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Zooey's Diary https://blog.goo.ne.jp/franny0330

映画は年に100本ほど鑑賞、話題の新作を自分の好みで勝手に批評しています。二十代でNYで一ヶ月過ごしたのを皮切りに、海外は30か国以上を廻りました。おバカなダックス犬を溺愛、読書やグルメやお出かけも大好きです。

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2020/10/16

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  • 趣味のお値段

    夫が突然、クローゼットの整理をする!と言い出しました。奥に眠っている段ボールの中身を処分するのだと。そこにあったのは、古いレコード(LP)、そして切手のストックブックが入った大きな箱2個。大体レコードのプレーヤーは随分前に処分してしまって、LPだけあっても仕方ないじゃないの、と私は前から言っていたのですが(人のことは言える)、音楽好きな夫は、ジャズのレコードなどこれだけはというものを手放さないでいたのでした。同じのをCDで持っているのに。そして切手。ギッシリ詰まったストックブックが10冊ほどもある。小中高の頃、大事に集めたものらしい。記念切手、趣味週間の切手、そして義父が海外に仕事や旅行で行った際に買ったらしい海外の切手。只でさえ我家のクローゼットはモノで溢れていて、そこに近年私が実家から持って来た着物類...趣味のお値段

  • 「戦禍のアフガニスタンを犬と歩く」

    この過酷で壮大な旅行記を、私の拙い文章で何処まで簡潔に(長々とは書きたくない)ご紹介できるか甚だ自信がないのですが、民族問題や政治問題など難しい部分はすっ飛ばして、根幹的な部分だけ書いてみます。「王立文学協会賞」「スコットランド芸術協会賞」受賞作。29歳のスコットランド人ローリー・スチュワートは、アフガニスタンの西部ヘラートから東部カブールまで歩き通す旅に出る。時は2002年、同時多発テロの報復としてアメリカが、その首謀者をかくまったアフガニスタンのタリバンを攻撃し、タリバンが撤退した直後の混迷の頃。ローリーはオックスフォード大を出た元外交官であり、ペルシャ語とインドネシア語を話し、イスラム圏の文化にも通じている。しかし、零下40℃、積雪3m標高4千mの山岳地帯、しかも内戦が続くアフガニスタンを歩き通すと...「戦禍のアフガニスタンを犬と歩く」

  • ピンクのイルカ

    富山県高岡市で2歳の男の子の行方が分からなくなってから、もう9日。警察や消防、住民やボランティアも加わっての捜索が続いているということですが、未だに行方は分からず。腕白息子を育てた者としては、もう昔のこととはいえ、決して他人事ではない。とにかく子供というのは、予測不能の動きをするのです。ウチの息子たちが幼少の頃、ショッピングモールやスーパー、百貨店、大型公園、大きな駅などでどれだけ迷子になったことか。しっかりと手を掴んでいても、その手を振り切って、奴らはいなくなってしまうのです。必死に探し回って、鼻水と涙を垂らして疲労困憊している親の前に、本人は平気な顔でひょっこり現れたりする。高岡のこの子は、自分で鍵を開けて出て行ってしまったのだとか。早く見つかって欲しいと願うばかりです。その点、女の子はおとなしい。今...ピンクのイルカ

  • ガン見犬

    発売されたのはもう大分前ですが…よくこんなアイスクリーム思いつくよねえ!?ハーゲンダッツ「華もち・香ばしみたらし胡桃」。甘じょっぱいみたらしのたれにとろけるもち、ローストした胡桃が入ったアイス。食後のカップを舐めさせて貰うのが至上の喜びのタロウ、ガン見しています。渋谷パルコにこんな屋上があったなんて。例のアメリカでのFGM(女性器割礼)のこと、アメリカに住んでいたトルコ人の友人に聞いたら、とんでもない!ということでした。(写真はその友人とパルコの屋上で)在米が長い日本人の友人二人からも、あれはあり得ないというコメントが寄せられました。ガン見犬

  • 「わたしは最悪。」

    デンマーク生まれノルウェー在住のヨアキム・トリアーが監督。2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、女優賞を受賞。30歳という節目を迎えたユリヤの、恋に仕事に迷走する日常が描かれる。成績優秀だからという理由でオスロの医大に進むが、自分に合わないと心理学部に変更、それも合わないと辞め、本屋でバイトしながら写真家を目指す。年上のコミック作家アクセルと同棲を始めるが、四十代のアクセルは次第に身を固めたくなり、ユリヤに妻として母として求めるようになる。彼女はそれを窮屈に感じ、若い男性アイヴィンに乗り換えるが、計算外の妊娠をしてしまい…自分の本当にしたいことが見つからない。まだ本気を出してないだけ、本当はもっと何かできる筈。そんな風に思う人は、世の中に多いのでしょう。現に私など、そう思いながら一生を終えそう...「わたしは最悪。」

  • 「とめどなく囁く」「日本人に知ってほしいイスラムのこと」

    「とめどなく囁く」桐野夏生著41歳の早樹は8年前に夫が行方不明となり、父親程の歳の資産家の塩崎と再婚して、相模湾を見下ろす邸宅で穏やかに暮らしている。突然の病気で前妻を亡くした塩崎との結婚生活は、それぞれの悔恨と思いやりが入り混じったものだった。8年後、前夫の姿があちこちで目撃され、無言電話がかかってくるようになる。前夫は生きているのか…?これだけの頁数を費やして、これだけの結末に向かっていたのかと、ちょっとがっかり。分かってみれば、あちこちに伏線が張り巡らしてあったのですが。なんといっても早樹がかつての結婚生活を、楽しいものと捉えられなかったことが鍵でしょう。「日本人に知ってほしいイスラムのこと」フィフィ著エジプト出身でイスラム教徒である著者が書いた、易しいイスラム文化入門書。英語でイスラム教徒のことを...「とめどなく囁く」「日本人に知ってほしいイスラムのこと」

  • 閉め出された女

    柵越えの武勇伝についてSNSで語ったら意外に受けたので、自分でもしみじみと思い出してみました。時は30年ほど前、場所は郊外のファミリー型マンション。長男を幼稚園バスに送り届けて次男と家に戻り、5階のベランダで洗濯物を干していたら、次男が部屋の中から掃き出し窓の鍵をかけてしまったのです。長男が5歳、次男が2歳くらいの頃か。身振り手振りで鍵を開けるように言っても駄目、怒鳴っても駄目、泣き落としても駄目。そのうち次男は、自分が一人でいることに気がついてワンワン泣き出す始末。(見出し写真は北の玄関側の5階の廊下、この反対の南のリビング側で事件は起きた)途方に暮れてベランダに佇んでいたのですが、季節が良い頃だったせいかお隣がリビングの窓を開け放していたので、在宅であることが分かったのです。ベランダの手摺から顔を隣に...閉め出された女

  • 増殖争い

    先日の情報番組でやっていた実験が中々面白かったので、備忘録として書き留めます。口をつけたペットボトル飲料(水、緑茶、麦茶、スポーツドリンク、オレンジジュース)を30℃で一日保存して、どれだけ菌が増えるかというもの。かねがね、飲みかけのペットボトル飲料はどれくらい大丈夫なのだろう?と思っていましたので。水や麦茶は栄養がなさそうだから、結構大丈夫じゃないのかな。緑茶はカテキンに殺菌作用があるというので持つのかな。スポーツ飲料は糖分たっぷりなので、あまり持たないのじゃないかなどと思っていましたが…結果は、あっとびっくり。なんと麦茶が断トツ一位で菌増殖。麦茶の原料は大麦なので、炭水化物が雑菌の栄養になり増殖しやすいのですって。緑茶のカテキンは確かに殺菌作用があるが、茶葉の栄養にやはり増殖。スポーツ飲料はなんと菌が...増殖争い

  • 「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」

    スウェーデンでの実話を基にして作られたフランス映画。売れない役者のエチエンヌ(カド・メラッド)は、刑務所の囚人たちの更生プログラムとしての演技指導を頼まれる。殺人、窃盗、麻薬密売など様々な罪を犯した受刑者たちは、文盲、ムスリム、アフリカ、ロシア出身者もいたりとてんでバラバラ。エチエンヌは「見かけないけど、あんた売れてる役者?」「売れてたらこんなとこ来ねえよな」などとバカにされる始末。彼が選んだ演劇は、不条理劇として名高い、ベケットの「ゴドーを待ちながら」。難しい演目だが、常に不条理な環境にいて、常に何かを待っている囚人たちに合うと考えたのです。全くまとまりのない、自分勝手な囚人たちに手を焼きながら、発声からの指導を始める。そして彼らの演劇は徐々に認められ、地方公演の誘いがかかるようになるのです。制限付きと...「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」

  • 帰省にまつわるてんやわんや

    週末帰省していた岐阜から昨夜、戻りました。高齢の母の為に、例によって近所でPCR検査を受けたのですが、先月までは直前に予約できたのに今回は一週間くらい前から予約でギッシリ!感染者激増につき発熱外来や検査場が大変というニュースを聞いて、もしやと思って、早目に予約状況を確認してよかった。なんとかギリギリ予約が取れて、「検出なし」という結果をゲット。(検出なしというのは陰性を意味するようです)今回は夫と一緒に帰省する予定で、いつものようにタロウの世話を次男に頼んでいたのでした。そうしたら土曜の早朝、次男からLineがあり、発熱したから無理だと。この時期に発熱ってもしや?タロウの世話どころじゃないし、万が一コロナだったら、一人暮らしの次男の所に飲食物など届けてやりたい。という訳で夫は急遽取りやめ、後ろ髪引かれる思...帰省にまつわるてんやわんや

  • 可愛い猫を撮る講座

    何年ぶりかに池袋に行ったので、西武百貨店の屋上に寄ってみました。こんな所にモネの池を作ってしまうって、やっぱり凄い。前回来た時は薔薇の花が咲き乱れていたのに、この時期は花が少なくてちょっと残念。あまりにも暑いので、写真だけ撮ってすぐに退散しましたが。西武池袋線のひばりが丘という駅に初めて降り立ち、その住宅街の中のカフェ「ミケポス」に。猫愛の強いオーナーが、猫の絵や写真、置物をこれでもかと飾っている小さなカフェです。愛猫の撮影好きが高じて個展まで開いたという友人が、そこで可愛い猫の撮り方という講座を開き、対象が犬であっても構わないというので行って来たのでした。カメラの絞りとシャッタースピード、ISO感度について。スマホでいかに個性的に撮るか?フワフワの毛並みやキラキラの瞳を撮るには?私はタロウを撮る時、いつ...可愛い猫を撮る講座

  • 「アイダよ、何処へ」

    ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の中で起きた大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」の中で、家族を守ろうとした一人の女性の姿を描いたヒューマンドラマ。「サラエボの花」でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したヤスミラ・ジュバニッチ監督。1995年、スレブレニツァ市がセルビア人勢力によって占拠される。街には迫撃砲が撃ち込まれ、セルビア軍兵士がうろつき、見境なくその場で発砲する。殺戮、強姦、強奪が始まり、逃げ惑った市民たちは国連軍の施設に押し寄せる。2万5千人の市民が、水も食料もトイレもない、体育館のような所に避難する。そこで国連平和維持軍の通訳として働いていたアイダは、夫と二人の息子の姿を必死で探す。銃を持ったセルビア兵がそこにも入って来るが、弱腰の国連軍は為すすべもない。国連軍は数百人、セルビア軍は数万人というのですか...「アイダよ、何処へ」

  • 「蒼穹の昴」

    西太后が統治していた清朝末期の中国を舞台に繰り広げられる大河物語。汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―寒村の貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウエンシウ)に従って都へ上った。それぞれ歩み始めた二人を待ち受けていたのは、権謀術数渦巻く魔窟と化した宮廷の闇だった…あまりにも壮大な物語なので、ストーリーについてではなく、印象的だったことを二、三書き留めます。この物語には膨大な数の宦官(ホアンクワン)が出てくるのですが、その宦官の作り方というのが凄い。刀子匠(タオヅチャン)という宦官製造専門家が、火で炙った大鎌でチョン斬るのですが、その後が…トルコのハーレムの宦官が、チョン斬られた後、熱い砂漠の中に埋められ、出血多量にも破傷風に...「蒼穹の昴」

  • 「じっと手を見る」「私の台所」

    「じっと手を見る」窪美澄著富士山を望む小さな町で暮らす20代の介護士、日奈と海斗はかつての恋人同士。日奈は東京から来る既婚デザイナーとの性愛におぼれ、日奈を思い続ける海斗は職場の後輩と肉体関係を続け、しかしお互いを思い切ることができないでいる。寂しい生育環境、支えなければならない家族、厳しい介護の職場が、彼らを取り巻く。視点人物が次々に切り替わる連作短編集で、登場人物の誰もが不器用で生きづらさを抱えている。この著者の「ふがいない僕は空を見た」で泣きたいほどに感動したのですが、本作ではそこまでのヒリヒリ感は得られませんでした。「私の台所」名脇役だった沢村貞子さん、1996年に87歳でお亡くなりになったのですね。きっぷのいい、曲がったことは許さない、背筋がしゃんと伸びた江戸っ子というイメージでした。「私の浅草...「じっと手を見る」「私の台所」

  • どんどん短く、どんどん楽に

    以前は、圧力鍋でトウモロコシを茹でていました。皮を剥いて3~4個に切ったトウモロコシを、何本か。美味しくできるのですが、圧力鍋は毎日使うものではないので、我家ではシンクの下の奥に入れてある。それを取り出すのが大変でした。しかも圧力鍋は、圧力をかける時間そのものは数分間と短いのですが、沸騰するまで、そして圧力を抜いて蓋を開けるまでに結構時間がかかり、結局30分ほど。息子たちがいる時は沢山のトウモロコシを茹でましたが、二人暮らしになった今、たった2本のトウモロコシの為に大きな圧力鍋を取り出したり、洗って片付けるのもちょっと面倒。その次に登場したのは、フランスの鋳物鍋ストウブ。これに水を少しだけ入れ、皮を少し残したトウモロコシを長いまま入れる。10分茹で、蓋をしたまま10分放置。これも美味しくできますが、ストウ...どんどん短く、どんどん楽に

  • 「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」

    1990年から始まった「ジュラシック・パーク」シリーズの第6作目、完結編。2015年の「ジュラシック・ワールド」のコリン・トレボロウが再び監督、シリーズ生みの親のスティーブン・スピルバーグが製作総指揮。ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パークを創設したロックウッドの亡き娘のクローン少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。ある日ヴェロキラプトル・ブルーの子供と、メイジーがさらわれてしまい、二人は取り戻すために立ち上がる。その頃、巨大イナゴの大発生で、アメリカ中西部の農家は壊滅的な被害を受けていた。どち...「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」

  • やっぱりね

    日本の先週1週間の新型コロナの新規感染者は約138万人で、2週連続で世界最多だったとWHOが発表。またかと思いながら読んでいたら、こんな記事も見つけました。京大大学院の藤井聡教授が先週、イタリア、ドイツ、スイスに学会で行った所、どの国も何の規制もなく、マスクしてる人もおらず、入国時の帰省もなく、拍子抜けしたと。空港にPCR検査場があるが、そこにいるのは日本人だけでガラガラだったと。そしてコロナの問題は欧州では終わっている、日本だけが調べてるから世界一になってるのだと断言。やっぱりね、と思わずにはいられませんでした。先月スイスを旅行した友人(日本人)、イギリス、スコットランドを旅した友人(アメリカ人)から、同じようなことを聞いていましたので。ジム仲間からまた、陽性になっちゃった!というLineが来ましたが、...やっぱりね

  • ワクチン4回目、向き不向き

    昨日の夕方、近所のかかりつけ医院でワクチン4回目を打って貰いました。7月中旬に予約した時点では、最短でも今月末しか取れなかったのですが、キャンセルが入ったということで急遽、昨日に。私が3回目を打ったのは3月1日だったので、ジャスト5ヶ月目!モデルナ、モデルナ、ファイザー、ファイザー。私は2回目の後が高熱が出て一番酷かったのですが、今回はどうなるかな?とりあえず今は36.9℃の微熱(私は平熱が35℃台なのです)でだるいのと、打たれた右腕が痛いだけ。今日の午後のジャズダンスは無理かな?天気予報では最高の暑さになるなんて言ってるし、本でも読んでゴロゴロするか…のんびり多肉の世話なども。これは小指の爪ほどの大きさの、可愛らしい花が咲くハナキリンといいます。かざぐるまのように巻き込むように咲き、なんとも可愛い。多肉...ワクチン4回目、向き不向き

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