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  • 晩夏に瀬戸内の離島を訪ねる⑤

    ちょうど良い酒量だったのか いや、何よりも楽しい時間だったのだろう ストレスのない朝を迎えた。 今朝も ハート型の玉子焼が lonely 57years oldの男には眩しすぎたが 躊躇することなく口に運び 朝食を終えて、 珈琲カップ片手に朝の海へ出た。 秋らしい雲が 夏との訣別を決定づける。 瀬戸内に浮かぶ小島で 残り2年のカウントダウンサラリーマンの 行く末でも考えてみようと思ったが 意外と頭が切り替わらない。 毎年夏が訪れるたびに タイトルに“夏”がついた文庫本を数冊買うのが 10年近くルーティンになっていて 読みかけの“夏”を読むことにした。 クズ・ワルしか出てこない 最低・・ と表紙…

  • 晩夏に瀬戸内の離島を訪ねる④

    波音をBGMに 過ぎ去った夏を惜しんで 恋人たちが語らう海辺のペアチェア。 そんな神聖なチェアに居座る 57years oldの男。 空港に向かって下降する エアから見ても 間違いなくシュール過ぎる絵だ。 いいんだ。 もう秋だ 海には誰もいない。 70年代にはそんな歌もあった。 琉球畳を敷き詰めた 洒落た民宿の部屋。 海が見えるテラス付きになると それなりにコストも必要だし たっぷりと海は堪能したから 良しとしよう。 夕食は鯛しゃぶだ!! 3連休なのに 今のところ客は自分ひとり。 気兼ねなく過ごせて 最高じゃないか。 思えば 気の利いた観光施設やスポットは必要ない。 潮の香りと さざ波の音を …

  • 晩夏に瀬戸内の離島を訪ねる③

    バイクを停めて 波打ち際まで降りてみた。 寄せては返す 波の音だけが聞こえる。 https://youtu.be/PYo7FeAwe3c そんなさざ波の音を聞きたくて 小島を訪ねたようなものだ。 砂浜に一人佇んでいると ウクライナのことも オリンピック疑惑のことも 国葬のことも 宗教団体のことも 小説の中の世界のように思えてくる。 全ての事象が 一人の人間が発端となり 周囲を巻き込んだことばかりだ。 巻き込み方が国家レベルだからスゴい。 やってることは 隣家の庭木の枝が塀を超えたからと 激怒して嫌がらせをしたり 子供が何かを欲しがるときに 「みんな持ってる」と 言うようことだったり 熱湯風呂の…

  • 晩夏に瀬戸内の離島を訪ねる②

    瀬戸内は元々雨が少ないこともあり 何とか台風の影響は受けずに この日を過ごせている。 島には125ccくらいが丁度いい。 時速30km程度でトコトコ走るのが楽しいし 気軽に止めて写真が撮れるのもいい。 デカイバイクだと ちょっと写真を撮るにも一苦労だし。 そのうち、齢を重ねると だんだんとダウンサイジングを せざるを得なくなるんだろうな。 だから、今のうちにビッグバイクに乗る意味は あるってもんだ。 サラサラとした美しい砂浜の海岸が続く。 夏が去ると人々も去ってゆく。 そんな人気のない海岸が 男一人旅にはお誂え向きだ。 島の周囲が30kmくらいだから 小豆島の4分の1程度だろうか。 観光客も見…

  • 晩夏に瀬戸内の離島を訪ねる①

    ワイパー効かない土砂降りの雨間もなく台風になる低気圧のちょうど外円辺りか何度かハイドロプレーニング現象でタイヤを取られそうになる。 しかし本日はOff日だ。 朝の珈琲を楽しみながら低気圧を越えて山道を進むと予想通り瀬戸内は薄日が刺している。 それにしても物凄い雨量で harley-davidsonでなく車で来て正解だ。孤高のライダー等と粋がってみても中身は小心な羊ライダーだ。瀬戸内の離島でマシーンを潮風に晒すのが嫌で今回はレンタルバイクをチョイスしていたのだ。 イタリアのベネリTNT125 いつもは300kgの巨体を転がしているが それに比べると もはやトイモーターサイクルと言って 過言ではな…

  • 今夏回想録⑤

    8月が終わりに近づいた頃 少し早い夏の終わりを見つけに 高原へとバイクを走らせた。 気持ちヒンヤリとした空気が肌を包み 少し灰色を帯びた雲の演出もあり 何となくの“夏の終わり”は 感じることができた。 エイヤーとばかりに決めた離島行きだが すんなりと行かないのが 昔から羊につきまとう 間の悪さである。 予約を入れた数日後に 各地で観光特割の再開が発表された。 数日違いで5000円近く安くなるのなら 「しまった!」と思うのが人情である。 すぐに予約をした宿に確認をしたところ 一度キャンセルをして 指定の旅行業者のサイトから 予約を入れるやり方があるとのこと。 通常はじゃらんや楽天が対象だが 今回…

  • 今夏回想録④

    何となく謎めいた窪みが 池になった高原を キャンプ場の下見に訪れた。 高原の景色を堪能するのとは裏腹に 夏の初めに見た 中国地方の離島の ホテル紹介のグラビアが 頭に焼き付いたままだ。 何度かプランニングを試みたが フェリーの時間と自分の休める日がネックとなり 離島行きは諦めたところだ。 海の近くで生まれ 潮の香りとともに育ったせいか 夏が来ると DNAに組み込まれた海が 体の奥底から私を呼ぶのである。 シルバーウィーク前半の3連休は うれしいことに連日出勤だったので 余計に後半の3連休を 有意義に過ごしたくなる。 私の健康ライフのインセンティブである 宿泊プレミアムでは 年間5泊まで40%引…

  • 今夏回想録③

    あんなに若い頃は 寝ても寝ても眠かったのに 今や下手すりゃ 2時間に一回は目が覚める始末。 それが、歳を取るということなんたろう。 そんなカウントダウンサラリーマンの 早起き病を活かして 今夏はウォーキングや早朝RUN(バイク)に 精を出してみた。 月に一回はオンライン ウォーキング大会15kmの部に 参加しているが だいたい5時前に出発して 7時過ぎに帰り着くパターン。 それは、それで暑くもなく 清々しくて気持ちもいいし、 何よりも一日が俄然長く感じる。 唯一の欠点は ランチ後や夕刻近くに 強烈な睡魔が襲ってくることだ。 そして、早朝RUNの目的は モーニングサービスだ。 近すぎてもだめだし…

  • 今夏回想録②

    この日は確か うどんの国の お気に入りの鶏天うどんを 目指して走った。 そして、またある日 Harley-Davidsonの ミーティングに参加したときも おろし温玉肉ぶっかけを 食らったなぁ。 そして、この日は 釜玉バターと鳥天うどん。 ただひたすら走って 数百円のうどんをすすって また来た道をひたすら帰る。 快適どころか 地獄の真夏ツーリング^^; クーラーの効いた部屋でどん兵衛 の方が遥かに快適なんだろうけど・・・ 渓谷の川面を眺めながら アイス珈琲で一息つく。 うどんとバイクと珈琲 そんな何気ない夏の日

  • 今夏回想録①

    このブログも更新できずに 駆け足で過ぎ去った夏を 回想してみようと思う。 この夏は各地で祭りやらイベントやらが 徐々に再開され 何かと気忙しい夏の日となってしまった。 それ自体は悪いことではないが、 リターンライダーとなって以来 夏のルーティンとなっていた ロングツーリングに行けなかったのが 唯一、心残りだ。 ここ数年、中四国・九州辺りが続いたので 丹後半島や北陸、軽井沢あたりに 食指が動いていたが 妄想に終わってしまった。 特に北陸や軽井沢は やはり晩秋がいいだろうし。 また、機会は訪れるだろう。 それでも、暇ができれば 日帰りでグルメ・ツーリングを 一人楽しんでいた。 鰻を食べたり 深山に…

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『羊と狼』カウントダウンサラリーマンのエレジー
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