さて、時に画面の前の読者の皆様に先に謝罪させていただきたいのだが、かなり失礼なことを聞かせていただく。皆様は、友達はおられるであろうか。気の合う、一緒に居て苦痛ではない相手はいるだろうか。居る、という方が基本であるのか。しかし、友達なんていらない、という方もおられるかもしれない。別に一人でも、打ち込める何かがあるから生きていける、という方もおられるかもしれない。それはそれで、いいであろう。
読書感想:友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう4
前巻感想はこちら↓ 読書感想:友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう3 - 読樹庵 (hatenablog.com) 朝が来て昼が来て夜が来て。二十四時間一巡り、短い時間の中で思いを積み重ねて。前巻で見事恋人同士となった求と朱莉であるが、恋人同士になって終わり、という訳ではない。恋人同士となってもそこで終わりではない。そして二人はまだ大学生と高校生である。同じ場所で過ごすためには、まだ時間がかかるのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:海鳥東月の『でたらめ』な事情3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この巻の感想を書いていく前に先にお話しておかねばならない。この作品は今巻で最終巻である。しかし最終決戦の顛末まで描かれないという事を。最終決戦までの道筋を描き、あとは我々読者の想像にお任せすると言う手法を取る。この状況ではしごを外すなんて、と言いたくなるかもしれない。しかしその「でたらめ」さもこの作品ならでは、と思えば寂しさも減るのかもしれない。
読書感想:未来から来た花嫁の姫城さんが、また愛の告白をしてとおねだりしてきます。2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:未来から来た花嫁の姫城さんが、また愛の告白をしてとおねだりしてきます。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で未来の花嫁であるトウカの訪問を受け、冬花と結婚できる未来に向かう為努力を始めた我らが主人公、白馬であるが。そも、画面の前の読者の皆様もお察しであろう。未来を知った所でその通りになるとは限らず、寧ろ未来を知ると言うのはその未来にたどり着けないフラグであると。故に、白馬は求められる。本当の意味での王子となる事を。彼女だけの王子様となる事を。
読書感想:美醜逆転世界のクレリック ~美醜と貞操観念が逆転した異世界で僧侶になりました。淫欲の呪いを解くためにハーレムパーティで『儀式』します~2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:美醜逆転世界のクレリック ~美醜と貞操観念が逆転した異世界で僧侶になりました。淫欲の呪いを解くためにハーレムパーティで『儀式』します~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で貞操観念と美醜が逆転した異世界に転生してしまい、呪いを解ける僧侶、という職業を得たマコトであるが。他の僧侶であっても、彼女達の身体を救うことは出来るであろう。では彼にしか出来ない救い、とは何なのだろうか。それは彼女達の「心」を救う事。この世界からすれば醜い者達を救えるのは、彼だからこその観念といえるかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:悪いコのススメ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で私立西豪高校という小さな絶望郷への反逆を始めた蓮と胡桃であるが、果たして一つずつテロを重ねた所で学校をぶっ壊す事なんて出来るのだろうか、と思われた読者様はおられるだろうか。世界への反逆、と言えば格好いいかもしれないが、実際の所は世界が相手であると個人の力では限界があると言えよう。なれば二人が求めるべきは何か。それは力、と言えるのかもしれない。新しい知見を持つ者、そして実際に権力を持っている者。新たに仲間を増やしていかぬといつか行き詰まるといっていいかもしれない。
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫、ファミ通文庫、ヒーロー文庫編。
こんばんは。三月も終わりますが今年は花見が出来なさそうで残念な真白優樹です。一度くらいは桜の下でラノベを読みたいものですが。さて今回は、今月三十日から発売される5レーベル分の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・浮気していた彼女を振った後、学園一の美少女にお持ち帰りされました ・著:マキダノリヤ先生 絵:桜ひより先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少し…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:英雄夫婦の冷たい新婚生活1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、永遠の愛なんてものが存在するのなら不倫なんてものは存在せず泥沼の離婚劇、なんてものも存在していない筈である。という一言はさておき、前巻でアルマとエリーゼは互いの理想をすり合わせ絆を取り戻したわけであるが。このままラブラブしていくのか、と言われると残念ながらそうではない、と言える。喧嘩する程仲が良い、雨降って地固まる、割れ鍋に綴じ蓋。そんな言葉が似合うこの二人が喧嘩しなければ只のバカップルである。そして喧嘩している姿の方が輝いている二人が、喧嘩しない訳もないのである。
読書感想:無能と言われ続けた魔導師、実は世界最強なのに幽閉されていたので自覚なし2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:無能と言われ続けた魔導師、実は世界最強なのに幽閉されていたので自覚なし - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で帝国最強の一人を圧倒的な力でぶちのめし、聖法教会にその存在を知らしめたこの作品の主人公、アルスであるが。聖法教会側においては既に彼は重要人物、しかし魔法サイド側においても彼は、知られてしまえば即座に重要人物にカテゴライズされる事になるだろう。その時、真の意味で世界は彼を中心に動き出す事となるのだろう。そこに進んでいく、言わば前後編の前編となるのが今巻なのである。
読書雑記:四月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。そろそろ四月、お花見をしたいですが桜の名所の公園がお酒を飲めないようになっていて悲しい真白優樹です。おのれコロナ。さて本日は四月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・浮気していた彼女を振った後、学園一の美少女にお持ち帰りされました ・著:マキダノリヤ先生 絵:桜ひより先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の作品の書籍化作品となります。浮気…
さて、力を持ってはいけない、というより持たない、持たせないほうが良い人間とはどんな人間であろうか。愚者、に持たせてはいけないかもしれない。きちんとこちらが制御できる愚者であるなら、まだいいかもしれない。だが制御できぬ愚者、というより無鉄砲な者には与えてはいけないのかもしれない。ではこの作品の主人公である普通の青年、只人(表紙左)は愚者なのか。その部分は是非に画面の前の読者の皆様の目で見届けて欲しい次第である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:貞操逆転世界の童貞辺境領主騎士1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、我らが憤怒の騎士、誇るべき騎士であるチン〇イタイネン卿、ではなくファウスト卿であるが、彼の住まう国であるアンハルト王国の美意識においては彼は醜い部類である、というのは前巻を読まれた読者様であればご存じであろう。だが所が違えば美意識とて違うもの。隣国の蛮族、もといヴィレンドルフにおいては彼は「美しき野獣」と持て囃され、一種の神々しさのようなものをもって崇められている。こちらの国に生まれていれば、この作品はハーレムラブコメ一直線だったかもしれぬ。そんな事が分かるのが今巻である。
稲妻と言えばなるかみ、なるかみと言えば・・・とこれ以上語ると私のTCGプレイヤーとしての顔が出てくるのでここまでとして、婚約から始まるラブコメ、というのも往々にして存在するものである。言わば段階を飛ばした状態から始め、其処に至るまでを婚約者という立場から埋めていく事が面白いのであるが、そも婚約という最終段階まで一気に行くのも稲妻のようなものであろう。そんな「稲妻」というワードが重要であるこの作品は、果たしてどんなお話なのか。
読書感想:魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム
さてつい昨日、バイオハザード4のリメイク作品が発売された訳であるが、かのゲームはジャンル的にはサバイバルホラーである。かのゲームの敵は基本的に銃弾をしこたま叩き込めば殺せる。と、いう事はジャパニーズホラーの主役である幽霊、悪霊よりはマシなのかもしれない。何せ幽霊も悪霊も、一般人には普通殺せないので。
さて、ラブコメにおいて「記憶喪失」という始まりから展開されていく作品は時折見かける訳であるが、記憶喪失というシチュエーションの強みとはなんであろうか。かつての状況のリセット、そしてかつての自分という存在に対する謎、辺りとなるであろうか。この作品もまた、そのタイトルから察していただけるかと思うが、記憶喪失から始まる作品なのである。
読書感想:ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた1
さてこの世界には「推し活」という言葉がある。推しというのは心の栄養源であり、生きる活力となりうるため推し活というのはいいものである。だが日常生活に影響が出るまでやるのは違う、と思うので線引きは大切にしたい。それはともかく。画面の前の読者の皆様は「推し」がもし隣人であったら関わりに行くであろうか。それとも関わるなんて恐れ多いと、距離を取られるであろうか。その答えに正解はきっと、ないのかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:高嶺の花には逆らえない2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今巻の表紙はダブルヒロインであるあいりと千鶴であるが、ラブコメにおけるダブルヒロイン、という事で画面の前の読者の皆様、何かお察しではないだろうか。そう、この作品は今巻で最終巻なのである。故に葉は、選ぶのである。彼の事を思ってくれる二つの愛から片方を。
【お知らせ】 三月二十六日、スペースでの配信を行いたいと思いますお話。
こんばんは、真白優樹です。明後日日曜日、三月二十六日の午後十時半ごろから月一回のtwitterのスペース機能での配信を行いたいと思います。いつも通り凸待ちラジオ配信でございますので、皆様お気軽に来てくださいませ。
読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。 その6
前巻感想はこちら↓ 読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。 その5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今巻の感想を書いていく前に皆様、表紙の月愛を見て何か違和感を覚えられたりしなかったであろうか。何というか、前巻よりもちょっと大人っぽくないか、と。その違和感は間違っておられない。何と今巻は前巻の出来事から三年後、龍斗や月愛がオトナになった時間軸となっているのだ。決してキング・クリムゾンをくらっている訳ではないので安心して欲しい。と、言う訳で中々に挑戦的な方向へ踏み出したサプライズ、から始まるのが今巻なのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:負けヒロインが多すぎる!4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で主人公、和彦の周りに負けヒロイン達が集い、ラブコメが本格的に始まった、かと思ったがどうも一人触れるのを忘れていたらしい、というのが分かるのが今巻である。その触れられていない一人とは誰か。それこそは表紙からも分かる通り、妹である佳樹である。ファンタジア文庫の某作品のように実は血が繋がっていない、なんて事もない正真正銘の妹。故にその思いは届かない、生まれながらの「負けヒロイン」と言ってもいいのかもしれない。
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。MF文庫J及びオーバーラップ文庫、ダッシュエックス文庫編。
こんばんは。ウーロン茶のペットボトルを一本飲んだらお腹が痛いです、真白優樹です。さて本日は今週金曜日から土曜日にかけて発売される新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・記憶喪失の俺には、三人カノジョがいるらしい ・著:御宮ゆう先生 絵:たん旦先生 それではまずはMF文庫Jよりこちらの作品です。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した作品となります。果たして記憶喪失、…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:スパイ教室09 《我楽多》のアネット - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、第三部、世界謀略編開始、といきたい所であるがそうもいかない。画面の前の読者の皆様、誰かお忘れではないだろうか。そう、「浮雲」のランの事を。壊滅した「鳳」の面々の中、只一人生き残った彼女の事を。彼女の事も解決し無ければ、本当の意味では先に進めない。そして彼女を通じ描かれる、短編集なりのテーマ。それは「進路」。スパイを辞めるか、それとも続けるか。セカンドキャリアという所に目を向けていくのが今巻なのだ。
さて、古今東西の推理ものの作品の中で、古典として一つ上げるのならば、シャーロックホームズシリーズをあげられる読者様はどれだけおられるだろうか。古典的な探偵もの、推理ものは良いものである。では現代の推理もの、探偵ものに付随するようになった要素と言われて画面の前の読者の皆様は何をあげられるであろうか。
さて、現在の世の中でスマホを所持していないと言う画面の前の読者の皆様もそうはおられないであろう。スマホではなくガラケーでさえも所持していない、までに範囲を広げるとほぼいないのではないだろうか。それほどまでに携帯というのは社会に浸透しているし、スマホというのは一人に一台必需品のライフラインと化している。そんなスマホはご存じであると思うが、様々な種類がある。この作品における「スマホ」もまた、近未来の最新機種であり衝撃的な形状なのである。
読書感想:「一緒に寝たいんですよね、せんぱい?」と甘くささやかれて今夜も眠れない
睡眠、それは体を休めリセットするために必要な事であり、体にとって重要な事であると言うのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。だが、寝るのが怖い、という時もあるかもしれない。私とて、明日何かが故障したらどうしよう、とか気になってしまうと寝れない時だってある。けれど人は、寝ないといけないのである。
読書感想:あのね、じつは、はじめてなんだ。 ゆるそうでうぶな彼女との初体験まで、あと87日
さて、恋愛の王道、恋愛のテンプレというのは時代によって変わるものであり、かつてのテンプレを知る者からすると新しいテンプレは目を疑うものであったりすることもある。昨今は性行為、も当たり前であるらしい。そんな今の常識も私からしたら驚きである。だけどそれもまた、ギャップと呼んでもいいのかもしれない。
読書感想:居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は「ぼくのなつやすみ」というゲームを御存じであろうか。かのゲームは確か田舎を題材にひと夏の時間を描いた作品であるが、田舎というのは独特の穏やかな時間が流れているものである。のんのんびより、辺りを見てもそんな空気感が分かるかもしれない。この作品はそんな田舎を舞台にした作品であり、十日間の間の心温まるお話なのである。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は「白鳥由栄」という人物をご存じであろうか。歴史の教科書に載っているような人物では多分無いので知名度は低いと思われるので簡単に説明するのならば、「昭和の脱獄王」と呼ばれた人物である。その脱獄ぶりはそれぞれ調べていただくとして、監獄というのは国によって内部が違うものであるし、国によって中で何が出来るのか、というのは異なってくるものなのである。
読書感想:史上最強の宮廷テイマー3 ~自分を追い出して崩壊する王国を尻目に、辺境を開拓して使い魔たちの究極の楽園を作る~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:史上最強の宮廷テイマー2 ~自分を追い出して崩壊する王国を尻目に、辺境を開拓して使い魔たちの究極の楽園を作る~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、作者であるすかいふぁーむ先生が書きたいことは一通り書かれたと仰られている今巻。今巻においては一体、何を書くと言うのだろうか。それは妹であるシャナルの成長。ミリアもエリンも成長し、王であるユキアの周りに立つに相応しくなった。対し彼女はどうか。確かに強くはある、その比較対象は正に天上が如き存在であるが。だからこそ少しでも近づくために。成長を願う彼女が花開くのが今巻なのである。
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫編。
こんばんは。家の近辺の本屋、さらには電車で十分くらいの本屋も新刊の品ぞろえが微妙という事を知り、絶望している真白優樹です。まぁ都会の本屋に行くことを心掛けるしかないですね。さて本日は、今週金曜日発売予定のガガガ文庫及び富士見ファンタジア文庫の作品の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部記事は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ガガガ文庫編 ・お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか? ・著:ツカサ先生 絵:千種みのり先生 最初の作品…
読書感想:ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。ゲーム、というのは色々な場合があるがやり込み要素、という極めていけばキリがない要素が用意されているゲームもあるというのはご存じであろう。そのようなやり込み要素を、皆様は何か極められた事はあるであろうか。このゲームだけは、誰にも負けない程にやりつくしたし、全てを極めたという自負があるゲームはあられるであろうか。
読書感想:友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) 恋は盲目、恋は毒。その毒に浸されきり、どこまでもその深みに堕ちていく純也と夜瑠の二人。子供であるからこそ、多くを望み強欲に全部を抱え込もうとする。自分なら抱え込めるはずであると、友人達を騙しながら自分達の恋を貫こうとする。それは青さと若さの発露、と言っても過言ではないのかもしれない。多くを望む事を諦める年代ではない、若さだからこその選択肢と言えるのかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋は双子で割り切れない4 - 読樹庵 (hatenablog.com) まるで熾火のように、炎と燃え盛る、琉実の、那織の愛、純にだけは、分かって欲しいと向けられるその思い。何方も愛する、というのは出来はしない。お互いがお互いの事を一番知っている、故に分かる。そんなことは出来ないと。だからこそ答えを求め、答えを出す。その答えが示されるのが今巻なのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:怪物中毒 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であればこの作品の世界情勢と、官製スラムとも言える「仮面舞踏街」という街の歪さはご理解頂けていると思うが、そんな街で生きている零士や月といったルールから外されたはぐれ者達の事もご理解頂けているであろう。化け物である身体を持ちながらも、人間でありたいと、人間であろうとする彼ら。彼等を嘲笑うかのように新たな事件の発生する今巻。それは正に、人間の醜悪さを浮き彫りにしていく内容と言ってもいいのかもしれない。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は何かしらの旅行等で温泉に行かれた事はあるであろうか。温泉とは何も纏わず入るものであり、心も体も解れるリラックスできる場所である。そんな場所でそれこそ飽きるほどに、蕩けるまで湯につかる、というのはQOLの向上という面においては一年に一度くらいは体験しておくべき体験なのかもしれない。
読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。三月も始まり早くも半分くらい過ぎましたが、どんどん積読を減らしていきたいと思う真白優樹です。さて本日は。三月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について紹介していきたいと思います。 前回記事はこちら↓ 読書雑記:三月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) ガガガ文庫編 ・お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか? ・著:ツカサ先生 絵:千種みのり先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはアニメ化もされた「銃皇無尽のファフニール」シリーズを手掛けられたツカサ先生の新作です。今作品では怪異の絡む怪事件を訳あ…
さて、人間は自活の意味も込めて必ず一人暮らしを経験した方が良いという論理を何処かで聞いた気がするが、そも一人暮らしの基準を、画面の前の読者の皆様は何で求められた事があるであろうか。一人暮らしするに当り、求めるのはどんな要件であろうか。
さて、声優というのはアニメに声を吹き込む方々であり、キャラクターに命を入れる人達であるが、そんな人達が生き戦う世界、声優界を題材としたラノベを画面の前の読者の皆様は読まれた事はあるであろうか。華々しく見えて、実際の所声優の世界とは椅子の取り合い。常にだれかが誰かを蹴落とそうとしている、弱肉強食の世界なのである。
瞳のなか、そこに宇宙が広がっていると言ったのは誰であったであろうか。それはともかく、何かの瞳の中を覗き込んでみた時、画面の前の読者の皆様は吸い込まれるような感覚を覚えられた事はあるであろうか。瞳の中に映っているのは、果たして本当に自分だけなのであろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:聖剣学院の魔剣使い10 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、巻が進むたびに状況がどんどんと変遷していくのがこの作品の特徴であると言うのは、この作品を読まれている読者様であればご存じであろう。少しずつ明かされ始めたこの世界の謎、其処から怒涛の展開が始まっていく訳であるが、前巻の最後で登場した特大の爆弾。ここにいる筈のレオニスこと、「不死者の魔王」が更なる謎を呼び込んでくるのが今巻なのである。
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。及びGA文庫編。
こんばんは。三月も始まり早くも一週間、そろそろ温かくなる気配に嬉しい真白優樹です。あとはまぁ・・・げふんげふん。さて本日は今週金曜日発売予定の電撃文庫の新刊と、購入予定が一作品しかないので来週火曜日発売予定のGA文庫の作品の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:三月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 電撃文庫編 ・ミリは猫の瞳のなかに住んでいる ・著:四季大雅先生 絵:一色先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:灰原くんの強くて青春ニューゲーム3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、青春とは何か。青春とは恋、音楽、様々な答えがあるかもしれない。だが青春とは、未知と選択の繰り返しでもある。そう、「選択」である。夏希は今、選択を迫られている。陽花里と詩の間で、何方の恋を選ぶのかを。それは彼の一周目では決して得られなかった、二周目だからこその問題だ。だからこそ思い悩む、未知なる状況に。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:Vのガワの裏ガワ1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、Vtuberという存在を通じ青春を描いていくこちらの作品。時にぶつかり合うのも青春である。恋が芽生えるのも青春である。青春とは様々な形があれど、明確な正解というものはないのかもしれない。そして、「挫折」というのも青春の一つの要素と言える。今巻はそんな挫折と再起の巻であり、それを担うのが千景や果澪たちの後輩である生徒会の一員、夕莉(表紙)である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ランジェリーガールをお気に召すまま3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で雪菜の告白を引き出した事により恵太達「リュグ」の面々に波乱が起きる、というのは画面の前の読者の皆様も何となく予想されたのではないだろうか。正にその通り、と言えるかもしれぬ。ぽろっと漏れ出るのは基本的にはもれなく本心。言葉で飾らぬ本心だからこそその思いは真っ直ぐに。故にその思いは波乱を起こすのである。
読書感想:クールな女神様と一緒に住んだら、甘やかしすぎてポンコツにしてしまった件について3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:クールな女神様と一緒に住んだら、甘やかしすぎてポンコツにしてしまった件について2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で親の世界のとばっちりを受け子供達の関係が振り回される、というラブコメの中でも中々に特殊な状況へと進んでいったこの作品であるが、玲衣の思いは純粋である、晴人に向ける思いに混じり気はない、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。夏帆の思いもまた、純粋であると言える。しかし琴音の思いは少し違う。打算と計算込みであり、親世代からのとばっちりを最大限に利用しようともしている。だがそれでも、そこにある恋は確かなのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:本能寺から始める信長との天下統一8 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの時代の世界においては最大の宗教勢力であるキリスト教と激突する事となり、本格的に世界大戦へと飛び込んでいった我らが真琴と信長様達であるが、画面の前の読者の皆様は真琴に何かが足りないのではないか、と思われないであろうか。では何が足りないのであろうか。それは「覚悟」と「挫折」と言えるのではないだろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。6 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で朱音が不器用ながらも才人に向かい踏み出せた、という中々もどかしいにも程があるこの作品としては大きな一歩を踏み出したというのは前巻までを読まれている読者様はご存じであろう。少しずつ朱音の角も取れ始め、デレも少しずつ増えてくる。やっとこさ夫婦として、形を求めだしたこの二人。夫婦、即ち「家族」。そこへ辿り着くためにやっと歩き出したのだ。
読書感想:黒鳶の聖者5 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:黒鳶の聖者 4 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻まで読まれている読者様であれば、ラセルが追放された原因であり勇者であるヴィンスを操るケイティこと「愛の女神」、キャスリーンの事についてはご存じであろう。何故か魔王に協力される様子を見せていた彼女。そも、何故女神の一人であるのに魔王と手を組んでいる様子を見せるのか。敵としての一端は見えたものの、まだ本質については見えはしない。だが何かは見え始めた。それが更に見えてくるのが今巻なのだ。
読書雑記:二月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。
こんばんは。三月も始まりましてそろそろ寒さが緩んでくる気配が嬉しい真白優樹です。さて本日は、先月読了した作品の中からお勧めしたい作品を紹介したいと思います。 読書感想:くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める1 - 読樹庵 (hatenablog.com) それではまずはHJ文庫よりこちらの作品の紹介です。年の差ラブコメ、そこに初恋の幼なじみという要素と社会においての癒しを掛け合わせているこの作品。真っ直ぐに想いを向けてくれる年下ヒロインに萌えたい読者様にはお勧めしたいですね。 読書感想:絶対に俺をひとり占めしたい6人のメインヒロイン season1. さて、誰から…
さて、DIVE‼という小説があるがあれは高飛び込みを題材にした小説であり、グランブルーと言えば幽霊やアンデットが中核をなす海賊軍団である。ぐらんぶる、と言えばあれはダイビング漫画に分類していいのだろうか。と前書きしてきたわけであるが、画面の前の読者の皆様はダイビングというスポーツについて何処までご存じであろうか。意外と知らない、縁がないという読者様も多いのではないだろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:エロゲ転生 運命に抗う金豚貴族の奮闘記3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、領地も手に入れ転移魔法を復活させると言う大きな成果もあげ。豚から獅子へ変わりつつある我らが主人公、レオルド。もはや豚、などとは呼べぬがそれを知るのはごく僅か。ならば示す時が来る。その時が来るのが今巻であり、レオルドの生まれ変わった雄姿が世間にお披露目されるのが今巻なのだ。
読書感想:俺にだけ冷たい友利さんに裏アカ知ってると言ったら?
さて最近、すし屋での迷惑行為の動画がネット上で拡散され大炎上を招いた上で事件化されたという事があった訳であるがそれは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。そのような炎上は俗にいう「デジタルタトゥー」となり、ネット上に半永久的に一生、残り続けてしまう。故にネット上に何かを自分の意思で投稿する際は、十分に気を付けなければいけないのである。
読書感想:男嫌いな美人姉妹を名前も告げずに助けたら一体どうなる?
さて、ヤンデレというのは時に愛の形として歪んでいるという書かれ方をする事があり、重い愛の筆頭として描かれる事もある、というのは画面の前の読者の皆様も恐らくご存じであろう。しかしそこにあるのは間違いなく愛、なのも確かである。故に、その愛を受け入れる器がもしあるのなら、それは純愛に変わる、と言っても過言ではないのかもしれない。
読書感想:剣聖女アデルのやり直し1 ~過去に戻った最強剣聖、姫を救うために聖女となる~
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様はもし、一度だけ過去に戻ってやり直せるとしたらどの辺りに戻る事を望まれるだろうか、歴史の修正力、というものと戦わねばならぬとして、どの辺りの時代からやり直してみたいであろうか。その答えはセンサー万別、もとい千差万別であるので明確な正解はないとして。この作品はタイトルからも分かる通り、そういった作品なのである。
読書感想:最強デスビームを撃てるサラリーマン、異世界を征く1 剣と魔法の世界を無敵のビームで無双する
さて、画面の前の読者の皆様は「ビーム」と聞いて何を連想されるであろうか。ガンダムが自身の手持ち火器として使うライフルから放つのは大体ビームであり、ウルトラマンが独自のポーズから放つ光線技も広義的に言えば、ビームとなるであろう。様々な形のビームがあると思うが、ビームは基本的に破壊力を伴っているものであるが。実は様々な事に使える可能性があるのである。
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さて、時に画面の前の読者の皆様に先に謝罪させていただきたいのだが、かなり失礼なことを聞かせていただく。皆様は、友達はおられるであろうか。気の合う、一緒に居て苦痛ではない相手はいるだろうか。居る、という方が基本であるのか。しかし、友達なんていらない、という方もおられるかもしれない。別に一人でも、打ち込める何かがあるから生きていける、という方もおられるかもしれない。それはそれで、いいであろう。
太陽曰く燃えよカオス、というのは某有名這いよるアニメの主題歌の名前であるが、燃えよ剣というのは、実在する新選組を題材とした小説の名前である。新選組、と言えばアニメや漫画、ゲームでは様々に脚色、加工されていたりするものであろう。某刀剣男子のアニメでは、かの土方歳三が携えていた二振りの刀に関するドラマがあったし、某北海道を舞台にしたアニメでは老人になった土方歳三がいたりして。
こんばんは。七月ももうすぐ後半、そろそろ本当の梅雨明けでしょうか真白優樹です。さて本日は、地元で既に発売されていたので、GCN文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ・魔女と傭兵 6 下 ・著:超法規的かえる先生 絵:叶世べんち先生 それではまず最初の作品はこちら。ストリゴに転移してしまったジグをシアーシャが追いかけていく今巻。果たして二人の魔女の出会いは何に繋がるのか。楽しみですね。 ・モンスターの肉を食…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ほうかごがかり4 あかね小学校 - 読樹庵 さて、我々は本当に「ほうかご」、というものを知っているのだろうか? 全国の学校にあるという「ほうかご」、しかし読者である我々が知るのは、啓達の学校と華菜達の学校のほうかごだけ。だからこそ、我々は知らない、その全てを。 そんな闇の一端、ほうかご独自の、ある意味では救いのようなものが示される巻である。
こんばんは。雨が降ると体が重い、真白優樹です。本日は明日発売のガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品をお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ガガガ文庫編 ・シスターと触手3 邪眼の聖女と不適切な魔女 ・著:川岸殴魚先生 絵:七原冬雪先生 それではまず最初はガガガ文庫から。ソフィアが連れ去られ救出に向かう中、大聖女と勇者の成れの果てが立ち塞がる最終章。果たして触手が覚醒したら何が見えるのか。楽しみですね。 ・ニュー忍者ロード…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました2 - 読樹庵 さて、高校生ながらに婚約者、という大人の関係まで飛び出していけしてしまった後、その間を埋めるように恋人同士として順調に、恋、どころか愛を育んでいる蒼太と凪の二人だが。氷姫という渾名どこいった?とツッコミたくなるくらいに甘々のとろとろになっていく凪は、前巻で確かに一歩踏み出した。では次は誰か、というと。今度は蒼太の番、である。
さて、この作品の作者様であられる天酒之瓢先生の代表作は? と画面の前の読者の皆様に問いかけてみれば、多分ナイツ&マジック、という答えが大多数の方から返ってくるであろう。なろう小説から始まり、書籍化から漫画化、アニメ化を経て、遂にはSF、ロボットものとしての夢であろうスーパーロボット大戦シリーズへの出演まで。正にサクセスストーリー、私も参戦作ではイカルガに切り込み隊長として暴れてもらっていた訳であるがそれはさておき。天酒之瓢先生と言えば、SF、ロボットものである。と言う事でこの作品もまたSF、パワードスーツものなのだ。
さて、不死身と言うのは大体において、ラノベにおいては敵側のキャラクター、が持っているイメージが強い能力であるかもしれない。そんな敵と相対した時、何が見所となるか、というと不死身の攻略方法であろう。不死身、というのには大体の場合何かしらのからくりがある訳であり。そこを解き明かして突けば、不死身と言うのは攻略できるものである事が大半なのだから。
さて、論理というのは推理にとって重要なものであろう。それは何故か、というと推理と言うのは論理に支えられているものだから、と言える。例えば、推理をすっ飛ばしていきなり犯人を指摘したとしよう。推理をした者からすればその推理は正しいものかもしれないし、実際その推理は間違っていないかもしれない。だがそれでは納得を得られない、誰からも。だからこそ、論理を用いて推理をし、犯人を解き明かすというのが重要なのであると言える。
さて、頭脳戦というのは問われるのは頭脳であり、そこに貴賤、身分の差は関係ないものである。ではお嬢様、と呼ばれるような者達が頭脳戦をしている作品、と聞いて画面の前の読者の皆様は何の作品を連想されるであろうか。私は賭ケグルイという作品を連想したが、同じ作品を連想された方は、果たして画面の前にどれだけおられるであろうか。
こんばんは。七月中盤、肉まんの気分を味わえる暑さが続いたと思ったら、明日からしばらくの雨予報に面倒くささを感じる真白優樹です。さて本日は、七月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話していきたいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 前回記事は上記となります。 ガガガ文庫編 ・ニュー忍者ロード 上 ・著:大武栄一先生 絵:岩元辰郎先生 それではまず最初の作品、ガガガ文庫の作品はこちら。こちらはこの作品でデビューされる大武栄一先生の新作です。現代に細々と生き抜く、忍術を受け継いだ少年が少女の運命を変える為に古の…
さて、時に画面の前の読者の皆様はメスガキ、という存在をご存じであろうか。二次元の世界では時に見かけたりするが、現実の世界では見かけたことがない、かもしれないそんな存在。大体の場合、揶揄われて弄ばれるか抱き潰されるなどされて分からされている印象があるのだがそれはさておき。正直、そういう子は苦手、嫌いと言う方もおられるかもしれない。だからなのかもかは知らないが、ラノベヒロインとしてメスガキという存在を見たことはない、かもしれない。
さて、時に画面の前の読者の皆様は、死にゲーと聞いてどんなゲームを連想されるであろうか。死にゲー、それは文字通り死んで覚えるタイプのゲームであり、死が前提であるからこそ難易度は高く、敵の攻撃力は高く、そして初見殺しのような、思わぬ罠が仕込まれていたりする。そういったゲームが好きな方もおられるだろう。ではもしそんなゲームがデスゲームと化したら? それこそ、生き延びれるのはほんの僅かな人間ばかりであろう。
こんばんは。最近蒸し暑すぎてずっと肉まんの気分になっている真白優樹です。さて本日はそろそろ発売であるはずのGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・お嬢様頭脳戦 ~お嬢様は頭脳ゲームの完全勝利をご所望です~ ・著:細波小路先生 絵:AIKO先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして最弱のお嬢様と最強の少年の出会いはどんな勝利を生むのか。楽しみですね…
さて、時に皇族というのはニュースになる訳だが、○○様が通っている学校、と言う事で一般の方には聞き覚えのない学校の名前が報道されているという、のは画面の前の読者の皆様もご存じかもしれない。実際、ああいった学校に通う子供とはどんな子なのだろうか。所謂上流家庭であったり、旧華族のように高貴な家の出だったりするのだろうか。 しかし皆様もご存じであるだろうが、今の日本に身分制、身分差といったものは存在しないわけで。そう考えると、一体そのような子達が通う学校というのはどういうものなのだろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める4 - 読樹庵 さて、前巻で高校生活最後の夏休み、その終わりまで描かれた訳であるが。今巻表紙を見てみてほしい。卒業式である。そう、今巻でこの作品は完結を迎える訳である。と言う事で、最後は何を描いていくのか。雄也、の周りはもう描く事もそんなに無いだろう。と言う事で今巻は葵の秋から冬、そして春へと。大学入試へ向けて最後の勝負の時間が描かれるのだ。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める3 - 読樹庵 さて、高校三年生にとって、三年生とはどういう時か。それは勝負の年、であると言えるのかもしれない。高校生活最後の年、それは未来へ向けての最後の一年。ここを過ぎれば生活環境はがらりと変わるであろう。就職であっても、進学であっても。と言う事でこの作品においてもそれは同じ。葵にとって最後の一年が始まるのが今巻なのだ。
こんばんは。七月になって一気に蒸し暑さが増して来てストレスMAX、真白優樹です。さて本日は明後日発売の電撃文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話していきたいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・ほうかごがかり5 あかね小学校 ・著:甲田学人先生 絵:potg先生 それではまず最初の作品はこちら。ほうかごから週明けの月曜日、何故か死んだ二人が生き返ってきた今巻。誰も知らぬ異常事態、果たして何が起きているのか。期待したいですね。 ・この青春に、別解はな…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:好きな子のいもうと2 - 読樹庵 さて、前巻で結叶の燻り続ける思いに海望のどんどん深化する思いが絡みついている所に、渚のなにもかもから解放された、再び燃え上がる恋が絡まり始め、三角関係は本格的に始まった訳なのだが。ここまで読み続けてこられた読者様であれば、海望と渚、交わらぬ姉妹の思いは並び立てぬ、と思われているかもしれない。どちらかが結ばれればどちらかは破れる、そして破れた方は壊れてしまうだろう。
さて、昨今食料品だの電気代だのが全体的に高騰しており家計を圧迫、そこに対する対策が再来週が投票日であるらしい参議院選挙の各党の公約の中にも盛り込まれていたりする訳であるが。正直、そう簡単にいくのだろうか。その政策の実現、というのは簡単なものではない訳で。そう考えると、日本経済の好転というのはまだまだ時間がかかるかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:変人のサラダボウル6 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、岐阜の裏社会を会社という形で束ね、動画投稿にバンドに性行為に、と自由に生きているリヴィアこと命。アイドルとしてのデビューへ着実に歩みだしていく沙羅。その保護者である惣助。ここまで読んできた読者の皆様ならばご存じであろうが、この作品、変人だらけなのは言うまでもないが、主人公だらけ、とも言える。正しく全員主人公であるこの作品。今巻では今まで舞台の端にいた友奈が文字通り主役として踊り出る巻なのだ。
さて、時に画面の前の読者の皆様は「コロニー」という単語を聞いて何を連想されるであろうか。機動戦士ガンダムシリーズにおける、宇宙での人の住処を連想された読者様もおられるだろう。作品によってそれぞれ異なる作りのコロニーがあって、例えば宇宙へ繋がる軌道エレベーター、なるものも存在している訳である、かのシリーズは。
こんばんは。蝉の大合唱で目覚めると気分最悪な気がする真白優樹です。さて本日は明日発売予定の富士見ファンタジア文庫、GCN文庫の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 富士見ファンタジア文庫編 ・俺がモテるのは解釈違い ~推し美少女たちに挟まれました~ ・著:浅岡旭先生 絵:Bcoca それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして全く百合に…
さて、アニメやラノベの世界においては海賊、という人種は一口に言っても様々な種類に別れる、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。例えば王道に海を行き仲間達と冒険する者、もいれば、広大な宇宙という海を旅する海賊、だっているであろう。そう考えると海賊というのは幅広いものだ。そして海賊と言っても、その行為の善悪というのは様々にある。例えば略奪、そこに殺人や破壊という行為を伴う海賊もいるし、略奪だけを行う海賊だっているかもしれない。この作品における主人公、海賊であるレイメイ(表紙)はどちらなのか、というと後者なのである。
みそひともじ、漢字にすれば三十一文字。この数は何なのだろうか。決してアイスクリームではない。そう、短歌。五、七、五、七、七の文字数で詠まれる歌である。しかし馴染みのない、と言われる読者様も多いかもしれぬ。実際、短歌なるものは百人一首でも嗜んでいなければ国語か歴史の教科書の中でなければ馴染みがない、かもしれない。ましてやラノベの題材、というものでは少なくとも私は見たことがない。そんな、短歌、というものが重要になるのがこの作品なのである。
こんばんは。そろそろ梅雨明け、熱い季節の予感に嫌になる真白優樹です。さて本日は明日発売予定のガガガ文庫の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・砂の海のレイメイ 七つの異世界、二つの太陽 ・著:中島リュウ先生 絵:PAN:D先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀している作品です。果たして砂の海の世界、二人の出会いはどんな航海に繋がるのか。期待したいですね…
さて、時に画面の前の読者の皆様は暗殺者、殺し屋と聞いてどんなキャラを連想されるであろうか。自分はまずゴルゴ13というキャラが思い浮かんだが、彼は狙撃手、スナイパーであるのでどうなのだろう。画面の前の読者の皆様なら「山の翁」と呼ばれる暗殺者がメジャーであろうか。私は「山の翁」であれば、ファンから「じいじ」と呼ばれる方が好きなのであるが。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:彼女を奪ったイケメン美少女がなぜか俺まで狙ってくる - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で始まった、一ヶ月限定でのお試しの静乃と颯太の恋人生活、そして何か思う所を見せる江奈、という関係性は前巻を読まれた読者様であればご存じであると思われるが。そもそも、こう思われた読者様もおられるだろう。何故、静乃はあんなビデオレターを送りつけて来たのか。と、言う事を。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:吸血令嬢は魔刀を手に取る - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でナイトログであるノアと兄妹のような関係であると判明したこの作品の主人公、逸夜であるが。よく深堀してみると、結構まだまだ闇が眠っていそう、と思われる方もおられないだろうか。強力な夜煌刀に変ずることのできる彼。それは偶然なのか。こうまで闇が深いとそこにも何か事情があるのではないか。その疑問に光を当て、「夜ノ郷」へと一旦舞台が移るのが今巻である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋は双子で割り切れない5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さてハートが交差して、純を中心として恋が響いて。ちぐはぐな音が絡み合って、純と那織が付き合いだして、という所で前巻は終わった訳であるが。さてここより何が語られるのか、というのをこれから見ていきたい次第である。確かに純と双子の三角関係は一先ずの帰結を迎えた。かのファンタジア文庫の作品の如く三人で付き合う、という選択肢を選ぶ事なく二人と一人になる事を選んだ。だけどそれで、終わるわけではない。
こんばんは。七月ももう中盤、ボーナスという嬉しいものが来る半面、各レーベルも様々な作品を出してくる季節になったなと思う真白優樹です。さて本日は七月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊を紹介していきたいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 ガガガ文庫編 ・砂の海のレイメイ 七つの異世界、二つの太陽 ・著:中島リュウ先生 絵:PAN:D先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは第18回小学館ラノベ大賞で優秀賞を受賞した作品となります。 空に七つの異世界、…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:レプリカだって、恋をする。3 - 読樹庵 (hatenablog.com) 夏が来て、秋になって、そして冬が来ようとしている中で。ナオと素直、レプリカとオリジナルとして、同じ時間を過ごして来て。レプリカ、というものの真実を見ることになって。さぁ、最後は何を選ぶのか。戻るのか、それとも。 その答えが明かされるのが今巻であり。ナオの物語の終着点となるのが今巻である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:少女星間漂流記 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、広大な宇宙を馬車型の宇宙船で旅をするワタリとリドリーの二人、という物語の骨子は前巻を読まれた読者様は大体お察しいただけていると思うが。前巻の星を見ているとこうは思われないだろうか。意外と住めぬ理由が明白な星、多くないか、と。そういう事もあるかもしれない。それも合ってかは分からぬが、今巻では一見すると優しい星がまぁまぁ出てくるのだ。
こんばんは。そろそろ梅雨も終わると言う事で気が付けば雨の日が多くなっている気がする真白優樹です。さて本日は、そろそろ発売のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければどうぞ。 ・一週間後、あなたを殺します ・著:幼田ヒロ先生 絵:あるてら先生 まず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しております作品です。果たして一週間後に殺す、その猶予からどんな物語が生まれるのか。期待した…
さて、この状況からでも入れる保険があるんですか!?というのは有名なネットスラングの一種であると思うが、画面の前の読者の皆様は何らかの保険に入られているであろうか。会社に属している方は、会社の方で入っている保険というのがあるかもしれない。しかし自身で入っている保険がある、という方はそんなに画面の前ではおられないのではないだろうか。
さて、時に「停滞」という言葉はどんな印象を抱かれているだろうか。動きが止まっている、何も変わらない。といった印象を抱かれる方も多いかもしれない。しかしそれは言い換えれば現状維持、という言葉になるのかもしれない。いい方向に変化するのか悪い方向に変化するのか分からない、それならばいっそ変わらない、くらいの方が良いのであろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:夏目漱石ファンタジア - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、夏目漱石が樋口一葉の身体で蘇り、野崎英世と共に死を歪められた彼女にとどめを刺した、という文字にしただけだとどういう事なの、とツッコミたくなる事が前巻で繰り広げられたわけであるが。前巻で色々ぶっ飛んだ方向へやらかして今度はどんな方向へ進んでいく訳か、というと。今度は外国の偉人まで絡んで歴史も絡めて大騒動、という事である。
こんばんは。明日からしばらく雨と聞き、気が滅入っている真白優樹です。出来れば勘弁してもらいたい。では本日は明日発売予定の電撃文庫の新作の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・恋は双子で割り切れない6 ・著:髙村資本先生 絵:あるみっく先生 それではまず最初の作品はこちら。付き合いだして、フラれて。秋、文化祭の準備に追われる今巻。さてここからどんな物語に進んでいくのか。とても楽しみで…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で少しずつ動き出した大輝と圭の関係性であるが。この二人が、いけいけどんどんな勢いでぐいぐい進むか、というと。ここまで読まれている読者様であれば何となくお察しではないだろうか。そううまく行く訳はない、と。全く以てその通りである。 自覚したからと言って、ぐいぐいいく事が出来る訳でもない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:無防備かわいいパジャマ姿の美少女と部屋で二人きり1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、二人でなら何かが変われる、二人でなら自然でいられる。学道とこいろの、恋人のように近いけれど恋人ではない不思議な関係が出来たのが前巻であるが。文字通りの変化としてこいろは、まず保健室登校までは出来るようになったわけであるが。傍から二人の関係を見ればどうであろう。最早付き合っている、と言っても過言ではない筈だ。