人生、人生相談、生きがい、生きることなどを、キリスト教信仰、聖書の立場から考えます。解決は神様、イエス様との個人的関係がカギだと信じています。コロナ禍でストレスに満ちた世の中にあって、自死や自殺を切に防止したいと願っています。
知人にクリスチャンの方がいます。彼が、以前会社を経営していた時、ある社員のせいで、会社がつぶれそうになった時があったそうです。そして半年ほどクレームの嵐だったようです。 ところがその直前、彼は神様から、「これから試練が来るから、備えるように」という言葉を聞いていたようです。彼は祈っていると、「神様の答え」が環境や知人の口から与えられる、と言います。そして今は「神様から語られることがある」と言うのです。「ここに来るまで、時間がかかった」と言われます。クリスチャンでない私には、理解できないのですが、こんなことは起きるのでしょうか? ご質問ありがとうございました。 知人の方のご相談ですね。 ご質問の…
アドベント(待降節)に入りました。 2021年11/28の週は、アドベント第1週です。第4週にクリスマスを迎えます。 今はクリスマスを待ち望む期間です。 数人の人物の信仰を通じて、クリスマスの恵みをお伝えしたいと思います。 本日は「失敗が用いられる」というテーマで、祭司ザカリヤ(イエス様の母マリアの親戚の方)を取り上げます。 聖書には、頑張っても失敗する人がたくさん出てきます。 しかし、「失敗しても」終わりではないのです。 失敗の中でも、必死にあがくと、神様は助けて下さいます。 すると、「失敗した方が良かった」という不思議な現象が起きるのです。 今回のザカリヤが、そのような人物でした。 彼は名…
先回から、このテーマを掲げています。その後半です。 ③「諦めないこと」諦めないための考え方、に注目します。 人生は、荒野で作られます。 なぜなら、荒野は「本当に大切なもの」しか、役に立たないからです。 お金も、名誉も、考えの甘い人間関係も、役に立ちません。 「水」や「わずかな食物」で、数日間生き残ることができます。 そして最も重要なことは「心の持ち方」なのです。 遭難した人で、生き残った人たちに、共通していることが、一つあります。 それは、「諦めないこと」です。 「諦めない」ので、救助を求めるために、火でのろしをたてたり、 「諦めない」ので、体力を温存するために、敢えて動かなかったり、 「諦め…
本日は、ダビデの詩から、「恐怖とプレッシャーの乗り越え方」を考えてみます。 詩篇23篇4節 「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」 人生の中で、一度や二度は、「死の影の谷」を通ることはあります。 谷の中腹の細い、下を見れば「落ちたら確実に死ぬ」という崖の道を通る時には、「足がすくみ」ます。 ちなみに私は「高いところが苦手」です。 時々、非常階段を上らなければならないのですが、下を見て、階段が崩れるような感覚になると、泣きたくなります。 特に「下り」が泣きたくなります。(上がったら、必…
昨日の続き、後半です。 イエス様のお祈り「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23:34)の真意を考えていきます。 また、悪魔の「悪い言葉」、人間を破壊しようとする「誘惑の言葉」を心に入れない秘訣に注目します。(質問者さんのご質問の意図を越えているかもしれませんが、大事なこととして書かせて頂きます。) 今回の要点は、ユダは、本当は、、、 ①悪魔につけ込まれる材料をなくしていくべきだった。 ②イエス様ともっと会話をすべきだった。 ③「禍が益となる」イエス様の教えを知っていたら、、、。 ①悪魔につけ込まれる材料をなくしていくべきだった。 ユダは、イエ…
どうして、弟子の「ユダだけ」が「自殺」をしてしまったのですか?
イエス様の弟子は12人いて、イエス様が十字架にかかった時に、全員が裏切り逃げてしまったと聞きました。どうしてユダだけが自殺をしてしまったのでしょうか。他の弟子たちは、そこまで悪くなかったのですか?教えて下さい。 ご質問をありがとうございました。 ユダが自殺をしてしまったのは、事実であり、有名な話です。 彼の自殺の原因は、「罪責感」です。 彼は、「罪責感」によって、乗ってはいけない「悪い思い」を、心に入れてしまったのです。 しかし、聖書の基準で考えれば、大きな罪も小さな罪も、罪には変わりません。 (小さいから「自分は大丈夫」と安心することは、むしろ危険です。) ただしユダには、そうなるべき「決定…
イエス様が「弟子の足を洗った」そうですが、どういうことですか?
イエス様が、最後の晩餐で、弟子たちの足を洗ったと聞きました。 何か「深い意味」があると思いますが、どんな意味でしょうか? 「洗足式」の意味ですね。 イエス様は、十字架にかかられる直前、最後の晩餐で、弟子たち全員の足を洗いました。 その中には、イエス様をこの後裏切る、ユダも含まれていました。 イエス様は、ユダが裏切ることを知っていながら、足を洗われたのです。 今回、お伝えしたいポイントは、「自分の汚いところに触れて頂くと、人はその人を愛するようになる」ことです。 弟子たちが、イエス様を後に命がけで愛した秘訣(理由)を見ていきます。 しばらくお付き合い下さい。 ①【愛は関係性が大事である。】 弟子…
心の中に「良くない思い」が湧き上がります。(その2)弱さを直視できる力。
自分の中の「汚い、 見たくない心」を消す方法、克服する方法のご質問、 23歳の学生の方へのお答えの第2回です。 ①「自分の中の闇」に気がつくこと、認めること。 ②闇を克服する「処方せん」を知ること。 ③解決の力を持った、「光の助け」を受けること。 先回は、①と② の導入まで書かせて頂きました。 「心の闇」を克服するには、「闇を直視する」必要があります。 しかし、これがなかなか難しいのです。 それは、闇を直視すると、「恐ろしい」と感じるからです。 闇を直視したら、「自分がどうかなってしまうのではないか」、と言う「本能的、直感的な恐怖」があるからです。 特にプライドが高いと(自分を正しいと思いたい…
心の中に「良くない思い」が湧き上がります。どうしたら良いのでしょうか。
23歳の大学生です。心の中に時々「訳の分からない思い」が湧き上がります。怒りや暴力的だったり、相手を馬鹿にして見下す思いだったり、口にするのも恥ずかしい思いも、湧き上がります。それを実行することはほとんどありません。しかし人が見ていない、気がつかないことなら「やっても良いのでは」というズルイ考えが浮かびます。自分のことを「嫌な奴」だと思います。この嫌な考えを消したいです。もし消せないなら、飲み込まれずに上手に付き合う方法はあるのでしょうか。 ご質問をありがとうございます。 このテーマは、すべての人間に当てはまる、共通の重要な課題です。 多くの人は、「このような負の思い」が湧き上がると、 「無視…
降格して、心が「空っぽ」になってしまいました。どう考えたら良いでしょうか。
仕事上のミスをして、降格してしまいました。頑張って成績を上げ、それなりの成果を出した後の降格でしたので、正直、へこんでいます。まるで仮面を外され、丸肌の自分をさらしているようです。昔から、人の目を気にして生きてきました。役割を与えられると頑張れるタイプで、休みの日は「抜け殻」のようにぼんやりすることが多かったです。こんな私ですから、今の状況はとてもつらいです。仮面を外され、支えを無くし、素の自分は「空っぽで、何もない」と感じています。新しい何かの支えがあれば、頑張れるような気がしますが、しかしそれも無くなるかもしれないと思うと、絶望的な気分になります。どう考えたら良いのでしょうか。 ご質問をあ…
心がいつも不安です。その2 愚痴を聞き、受け止めてくれる存在
「心がいつも不安です。神様を信じると‥安定するのでしょうか」のご質問の2回目です。 「愚痴を聞き、受け止めて下さる存在」ということで、今回は考えていきます。 しばらくお付き合い下さい。 「本音」を誰かに聞いてもらう、ことは非常にありがたいことです。 模範解答ではない、心の中の混乱した気持ちを、そのまま分かって貰える存在。 私たちは、そんな存在に出会うと、余裕ができます。 この親しい方に分かって貰っているのだから、「 別にあの人に、分かって貰わなくても良い」と割り切ることができるのです。 誰にも本音を語れず、分かって貰える体験がない人は、寂しい人です。 その人は、「誰も私を分かってくれない」と諦…
人前では、弱いところを見せないのですが、いつも心の中には不安があります。人と会うことは楽しいのですが、他人は自分の本当の姿を知ったならば離れていくのでは、と心配しています。人前で演技することが多く、取り繕い、週末には疲れています。ブログを読ませて頂いていますが、神様を信じたならば、もっと心が安定するように感じます。神様を信じると、不安はどうなるのでしょうか。 ブログを読んで下さっているのですね。ありがとうございます。 神様を信じると、不安がどうなるのか、というご質問です。 私が感じるのは、すでに質問者さんは、神様の存在を信じておられるように思いますが、いかがでしょうか。 そして、「神様との関係…
「イエス様が恋人だ」と言われる、友人のクリスチャンがいます。
最近私はクリスチャンになりました。私の友人で「イエス様が恋人だ」と言われるクリスチャンがおられます。彼女は、会社に勤めるごく普通のOLです。真面目な方で、会社でも責任ある立場に立っておられ、信用も厚い方です。数年前に、人生で厳しいところを通った時に、彼女は「そのような信仰になった」と言われました。見えない、手で触れられないイエス様という方を、そのように信じることは可能なのでしょうか。 ご質問をありがとうございました。 クリスチャンになられたのですね。おめでとうございます。 イエス様を信じると、神様の愛を知るようになります。 愛を知るとは、人生で最も大切なことです。 愛を知った分、自分を尊重し、…
私には、身内に許せない人がいます。私の人生をめちゃくちゃにした人で、憎んでも憎みきれません。そのことを考えると歯ぎしりし、夜も眠れない状態です。 心穏やかに生活したいのですが、どのように考えたら良いでしょうか。憎むことは、罪なのでしょうか。 ご質問をありがとうございました。 許せない気持ちで、苦しんでおられるご様子をお見受けします。 具体的な理由は分かりませんが、酷い体験をされたことでしょう。 その苦しみは、相当に深いものだとお察しします。 まずは、その苦しみが、主によって慰められます様に、お祈りをさせて頂きます。 理性と感情は違います。 これから書くことは、理性では分かっても、感情では受け止…
人は、人生に何度か「荒野を通る時」があります。 韓国のクリスチャンミュージシャン「ジャン・ジンスクさん」 の人生のお証を聞きました。 「なぜ闇のなかに、深き闇みに一人で捨てられたのか私はなぜ寂しくなり、低くなり、頼りなくなったのか荒野、荒野にいる」 (ジャン・ジンスク 「荒野をとおって」) https://youtu.be/CIVd8VOhRnU 彼女は、父親が肺がんで音楽大学生の時に亡くなり、その父親の闘病のために、貧しい生活を余儀なくされました。 ある日、バス代が足りなり、 惨めで悲しくなって、泣きながら主に祈りました。 「どうして私はこんな惨めな生活を送らなければいけないのですか。人生は…
本日は、「山にに登った者だけが、山の景色を見ること(体感すること)ができる」について、考えていきます。 詩篇121:1‐3「私は山に向かって目を上げる。私の助けはどこから来るのか。私の助けは【主】から来る。天地を造られたお方から。主はあなたの足をよろけさせずあなたを守る方はまどろむこともない。」 本日、北海道のある牧師先生のお話を聞きました。 最北に近い地のある教会に問題が起き、その教会には「たった一人の女性」の信徒しか残らなかったそうです。 牧師もいない中で、その女性は、将来に絶望する気持ちで、祈ったそうです。 「この教会は、どうなるのですか?」 何度も祈る中でのある時、彼女の心の中に【声】…
本日は、「大きなもの」のために生きると、そのような仲間と、助けが与えられることを考えていきます。 昨日は、①自分の才能を発見する。②苦しい中でも前進し、自分を鍛えること。を考えました。 自分の境遇を呪うことなく、黙々とスキルアップをしていくことで、「未来」の備えをすることができるのです。 今回はその続きです。 私たちは、自分を大切にして生きています。 「自分が嫌いな人」でも、ボールが飛んでくれば、無意識に避けます。 本能的に、人間は自分を守るようにできています。 ちなみに「自分が嫌いな人」は、理想の自分がいて、そこに至らないから「自分が嫌いだ」という人が多いのです。 つまり本当は「自分を好きに…
今回は、聖書から「人生の使命」と「与えられた働き」 について考えてみます。 未来の確実な予測はできません。 しかし、いくつかのヒントはあったりはするのです。 刺繍は、綺麗な花が描かれていても、 裏返っている時は、その絵が分からないように、 人生も、振り返ると、一本の道のように 見えても、 問題の渦中では、ゴミのようにしか見えない時があるのです。 人生は、「自分だけで選んできた」ように見えても、 実は「選ぶように導かれていた」ということがあります。 今回のブログは、視点を変えることを、念頭に置いて読んで頂ければ、 と願っています。 それは、「自分から見える視点」をはなれて、 少し「高いところから…
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