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映画についての雑観 https://numbom2020.hatenablog.com

最新作から、懐かしい80, 90, 00年代の映画の思い出や、その他、海外アニメや小説、ゲーム、音楽などの雑多で幅広い内容について紹介、レビューします。海外アニメも大好きで、特にスティーブン・ユニバースについては別にブログを運営しています

スティーブン・ユニバースを広めたい https://minefage21.hatenablog.com 映画についての雑観 https://numbom2020.hatenablog.com

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2021/01/06

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  • ジュラシックワールド 新たなる支配者 原作ファンによるネタバレあり感想

    公開初日に観に行っちゃいましたよ、『ジュラシックワールド 新たなる支配者』 大胆にもシリーズ完結編を謳う話題作ですね。僕はこのシリーズ、実は原作小説であるマイクル・クライトン*1の『ジュラシック・パーク』『ロストワールド』の大ファンだったこともあり、大変好きなシリーズであります。実は『ジュラシックワールド』シリーズは映画第1作『ジュラシックパーク』はもちろんながら、原作小説をフィーチャーした要素が多く、クライトンの元ファンとしてはニヤニヤしてしまう場面も多いのです。今回の最新作はどうだったのか、原作小説でのテーマやキャラクターの描かれ方なども踏まえてゆるくパーソナルな感想を語ります。 (c) …

  • アバター 伝説の少年アン レビュー(前編) —子供と一緒に大人にも観て欲しい反戦アニメの傑作

    色々あってNetflixで海外アニメ『アバター 伝説の少年アン』を全話観たのですが、これがもう観終わっても何度も思い返す程面白くて、日本での知名度は低いし古い作品ですが、多分ピクサー作品や『スパイダーバース』と同じように、海外アニメだとかカートゥーンだとかの枠を超えた傑作だと感じた。また、2005年という15年も前のアニメに関わらず、戦争が身近になってしまった今の混迷した世界を予見していたかのような、生々しい反戦的寓話でもある。今こそ見るべき作品だと感じたので、今回レビューしようと思う。

  • 2021年の個人的 ベスト & ワースト

    2021年もついに今日で終わりですね。個人的には昨年に引き続き、コロナの影響であまり外に行けないので家で映画やテレビを見ることが多かったな•••という一年だった気がします。という訳で今年のベスト& ワーストという題で、今年、個人的に印象的だった作品や、感心しなかった作品をご紹介したいと思います。このゆるいブログの趣旨に従って、新作に限らず今年見た旧作、小説、ゲーム、ドラマ、音楽、漫画アニメなどなど。もはや作品名ですらなく、作者だったりしている極めて個人的なチョイスですが、何かの参考にでもなれば幸いです・・・ 最低限の内容紹介以外、一応、ネタバレは無しのつもりです。 カズオ・イシグロ原作 201…

  • 『紀子の食卓』は今見ても面白かった

    園子温はやはり詩的感性がある。そして世の中の朧げな歪みというようなものを感じ取るのが上手い。少なくとも、昔は上手かったと感じた(園子温の近作は見ていない)。前回記事で『愛のむきだし』(2009) を再見したことがキッカケで、当時『愛のむきだし』以上に面白かった記憶のあった2005年公開の『紀子の食卓』がAmazon Prime でPrime 会員に無料公開されているのを見つけたので、改めて見てみた。登場人物の口調や映像のクオリティなど色々気になる点はやはりあるものの、独り語りによる引き込まれるような面白さは今もまだ健在だった。むしろ、20世紀末から21世紀初頭のインターネット通信時代の雰囲気を…

  • ミセス・ノイズィ、と愛のむきだし

    先日、Netflixで『ミセス・ノイズィ』が配信されていた。公開時に少し話題になっていて、映画評論家などが褒めていた記憶があったので、そこそこ楽しみにしてました。本稿は『ミセス・ノイズィ』、そして園子温監督の2010年の映画『愛のむきだし』についてのネタバレを含みます。 ©「ミセス・ノイズィ」製作委員会監督 : 天野千尋 出演 : 篠原ゆき子、大高洋子

  • 映画監督の短編 : ドゥニ・ヴィルヌーブ”Next Floor”、ニール・ブロムカンプ”Oats Studios”

    よく、クリエイターが最初に手がけた作品は作家性を象徴していると言われますが、長編作家の描く短編もまた、作家の特徴が際立ったものになっているのではないでしょうか。以前、クリストファー・ノーラン監督のデビュー作『フォロウィング』と、彼の自主制作短篇”Doodlebug”を記事に書いた際も感じましたが、最近ドゥニ・ヴィルヌーブ監督(DUNE / デューン 砂の惑星)とニール・ブロムカンプ監督 (第九地区) の短篇作品を相次いで観て、奇妙な感慨を覚えたのでご紹介します。全然傾向の違う2作ですが、両方ともなかなか面白いです。↓クリストファー・ノーランの『フォロウィング』についてはこちらに書いてます nu…

  • DUNE / デューン 砂の惑星 レビュー (パート2) : 運命論と反出生主義

    ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『DUNE / デューン 砂の惑星』レビュー後半です。前半はこちらです。numbom2020.hatenablog.comネタバレなしプレビュー記事はこちら、関連作も紹介しています numbom2020.hatenablog.com 以下、ネタバレありです。 ©️ WARNER BROS PICTURES

  • DUNE / デューン 砂の惑星 レビュー(パート1) : 母子の物語

    未来のビジョン ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE / デューン 砂の惑星』という映画は、劇中でティモシー・シャラメ演じる主人公ポール・アトライデスが繰り返し見るような”未来のビジョン”を見せてくれる映画でした。その本来のテーマが完結するだろう続編、そして原作2作目を描くという3作目、その壮大なサーガの予感ーー。それはポールが見たように可能性の一つに過ぎませんが、しかし本作で蒔かれた種を刈り取るサーガが作られたとしたら、映画史に残るのではないかと感じます。もしかしたら商業的な大作映画の一つの分岐点となることすら有り得ると。他の思弁的なSF小説、例えばレム『惑星ソラリス』やアーサー・C・クラー…

  • 『DUNE / デューン 砂の惑星』 プレビュー : 合わせて観ると更に楽しめる2作品

    ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の『DUNE / デューン 砂の惑星』・・・1年越しに公開された超期待作を10/15の公開初週にIMAXシアターで観てきて、あまりの傑作っぷりに、それ以来興奮が冷めず何も手をつかない状態になってしまっている。何かデューンについてアウトプットしたいという生理的な反応と、この娯楽大作と言い切ることが困難な芸術的超大作が果たしてヒットするのかという不安に苛まれ、少しでも興味のある方には劇場にーーできれば足を運べる範囲で最高の設備を備えた劇場にーー行って体感して頂きたい、1人でも多くの人に布教したいという思いで、何も考えずに本記事を書き始めています。正直、本作をきちんと総括して…

  • 『カジノ・ロワイヤル』から『スペクター』ーーダニエル・クレイグ版”007”の魅力

    大変長い間待たされたダニエル・クレイグ版”007(ダブルオーセブン)”の完結編『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time To Die)』が遂に10/1から公開されました。実はダニクレ版007の長年のファンである僕も当然のことながら、公開直後に観てきましたよ。もうビリー・アイリッシュの歌うセンチメンタルなオープニングテーマ "No Time To Die" が流れ始めるところから涙ぐみましたよ! 完璧な映画では全然ないですが、とても感動しました。 さて、本記事ではそんな感動的な『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のフィナーレを少しでも多くの人に楽しんで頂けるよう、”007”についての豆知識、…

  • ヴィクトル・ユゴーのエスメラルダ、コゼットと”アデルの恋の物語 (1975)”

    ”アデルの恋の物語 (原題 : L'Histoire d'Adèle H.)”という映画を知っていますか? フランス恋愛映画界の巨匠 フランソワ・トリュフォー監督 (1932-1984) の作品で、『レ・ミゼラブル』『ノートルダム・ド・パリ』などで知られる19世紀のフランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの娘、アデル・ユゴーの狂騒的な半生を描いた伝記映画です。おそらくこの映画はトリュフォー監督やアデルを演じたイザベル・アジャーニと共に語られることが多いのだと思いますが、趣向を変えてヴィクトル・ユゴーの描いた文学の世界との相似性みたいなものを書いてみようと思います。ユゴーの小説は結末までのネタバレなし(…

  • ラーヤと龍の王国 : ラーヤは一体何を信じたのか?

    ラーヤはディズニーが日本の映画業界とちょっとトラブってるらしく、大手シネコンで上映されない事態に陥っていて、近年のディズニー作品と比べると上映館も広告もすごく少ない。ですが、観た方ならお分かりだと思いますが、ディズニー近作の中でも絵作りやアクション、メッセージ性などかなり意欲に富んだ作品です! 実際この作品、批評や宣伝では「新しい」とか「現代的」だとか「アップデートされた」などと評されることが多いのですが、何がどう新しいのか、特徴的なのか。宣伝で言っている「信じる」とは、一体何を信じたのか? ネタバレありで述べてみます。

  • シン・エヴァンゲリオン劇場版 : 庵野監督が本当に描きたかったこととは?

    度重なる延期の末に遂に公開されたシン・エヴァンゲリオン劇場版を先週の土曜日に見てきました。見終わって暫く経ちましたが、まだ僕の中ではこの映画は一体なんだったのか、庵野秀明監督が何を伝えたいのか良く分かりません。分からないなりに、思うところを評論的感想という感じで書いてみました。以下、旧作含めて遠慮なくネタバレしていくので、観る予定がある方はご注意くださいね!

  • フォロウィング : クリストファーノーラン監督の長編デビュー作

    先日、かなり久々にTSUTAYAでレンタルDVDコーナーをdigっていたら、尊敬するクリストファーノーラン監督の長篇デビュー作であるインディーズ映画、フォロウィングが置いてあったので借りてしまいました。ノーランの作品で唯一の観たことない作品でございます。昨年の “テネット” が個人的にはハズレであったので、ちょっと冷め気味のノーラン熱ですが、それゆえに冷静に鑑賞することができました。観たことない方向けにネタバレなしで感想を述べさせてもらいます。ノーラン監督ファンや映画ファンにはオススメです↓TENETのレビューはこちら numbom2020.hatenablog.com

  • ソウルフルワールド レビュー

    2021年最初に観た映画はディズニー・ピクサー合作 ソウルフル・ワールドでした。本来は劇場公開される予定でしたが、Disney+での配信での公開になってしまいました。同じような形で配信のみになった”ムーラン (2020)” と異なり、こちらは追加費用なしで見られます。 © 2021 Disney and its related entities物語の舞台はアフリカ系アメリカ人で、ジャズピアニストを夢見る非常勤講師である主人公 ジョーが生きる現世と、生まれる前の魂たちが暮らす生前・死後の世界、それぞれが描かれます。ファンタジックでありながら無機的な生前の世界を表現した画期的なアニメーションは、脚…

  • クイーンズ・ギャンビット : 破滅的な天才物語の新しい形

    天才的チェスプレーヤーであるベス・ハーモンの半生を描くNetflixオリジナルドラマ。原作はウォルター・デヴィスによる”The Queen’s Gambit (1983, 未邦訳)]”。世界63カ国でランキング1位を記録した大ヒット作品。本稿ではネタバレありでこの作品の主人公ベスの描き方について、よくある天才的な主人公像とは異なっており、それが本作の独自性を高めていることについて解説します。

  • 2020年に観て良かった映画 ベスト5

    さてでは今年の映画、でありますが、公開作自体が少なかったということや、そもそも僕自身は世間一般の水準で言えば映画好きだと思いますが、劇場で見る新作も多くても年間12本、月換算で1本くらいかな、っていう趣味レベルの輩なので、映画ブロガーの方々の情熱や行動力には到底及ばないと思います。数えたら旧作含めて今年は40本強くらい見てました。ですので、「僕が今年観た映画」という括りでの緩いレコメンドとさせて頂きます。なのでやたらと懐かしい映画も入っています(むしろほぼ旧作です)が、お許し下さい。選んだ映画を見ると、コメディ映画だったりコメディ要素の強い映画でした。ちょっと偏っていますが、今の世相を考えると、笑いというのも悪くないんじゃないでしょうか

  • テネット(2020)、そしてノーランへの想い

    僕はクリストファー・ノーランを尊敬しています。だからこそ、今年公開された”テネット”には違和感や不満を通り越して、軽く怒りすら覚えている。 ©2020 Warner Bros. All Rights Reserved本作の監督クリストファー・ノーランは、28歳の時に仲間と自主制作映画として”フォロウィング (1998)”を週末を利用して製作し、興行的な成功を収め”メメント(2000)”でメジャーデビューし批評的、興行的な大成功を収めました。己の作品一つ —それも大衆迎合的な内容ではなく、彼個人に由来する極めて先鋭的な思想性や芸術性の高い作品 — それを頼りに世の中へ出て行き、価値を示したのです…

  • 川上未映子『あこがれ』(新潮社文庫) 感想

    元々、川上未映子さんの小説は『乳と卵』しか読んだことなかったんですが、音読したくなるような流麗な文章と、曖昧だけど的を射てる情感描写が結構好きで印象に残ってました。先日、全くの偶然から同著者の『マリーの愛の証明』をAmazonのPrime会員無料で読んで非常に面白かったので、彼女の小説をもっと読みたくなり、本書を買ってみました。 この記事では本書の面白さと感想を、ネタバレは無しで軽ーく書いておこうと思います。読書の参考になれば幸いです。 © SHINCHOSHA All Rights Reserved.

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