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太陽の縁
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2020/12/27

1件〜100件

  • 短歌ー歴史ー

    大一の 大万以ちて 負け戦背く背にも 大吉の旗日暮らしの 風に戦ぐ 大葉かな茜に染まる 雲去来

  • 短歌ー春ー

    櫻花 宴の誘い 華やかに嗜む酒に 淡花吹雪風薫る 舞い飛ぶ雅 櫻道迷いて行くは 風のみぞ知る

  • 童話ー夏の帰り道ー

    いつもの帰り道だけど、いつもと違う帰り道でした。もうすぐで夏休みなのです。男の子はルンルン気分で黒いランドセルを背中に背負い青い手提げ袋を片手に歩いています。明日は、校庭にある自分の朝顔の鉢を持って帰ります。男の子の朝顔は、毎日お水をあげて大切に育ててい

  • 童話ーからだの音ー

    口は喋りたがっているから、モゴモゴする。耳は聞きたがっているから、ムズムズする。鼻は嗅ぎたがっているから、ピューピュー言う。目は見たがっているから、ショボショボする。お腹が空いているから、キュルキュルする。足は走りたがっているから、ペタペタする。手は繋ぎ

  • 怪奇数奇譚(其の捌)ー人形人間ー

    人間は大抵、生まれてすぐに名前をつけて貰う。その名前を好む、好まざるに関係なく、当たり前のように生涯、何処へ行くにも持ち歩いて、初めからその名前が当たり前であるように振る舞い続ける。話は横道に逸れるが、子供の頃、誰もが一度は手にしたことがある人形、これを

  • 童話ー窓の中の窓ー

  • 季節のお話ー夏の夕立が来たー

    毎年夏の日にはよくある光景です。あんなに昼間晴れていたのに夕方になると俄かに空が立ち曇り、おどろおどろしい光を放つ雷雲がやってくるのです。そう、みんなはこれを夕立と呼んでいます。夕方に起こるものだと思っていたのですが、夜中になってもピカピカゴロゴロ、怖く

  • 怪奇数奇譚(其の漆)ー夜にやってくる友だちー

    僕がお布団に入ると、友だちがやってくる。「ねえねえ、もう寝るの?一緒に遊ぼうよ」僕の友だちは、いつもそう話しかけてくる。「イヤだよ。もう寝る時間なんだから」僕はお布団を掴み顔まで覆い隠した。友だちはとてもしつこく遊びに誘ってくることを知っていたから。「何

  • 童話ー雨のお砂場ー

    小さな、とっても小さな女の子が砂場で遊んでいます。空からは雨がしとしとと降っていました。女の子は雨の中、指先で砂場に絵を描いています。でも、せっかくの絵が雨水でに流されてしまいました。それでも女の子は繰り返し絵を描いていました。女の子は楽しくて仕方ありま

  • 童話ー雨降り坊やー

    いつも空を見上げては、今日こそは今日こそはと何かをブツブツと呟いています。何を呟いているのかさっぱり分からない、小さな男の子がいました。「雨が降らないかなぁ。雨が降らないかなぁ」と楽しみにしていました。ある日、晴れ渡る空から一滴の雨がぽつりと降ってきまし

  • 童話ー人が集うベーカリーー

    ここは、焼きたてのパンを売っている美味しいパン屋さん「ベーカリーアーク」。当店自慢の素材は雲の綿。パンの生地に混ぜたら、あら不思議。ふわふわでぽかぽかでもこもこしたパンになりました。お客さんは朝から長蛇の列です。開店を今か今かと首を長くして待っています。

  • 童話ーランドセルに夢を詰めるー

    今日も僕は、ランドセルに夢を詰めて学校へ行く。国語、算数、理科、社会。体育に図工に家庭科に。知らないものはお気に入りの鉛筆に託して、先生の書く文字や絵を真似してノートに夢を広げる。授業中に僕は頭の中で夢を膨らませる。学校は知らない夢をいくつも見せてくれる

  • 童話ーおじいさんの古時計ー

    この屋敷は本当に大きくて広かった。玄関を入ったら螺旋階段があって、2階にいくつも大きな扉があった。私は遠い親戚だったから、本当にたまにしか行くことがなかったけれど、初めて見た時には息を呑むほどだったことを今でも覚えている。ここには白くて大きくてふわふわな犬

  • 怪奇数奇譚(其の陸)ー月に届かないー

    夜、決まって月を眺める。街灯の少ない僕の街は、星の降る街と言われている程、夜には満天の星が見える。そして、大きな月が空高く昇るのだ。僕は生まれた時からここに住んでいるから、これが普通のことだと思っていた。でも、ここから離れている都会は街灯も人も多く、夜に

  • 童話ーまどろみの中ー

    夢の先生は言いました。あなたはいつまで起きていて、いつになったら寝るのですか。眠くなったら寝て、目が覚めたらまた寝るのです。ただ、繰り返すだけなのです。とても大忙しです。そうですか。そうなんです。それでは、あなたは忙しい中眠っているのですね。そうなんです

  • 童話ー傘になった毛玉ー

    夕暮れ時に道を歩いていると、黒い毛玉が道路の真ん中にあった。避けて通ろうとすると、横に伸びて道を塞いだ。跨ごうとするとベビの様に足首に巻きついてきた。どうやら置いていかないでほしいらしい。僕はこの黒い毛玉がランドセルに入るか試してみたが、割と厚さがある様

  • 童話ー睡蓮の夢現つー

    そこは見渡す限り、全て海の様な水だけが広がってありました。一枚の大きな蓮の葉に一人、小さな子どもが立ってその手には長い蓮の茎を持っています。器用に船を漕ぐようにして浮かんでいる蓮の葉を避けて進んで行きました。まるで舟人のように、上手に漕いで行きました。透

  • 怪奇数奇譚(其の伍)ー回る世界ー

    世界が回る僕も回る 回ってみるさらに回る 世界が回るあーこのまま回れば自転は僕を中心に回るかもしれない夏の暑さが遠のき 冬が来るかもしれないでもそろそろ気持ち悪い反対に回ったら治るだろうか春になった桜 チューリップ 名前の知らない草花モンシロチョウがひら

  • 童話ーひととひとー

    この世界には私ともう一人の私がいました。皆それぞれ同じでした。見た目の全てが同じでした。違うことといえば、片方はもう片方から作られたもので、元の人間から「良いところ」だけを「食べた」優秀な人間だということでした。人が考える「余計なもの」を除いた素晴らしい

  • 怪奇数奇譚(其の肆)ー僕と天気決定士ー

    明日は、雨になるだろうな。開けた窓から流れる湿っぽい空気を感じながら、僕は夜空を眺めた。ぼんやりと星が見えるが、雲が空を隠している。夜空から、一本の糸が垂れてきた。よく見ると白い物がぶら下がっている。紙コップだ。僕は背伸びして、それを手に取った。「もしも

  • 童話ー風吹きの子ー

    どこからか遠くの空の上では、小さな子どもが口をとんがらせて風を吹いていました。もうすぐ春だというのに、暖かい風は小さいままです。隣では、厚手のコートにマフラーを巻いたおじさんが、パイプを片手にふーっと息を吐きました。煙のようにふわーっと広がると、地面の上

  • 季節の旅紀行ー壮大で浅いー

    今冬の寒さの中、仄かに春の暖かさを感じた。そう、それはサッと開けた窓から、ふんわりとやって来たのだ。昨日までのどんよりとした天気が、まるで嘘であるかの様に、空には雲ひとつない。久しぶりに臨んだ快晴、何となく嬉しい気持ちにさせられた。この前気になって、なん

  • 短歌ー冬ー

    霜柱   寒さ募りし  冬の朝見上げた空に  絹かかるかな風寒し巻いたマフラー吹き流し思慕の念は夏の最中か鍋料理寒さ凌いで勝ち誇り旬過ぎては寂しきこと也

  • 落語調ーメリハリー

    今日は1月2日です。まあ元旦の翌日なわけですが、一日違うだけでこうも違いますかね。道行く車の数も昨日とは打って変わって、それなりの交通量であるわけです。それを言い出したら、大晦日と元旦、これもたかだか一日違うだけなのに、雲泥の差です。どうも人間の社会という

  • 落語調ー初夢ー

    一年の計は元旦にありとよく耳にしますが、毎年お正月が来ると恒例のご挨拶、書き初めなどしては見るものの、美味しい御節料理にお餅づくし、すぐに年頭の志など何処へやら。毎年そんな具合でございます。さて、今年は如何致しましょうかと大晦日の除夜の鐘を聞きながら、蕎

  • 怪奇数奇譚(其の参)ー麦の芽ー

    雪の下は目には見えないけれど、麦の芽は脈々と息づいて雪の下を巡り春の到来を待っている。人間が寒いと思う程、麦の芽には寒さは感じていないのかも知れない。春夏秋冬、人間は季節の移り変わりを肌で感じ、敢えて言葉にすることで暑さ寒さに実感を持つ。対して麦のような

  • 童話ーお餅の子ー

    我は神の子 お餅の子年の初めに金色の紙の飾りを尻に敷きずんとした佇まい頭に蜜柑の冠乗せてえっへん 私はお餅の王焼くも煮るも 寛大な心で迎える 王だからちょっとキミ 醤油を付けようとしてるでしょきな粉もいいよ 餡子もねだって私は 広い心を持っているほら伸び

  • 童話ー丑年ー

    今年も、もう年の瀬です。寒い冬の最中、神様の足元には、12匹の動物が集まっています。美味しいご飯に、飾り物に、今年あった事や楽しかったことを順番に発表して宴会を開いていました。最後に、牛が発表する番になりました。牛は、嬉しくて嬉しくて、うししと声が漏れまし

  • 怪奇数奇譚(其の弍)ー人間になった牛ー

    食べてすぐ寝るとウシになるとよく言うが、ウシになった人間を見たことはない。ウシが食事する様を見ていたが、食べてすぐ寝るウシも見当たらない。一説には、ウシは横になると反芻しやいともいうが、食後のウシは大抵ウロウロしては、ンモ~っと不平不満を吐いてるくらいの

  • 童話ー赤いナイトキャップ2ー

    深々と降る雪景色を、窓辺で見ている子がいました。手には顔と同じ大きさほどもあるテディベアを強く抱きしめています。月明かりだけがほんのりと窓に差し込み、その子の顔を照らしていました。ガラス窓に鼻が着きそうなほど近づき、空から降る数え切れない程の雪を目で追っ

  • 怪奇数奇譚(其の壱)ー僕の友人ー

    僕は、白い靄の掛かった場所を歩いていた。目の前に友人がいたので、近づいたらただの木だった。でもその木は、僕の後ろにあった気がする。後ろを振り向いたら、それは友人だった。ああミステリー。

  • 季節のお話ーツノが落ちたトナカイー

    僕は赤鼻のトナカイ。大事にしていたツノが、落ちちゃった。寒くなったらツノが、取れちゃった。どうしてツノが、取れたんだろう。冬になると、ツノが落ちちゃうんだ。見回すと、ツノが落ちたトナカイが他にもいた。みんな丸坊主だ。あははは。でも僕も丸坊主だ。どうしよう

  • 童話ー赤いナイトキャップー

    しゃりっしゃりっ大きく艶やかな黒いブーツが、雪の中に沈み込む。目方の重さが、雪に沈むブーツがそれを物語っていた。彼は、寒い雪国の出身であった。寒さを凌ぐためか、真っ白な口髭と顎髭を蓄え、深々とナイトキャップを被っていた。ナイトキャップから覗く白い眉毛と、

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