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2020/09/19

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  • 【早退関連109】投資の三原則の重要性

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、投資の三原則とも言われております、「長期」「積立」「分散」についての話題となります。 既に投資活動を始められている方の多くは、この三原則を理解されている、またはこれらの原則に則った運用をされているかと思います。 かく言う私も、定年より少しだけ早退し、第2の人生をフライング的に始めるというプチ アーリーリタイア企画を十数年前に旗揚げして以降、「長期」「積立」については、所属している会社の持株会制度にて実践しており、その効果や重要性をひしひしと実感できているところです。 ※海外駐在により、日本の非居住者となっている都合上、株式などへの投資活動が一部制限…

  • 【早退関連108】リタイア後にしてはいけないこと

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リタイア後にしてはいけないことという話題となります。たまたまネット上で、「定年後にしてはいけないこと」というような複数の記事に出会いましたので、ここではそのポイントの紹介と考察をしていきたいと思います。 ①リタイア後にしてはいけないこと(抜粋) 以下、ネット上で多数記載のあった「定年後にしてはいけないこと」というような内容の記事からポイントを抜粋し紹介する。※あくまで抜粋であるので、その記事内容を尊重しここでは私見を入れずに列挙することに努める。 <リタイア後にしてはいけないこと> ▫️家にこもる→筋力、脳の働きの低下、体調や気持ちの落ち込みに繋が…

  • 【早退関連107】松竹梅の法則と資産形成

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、松竹梅の法則についてとなります。 この法則は、「3つの選択肢があるとき、人は真ん中を選びがち」という心理的な傾向を意味しております。 ここからは、まずこの松竹梅の法則そのものについて深掘りした上で、資産形成にどう影響していくものなのかという点を考えていきたいと思います。 ①松竹梅の法則とは? 前述の通り、松竹梅の法則とは、三段階の選択肢があるとき、多数の人は真ん中を選ぶという心理効果である。世界ではこれを、ゴルディロックス効果と呼んでいる。このゴルディロックスというのは、イギリスの童話、ゴルディロックスと三匹の熊という童話に出てくる主人公のことであ…

  • 【早退関連106】リタイア後の格安リゾートマンションへの移住という選択肢

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リタイア後の温泉付き格安リゾートマンション暮らしの考察という話題となります。 最近YouTubeやネット上の記事でも、バブル時代までに建てられたリゾートマンションが、こぞって投げ売りされているというような話題を頻繁に目にします。 安いものだと10万円台からあり、2~300万円出せばそこそこ程度の良いマンションも購入できるそうです。そして、これらは天然温泉(大浴場)付きというものも多く、バブル期の豪華建築様式?もあいまって、一見ものすごく魅力的に映ったりもしています。 とあるYouTube番組でも、若いうちは持ち家ではなく賃貸で生活し、リタイア後に温…

  • 【その他16】宝くじは愚者の税金という指摘について

    明けましておめでとうございます。2024年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 (こちら、新年1発目の投稿となります。) 改めまして、お越しいただきありがとうございます。 本日は、宝くじについての話題となります。宝くじというと一攫千金の夢を買うという意味合いで、幅広い世代や層の方々に親しまれております。私も日本で生活していた時には、たまに30枚(9,000円分)購入し、家族で「ああだこうだ」言いながら抽選日を楽しみにしていたものです。因みに、私もご多分に漏れず、300円と3,000円以外の当選はしたことがありません。 一方で、宝くじはその還元率の低さや当選率の低さから、購入に否定的な立場の方も…

  • 【その他15】2023年の振り返りと2024年抱負

    《御礼》 本年も、当ブログをご覧いただき、更に☆をつけていただいたり、Bookmark登録やコメントをいただき、ありがとうございました。 来年も、のらりくらりではございますが、ブログの更新も続けていきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 さて、本年度最後の投稿となる本日は、2023年の総括と2024年の抱負についてとなります。生活面、資産形成面での2023年の振り返りや進捗と、(生活面での)2024年目標についてまとめていきたいと思います。 ① 2023年の振り返り A) 生活面2023年は駐在先国でもCOVID-19の制限はほぼなくなっており、業務面での国内外への出張…

  • 【早退関連105】国民年金納付期間における「延長戦」とリタイア後の影響について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、最近よくニュースでも取り上げられております国民年金の納付期間の延長という話題となります。 まだ確定したわけではありませんが、これまでの20歳~60歳の40年間となっていた国民年金保険料の支払期間を20歳~65歳の45年へ延長しようという検討が活発化してきております。 これは支払期間の延長ですので、60歳以降の支出が増えるという事になるのですが、考えようによってはこの延長により将来受け取る年金額も増えるという事にもつながる(であろう)為、増税や健康保険料、介護保険料の値上げなどとは少し毛色が違うという事も言えるのかもしれません。 ここからは、まず国民…

  • 【早退関連104】確定拠出年金の運用方針と実際の運用状況

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、私の確定拠出年金(企業型DC)の運用方針と実際の運用状況のご紹介となります。 以前の記事でも、年金については複数回にわたって話題として取り上げてまいりました。その中でも纏めておりますが、年金には: 🔹国民年金(一階建て部分) 🔹厚生年金(二階建て部分) 🔹企業年金(三階建て部分) などがあります。 ※個人年金を四階建て部分と表したり、三階建て部分に組み入れたりもするようです。 ここからは、企業年金の中の確定拠出年金(企業型DC)を簡単におさらいした上で、私自身の実際の企業型DCの運用状況についてご紹介していきたいと思います。 ① 確定拠出年金につい…

  • 【早退関連103】過去最高額となった2023年冬のボーナスについて

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、今年も近づいてきました冬のボーナス(賞与、一時金)についての話題となります。 2023年10月に労務行政研究所(一般財団法人)が、東証プライム上場企業の賞与・一時金妥結水準調査の結果を公表しております。 なんでも調査を開始した1970年以降で最高額となっているとのことで、ここからはその調査結果を細かく見ていこうと思います。 ① 2023年の年末賞与妥結金額について 以下に、労務行政研究所による東証プライム上場企業(187社)の2023年冬季ボーナスの集計結果をまとめていく。 <2023年年末の賞与・一時金妥結水準>全産業:800,028円 (前年比…

  • 【早退関連102】FIREの認知度調査

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、FIREの認知度についての話題となります。 このブログでも度々登場しておりますFIREとは、 Financial Independence, Retire Earlyの略称で、経済的自立・自由と早期退職を意味する言葉です。 私の属する会社の同僚や、駐在先の他社の知人友人含めて、その言葉については殆どの方が理解している状況ですが、まだFIREを目指している方には会ったことがありません。もう少し具体的に言いますと、FI=経済的自立・自由を達成されているであろう方には何人も出会っているのですが、実際にRE=早期退職を目指されている方や実現した方には、まだ…

  • 【早退関連101】リタイア後のお小遣い事情

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リタイアした後のお小遣い事情についてとなります。 結婚して家庭があるような世帯では、収入を自分のためだけに使うということは難しく、大なり小なりある予算の範囲内で自由に使えるお金を設定する、又は伴侶により設定されるというケースが多いかと思います。ご多分に漏れず、私も伴侶と共に毎月と賞与時にお小遣いとして使える金額を設定して運用しております。 2023年6月に、株式会社SBI新生銀行が最新データとなる「2023年会社員のお小遣い調査」の結果を公表しており、月額小遣いの平均は、 男性会社員 40,557円女性会社員 35,001円※20代~50代の約2,…

  • 【早退関連100】ライフステージ毎に実施するべき生命保険の見直し

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、ライフステージの変わり目毎に実施するべき生命保険の見直しについての話題となります。 生命保険文化センターの令和元年度の生活保障に関する調査によると、18歳~69歳の日本人の約82%が生命保険に加入しているとの事です。 ただ、一言で生命保険と言っても、家族構成や年齢、収入状況などにより必要な補償の内容は変わってくるでしょうし、どんな内容の保険に加入するのかも、単純な正解があるわけではなく、個々人の考え方にも左右されるものだと思います。 ここからはまず、生命保険の意味合いと重要性について触れ、その上でこの生命保険内容の見直しの必要性、更には私自身の生命…

  • 【早退関連99】早期リタイアした人の実態調査

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、早期リタイアした人の実態調査についての話題となります。 実際に早期リタイアを実現した方々が、どういうタイミングで、またどういう資産状況でセカンドライフを開始したのかという点は、個人的には非常に気になる部分でもあります。 少し前の調査結果ではあるのですが、2022年6月に株式会社LENDEXが、実際に早期リタイアをした人約1,000人を対象に「早期リタイアと資産形成に関する調査」の結果報告をしているという記事に出会いました。 ここではまずその調査結果についてご紹介した上で、自身のプチ アーリーリタイア企画と照らし合わせた考察をしていきたいと思います。…

  • 【その他14】富裕層の行動パターン

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、富裕層の行動パターンについての話題となります。 皆さんの中にも、インターネット上で「お金持ちはこういうことをしている」とか、「本当の富裕層はこういうことをやらない」といった内容の記事を目にした方もいるのではないでしょうか? 私も最近、「本当のお金持ちほど質素な暮らしをしている」というような内容のWeb記事に出会いました。この記事では、真のお金持ちは普段から自炊による粗食で生活したり、高級ブランド品などは身につけず、鞄として紙袋を活用しているなどという具体的な倹約の状況も実例として紹介されておりました。投資の神様として有名なウォーレン・バフェット氏も…

  • 【早退関連98】リバランス(資産配分の見直し)について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リバランスについての話題となります。リバランスとは保有している資産の配分を見直すことを言います。現在投資活動をしている方の中には、ご自身の資産構成(ポートフォリオ)についてある設定値を定めている方や、夫々の資産の構成目安を意識されている方も多いかと思います。 ここからはリバランスについて簡単に掘り下げ、私自身の資産配分とリバランスについて纏めていこうと思います。 ①リバランスについて 冒頭で記載したとおり、リバランスとは自身で保有している資産割合を定期的に見直すことを指している。一口に資産と言っても、不動産、現金(日本円・外貨)、株式、債権、投資信…

  • 【早退関連97】幸福度ランキングについて

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、世界幸福度ランキングについての話題となります。 世界幸福度ランキングとは、毎年国連が発表しているもので、世界各国の約1,000人にその国での生活の幸福度をスコアリングしてもらったものを過去3年分で平均化して国毎のランキングを決める仕組みとなっているものだそうです。 ここでは、このランキングの2023年最新結果を紹介した上で、日本の幸福度について考えていきたいと思います。 ①世界幸福度ランキング調査結果について <World Happiness Report 2023> ※(実際のスコア) 1位 フィンランド(7.804)2位 デンマーク(7.586…

  • 【早退関連96】資産形成における72/126の法則

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、資産形成シミュレーションにおける便利な計算方法でもある、72の法則、126の法則についての話題となります。 これまでに、どれくらいの期間にいくらの利回りで運用すれば資産が2倍になるのか?などの計算をエクセルで試算してみた方もいらっしゃるかと思います。 例えば1,000万円を年利3%で運用した場合、複利の力も利用していったい何年で2,000万円に到達するのか?というような計算や、これから積立投資を行う場合に30年で積立元本の2倍の資産を狙う場合、運用利回りは何%必要なのかなどの計算です。 これらをエクセルにわざわざ打ち込んで計算していかなくても、わず…

  • 【早退関連95】年金はいつからもらうのがお得なのか?

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、公的年金をいつからもらうのがお得なのかという話題となります。 少し前になりますが、2022年4月に制度改正があり、それまで年金受給開始年齢の幅が60歳~70歳となっていたものが、60歳~75歳まで選べるようになりました。高齢となっても働き続ける人の選択肢を広げるための施策とも言われており、支給開始年齢を後ろ倒しすれば、その分毎月の支給額が増える設定となっております。 ここからは、まず日本の公的年金の仕組みなどについて簡単に纏めた上で、いつからもらうのがお得なのか?という点をいくつかのケースに分けて比較していきたいと思います。 ①公的年金受給の仕組み…

  • 【早退関連94】止まらない都心部マンション価格の高騰

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、都心部のマンション価格の高騰についてのまとめとなります。 以前の記事で「新築マンション価格の過去最高値更新という不思議」という話題を取り上げました。こちらは2021年10月18日に不動産経済研究所が、2021年上半期(4月〜9月)の首都圏における新築マンション1戸あたりの平均価格が、前年同期比+10.1%の6,702万円となり、上半期データとして過去最高額となったことに触れた記事だったのですが、なんとその後もマンション価格の高騰は続いているようで、同組織により2023年4月に発表された2022年度の首都圏での新築マンションの平均価格はなんと6,90…

  • 【早退関連93】日経平均株価急騰による思わぬ恩恵

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、日経平均株価の急騰による思わぬ恩恵という話題についてとなります。 2023年6月に入り日経平均株価が一時33,000円台を越えるなど、現在日本の株価が33年ぶりの高値圏にあります。(因みに過去最高値は1989年12月29日の38,915円87銭です。) 株式投資をされている方の多くは、ここ最近の株高基調によってその資産額を大きく伸ばされたり、キャピタルゲインで大きな利益をあげたりと、良い流れが続いている方も多いかと思います。 海外駐在をしていて日本では非居住者の扱いとなっている私の場合でも、既に保有している日本株(凍結保有している株)、そして持株会…

  • 【早退関連92】老後貯蓄額の惨状

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、老後の資産状況の現状についてです。 ここ数年、インターネット上で「老後貧乏」、「老後破産」や「下流老人」などという言葉を目にされた方もいらっしゃるかと思います。更に、年金だけでは老後の生活費が2,000万円不足するという試算、いわゆる老後2,000万円問題も大々的にメディアでも取り上げられ大きな話題となっておりました。 このブログでも、下流老人や老後2,000万円問題については過去に話題として取り上げたこともございます。 ここからは一歩踏み込んだ内容として、現時点での老後の貯蓄に関連したデータを整理した上で、老後のための資産形成の意味合いについて今…

  • 【早退関連91】支出の種類

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、支出の種類についてです。 これまでも度々登場しておりますが、資産を形成する上での重要な要素として、一般的には以下の3つが挙げられます。 ❐収入を上げる❐支出を抑える❐投資する 収入を上げるためには、本業での増収だけでなく、新たに副業を始めることによる副収入の追加などいくつかの手法があります。そしてこの本業の増収の中にも、王道とも言える転職による年収アップや、社内で出世競争に勝ち続けることによる給与アップだけでなく、(現在属している会社が海外展開している場合は、)海外駐在することで追加的に得られる赴任手当てによる増収など様々なアプローチ方法があること…

  • 【早退関連90】増え続けている富裕層の謎を追う

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、野村総合研究所(野村総研)が発表した2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模の推計についての話題となります。 結論から申し上げますと、継続的な集計を開始した2005年以降で富裕層、超富裕層の世帯数は最多で且つ、2013年以降は増加し続けております。 バブル崩壊後に30年以上変わっていない日本の平均年収という実情や、直近では新型コロナによる収入減などもあり、純金融資産が増える要素がないと感じる方も多いかもしれません。 ここでは、まず富裕層の定義を再掲載した上で、今年3月に発表された野村総研の報告内容とその考察をしていきたいと思いま…

  • 【早退関連89】人それぞれのリタイア後の形

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、人それぞれのリタイア後の形についてとなります。 アーリーリタイア(定年前の退職)であれ、定年退職であれ、仕事が生きがいで一生現役という方以外は全員、リタイア後の第二の人生が訪れることになります。 完全に労働行為を辞める方、セミリタイアのように労働時間を減らして働く方などそのスタイルもまちまちですが、既存の会社、団体などをリタイアした後、多くの方は自由時間が増えることになり、「引退してから何をするのか?」ということに直面することになります。 実はこの「引退してから何をするのか?」という結論次第で、老後必要な費用が大きく異なることになります。 私のプチ…

  • 【駐在関連42】海外駐在員の特権「一時帰国」

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、少し前に約2年ぶりに実施した日本への一時帰国についての話題となります。 海外駐在員の多くは会社より一時帰国の権利を与えられ、休暇として日本へ帰省することになります。単身赴任駐在員は伴侶や子どもなどの家族のもとへ、家族帯同の場合も実家へ帰省したりするケースが一般的です。 私も新型コロナの影響で一時帰国は控えておりましたが、今回会社の制度を利用して約2週間日本の自宅や夫婦双方の実家を久しぶりに訪問してまいりました。 ここでは、あくまで私自身が把握している範囲ではございますが、海外駐在員の一時帰国という魅力的な制度について簡単に纏めた上で、実際にB級グル…

  • 【駐在関連41】新型コロナ後の旅行ブーム

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、新型コロナ後の家族旅行再開の話題についてとなります。 現在、アジアの途上国で4カ国目となる海外駐在をしておりますが、「海外駐在員あるある」とでも言うのでしょうか、駐在先国の長期休暇に殆どの駐在員は「脱出」と称して日本へ帰省したり観光地への旅行に出かけます。 長期の休みなので旅行に行くチャンスというのはそうなのですが、旅行が趣味という人だけでなく、この休日期間中は国によっては飲食店やスーパーマーケットが軒並み閉店してしまうことや、周りの知人友人、同僚が皆旅行すること(みんながそうするから)などもあり、帰省や旅行しない事を不思議がられたり時に変な目で見…

  • 【早退関連88】「アーリーリタイア後は暇で仕方ないでしょ?」という指摘について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、アーリーリタイア後の暇(ヒマ)についての話題となります。 インターネット上で「アーリーリタイア 失敗」などのキーワードで検索すると、早退後にやる事がなさすぎて再び仕事に戻るという事象を失敗として記載している記事をよく目にします。 私自身も、以前の記事で、アーリーリタイア失敗の考察として、 ❐資金不足など物理的にリタイア生活が続けられなくなるケース※不本意的❐思っていたリタイア生活と違ったり、虚無感や暇、孤独感など気持ちに起因してリタイア生活をやめてしまうケース※ある意味本意的 を取り上げております。 因みに私は後者は失敗と表現することは必ずしも適切…

  • 【早退関連87】熟年離婚と下流老人

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、23年2月にテレビ朝日系『羽鳥慎一 モーニングショー』の特集で取り上げられ、一時期話題となっていた、熟年離婚と下流老人について触れていきたいと思います。 一言で表すと、熟年離婚をした後に生活困窮状態に陥る下流老人が増えてきているという内容なのですが、SNSで「熟年離婚」「下流老人」がトレンド入りし、特集そのものに対しても、様々な否定的な意見が展開されていくような事態になったようです。 ここからは、熟年離婚、下流老人それぞれを少し掘り下げた上で、アーリーリタイア後の熟年離婚の影響について見ていきたいと思います。 ①熟年離婚について 熟年離婚とは、20…

  • 【早退関連86】上場企業による自社株買いとは?

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、自社株買いについての話題です。 証券取引所に上場している企業が、決算発表時などに合わせて発表したりすることも多い「自社株買い」という言葉、最近特に耳にする機会も多いかと思います。 ここではまず、自社株買いそのものについて簡単にまとめた上で、自社株買いの具体的な影響について詳しく見ていきたいと思います。 ①自社株買いとは? 自社株買いとは、上場企業が自ら発行した株を自らの資金を使って、株式市場から買い戻すことをいう。株式会社では資金調達のために株式を発行し、市場へ流通させる。投資家がこの株式を買うことで、会社は資金を得ることができ事業運営を拡大させて…

  • 【早退関連85】FIREを目指しても結局後悔するという指摘

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、東洋経済オンラインに掲載されていた、“早期リタイア「FIRE」を目指して結局後悔する理由”という記事の紹介と、そこで指摘されている点について、私自身のプチアーリーリタイア企画ではどういう風に捉え、対応しているのか?というまとめとなります。 FIREのように実行するとなかなか元に戻れない、または人生を大きく左右するような決断をする際には、夢や良い点を考察・妄想するだけでなく、反対や指摘するような意見も積極的に把握し、それぞれのポイントに対してどう対処できるのか?ということも確認するべきと考えております。 勿論、価値観の違いなどからくる指摘点など根本的…

  • 【早退関連84】都道府県別の個人資産総額ランキングについて

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、都道府県別の個人による保有資産額データについての話題となります。 資産と一言で言っても、預貯金だけでなく株式投資などの有価証券を含んだ金融資産や、更に不動産(マイホーム)などをその資産対象に組み入れたりする場合などその括り方はまちまちです。 ここでは、以前も紹介した野村総合研究所により提唱されている富裕層の定義に再度触れた上で、インターネット上に公開されている都道府県別の平均資産保有状況についてまとめていきたいと思います。 ①富裕層の定義 先ずは以前の記事でも紹介した、富裕層の定義の1つであり、現在その筋では最も広く知れ渡っている野村総合研究所が発…

  • 【早退関連83】金利上昇によるリタイア後の生活への影響について

    (かなり時差がございますが) 本年もどうぞよろしくお願いいたします。2023年一発目の投稿となります。 お越しいただきありがとうございます。 本日は、日本における金利上昇によるリタイア後の生活への影響について取り上げていきたいと思います。 昨年12月に、日銀は金融政策決定会合で、10年国債利回りの誘導レンジをこれまでの±0.25%から±0.5%に拡大することを決定したという点が大きく報じられていました。 これ自体は直接的な利上げではなかったものの、1999年にゼロ金利政策を導入してから異次元の量的緩和政策を継続してきた日銀が、金融政策を変更し、金利上昇に転じる傾向という風に市場が反応し、日経平…

  • 【その他】年末のご挨拶と2022年の振り返り

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、昨年、一昨年に続き年末のご挨拶と2022年の振り返り、2023年の抱負についての話題です。 ブログを始めて2年4ヶ月、のらりくらりではありますが、現在まで更新を続けてくる事ができました。 本年も本当にたくさんのブックマークやコメント、星⭐️をいただき、感謝しております。 恒例行事化しておりますが、ここからは本年度の振り返りと来年の抱負をまとめていきたいと思います。 ①2022年の振り返り A)本業面(サラリーマン) 4カ国目の駐在先も本年度前半はCOVID-19の影響が続き、自由な移動ができない状況であったが、中盤以降は徐々に緩和され漸く活動を活発…

  • 【早退関連82】国家のデフォルトとアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、国家のデフォルトとアーリーリタイアについての考察です。 これまでも色々な国でデフォルトやデフォルトの危機という話題が出てきております。デフォルトとは 債務不履行を意味する言葉で、国家のデフォルトというと、国が負債を返済できない状態に陥ったこと≒財政破綻したことを指しております。 日本も国の負債は2021年に1,200兆円を超え、今なおその額は膨れ続けている状況にあります。更にマスメディアでも、国民一人あたり1,000万円近い借金を背負っているというような報道や記事も多く取り扱われております。こういう内容を目にするたびに、日本は大丈夫なのか?と大きな…

  • 【早退関連81】企業年金について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、年金の3階部分とも言われている企業年金についての話題となります。 年金には、以前記事にしました ・国民年金(1階部分) ・厚生年金(2階部分) という公的年金と言われている年金だけでなく、私企業や個人が独自に且つ任意に公的年金に上乗せする私的年金というものがあります。 こちらは俗に3階部分とも言われており、これらを合わせて年金の3階建て構造と表現したりします。 この私的年金は任意設置の制度ですので、企業によっては制度がない場合もあります。 この私的年金は、その分け方として、企業型と個人型、また給付タイプによって確定給付型と確定拠出型と分類できます。…

  • 【早退関連80】プチ アーリーリタイア企画と話題のFIRE卒業について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、私のプチ アーリーリタイア企画とFIRE卒業についての考察となります。 このブログでも度々登場していますが、FIREとはFinancial Independence Retire Earlyの略称で、直訳するとFI=経済的自立・自由、RE=早期退職となり、リタイア後に生活していける資産を形成した上で、早期退職するという考え方となります。 さらにこのFIREでは基本概念として、経済的自立・自由についてもリタイア後の1年間の想定生活費の25年分の資産を準備し、それを(税引き後)4%で運用できれば、元本を毀損することなく無限的に生活していけるという詳細の…

  • 【早退関連79】アーリーリタイアと年金について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、老後生活費の源泉の1つでもある年金についての考察となります。年金には国が運用している公的年金や個人や企業が運用する私的年金がありますが、ここでは主に公的年金部分について触れていこうと思います。 ①日本の公的年金制度について 日本では、社会保障の観点から、老後の生活のために20歳以上60歳未満の全員の加入義務がある国民年金と、その国民年金に上乗せする形で、会社で勤務する人、公務員などが加入している厚生年金の2種類の制度がある。 国民年金は、老後平等に受け取ることができる年金であるのに対し、厚生年金は条件を満たさないと加入することができない(逆に言うと…

  • 【その他12】禁煙2年経過後の現状 =巨大化の巻

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、以前より記事にしてきておりました禁煙についての経過報告となります。 ↓以前の記事「アーリーリタイアと喫煙について」 hereticsalaryman.hatenablog.com ↓以前の記事「禁煙のその後」 hereticsalaryman.hatenablog.com これまで人生の半分以上を共にしてきたタバコを、ある時の心境の変化により卒業して2年超経ちます。 以前も記載しましたが、私の禁煙については❐この先の人生における喫煙コストの試算❐ニコチンに支配されているという不安感この2つの事象からなんとなく始めてみたのがきっかけでした。 タバコは…

  • 【早退関連78】マズローの欲求の5段階説とアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、マズローの欲求の5段階説についての考察となります。 心理学の理論であるこの欲求の5段階説は、正直これまでの人生ではあまり馴染みがなかったのですが、仕事上でマネジメントに応用したり、社員のモチベーションを上げるための検討の際に活用されたりもするようです。(そう言われると昔どこかの外部研修などで目にしたことがあるような無いような、という感覚もあります。) ここからは、マズローの欲求の5段階説についてまとめた上で、私がアーリーリタイアを選択肢の一つとしたことへの心理的アプローチとして、この説に当てはめてみたいと思います。 ①欲求の5段階説とは? 欲求の5…

  • 【その他11】六星占術との付き合い方

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、また少しアーリーリタイアや海外駐在の話題から脱線し、「占い」について触れていきたいと思っております。 皆さんは六星占術という占いをご存知でしょうか?細木数子さんによって提唱されたとされる占いですが、実はこの六星占術とは私が初めての海外駐在となりプチ アーリーリタイア企画を考え始めた頃に半ば強制的に?出会い、かれこれ10年程の付き合いとなります。 信じる信じないも人それぞれです。私も幼少の頃から初海外駐在まで占いとは無縁の人生を送ってきており、現時点でもお金をかけるようなところまではきておりません。 ここからは、そもそも六星占術とはどういうものか、ま…

  • 【早退関連77】円安とアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、円安についての考察となります。 最近日本のメディアでは、円安の話題が頻繁に取り上げられているようで、実際に海外で生活していても、ネット上でニューヨーク外国為替市場で32年ぶりに円相場が1ドル=151 円を超えたなどという記事をよく目にします。そして、この円安が原因で(日本での)日常生活でも様々な製品の値上げが始まっており、家計にも影響を与え始めております。 ここからは、まず円安そのものについて整理した上で、その円安による生活への具体的な影響、更には異端児リーマンのプチ アーリーリタイア企画での対応策などについて考察していきたいと思います。 ①そもそ…

  • 【早退関連76】プチ アーリーリタイア目標資産達成状況(2022年10月)

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、定年より数年だけ早退して、ギリギリ体力があるうちに仕事以外のやりたい事を第二の人生として楽しもう!というコンセプトで、目標資産額を設定して資産形成に励んでいる「プチ アーリーリタイア企画」の現時点での進捗状況についてのお話です。 30代の初海外駐在時より開始したこの企画もすでに10年程経過しており、少しずつではありますが資産形成が進んできております。 本日はまず、異端児リーマンのプチ アーリーリタイア企画で設定している目標資産額、そして具体的な資産形成方法などを再度紹介させていただいた上で、現在、山のどの辺を登っているのかという達成状況について記載…

  • 【駐在関連40】海外駐在員の結婚事情

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外駐在員の結婚事情と題して、現在4カ国目の海外赴任をしている私がこれまでに出会ってきた、若手海外駐在員の方の結婚状況についてご紹介していきたいと思います。 ①海外派遣の若年化と環境の変化 「海外赴任すると家が一軒建つ」と言われていた、異端児リーマンよりも更に上の世代の海外駐在(〜1990年頃)は、即戦力のベテラン社員を派遣するというのが一般的であり、20代などでの海外駐在はまだまだ少数派という時代でもあった。時は流れ現在は、グローバル化が進み人材育成の意味も兼ね、若い世代の教育的海外駐在というのも珍しくなくなってきている。また、語学力を買われて、…

  • 【早退関連75】持ち家VS賃貸に次ぐホテル暮らしという選択肢

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、持ち家、賃貸以外の住まいの形でもあるホテル暮らしという選択肢についてです。 これまでにこのブログでも、持ち家VS賃貸に関する記事を記載したことがありますが、今回はホリエモンこと堀江貴文さんが紹介して一時期話題となっておりました、ホテル暮らしというスタイルについて詳しく見ていきたいと思います。 ↓以前の記事「アーリーリタイアと持ち家 VS 賃貸論争」 hereticsalaryman.hatenablog.com 文字通り、持ち家でも賃貸でもなく、ホテルで長期的に暮らすというスタイルのことですが、昨今の新型コロナウィルス蔓延による在宅勤務やリモートワ…

  • 【早退関連74】アーリーリタイアと遺産相続

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、アーリーリタイアと遺産相続についての話題です。 日頃からメディアなどで、相続により莫大な資産を手に入れた、また遺産相続を巡り肉親間で泥沼の法廷闘争、遺産目当ての事件などのような出来事を目にする機会もあるかと思います。 ここでは、遺産相続の基礎知識、そして相続関連のデータ、最後にアーリーリタイアと遺産相続についての考察をしていきたいと思います。 ①遺産相続の初歩の初歩知識 以下、学生時代に不真面目ながらも法律の勉強をしていたことのある異端児リーマンが、(記憶している知識だけでは全く不十分なため、)ネット上に無数に存在している遺産相続関連情報からピック…

  • 【駐在関連39】ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)の条件改悪の衝撃

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、クレジットカードの条件改悪についての話題となります。 私自身、海外駐在をしている中で、以下のポイントからANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)+家族カード(伴侶分)を活用しております。 ・スターアライアンスゴールドのステータスを会費で維持したい(空港でのラウンジ使用や優先チェックイン、搭乗などの特典を活用したい)・家族帯同による海外赴任のため伴侶にもスターアライアンスゴールドのステータスを共有したい(旅行や一時帰国などでの空港ラウンジ使用など子供を含めた家族全員で特典活用をしたい)・マイレージを効率よく積算し旅行やアップグレードを楽し…

  • 【早退関連73】企業毎に違う福利厚生について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、企業毎に千差万別でもある福利厚生についての話題です。皆さんの会社ではどういう福利厚生がありますでしょうか?ここでは福利厚生自体について、そして各企業で様々に展開されております個性的な福利厚生についてまとめていきたいと思います。 ①福利厚生とは? 福利厚生とは、企業側が従業員やその家族に対して給与や賞与に加えて支給する報酬やサービスである。福利厚生は、社会保険など法律で義務化されている法定福利厚生と、企業側が自由に導入している法定外福利厚生に分けられる。この内、法定外福利厚生は企業毎に特色が表れる部分とも言えるのであるが、導入する目的は従業員とその家…

  • 【駐在関連38】海外赴任時の持ち家賃貸によるトラブル実例

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外赴任時に自宅(持ち家)を貸し出した結果、どういうトラブルに見舞われたのかという点についてのまとめとなります。 持ち家の賃貸は、資産形成面では確かに驚くほどの経済効果を生み出せるのですが、その反面大事なマイホームが他人によって傷つけられたり、汚されたりと大きな代償を払うケースも珍しくありません。 ここでは海外駐在期間中の持ち家の賃貸におけるメリット・デメリットをおさらいした上で、実際に異端児リーマンが直面した「問題点」について紹介していきたいと思います。 ①自宅を賃貸に出すメリット・デメリット 以下、これまでにも記載したことがあるが、持ち家を賃貸…

  • 【早退関連72】資産形成にクレジットカードは悪なのか?

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、クレジットカードについての話題となります。 これまでにネット上でクレジットカードのリボ払いによる家計破綻や、クレジットカード払いを多用した衝動買いなどによる返済不能(債務不履行、履行遅滞)、家計圧迫というような記事を目にした方も多いのではないでしょうか? 便利でついつい使いすぎてしまうというような、時に浪費の代名詞と評されることもあるクレジットカードですが、勿論優れている部分も多々あります。 プチ アーリーリタイアを企画し、FI (Financial Independence=経済的自立・自由)のための資産形成を進めている異端児リーマンも、クレジッ…

  • 【早退関連71】節約とアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、これまでにも一部触れたことがありますが、節約についての話題です。 以前の記事にて、資産形成で重要な3つの要素について紹介してきました。 🔳収入を増やす(本業または副業による収入増加) 🔳支出を減らす(節約、支出の適正化) 🔳運用する(お金に働いてもらう) ↓以前の記事「プチアーリーリタイアのための資産形成方法」 hereticsalaryman.hatenablog.com この3つのうち、世間一般的にも、異端児リーマンの知人友人の間でも、「支出を減らす」取り組みだけは積極的に行なっているという家庭は多いと感じております。 このご時世、収入を増やす…

  • 【早退関連70】株主優待の魅力度

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、株主優待についての話題となります。株式投資では、 ・株価を狙う(=キャピタルゲイン) ・配当金を狙う(=インカムゲイン) の2つを目的とするケースに加えて、 ・株主優待を狙う という、いわば第三の目的があるケースも少なくありません。 ※厳密にいうと、株主優待もインカムゲインの一種となります。 海外駐在員である異端児リーマンの場合は、海外にいるが故にこの株主優待の受け取りが困難であるケースも多く、現時点での資産形成のための投資においては、加点要素が少ないというのが実情です。 一方で、「株主優待生活」を目指している方など、この株主優待があるから株を購入…

  • 【早退関連69】従業員持株会の資産形成効果

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、従業員持株会の資産形成効果についての話題となります。 以前の記事で、自社株の持株会制度のメリット・デメリットという内容を紹介しました。↓以前の記事「従業員持株会のメリット・デメリット」 hereticsalaryman.hatenablog.com 本日は、異端児リーマンが15年以上活用している従業員持株会制度について、実際どのくらいの資産形成効果があったのか?という点について見ていきたいと思います。 ①持株会のメリット・デメリットのおさらい ここでは、以前紹介した異端児リーマンの属する会社の持株会制度におけるProsConsを改めて掲載する。 海…

  • 【早退関連68】アーリーリタイアはスタートか?ゴールか?

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、アーリーリタイアを目指している人にとって、その実現はスタートなのかゴールなのかという話題についてとなります。 スタートというのは、早退後そこから第二の人生を始めるという意味から来ており、一方のゴールというのは、そこで労働を卒業するという意味合いから来ているケースが多いかと思います。 インターネット上でもアーリーリタイアはゴールではなくスタートと捉えるべきというような内容をよく目にします。理由は、リタイア自体をゴールとしてしまうと、そこで燃え尽きてしまい、リタイア後の生活に支障をきたす、又は楽しめないからというもののようです。 確かにそれが理想である…

  • 【早退関連67】アーリーリタイアと必要な金融リテラシー

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、定年退職より少し前に早退するプチ アーリーリタイアを企画している異端児リーマンにとって、必要と考える金融リテラシー(マネーリテラシー)についての話題です。 以前、少し話題になっておりましたが、2022年度より高校の新学習指導要項が改訂され、家庭科の授業として金融教育の内容が拡充されることになったようです。具体的な内容については、家計管理の重要性や、家計と経済との関連性、収入と支出のバランスやリスク管理の必要性を理解した上で、将来にわたる不測の事態に備えた資産計画について考察するためのプログラムとのことです。 こちら、遅まきながらではありますが、非常…

  • 【早退関係66】パーキンソンの法則とその対応策

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、パーキンソンの法則についての考察となります。 この法則は、人間は時間やお金を、あったらあった分だけ使ってしまうというもので、一見、法則と言いながらもあまり凄いことを言っているようには感じません。 ただこの考え方自体は、後に紹介します第一法則は仕事の事例として、そして第二法則は資産形成の事例として、現代でも様々に用いられております。 ここでは、このパーキンソンの法則自体について、さらにはその法則の資産形成における対応策について紹介していきたいと思います。 ①パーキンソンの法則とは? パーキンソンの法則とは、1958年にイギリスの歴史学者で政治学者のシ…

  • 【早退関連65】アーリーリタイアと小遣いについて

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、小遣いについての話題となります。 異端児リーマンは、結婚後も自身で家計管理を担当しておりますが、支出の固定化、見える化の意図もあり、一応自主的な小遣い制という形をとっております。海外駐在中の現在も月度支給分は現地通貨ではありますが、小遣い制を継続しております。 ここでは、私の小遣い遍歴、そしてよくニュースなどでも取り上げられているサラリーマンの平均小遣いデータの紹介と、プチ アーリーリタイア企画で想定している早退後の小遣いについてまとめていきたいと思います。 ①異端児リーマンの小遣い遍歴 私の小遣いの始まりは、小学3年生に遡る。 田舎暮らしで、田畑…

  • 【早退関連64】会社に一方的に依存しない生き方

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、これまでも度々紹介してきたFIREという考え方の前段部分であるFI(Financial Independence=経済的自立・自由)状態を達成できることで訪れるであろう「会社に一方的に依存しない生き方」についてのお話です。 ①会社への依存とは? 日本の会社員や公務員など、階層組織に属して働く一定数は、生きていくため、またより良い生活をするために会社にしがみついて暮らしている。 ご多分に漏れず、異端児リーマンもまだ経済的な自立・自由(≒会社の給与に頼らず悠々と暮らしていける十分な資産や不労所得を確保できた状態)を達成しているわけではなく、特別な資格も…

  • 【早退関連63】生涯賃金とアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、生涯賃金についての話題です。 生涯賃金とは、定義自体は曖昧なようなのですが、一般的には定年までの賃金の総額(手取りではなく額面総額)のことで、ボーナスや残業代を含めたり、時に退職金を含む場合などもあるようです。 サラリーマンの場合は、所属する企業によって、また、総合職や一般職、大卒や高卒、正社員や派遣社員など採用された区分によっても生涯賃金は変わってきます。 ここでは、インターネット上に公開されている生涯賃金に関するデータを拾っていき、その考察と、アーリーリタイアを目指す上でのこの生涯賃金の差などについて見ていきたいと思います。 ①生涯賃金データ(…

  • 【早退関連62】資産形成におけるボーナスの役割り

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、今年も近づいてきましたボーナス(賞与)についての話題です。 毎年この時期になると、ボーナスの業種別見込み支給額のような調査データが発表されます。 ここでは、まず2022年度夏のボーナス関連データのご紹介、そして異端児リーマンのボーナスの取り扱い方や、金融資産形成におけるボーナスの役割りについて、まとめてみたいと思います。 ①2022年度のボーナス関連情報まとめ 今年もインターネットやメディアにより夏のボーナスの話題が活性化するタイミングがやってきた。 ここでは、まず2022年の業種別の夏のボーナスについてのデータを紹介していく。 一般財団法人 労務…

  • 【駐在関連37】海外生活における健康維持活動の一例

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、我が家の健康維持活動についての紹介となります。 「海外生活における健康維持活動の一例」というタイトルにしておりますが、ここでは異端児リーマンが親の代より受け継いでいる、ヤクルトによる健康維持活動についてのご紹介となります。 因みに、異端児リーマンはヤクルト社の社員でも、同社の回し者(ステマ)でもございません。 今回の記事は、あくまで個人による感想という点、ご了承願います。 ①ヤクルトについて ヤクルトは1935年より発売されている、日本人ならおそらくその名を知らない人はいないであろう超有名な乳酸菌飲料である。 ヤクルトには、生きたまま腸に届き、腸内…

  • 【早退関連61】リタイア後の田舎暮らしの考察

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リタイア後の田舎暮らしについての考察です。以前の記事で、プチ アーリーリタイア実現後は地方部へ移住する計画について記載してまいりました。 ↓以前の記事「リタイア後の生活」 hereticsalaryman.hatenablog.com 「老後」の地方(以降、ここでは田舎と表現していきます。)生活には良い点だけでなく、当然悪い点も多く存在しております。 ここでは、リタイア後の田舎暮らしについて、まず良い点(メリット)や悪い点(デメリット)を思いつくままに纏めた上で、実際に私のプチ アーリーリタイア企画での田舎への移住計画について考察してみようと思いま…

  • 【早退関係60】プチアーリーリタイア企画の軌道修正

    お越しいただきありがとうございます。 公私ともバタバタしており、暫く更新できずにおりました。 気を取り直して本日は、このブログで紹介しているプチ アーリーリタイア企画で、実際に直面した軌道修正についてのお話です。 アーリーリタイアを企画する上で、重要な役割を担っているライフプランシート(以降の見込み収入と想定支出、資産形成を長期計画したもの)は常に変更が伴うものです。収入が増えたり、見込んでいた支出が減った場合は、資産形成がより進むことになり、選択肢が早く訪れたり、増えたりすることになりますが、その逆もまた然りで、収入が見込みより減少したり、見込んでいなかった支出が発生した場合は、資産形成が計…

  • 【駐在関連36】新型コロナ感染記

    お越しいただきありがとうございます。 少し投稿の間隔があいてしまったのですが、本日は海外駐在期間中における新型コロナ感染(COVID-19罹患)についての情報となります。 駐在先で、これまで新型コロナに感染することなく業務や生活を続けてきていたのですが、最近ついに感染してしまい、自宅療養を続けておりました。 ここでは罹患から回復までの体験記について簡単に記していこうと思います。 ①症状について 0日目 風邪の初期症状のような関節痛(悪寒)と下痢の体調異変発生。熱はない。念のため在宅勤務を継続し、その日の夕刻に抗原迅速検査を自主的に実施も結果は陰性。とりあえず様子見とした。 1日目(陽性反応) …

  • 【駐在関連35】単身赴任の駐在員におすすめの住居

    お越しいただきありがとうございます。 本日はかなりニッチなのですが、単身赴任の海外駐在員におすすめの住居についての話題です。 異端児リーマンは、家族帯同前提の海外駐在なのですが、駐在初期は先に現地へ渡り数カ月間は仕事に専念する形を取るケースも多いです。その後、少し落ち着いてから家族を呼ぶのですが、それまでの数カ月間は単身赴任者として現地で生活することになります。 一般的には単身赴任者用のサービスアパートや一般的な1LDKマンションなどに入居する方が殆どです。 ここでは、実際に私の経験から、単身赴任者の日本式ホテルでの長期滞在の魅力についてまとめてみたいと思います。 ①海外駐在員の住まい 海外駐…

  • 【早退関連59】リタイア後に住みたい国ランキング

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リタイア後に住みたい国ランキングについての話題です。 以前の記事で、私自身も漠然とプチ アーリーリタイアを考え始めた頃に海外移住を視野に入れていた時期がございました。↓以前の記事「プチ アーリーリタイア企画初期の構想」 hereticsalaryman.hatenablog.com リタイア後に海外移住するという考えは、海外生活に抵抗が無い異端児リーマン一家にとっては、生活コストが安く刺激的な海外なら、同じ資産額(想定生活費)で、もっともっと人生を楽しむことができるという発想からきておりました。ただ、プチ アーリーリタイア企画を具体的に検討していく…

  • 【早退関連58】駐在先でのアーリーリタイア話への反応

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、現在の駐在国での駐在員の方々のアーリーリタイアへの反応についてのお話です。 現地で知り合った飲み友達?の方々へ、酒席にて異端児リーマン流プチ アーリーリタイア企画の話をする機会が何度かあったのですが、その際の反応についていくつかご紹介させていただきたいと思います。 ①プチ アーリーリタイア企画概要 現地で知人友人と飲みに行った際、たまに定年の話や資産の話が話題となることがある。異端児リーマンも知人に対してプチ アーリーリタイア企画の話をすることもある。 具体的には、 ❏(支出が見通しやすい)子供が巣立ってからとなる55歳までに、リタイア後の十分な資…

  • 【早退関連57】サービス付高齢者向け住宅の魅力

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、高齢となった場合の1つの選択肢、サービス付高齢者向け住宅についての話題です。 高齢になり、介護が必要となった場合などは、自宅での介護以外で言うと、老人ホームに入居するという選択肢が一般的かと思います。 ですが、その前段階として、老人ホームに入居できるほどの介護を必要としないが、高齢になり、持ち家や通常の賃貸物件での生活に不安があるような場合、このサービス付高齢者向け住宅は、1つの大きな選択肢になり得ると考え注目しております。 ここでは、このサービス付高齢者向け住宅についての情報やその魅力をまとめてみたいと思います。 ①サービス付高齢者向け住宅とは?…

  • 【早退関連56】平均貯蓄額データ

    お越しいただきありがとうございます。 本年一発目の投稿となります。一昨年のブログ開設以来、書きたいことを書き続けてきた結果、当初イメージしていた話題はほぼほぼ出尽くした感が否めませんが、今後もゆるりと話題を見つけては更新していければと思います。 本日は、ネット上の記事で時折目にする、平均貯蓄額データについての紹介です。 日本に住む日本人は一体どれくらい貯蓄があるのか?という点について、年代別や世帯別などいろいろなデータが公表されています。いくつかの機関が貯蓄データを公表しているようですが、ここではよく目にするデータを例に挙げ、考察していきたいと思います。 ①平均貯蓄額データ 金融広報中央委員会…

  • 【その他10】年末のご挨拶と2021年振り返り

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、昨年末に引き続き、年末のご挨拶と異端児リーマンの2021年の振り返り、2022年の抱負についての話題です。 実はこちらの記事で、ブログ開始後、丁度100記事目となりました。我ながらここまで続けられたことにびっくりしております。 本年も、たくさんのブックマークやブックマークコメント、星☆をいただきありがとうございました。 ブックマークコメントについては、最近まで返答コメントの方法を検討することもなく、ただ星☆で感謝を表しておりましたが、今後はセルフブックマーク?で返答を追記する形にしていければと考えております。 ※前回ブックマークコメント頂いた記事で…

  • 【駐在関連34】駐在員の一時帰国難民化

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、新型コロナの蔓延に伴う海外駐在員の一時帰国難民化についての話題です。 海外駐在をしている方の中には、2020年の新型コロナの蔓延に伴い、 ・日本へ一時退避し、現地に長期間戻ることができなかったケース・一旦出国すると再入国が難しいため2年近く現地に留まっているケース のどちらかの状況に陥っている方も多いかと思います。どちらも一時帰国の難民と呼べる状況です。(現地復帰出来ない事、日本に戻れない事を難民と呼称しております。又、この項では一時帰国できずに現地滞在を続けている難民にフォーカスしていきます。) 駐在地の医療レベルによって退避や残留のケースに分か…

  • 【早退関連55】政府による給与増額政策について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、日本で話題となっている政府による給与増額政策についてのお話です。 アンテナがそれほど高くない海外駐在員のため若干出遅れ感は否めませんが、ここでは給与増額政策について、海外駐在員であり、プチ アーリーリタイアを目指している異端児リーマンの目線で、簡単に考察していきたいと思います。 ①政府による賃金アップ税制案 12月6日岸田総理の所信表明演説で、従業員の賃上げを意とし企業の税額控除率を大幅に引き上げることを発表した。日本政府は案として、法人税から引き去る控除率を、企業の賃上げの取り組み状況に応じて、現在の15%から、大企業で最大30%、中小企業で最大…

  • 【その他9】タワーマンションの考察

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、このブログでも度々登場するタワーマンションについての話題となります。 以前よりこのブログでは、資産性という観点では同じ都心部なら、低層マンションを購入するべきという意見を展開しております。 ただ、例えば駅直結や、(タワーマンションで入居者が多いから実現できる)超豪華な共用施設など、タワーマンションならではの資産性を維持できうる強みがあるのもまた事実です。 それでもなぜ、私は資産性の観点から都心部駅近の低層マンションが優位であると言い続けているのか?それは、単にタワーマンションの方が管理費や修繕積立などランニングコストが高いからというだけでなく、長期…

  • 【早退関連54】ビッグマック指数って?

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、各国の経済力や物価をはかる指数についての話題です。 実際アーリーリタイアを企画する上でも外すことができないインフレ考察なども、これまでの推移については、その国の年ごとの様々な指数を追っていくことでざっくりと把握することができます。 ここでは、一風変わった指数について焦点を当てていこうと思います。 突然ですが、ビッグマック指数やスターバックス指数という言葉を聞いたことがあるでしょうか?各国のマクドナルドのビッグマックやスターバックスのトールラテの価格から、その国ごとの経済力や物価の違いを把握したり、その国の過去からのビッグマックやトールラテの価格推移…

  • 【早退関連53】FIREの4種類

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、FIREの種類についての話題です。 FIREという言葉は度々このブログでも登場しておりますが、Financial Indipendence, Retire Earlyの略で、経済的自立を達成した上での早期退職という考え方となります。アメリカ発祥の考え方とされ、最近日本でもよく目にする話題です。 このFIREの考え方の中には、❐年間支出の25倍の資産を作る❐その資産を4%で運用することで、元本を減らすことなく運用益で生活していけるということが語られております。 このFIREムーブメント自体は、異端児リーマンとしても理解している内容だったのですが、この…

  • 【早退関連52】新築マンション価格の過去最高値更新という不思議

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、10月に発表されて以来、何かと話題となっている、新築マンション平均価格が過去最高額を更新したという不思議な現象について見ていきたいと思います。 個人的には、マンション価格にも需要と供給が大きな要因として反映されるものと理解しており、人口減少が続く日本では、都心部など特定の場所や物件を除き、全体的には下落傾向に向かうものと考えていましたので、不思議という表現を使用しました。 過去に、アーリーリタイアを目指す場合の、持ち家VS賃貸についての考察記事を挙げておりますが、今回の記事は、そちらと一部内容が重なる部分もあるかと思います。↓以前の記事「アーリーリ…

  • 【早退関連51】45歳定年制とアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、少し前に話題になっておりました、45歳定年制とアーリーリタイアとの関連性についての話です。 ①45歳定年制の真意について 今年の9月に、サントリーホールディングスの新浪社長が「45歳定年制にして、個人が会社に頼らない仕組みの構築が必要」という問題提起をしたことで大きな話題となっていた。 実際、日本では、70歳定年制、生涯現役というのが一辺倒の中、勇気ある大きな一石を投じた形ではあったが、圧倒的に批判的な意見が多い印象となった。 批判の根拠としては、・時代の流れに逆行している・そもそも高齢者雇用安定法の規定により60歳未満の定年制の設定は困難・いきな…

  • 【早退関連50】上がらない平均給与

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、日本の平均賃金の推移についてのお話です。 最近いくつものインターネットでの記事で、❐日本人会社員の平均給与は30年間上がっていない❐2015年以降、韓国にも抜かれている日本の低賃金❐日本人の給料が上がらない理由などの記事に頻繁に出くわしております。 どの記事も、戦後上がり続けていた日本人の平均給与がバブル崩壊後に止まってしまい、その後増減はあるが、結果としてバブル崩壊から30年程経過している今なお、当時と同じ水準の平均給与に留まっていて、周りの国から置いていかれてしまっているという内容となっております。 ここでは、実際の公表データを見ながらこの日本…

  • 【駐在関連33】海外駐在期間中の保有資産における不都合

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外駐在期間中の金融資産、特に日本での非居住者であることにより凍結されている株式における不都合のお話です。 以前の記事にて、海外駐在員は基本、日本の住民票を抜くため、本人名義での日本の証券口座での株式の売買は、一部の例外を除き原則出来ないということ、更に証券会社によって、口座を閉鎖するか、凍結する形が一般的であるということを紹介しました。↓以前の記事「海外駐在中の資産運用制限」 hereticsalaryman.hatenablog.com ここでは、現時点での私の株式資産保有状況と海外駐在であるがゆえの不都合についてまとめてみたいと思います。 ①…

  • 【早退関連49】70歳定年とアーリーリタイア

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、70歳定年時代がそう遠くない未来にくるという話と、実際に異端児リーマンのプチ アーリーリタイア企画(=定年退職より数年だけ早退するという計画)への影響についての話題となります。 もともと、私のプチ アーリーリタイア企画は、定年が60歳から65歳に制度として延長されていく最中に立案した内容でした。↓以前の記事「プチ アーリーリタイア企画について」 hereticsalaryman.hatenablog.com 当時男性の健康寿命が71歳となっており、延長された定年でみるとわずか6年しか健康的に不自由なく動き回れる自由時間がない、という発想から、支出見…

  • 【早退関連48】アイデンティティークライシスについて

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、リタイア関連の記事でよく見かけるアイデンティティークライシスについての話となります。ネット上でも、アーリーリタイアにおける失敗や後悔、落とし穴といったような内容に、度々このアイデンティティークライシスは登場しておりますが、これはアーリーリタイア後に金銭的な理由で再度働き始めなければならないというような物理的な失敗ではなく、心が満たされずに結果復帰するというような、気持ちに起因する失敗のケースに該当するものと言えます。 気持ちに起因する失敗のケースについて、いくつかの具体例を挙げますと、例えば人との繋がりがなくなったことからくる疎外感や、何もすること…

  • 【駐在関連32】海外駐在員の散髪事情

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外駐在員の中でも特に途上国駐在をしている日本人の散髪事情についての話題となります。 ①途上国におけるローカル理容室、美容室の問題点 ローカル理美容室の問題点として、真っ先に思い浮かぶのは衛生面であろう。 ここでは、これまでの4カ国(の内、3カ国が途上国)での駐在経験から、現地ローカルの理容室、美容室で実際に感じたり直面した不都合や問題点を以下に列挙してみる。 ・衛生面(カミソリの刃)・衛生面(洗髪の際の汚い水、臭いタオル、カバー類)・衛生面(カット済毛髪の未清掃)・現地語しか通じずオーダーが伝わらない・どんなオーダーをしても現地流行髪型に似せてく…

  • 【早退関連47】コストがかからない趣味を持つ重要性

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、アーリーリタイア後の生活における、コストがかからない趣味を持つ重要性についてのお話です。これまでこのブログでも、プチ アーリーリタイア実現後のやりたいこととして、バケットリストの紹介をしてきました。↓以前の記事「リタイア後のバケットリスト更新」 hereticsalaryman.hatenablog.com 私のリタイア後にやりたいことの多くは大なり小なりコストがかかるものでもあります。そもそも私のプチ アーリーリタイア企画は、今すぐ仕事や会社を辞めたいという切迫性からくるものではないので、リタイア後のやりたいことにある程度コストをかける前提で目標…

  • 【早退関連46】リタイア後のバケットリスト更新

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、前回報告から半年経過した、現時点でのバケットリストの更新状況≒早退後のやりたいこと についての紹介となります。個人的にはこの話題が大好きで、リタイア後のやりたいことについても、コスト面含めた実現可能性を加味して取捨選択していますが、色々と妄想が膨れており、それらを次々と追加してきております。 過去2つの記事で、死ぬまでにやりたいことリスト=バケットリストについてお話しました。↓以前記事「死ぬまでにやりたいことリスト」 hereticsalaryman.hatenablog.com ↓以前の記事「現時点のバケットリスト」 hereticsalarym…

  • 【駐在関連31】海外駐在員のQOL

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外駐在員のQOL向上の話題です。途上国では日本と同じ質での生活は難しく、様々な苦労な不自由があります。一方で、海外駐在だからこそ日本ではなかなか体験できないこと、気軽にできないことも頻繁に体験できたりすることもあります。 ここでは、まずQOLについての説明、そして私の途上国駐在時のQOL向上ポイントについて、ご紹介していきたいと思います。 ①QOLとは QOLはQuality Of Lifeの略称で、生活の質や生命の質、時に人生の質とも訳される。より充実した、より良い生活をするための一種の基準のようなものである。いくつかの定義が存在しているようで…

  • 【駐在関連30】海外での新型コロナのワクチン接種について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、実際に体験した海外駐在国での新型コロナのワクチン接種についての情報です。 以前の記事で、海外駐在員のワクチン接種の方法やワクチンの種類についての紹介をしましたが、今回はアジアでのワクチン接種状況、そしてついに回ってきた私の駐在国でのワクチン接種についての話題です。↓以前の記事「海外駐在員のワクチン接種」 hereticsalaryman.hatenablog.com ①アジアでの最新ワクチン接種状況(2021年10月時点) 現時点での、アジア主要国(北、中央、西アジアを除く)における新型コロナウイルスのワクチン接種状況は以下となっている。 ワクチン…

  • 【早退関連45】貯金はするな!という考え方について

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、最近ハマっているYouTubeのお金や投資に関する動画の中で、ホリエモンこと堀江貴文さんの貯金はするな!あり金は全部使え!という考え方についてのお話です。 ホリエモンチャンネルという堀江貴文さんのYouTubeのチャンネルは、本当に面白いと思います。今まで考えたこともなかった視点に気付かせてくれたり、本人の強い想いや信念を感じることができたりと日々勉強させてもらっています。 インターネットが普及したおかげで、海外駐在員でも等しく、こういったメディアに触れることができるのもありがたい話ですね。 では、一見びっくりするようなタイトルですが、貯金はするな…

  • 【早退関連44】2021年9月時点資産状況

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、最初の報告よりちょうど1年経過した2021年9月時点での、保有資産の構成(%)や、目標達成度合いのアップデートとなります。↓以前の記事「2020年9月時点の保有資産の状況」 hereticsalaryman.hatenablog.com↓以前の記事「2020年12月時点の保有資産の状況」 hereticsalaryman.hatenablog.com 現在、プチ アーリーリタイア企画として、金融資産(=現金の預貯金や株式、貯蓄型の生命保険等、流動性の高い資産) 8,400万円、金融資産に含んでいない自宅の不動産収入や、株式投資からの配当など不労所得…

  • 【早退関連43】アーリーリタイアと持ち家 VS 賃貸論争

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、持ち家 VS 賃貸論争について、考えていきたいと思っております。本当に色々な方が、持ち家が良いのか、賃貸が良いのかという長年の論争に我こそが終止符を打つ!と意気込み、それぞれのProsConsを挙げたり、様々な意見を述べています。 最初に個人的な結論から言ってしまいますと、条件をつけずに、単純に持ち家が良いのか賃貸が良いのかという点を考察する場合、万人に受ける統一的な解など無いと考える一人です。(ベタで申し訳ないです。) ただ、条件をつけずにと記載しました通り、ある条件下、前提をつけた形での比較の場合は、優劣をつけることができるものだと思っています…

  • 【その他8】禁煙のその後

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、プチ アーリーリタイアや海外駐在の話題デハナク、以前ご報告させていただいた禁煙のその後についてのお話となります。 以前の記事にて、禁煙による経済効果について記載しておりましたが、1年で約20万円趣味?に費やしていたコストが禁煙により実際に浮きました。↓以前の記事「アーリーリタイアと喫煙について」 hereticsalaryman.hatenablog.com ここではタバコを辞めてから丁度1年経ったので、現在の吸いたい衝動や身体的変化についてご報告させていただきたいと思います。 ①禁煙1年経過、現在の吸いたい衝動について ニコレットや禁煙外来などハ…

  • 【駐在関連29】海外駐在員の在宅勤務状況紹介

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、私の実体験として、海外で在宅勤務となっている現在の状況のご紹介となります。 海外駐在4カ国目の現在の東南アジア赴任国でも、新型コロナウイルスの感染拡大が治まっておらず、医療関係や物流関係などいわゆるエッセンシャル業務以外の一般的な企業は在宅勤務となっています。 ここでは、実際に東南アジアの新型コロナウイルスの状況、そして私の駐在している国での新型コロナウイルスの対応状況、また現在の在宅勤務の様子、そして運動不足など健康維持が難しい在宅勤務における対策について記載していきたいと思います。 ①東南アジアにおける新型コロナウイルス状況まとめ a)主要国感…

  • 【駐在関連28】海外赴任初期の資金確保方法

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外赴任初期の生活資金の確保方法についてのお話です。 会社によっても違いがありますが、私の属している会社の場合、赴任してから現地の給与口座を開設することになり、赴任初月や、長ければ翌月末の給与振り込みタイミングまで会社から生活資金が入ってこないという状況に陥ります。 こちらも会社によりますが、赴任国によっては家族帯同の場合の学校の費用は個人で立て替える形となり、入学金含めて初期に大金が必要となります。(「国によって」と記載したのは、別の国では会社が学校と契約する形で、会社からの支払いをしている赴任国などもあるからです。あくまで私の属している会社の事…

  • 【早退関連42】リタイアの考察と仕事感

    お越しいただきありがとうございます。 本日はリタイアや仕事感の種類とその特徴、そして私自身の仕事感についての話題です。 ①リタイアの種類と特徴 リタイアにはいくつかの種類がある。あくまで異端児リーマンの理解による種類と特徴分けではあるが、代表的なものを以下にまとめていく。 ◆定年退職(含延長雇用)会社や組織の規定に基づき、設定されている定年退職タイミングまで勤めあげる形態。 ◆アーリーリタイア会社や組織で設定されている定年退職タイミングの前に退職し、以降労働は行わず、預貯金や投資のリターンなどの不労所得で生活していく形態。 ◆セミリタイア会社や組織で設定されている定年退職タイミングの前に退職し…

  • 【駐在関連27】海外駐在員のコロナウイルスワクチン接種

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外駐在員のコロナウイルスワクチン接種についての話題です。他の選択肢もあると思いますが、実際に異端児リーマンが現時点で把握している、海外で生活している日本人のワクチン接種についてのお話となります。 ①海外駐在員のワクチン接種方法 現在の駐在国で把握できているワクチン接種の方法は以下である。尚、日本国内に住民票を有していない前提での選択肢となる。 a)一時帰国で日本の空港での摂取(成田、羽田空港等)こちらは、現在最もホットな方法であるが、日本の外務省等からお知らせが出ている、空港でのワクチン接種事業となる。21年7月31日より開始された新規プログラム…

  • 【駐在関連26】海外赴任してからの現地ネットワーキング活動

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外駐在などで現地に赴任してから、仕事以外でどういう交友関係の広がりが出来たのかという点について、その交友関係の重要性とともに、異端児リーマンの実例を紹介させていただきたいと思います。 ①現地でのプライベートネットワークの重要性 事前に色々と調べてから赴任したとしても、現地ならではの情報集めは不可避である。 ◆おすすめのレストラン 日本食屋◆安価で美味しい(安全な)現地料理の食堂◆美味しいパン屋◆日本食材や酒類が手に入るスーパーや個人商店◆人気の(安全な)飲み屋◆情報誌やネット上に掲載されていないコミュニティー◆(情報等規制が強い国での)VPNやネ…

  • 【駐在関連25】駐在国への赴任前生活情報集め

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、海外赴任が決まってから着任するまでに、主に生活関連情報をどのように集めるのかという点について、本年度4ヵ国目の駐在を開始した経験から簡単に紹介させていただきたいと思います。 基本的に前任者がいる場合などは、殆どの情報はその前任者から入手できると思いますが、例えば前任者が単身赴任で、自身が家族帯同の場合など環境の違い、又は完全新規駐在となる場合などは、どうしても自身で情報集めをする必要が出てきます。 今回はそういうケースで、どういう項目を事前調査しているのか等、少しでも参考になればと考え、以下に記すことにしました。 ①駐在国生活関連情報集め 新規駐在…

  • 【駐在関連24】コロナウイルスに起因する入国時の隔離措置

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、自身も経験した、海外駐在員を悩ませている駐在国への入国時に課せられている隔離措置の状況と乗り切るコツ、そして持参して(すれば)良かったものについての記載となります。 実際にこの隔離措置を避けるために、一時帰国として日本に戻らない方も多い状況です。 尚、今回は日本での強制隔離や自主隔離ではなく、駐在国での隔離措置の情報や体験談となります。 ①ASEAN各国の入国時の隔離について 2021年7月のこの記事を書いている時点での、ASEAN主要国の入国時の設定隔離期間について纏める。※国毎に期間だけでなく要件が設定されているため、詳細は各国大使館情報等を参…

  • 【早退関連41】貯蓄の罠

    お越しいただきありがとうございます。 久しぶりの投稿となります。 本日はアーリーリタイア実現の想定外の刺客?とも言える貯蓄の罠についてのお話です。 ①アーリーリタイアにおける貯蓄の罠とは 個々人の性格に大きく起因すると思われるが、アーリーリタイア実現のために貯蓄(貯金)を始めると、きり無く続けてしまうという話をよく耳にする。確かにお金が貯れば貯まるほどリタイア後に趣味や生活にもお金をかけることができ、より充実したものになりそうである。 更に心配性の方は、資産目標の設定ができず、又は非現実的な設定となりアーリーリタイアを夢見ていたとしても達成できないまま定年退職を迎えるということもあるであろう。…

  • 【駐在関連23】従業員持株会のメリット・デメリット

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、以前からちょこちょこ登場しております自社株の持株会制度のメリットやデメリットについてのお話です。 異端児リーマンの会社では、自社株の持株会制度があり海外駐在期間中も加入が認められているため、駐在員にとっては数少ない国内株への投資機会と言えます。現在、異端児リーマン属する会社の株価はかなり高い水準にあります。保有している株の評価額がガンガン上がっているのは保有資産としては大変喜ばしいのですが、逆にいうと、株価が高いため毎月定額で購入できる株数が少なくなってしまうというジレンマに遭遇してしまっております。 ここでは持株会のメリットとデメリットについてま…

  • 【早退関連40】老後の適正な間取りの考察

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、老後の適正な間取りについての話題です。老後の家族形態にはいくつかの種類があります。独身者で一人で暮らす方、夫婦で暮らす方、両親と同居する方などとなりますが、ここでは私が予定しております、老後に夫婦二人で暮らすケースにおける間取りについて考察していきたいと思います。 ①老後の住まいについて 老後の住まいのタイプとしては、大きくは以下に大別できそうである。 ◆持ち家ー戸建て◆持ち家ーマンション等(集合住宅)◆賃貸ー戸建て◆賃貸ーマンション等(集合住宅) ここでは持ち家VS賃貸論争については言及しないが、多くの持ち家の方は、子供が小さい間にマイホームを購…

  • 【その他7】スターアライアンス世界一周旅行

    お越しいただきありがとうございます。 本日は、世界一周旅行についてのお話です。 以前の記事で、異端児リーマンのバケットリストに、退職後すぐにスターアライアンス特典航空券による世界一周旅行に行くということをリストアップしておりました。 ↓以前の記事「バケットリストの更新」 hereticsalaryman.hatenablog.com 世界一周旅行の航空券は、一つの航空会社のフライトだけでは組むことが難しい(≒ルートが限定される)ため、航空会社のアライアンス(同盟)を活用する形が一般的です。 ANA(全日本空輸)が加盟しているスターアライアンス、JAL(日本航空)のワンワールド、デルタ航空や大韓…

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