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2020/10/12

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  • 澤田知子 狐の嫁いり

    このタイトル付けた方は天才かも。これでもかって数の澤田さんの写真が並んだセルフポートレート。失礼ながら美人とは言い難い澤田さんのこの写真を見て、何これ?って思う人は純粋に多いと思う。初めて澤田さんの作品を知った時の僕がそうでしたから。でもこの個展を見たいと思ったんです。それは、この記事を読んでから。そうか、なるほどタイポロジー作家なんだと。そう合点がいくと、展示作品が、ストンと腑に落ちて、さらにタイトルにニヤッとしてしまった。 この一連の作品を眺めていて澤田さんはきっと自分の存在を確かめたかったんじゃないかと。これは全部本当に私なんだろうか?澤田さん自身も疑っていたのかもしれない。AIの顔認証は全てを澤田さんと認識するんだろうか? 検証してみたい衝動に狩られたけれど、すぐに辞めた。そんなことに何の意味もないことに気づいたから。 美術館の出口付近で、たまたま澤田さんとお会いでき、少し話をさせていただいた。写真から気難しい人をイメージしてしまっていたが、そんなことはない。とてもチャーミングな礼儀正しくそして気さくな方でした。別れてから、ん?本当にあの写真の人? 狐につままれたような感覚になってしまった。澤田マジックにやられてしまったみたいですね。

  • 石内都展

  • 日本カメラ休刊と聞いて

    アサヒカメラが休刊になって以降、日本カメラは大丈夫だろうか?と気にする人は多かったです。休刊の知らせを聞いて残念だと思う感情とやはりそうかと。カメラ雑誌に限らず紙の媒体が売れてない。新聞の発行部数も恐ろしい勢いで減少中。文字を読むという行為は、画面で無料で読むことが一般的になってしまい。お金を払って所有するものでは無くなってしまったんでしょうね。アウトドア系の紙の雑誌は付録を付けたりデジタル版では読めない記事を掲載してたり、差別化を図る工夫をしています。カメラ雑誌はどうなんだろう? 馴染みのお店が閉店になる時に、上がる惜しむ声。その声をあげた人は、そのお店に何度も通ったんだろうか? 足繁く通う人が多ければお店は潰れない。雑誌もそう。休刊と聞いて惜しむ声は上がる。でも雑誌買ってますか?って質問したい。皆が買ってれば休刊にはならない。そういう僕も日常的に雑誌は買わなくなりました。応援したいと思っていてもです。 写真を綺麗に撮ることはもはや誰でも出来るようになり、浪費される写真が多い中、写真の業界って、変わらなくちゃいけないと。でもどう変われば?写真家として活動していると考えることも多いです。日本カメラの最新号(次が最後)を見てます。誰に向けた雑誌なんだろう? 紙面をパラパラめくるにつれ混乱してしまいます。写真が好き、カメラが好きと言っても多種多様。いろんな層に向けての紙面作りなんだとわかります。 僕は、カメラ機材についてはあまり興味がない。コンテストの入賞作品もそう。必要になった時に調べればいいと思っているから。それよりも写真家が何を見て何を感じ、どう表現しようとしているのか? 苦労話含めて写真家の価値観を知りたいと思う。でも、それはこの雑誌では叶えられない・・。なので僕は顧客層から外れてると思う。カメラ雑誌って基本のベースは、昔から変わって無い気がします。生き方が多様になり、写真に対する価値観も多様になると万人に向けたものが弱まっていくのは致し方ないんだろうと思います。何か方法は無かったんだろうか?・・寂しいですね。

  • 写真展「照らす 生きた証を遺すこと」

    安田菜津紀写真展 オリンパスギャラリー安田菜津紀さんは、世界各地の難民、貧困者の取材をするフォトジャーナリスト。この個展は身近な方が遺したものを写真て照し、行きた証を刻むというもの。テーマごとのキャプションがグッと写真の本質を貫き心に刺さります。写真は優しいんだけど強い。この強さはなんなのか? 会場で考え込んでしまった。置かれた冊子を読み進むにつれなるほどと唸ってしまった。安田さんは残された方の悲しさではなく、亡くなられた方を見ているんだと。写真を見てもらうこと。そこから始まる何かを期待してジャーナリストとして活動をしている。会場にいた安田さんと少し話をしたが、とてもそんなに強い人だとは思えなかった。とても柔らかいあ感じの女性。でも写真は彼女の眼差しを通して彼女の思いを、ちゃんとを表現していることが素晴らしい。 「写真で伝える仕事」この書籍は、写真を生業にしている方、そうしたい方に是非是非読んで欲しい良書。良い仕事だと思います。きついだろうけどね。

  • GEAR

    京都の感動エンターテイメント ギア-GEAR-個展をやらせてもらった同時代ギャラリーのすぐ上の階にある劇場。京都へ行くなら、これを見るべしと言われるくらい超有名らしいですが、ギャラリーを知るまで知りませんでした。無言劇なので海外の方にも人気。劇場名になっている「GEAR」は歯車で、大きさ、色、形が違っても、それぞれが補いあって連動したとき調和が生まれ、真の美が生まれるということが由来だそう。歯車って形容されるモノには誰かに動かされてるという受動的でネガティブな印象を持ってましたが、調和ってキーワードが入ると心地いい印象に変わりました。ホームページでチケットの事前情報を確認したくらいで、劇の事前知識はほぼ無しの状態で観劇。 90分、あっというまでした。人間型ロボットが人間に近づいていく。ざっくりとしたそんなストーリー。小さな劇場ではあるけれど、仕掛けが満載で、とっても見やすい。映像も役者のパフォーマンスも一流でした。笑えたし、最後はホロっとしたし。表情や体の使い方が、とても綺麗。普段劇を見慣れないこともあるんだろうけど役者ってかっこいいんですね。アイドルや役者に憧れるのはこういうことなのかと今更ながらに思ってしまった。カメラを構えてモノを見ることを続けていると自分がどうなんだろう?って気にすることは、ほとんどない。でも撮られる側からすると、撮影者の挙動は、美しい方が気分はいいはず。プロカメラマンと称する人達の中には、身なりに無頓着な人って実は多いからね。清潔感を感じるような表情、身なり、身のこなし方を身につけたいなと、ふと思ってしまった。これロングラン講演中なんですね。なるほど、見ればわかります。また見たいと思いましたから。超おすすめです。アートは気づきを与えるモノですね。

  • レイアウトは思想

    個展が終わってグループ展。個展の時は、一枚一枚をゆったりと見て欲しいと考えたレイアウトにしました。一枚ずつにキャプションを入れて、その世界に入ってもらうトリガーになればいいなと。今回のグループ展は、いろんな人の作品の中に埋もれないよう提供していただいた壁面で、まずはインパクトを与えるため数で圧倒したいと考えました。ドカンと大きなサイズにすることも考えましたが、それは次回の個展に置いときます。会場に来ていただいた方だけの特典として、テーマ全体に対して4枚のキャプションを作成。そのキーワードからテーマと作品を深掘りして欲しいとの狙いです。細かな説明はこのサイトで見ていただく誘導も考えてます。 目玉として、プロモーション用のビデオも会期中に配信できると思います。そちらもご覧になっていただければ嬉しいです。 写真表現大学 2020年度修了制作展 2021.04.06-11 同時代ギャラリー

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