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発達障害な僕たちから https://smilehousejapan.hatenablog.com/

発達障害の2次障害で不登校・ひきこもりになった東大・青木・シンゴ・50代男Aたちが回復に向けての日々の葛藤や支援の内容を書き綴っていきます。

一般社団法人青年生活教育支援センター
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2020/12/31

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  • 一緒にもう一度人生をやり直そう。テル

    暴れるのには理由がありますよ、お母さん。このままでは嫌だということです。 青木さんが訪問してくれて、色々と話をしてくれました。 悪い人ではないとは感じましたが、事務所には行きたくなかったです。 自宅から外に出たら、知っている人に出会うかもしれない。 そんなことを想像するだけで、不安が大きくなったからです。 まあ、それでもおじさん夫婦が背中を押してくれたので、惰性で事務所に行きました。 事務所では、青木さんと他のスタッフさんたちが丁寧に応対してくれました。 それは僕には意外でしたね。 僕の様なひきこもりなんて世間は見下していると思っていましたから。 でも、青木さんはとても丁寧に僕に接してくれまし…

  • 東大合格と社会生活不適合者と 青木

    東大を優秀な成績で卒業することと社会でうまく生活できることは違います。 東大さんは、社会でうまく生活できることができませんでした。 ですから、30年あまり自宅にひきこもっていたのです。 私たちは、社会でうまく生活できない人たちの中で、社会と繋がりたいと思っている人たちの支援をしています。 支援といっても、支援をしている人たちの状況は様々です。 1人ひとり抱えている困難さが違うのです。 それでも多くの人たちが様々な形で社会に戻っていけるようになるのです。 しかし、私たちの支援につながらない人たちもいます。 それは、私たちの教育的な支援の前に医療の支援を必要とする人たちです。 私たちは医療従事者で…

  • ひきこもっていた僕の家に青木さんが来た。テル

    青木さんが家に来た。 僕宛にハガキを送っていたので、何しに来るのかはわかっていた。 玄関で青木さんと会って話しを聞いた。 僕はといえば、気の無い返事を返していた。 僕自身もうどうしようもできないと思って、自分の人生を諦めていたから。 支援団体といっても、色々な練習をするだけだと思ってもいたから。 そんな程度じゃあ僕が感じていた不安は解消されない。 そんなことは百も承知だった。 でも違っていた。 青木さんは、僕の将来に関してかなり厳しい現実を語った。 「よほどのことをしない限り、これから先の人生、いつも不安定なままになる。今ならまだ間に合うので、一緒に頑張ってみないか。寄り添って支え続けるから。…

  • 当事者の僕が語る発達障害あれこれ。自己紹介 テル

    どうも初めまして、テルと言います。 年齢は26歳です。 学校は、中学2年から不登校で、通信制高校を出ています。 その後、ひきこもりました。 僕に対する支援は2年間で終了しています。 今は、何か困ったことがあったら、青木さんたちスタッフに相談する程度です。 学校での学費振り込みや大学の教科選択も1人でやっています。 今は1人で生活できています。 僕は、中学の雰囲気に馴染めませんでした。 もともと、人見知りが激しかったですね。 今思うと、自信がなかったにつきます。 クラスのみんなと一緒の空間にいられなかったです。 何話して良いのかわからなかったので、とても不安でした。 いじめは別にありませんでした…

  • 定期報告 30年間もひきこもってしまったASDな男

    毎日、毎日同じことの繰り返しです。 とにかく体重を減らして、筋力をつけて、バランス感覚を向上させる。 これが私の目的なのです。 その為にエクササイズを朝、昼、夜とおこなっています。 また食事の面では栄養士の資格を持つスタッフが、日々の献立に気を使ってくれています。 フィリピンに来た2月17日には77Kgでしたが、今は65Kgです。 2ヶ月で12Kg減です。 しっかり食べて、筋力つけてこの数値ですから、悪くはないでしよう。 体重の目標は60Kgです。 あと2ヶ月後を予定しています。 そして、6月からジムでの筋力トレーニングを始めます。 目標に到達したら、婚活と就労準備に移ります。 日々、時間が無…

  • 支援している青年たちに共通していること。青木

    支援している人の多くは自閉症スペクトラムの診断を受けている人がほとんどです。 中にはADHDの診断も見受けられます。 そんな彼らには共通していることが多くあります。 1、部屋の片付けが苦手。 程度の差が大きいです。 ゴミ屋敷のようになってしまう人から、常時少し散らかしている人まで様々です。 多くは、どのようにして片付ければ良いのかがわからない人たちです。 ですから、片付けのやり方を教えていけば良いのです。 何を捨てて良いのかがわからない人たちです。 旅行代理店の店先にあった豪華なパンフレット。 「いつかハワイに行きたいので、その時のために取っておきたい。」と青年は言います。 「今行かないよね。…

  • パンドラの箱を開けてしまったASDの東大さん。 青木

    東大さんは30年近くひきこもっていました。 家族以外の誰とも交流を持ちませんでした。 他人と関わるのが怖くて仕方がなかったそうです。 53歳で家から出ました。 彼にハガキを送り続けて6ヶ月。 その熱意に応えてくれたのです。と書きたいところですが、真実は送られ続けるハガキを止めてもらいたくて、直接私と会って断ることにしたそうです。 しかし、会ってくれることは、私たちにとっては東大さんと繋がる大きなチャンスでした。 その時に私が彼にどうアプローチをしたのかは、以前このブログで書きましたので、今回は触れません。 東大さんは、翌日パスポートの申請をして、2週間後フィリピンに渡ったのです。 日本からフィ…

  • アスペルガーのこんなことが周りと摩擦を生む 青木

    東大さんと話していて違和感を感じることを皆様と共有していきたいと思っています。 アスペルガーと診断された本人との交流の難しさを少しでも伝えられたらと思うのです。 伝えるだけではなく、社会に適応することがとても難しい東大さんが、この先どのようにして残りの人生を豊かにして生きていくのかを、支援者目線でお伝えしたいと思っています。 本人が自分の苦手さを語ることが最も良いことなのですが、残念ながら、アスペルガー当事者は、自分のことを俯瞰して見ることがとても苦手なのです。 ですから、スタッフが東大さんと話しながら、彼自身の気づきも含めて皆様にお伝えしたいと願っています。 また東大さん本人のことを公にして…

  • イースターの朝に 青木

    マニラ大聖堂 不登校や社会的ひきこもりの人たちの支援をしています。 「なんとかして、不登校やひきこもりの状況から脱したい。どうすれば良いか教えてください。」と話してくれた青年は35年間の支援生活の中で1人もいません。 そう話してくれたら、どれだけ支援が楽になるか。 結局は、私たちの様な第3者に簡単には心を開いてくれないことが、この支援のもっとも難しいことなのです。 なぜ、心を開いてくれないのか? 私の経験で言えば、小、中、高とみんなとうまく交れなかった。アルバイトをしてみたがそれもダメ。彼女を作ろうとしたが、うまくいかない。大学受験を目指す為に予備校にも通ったが、効果はなかった。何をやってもダ…

  • 療育の鬼にはならないでください。東大

    飛行機が好きです。なんだか自由な気持ちになるんです。 僕はアスペルガー症候群と診断されています。 この団体で支援を受けている人の多くがやはり、アスペルガーと診断を受けています。 しかし、同じ診断名でもその人によって抱えている大変さは違います。 僕はこの団体に8年間在籍しています。 8年間で支援してきた50人近くの人たちの状況と僕の状況を比較して思ったのです。 みんな僕ほど悪い状況ではないなって。 青木が言うには、僕の支援は35年間の支援でも別格だとのことです。 同じような人と出会ったことがないとのことです。 通常なら、10年単位で支援を考えないといけないほどの大変さだったとのことです。 8年間…

  • 療育は大人になってからでもできるのです。東大

    穴があいた靴下は新しい靴下に履き替えましょう。 僕はこの団体で支援を受けています。 一日中、スタッフが僕に寄り添ってオーダーメイドの個別支援をしてくれています。 支援は3年目に入ろうとしています。 そんな僕ですが、支援する側でもあるのです。 僕の仕事は学習面でのサポートです。 フイリピンで学び直しをしている青年たちの学習面での支援をしています。 そして、この団体の代表もしているのです。 「どういうことですか?」と言われると思います。 〈役割がその人を変える〉という考えのもと、僕は代表に選ばれたのです。 色々な勉強会などの依頼で、僕が話をしに行くのです。 コミニュケーションが取れない僕ですが、事…

  • コミュニケーションが苦手な僕でも幸せになる方法 東大

    僕はコミニュケーションが取りづらいというか、ほぼ取れない。 でもそれって仕事をする上でのことなんです。 しかもチームでする仕事は、まず間違いなく足を引っ張るでしょうね。 でも、仕事と言いましても、色々とあるわけなんです。 1人でできる仕事だってあるわけなのです。 僕は人と関わるのが苦手です。 この団体と出会う前は、できれば誰とも関わりたくないと思っていたほどです。 でも、フィリピンで出会う子どもたちや支援スタッフの人たちを通して、人と関わるのは楽しいことなんだと感じたのです。 そして僕はそれを欲するようになったのです。 僕はゲストハウスの運営を計画しています。 人と関わるのがそこそこ好きになっ…

  • さあ、30年ひきこもったASDな男のチャレンジ再開!! 東大

    笑顔で!!と言われても何かに驚いたような表情になってしまった僕です 僕はコミニュケーションが取りづらい。 というか、自分で言うからいいと思うのですが、ほぼ取れないと言った方が良いだろう。 特に日本では生きていくことがとても困難だ。 日本に住む僕たち日本人は、みんな日本語を喋るんだ。 みんな義務教育を終えているから、計算ぐらいはできるんだ。 だって僕たちは日本人だから。 みんな同じなんだよ。 そう僕らは思っている。 もちろん障害者の人たちがいる。 見た目、障害者だとわかるなら問題ない。 みんな差別せず接するから。 見た目ではわからない障害を持っている人たちはきついだろうな。 「はあ?わけわからん…

  • 30年間完全ひきこもりだけど、幸せになってやる!!

    私のブログの記事なんて面白くもないので、書いても意味がないと思いましたが、書くという約束なので書きます。 日々やっていることは同じです。 エクササイズです。 足を使わないでやるエクササイズです。 まあ、体重は1ヶ月間で5キロ減りました。 青木さんからは、「6ヶ月間で15キロ減らしてください。」と言われています。 「そんなのは楽勝だと思いますけど。それ以上にやることはないですか?」と聞きましたら、「ないです。」と言われたのでがっかりしている私です。 みんな私が悪いのです。 以前のブログでは調子の良いことを書いていましたが、実際はフィリピン行きを2年も待たされてしまったことで、イライラしてしまい、…

  • ASDな僕の社会性・言語コミニュケーションの障害とは?東大

    57歳の時の写真です。 3つ組の障害 ・社会性・言語コミニュケーションの障害 僕の場合でお話ししますと、無表情とよく指摘されました。 笑顔が作れないんです。 「笑顔が作れないってどういうことですか?」とみなさんそうおっしゃるでしょうね。 僕にもわかりません。 よく笑顔の人の写真を見せてもらい、「見た通りを真似てください。」と言われた事もありますが、できないです。 ただ何十枚と僕の笑顔の写真を撮ってもらうとI枚くらいはみなさんが笑っているんだと思ってくれる写真が撮れます。 鏡に向かって、自分の顔をまじまじと見つめて、笑顔の練習をしたりもしましたが、僕にはとても難しいということになっています。 こ…

  • ASDな僕の生きづらさを軽減する 東大

    誤解しないでください。 僕のASDの特性がなくなるわけではないのです。 あくまでも、僕の生きづらさを軽減したいのです。 この団体が支援している全員が、それぞれの生きづらさを軽減したいと思っているのです。 発達障害の2次障害でひきこもったり不登校になった僕たちです。 その原因を減らして、生きづらさを少なくしていきたいのです。 僕でいうと、他者とのコミュニケーションが取りづらいということがあります。 コミュニケーションの何が問題なのか? ほぼ全てと言ってもいいかもしれません。 程度がわからないんです。 例えばこんなことがありました。 仲間を誘ってプールに行く予定を立てました。 ところがプールがメン…

  • ASDで30年ひきこもった僕が人と交わる楽しさを知った。

    僕は30年近くひきこもっていました。 「30年近くもよくひきこもっていられたね。」と出会う人たちから言われます。 僕は人と関わる楽しさということがわかりませんでした。 小、中と人並みに同級生たちとは過ごせたとは思います。 周りの人が僕のことをどう思っていたのかは、わかりません。 「これだけできないことがあるのだから、小、中と周りから遅れを取っていたはずだ。」と青木は言います。 正直よく覚えていません。 青木が重ねていうことには、「勉強がずば抜けてできたので、他のできないことをカバーしていたんだろうね。」 そうかもしれませんが、本当によく覚えていないのですよ。 覚えていないということは、何も困っ…

  • なにをやってもダメなASDな僕の新しい仕事 東大

    農業関係者との打ち合わせです。かなり興味が沸いています。 僕はASDと診断を受けている。 ASDと診断されたことが問題ではない。 僕が抱える問題は、他者とのコミュニケーションがうまく取れないと言うことだ。 どの程度、他者とのコミュニケーションが取りづらいのかを皆さんにお伝えすることは、とても難しいです。 ただ、35年間、発達障害の2次障害でひきこもったり、不登校になった人たちの支援をしている青木によれば、僕みたいな人は初めてだそうだ。 この団体は大変な状況の人たちの支援をしている団体です。 1000人近くの人たちへの支援をしてきました。 その中で、僕への支援は時別に難しいそうです。 どんなに練…

  • こんなASDでも生きやすくなる為の回復ツアー。

    どんなにポンコツでも幸せにはなれる!!って本当なのか? やる事なす事全てダメ!! 〈2代目程度の悪いアスぺな俺〉こと大野隆です。 僕は支援を受けています。 この団体で今まで支援をしてきた1000人近くの人たちの中で、飛び抜けて大変なのが僕だそうです。 僕にはできないことが色々とあるんですよ。 ありすぎるくらいかもしれない。 できないことをできるようにと練習と工夫を重ねてきました。 それが僕への支援なのです。 しかし、できないことがあまりにも多すぎるので、〈少しできればよしとする。〉もしくは、〈どれだけ練習してもできないことや苦手なことは、将来の伴侶に助けてもらう。〉と言うふうに切り替えた僕です…

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