Scenes 48, Mitaka-shi Tokyo, Japan 2024 この記事が登校される頃、僕はマレーシアに戻る飛行機の中です。先週日曜日から1週間の一時帰国でした。先週日曜日、僕の帰りを待っていてくれたかのような桜の満開、前日までイマイチだったという天気も青空に。では、やっぱり桜を撮るか、と。で、手に握っているのはなぜかモノクロ専用機。。。花のアップは望むべくもないレンジファインダー機。。。↓ お気に召したらクリックで応援し...
好きな写真と写真機について語っております。当面はポートフォリオ作りを兼ねて、自写真の紹介をします。
写真機を持った彷徨い人。1枚で完結する絵作りを目指しています。 好きな写真家は、Edouard Boubat、Sarah Moon、Henri Cartier-Bresson、Jeanloup Sieff、岩合光昭、Mary Ellen Mark、ハナブサ・リュウ、Edward Weston など。 ご感想、アドバイスなどいただけたらありがたいです。
Scenes 48, Mitaka-shi Tokyo, Japan 2024 この記事が登校される頃、僕はマレーシアに戻る飛行機の中です。先週日曜日から1週間の一時帰国でした。先週日曜日、僕の帰りを待っていてくれたかのような桜の満開、前日までイマイチだったという天気も青空に。では、やっぱり桜を撮るか、と。で、手に握っているのはなぜかモノクロ専用機。。。花のアップは望むべくもないレンジファインダー機。。。↓ お気に召したらクリックで応援し...
Spherescapes 26, Plau Tioman, Malaysia 2018 子供のころから周りの大人に「お前はだめだ」と叱りつけられることが多かったです。若いころは上司に「馬鹿!」「馬鹿!」と怒鳴りつけられ。結構年が行ってからでも「あなたは人間性に問題がある」だの「最低の人間」だのと罵られたり。今ならばパワハラとかで問題になりそうなレベルでこき下ろされつづけてきました。自分としてはいろいろと考えた末の行動や発言を曲解して頭ごな...
Scenes 47, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 今や世界第二位の高さを誇るビルが建っているなど経済発展著しいマレーシアの首都クアラルンプールですが、車でものの30分も走るとジャングルが残っていたりします。街のコンパクトさでいうと、以前住んでいた福岡に近いかもしれません。今回の写真は、そんなジャングル、熱帯雨林に生えている木の様子を写したもの。 この写真を撮った機材の組み合わせを一言で評価するなら「良く写る」...
Scenes 46, Tokyo Station Tokyo Japan. 2024 安井仲治の写真展を見に行った際、東京駅の中で。日本が世界に伍して文明を発展させようとしていた、そんな心意気を感じさせる歴史的建造物です。今の元気が無い日本、物質的にはそう豊かでは無くても未来に希望を見出していたあのころの日本から学べることは無いのでしょうかね。。。 こういう光での撮影はライカの十八番って感じです。写真機は「ちゃんと写れば何でもよい」派の僕...
Scenes 45, Setagaya-ku, Tokyo Japan. 2024 2週間ほど日本に一時帰国しておりました。で、日本に置きっぱなしになっていたAi Nikkor 24㎜ 1:2.8 を使ってみた。 40年以上前にアルバイトをして貯めたお金で買ったレンズだが、何の問題も無い。このぐらいの広角レンズだとオートフォーカスに頼るよりも目測でピントを置いた方が速い。 一時帰国中に東京駅のステーションギャラリーで開催されていた安井仲治の写真展を見てきました...
Townscapes 43, Tokyo, Japan 2024 昨日撮った写真です。一昨日は東京でも雪が降り、ちょっと寒い日が続いています。バス停から見た町が影絵のようでした。 ZMのビオゴン35㎜。同じシリーズの50㎜とは大分性格が異なりますね。50㎜のような艶っぽさは無いように感じます。ツアイスもいろいろ。。。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Landscapes 33, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 ちょうど一年前に行った志賀高原での一枚。普段ですと、特に風景写真では神経質なぐらい水平を取るのですが、この写真は緩く傾いているのが良いかな、と。コントラストもシャープネスも緩め。確かにこの時はこんな気分だったのでこんな写真を選んでみたくなりました。仕事柄カチッとしていないといけない時間が多いので、バカンスの時ぐらいユルッといきたい。 明日か...
光景44、バトゥ洞窟、クアラルンプール マレーシア、2024
Scenes 44, Batu Caves, Kuala Lumpur Malaysia. 2024 今年の元旦に訪ねたバトゥ洞窟。長い階段を登った先の洞窟の中にヒンズー教の寺院があります。この階段が結構急でちょっと怖い。 最近、PCのモニターがヘタってきたようで、写真の調整が難しい。モニターのコントラストを調整しきれないので、モノクローム写真のトーン確認が怪しい。ノートパソコンのモニターは妙にコントラストと彩度が高めだし、下手をするとスマホのモニ...
Landscapes 32, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 今週も忙しく、金曜日から月曜日までホテルに缶詰めでワークショップに参加しています。いろいろと考えて書きこむ時間的余裕がありません。しばらく寝かしておいた写真の中から、ちょっと気に入った写真を掲載します。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Cats 34, Kuala Lumpur, Malaysia 2024 職場のお猫様。人懐こい妊婦さん。このブログには珍しく、一昨日撮影したばかりの写真です。まだ2歳ぐらいかな。アフター・コロナ世代だと思います。コロナで職場が長期閉鎖されてお猫様の数が激減し、生き残った子達もギスギスした性格に変わっていたのですが、ようやくこんな感じの人懐こい子が増えてきました。 このところ、昭和を代表するような有名人が立て続けに亡くなりました。写...
Scenes 44, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 観光名所でもなんでもない、街中で見かけたモスクです。 今週は何も書くことを思いつきません。思いつかないというより、いろいろな思いと考えが頭の中でグルグルしていて、整理がついていないですね。主に世界の中の日本のこととか、大人になるとはどういうことなのかとか、なのですが。きっかけは先週、日本から来られた高校生の皆さんにお話をしたことです。必要な情報を伝えられただ...
Spherescapes 26, Melaka, Malaysia 2013 写真って何なのか、答えは人それぞれだと思います。僕の場合は昔から外部記憶装置だと思っていたのですが、最近、それはちょっと違うかな、と。思い出の反芻装置という方が正確かもしれません。他人の写真だと共感装置。ちなみに、ここに載せている写真は全部、撮影した時の状況や自分の気持ちなんかを思い出させるものばかりです。 人の撮った写真で共感できるものって、必ずしも写真と...
Scenes 43, Haneda Airport, Japan 2015 福岡に移動する妻を見送りに羽田空港まで行ったのは、もう8年半前のことです。19時過ぎの展望デッキに人影はなくイルミネーションが綺麗でした。東京で母の四十九日を済ませた後のことです。 この写真のファイル番号は80。ということはα7IIを買った直後の写真ですね。IIになってIBSが搭載されたので手持ちのライカレンズのデジタル撮影用母艦として購入した写真機です。ということは、こ...
Townscapes 42, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 マレーシアの首都、クアラルンプールをご存じでしょうか?僕の知る限り初めて訪れた日本の方は、一様に驚かれます。大都会だ、と。世界第2位の高層ビルが竣工したという話は以前しましたが、それ以外にも高層コンドミニアムやオフィスビルが立ち並び、現在も多くのビルが建設中です。無機質なビルばかりが増えるのは、個人的にはちょっとどうかな、とは思います。ビルの合間で、雲も...
街景41、スリ・ドッダ・ガナパティ寺、ベンガルール インド 2023
Townscapes 41, Shri Dodda Ganapathi Temple, Bengaluru, India, 2023 昨年末、初めてインドを訪問しました。ヒンズー教の本場で念願のガネーシャ(ガナパティ:ゾウの頭を持った神様)のお寺にお参りすることができました。人々は信心深く、熱心にお祈りしている姿が印象的でした。ガネーシャは災いをの取り除いてくれると信じられていて、他の神様を信仰するヒンズー教徒もまず最初にガネーシャにお参りすると言われます。年明...
Scenes 42, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 クアラルンプール観光地の一つ、ツインタワー前の噴水。柔らか描写が特徴のズマロンですが、硬い画を出せないわけでもありません。 人生で一番忙しいと言ってもよい10日間を何とか乗り切りました。マレーシアから日本に4日間、インドのベンガロールに5日間。とてつもない2023年の締めくくり。いろいろと学び、考えさせられました。 皆様、良いお年を。↓ お気に召したらクリックで応援し...
Scenes 41, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 メリークリスマス。 日本にとんぼ返りしてきたところです。今週はインド、バンガロールにとんぼ返り。慌ただしい日々が続きます。 Mマウント用コシナ製ビオゴン。F2 開放で。現代のレンズと違い盛大にチョウチョが飛んでいますが、それもまた良し、かと。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Scenes 40, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 どうにも仕事が終わらず、一休みした時に隣の建物まで夕食を食べに行った際に撮った写真。スマホはこういう時の心強い味方です。一億画素モードで2倍電子ズーム。約50㎜の画角です。 明後日、日本に移動するので、慌ただしくなりそうです。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Townscapes 41, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 この写真を撮ってから、もう11年以上経つのですね。このパビリオンと呼ばれるショッピングセンターの最上階は Tokyo Street というフロアになっていて、日本食レストランや日本に絡んだ物品を扱う店がたくさんあります。窓の外に見える通り沿いには伊勢丹があり、最近ではドンキが開店しました。クアラルンプールにはとにかく若い人がたくさんいて活気がありますよ。↓ お気に召したら...
Scenes 39, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 ニュースによれば志賀高原横手山あたりは雪景色だそうですね。写真は今年の3月に山の駅から望んだ東舘と西舘。志賀高原ロープウェイの乗り場跡地からです。このロープウェイ、2011年に運行中止になっていたのですね。ああ、山に行きたい。雪を見たい。。。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Townscapes 40, Golden, Colorado U.S.A. 2012 ゴールデンの街中、紅葉の進む公園での一コマ。クアーズの醸造所があります。遠くに見える西部劇に出てきそうな山。日本では見ない形ですね。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Townscapes 39, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 2012年3月の写真から。マレーシアはイスラム教を国教とする国ですので、街中のいたるところでモスクを見ることができます。そんな中でも珍しい立派な門のあるモスクの入り口です。イスラム教は抽象的あるいは幾何学的な美術を発展させた宗教で、その建築物は独特な意匠を持っています。 久しぶりにリコーGRXで撮影した画像をいじりましたが、やはり扱いやすいですね。モノクロ化した...
Cats 33, Marang, Trengganu, Malaysia 2017 2017年5月、マレー半島東海岸トレンガヌ州の港町マランのマーケットに居たお猫様。後ろの果物屋のおじさんからドリアンを買って食べました。手帖を見ると、この年の前半は1-2月に日本出張、3-4月に米国出張、5月に妻がマレーシアに来て東海岸旅行、6月に私用で米国と、めちゃくちゃに忙しかったですね。飛んで歩いて、という意味では人生で一番忙しかったかもしれません。 そんなわけ...
Scenes 38, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 クアラルンプールのリトルインディアで、七羽のリュウキュウツバメ。 写真を撮る時は写真機は何でも良いと思っている。最低限写れば。これは本心です。なのでコンパクト機を使うし、スマホも使う。ただレンズを向ける対象は、その時に握っている写真機の影響を強く受けるような気がする。後で写真をセレクトする時は、どのレンズで撮ったかで選ぶカットが変わってくるような気がする。自...
Scenes 37, Kitahara Hakushu Birthplace, Yanagawa-shi Fukuoka, Japan 2023 福岡出張中に休日が1日ありました。柳川まで足をのばしてみました。北原白秋の生家が記念館になっていたので立ち寄りました。「落葉松」が好きなのですが、それに関する展示は無かったです。でも白秋が実家が火事になった際にそれ1冊だけ持って逃げたという藤村の若菜集が展示されていて、しかも初恋のページが開かれていたのが良かった。 白秋の詩か...
Townscapes 39, Fukuoka, Japan 2023 前回に続き福岡の街中での写真。やはり福岡の明るくクリアな印象のためか、こんな感じの写真を選んでしまいます。白い壁に写った窓ガラスの照り返しが美しい。以前、米国西海岸のビルに写った照り返しの写真を紹介したことがありますが、西海岸では乾いた空気感を反映してか、もっとコントラストがある感じでした。福岡の照り返しはもっと湿度を感じさせる柔らかいものです。 こちらもタムロ...
Townscapes 38, Fukuoka, Japan 2023 今回の日本出張では大半を福岡で過ごしました。ホテルから仕事に向かう道すがら、試行錯誤しながら街中をスナップ。9月下旬から急に秋めいてきた気候も手伝ってか、福岡は明るくクリアな印象を強く感じました。気が付くと、人影はおろか看板などの文字も写りこまないような構図の写真ばかり。 タムロンの 20-40mm F/2.8 Di III VXD 。気が付くと40㎜付近ばかり使ってました。広角のスナップ...
Scenes 36, Inokashira Park, Tokyo, Japan 2023 9月中旬から10月頭にかけて出張で日本一時帰国しておりました。帰国の間中、公私ともに忙しくてなかなかのんびりネットを彷徨う時間も無く、、、。仕事帰りに立ち寄った井の頭恩賜公園です。子供の頃から親しんだ公園ですが、お気に入りとになる写真はなかなか撮ることができません。昨今は他人の居る方向に写真機を向けること自体はばかられ、スナップが難しくなったこともその一...
Spherescapes 24, Tokyo, Japan 2021 今年も10月に入ってしまいましたね。一年の3/4があっと言う間に過ぎて行ってしまいました。2年前の10月8日、東京上空には鳥のような不思議な形の雲が広がっていました。大きさからして高積雲と思われます。これは秋の雲の代表のように言われることが多いですね。別に他の季節でもみられる雲ですが、何となく秋っぽいといえばそんな気も。 ジョギングの途中だったので、ポケットに入ってい...
Scenes 35, Tokyo, Japan 2023 今年の夏は暑かったみたいですね。7月から8月にかけてこちらに遊びに来た妻が、熱帯のマレーシアの方がはるかに過ごしやすいと言っていました。実際、明け方に肌寒くて目が覚めることが多いぐらいですから。現在日本を訪れているマレーシアの知り合いが、日本は暑くてたまらないと。今日の写真はそんな日本、東京の夏の街景です。 長く海外に住んでいると、日本をちょっと客観的に見ることができる...
Spherescapes 23, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 今年3月のマレーシアの首都、クアラルンプールの空。「巻」や「高」が付くほど上空の雲ではなく、層雲というほど低くもない。多分層積雲の切れ間からのぞく青い空。雲の上面には日光が当たっているようで切れ間の縁が白く輝いています。両端にちょっとだけビルの影を入れてみました。 今週水曜日より2週間ほど日本出張です。かなり忙しくなりそうなのでネットを彷徨っている時間は...
Landscapes 31, Mount Kinabalu, Sabah, Malaysia 2023 今回のキナバル山の写真はここまでです。中腹の宿から日没方向に見えるキナバル山の斜面。山全体が大きな花崗岩の塊なので、富士山のように砂礫でできた山とは様相がかなり違います。 ところで、小型軽量で重宝しているニコン1なのですが、今回の山行で下山直後にV2が故障してしまいました。絶妙な壊れ方で、モードダイヤルが機能しなくなり、フルオートモードで固定され...
Landscapes 30,Mount Kinabalu, Sabah, Malaysia 2023 先週に続き、マレーシア最高峰である標高4095.2mのキナバル山登頂の話題です。中腹の宿から山頂へは午前2時半に登り始めます。真っ暗闇の中での登りですので記念写真ぐらいしか撮っていません。ですので今回の写真も下り始めてからのもので、先週の写真よりちょっと時間を戻し、山頂から少し下ったあたりです。残念ながら登頂前後は濃霧の中で見通しが効かず、このあたりでよ...
Color landscapes 24, Mount Kinabalu, Sabah, Malaysia 2023 にほんブログ村には白黒写真のブログとして登録しているのですが、今回はカラーで失礼します。マレーシアとサバ州の旗の色をお見せしたかったので。 マレーシア最高峰、標高4095.2mのキナバル山に登ってきました。これで3回目の登頂となります。前回登頂した2014年の翌年、この地域ではめったに無い地震に見舞われ、日本の方1名を含む10名を越す登山客が落石などで命...
Spherescapes 22, Flying over Pahang, Malaysia 2023 普段は職場のあるマレー半島で暮らしておりますが、休暇をもらってボルネオ島サバ州に行ってきました。その帰りの機中からの写真です。普段は下から見上げる雲をほぼ真横から。この時の飛行高度が7200mぐらいですから随分高く成長した積雲ですね。こうした雲の合間を自由に飛び回れたらな、などと想像しながらいろいろな雲のショーをしばし楽しみました。 こういう時はスマ...
Townscapes 37, Kichijoji, Tokyo 2022 吉祥寺駅の北口から北に延びるサンロードの入り口。よくあるアーケードなのだけれど、個人的に思い入れがある。昔、このアーケードの突き当りにハックルベリーという居酒屋があって、サントリーホワイトを市価プラスアルファぐらいで飲むことができた。ホワイトはもともと安いウィスキーなので、バイト学生でもなんとか通える店だった。こうした記憶を書き起こして残すことが、懐かしい店の...
Scenes 34, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 先週話題にした Thomas Hoepker 氏についてググっていたら、 都築響一さんが Hoepker 氏に関して語っているGQ SHOP の記事を見つけました。曰く「うまい写真家ほどカット数が少ない」、「“いかに撮らないか”を考えてみたほうがいい」。確かに Hoepker 氏が撮ったモハメド・アリさんの有名な写真のコンタクトを見ると、そのシチュエーションでは本当に数枚しか撮ってないんですよね。 そ...
Landscapes 29, Mt Jimba to Mt. Takao -2, Japan 2023 先週の続きです。この日はとても暑かったのですが、木立の中では強い日差しが遮られ、谷からの風が心地良かったです。好天時にこの道を歩いたことのある人なら、この木漏れ日の光景に見覚えがあるのではないでしょうか? 今回の山行からかろうじてお見せできるような写真は、先週と今週の2枚ぐらいですね。今年2月にクアラルンプールのライカブティックが主催した写真展で...
Landscapes 28, Mt Jimba to Mt. Takao, Japan 2023 7月頭に日本に一時帰国した際、陣馬山から高尾山にミニ縦走しました。土曜日深夜に羽田に降り立ち、日曜朝は5時起きで登山。めちゃくちゃですね。16 km、27000歩。久々に良く歩きました。写真は縦走中、底沢峠から堂所山に向かう途中、赤岩山の防火帯あたりです。この辺りの木はスギかと思っていたら、ヒノキらしいですね。 ちょっと重いんですが、最近は骨董品扱い(?)のD8...
Scenes 33, Inokashira Park, Tokyo, Japan 2023 子供のころから親しんでいる井の頭恩賜公園。僕がこんな感じの写真が好きなのは、エドワール・ブーバやイジスなどの古き良き時代のフランスの写真の影響が大きいと思う。 ところで、長らく悩んでいたMマウント35㎜レンズですが、コシナ・ツアイスのラインナップ縮小に危機感を覚えて、新品で入手できるうちにとZMのビオゴン35mmを入手してしまった。これで僕の年内の小遣いはほぼ...
Cats 32, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 お猫様。ノクトン 50mm F1.2、開放で。 一週間前の土曜日に日本に一時帰国。一週間、毎日、朝から晩まで予定がぎっしりでした。そして、この予約記事が投稿されることには、帰りの機上です。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
風景27、ペナン島よりマレー半島を望む、マレーシア、2003年
Landscapes 27, Penang Island, Malaysia 2003 朝、ペナン・ヒルの上に立ち、マレー半島側を望んでいます。ペナン島はマレー半島の西側にありますので、海峡を挟んだ対岸に港、そしてマレー半島の背骨に当たる山脈、その上に朝日が見え、その朝日が海峡の海面を眩しく照らしています。 ペナン・ヒルはペナン島のほぼ中央に位置する丘で、標高は833m。東京近郊の高尾山よりもやや高いぐらい。熱帯に位置するペナン島ですが、この...
Townscapes 36, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 何度か紹介したマレーシア、クアラルンプールのシンボル、ツインタワーです。ちょうど10年前、ご覧のようにすっきりとランドマークとしての威厳を示していますね。周りのビル達はツインタワーに付き従っている感じです。その後10年間で手前にかなりの高層ビルが建ち並び、背景には世界2位となる超高層ビルが建ち、今ではこの光景を見ることができなくなってしまったのは残念なことで...
Scenes 32, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 マレーシアの首都、クアラルンプールの水源となっている川沿の熱帯雨林を歩きました。日本の森林も良いですが、ここ熱帯の植物の迫力はなかなかのものです。水の流れを背景に大木に這い登る植物を。 先週の絞り値の話。理論値の根拠を示しておきます。有効桁数2桁、四捨五入での数値なのですが、1/2、 1/3 ステップの数値の中に見慣れた数字が無かったり、見慣れない数字があったり。ツ...
Townscapes 35, Tokyo, Japan 2013 10年前の5月、ちょっとおめでたいことがあった関係で東京に出かけた際、妻への感謝の気持ちを込めて普段よりもかなり良いホテルに泊まりました。その時に客室から撮った写真。上の方に新宿の高層ビル街が小さく見えています。 飯田ともきさんの「カメラバカにつける薬」をご覧になっている方は結構いらっしゃるんじゃないかと思います。一昨日発表された記事の中で、レンズの解放 F 値 1.7 の...
Scenes 31, Penang Island, Malaysia 2003 また20年ほど時間をさかのぼって、ちょっと掲載するのが気恥ずかしい写真です。「心象風景」とか呼ばれるような写真が流行って、影響を受けたこともありましたねぇ、、、と。そんなことを考えながら古い写真を見返していたのですが、この写真はまあ、好きだなと。 「写真を『作品』と称するな」といった意見を目にすることがあります。「なるほどなぁ」とも思いますし、「まあいいじゃ...
Townscapes 34, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 マレーシア政府は「財政が厳しい」というのですが、この旺盛な公共投資を見ていると、とても俄かには信じられない。首都クアラルンプールではあらゆる場所で道路工事が進み、360°どちらを向いても高層ビル建設のクレーンが見えます。高さが世界第2位となった超高層ビルも竣工したばかり。写真の道路も昼間の渋滞を解消するために上に二層構造となるバイパス路を建設中。 先週、「写...
Cats 31, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 最近撮影させていただいたヒゲがすごく立派な野良のお猫様です。とても人懐こい。 過去に何度か書きましたが、ガジェット好きゆえに写真機好きの僕と、写真そのものが好きな僕は別人格でして。「シャッターを切った感触が良い」とか「やっぱりズミクロンとプラナーは描写が違う」とか分かった風なことを書いてますが、写真好きな自分は「ある程度ちゃんと写れば何でもよい」なんです。「あ...
街景33、シュエダゴン・パゴダ、ヤンゴン、ミャンマー 2013
Townscapes 33, Shwedagon Pagoda, Yangon, Myanmar 2013 10年前、出張でミャンマーを訪問しました。ミャンマーは長らく紛争が絶えず、私が訪れた時はつかの間の平穏な時期だったと言えます。ヤンゴンの街を走っている車のほとんどが日本車であることが印象的でした。ミャンマーでは国民の大半が篤信な仏教信者であり、国内には紀元前から建てられたまさに数えきれないほどのパゴダ(仏塔)があります。 ヤンゴンにあるシュエダ...
Scenes 30, Redang Island, Malaysia 2023 ルダン島の海中写真から一枚。シュノーケリングで透明な海を楽しみました。 防水耐ショック機のニコンW300。ニコノスから始まるニコン伝統の水中写真機ですが、これもディスコン。後継機が出る気配もないですね。大事に使っていきたいと思います。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Landscapes 26, Redang Island, Malaysia 2023 3泊4日でマレー半島の東海岸、ルダン島*に行ってきました。今回は19人乗りの小さな飛行機で行ったので、預入荷物7㎏、機内持ち込み3㎏という制限があり、写真機は防水コンパクトのW300 とニコン1に便利ズームのみ。海の水は限りなく透明で、天気にも恵まれ、綺麗な魚の写真と絵葉書風景写真を量産してきました。お膳立てが整いすぎると撮らされてしまうのが写真だな、とつくづく思...
Cats 30, Penang, Malaysia 2003 今週もちょうど20年前の写真です。会社員としてマレーシアのペナン島に住んでいたころ撮ったものですね。黒と白の子猫様達が雨水用の排水溝から顔を出しています。黒猫は神経質なコが多いと聞きますが、本当にそんな感じ。 マレーシアは昨日からハリラヤです。ハリラヤとは、完全太陰暦であるイスラム暦の9番目の月ラマダン(断食月として有名ですね)が明けたのを祝う祝日です。昔の日本の正月...
Townscapes 32, Ubud, Bali, Indonesia 2003 今週は、昔の写真を見直していた中から。インドネシアはバリ島、バリ美術の中心的な街でであるウブドで撮影した一枚です。撮影日時を見てちょっと驚きました。ちょうど20年前です。当時はKokokan Hotelと称していた、ホテルと美術館とヒンズー寺院が一緒になった不思議な施設に宿泊しました。そんな寺院での一コマ。 インドネシアは基本的にイスラム教の国ですが、バリ島だけはバリ・...
Spherescapes 21, Nagano, Japan 2023 スキー帰りの道の駅で一枚。澄み切った早春の夕暮れ空に、南に向かう飛行機が。飛行機雲がひときわ輝いて、とても綺麗でした。欲を言えば、大きなプリントで見ていただきたい一枚です。ちゃんと飛行機の形も分かるんですよ。そうか、何時か、写真展を開いてみたいですね。 クールピクス W300による写真が3週間続きました。軽さは正義。防水耐ショック性も正義。「あっ」と思った時に手元に...
風景25、東舘山山頂展望台より横手山を望む、日本、2023年
Landscapes 25, Mt. Yokote and Pond Ohnuma-ike, Nagano Japan 2023 3月中旬の春スキーとはいえ、このあたりになると標高2,000mを越えて雪質もかなり良くなります。前日降った雪のおかげで木々も雪化粧。この日は一日中快晴で、遠く横手山、そしてその下には大沼池が白く見えています。この日は、年甲斐もなく、ここから長野オリンピックの大回転コースを一気にブナ平の下まで滑り降り、おまけでジャイアントを1本滑ってから山の...
光景28、シャワルマ, クアラルンプール、マレーシア 2021
Scenes 28, Shawarma, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 日本でもかなり見かけるようになったシャワルマです。レバント:地中海沿岸のアラブ地域の民族料理です。日本だと、トルコ流のケバブという名前で知られていますかね。ちなみにケバブは焼肉一般を指し、写真のくるくる回る焼肉はドネル・ケバブです。単にケバブと言うと、日本の焼き鳥みたいに串にさした焼肉を意味する場合が多いです。 さて、この写真からどんな情報が読み取...
Cats 28, Kuala Lumpur, Malaysia 2018 いいですねぇ、このこ。「簡単には媚びないわよ」というお猫様としての矜持を感じさせる面構えです。近所のミニ・マーケットにて。 前にも書きましたが、このコシナ・ツアイスのプラナー50㎜は、いい感じに被写体を立ち上がらせてくれる。昨年7月にコシナに送ってオーバーホールしてもらいました。ヘリコイドの引っかかりの解消が目的だったのですが、内部のレンズに薄い曇りがあるとのこ...
Landscapes 23, Lake Temenggor, Malaysia 2003 テメンゴール湖はマレー半島で2番目に大きい湖。この湖は発電を目的とした人造湖で、ダムは1978年に竣工したとのこと。僕がお茶の水で浪人してたころですね。実は、その建設は日本の間組によるもので、4基の日立製発電機が稼働してるなど、実は日本と縁が深い。 水没して立ち枯れた木々は何かの墓標のよう。この写真を撮ったのは20年前。ダムができてからは45年ほどだから、建設当...
Spherescapes 20, Tokyo, Japan 2022 昨年12月の三日月。幼いころから、自宅前の空を横切る高圧電線が好きではなかった。でも、冬の澄み切った濃紺の空をバックに鋭い三日月に付き従う様子は、空の飾りのようでもあり、悪くもないかな、と。 空を仰ぐのは、天を仰ぐほど悪い感じじゃない。いろいろと煮詰まってしまった時、やはり、外に出て空を仰ぎ見て気持ちを切り替えるのが有効だなと思う。 やっぱり、ズミクロン、いいなぁ...
Landscapes 22, Langkawi, Malaysia 2003 ランカウイ島の南西の端にあるパンタイ・チェナンという砂浜の夕暮れです。ペナン島で知り合ったドイツ人一家に誘われて遊びに行きました。彼らがホテルを選んだためか、周りを見渡しても日本人は皆無。静かで、砂浜以外何も無いようなリゾートでした。 今はなんでもAI(人工知能)ばやりで。絵画もテーマを与えればそれっぽい物を描いてくれるそうですね。僕はAIの専門家ではありません...
光景27、Temple of Fine Arts, ペナン、マレーシア 2003
Scenes 27, Temple of Fine Arts, Penang, Malaysia 2003 Temple of Fine Arts は芸術活動、特に舞台に力を入れているヒンズー教のお寺です。この時は許可をもらって写真を撮らせていただきました。暗い舞台なので決めポーズの止まった瞬間でないとシャープな写真は難しい。特に20年前の素人にも手が出る撮影機材では厳しかったですね。何枚かはそこそこシャープな写真もあるのですが、20年間経った今見直してみると、別な写真が...
Townscapes, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 マレーシアは明日、明後日(月曜日、火曜日)が中国正月でお休みなので4連休です。 さて、今回の写真はクアラルンプールのホテルで撮ったものです。マレーシアのリゾートにあるホテルはエントランスやロビーがとても広くて開放的なものが多いです。ここのロビーはそのまま中庭に通じていて、大きな開口から噴水が見えています。光の廻り方が綺麗だな、と。 この写真を撮ったのは12年ほ...
Studies 7, New Year Celebration, Tokyo, Japan 2023 妻が正月飾りに生けた花の写真を撮ってみました。花瓶は28年前にアムステルダムに出張した際に買い求めたロイヤルデルフトのもの。ロイヤルデルフトと言えばデルフト・ブルーと呼ばれる藍色が有名ですが、こちらはちょっと変わっていて緑色の絵付けです。先週の人形とは逆に花瓶の照り返し部を除いて諧調をトバさないように撮影してみました。 メインの花は、実は黄色です。...
Studies 6, Doll, Tokyo, Japan 人形の写真を紹介するのは初めてですね。お絵描きのモデルとして我が家に30年ほど前にやってきたクララちゃんです。こういう白一色の服は描くのがとても難しい。写真もライティングと露出の決定がポイントになると思います。窓から入ってくる朝の間接光がきれいだったので、ちょっとポーズをとってもらい、露出はブラケッティングで。服のハイエストライトをトバシ気味にしたかったので、M9Pの自動...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新年に相応しい高山、マレーシアの最高峰、キナバル山(標高 4095.2 m)のサウスピーク(3900 m)です。メインピークは別にあるのですが、サウスピークの形が良いためか、キナバル山の紹介記事に良く出てきます。 小型軽量のニコン1は山登りの良い相棒です。10-100 mm (換算 27-270 ㎜)レンズは無事2回目の...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 早いもので今年最後の更新となりました。1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 クアラルンプールのランドマークと言えばツインタワーなわけですが、ごらんのとおり、その周りには高層建築が林立し、かつての威容は感じられません。この写真は2021年のもの。その後、ツインタワーの向こう側に、さらに高いビル、世界で2番目に高...
Cats 27, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 僕が勝手にソフィアと呼んでいた職場のお猫様。いろいろな人が献上するカリカリで生活し、僕の知っているだけで3回ぐらい子猫を生んだ美猫ママさんだった。10月9日に紹介した子猫たちの親も、たしか、ソフィア。ソフィアは誰にでも人懐こい穏やかな性格のコだったけれど、ほかのお猫様同様、いつの間にか居なくなってしまった。 このフォクトレンダーの25㎜、解像力はAPS-Cの範囲まらまず...
Spherescapes 19, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 空もドラマチックな日ばかりではないわけで。2021年のクアラルンプールは新型コロナウィルス対策のロックダウンの影響を引きずっており、その中で暮らしてきた自身の精神状態は最悪に近くなっていました。食料の買い出し以外は殆ど外出できず、ましてや日本に戻ることもできず、一人で住居に籠る日々。責任者として職場の様子を見に行くにも特別許可を取らなければいけない。これは...
Scenes 26, Five Lakes of Mikata, Japan 2022 先月、日本に一時帰国時の写真です。仕事の関係で福井県に行き、40年来の友人に会いました。その際に連れて行っていただいた三方五湖。五湖の一つ、水月湖の年縞についての講演を直前に聞いていたので、感慨深くこの不思議な光景を眺めました。 同位体炭素による年代測定についてはかなり前から知っていましたが、その原理について今一つ理解できていませんでした。それもそのはず...
Spherescapes 18, Lyon, France, 2007 次の写真を選ぼうといろいろ見返していると、かつては良く欧米に行っていたなぁと思います。ここ数年はマレーシアと日本の往復ぐらいで、いろいろ苦労してまで欧米まで行く気力が無くなりつつある。もちろん、新型コロナウィルスの影響は大きいんですが、必ずしもそれだけではなくて。仕事で海外に行くというのは、いろいろと抵抗勢力の力も働くのでなおのこと、メンドクサイ。個人で遊びに...
Scenes 25, Minaret, Malaysia 2022 ごく最近の写真。実は先週掲載したイスラム教モスクのミナレット(尖塔)を別の角度から見たものです。このミナレットは幾何学的でかなり現代的なデザインですが、それがイスラム教、そしてマレーシアを象徴しているように感じます。 撮影機材は昨年買い替えたスマホです。安い交換レンズ1本分もしない価格でしたが、一億画素の撮影モードがあるそうで。ちょっと前の僕の主力機、ニコンD800の...
Townscapes 29, Kuala Lumpur, Malaysia, 2012 雨に煙るイスラム教のモスクとクアラルンプールのランドマークであるツインタワーです。2012年当時はこのツインタワーが何処からでも良く見えたのですが、この10年間で高いビルがたくさん建ち、今はこのような眺めは殆ど見ることができなくなりました。 このところ本業が忙しく、仕事以外でネットを覗く暇がありません。現在日本出張中で、今日、マレーシアに帰ります。帰ったら帰...
Landscapes 20, Port Dickson, Malaysia, 2011 ポートディクソンはマラッカ海峡で有名なマラッカのそばにあるリゾート地です。この辺りにはウミガメやサンゴを見ることができる水族館や陸軍博物館があります。遠浅の海では子供達が水遊びをしていました。 ニコン1の超望遠レンズを入手するまでは、タムロンのFマウント用レンズを使っていました。価格が手ごろなのに解像度が高いと評判だったレンズです。画像を2.7倍に拡大して吟...
Townscapes 28, Kuala Lumpur, Malaysia, 2018 今の時期、マレーシアではヒンズー教の祭日であるディパバリが祝われます。光(善)が闇(悪)に打ち勝つことを願い、新月の日に闇をランプで照らして祝うというものです。「今の時期」と書いたのは、この日は太陰太陽暦の一つであるヒンズー暦に従うため、グレゴリオ暦の中では決まった月日にならないからです。マレーシアでは太陰暦に従うイスラム教の祝日、中華系の太陰太陽暦に...
Spherescapes 17, Kuala Lumpur, Malaysia, 2015 職場の窓から、クアラルンプール朝一の眺めです。ポコポコと発達しているのは積乱雲でしょうか。ここでは日本と違い、夜明け前に激しい雷雨になることがあるので、たぶん、これらの雲がその原因なのではないかと思います。見えている物の中でも一番近くの雲の頭頂部がちぎれかけていて、右から射す朝陽で輝いてちょっと不思議な光景に。 1995年のドイツ出張時にケルンで見つけ...
Townscape 27, Torino, Italy, 2013 お猫様の次はお犬様で。 トリノもいろいろと絵になる街でした。絵になり過ぎて、そういうのを外すのに苦労するぐらい。食べ物も美味しかったし、また行ってみたい街の1つです。 11月に仕事で日本に一時帰国します。ようやく修理が終わって自宅に届けられた10-100㎜に再会できます。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Cats 26, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 職場の野良子猫様達。ちょうど10年前、次から次へと子猫が生まれ、どの子も人懐こくて良い時代でした。それが2020年からの新型コロナウィルス対策のためのロックダウンで、ごはんを献上する下僕が職場に入れなくなり、お猫様の数が激減。残ったお猫様達は人を怖がるギスギスした性格の個体が多くなりました。残念なことです。 当時メインだった。リコーGXRとフォクトレンダー25㎜の組み...
Scenes 24, Tropical Garden, Malaysia 2012 日本一時帰国時の写真は前回まででひと段落として、今回は10年前の写真です。2回目のマレーシア赴任から1年弱経ったころ。熱帯の植生はやはり日本とはかなり違っておりまして、多様性がすごい。もちろん、日本の野山だって植物の多様性はあると思うんですが、ここではなんと言いますが、形態の多様性がすごい。 「写真は引き算」と習いますね。確かに写真を始めた頃は興味のある物に...
Spherescapes 16, Tsugaike Nature Park, Japan 2022 高原の空。昼間の荒天に続き、夕暮れ時も晴天とはいきませんでした。雨が上がった空には目まぐるしく雲が流れ、時折ぽっかりと穴が開いて青い空をも顔を出しました。一段高いところにある雲に西から陽が射して真っ白く輝いていますね。山のヒュッテで早めの夕食の後、ほろ酔い気分でドラマチックな空模様をしばし楽しむことができました。 使用機材は何度もお話しした組み合...
Scenes 23: Sacred cedar tree at Togakushi shrine, Japan 2022 長く海外で暮らしていると、こういう純日本的な物が心に染みます。日本で暮らしていたころは、半ば日常の一部だったわけですが、それが非日常の光景になってくるといいますか。これは三本杉の中の「い」です。「ろ」と「は」は思ったよりも離れたところに植えられてました。いずれもたいそう立派な杉の木で、美しく縒られた注連縄(しめなわ)から大切にされてい...
Cats 25, Tokyo, Japan 2022 我が家のお猫様。最新の写真です。15歳と9か月の爺さんです。食が細くなりガリガリですが、病院通いのおかげで一応元気に過ごしています。夏の暑い日でも日向ぼっこが好きで、この日も熱い布団の上で気持ちよさそうに体を伸ばして爪を立てていました。元気に長生きしてね。 実は、新しいレンズを入手してしまいました。月のお小遣いが2万円なのですが、コロナ禍の影響もあり、あまり使うことが無い...
Scenes 22: Paris japonica, Tsugaike Nature Park, Japan 2022 花期が過ぎてしまいました。すみません。キヌガサソウも好きな花です。アプローチが長くしかも見晴らしの無い山道は気分が落ち込みますが、そんな時にこの花を見つけると良い気晴らしになります。栂池自然園ではそんな苦労とは別に簡単に見ることができますね。この時は大小7つの花が出迎えてくれて、平地では無い非日常感を味わいました。 タムロンのレンズは描...
Spherescapes 15, Tokyo, Japan 2022 8月1日。長野県に小旅行に行く前に撮影した写真です。日本でみる飛行機雲はヨーロッパとは違い、湿った感じになりますね。夕方ですが、そこは日の長い夏。まだ空は明るく、うっすら巻層雲に覆われていました。 このところ使用頻度がとても高いタムロン A071。望遠端の200㎜。少し周辺を落としたかったので絞りは開放のF5.6です。 ニコンサービスセンターから修理に出していたNikon 1 の 10-...
MISC. 5, Adenophora remotiflora, Tsugaike Nature Park, Japan 2022 8月の頭、白馬乗鞍岳まで登った翌日、栂池自然園を回りました。花という意味ではベストシーズンを過ぎていたようです。マレーシアから一時帰国したついでの夏休みですので、なかなか自然の都合に合わせて夏休みを取ることも適わず、、、残念。しかも天候にも恵まれず。前日の登山は白馬大池まで往復の予定があまりの雨風に断念。乗鞍岳で引き返しました。栂池...
Scenes 21, Shinobazu Pond, Tokyo, Japan 2022 日本一時帰国時の写真です。まずは不忍池の蓮から。蓮には不思議な魅力がありますよね。実は、蓮は僕にとって特別に思い入れのある花でして。不忍池で蓮というと、川瀬巴水の版画がお気に入りで、8年ほど前に入手しました。マレーシアで額装してもらい、今は職場の部屋に飾ってあります。 蓮に限りませんが、花の写真は難しい。どうしても撮らされている感じになるし、多くの素敵...
Landscape 19, Lake Motosu, Japan 2022 今年の春の訪れた本栖湖の写真です。この場所から見る本栖湖は別の惑星に来たような不思議な景観です。 この21㎜ではないですが、プラナー50㎜をコシナに送り、ヘリコイドの調整をお願いしました。修理に出した 1 Nikkor の 10-100mm もですが、日本の自宅に送り返してもらい、次回日本一時帰国時に手にすることになります。気に入った道具は手を入れながら長く使いたい。 今日、...
Cats 24, Kuala Lumpur, Malaysia 2015 ちょっとイカ耳になりかけているお猫様です。開けた場所なので、正面の僕も後ろの物音も気になっている様子。なかなかの美猫さんでした。、 6月12日の記事で話題にしたニコン1の便利ズーム10-100㎜です。実は、一昨日、新宿のニコンサービスセンターに持っていきました。このレンズはまだ修理してもらえるようです。見積もりは、返送料金も含めて2万円強。前回は4万円弱だった(4万円以上...
Townscape 26, KLCC Park, Kuala Lumpur, Malaysia 2018 何度かご紹介した KLCC公園の池です。ペトロナスツインタワーの真ん前にあります。何かの宣伝で、いろいろな表情をした、しかし一様にちょっと不思議な象さんの像がたくさん置かれていました。背景にはこの公園の売り物の噴水が見えます。こちらではデートスポットの一つで、多くのカップルが訪れます。 撮影に使用したのはコシナ・フォクトレンダーのパンケーキレンズ21...
Cats 23, Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque, Malaysia 2017 2017年、妻が友達を誘ってマレーシアまで遊びに来ました。クアラルンプール近郊を観光案内したんですが、その際に訪れたのが通称ブルーモスクと呼ばれるこのイスラム教の礼拝所です。と言いながらお猫様の写真を見せられても困りますよね。。。内部を案内してくださったガイドの方には写真を撮っても良いと言われたのですが、本来このモスク内部は撮影禁止。お言葉...
Landscape 18, Tioman Island, Malaysia 2018 マレーシア東海岸の沖に浮かぶ小さな島、ティオマン島。ちょっとこだわったリゾートホテルに泊まってみました。食事は美味しく洒落ていて快適なコテージ型のホテルだけど、携帯電話のシグナルは立たないしインターネットも無い。部屋にはテレビもオーディオもなく波の音のBGMだけ。宿泊予約は半島の東海岸にある事務所で受付。「ここに来て、自然以外を楽しむな!」と。経営者は英国...
Spherescapte 14, Kuala Lumpur, Malaysia 2022 この雲は乱層雲で合っているでしょうか?澄み渡った青空はもちろん良いんですが、暗雲立ち込める雰囲気も、嫌いではありません。心が晴れ晴れとするのは青空に白い雲の日かもしれませんが、心が騒ぐのはこういう空の日ではないか、と。スカッと爽やか清く正しい物語より、いろいろと背景があってストレートにはいかないものの方が味があるのと似ているように思います。 さて、クー...
Scene 20, Terengganu, Malaysia, 2017 「ハレの日」という言葉がありますね。対する言葉が「ケの日」。ちょっと調べた限りでは、これらの定義は流動的で現在でもきっちりとは定まっていないようです。大雑把に言って、「ハレの日」は非日常の中でも比較的お目出たい日を示すのに使われますね。そして「ハレの日」には写真を撮る機会が多い。お誕生日、入学式、収穫祭、等々。 しかし写真機には「ケの日」→「ハレの日」転換装置...
Townscape 25, Sapporo, Japan, 2012 写真の醍醐味はいろいろとあり、何が重要かは人それぞれだと思いますが、個人的には「選択」に面白みを感じています。空間的な意味では「切り取り」と言っても良いかもしれません。撮影時には、光景の中の部分、撮影角度、画角、露出補正、ピント位置、そして瞬間を選択。僕の中ではこの順番のことが多いですね。絞りとフィルターはその日の天候などで前もって決めていてあまりいじらず、シャ...
Cats 22, Fukuoka, Japan 2014 我が家のお猫様、三度登場にゃ。この頃は7歳、まだ若かったですね。じっと見つめる真摯な視線の先は、、、何なんでしょう?何か考えているようで、何も考えていないであろうところがお猫様の良さです。もうすぐ16歳。食欲不振で心配させられたりすることもありますが、まだまだ元気。長生きして欲しいです。 ところでこのブログ、週一で日曜日の更新としております。で、壁にかけておいて「何度で...
Townscape 24, Kuala Lumpur, Malaysia, 2012©wankana.comRICOH GXR MOUNT A12 + Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P with LH-2 ここ数十年、クアラルンプールでの鉄道の発展は目覚ましい物がありますが、それでも広範な都市の交通網をカバーするのは難しい。自家用車の所有も一般的になってきていますが、一方で庶民の足としてのバスも重要です。バスターミナルのある駅前などはたくさんのバスがぎっちりと停められていて、人々...
Spherescapte 13, Kuala Lumpur, Malaysia 2022©wankana.comSONY α7 II + Planar T* 2/50 ZM 山、海、そして空。自然を見ていると、人間の行いはいかにも小さく見えます。その人間の行いにすら、大して影響も貢献もできていない自分は、本当に小さいなぁと。僕は、まあ、平均的であると自認しておりますので、多くの人は同じような感じなんじゃないかと思うんですが、そんな人間でも、80億も集まると、地球全体の温度をほんのちょ...
Townscape 23, San Francisco, USA, 20010©wankana.comNikon COOLPIX P7000 サンフランシスコといえば、坂の街。そこに真っすぐに作られた道がどこまでも波打っています。そしてサンフランシスコといえば、霧の街。渋滞に巻き込まれた車の赤いテールランプの列が延々と続き霧の中に消えていきます。 前にもご紹介した通り、サンフランシスコはお気に入りの街です。2010年にも訪問していたのですね。確か、出張だったと思います。...
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Scenes 48, Mitaka-shi Tokyo, Japan 2024 この記事が登校される頃、僕はマレーシアに戻る飛行機の中です。先週日曜日から1週間の一時帰国でした。先週日曜日、僕の帰りを待っていてくれたかのような桜の満開、前日までイマイチだったという天気も青空に。では、やっぱり桜を撮るか、と。で、手に握っているのはなぜかモノクロ専用機。。。花のアップは望むべくもないレンジファインダー機。。。↓ お気に召したらクリックで応援し...
Spherescapes 26, Plau Tioman, Malaysia 2018 子供のころから周りの大人に「お前はだめだ」と叱りつけられることが多かったです。若いころは上司に「馬鹿!」「馬鹿!」と怒鳴りつけられ。結構年が行ってからでも「あなたは人間性に問題がある」だの「最低の人間」だのと罵られたり。今ならばパワハラとかで問題になりそうなレベルでこき下ろされつづけてきました。自分としてはいろいろと考えた末の行動や発言を曲解して頭ごな...
Scenes 47, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 今や世界第二位の高さを誇るビルが建っているなど経済発展著しいマレーシアの首都クアラルンプールですが、車でものの30分も走るとジャングルが残っていたりします。街のコンパクトさでいうと、以前住んでいた福岡に近いかもしれません。今回の写真は、そんなジャングル、熱帯雨林に生えている木の様子を写したもの。 この写真を撮った機材の組み合わせを一言で評価するなら「良く写る」...
Scenes 46, Tokyo Station Tokyo Japan. 2024 安井仲治の写真展を見に行った際、東京駅の中で。日本が世界に伍して文明を発展させようとしていた、そんな心意気を感じさせる歴史的建造物です。今の元気が無い日本、物質的にはそう豊かでは無くても未来に希望を見出していたあのころの日本から学べることは無いのでしょうかね。。。 こういう光での撮影はライカの十八番って感じです。写真機は「ちゃんと写れば何でもよい」派の僕...
Scenes 45, Setagaya-ku, Tokyo Japan. 2024 2週間ほど日本に一時帰国しておりました。で、日本に置きっぱなしになっていたAi Nikkor 24㎜ 1:2.8 を使ってみた。 40年以上前にアルバイトをして貯めたお金で買ったレンズだが、何の問題も無い。このぐらいの広角レンズだとオートフォーカスに頼るよりも目測でピントを置いた方が速い。 一時帰国中に東京駅のステーションギャラリーで開催されていた安井仲治の写真展を見てきました...
Townscapes 43, Tokyo, Japan 2024 昨日撮った写真です。一昨日は東京でも雪が降り、ちょっと寒い日が続いています。バス停から見た町が影絵のようでした。 ZMのビオゴン35㎜。同じシリーズの50㎜とは大分性格が異なりますね。50㎜のような艶っぽさは無いように感じます。ツアイスもいろいろ。。。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Landscapes 33, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 ちょうど一年前に行った志賀高原での一枚。普段ですと、特に風景写真では神経質なぐらい水平を取るのですが、この写真は緩く傾いているのが良いかな、と。コントラストもシャープネスも緩め。確かにこの時はこんな気分だったのでこんな写真を選んでみたくなりました。仕事柄カチッとしていないといけない時間が多いので、バカンスの時ぐらいユルッといきたい。 明日か...
Scenes 44, Batu Caves, Kuala Lumpur Malaysia. 2024 今年の元旦に訪ねたバトゥ洞窟。長い階段を登った先の洞窟の中にヒンズー教の寺院があります。この階段が結構急でちょっと怖い。 最近、PCのモニターがヘタってきたようで、写真の調整が難しい。モニターのコントラストを調整しきれないので、モノクローム写真のトーン確認が怪しい。ノートパソコンのモニターは妙にコントラストと彩度が高めだし、下手をするとスマホのモニ...
Landscapes 32, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 今週も忙しく、金曜日から月曜日までホテルに缶詰めでワークショップに参加しています。いろいろと考えて書きこむ時間的余裕がありません。しばらく寝かしておいた写真の中から、ちょっと気に入った写真を掲載します。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Cats 34, Kuala Lumpur, Malaysia 2024 職場のお猫様。人懐こい妊婦さん。このブログには珍しく、一昨日撮影したばかりの写真です。まだ2歳ぐらいかな。アフター・コロナ世代だと思います。コロナで職場が長期閉鎖されてお猫様の数が激減し、生き残った子達もギスギスした性格に変わっていたのですが、ようやくこんな感じの人懐こい子が増えてきました。 このところ、昭和を代表するような有名人が立て続けに亡くなりました。写...
Scenes 44, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 観光名所でもなんでもない、街中で見かけたモスクです。 今週は何も書くことを思いつきません。思いつかないというより、いろいろな思いと考えが頭の中でグルグルしていて、整理がついていないですね。主に世界の中の日本のこととか、大人になるとはどういうことなのかとか、なのですが。きっかけは先週、日本から来られた高校生の皆さんにお話をしたことです。必要な情報を伝えられただ...
Spherescapes 26, Melaka, Malaysia 2013 写真って何なのか、答えは人それぞれだと思います。僕の場合は昔から外部記憶装置だと思っていたのですが、最近、それはちょっと違うかな、と。思い出の反芻装置という方が正確かもしれません。他人の写真だと共感装置。ちなみに、ここに載せている写真は全部、撮影した時の状況や自分の気持ちなんかを思い出させるものばかりです。 人の撮った写真で共感できるものって、必ずしも写真と...
Scenes 43, Haneda Airport, Japan 2015 福岡に移動する妻を見送りに羽田空港まで行ったのは、もう8年半前のことです。19時過ぎの展望デッキに人影はなくイルミネーションが綺麗でした。東京で母の四十九日を済ませた後のことです。 この写真のファイル番号は80。ということはα7IIを買った直後の写真ですね。IIになってIBSが搭載されたので手持ちのライカレンズのデジタル撮影用母艦として購入した写真機です。ということは、こ...
Townscapes 42, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 マレーシアの首都、クアラルンプールをご存じでしょうか?僕の知る限り初めて訪れた日本の方は、一様に驚かれます。大都会だ、と。世界第2位の高層ビルが竣工したという話は以前しましたが、それ以外にも高層コンドミニアムやオフィスビルが立ち並び、現在も多くのビルが建設中です。無機質なビルばかりが増えるのは、個人的にはちょっとどうかな、とは思います。ビルの合間で、雲も...
Townscapes 41, Shri Dodda Ganapathi Temple, Bengaluru, India, 2023 昨年末、初めてインドを訪問しました。ヒンズー教の本場で念願のガネーシャ(ガナパティ:ゾウの頭を持った神様)のお寺にお参りすることができました。人々は信心深く、熱心にお祈りしている姿が印象的でした。ガネーシャは災いをの取り除いてくれると信じられていて、他の神様を信仰するヒンズー教徒もまず最初にガネーシャにお参りすると言われます。年明...
Scenes 42, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 クアラルンプール観光地の一つ、ツインタワー前の噴水。柔らか描写が特徴のズマロンですが、硬い画を出せないわけでもありません。 人生で一番忙しいと言ってもよい10日間を何とか乗り切りました。マレーシアから日本に4日間、インドのベンガロールに5日間。とてつもない2023年の締めくくり。いろいろと学び、考えさせられました。 皆様、良いお年を。↓ お気に召したらクリックで応援し...
Scenes 41, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 メリークリスマス。 日本にとんぼ返りしてきたところです。今週はインド、バンガロールにとんぼ返り。慌ただしい日々が続きます。 Mマウント用コシナ製ビオゴン。F2 開放で。現代のレンズと違い盛大にチョウチョが飛んでいますが、それもまた良し、かと。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Scenes 40, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 どうにも仕事が終わらず、一休みした時に隣の建物まで夕食を食べに行った際に撮った写真。スマホはこういう時の心強い味方です。一億画素モードで2倍電子ズーム。約50㎜の画角です。 明後日、日本に移動するので、慌ただしくなりそうです。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Townscapes 41, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 この写真を撮ってから、もう11年以上経つのですね。このパビリオンと呼ばれるショッピングセンターの最上階は Tokyo Street というフロアになっていて、日本食レストランや日本に絡んだ物品を扱う店がたくさんあります。窓の外に見える通り沿いには伊勢丹があり、最近ではドンキが開店しました。クアラルンプールにはとにかく若い人がたくさんいて活気がありますよ。↓ お気に召したら...
Scenes 39, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 ニュースによれば志賀高原横手山あたりは雪景色だそうですね。写真は今年の3月に山の駅から望んだ東舘と西舘。志賀高原ロープウェイの乗り場跡地からです。このロープウェイ、2011年に運行中止になっていたのですね。ああ、山に行きたい。雪を見たい。。。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Townscapes 32, Ubud, Bali, Indonesia 2003 今週は、昔の写真を見直していた中から。インドネシアはバリ島、バリ美術の中心的な街でであるウブドで撮影した一枚です。撮影日時を見てちょっと驚きました。ちょうど20年前です。当時はKokokan Hotelと称していた、ホテルと美術館とヒンズー寺院が一緒になった不思議な施設に宿泊しました。そんな寺院での一コマ。 インドネシアは基本的にイスラム教の国ですが、バリ島だけはバリ・...
Spherescapes 21, Nagano, Japan 2023 スキー帰りの道の駅で一枚。澄み切った早春の夕暮れ空に、南に向かう飛行機が。飛行機雲がひときわ輝いて、とても綺麗でした。欲を言えば、大きなプリントで見ていただきたい一枚です。ちゃんと飛行機の形も分かるんですよ。そうか、何時か、写真展を開いてみたいですね。 クールピクス W300による写真が3週間続きました。軽さは正義。防水耐ショック性も正義。「あっ」と思った時に手元に...
Landscapes 25, Mt. Yokote and Pond Ohnuma-ike, Nagano Japan 2023 3月中旬の春スキーとはいえ、このあたりになると標高2,000mを越えて雪質もかなり良くなります。前日降った雪のおかげで木々も雪化粧。この日は一日中快晴で、遠く横手山、そしてその下には大沼池が白く見えています。この日は、年甲斐もなく、ここから長野オリンピックの大回転コースを一気にブナ平の下まで滑り降り、おまけでジャイアントを1本滑ってから山の...
Scenes 28, Shawarma, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 日本でもかなり見かけるようになったシャワルマです。レバント:地中海沿岸のアラブ地域の民族料理です。日本だと、トルコ流のケバブという名前で知られていますかね。ちなみにケバブは焼肉一般を指し、写真のくるくる回る焼肉はドネル・ケバブです。単にケバブと言うと、日本の焼き鳥みたいに串にさした焼肉を意味する場合が多いです。 さて、この写真からどんな情報が読み取...
Cats 28, Kuala Lumpur, Malaysia 2018 いいですねぇ、このこ。「簡単には媚びないわよ」というお猫様としての矜持を感じさせる面構えです。近所のミニ・マーケットにて。 前にも書きましたが、このコシナ・ツアイスのプラナー50㎜は、いい感じに被写体を立ち上がらせてくれる。昨年7月にコシナに送ってオーバーホールしてもらいました。ヘリコイドの引っかかりの解消が目的だったのですが、内部のレンズに薄い曇りがあるとのこ...
Landscapes 23, Lake Temenggor, Malaysia 2003 テメンゴール湖はマレー半島で2番目に大きい湖。この湖は発電を目的とした人造湖で、ダムは1978年に竣工したとのこと。僕がお茶の水で浪人してたころですね。実は、その建設は日本の間組によるもので、4基の日立製発電機が稼働してるなど、実は日本と縁が深い。 水没して立ち枯れた木々は何かの墓標のよう。この写真を撮ったのは20年前。ダムができてからは45年ほどだから、建設当...
Spherescapes 20, Tokyo, Japan 2022 昨年12月の三日月。幼いころから、自宅前の空を横切る高圧電線が好きではなかった。でも、冬の澄み切った濃紺の空をバックに鋭い三日月に付き従う様子は、空の飾りのようでもあり、悪くもないかな、と。 空を仰ぐのは、天を仰ぐほど悪い感じじゃない。いろいろと煮詰まってしまった時、やはり、外に出て空を仰ぎ見て気持ちを切り替えるのが有効だなと思う。 やっぱり、ズミクロン、いいなぁ...
Landscapes 22, Langkawi, Malaysia 2003 ランカウイ島の南西の端にあるパンタイ・チェナンという砂浜の夕暮れです。ペナン島で知り合ったドイツ人一家に誘われて遊びに行きました。彼らがホテルを選んだためか、周りを見渡しても日本人は皆無。静かで、砂浜以外何も無いようなリゾートでした。 今はなんでもAI(人工知能)ばやりで。絵画もテーマを与えればそれっぽい物を描いてくれるそうですね。僕はAIの専門家ではありません...
Scenes 27, Temple of Fine Arts, Penang, Malaysia 2003 Temple of Fine Arts は芸術活動、特に舞台に力を入れているヒンズー教のお寺です。この時は許可をもらって写真を撮らせていただきました。暗い舞台なので決めポーズの止まった瞬間でないとシャープな写真は難しい。特に20年前の素人にも手が出る撮影機材では厳しかったですね。何枚かはそこそこシャープな写真もあるのですが、20年間経った今見直してみると、別な写真が...
Townscapes, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 マレーシアは明日、明後日(月曜日、火曜日)が中国正月でお休みなので4連休です。 さて、今回の写真はクアラルンプールのホテルで撮ったものです。マレーシアのリゾートにあるホテルはエントランスやロビーがとても広くて開放的なものが多いです。ここのロビーはそのまま中庭に通じていて、大きな開口から噴水が見えています。光の廻り方が綺麗だな、と。 この写真を撮ったのは12年ほ...
Studies 7, New Year Celebration, Tokyo, Japan 2023 妻が正月飾りに生けた花の写真を撮ってみました。花瓶は28年前にアムステルダムに出張した際に買い求めたロイヤルデルフトのもの。ロイヤルデルフトと言えばデルフト・ブルーと呼ばれる藍色が有名ですが、こちらはちょっと変わっていて緑色の絵付けです。先週の人形とは逆に花瓶の照り返し部を除いて諧調をトバさないように撮影してみました。 メインの花は、実は黄色です。...
Studies 6, Doll, Tokyo, Japan 人形の写真を紹介するのは初めてですね。お絵描きのモデルとして我が家に30年ほど前にやってきたクララちゃんです。こういう白一色の服は描くのがとても難しい。写真もライティングと露出の決定がポイントになると思います。窓から入ってくる朝の間接光がきれいだったので、ちょっとポーズをとってもらい、露出はブラケッティングで。服のハイエストライトをトバシ気味にしたかったので、M9Pの自動...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新年に相応しい高山、マレーシアの最高峰、キナバル山(標高 4095.2 m)のサウスピーク(3900 m)です。メインピークは別にあるのですが、サウスピークの形が良いためか、キナバル山の紹介記事に良く出てきます。 小型軽量のニコン1は山登りの良い相棒です。10-100 mm (換算 27-270 ㎜)レンズは無事2回目の...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 早いもので今年最後の更新となりました。1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 クアラルンプールのランドマークと言えばツインタワーなわけですが、ごらんのとおり、その周りには高層建築が林立し、かつての威容は感じられません。この写真は2021年のもの。その後、ツインタワーの向こう側に、さらに高いビル、世界で2番目に高...
Cats 27, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 僕が勝手にソフィアと呼んでいた職場のお猫様。いろいろな人が献上するカリカリで生活し、僕の知っているだけで3回ぐらい子猫を生んだ美猫ママさんだった。10月9日に紹介した子猫たちの親も、たしか、ソフィア。ソフィアは誰にでも人懐こい穏やかな性格のコだったけれど、ほかのお猫様同様、いつの間にか居なくなってしまった。 このフォクトレンダーの25㎜、解像力はAPS-Cの範囲まらまず...
Spherescapes 19, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 空もドラマチックな日ばかりではないわけで。2021年のクアラルンプールは新型コロナウィルス対策のロックダウンの影響を引きずっており、その中で暮らしてきた自身の精神状態は最悪に近くなっていました。食料の買い出し以外は殆ど外出できず、ましてや日本に戻ることもできず、一人で住居に籠る日々。責任者として職場の様子を見に行くにも特別許可を取らなければいけない。これは...
Scenes 26, Five Lakes of Mikata, Japan 2022 先月、日本に一時帰国時の写真です。仕事の関係で福井県に行き、40年来の友人に会いました。その際に連れて行っていただいた三方五湖。五湖の一つ、水月湖の年縞についての講演を直前に聞いていたので、感慨深くこの不思議な光景を眺めました。 同位体炭素による年代測定についてはかなり前から知っていましたが、その原理について今一つ理解できていませんでした。それもそのはず...