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読樹庵 https://yuukimasiro.hatenablog.com/

ブログ開設二年目の、主にラノベの感想を日々綴るブログです。興味がありましたら、是非どうぞ。

真白優樹
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2021/01/02

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  • 読書感想:友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう

    さて、お金の貸し借りと言うものは時に人間関係を壊す一因となるかもしれないので、貸し借りには十分注意したいものである。画面の前の読者の皆様も誰かにお金を貸す際は、お金を返してもらえるという確証のある人を確実に見極めてもらいたいものである。

  • 読書感想:TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す4 下 ~ヘンダーソン氏の福音を~

    さて、前巻でようやっと心落ち着く休日になったかと思えば、新たなるイベント、シティアドベンチャーへの扉を開いてしまった我等が主人公、エーリヒ。よほど前世でGMに嫌われ呪われたのか、それとも転生に際して気紛れな賽子の女神の加護でも得てしまったのか。もう放っておくわけにはいかぬ。関わらぬわけにはいかぬ。そして実現不可能とも思える程のイベントに挑んでいくのが今巻である。

  • 読書感想:株では勝てる俺も、カワイイ女子高生には勝てない。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:株では勝てる俺も、カワイイ女子高生には勝てない。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私は株の世界と言うのは生き馬の目を抜くような血も涙もない修羅の世界、であると語ったと思う。それは今巻でも十分に示されている。愛着のあるものを簡単に捨てる、そんな心を切り裂くような行いがすぐに出来る事を求められる株と言う世界。故にこそ、我々の目から見たこの作品のデイトレーダーの者達はどこか人間として頭のネジが外れているように見えるし、我々では遠く及ばぬ世界に生きているように見える、のかもしれない。

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫、ファミ通文庫編。

    こんばんは。明日で九月も終わりですが、最近暑さがぶり返してきて若干辟易気味な真白優樹です。涼しくなる秋とは一体どこに行ったのでしょうか。さて、そんな暑さぶり返してきている今日この頃に発売される新刊の中から、このブログで紹介予定の作品について取り上げたいと思います。 読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で深堀していますので、宜しければそちらをご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・女子高生の放課後アングラーライフ ・著:井上かえる先生 絵:白身魚先生 それではまずは角川スニーカー文庫から。まずはこちら、…

  • 読書感想:駅徒歩7分1DK。JD、JK付き。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:駅徒歩7分1DK。JD、JK付き。1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で唐突に始まった、陽史と詩織、そして彩乃の三人による家族のような生活。ずっとこんなふうに過ごしていた気がする、そんな事を思わず思ってしまう程にその生活は心に馴染み、三人で過ごす事が自然となっていく、というのは前巻を読まれた読者様であればもうお分かりであろう。しかし、変わらぬ関係はない。そして変わらぬ関係、というものは一度変わったのならばもう変わらない、なんて事は無いのである。

  • 読書感想:カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ 2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品における世界である英雄界に今来ている「神殺し」の面々の一部を羅列したわけであるが。何れも押しも押されぬ実力者たちである神殺しの中、一人だけどう見ても別の意味で危ない、放っておいてはいけない者がいるのは、丈月城先生の作品のファンであられる読者様であればもうお分かりであろう。

  • 読書感想:コスプレ義妹と着せかえ地味子

    さて、コスプレという言葉があるのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。今や既に一つの文化、突き詰めればどこまでものめり込める、そんな多様性と深淵性があるのがコスプレと言う趣味である。例えばとあるアニメへの愛の示し方がコスプレ、という場合もある。それはその人なりの愛し方であるであろう。

  • 読書感想:君の足のためなら死ねる

    さて、画面の前の読者の皆様はサッカーの試合というものをご覧になられたことはあられるであろうか。もし、ご覧になられたという読者様は、どんな選手でも構わないが、圧倒的に魅力的、もしくは美しいプレーに目を奪われたことはあられるであろうか。まるで芸術的、そう言わんばかりのプレーに一種の感動を覚えられたことはあるであろうか。

  • 読書感想:僕たちはまだ恋を知らない ~初恋実験モジュールでの共同生活365日~

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様の中でかつて、将来の夢として宇宙飛行士になってみたいと思われた読者様はおられるだろうか。宇宙に行ってみたい、それは人間が一度は抱く夢かもしれない。まだ見ぬ世界に憧れるのは当たり前かもしれない。だがしかし、今現在宇宙に行けるのは宇宙飛行士に限られ、宇宙飛行士になると言うのは狭き門なのである。

  • 読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。断捨離とは心地の良い物ですが、やはり大切にしていたものとのお別れは寂しいものであると感じる真白優樹です。さて、そんな感傷は脇に置いといて、今回は十月に発売される角川スニーカー文庫からGA文庫の範囲までに発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 角川スニーカー文庫編 ・女子高生の放課後アングラーライフ ・著:井上かえる先生 絵:白身魚先生 まず最初は角川スニーカー文庫から紹介していきたいと思います。まずはこちら。どうやら角川スニーカー文庫の何かしらの賞を受賞したらしい作品の紹介です。アングラーというと釣りよか、それはもとい中々見ない題材と、心の…

  • 読書感想:ブレイドスキル・オンライン3 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ブレイドスキル・オンライン2 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でまだ本番であるイベント、「ギルド対抗戦」も始まっていないのに、ノリノリの魔王的、侵略者的行いで街すらも乗っ取り、文字通りの現時点での最高戦力を手に入れた我等が魔王、もとい主人公のユーリ。そして今巻でいよいよ始まるのである、本命のイベントであるギルド対抗戦が。

  • 読書感想:スパイ教室06 《百鬼》のジビア

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:スパイ教室05 《愚人》のエルナ - 読樹庵 (hatenablog.com) さてさて、早速ではあるが画面の前の読者の皆様、前巻を読まれたと言う前提の元でこの巻の感想を書いていく次第であるが、前巻の最後、衝撃的な展開の傷跡はもう薄れられた頃であろうか。それとも、未だ忘れられていないだろうか。我々は忘れてはいけぬ、この作品の世界はスパイの世界であり、命は簡単に失われてしまうという事を。

  • 読書感想:人気声優とイチャイチャして結婚するラブコメ

    さて、画面の前の読者の皆様もアニメ作品に触れられてきたことはあられるだろう。そんな作品の中で推しの声優が出来る事もあられるであろう。そんな推しの声優様ともし結婚できるとすれば、どんなに幸せな事であろうか。画面の前の読者の皆様もそんな夢想をされた事があられるかもしれない。が、しかし。現実は何処までいっても現実であり、夢も希望もそんなにない。声優様と呼ばれる職業の人達とは、住む世界が違い距離も遠い。そんな事が常であると思われる。

  • 読書感想:現実でラブコメできないとだれが決めた?4

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:現実でラブコメできないとだれが決めた?3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様がこの巻の感想を今、目にしていると言う前提の元にここからの記事を綴っていきたいわけであるが、画面の前の読者の皆様、前巻での衝撃の展開はオワスレデハナイダロウカ? 染め上げられなかった集団の総意、自身と違う人に向ける忌避感と嫌悪。人と違う事は、人よりも目立っているという事は、出る杭は打たれるの理屈で打たれる事となる。そんな事例は、何処にでもあり得ること。それはこの作品の中にも存在している。正確に言えば、前例として既に存在していたのだ。

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。MF文庫J及びオーバーラップ文庫、ダッシュエックス文庫編。

    こんばんは。九月もそろそろ終わりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は本日も何とか生きています、真白優樹です。さて本日は、明日発売の三レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品について取り上げていきたいと思います。 MF文庫J編 ・僕たちはまだ恋を知らない ~初恋実験モジュールでの共同生活365日~ ・著:鶏卵うどん先生 絵:SuperPig先生 それではまずMF文庫Jから紹介していきます。こちらはかつて同レーベルでかまわれたがりの春霞さんシリーズを手掛けられていた鶏卵うどん先生の新作となります。閉ざされた環境での共同生活、恋をしたら一巻の終わり。果たしてどんな共同生活が待っているの…

  • 読書感想:【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で結花と遊一の間に様々な関係が増え始め、少しずつ二人の関係性を深めていく事が進みだしたわけであるが。楽しい日々を積み重ね、過去の事を振り返る事もなくなるくらいに今を充実させていく。それもまた大切な事である。だが、画面の前の読者の皆様。何かお忘れではないだろうか? まだ何か、解決すべき、乗り越えるべきな部分が残っている事を皆様はお忘れではないだろうか。

  • 読書感想:転生で得たスキルがFランクだったが、前世で助けた動物たちが神獣になって恩返しにきてくれた ~もふもふハーレムで成り上がり~2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生で得たスキルがFランクだったが、前世で助けた動物たちが神獣になって恩返しにきてくれた: ~もふもふハーレムで成り上がり~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で報われなかった人生から大逆転、頼れる神獣達と言う仲間を得て、一気に成り上がりの階段を駆けていく事になった我等が主人公、シルバ。しかし、画面の前の読者の皆様も何となくお察しではないだろうか。この世界に、シルバが前世で救った動物たちは数多く転生してきている。だとしても、全ての前世の動物達が簡単に仲間になる、という展開などはあり得ない、という事を。

  • 読書感想:経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 その3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品を青春ラブコメの新たな金字塔の一つであると言ったが、それは確かであったと改めて断言したい。誰もが皆、恋に揺れるお年頃。だからこそ真っ直ぐに恋をして、青春を謳歌する。そんな彼等だからこそ、この作品は正に尊いと言えるのだろう。

  • 読書感想:楽園殺し2 最後の弾丸

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園殺し 鏡のなかの少女 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、このダークでパンクなSFの世界観に引き込まれた読者様は画面の前にどれだけおられるであろうか。ここからは引き込まれた、又は前巻を読まれた人向けにこの感想記事を書いていく次第であるが、前巻ですれ違ってしまったまま、最悪の道を選んでしまったシルヴィとシン。二人を待っているのはどんな事態なのか。

  • 読書感想:世界最強騎士団の切り札は俺らしい2 無敵集団の中で無能力者の俺が無双無敗な理由

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:世界最強騎士団の切り札は俺らしい 無敵集団の中で無能力者の俺が無双無敗な理由 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で超魔覇天騎士団の一員として認められ、ナンバー0という規格外のナンバーを与えられた我等が主人公のミヤ君。そんな彼にやっぱり足りないものとは何であろうか。力の使い方を説き、導く年上の存在も確かに必要である。だがしかし。他にも必要なものがある。それは何か。

  • 読書感想:公務員、中田忍の悪徳

    悪徳、それは一体どんな行為を、思いの事を言うのか。その行いを為す人間の心の中、根底となっているものは何か。それこそは利己主義。己だけのいっそ醜いと言わんばかりの思いが根底となっているのかもしれない。

  • 読書感想:王様のプロポーズ 極彩の魔女

    プロポーズ。それは一世一代の大勝負であり、結婚するうえでは大切な儀式。様々なシチュエーションが想定されるもの。画面の前の読者の皆様はプロポーズという言葉を聞いて、どんな印象を抱かれるであろうか。

  • 読書感想:ロストマンの弾丸

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様にとって洋画と言えば、どんな映画を想起されるであろうか。答えは各自の答えの中にあるとして、煙草と酒と抗争、そんな答えを想起される読者様はどれだけおられるであろうか。

  • 読書感想:実は同じ職場にあなたを好きな人がいます 転勤先は美女だけの営業所!?

    さて、この作品の感想を書いていく前に画面の前の読者の皆様、特にこれから社会に出ていくという読者様に向けて一つの注意点を先に提示させていただきたいと思う。この作品で描かれているオフィスラブ、これは確かに存在している。だがしかし、存在していない業種もあるのである。特にどちらかの性別が極端に職場の立場が上だったり、職場に男性又は女性ばかり、という場合は存在しない事もある。そのような点は、職場の人間関係、ひいては居心地の問題にも繋がるので、これから社会に出ていく為に職場を選ばれる読者の皆様はそこにも注意していただきたい次第である。

  • 読書感想:嘘つき少女と硝煙の死霊術師

    問:死霊術士、ネクロマンサーと言えば誰か?(シンキングタイム五秒) (少々お待ちください) さて、上記の問いに対して私はファウストⅧ世と答えてしまうシャーマンキング好きなオタクであるが、画面の前の読者の皆様はどんなキャラクターを思い浮かべられているであろうか。その答えは読者の皆様各自で思い浮かべていただくとして、皆様は創作における死霊術、というものにどんな印象を抱かれているであろうか?

  • 読書感想:俺の『運命の赤い糸』に繋がってたのは、天敵のような女子だった件

    さて、人間には人生の内で三回、結婚すべき相手と出逢える機会があるらしいと何処かで聞いたが、それはともかく。運命の人、運命の赤い糸。そんなロマンチックでありファンタジーのような言葉を聞かれたことのある、画面の前の読者の皆様はどれほどおられるだろうか。現実的な考え方を持っておられる読者様であれば一笑に付してしまうであろうそんな言葉。ではもし、そんな概念が本当に、自分の目で観測できる事象となってしまったら、貴方はどうされるであろうか。

  • 読書感想:魔導書工房の特注品 ~落ちこぼれ貴族の魔導書を作ろう~

    さて、画面の前の読者の皆様に一つ、唐突に問いかけてみたい。皆様は魔導書と聞いてどんなものを思い浮かべられるであろう。魔法カードが思い浮かんだ貴方は恐らく決闘者であろう。そうではない読者の皆様にとって、魔導書とはどんなものであろうか。魔法と言う名の叡智を授けてくれる、本当の意味で魔法のような本の事を言うのであろうか。

  • 読書感想:VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこれでもかというカオスを見せつけ、多くの読者を爆笑の渦に叩き込んだであろうこの作品。そんなこの作品の主人公である淡雪のとんでもなさはこの作品を読まれた読者様であればもうご存じであろう。しかし、彼女は三期生、言わば最後発の最も新入り、後輩である。だが後輩というものはその後に続く後輩が出来れば、自然に先輩となるものであるのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。―――しかし、忘れてはいけない事が一つある。彼女の所属する事務所がどんな所であるか、という事を。

  • 読書雑記:#このラノ2022 投票しました、というお話。

    こんにちは。私の住んでいる県は台風も過ぎ去り台風一過、そろそろ新刊を買いに出かけようと思う真白優樹です。さて本日はちょっとしたご報告なのですが、このラノ2022、投票は皆様お済になられましたでしょうか。期限は来週木曜日の23時59分まで。投票を考えられている皆様は、是非お忘れにならぬうちに投票をしていただきたいです。因みに私はつい先ほど投票を済ませました。なのでこの記事では、私が投票した作品を紹介したいと思います。この後画像で紹介いたしますが、上から順に一位、という訳ではないのでそこのところはご了承願います。 それでは、この後、画像での紹介に参ります。見たくないと言う方は続きを読まず、投票して…

  • 読書感想:カノジョの妹とキスをした。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:カノジョの妹とキスをした。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想を書いたのがちょうど一年前であるので、前巻の刊行は恐らく一年前である筈であるが、この作品に溢れる不純愛の傷跡は皆様の中にまだ残っているであろうか。不純愛ラブコメ、とこの作品はカテゴライズされている。―――だがしかし、画面の前の読者の皆様はこうは思われた事は無いだろうか。ラブコメのコメの部分、何処に行った、と。

  • 読書感想:クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話

    さよならだけが人生だ、と誰かが言った。出会いと別れを繰り返し、人は歩いていくものであるとも誰かが言った。さて、しかしさよならというものはそれまでの築いてきた関係を、その一つで無に帰してしまうと考えれば哀しい物である。だからこそ、もしさよならまでの時間が予告されているとしたら、其処までの時間は特別な意味を持つと思われるが、画面の前の読者の皆様はどう思われるであろうか。

  • 読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々6

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前回で第一部完、オールスターバトルと言わんばかりに今までコマリが関わってきた少女達が集い繰り広げられた大決戦。第一部完である。つまりこの巻から第二部が始まるのである。そして様々な作品で、基本的に新たな部への導入というものは、何だかんだと穏やかな展開になる事が多い。

  • 読書感想:『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで

    さて、友情というものは何よりも尊いものである。そして異性の友達もまた、ラブコメにおいてはテンプレとも言える存在である。だがしかし。永遠に変わらぬ友情、というものは果たして本当に存在するのであろうか? 移ろいゆくのが人の心であると言うのなら。果たしてその友情は本当に不変でいられるのだろうか?

  • 読書感想:インフルエンス・インシデント Case:02 元子役配信者春日夜鶴の場合

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、ネット上、もしくはSNS上に自分だけの「居場所」があるという読者様もおられるだろう。その居場所は大切なものであるので大切にしていただきたい。しかしそこが誰かを傷つける場所になってもいけない。例えネットにログが残らないとしても、話した内容はそれを見た者の心の中に残り得る。そして、もしその話した内容で気が付かぬうちに事実と違う事を流布してしまっていたら。それは行ってはならぬ禁忌である。

  • 読書感想:楽園ノイズ3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園ノイズ2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、突然ではあるが、画面の前の読者の皆様は人が本当の意味で死ぬ時はいつであると思われるであろうか。機械によって脈がなくなり自発的呼吸が止まったと判断された時だろうか。それとも、炎に飲み込まれて骨の欠片と灰になり、小さな壺か何かに入れられてお墓の中に入れられた時だろうか。

  • 読書感想:忘却の楽園 II アルセノン叛逆

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:忘却の楽園I アルセノン覚醒 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品は群像劇的な面白さのある作品であり多数の登場人物がそれぞれの目的のために動いている作品であるという事は、前巻を読まれた読者様であればもうお分かりであろう。前巻で主人公であるアルムとヒロインであるフローライトが掴んだ小さいけれど確かな変化。だがしかし、大きな世界の前ではそんな変化は大海の中の一滴に過ぎず。そして世界の行く末なんてものは、アルムにも、それこそグレンにもどうにもできないのである。何処までいっても彼等は一個人、世界と言う大海の中の一滴にしか過ぎないからである。…

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

    こんばんは。このラノ2022、どの作品に投票するかは大体決まったのですが、そこで書くコメントの内容が詰め切れず、まだ投票できていない真白優樹です。何とか今週中には投票したいと思います。さて本日は、今週土曜日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・王様のプロポーズ 極彩の魔女 ・著:橘公司先生 絵:つなこ先生 それではまず最初の作品はこちら。今更言うまでもないかもしれませんが、デートアライブシリーズ等でご存じの読者様も多いのではないでしょうか。橘公司先生の新作は、TSも絡むバトルものとなるようで。果たしてどんな面白さが待っている…

  • 読書感想:僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、愛とは転じて憎悪となるものであり、愛が深ければ深い程、その愛が転じて生じる憎しみは深くなるものである。というのは前巻を読まれた読者様であればお分かりいただけているのではないだろうか。 ではそんな前巻、ジークフリーデの両腕が失われると言うとんでもないラストから今巻はどう展開するのだろうか。

  • 読書感想:プリンセス・ギャンビット ~スパイと奴隷王女の王国転覆遊戯~

    さて、画面の前の読者の皆様はギャンビットという言葉はご存じであろうか? 何ぞそれと思う方に向けて簡単に説明すると、ギャンビットとはチェスにおける定跡の一つでありオープニングにおける戦術の一つ。駒を犠牲に、駒の展開や陣形においてアドバンテージを求めていく、一種の犠牲を伴う戦術である。では一体、この作品におけるギャンビットとは何なのであろうか。何を犠牲に、アドバンテージを得ようとしていくのか。

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

    こんばんは。最近涼しくなったかと思えば微妙に暑かったりと安定しない気温に調子が安定していない気がする真白優樹です。因みに調子不良とは関係ないかもしれませんが、昨日寝落ちして結局本格的に寝たのは朝の五時でした。それはともかく本日は、来週発売のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品について話したいと思います。 ・公務員、中田忍の悪徳 第15回小学館ライトノベル大賞<優秀賞> ・著:立川浦々先生 絵:楝蛙先生 ではまず最初の作品はこちら。第15回小学館ライトノベル大賞で栄えある優秀賞を受賞された作品となります。登場人物の年齢が平均して三十路以上、更には一体どんなジャンルの作品なのか全く…

  • 読書感想:わたし、二番目の彼女でいいから。

    さて、ラブコメとはつまるところ何なのであろうか、突然ではあるが。ラブコメとは、ヒロインの優先度が一位になる事であり、ヒロインの中でも主人公の事が占める割合が一番となり、そして付き合いだして幸福な結末へと導かれるものを言うとして。もしこの考え方が間違っていないのなら、そこには一切の「妥協」というものは存在していない筈であろう。妥協もなく全てを青春の一瞬に注ぎ込むからこそ。ラブコメはラブコメ、足り得るものかのかもしれない。

  • 読書感想:三つの塔の物語3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:三つの塔の物語2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、一巻と二巻を読まれた読者様は、この作品における魔族である魔壊族の用意周到さと狡猾さは既にお分かりいただけたことであろう。人間の世に混じり、己が目的のために暗躍する彼等。その魔の手が再びイサラ達に迫り、そして彼等の思惑が一つの結実を迎えるのが最終巻である今巻である。 前巻で明かされたフーズの奥の手。強大な力を一時的に得る代わりに全く身体が動かせなくなった彼の介護、もといお世話にフィスタが名乗りを上げて。男の尊厳を賭けた戦いがあったとか無かったとか。 そんな、描かれなかったけれどある意味描かれなくて…

  • 読書感想:三つの塔の物語2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:三つの塔の物語 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想、または前巻を読了済みという認識の元でここから先の感想を読んでいただきたい次第であるが、画面の前の読者の皆様は前巻の中で特にフーズとイサラと絡みのなかった登場人物がいるのは覚えておいでであろうか。先に答えを言ってしまうのであれば、その名はフィスタ(表紙右)。フーズとイサラの年上の幼馴染であり、フィス姉と呼ばれて慕われる少女である。そんな彼女も今や神剣を携え、最強の冒険者の集団である「エクストラレンジャーズ」の一員であり。文字通り住む世界が違ってしまった彼女は変わってしまったのであろうか。

  • 読書感想:三つの塔の物語

    さて、昨日の記事でもお伝えした通り本日は過去に完結した作品を改めて読了した上での感想記事を画面の前の読者の皆様にお送りさせていただくわけであるが、この作品をご存じという読者様は、果たしてどれほどおられるのだろうか。 もしかすると、最近の読者様であれば見た事が無いという読者様もおられるかもしれない。しかしそれもまた仕方のない事かもしれない。この作品のシリーズ第一巻。この巻が刊行されたのは今から五年前の三月。五年前と言うと、オタクであるならば、もう一昔前となってしまうのではないだろうか。

  • 読書雑記:九月中旬から下旬にかけての個人的要注目な作品のお話。

    こんばんは。最近このラノ2022の事を考えすぎていて、思考している時間の四割くらいは当てている気がする真白優樹です。投票いたしましたらきちんと記事にいたします。あと明日の読樹庵は、過去作品についての感想を投稿したいと思います。さて本日は、少し早めですが、今月発売のガガガ文庫からMF文庫Jまでの新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 ガガガ文庫編 ・公務員、中田忍の悪徳 ・著:立川浦々先生 絵:楝蛙先生 それではまずはガガガ文庫から紹介したいと思います。まずはこちら。作者様自身によるtwitter上での宣伝によりますと、登場人物の平均年齢は三十歳以上。あらすじを見…

  • 読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で物語の始まりとなったこの作品であるが、前巻から少し間が空いてしまったので、少しだけ前提条件の復習をする事にする。 男女ともに結婚可能な年齢が十五歳まで引き下げられた世界で始まる、上流階級のお坊ちゃんな少年、由弦と上流階級の家の一員でありながらその血を引かぬ、家庭環境に問題のある少女、愛理沙のラブコメである今作品。簡単に言ってしまえば今作品はこんな感じであるわけであるが、この作品におけるラブコメする上での壁となる点とは一体何になるので…

  • 読書感想:とってもカワイイ私と付き合ってよ!3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:とってもカワイイ私と付き合ってよ!2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の最後で元友人であった日菜乃と元鞘に収まらず、偽装カップルという関係を選んだ訳であるこの作品の主人公である大和とヒロインである結朱。しかし、ここまで来ても二人の関係は未だ「偽造カップル」のままであり、未だ本物の感情を伴わぬ関係性である。そんな二人の元にやってくるイベントとは一体、何であろうか。ハロウィン及び文化祭を越えたらラブコメに基本的にやってくるイベントとは何であろうか?

  • 読書感想:異世界監督、シナリオ無双!

    さて、映画というものは娯楽の一ジャンルとして王道の一つであり、諸人を魅了するものである。というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。ではそんな映画というものを作る事において、大切となるのは何であろうか。配役を精一杯に演じる演者だろうか。もしくは演者の演技を映画と言う形に変える編集者を始めとする裏方の方々であろうか。

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。GA文庫編。

    こんばんは。そろそろ九月も第二週、大学生の皆様はそろそろ大学が始まる頃でしょうか、真白優樹です。さて本日は、ちょいと早めですが、来週発売のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話 ・著:柚本悠斗先生 絵:magako先生 キャラクター原案:あさぎ屋先生 それではまず最初の作品はこちら。キャラクター原案とありますがどういう事かと言いますと、こちらは今流行の一つであるyoutube上のマンガ動画からの書籍化作品となります。出会いと別れを繰り返すとありますが、どんな展開が待っているのか。切ない展開と…

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

    こんばんは。初めてのスペース、まだまだ課題も多いなと実感した今日この頃な真白優樹です。さて本日は少し早めですが、来週発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・楽園ノイズ3 ・著:杉井光先生 絵:春夏冬ゆう先生 ではまずはこちら。このブログでもずっと追い続けている作品の続刊となります。今巻では新たなバンドメンバー候補も現れ、更にはクリスマスにメンバー達全員とデートとの事で、何処かあの作品を思い出すかもしれないストーリーの流れとなっております。果たしてここでの燃料投入はどんな事態を招くのか。楽しみですね。 ・インフルエンス・インシデント Case…

  • 読書感想:この世界、わたしに都合がいいようです!2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:この世界、わたしに都合がいいようです! - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品について、クレイジーな奴等が多い、コメディに全振りした作品であると語った覚えがあるが、画面の前の読者の皆様は覚えていておいでであろうか。コメディ全振り、男に戻りたいアウローラは男に戻れるのか。その答えを今巻に求められている読者様に私は先に事態をお伝えしたい。 今巻は前巻とはまた違ったドタバタが巻き起こる事態が待っていると。

  • 読書感想:飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか?2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の二巻刊行のお知らせが出た時、あるいは書店か専門店の本棚でこの表紙を見かけた時。画面の前の読者の皆様の中でこう思われた読者様もおられるかもしれない。一巻が完璧な起承転結で〆られていたのに、この二巻で果たして何を書くのか?、と。

  • 読書感想:「私と一緒に住むってどうかな?」2 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:「私と一緒に住むってどうかな?」 1 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、DIYラブコメという恐らく何処にもないであろうジャンルを切り開いていく先導者となっているこの作品。前巻でこの作品の雰囲気は既に皆様、感じ取っていただけたはずだと信じている。では前巻を経ての今巻では一体どんな展開が待っているのだろうか?

  • 読書感想:忘れさせてよ、後輩くん。

    さて、画面の前の読者の皆様には忘れられぬ恋というものはあられるであろうか。全ての力を注いできたけれど叶わなかった、手はもう届かぬからこそ忘れられぬ燻り続ける、そんな恋心はあられるであろうか。そして、もしその恋心をもう一度叶えられる機会があるとしたら、貴方はその機会にしがみついてしまうのであろうか。

  • 読書感想:モブから始まる探索英雄譚2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:モブから始まる探索英雄譚1 - 読樹庵 (hatenablog.com) 問:ダンジョン探索における醍醐味を一つ答えよ。・・・この問いに対する正解は各々で持ち合わせている答えを当てはめていただければ正解となる筈なので敢えて何もいう事は無い。だが、画面の前の読者の皆様の中でも「仲間を作って仲間とのダンジョン探索」と答えられる読者様も一定数おられるのではないだろうか?

  • 読書感想:元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想でも述べたような気がするが、ちょっぴりエッチというのは一体どこからどこまでをその範囲とすれば良いのであろうか。そう気になってしまうのは、この作品を読めば当然であるのかもしれない。ではそんな作品である中、この二巻ではどんな方向へと突き進んでいくのだろうか?

  • 読書感想:わたしを愛してもらえれば、傑作なんてすぐなんですけど!?

    さて、画面の前の読者の皆様は悪魔との契約というものはご存じであろうか。何かと引き換えに、大きなる力を得るものが悪魔との契約と言うものである。それは一瞬だけなら大きなものを得られるかもしれない。しかし、安心してはいけない。悪魔との契約というものは往々にしてバッドエンドにしかならぬものであり、否が応でも大きな代償を求められるものであるのだから。

  • 【お知らせ】 初めてのスペースをやります、というお話。

    こんばんは。遂に9月も始まり、ホットな新刊の情報が界隈を賑わせる中皆様如何お過ごしでしょうか。真白優樹です。 さて、唐突ですが詳しくは私のTwitterを見ていただければ分かりますが、私のTwitterでもスペース機能が解禁されました。折角ならば新機能を試してみたい。という訳で9月4日 21時30分から30分から1時間くらいの尺でスペースを開いてみたいと思います。 まだ初めて、分からぬことばかり。なのでまずはラジオのようにつらつらと語ってみたいと思います。https://marshmallow-qa.com/yuukimasiro何か私に聞いてみたい事のある読者様がおられましたら、上記のマシュ…

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