担当制からチーム制の移行
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング Fukushi Vision Group株式会社の塚本です。本日は、組織体制や運営改革の一端となる訪問介護・訪問看護ステーションの『担当制からチーム制の移行』についてお話いたします。さて、今、ほとんどの訪問介護・看護ステーションでは、担当制ではなくチーム制を敷いているところが多いのではないでしょうか。むしろ担当制で運営しているところは、運営の限界と行き詰まりを感じているのではないかと思います。そこで、今日はこれから開業するステーションではなく、すでに開業している3年以上の訪問介護・訪問看護ステーションに向けて、担当制からチーム制への移行方法を解説したいと思います。まず担当制の概念からお伝えします。担当制というのは、基本的に一人の職員が一人の利用者を担当し、月あたり9割以上訪問する体制を定義したいと思います。これは、病院等の病室担当は異なり、1日あたりではなく、利用者が生きている限り、またサービスを利用し続ける限り半永久的に担当するという意味です。訪問看護計画書には、訪問予定者の名前が入ると思いますが、だからと言ってチーム制である
2024/04/13 09:08