大事な古きマンガ達への恩返しです。メジャー漫画以外にも様々な理由でマイナーなままであったり絶版になっても実は面白い良作をおすすめしたいです。他に映画、ドラマ、小説等も好き。
映画化もされた『ミスミソウ』押切蓮介の作品はアニメ化もされた『ハイスコアガール』が最もメジャーかもしれないが、個人的にはこの『ミスミソウ』が一番好きです。次は…
熱い想いが伝わるレジェンド特集号!『COMIC BOX ウルトラマンティガ特集』
昔の漫画マニアにとっての数少ない情報源のなかでも、個人的な思い入れのあるのがふゅーじょんぷろだく社の『COMIC BOX』出版社自体はなかなか残念な逸話や評判…
死後発見された3部作収録『文藝別冊 青木雄二 ゼニとナニワの人生道 一周忌追悼特集』
「ナニワ金融道」!内容も絵柄も、相当なクセを持ちながらドラマ化もされ、大学の経済学部の講義で使われるなど、一世を風靡した作品。その作者「青木雄二」先生の未発表…
「世の中、金じゃない」って言いきれない悲しさ『銭ゲバ』ジョージ秋山
この長編、久々に読んでズッシリと重かった、ジョージ秋山先生の『銭ゲバ』!正月明け早々に読むべき漫画じゃなかったなあ。。。 私が所蔵しているのは、このソフトマジ…
まとめ 隠れた神漫画、良作/名作マンガ紹介!(昨年の74投稿について)
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。 昨年10月から始めた漫画紹介(全74投稿)の作家別にカウントしてみました。こう見ると、自分自身の…
以前紹介したスターログなどと同様に、ネットの無い時代の漫画の情報源として大事にしていた漫画専門誌の『ぱふ』その『ぱふ』の1976年6月の大友克洋特集号が懐かし…
謎は続く?手塚治虫の誰にも知られていない作品とは?『朝日ジャーナル臨時増刊手塚治虫の世界』より
あの巨匠、手塚治虫先生に「誰にも知られていない作品がひとつある!」ということを知ったのは、先生がお亡くなりになられた1989年2月9日のわずか2か月後に出た『…
鉄腕アトムやジャングル大帝などのアニメーターとして記憶されている方も多いかもしれません。もう新作が読めないのが残念ですが、この方を評価される方はすごく多いです…
見た夢を損なうこと無く漫画に落とせる!諸星大二郎の『夢見る機械』
ちょっと遅らばせながら、r録画した漫勉NEOを見直して、あらためて読みたくなり引っ張り出した諸星大二郎先生の『夢見る機械』非常にコアファンも多く、もはや大御所…
巨人漫画といえば、みなさん『進撃の巨人』を思い浮かべると思います、おそらく日本での巨人漫画の元祖はこの「さいとうたかを」先生の『デビルキング』ではないかと思い…
ロッキング・オン社長の渋谷陽一さんの執念で刊行されたのが、この石井 隆監督の2000年になって初めての短編集『カンタレッラの匣』90年代に執筆された未刊行作品…
ラストとエピローグが素敵な吃音テーマの『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』押見修造
映像化作品も多い押見修造先生の、自身の吃音体験もベースになっている『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』 あらすじは、吃音を持っている主人公の大島志乃の高校生活…
マスコミにもよく出てくる有名人でもある西原理恵子先生の初期短編集『はれた日は学校をやすんで』 メジャーデビュー作のヤングサンデーでのチクロ幼稚園が始まった当初…
一般には同棲時代が有名だと思う上村一夫先生の短編集『乱華抄』表題の他に「夜明けジュリー」「青春日記」「藤純子は何故結婚してしまったのか」など全10作集めた初期…
かなり読み手を選んでしまう山田花子先生の著作の中でも、自身を象徴するような作品がこの『神の悪フザケ』ではないかと思います。 終始、日常生活の何気ない「生きづら…
そうそうたる漫画家達がこれを読んで勉強したという石ノ森章太郎先生の『マンガ家入門』と『続・マンガ家入門』 私はマンガ家ではないので、正直コレクターアイテム的な…
何度も紹介している石井隆監督の麻雀漫画の短編集『赤い通り雨』 私が学生だった30年近く昔は、麻雀だけに特化した漫画雑誌がいくつもありました。いまでは信じられな…
AKIRAはじめSF系の印象が強い大友克洋先生の多彩な作品が読めるのが96年に講談社から出た『SOS大東京探検隊』もう、笑っちゃうぐらいやりたい放題です。この…
ここでメビウスにも出会えた『月刊スターログ 日本版』ツルモトルーム
高校生、大学生の頃、大友克洋はじめとした漫画の情報を得るために、このSF雑誌『月刊スターログ 日本版』の古本や新刊を集めてました。ジャンプ、マガジン、サンデー…
自身のエッセイ風、4コマギャグ漫画『カラスヤサトシ』でブレイクした、カラスヤサトシ先生の『おのぼり物語』気取らない著者自身とその作風が好きでずっと好きです。そ…
クイズ主義の社会体制?!『国民クイズ』杉元伶一(原作)・加藤伸吉(作画)
一部で熱狂的なファンを持っていた『国民クイズ』私も93年の連載当時、モーニングで楽しみにしていた漫画の1-2位と言える漫画です。 なのに、一時期は絶版にもなっ…
今や大御所とも言える岩明均先生の単行本デビュー『風子のいる店』寄生獣も七夕の国、ヒストリアも大好きですが、それらとは別枠として大事にしているのがこの漫画です。…
あの竹宮恵子さんはじめ名だたる少女漫画家が、その名前をあげるという石ノ森章太郎先生の『龍神沼』改めて読むと、その叙情的な内容もさることながら、映画的なカット構…
沢尻エリカ主演でさらに伝説の漫画に!『へルタースケルター』岡崎京子
役者と、作中の登場人物のシンクロニシティがたまに言われるが、この作品もまさにそうだと思います。岡崎京子先生の『へルタースケルター』。 あらすじは、トップモデル…
学校の屋上で読みたい漫画『よしもとよしとも珠玉短編集』よしもとよしとも
久しぶりに手に取って読んだら、やっぱり面白かった「よしもとよしとも」先生の短編集。高校時代に出会って、すっかりはまって手当たり次第、著作を集めたなあ。世間的に…
「生きづらさ」への一筋の光『アスペル・カノジョ』萩本創八原作・森田蓮次作画
ツイッターで知り、即座に夢中で読んでしまった『アスペル・カノジョ』萩本創八先生がWebで発表していたネームを、森田蓮次先生が作画し仕上げているものだという。9…
老人の性が結びつける男女の物語?!『空也上人がいた』新井英樹×山田太一
大好きな漫画家と、同じく大好きな脚本家の組み合わせということで、逆にビビってしばらく読めなかった本作。『ふぞろいの林檎』の山田太一先生原作の小説を『宮本から君…
大西巨人先生の長編小説を漫画化したのぞゑ先生の『神聖喜劇』。『日本漫画家協会賞』と『手塚治虫文化賞』新生賞に輝いています。 あらすじは、平洋戦争下に補充兵とな…
映画化もされ、愛読書としている方も多い業田良家先生の『自虐の詩』高校生の頃、4コマを見ながら泣いているのを母親に見られ、やや恥ずかしかった思い出があります。 …
特殊漫画家などとも言われ(自称?)、ガロはじめアングラ系のなかでも異彩を放つ根本敬先生の『タケオの世界』『怪人無礼講ララバイ』に収録された名作(怪作?)。 あ…
大好きな映画監督でもあり、漫画も集めさせていただいている石井監督の『魔楽』。 石井監督の描く女性の一瞬の美しさの切り取り方が大好きなのですが、この作品はそんな…
93年にヤングサンデーで連載が始まった、非常に個性的というか異様な作風の松永豊和先生の『バクネヤング』掲載誌がやや変更なったりした後、未完で終了してしまったの…
AKIRAプロトタイプ的な『 FireBall (短編集 彼女の想いで・・・) 』大友克洋
高校時代に大友克洋先生の『短編集 彼女の想いで・・・』が出るって知ったとき、めちゃくちゃ嬉しかったのを思い出します。AKIRAで大友作品にはまり、童夢を始め買…
SFホラーだが、根底は母子の別れの物語『漂流教室』楳図かずお
いまだに根強いファンのいる楳図先生の『漂流教室』。もう50年近く前の作品なんですね。 ある日、突然小学校ごと、人類滅亡後の荒廃した未来に送られてしまった、小学…
以前『甘い水』で力を入れて紹介させていただいた松本剛先生の『甘い水』読み返して、また泣いてしまった。甘い水のような嗚咽も出るような泣き方ではなく、ほろっと来る…
浮遊感がすごい!『MOEBIUS 6 PHARAGONESIA』メビウス/ジャン・ジロー
以前も紹介したフランスの漫画家メビウスことジャン・ジローの短編集。英語版なのでなんとか読めます。メビウスは、言わずもがな宮崎駿、大友克洋はじめ日本の漫画界にも…
今となっては、小説家、原作者としての活躍が多い、山上たつひこ先生のシリアル系作品。ギャグ系を除けば、私は先生の作品では一番、好き。 軍事国家化、全体主義化が進…
カルト的な人気のある安達哲先生の『さくらの唄』。高校生の頃に読んでいた少年マガジンの『ホワイトアルバム』や『キラキラ』。モラトリアムや恋愛などを描いたこれらの…
ななこSOSでメジャーにもなっているが、根っこの部分ではマイナーでアングラな感じ吾妻ひでお先生の『夜の魚』ビッグマイナーなんて呼ばれ方をされたようだが、確かに…
戦国時代の中国が舞台の酒見賢一の歴史小説を原作とした、森秀樹先生の『墨攻』森秀樹先生の作品は、ゴルフ漫画の『青空しょって』でファンになりその後も読んでいました…
いっときネットでも話題になったありま猛先生の『連ちゃんパパ』 元教師が失業、借金、パチンコとどんどん転落していく人生を描くダークストーリー。社会の底辺を描くと…
AKIRA/童夢以前の多様な作風の『GOOD WEATHER』大友克洋
大友克洋先生の1981年に刊行された短編集『GOOD WEATHER』。あのAKIRAや童夢で有名な作風とはちょっと違っています。70年代の香りがすごーくしま…
ここで何度か取り上げている映画監督としても有名な「石井隆」先生 石井先生の描く女性がタバコを吸う姿はとても素敵で美しくカッコいい。 これは『名美・イン・ブルー…
Twiiterでバズって有名にもなったのでご存じの方も多い「史群アル仙」先生の初めての作品集。 ちなみに先生の読み方は「しむれ あるせん」だそうです。さらに、…
ほんと石井隆先生の描く漫画はカッコいい!映画ももちろん。土下座したくなるぐらいカッコいい。 この『黒の天使』は、女性でのハードボイルド漫画の最高峰、決定版と個…
1969年に書かれた石川球太先生による『巨人獣』。進撃の巨人よりさかのぼること40年近く前かな。進撃の巨人で出てきたような巨人ならではの構図がいっぱい。 内容…
まったく漫画じゃないけど紹介。原一男監督によるドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』キャチはコピーは「知らぬ存ぜぬは許しません。」1987年公開。太平洋戦争…
名言が多く引用されることも多い『炎の転校生』島本和彦先生の作品の原点的な、超ポジティブな学園漫画。この「心に棚をつくれっ!!」は名言。ふがいない自分をさておき…
梶原一騎大先生の引退作として始まり結果、未完に終わってしまった自伝漫画。 もう一騎先生、破天荒すぎます!ご自身の漫画を超えてます。だから、あんな面白いマンガを…
JOJOファン以外にも!『変人偏屈列伝』荒木飛呂彦&鬼窪浩久
JOJO、ジョジョリオンの荒木飛呂彦がアシスタントの鬼窪浩久と組んで出したフィクションモノ。タイトル通り、かなり変わった方々の伝記?的なものですが、そのセレク…
失敗、挫折、苦悩こそ青春!といった青春期の苦悩を描いた永島慎二先生の作品。 表題作は大人たちとの対比で、これらが描かれているのだが、自分自身はその大人たちの側…
ヘタウマはここから始まった!?『情熱のペンギンごはん』糸井重里原作・湯村輝彦作画
コピーライターの糸井重里原作、イラストレーターの湯村輝彦作画の不条理漫画。1976年に描かれた作品。今でこそ多い、従来の文脈から外れた不条理漫画、ヘタウマ漫画…
近年は歴史モノや麻雀漫画が多めのほんまりう先生の昔のボクシング作品『挑戦者』(私は麻雀漫画からほんま作品に入りました)原作は笠原和郎さんという方で、たぶん映画…
ポルノだけどほぼ笑い!神代辰巳『悶絶!!どんでん返し』(1977年)
いつのまにか漫画版も出ていたというので、紹介。 「棒の哀しみ」などの映画監督、神代辰巳巨匠です。ハードな作品印象がありますが、これは別。日活ロマンポルノの19…
あのAKIRAの台湾版。セリフはすべて繁体字。 AKIRAには漢字がすごく似合うと個人的には思っています。 劇中に、大陸中国の簡体字が使われてたりしますし。台…
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