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  • 佐渡の食 俺の備忘録 ゆうあん

    暑かった夏もそろそろ終息。 暑い中での魚の焼物は塩を中心とした塩焼き素材の持ち味を引き出す塩。これが涼しさを追って秋から冬に向かうときに献立に登場する祐庵柚庵…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 松戸で干物

    佐渡島にいたころは網にかかった魚を父はせっせと干物にしていたなー。 セイケ(カサゴ)ハチメ(メバル)シジュウ(アイナメ)カタバ(石鯛の小さいの)バカゲントウ(…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 カス扱い

    佐渡のお年寄りなら誰かしら北海道に親戚がいるのではないかと思われる。 私の家もそうであるが昔は確かに北海道から荒巻や昆布や身欠き鰊などが縄で縛って細い針金が着…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 実る子芋

    通称を衣かつぎ里芋の子芋か孫芋を洗って上から二分のところに包丁目を入れて蒸し上げ塩をかけるこの皮がむけるところを衣に見立てた料理。 芋が衣にすっぽり覆われ昔は…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 たたきという料理

    型の良いシイラが網にかかったりトローリングで釣り上げられる佐渡の海皮の下に旨みがあるので半身は分厚く皮を付けたまま粗塩を振って天日干しこれが私の大好物。帰省の…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 秋見立て

    principle(プリンシプル)という言葉がある原理原則や信条などと訳すが昨今この言葉が脚光を浴びている私もこの言葉が大好きである。 好き嫌いはあるかもしれ…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 老兵大分に帰る

    もう40年という月日が流れた多くを学んだ先輩が生まれ故郷の大分の別府に帰るという。 横浜でシルクの商社にいて中国との貿易をしていた一緒に中国に8回程行ったまだ…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 アブラメの支度

    待ち遠しい秋夏休みも終わり海にも入れないかといって鮎突きは飽きた何もすることない夏の燃え尽き症候群そんな小学生。活字を見るとすっきり眠れる勉強嫌いは折り紙付き…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 江戸煮

    江戸時代の中期の八代将軍の吉宗の頃料理網目調味抄という料理書がある。江戸煮とは生の蛸をぶつ切りにして酒とほうじ茶を入れてじっくり煮る仕上げに柚子の輪切りを入れ…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 夏バテかー?

    遊び過ぎた夏休み蝉はニーニー蝉からアブラ蝉ミンミン蝉そして朝夕のヒグラシが夏の終わりをつげ日中にツクツクボウシが鳴くこれが私の蝉の鳴き声から移ろいを察知する目…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 新聞紙は便利

    ある調べによると現在の新聞発行部数は劇的に減って後数年すると新聞紙が暮らしから遠い存在になってしまうそんなことらしい。 身内が新聞社にいる私なんぞはよっても心…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 甘い榎の実

    榎は日本に広く自生する落葉樹佐渡にもいたるところに自生しているご神木として植えたものなど様々。 おもちゃなんて今と違い色々あったわけでない小さいころこの榎の実…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 すずめ

    今年の帰省で気づいたことがある。ん?雀がちゅんちゅん鳴いてないなー?カラスの数も少ないなー?いるのはテトラに陣取るウミネコ山の神社の大木を回るトンビ鳥の勢力図…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 畔豆の秘密

    大豆は紀元前2000年前の弥生時代に稲とともに中国から伝わったと言われる(諸説あり)日本で広く栽培がされるようになったのが大河ドラマで話題の鎌倉時代だと言われ…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 もとあし

    これは楢の実である一口にドングリなんて言っていたがそういえば色んなカタチのがあったなー。佐渡島の木々たちがそろそろ実をつけている頃であろう。 いやいやドングリ…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 我が家の味噌

    佐渡味噌という分類があるようだ詳細はわからないが辛口でお米の味噌で色合いは赤っぽいという大豆も入っている。 北回りの寄港地ということで島外へ特に佐渡島の人が多…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 やらかした十五夜の菓子

    今年は九月十日が中秋の名月。 昔はどこでもそうしていたようだが母たちは口ではやっけら(めんどくさい)といいながら歳事は欠かすことはなかった。 佐渡の外海府の家…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 二十年先の悲劇

    以前誰かに言われたことがある。 頭がつまったら企てことがつまったら海外とまでは言わないが国内で一番安いチケットで 飛行機に乗った方がいいぞ!確かにそうだっかも…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 サメを食べる

    ぎょぎょぎょー!なんとも旨そうな身である顔を出すと怖がりますが昭和の頃我が家ではサメが食卓に上ることはあった。サメの切り身がスーパーに並ぶが大体はモウカザメと…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 田圃の水

    小学生の頃朝早くから山に出かけた父が戻って来たエバンと言う村の当番。川や山から出る水の水路を整備して満遍なく水田に引き込むのだが中には我水引田という漢字がその…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 砂に隠れるフグ

    土用波がひと段落すると少しだけ佐渡の海の波打ち際は静かになる日がある。 父が大きな魚のすくい網を買って来た鮎捕りの網にしては網の色も濃く糸も太いそんなもの賢い…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 かぼちゃ

    イモとカボチャはネショ(女性)の喰うものらと誰が言ったのか定かでないが小さい頃酔っぱらいの叔父さんが言っていた。 昔は夏になると妙に食卓にカボチャ料理が出る当…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 鮎有馬煮

    昭和57年の秋だった日本経済はバブルの兆候3Kが言われだした時代きついきたない危険最近の新3Kは給与休暇希望そんなことらしい。 私がいた葉山の飲食店も深刻な人…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 稀少いわたけ

    知っている人は知っている知らない人は知らない当たり前の文字を並べた。 佐渡島に住んでいてこのイワタケを口にした人はたぶん稀だと考える。 昭和48年の夏の自由研…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 盆トンボが舞う浜

    法事や私用の帰省で今年はお盆にはさすがに帰れなかった。 先日帰省し縁側で母と談笑トマトが鬼のように成長していた父が養殖ワカメをしていた時買ってきていた真竹の竿…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 海府のもずくは粘りがない?

    さて、講談社の食の歳時記には「海府もずく」と言うものがあり旬は春4月。 髪の毛のように細くて粘りがあり高級品と書かれている。そう海府とは佐渡の北側にある外海府…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 アマモは元気だった磯

    土用波が押し寄せた佐渡の海それでも帰省の翌日午前中は沖合は少し波だっていたがテトラポットの内側は波が比較的静かだった。初めての佐渡島で初めての魚突きサザエの地…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 歳事記

    幼いころに両親を亡くした父は子供に対して愛情深く育ててくれたもちろん母もそうしてくれた。歳時とは年々歳々の季節の移り変わり歳時を分けると自然と人事の季節の移り…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 やっけら!

    決して雨の日とか山に着てゆく雨具のヤッケではない。佐渡の母たちが昔から言っていたがそれが佐渡弁なのか定かではない。 沖縄でも鹿児島でも同じような意味合いで使わ…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 循環する村

    藁を切り込んだ赤土竹の骨組みをつくりそこに木のコテできれいに塗り土壁の完成である納屋に穴が開いた牛のやつが機嫌が悪く角で穴をあけてしまった。 昔は農耕の助けは…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 お盆の送り

    旧盆の最終日の佐渡島戻っていただいたご先祖様を無事に舟に乗せてお送りする日である。 令和四年は大雨などの天気予測今年はやたらと雨が降ることが多い地球温暖化や偏…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 舟を流す

    お盆の送りは物悲しい。 昭和の頃佐渡島から東京に帰るには道路が混むだから舟を流さないで早めに帰るか中日の15日で帰ることになる。 母はいつものようにササゲ豆を…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 山椒とイカ

    佐渡島にも多く自生する山椒日本料理の中で一番使われる。 和歌山県が最も多く次いで高知県などが有名な産地山朝倉竜神高原ブドウなどが原種含めて世界には250種類ほ…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 胡麻の実

    五月頃畑に胡麻の種を撒くそうすると稲刈りが終わった頃収穫できる昔はそうやって胡麻を家で収穫していたのである。 菜種も植えていた大豆も小豆も植えていた田圃の畝に…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 蛾一匹もいない

    子供夏休みの楽しみは男のであればやっぱりカブトムシ。 昭和43年だったかなーわが村と隣は木材の橋がかかっていたが鉄骨橋梁の橋が完成したそしてそこには明るい水銀…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 から焼き魚

    主を失った舟小屋もてなし大好きな父がこしらえた船小屋煮炊きが出来るように改造トビの最盛期に空焼きも出来る炉夏になるとそこで火をおこしバーベキューまでしていた。…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 いちじく

    久しぶりの帰省は懐かしさそして新しい気づき再発見など楽しいものである。今は誰も住んでいない祖母の家見れば畑に無花果の木が大きくなっていた叔父が苗を植えていたら…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 終戦の日を前に

    少しづつではあるが齢八十八の母親同じようなことを話すようになった母でなくとも私も友人からそれ六百回聞いたそんなことを言われる歳になった。 今から三十五年ほど前…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 ふんどん

    久しぶりの帰省で昔遊んだ植物が懐かしく空き家も点在しだした村を巡った。 お目当てはふんどんと呼んだ青い実納屋などの壁面を伝う蔦のような植物あったあったぶら下が…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 はじめてバクトを突く

    佐渡の話を自慢げに話したところならば今年は家族の旅は佐渡と決め家族三人が佐渡島に渡った。 宿は私の親戚の旅荘であり新鮮な魚を食べさせる宿として知る人ぞ知る宿で…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 62年知らなかった母の好み

     令和4年8月に驚きの話を聞いた。 母にどうしても鮎の天ぷらを食べさせたくて今年は水量が多く村の川の鮎が動き回っていてなかなか箱眼鏡で突くことは難しい。朝早く…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 手形の紅葉

    待ちに待った一年に一回の我が子と孫との出会い。 どれだけ待ったのであろう佐渡の島の玄関口両津の船の改札口まで車を走らせ一時間も前から着くはずもない船から降りて…

  • 結果として幸せだった

    昨今巷をざわつかせている電通言わずと知れた日本における広告代理店のど真ん中の企業。 私のマーケティングの師匠は元電通の調査部におられて独立された。その師匠から…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 すっぱい山ブドウ

    たまらない酸っぱい山ブドウダラドロデレがとってもあいまいな佐渡弁ではヤマブロウ。 佐渡島に間もなく収穫の秋がやってくるー。 田圃の青いじゅうたんが黄金色に染ま…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 鮮やかな色のしんこ

    知っている人もめっきり少なくなった佐渡の郷土菓子というしんこ。 京の雅の方の食文化北回りや西回り船の影響で石川や能登の食文化江戸町民の食文化などなど佐渡でもと…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 メゴチを釣った

    しかし佐渡島の海は豊かだなー。 住んでいたら当たり前が遠く離れて暮らしている歳を重ねているから多分に懐かしさも大いに入り分かるものも多いのかもしれない。 確か…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 竹取り物語

    昔々の話である佐渡の北端に近い我が村には北風に晒されるので孟宗竹なんていう立派な竹よりも細めの篠竹か真竹が山に茂ってた。プラスチックなんてものが暮らしに入って…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 秋の田毎

    七割を超える日本の土地の山間部平らなところは三割に満たない。 昔から地滑りが多い地形その被害を少しでも減らすため知恵の産物が棚田と言われている。 千枚もの棚田…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 ささげと蛸を煮る

    もちろん塩ゆで焼きダコの刺身は言うに及ばず秋ナスとの味噌汁は絶品この上ない。料理法の中に小倉煮というのがある。 京都の紅葉の名所。 小豆の色なのかカタチや色が…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 とも肝の料理

    ググってみるとともとは友供伴とあり中心に考えるものに対してそれに寄り添うものとある。 佐渡島ではよくこのともの料理を食べた。 とれとれのスルメイカを切りそのワ…

  • 佐渡の食 備忘録 ウニの食害

    令和4年の7月の帰省は散々鮎は一匹もとれない外海は波で瀬付きが荒い必ず雨がざっとくる。 潜ることが出来ない私は父の箱眼鏡を持ってサザエ捕りのヤスを持ちだし岩場…

  • 佐渡の食 俺の備忘録 葉山で食べた赤い魚

    これだけの呼び名がある魚がいるのだろうか佐渡島ではこいつに出くわした記憶がまったくなく食べたこともなかった。 富山⇒オキノジョロウ新潟⇒オキノジョウ東京⇒ヒメ…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 不思議な縁

    佐渡島から始まり東京中野神奈川葉山そして東京荒川区そしてまた葉山今は松戸に暮らす。 引っ越し貧乏とは私のことかれこれ引っ越した回数は18回を重ねるなー。 まだ…

  • 佐渡の暮らし 俺の備忘録 神道の家のお盆

    今日から八月であるが新たな再拡大が始まりお盆の帰省も躊躇する人たちもいる発熱外来の混乱濃厚接触者の待機期間無償の抗原検査キット遅配政府や諮問機関行政との連携が…

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