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写本学で学士(芸術学:美術)を目指すぞ http://dummdumm.blog.fc2.com/

 土佐日記の写本を論題にして、大学改革支援・学位授与機構で学士(芸術学:専攻の区分は美術)を取得しようとしています。ものとしての写本は、美術品としての面も持っています。

♂です。ただし、一応です(笑)

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2020/09/30

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  • 和泉式部

    一応は学士(芸術学)では定家筆土佐日記が対象なのだから、その中身つまり文学についても関心を持たねばならないだろう。 だけど、私にあるのは「ものとしての写本」であって、もっと言えば紀貫之の『土佐日記』の文章などに殆ど関心もないのである(ちょっとはあるが)。 それでも片桐洋一から俵万智へと進み、歌というものは面白いなと思ったりする。 放大の面接授業「短歌の実作と鑑賞」の講師である桜川冴子のブログを見...

  • 道明寺まで歩く

    少し肌寒い曇り空の下を、ぶらっと道明寺まで歩いてみた。 いつも道明寺と言っているが、正しくは道明寺天満宮。道明寺は隣接する尼寺で、薩長政府の神仏分離令によって本来はひとつだったものが分割されてしまっている。 桜は見事に満開。 四日前に来たときとは、また別の風情である。 道明寺まで歩くのは久しぶりで、去年の10月5日以来である。 ちょっとしたハイキングで少し無理をしたかと思うが、色々と鬱屈したことが...

  • 俵万智 (2)

    俵万智『チョコレート革命』の続きである。 ページ数は河出書房1997年初版による。同書は幾つかの小節に分かれた連作歌集であるが、引用に際して小節の名はいちいち挙げなかった。 「ユリの花の雌蘂かすかに汗ばんで運ばれていく午後の地下鉄」(p.10) 何よりも「雌蘂」という比喩が飛び込んでくる。つまらなさを避けるために、と言うよりか対象(女陰の複雑な姿態)を際だたせるために、この見慣れない或いは読めない漢字を...

  • 軍事郵便

    承前。 昨日の骨董市で手に入れたエンタイヤである。 五味川純平の『人間の条件』に、こんな場面がある。 “「お前達の中に、こういう物を持っている者はおらんか」と石黒軍曹が片手を上げて、白紙のはがきを見せた。 「なんでもない。普通の軍用はがきだ。誰でも持っている。だが、よく見ろ、ここにこんなものがある」と石黒の指が示したところに、ちいさな印形が捺してあった。内務係日野准尉の検印である。 兵隊の発信は...

  • 桜と骨董市

    今日は、道明寺天満宮の骨董市に行った。 写真上のように、そんなに店も出ていなくて静かな雰囲気である。 骨董屋の大将に少し話を聞くと、ここは東寺の弘法さんや北野の天神さんと違っていつもこんな感じだという。 逆に、それが魅力で訪ねる人もいるらしい。 骨董いじりと学問の混同は度し難いとして、平和な趣味としては異議はない。 大昔、どこかの社寺の骨董市で貫禄のあるテキヤの親分みたいな人が、バナナの叩き売り...

  • 俵万智

    片桐洋一の関連で。 「男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす」 俵万智 実行したらどうなったのかな。 便利な女からの復讐にしかならなかったとしたら、逆にそれは傷つくよな。 しかし、凄い造語力だ。 ついでに言うと、こうした作品を寸評を付さずに単に引用(紹介)することは著作権の侵害になるらしい。 桜川冴子氏のブログから。...

  • 片桐洋一『私の古典文学研究 始めと終わり』

    返書を下さった書誌学の研究者が奨めてくれたのが、片桐洋一『私の古典文学研究 始めと終わり』和泉書院2017年に所収の「『土佐日記』定家筆本と為家筆本」である。 その所感は日を改めるとして、今は二点だけ。 まず片桐洋一(1931- )である。この名前に私は強烈な印象がある。 昔々、私は東洋大学に河地修(1951- )の講義を聴きに行ったことがあって、そこで片桐洋一の名前が出てきたのだ。 源氏物語の解釈についての河...

  • 『長安賢后』『驪妃』

    兵庫県知事が新型コロナに感染して、38度台の熱を出しているという。 維新の会の連中は無敵かと思ったら、そうでもないらしい。 この新型コロナウイルスなるもの、寄せては引き、引いては寄せるような攻め方で果たして収束なんてことがあるのか。 人類が二十世紀中に寿命を25年も延ばし、人類の歴史で五千年かかった延びをわずかの期間に達成したこと(石弘之『地球環境の事件簿』岩波書店2010年)に対して、それは自然の摂理...

  • 本日速達到着

    放送大学から昼過ぎに速達来る。 再調製した振込用紙だった。 不要なので即廃棄。...

  • 放送大学は一体何をしてるんだ(ンД´)ノ

    放大からの昨日付のメールに驚く。下記に全文引用。 合格通知云々なんてかいているが、要は授業料を払い込む必要のある人間に宛てて送った振込用紙に瑕疵があったから、それを再度速達で送り直すというもの。 一体、いくら経費が掛かると思っているのか。 私のように再受験の目的だけの科目履修生のところにも、改めて速達が来るわけである。 ここかしこで無駄遣いばかりして、本当にデタラメな経営をする大学である。 さ...

  • 2023年度の新規開講科目

    放大の2023年度の新規開講科目は未だ発表されていないが、これに関しても裏技めいたものがある(笑) 放送大学振興会が出している『2022放送大学テキスト図書目録&DVD』には「2023年刊行予定図書」というのが載っていて、それがそのまま2023年度の新規開講科目になる可能性が高いらしい。 早速、紙媒体を取り寄せて見てみたが、残念ながら学士(芸術学)の専門科目の新規開講はゼロである。 テキストの改訂で新たに始まる科...

  • 道明寺天満宮の梅干し

    夕刻、道明寺天満宮に。 梅祭りの最中だが(次の日曜日まで)、時間的にもう露店は仕舞いかけていたし人もまばらだった。 猿回しのお猿さんとすれ違って、挨拶をする。そして、有料の梅園には入らずに盆梅を見る。 なんと社務所で道明寺天満宮の梅干しを売っていたので、購入。実物にお目にかかったのは初めてだ。 遠くウクライナの砲声を聞きながら、別世界のような一日を終える。 ...

  • 返信を賜る

    不躾な当方の書簡に、ご丁寧な返信をいただいた。 「ご無沙汰しております。私はコロナで長く蟄居しております。どこへも出ません。お会いできない状況です」と。 そして、最近出版された論文の中で感銘を受けたものを態々書き添えて下さっていた。 ただただ深謝するのみ。 ちなみに、この人は小倉嘉夫のことを「自分で物を考える力はない」と笑った研究者である。...

  • やっぱり変だ!中央大学法学部通信教育課程!

    たった今、ここに核弾頭が落ちてきてもおかしくない状況にあって、お勉強なんてしてる場合ではないかも知れない。 自嘲とともに、記事を書く。 奈良大学から、学費の振込用紙が何と速達で届いた。 納入期限までには半月ほどあるし、何で速達?と思うが、それ以上に私には入学許可されたことの方がうれしい。 と言うのも、前に中央大学通信教育部の科目等履修生になろうかなと思ったときに、中央大学は科目等履修生になるため...

  • Web単位認定試験体験版

    今頃知ったのだが、放大のWAKABAに「Web単位認定試験体験版」というのが置かれている。 記述式の体験版もあった。 ただ、間が抜けているのは記述式の体験版を開くと799字の解答例?が上がっていて、それを下のフォームに写すという内容になっている。 やってみたら分かるが画面の設計がどうしようもなくて、そんなもの写せるか!という代物である。 そこで私は、思いつくままの800字弱の文章を書いて送信してみた。 800字く...

  • ひなまつり

    ウクライナの戦火(地球上の紛争はウクライナだけではないのだが)を聞きつつ、折り紙でお雛様を作る。 ...

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