シャトーヌフ=デュ=パプ村を北から南へと走るD68号線は、観光客が頻繁に行き交うメインルートであり、有名ドメーヌのカーヴはこのあたりに点在する。 しかし、シャトー・ル・プラデ Château Rayas の畑とセラーは、そこから外れた東側、森に囲まれた小さな谷間にある。村の中心から南東へ約3km、クルトゥゾン(Courthézon)との境界に近い地点にあり、標高は約130〜150m。畑へ至る未舗装の道は車一台分の幅で、両脇をプロヴァンス松やホルムオーク(カシ類)に囲まれた林道が続く。まるで別のワイン産地に迷い込んだかのような、閉ざされたところだ。 足がないと行きにくいところだ。 しかし