前巻感想はこちら↓ 読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で龍斗と月愛の元に舞い込んできた、友人からの衝撃的な知らせのその先はどうなったのか、という興味はさておき。今巻は小休止、箸休め。ドラゴンマガジンに掲載されていた短編を纏めた短編集である。
読書感想:友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう
さて、お金の貸し借りと言うものは時に人間関係を壊す一因となるかもしれないので、貸し借りには十分注意したいものである。画面の前の読者の皆様も誰かにお金を貸す際は、お金を返してもらえるという確証のある人を確実に見極めてもらいたいものである。
読書感想:TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す4 下 ~ヘンダーソン氏の福音を~
さて、前巻でようやっと心落ち着く休日になったかと思えば、新たなるイベント、シティアドベンチャーへの扉を開いてしまった我等が主人公、エーリヒ。よほど前世でGMに嫌われ呪われたのか、それとも転生に際して気紛れな賽子の女神の加護でも得てしまったのか。もう放っておくわけにはいかぬ。関わらぬわけにはいかぬ。そして実現不可能とも思える程のイベントに挑んでいくのが今巻である。
読書感想:株では勝てる俺も、カワイイ女子高生には勝てない。2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:株では勝てる俺も、カワイイ女子高生には勝てない。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私は株の世界と言うのは生き馬の目を抜くような血も涙もない修羅の世界、であると語ったと思う。それは今巻でも十分に示されている。愛着のあるものを簡単に捨てる、そんな心を切り裂くような行いがすぐに出来る事を求められる株と言う世界。故にこそ、我々の目から見たこの作品のデイトレーダーの者達はどこか人間として頭のネジが外れているように見えるし、我々では遠く及ばぬ世界に生きているように見える、のかもしれない。
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫、ファミ通文庫編。
こんばんは。明日で九月も終わりですが、最近暑さがぶり返してきて若干辟易気味な真白優樹です。涼しくなる秋とは一体どこに行ったのでしょうか。さて、そんな暑さぶり返してきている今日この頃に発売される新刊の中から、このブログで紹介予定の作品について取り上げたいと思います。 読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で深堀していますので、宜しければそちらをご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・女子高生の放課後アングラーライフ ・著:井上かえる先生 絵:白身魚先生 それではまずは角川スニーカー文庫から。まずはこちら、…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:駅徒歩7分1DK。JD、JK付き。1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で唐突に始まった、陽史と詩織、そして彩乃の三人による家族のような生活。ずっとこんなふうに過ごしていた気がする、そんな事を思わず思ってしまう程にその生活は心に馴染み、三人で過ごす事が自然となっていく、というのは前巻を読まれた読者様であればもうお分かりであろう。しかし、変わらぬ関係はない。そして変わらぬ関係、というものは一度変わったのならばもう変わらない、なんて事は無いのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ 2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品における世界である英雄界に今来ている「神殺し」の面々の一部を羅列したわけであるが。何れも押しも押されぬ実力者たちである神殺しの中、一人だけどう見ても別の意味で危ない、放っておいてはいけない者がいるのは、丈月城先生の作品のファンであられる読者様であればもうお分かりであろう。
さて、コスプレという言葉があるのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。今や既に一つの文化、突き詰めればどこまでものめり込める、そんな多様性と深淵性があるのがコスプレと言う趣味である。例えばとあるアニメへの愛の示し方がコスプレ、という場合もある。それはその人なりの愛し方であるであろう。
さて、画面の前の読者の皆様はサッカーの試合というものをご覧になられたことはあられるであろうか。もし、ご覧になられたという読者様は、どんな選手でも構わないが、圧倒的に魅力的、もしくは美しいプレーに目を奪われたことはあられるであろうか。まるで芸術的、そう言わんばかりのプレーに一種の感動を覚えられたことはあるであろうか。
読書感想:僕たちはまだ恋を知らない ~初恋実験モジュールでの共同生活365日~
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様の中でかつて、将来の夢として宇宙飛行士になってみたいと思われた読者様はおられるだろうか。宇宙に行ってみたい、それは人間が一度は抱く夢かもしれない。まだ見ぬ世界に憧れるのは当たり前かもしれない。だがしかし、今現在宇宙に行けるのは宇宙飛行士に限られ、宇宙飛行士になると言うのは狭き門なのである。
読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。断捨離とは心地の良い物ですが、やはり大切にしていたものとのお別れは寂しいものであると感じる真白優樹です。さて、そんな感傷は脇に置いといて、今回は十月に発売される角川スニーカー文庫からGA文庫の範囲までに発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 角川スニーカー文庫編 ・女子高生の放課後アングラーライフ ・著:井上かえる先生 絵:白身魚先生 まず最初は角川スニーカー文庫から紹介していきたいと思います。まずはこちら。どうやら角川スニーカー文庫の何かしらの賞を受賞したらしい作品の紹介です。アングラーというと釣りよか、それはもとい中々見ない題材と、心の…
読書感想:ブレイドスキル・オンライン3 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ブレイドスキル・オンライン2 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でまだ本番であるイベント、「ギルド対抗戦」も始まっていないのに、ノリノリの魔王的、侵略者的行いで街すらも乗っ取り、文字通りの現時点での最高戦力を手に入れた我等が魔王、もとい主人公のユーリ。そして今巻でいよいよ始まるのである、本命のイベントであるギルド対抗戦が。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:スパイ教室05 《愚人》のエルナ - 読樹庵 (hatenablog.com) さてさて、早速ではあるが画面の前の読者の皆様、前巻を読まれたと言う前提の元でこの巻の感想を書いていく次第であるが、前巻の最後、衝撃的な展開の傷跡はもう薄れられた頃であろうか。それとも、未だ忘れられていないだろうか。我々は忘れてはいけぬ、この作品の世界はスパイの世界であり、命は簡単に失われてしまうという事を。
さて、画面の前の読者の皆様もアニメ作品に触れられてきたことはあられるだろう。そんな作品の中で推しの声優が出来る事もあられるであろう。そんな推しの声優様ともし結婚できるとすれば、どんなに幸せな事であろうか。画面の前の読者の皆様もそんな夢想をされた事があられるかもしれない。が、しかし。現実は何処までいっても現実であり、夢も希望もそんなにない。声優様と呼ばれる職業の人達とは、住む世界が違い距離も遠い。そんな事が常であると思われる。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:現実でラブコメできないとだれが決めた?3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様がこの巻の感想を今、目にしていると言う前提の元にここからの記事を綴っていきたいわけであるが、画面の前の読者の皆様、前巻での衝撃の展開はオワスレデハナイダロウカ? 染め上げられなかった集団の総意、自身と違う人に向ける忌避感と嫌悪。人と違う事は、人よりも目立っているという事は、出る杭は打たれるの理屈で打たれる事となる。そんな事例は、何処にでもあり得ること。それはこの作品の中にも存在している。正確に言えば、前例として既に存在していたのだ。
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。MF文庫J及びオーバーラップ文庫、ダッシュエックス文庫編。
こんばんは。九月もそろそろ終わりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は本日も何とか生きています、真白優樹です。さて本日は、明日発売の三レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品について取り上げていきたいと思います。 MF文庫J編 ・僕たちはまだ恋を知らない ~初恋実験モジュールでの共同生活365日~ ・著:鶏卵うどん先生 絵:SuperPig先生 それではまずMF文庫Jから紹介していきます。こちらはかつて同レーベルでかまわれたがりの春霞さんシリーズを手掛けられていた鶏卵うどん先生の新作となります。閉ざされた環境での共同生活、恋をしたら一巻の終わり。果たしてどんな共同生活が待っているの…
読書感想:【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で結花と遊一の間に様々な関係が増え始め、少しずつ二人の関係性を深めていく事が進みだしたわけであるが。楽しい日々を積み重ね、過去の事を振り返る事もなくなるくらいに今を充実させていく。それもまた大切な事である。だが、画面の前の読者の皆様。何かお忘れではないだろうか? まだ何か、解決すべき、乗り越えるべきな部分が残っている事を皆様はお忘れではないだろうか。
読書感想:転生で得たスキルがFランクだったが、前世で助けた動物たちが神獣になって恩返しにきてくれた ~もふもふハーレムで成り上がり~2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生で得たスキルがFランクだったが、前世で助けた動物たちが神獣になって恩返しにきてくれた: ~もふもふハーレムで成り上がり~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で報われなかった人生から大逆転、頼れる神獣達と言う仲間を得て、一気に成り上がりの階段を駆けていく事になった我等が主人公、シルバ。しかし、画面の前の読者の皆様も何となくお察しではないだろうか。この世界に、シルバが前世で救った動物たちは数多く転生してきている。だとしても、全ての前世の動物達が簡単に仲間になる、という展開などはあり得ない、という事を。
読書感想:経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 その3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品を青春ラブコメの新たな金字塔の一つであると言ったが、それは確かであったと改めて断言したい。誰もが皆、恋に揺れるお年頃。だからこそ真っ直ぐに恋をして、青春を謳歌する。そんな彼等だからこそ、この作品は正に尊いと言えるのだろう。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園殺し 鏡のなかの少女 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、このダークでパンクなSFの世界観に引き込まれた読者様は画面の前にどれだけおられるであろうか。ここからは引き込まれた、又は前巻を読まれた人向けにこの感想記事を書いていく次第であるが、前巻ですれ違ってしまったまま、最悪の道を選んでしまったシルヴィとシン。二人を待っているのはどんな事態なのか。
読書感想:世界最強騎士団の切り札は俺らしい2 無敵集団の中で無能力者の俺が無双無敗な理由
前巻感想はこちら↓ 読書感想:世界最強騎士団の切り札は俺らしい 無敵集団の中で無能力者の俺が無双無敗な理由 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で超魔覇天騎士団の一員として認められ、ナンバー0という規格外のナンバーを与えられた我等が主人公のミヤ君。そんな彼にやっぱり足りないものとは何であろうか。力の使い方を説き、導く年上の存在も確かに必要である。だがしかし。他にも必要なものがある。それは何か。
悪徳、それは一体どんな行為を、思いの事を言うのか。その行いを為す人間の心の中、根底となっているものは何か。それこそは利己主義。己だけのいっそ醜いと言わんばかりの思いが根底となっているのかもしれない。
プロポーズ。それは一世一代の大勝負であり、結婚するうえでは大切な儀式。様々なシチュエーションが想定されるもの。画面の前の読者の皆様はプロポーズという言葉を聞いて、どんな印象を抱かれるであろうか。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様にとって洋画と言えば、どんな映画を想起されるであろうか。答えは各自の答えの中にあるとして、煙草と酒と抗争、そんな答えを想起される読者様はどれだけおられるであろうか。
読書感想:実は同じ職場にあなたを好きな人がいます 転勤先は美女だけの営業所!?
さて、この作品の感想を書いていく前に画面の前の読者の皆様、特にこれから社会に出ていくという読者様に向けて一つの注意点を先に提示させていただきたいと思う。この作品で描かれているオフィスラブ、これは確かに存在している。だがしかし、存在していない業種もあるのである。特にどちらかの性別が極端に職場の立場が上だったり、職場に男性又は女性ばかり、という場合は存在しない事もある。そのような点は、職場の人間関係、ひいては居心地の問題にも繋がるので、これから社会に出ていく為に職場を選ばれる読者の皆様はそこにも注意していただきたい次第である。
問:死霊術士、ネクロマンサーと言えば誰か?(シンキングタイム五秒) (少々お待ちください) さて、上記の問いに対して私はファウストⅧ世と答えてしまうシャーマンキング好きなオタクであるが、画面の前の読者の皆様はどんなキャラクターを思い浮かべられているであろうか。その答えは読者の皆様各自で思い浮かべていただくとして、皆様は創作における死霊術、というものにどんな印象を抱かれているであろうか?
読書感想:俺の『運命の赤い糸』に繋がってたのは、天敵のような女子だった件
さて、人間には人生の内で三回、結婚すべき相手と出逢える機会があるらしいと何処かで聞いたが、それはともかく。運命の人、運命の赤い糸。そんなロマンチックでありファンタジーのような言葉を聞かれたことのある、画面の前の読者の皆様はどれほどおられるだろうか。現実的な考え方を持っておられる読者様であれば一笑に付してしまうであろうそんな言葉。ではもし、そんな概念が本当に、自分の目で観測できる事象となってしまったら、貴方はどうされるであろうか。
読書感想:魔導書工房の特注品 ~落ちこぼれ貴族の魔導書を作ろう~
さて、画面の前の読者の皆様に一つ、唐突に問いかけてみたい。皆様は魔導書と聞いてどんなものを思い浮かべられるであろう。魔法カードが思い浮かんだ貴方は恐らく決闘者であろう。そうではない読者の皆様にとって、魔導書とはどんなものであろうか。魔法と言う名の叡智を授けてくれる、本当の意味で魔法のような本の事を言うのであろうか。
読書感想:VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこれでもかというカオスを見せつけ、多くの読者を爆笑の渦に叩き込んだであろうこの作品。そんなこの作品の主人公である淡雪のとんでもなさはこの作品を読まれた読者様であればもうご存じであろう。しかし、彼女は三期生、言わば最後発の最も新入り、後輩である。だが後輩というものはその後に続く後輩が出来れば、自然に先輩となるものであるのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。―――しかし、忘れてはいけない事が一つある。彼女の所属する事務所がどんな所であるか、という事を。
こんにちは。私の住んでいる県は台風も過ぎ去り台風一過、そろそろ新刊を買いに出かけようと思う真白優樹です。さて本日はちょっとしたご報告なのですが、このラノ2022、投票は皆様お済になられましたでしょうか。期限は来週木曜日の23時59分まで。投票を考えられている皆様は、是非お忘れにならぬうちに投票をしていただきたいです。因みに私はつい先ほど投票を済ませました。なのでこの記事では、私が投票した作品を紹介したいと思います。この後画像で紹介いたしますが、上から順に一位、という訳ではないのでそこのところはご了承願います。 それでは、この後、画像での紹介に参ります。見たくないと言う方は続きを読まず、投票して…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:カノジョの妹とキスをした。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想を書いたのがちょうど一年前であるので、前巻の刊行は恐らく一年前である筈であるが、この作品に溢れる不純愛の傷跡は皆様の中にまだ残っているであろうか。不純愛ラブコメ、とこの作品はカテゴライズされている。―――だがしかし、画面の前の読者の皆様はこうは思われた事は無いだろうか。ラブコメのコメの部分、何処に行った、と。
読書感想:クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話
さよならだけが人生だ、と誰かが言った。出会いと別れを繰り返し、人は歩いていくものであるとも誰かが言った。さて、しかしさよならというものはそれまでの築いてきた関係を、その一つで無に帰してしまうと考えれば哀しい物である。だからこそ、もしさよならまでの時間が予告されているとしたら、其処までの時間は特別な意味を持つと思われるが、画面の前の読者の皆様はどう思われるであろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前回で第一部完、オールスターバトルと言わんばかりに今までコマリが関わってきた少女達が集い繰り広げられた大決戦。第一部完である。つまりこの巻から第二部が始まるのである。そして様々な作品で、基本的に新たな部への導入というものは、何だかんだと穏やかな展開になる事が多い。
読書感想:『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで
さて、友情というものは何よりも尊いものである。そして異性の友達もまた、ラブコメにおいてはテンプレとも言える存在である。だがしかし。永遠に変わらぬ友情、というものは果たして本当に存在するのであろうか? 移ろいゆくのが人の心であると言うのなら。果たしてその友情は本当に不変でいられるのだろうか?
読書感想:インフルエンス・インシデント Case:02 元子役配信者春日夜鶴の場合
前巻感想はこちら↓ 読書感想:インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、ネット上、もしくはSNS上に自分だけの「居場所」があるという読者様もおられるだろう。その居場所は大切なものであるので大切にしていただきたい。しかしそこが誰かを傷つける場所になってもいけない。例えネットにログが残らないとしても、話した内容はそれを見た者の心の中に残り得る。そして、もしその話した内容で気が付かぬうちに事実と違う事を流布してしまっていたら。それは行ってはならぬ禁忌である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園ノイズ2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、突然ではあるが、画面の前の読者の皆様は人が本当の意味で死ぬ時はいつであると思われるであろうか。機械によって脈がなくなり自発的呼吸が止まったと判断された時だろうか。それとも、炎に飲み込まれて骨の欠片と灰になり、小さな壺か何かに入れられてお墓の中に入れられた時だろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:忘却の楽園I アルセノン覚醒 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品は群像劇的な面白さのある作品であり多数の登場人物がそれぞれの目的のために動いている作品であるという事は、前巻を読まれた読者様であればもうお分かりであろう。前巻で主人公であるアルムとヒロインであるフローライトが掴んだ小さいけれど確かな変化。だがしかし、大きな世界の前ではそんな変化は大海の中の一滴に過ぎず。そして世界の行く末なんてものは、アルムにも、それこそグレンにもどうにもできないのである。何処までいっても彼等は一個人、世界と言う大海の中の一滴にしか過ぎないからである。…
読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。
こんばんは。このラノ2022、どの作品に投票するかは大体決まったのですが、そこで書くコメントの内容が詰め切れず、まだ投票できていない真白優樹です。何とか今週中には投票したいと思います。さて本日は、今週土曜日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・王様のプロポーズ 極彩の魔女 ・著:橘公司先生 絵:つなこ先生 それではまず最初の作品はこちら。今更言うまでもないかもしれませんが、デートアライブシリーズ等でご存じの読者様も多いのではないでしょうか。橘公司先生の新作は、TSも絡むバトルものとなるようで。果たしてどんな面白さが待っている…
読書感想:僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語
前巻感想はこちら↓ 読書感想:僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、愛とは転じて憎悪となるものであり、愛が深ければ深い程、その愛が転じて生じる憎しみは深くなるものである。というのは前巻を読まれた読者様であればお分かりいただけているのではないだろうか。 ではそんな前巻、ジークフリーデの両腕が失われると言うとんでもないラストから今巻はどう展開するのだろうか。
読書感想:プリンセス・ギャンビット ~スパイと奴隷王女の王国転覆遊戯~
さて、画面の前の読者の皆様はギャンビットという言葉はご存じであろうか? 何ぞそれと思う方に向けて簡単に説明すると、ギャンビットとはチェスにおける定跡の一つでありオープニングにおける戦術の一つ。駒を犠牲に、駒の展開や陣形においてアドバンテージを求めていく、一種の犠牲を伴う戦術である。では一体、この作品におけるギャンビットとは何なのであろうか。何を犠牲に、アドバンテージを得ようとしていくのか。
こんばんは。最近涼しくなったかと思えば微妙に暑かったりと安定しない気温に調子が安定していない気がする真白優樹です。因みに調子不良とは関係ないかもしれませんが、昨日寝落ちして結局本格的に寝たのは朝の五時でした。それはともかく本日は、来週発売のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品について話したいと思います。 ・公務員、中田忍の悪徳 第15回小学館ライトノベル大賞<優秀賞> ・著:立川浦々先生 絵:楝蛙先生 ではまず最初の作品はこちら。第15回小学館ライトノベル大賞で栄えある優秀賞を受賞された作品となります。登場人物の年齢が平均して三十路以上、更には一体どんなジャンルの作品なのか全く…
さて、ラブコメとはつまるところ何なのであろうか、突然ではあるが。ラブコメとは、ヒロインの優先度が一位になる事であり、ヒロインの中でも主人公の事が占める割合が一番となり、そして付き合いだして幸福な結末へと導かれるものを言うとして。もしこの考え方が間違っていないのなら、そこには一切の「妥協」というものは存在していない筈であろう。妥協もなく全てを青春の一瞬に注ぎ込むからこそ。ラブコメはラブコメ、足り得るものかのかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:三つの塔の物語2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、一巻と二巻を読まれた読者様は、この作品における魔族である魔壊族の用意周到さと狡猾さは既にお分かりいただけたことであろう。人間の世に混じり、己が目的のために暗躍する彼等。その魔の手が再びイサラ達に迫り、そして彼等の思惑が一つの結実を迎えるのが最終巻である今巻である。 前巻で明かされたフーズの奥の手。強大な力を一時的に得る代わりに全く身体が動かせなくなった彼の介護、もといお世話にフィスタが名乗りを上げて。男の尊厳を賭けた戦いがあったとか無かったとか。 そんな、描かれなかったけれどある意味描かれなくて…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:三つの塔の物語 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想、または前巻を読了済みという認識の元でここから先の感想を読んでいただきたい次第であるが、画面の前の読者の皆様は前巻の中で特にフーズとイサラと絡みのなかった登場人物がいるのは覚えておいでであろうか。先に答えを言ってしまうのであれば、その名はフィスタ(表紙右)。フーズとイサラの年上の幼馴染であり、フィス姉と呼ばれて慕われる少女である。そんな彼女も今や神剣を携え、最強の冒険者の集団である「エクストラレンジャーズ」の一員であり。文字通り住む世界が違ってしまった彼女は変わってしまったのであろうか。
さて、昨日の記事でもお伝えした通り本日は過去に完結した作品を改めて読了した上での感想記事を画面の前の読者の皆様にお送りさせていただくわけであるが、この作品をご存じという読者様は、果たしてどれほどおられるのだろうか。 もしかすると、最近の読者様であれば見た事が無いという読者様もおられるかもしれない。しかしそれもまた仕方のない事かもしれない。この作品のシリーズ第一巻。この巻が刊行されたのは今から五年前の三月。五年前と言うと、オタクであるならば、もう一昔前となってしまうのではないだろうか。
読書雑記:九月中旬から下旬にかけての個人的要注目な作品のお話。
こんばんは。最近このラノ2022の事を考えすぎていて、思考している時間の四割くらいは当てている気がする真白優樹です。投票いたしましたらきちんと記事にいたします。あと明日の読樹庵は、過去作品についての感想を投稿したいと思います。さて本日は、少し早めですが、今月発売のガガガ文庫からMF文庫Jまでの新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 ガガガ文庫編 ・公務員、中田忍の悪徳 ・著:立川浦々先生 絵:楝蛙先生 それではまずはガガガ文庫から紹介したいと思います。まずはこちら。作者様自身によるtwitter上での宣伝によりますと、登場人物の平均年齢は三十歳以上。あらすじを見…
読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で物語の始まりとなったこの作品であるが、前巻から少し間が空いてしまったので、少しだけ前提条件の復習をする事にする。 男女ともに結婚可能な年齢が十五歳まで引き下げられた世界で始まる、上流階級のお坊ちゃんな少年、由弦と上流階級の家の一員でありながらその血を引かぬ、家庭環境に問題のある少女、愛理沙のラブコメである今作品。簡単に言ってしまえば今作品はこんな感じであるわけであるが、この作品におけるラブコメする上での壁となる点とは一体何になるので…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:とってもカワイイ私と付き合ってよ!2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の最後で元友人であった日菜乃と元鞘に収まらず、偽装カップルという関係を選んだ訳であるこの作品の主人公である大和とヒロインである結朱。しかし、ここまで来ても二人の関係は未だ「偽造カップル」のままであり、未だ本物の感情を伴わぬ関係性である。そんな二人の元にやってくるイベントとは一体、何であろうか。ハロウィン及び文化祭を越えたらラブコメに基本的にやってくるイベントとは何であろうか?
さて、映画というものは娯楽の一ジャンルとして王道の一つであり、諸人を魅了するものである。というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。ではそんな映画というものを作る事において、大切となるのは何であろうか。配役を精一杯に演じる演者だろうか。もしくは演者の演技を映画と言う形に変える編集者を始めとする裏方の方々であろうか。
こんばんは。そろそろ九月も第二週、大学生の皆様はそろそろ大学が始まる頃でしょうか、真白優樹です。さて本日は、ちょいと早めですが、来週発売のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話 ・著:柚本悠斗先生 絵:magako先生 キャラクター原案:あさぎ屋先生 それではまず最初の作品はこちら。キャラクター原案とありますがどういう事かと言いますと、こちらは今流行の一つであるyoutube上のマンガ動画からの書籍化作品となります。出会いと別れを繰り返すとありますが、どんな展開が待っているのか。切ない展開と…
こんばんは。初めてのスペース、まだまだ課題も多いなと実感した今日この頃な真白優樹です。さて本日は少し早めですが、来週発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・楽園ノイズ3 ・著:杉井光先生 絵:春夏冬ゆう先生 ではまずはこちら。このブログでもずっと追い続けている作品の続刊となります。今巻では新たなバンドメンバー候補も現れ、更にはクリスマスにメンバー達全員とデートとの事で、何処かあの作品を思い出すかもしれないストーリーの流れとなっております。果たしてここでの燃料投入はどんな事態を招くのか。楽しみですね。 ・インフルエンス・インシデント Case…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:この世界、わたしに都合がいいようです! - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品について、クレイジーな奴等が多い、コメディに全振りした作品であると語った覚えがあるが、画面の前の読者の皆様は覚えていておいでであろうか。コメディ全振り、男に戻りたいアウローラは男に戻れるのか。その答えを今巻に求められている読者様に私は先に事態をお伝えしたい。 今巻は前巻とはまた違ったドタバタが巻き起こる事態が待っていると。
読書感想:飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか?2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の二巻刊行のお知らせが出た時、あるいは書店か専門店の本棚でこの表紙を見かけた時。画面の前の読者の皆様の中でこう思われた読者様もおられるかもしれない。一巻が完璧な起承転結で〆られていたのに、この二巻で果たして何を書くのか?、と。
読書感想:「私と一緒に住むってどうかな?」2 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる
前巻感想はこちら↓ 読書感想:「私と一緒に住むってどうかな?」 1 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、DIYラブコメという恐らく何処にもないであろうジャンルを切り開いていく先導者となっているこの作品。前巻でこの作品の雰囲気は既に皆様、感じ取っていただけたはずだと信じている。では前巻を経ての今巻では一体どんな展開が待っているのだろうか?
さて、画面の前の読者の皆様には忘れられぬ恋というものはあられるであろうか。全ての力を注いできたけれど叶わなかった、手はもう届かぬからこそ忘れられぬ燻り続ける、そんな恋心はあられるであろうか。そして、もしその恋心をもう一度叶えられる機会があるとしたら、貴方はその機会にしがみついてしまうのであろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:モブから始まる探索英雄譚1 - 読樹庵 (hatenablog.com) 問:ダンジョン探索における醍醐味を一つ答えよ。・・・この問いに対する正解は各々で持ち合わせている答えを当てはめていただければ正解となる筈なので敢えて何もいう事は無い。だが、画面の前の読者の皆様の中でも「仲間を作って仲間とのダンジョン探索」と答えられる読者様も一定数おられるのではないだろうか?
読書感想:元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想でも述べたような気がするが、ちょっぴりエッチというのは一体どこからどこまでをその範囲とすれば良いのであろうか。そう気になってしまうのは、この作品を読めば当然であるのかもしれない。ではそんな作品である中、この二巻ではどんな方向へと突き進んでいくのだろうか?
読書感想:わたしを愛してもらえれば、傑作なんてすぐなんですけど!?
さて、画面の前の読者の皆様は悪魔との契約というものはご存じであろうか。何かと引き換えに、大きなる力を得るものが悪魔との契約と言うものである。それは一瞬だけなら大きなものを得られるかもしれない。しかし、安心してはいけない。悪魔との契約というものは往々にしてバッドエンドにしかならぬものであり、否が応でも大きな代償を求められるものであるのだから。
こんばんは。遂に9月も始まり、ホットな新刊の情報が界隈を賑わせる中皆様如何お過ごしでしょうか。真白優樹です。 さて、唐突ですが詳しくは私のTwitterを見ていただければ分かりますが、私のTwitterでもスペース機能が解禁されました。折角ならば新機能を試してみたい。という訳で9月4日 21時30分から30分から1時間くらいの尺でスペースを開いてみたいと思います。 まだ初めて、分からぬことばかり。なのでまずはラジオのようにつらつらと語ってみたいと思います。https://marshmallow-qa.com/yuukimasiro何か私に聞いてみたい事のある読者様がおられましたら、上記のマシュ…
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前巻感想はこちら↓ 読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で龍斗と月愛の元に舞い込んできた、友人からの衝撃的な知らせのその先はどうなったのか、という興味はさておき。今巻は小休止、箸休め。ドラゴンマガジンに掲載されていた短編を纏めた短編集である。
こんばんは。ゴールデンウィークの前半はお仕事なのですが、会社の取引先の都合上、最近割と忙しくないので出来れば前半も休みにしてくれないかと思う真白優樹です。ラノベを読みたい。さて本日はそのゴールデンウィークで発売日が前倒しになりそうなので、五月初旬から中旬に駆けて発売される予定のレーベルの中から個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・彼女にしたい女子一位、の隣で見つけたあまりちゃん ・著:裕時悠示先生 絵:たん旦先生 それで…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:週に一度クラスメイトを買う話3 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、どんどん二人の時間の終わりは近づいてきている訳で。それぞれの進学、という形でのお別れは近づいてきている訳であるが。当然、志緒理と葉月が簡単にお別れ出来る訳ではない、というのは画面の前の読者の皆様も何となくお察しであろう。もはや五千円、という建前というのは鎖の役目を放棄し始め、建前のような意味も薄れてきて。心の内ではもっと、もっとと二人の時間を望んでいて。だけど、それがきちんと言えたのならば苦労はしない、というのも画面の前の読者の皆様ならご存じであろ…
さて、時にゲームにおいては「バグ」、という開発も想定していない不具合があると言うのは画面の前の読者の皆様もご存じだろう。勿論開発段階でデバック、というのは行われているが取り除き切れぬバグ、というのは存在する訳でありだからこそゲーム発売後にアップデートファイルにてバグに対応していく訳であるが。時にバグ、というのはプレイヤーによりゲームを遊ぶ上で便利に利用される事もある、というのも画面の前の読者の皆様はご存じかもしれない。
さて、時に画面の前の読者の皆様はマッチングアプリ、というものは嗜まれているであろうか。出会いを求める場、であるマッチングアプリ。CMでは見かけたことがあるという読者様も多いであろう。しかし実際にやられた事のあるという読者様はどれだけおられるのだろうか。実際に会うまではアプリ越し、互いに本当に顔も知らぬ状態で交流する訳であるが。そういった状態で交流するからには、やはり時に問題も発生する訳である。
さて、生まれによって生き方が決められている人生、というのはラノベにおいては上流階級出身のキャラにおいてあり得る設定であるが、現実正解においてそんな人生を持っている人って今の世の中に存在しているのであろうか? 我々の知らぬ所で存在してるのかもしれないが、今の世の中的にそんな人生って色々問題にならないのだろうか。
さて、時に大きな力というものを持たせてはいけぬタイプの人間はどんな者なのだろうか。誰かに操られやすい愚か者か、はたまた悪意を持つ者か。その答えはまぁ各自の中にあるであろうが。大きな力を持つものには同時に、大きな責任を持つ、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであるかもしれない。
こんばんは。読み終えた本を売却してスッキリ、真白優樹です。さて本日は今週木曜日発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている ・著:望公太先生 絵:桶乃かもく先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして打ち切り漫画を愛する後輩との部室での駄弁りとはどんなものか。期待…
さて、時にラノベのラブコメ世界において、恋に発展するまでに一番もどかしい関係とは何であろうか。その答えはまぁ、読者様各自の考えがあるであろう。なので明確な正解、というのはないかもしれぬ。では読者様の中で「幼馴染」、という関係を上記の何気ない問いに対して答えとして出される読者様はどれだけおられるだろうか。家族ではない、しかし時に家族以上に近しい関係。だからこそ、お互いに意識しない。という事もあり得るかもしれぬ。
さて、時に画面の前の読者の皆様は、まぁアニメとしては古典の部類に間違いなく入るのだが、「めぞん一刻」というアニメをご存じだろうか。あのアニメにおけるヒロインは、アパートの管理人である年上の女性、響子さんだった訳であるが。かの響子さんとこの作品のヒロイン、志穂(表紙)には二つの共通点がある。それが何か、皆様はお分かりになられるだろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話6 - 読樹庵 (hatenablog.com) くっついて離れて、時に近距離で、遠距離で。出会いと別れ、繰り返して何度目か。ようやく二人で同じ方向を向いて歩いていける道を見出した晃と葵であるが。そこまでいけば、後は夢を叶えました、とダイジェストにする訳にもいかぬ。最後の試練、未来へ進む為の最後の壁。そこに至るまでの道、その先の道を描く大団円となるのが今巻なのだ。
さて、時に転生というのは異世界もの、ラノベだけで起きる訳ではなく、現実世界においても転生らしき事例は確認されている、というのは画面の前の読者の皆様もご存じかもしれない。しかし転生前の人生の記憶、というのは大抵幼年期に消えてしまうものであるらしい。それは幸運な事なのか、それとも不運な事なのか。今の人生において前世の人生の記憶というのは不要、と考えると意外と幸運と言えるかもしれない。
さて、時に画面の前の読者の皆様は、触手と聞いてどんな作品を連想されるであろうか。暗殺教室、と答えた読者様は多分マンガ好き、異世界蹂躙と答えた方はラノベ好き、であるかもしれない。その答えは各自の中で求めていただくとして。触手というのは淫靡、インモラルというのは一体どの辺りの土壌で醸成された風潮なのであろうか。やはり、エロゲ辺りであろうか。
本編前巻はこちら↓ 読書感想:声優ラジオのウラオモテ #09 夕陽とやすみは楽しみたい? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、現在アニメ絶賛放映中、皆様はアニメの方はご覧になられているであろうか。原作を最新刊まで読んでいる読者様であれば、まだ丁々発止のやり取りの中に一種の確かな信頼感がある、段階の前、まだぶつかり合っている頃の千佳と由美子になつかしさを覚えられているかもしれない。そんな本編、そのちょっとした日常の小話を詰め込んだのが今巻なのである。
こんばんは。四月もそろそろ後半戦、最近春眠暁を覚えずなのか割と眠気との戦いの日々、真白優樹です。さて本日は明日から発売される三レーベルの中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ガガガ文庫編 ・シスターと触手 邪眼の聖女と不適切な魔女 ・著:川岸殴魚先生 絵:七原冬雪先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております。果たして触手から始まる英雄ファンタジー…
さて、炊事に掃除、洗濯に買い出し。そのような事を纏めて家事という訳であるが、一人暮らしをされている画面の前の読者の皆様は、一人暮らし開始当初こんなに家事って大変なのか、と思われた事はあるであろうか。実家暮らしで在ったら普通にご飯は食べられるし、洗濯も出しておけばしてもらえるかもしれない。しかし一人暮らしになったらその全ては自分でしなければならない。それが何と面倒な事か、と思われた方もおられるかもしれない。
こんばんは。四月もそろそろ後半、何か色々記事書いてなかった気がしてきた真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について紹介したいと思います。 読書雑記:四月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 ガガガ文庫編 ・シスターと触手 邪眼の聖女と不適切な魔女 ・著:川岸殴魚先生 絵:七原冬雪先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「人生」シリーズや「呪剣の姫のオーバーキル」シリーズで有名な川岸殴魚先生の新作です。独特なスプラッタであったり、独特なコメディ描写…
さて、時に画面の前の読者の皆様は「バチェラー」やら古くは「あいのり!」といった、恋愛リアリティー番組はお好きであろうか。あのような番組は好き嫌いが結構わかれるであろう。好き、という方もおられるかもしれないし嫌いという方もおられるであろう。 私はどちらか、と言えばどちらでもない。嫌いでも無ければ好きでもない、というより見た事もない。かのような恋愛リアリティー番組は時に醜聞、黒い噂も聞こえてくるものであるが、実際の所はどうなのであろうか。
さて、時に画面の前の読者の皆様は少し昔のアニメであるが、「ソウル・イーター」というアニメをご存じであろうか。原作は少年ガンガンに連載されていた漫画であり、九十九の悪人の魂と一つの魔女の魂を集める為、大鎌に変身する少年と、使い手たる少女が共に戦うお話であったのだが。人間が変身する武器、という単語だけ聞いて画面の前の読者の皆様はどんなキャラを連想されるであろうか。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:悪役御曹司の勘違い聖者生活2 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で学院長である「雷撃のフローネ」がマシロの身体を狙う唾棄すべき悪であると判明し、オウガと彼女の因縁も出来た訳であるが。そも、まず簡単に追跡、という事は出来ない。「聖者」という称号への道は整えられたものの、そうすぐに走り出せるわけではない、というのは画面の前の読者の皆様も何となくお察しではないだろうか。
さて、一口に百合系の作品と言っても様々なパターンが存在する、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。例えば舞台設定一つとっても、男女共学であったりするし、女学校であったりする。そう考えてみると、百合というのも奥深いものと言えよう。だがこの見解だけは百合が好きな読者様の中であれば共通するのではないだろうか。男は要らぬ、特に百合の間に挟まる男は、という見解が。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:じつは義妹でした。4 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、演劇部に入る事になり、共に芸能界という道の世界に飛び込む事ともなり。光惺とひなたという兄妹の過去から始まった因縁に涼太と晶は巻き込まれ突き進んできたわけであるが。どうもその縁が、新たな縁を繋いで来るらしい。兄弟姉妹、という色々思う所を抱えているかもしれない関係のお悩みが、新たに彼等の元へ持ち込まれるのが今巻なのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。2 もう俺はダメかもしれない。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の主人公である三代とヒロインである志乃のラブラブ、バカップルぶりはもう画面の前の読者の皆様もご存じであると思われるが、こうは思われた事はないだろうか。・・・この二人、少し周りの事が見えていなさすぎではないか、と。正にお互いきりで、二人きりの世界を形成しているこの二人。それはいいとしても、周りに与える影響についてちょっと無頓着しすぎやしないか、と。
こんばんは。ゴールデンウィークが近づいているという事で、積読を減らす算段を立てたい真白優樹です。さて本日は、五月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・なーんにも出来ないギャルが唯一できるコト ・著:鈴木大輔先生 絵:ゆがー先生 それでは最初の作品はこちら。こちらは最近の作品ですと「義理の妹と結婚します」シリーズで有名な鈴木大輔先生の新作です。神絵師であるギャルな義妹のお世…
こんばんは。四月もそろそろ終わりに近づきゴールデンウィークが近くなってきて嬉しい反面、ラノベの発売日がズレるので読み切れぬのが毎年歯がゆい真白優樹です。さて本日は一応、今週火曜日発売予定の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと1 百合の間に挟まる男として転生してしまいました ・著:端桜了先生 絵:hai先生 それではまず…
さて、ゲームやラノベ、様々な媒体の物語の中、例えば戦闘のような要素を伴うものにおいて「最強」として扱われるキャラクターは往々にして存在するものである。そういった存在は、戦う時においては圧倒的な力による無双で見ているものを湧かせ、退場シーンにおいては時に感動を齎して退場していく事も多い。ではそういった存在は一体、どんな時に負けるのか。それに関しては様々な事情がある場合が多い。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。ダンジョンが現実世界に出現する、という作品は時折見かけるものの、そういった作品においてこういった事を感じたことはないだろうか。結局のところ、現実世界にダンジョンがあっても、特にこの世界は変わらないのかも、という事を。それもまぁそうかもしれない。例えば新型コロナのような世界を揺るがすような大きなイベントも、数年が過ぎてしまえば世界に根付くものである。となれば。ダンジョンが出現して世界が崩壊したりしなければ、案外世界は変わらないのかもしれない、と。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。ぬこ、もとい猫という動物は可愛いものである。犬派の読者様がおられたら申し訳ない、どうかその振り上げた拳を降ろしていただきたい。 この通り、我が実家の飼い猫はこんなにも可愛いので。という話はともかく、この作品は猫の要素を持つ娘達がヒロインなのである。では一体どういう話なのか。この作品は癒しを題材としたラブコメなのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:王様のプロポーズ3 瑠璃の騎士 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、言うまでもないがこの作品の主人公は無色という少年である。ヒロインである彩禍への愛を一途に貫く少年であるが、それだけではない。きちんと男気も備えているし、王道的な熱さも持ち合わせている主人公である。その熱さが意外と彩禍にも影響を与えていた、というのが分かるのが今巻である。
さて、蜘蛛という生物から連想されるものの中で有名なもの、というと何になるのであろうか。スパイダーマン、アクロマンチュラ、ネルスキュラ、ワナイダー・・・様々なものがあげられるかもしれない。しかし蜘蛛、と言ってもその生態は様々である。一般的なイメージである巣を作る種もいれば、地面に縦穴を掘って獲物を狙う種もいる。一口には言い切れぬ魅力があるのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い6.5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、ゆっくりこつこつと絆を深め、恋人同士として一段階ずつランクアップしてきた佐藤さんと押尾君であるが。画面の前の読者の皆様、お気づきであろうか。この二人、ラブコメの登場人物としては珍しく、手を繋ぐ止まりでキスもまだ、それどころかまだお互い苗字呼びであるという事を。別に倦怠期という訳でもないけれど、ちょっともどかしすぎやしないか、これが二人のペースであるのでと言われればそれまでであるが。そんな二人に、ちょっとした変化の爆弾が投げ込まれるのが今巻である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、順調に二巻が発売されたこの作品であるが、一巻の時点でこの作品には社会人から共感の声が多数あったらしい。その反応を見、ラノベの読者層が変化していると改めて実感したりする訳であるが。やはり社会人、というのは癒しに飢えているのだろう。このくそったれで生きにくい社会の中、歯車の一つとして生きている以上は。
こんばんは。明日が夏日と聞いて仕事を休みたい真白優樹です。こういう日は何も考えず、アイスティー辺りをお供にラノベを読みたい気分なのですが。それはともかく今回は明日発売の富士見ファンタジア文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・蜘蛛と制服 ・著:入江君人先生 絵:茨乃先生 最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして異世界を舞台に、魔物…
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は一度でも、この世界は滅んで欲しいと思った事はあられるであろうか。あるかもしれないし無いかもしれない。しかし、意外とこの世界が滅ぶのは簡単なのだ。例えば明日にでも核戦争が起きたら、新型コロナよりも恐ろしい疫病が大流行したら、更には異常気象が続いたりしたら。どれか一つが起きても、速度に違いこそあれど、世界は滅ぶのかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、率直に言ってこの作品は積読からようやく消化できた作品でありまずは謝罪させていただきたい。綱渡りながらも三巻の発売が決まったらしいので、是非に皆様もこの作品を読んでいただきたい次第である。と、いう訳で今巻の感想であるが。そも、浩之と彩音の甘酸っぱいラブコメ、に終始できればよかったのだが、そうはいかない。それは何故か。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:姫騎士様のヒモ3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、そも人が油断する時はいつであるか、という問いかけに対し画面の前の読者の皆様はどう思われるだろうか。その答えは数多くあれど、やはりその一つとして全てが決着した、と思っている時という答えもあるかもしれない。例えば一つの大きな戦いに勝った時、その後にあるのは安堵と油断であろう。もしそんな時に奇襲をかけられたり、裏で次の局面に繋がる一手を打たれていたりしたら。それこそ対応が遅れて大惨事、という事になりかねない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:はたらけ!おじさんの森3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でランキング二位の島であるぶどう島との同盟が成立する事になった訳であるが、そもよく考えるとぶどう島は既にいくつかの島を同盟という形で傘下に置いている訳である。と、なるとどんな事になるのか。ここまでこの作品を読まれてきた読者様であれば心配する必要もないだろうが、それはおじさんが大量に追加されるという事である。おじさん濃度とでも呼ぶべきものが一気に濃度を増す訳である。
こんばんは。今週はラノベの発売日を間違えないようにしたい真白優樹です。さて本日は今週火曜日発売予定のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ・冬にそむく ・著:石川博品先生 絵:syo5先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀した作品です。果たして冬が終わらなくなった世界で、冬に「そむく」というのはどういうことなのか。期待していきたいで…
さて、この世の学校には文系と理系という括りが存在するわけであるが、画面の前の読者の皆様は文系、理系どちらであろうか。私はバリバリの文系である。そもそも理系科目は物凄く苦手であった。というどうでもいい話題はともかく、文系と理系というのは大別の枠組みなだけであってそこまで気にするべき枠組みでもない。しかしその枠組みというのは、時にドラマの起爆剤になるのである。
さて、とかくラブコメというジャンルにおいて、恋の始まりとなるパターンは数多い。婚約から始まる恋もある、再会から始まる恋もあり、秘密の共有から始まる恋もある。恋の始まり、それは千差万別と言っても過言ではない。ではこの作品は何から恋を始めるのか、と言うとであるが。タイトルにもある通り、キスからである。