆寿祝のつまとなり深川不動尊前江戸深川鮓にしち私は5人きょうだいの末弟で平均年齢は84歳。お蔭様で皆、とりわけ今年卒寿の長兄が元気です。親父は明治39年生まれで数え年の米寿でこの世を去りました。今頃は、おふくろと一緒に「皆元気だな」と笑いながら見てくれているような気がします。卆寿祝の昼餉のこの日、たまたま東京マラソンの日で、しかも門前仲町の永代通りがコースでした。観光の人もマラソンを走っいている人も外国の方が多いのには驚きました。三月は旧暦の「弥生」。「弥(いや)」は「いよいよ」、「生(おい)」は「生い茂る」の意とのことです。まさに草木芽吹く月・・・。長兄の卆寿を祝うにはふさわしい月です。万物に感謝です。祝卆寿と東京マラソン
雪見散策昼に熱燗客一人妙雲寺隣の日本料理・松本妙雲寺でも我一人でしたが、感じの良い小料理屋の松本でも私だけ。メニューには昼定食しか載っていませんでしたが、「熱燗で一杯やりたいので、おつまみできますかね?」と遠慮がちに訊きましたら、「今はお客さんがお一人ですので、夜のメニューでもいいですよ」とのことで、お刺身を造ってくれました。雪の寒さに熱燗、なかなか粋な気分でした。雪見の熱燗
木漏れ日に雪の山道古石仏那須塩原妙雲寺境内ここでも我一人で、細い雪の山道を登っていきますと、広い墓地があります。その道沿いにいくつかの古石仏が佇み、祈りの心がそこにあるように感じました。雪の山道古石仏
エナジーに転換猛暑百日紅仙台堀川公園猛暑がぶり返しました。百日紅(さるすべり)は強いですね~!!!とりわけこの木は盛んです。百日紅
露草の妖精と遇ふ散歩かな仙台堀川公園歩くっていいですね~!自転車では見落とす小さく美しい世界が目に留まります。写真の黄色い部位の名前は仮雄蕊。名の由来は、その花粉は結実しない、即ち雄の機能を持たないので「仮雄しべ」、役割は昆虫を引き寄せる餌ではないかとも言われています。私には可愛い二つの目をもつ妖精が3人いるように見えます露草の妖精
連日の猛暑一服梅雨も慈雨わがマンション前とはいえ、室温は29.1度。これで過ごし易いと感じるようになった人間の適応能力にも感心します。猛暑の慈雨
換水後のプール「ひゃっこい」猛暑日も東砂スポーツセンター近所のプールの水は連日の猛暑でちょっと心地よくない生ぬるさでしたが、2日前から水の入れ替えが始まり、今日の午後の2時から営業再開。日盛りでしたが、きっと冷たかろうと期待していの一番で行きましたら、予想通り「ひゃっこい」!気持ちよく小一時間ほど泳ぎ続けましたら体が冷えてしまい、ジャクジーで暫し温めました。写真はヴェランダからのもので、荒川と葛西橋が見えます。換水後のプール
夕涼み散歩暗がり花の星仙台堀川公園可愛い花の星団です。足元の暗がりに宇宙の星雲、星団を想う。人は誰もおらず、涼しく、静かです。お花の名は、ピンクはペンタス、青紫はツルバキアです。夕涼み散歩
猛暑でも帰路に木蔭の救ひあり仙台堀川公園汗みどろ帰宅シャワーの救ひかな猛暑、木蔭、シャワー、救ひ・・・今は寒がりになった私にはこの暑さはさほどは応えませんが、木蔭があるとホッとし、シャワーを浴びると気持ちイイ~!と感じます。猛暑、木蔭、シャワー、救ひ
宮前の露天湯涼風旅気分川崎市宮前平湯けむり庄いつも地方の温泉で、入っている人も少ないのに慣れているせいか、都会の温泉の人の多さに一瞬たじろぎました。働き盛りの若い方が大部分で、黒色炭酸琥珀湯の天然温泉。広々とした露天風呂には石と樹木が自然に配され、涼しい風が通っています。話し声も皆小さく、「宮前平」という地名からは歴史を感じ、しばらくいると旅に出ているような気分になれました。都会の露天風呂
夕涼み猛暑に霞む川面かなヴェランダにて今日は室温が31度まで上がりました。ヴェランダは風で少しは救われますが、遠くの荒川は暑苦しそうに霞んで見えます。猛暑に霞む川面
通り過ぎふとふりかへる夕の梔子仙台堀川公園夕暮れ、散歩道を通り過ぎてふと花の香りに気が付き振り返ると、薄暗がりにほのぼのと浮く白きクチナシ・・・道ですれ人と違った直後、微かに漂う香水。この場合は振り返りませんが・・・猛暑日も、夕暮れになると涼しい風に出逢います。夕のクチナシ
猛暑には冷や素麺とわが奥さん室温30度の昼餉に、今年初めての冷や素麺でした!室温30度の冷や素麺
一大事部屋三十度以前なら人間の環境適応能力は凄いな~、と思います。「猛暑日」という言葉は2007年まで気象庁の予報用語にはなく、この年の予報用語改正で「猛暑日」と「熱中症」が追加されたとのこと。僅か20年足らずで室温30度の生活にも人はそこそこ適応している・・・室温三十度
夕の日を待ちて猛暑日散歩かな仙台堀川公園梅雨晴れの猛暑日。夕方は心地よい風も吹いていました。猛暑日の夕散歩
むく一斉飛び立ちにけり選挙カー仙台堀川公園今日は梅雨晴れ。昼の猛暑を避けて夕刻に散歩をしていましたら、ムクドリの一斉飛び立ち、圧巻でした。今や都知事、都議補欠選の真っ最中。人によっては、票のように見えるかも・・・ムクドリと選挙カー
梅雨空に海原海苔の贈り物鬱陶しい梅雨日が続いていますが、海苔の贈り物を戴いて、夏日の海原のイメージが浮かび、ちょっぴり清々しい気分になりました。海苔の贈り物
静謐や梅雨の伝統建築美伊東温泉東海館「伝統建築」とは、「建物を古くから伝わる技法でつくること。また、そのようにして建てた建物」とのことです。昭和3年(1928)に、当時の大工さんの匠技と材木の粋が凝縮されているこの木造3階建ての元温泉旅館は、この言葉にぴったりです。梅雨曇りの静けさの中で、木造りのぬくもり、静謐さにしばし浸りました。伝統建築美
梅雨晴れや先ずは洗濯今日の朝雨上がりのせいか、地上の緑、空の青と真綿のようなうすき白雲(しらくも)が、優しい調和の調べを奏でてくれているようです。梅雨晴れ
家康の時計眼前梅雨の入り伊東温泉東海館「家康愛用の西洋時計」というこの時計の説明書によれば、慶長16年(1611年)にスペイン国王から家康に贈られたもので、ベルギーでの製造年は1581年とのこと。1600年に関ヶ原の戦い。慶長8年(1603年)、江戸に幕府創立。「家康愛用の」という文字で、俄然この時計に歴史のぬくもりと時の移りをを感じます。関東でも時は移りつ、梅雨入りとなりました。家康愛用の西洋時計
青時雨組小細工の昭和かな伊東温泉東海館書院東海館は昭和3年(1928)に地元材木商により建てられた木造3階の温泉旅館で、当時の大工さんの匠技と材木の粋が凝縮されています。平成9年(1997年)に廃業し、現在は伊東市の観光施設として公開されています。書院障子の組子細工(くみこざいく)のデザインは、漁に使った網を海辺で干しているところで、周りにあるのは波とのことです。青時雨とは青葉の木立から落ちる水滴を、時雨に見立てた言葉です。静かで薄暗いセピア色したこの書院。青時雨が組小細工がはめ込まれた障子の外に感じられ、昭和生まれの私には遠い昭和の前半が懐かしく蘇ります・・・青時雨
時詰まる庭石の味梅雨の入り西伊豆温泉東海館その2・・・時詰まる庭石(その2)
時詰まる庭石の味梅雨の入り西伊豆温泉東海館日本庭園では大きな庭石が重要な地位を占めています。ふと思いました、石には何万年もの時間、「時」が詰み込まれて、今、存在し、これからも存在し続ける、ので、人は惹かれる・・・時詰まる庭石