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太田市
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2020/09/01

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  • 自転車日本一周旅を終えて

    旅が終わり、新たな日常へ 2020年9月8日。住んでいた長野県諏訪市を離れ、地元の群馬県太田市の実家から自転車日本一周旅に出た。 2021年10月17日。約1年と1ヶ月の時を経て、群馬県太田市に帰ってきた。 あっという間、とは言い難い程に、長い長い一年間だった。 この旅を経て、自分の何が変わったかと言われると、正直よくわからない。 たが、「自転車旅」というものに対する見解、そして日本各所の良さや悪さについては、多くの知見を得ることができた。 旅が終わったら、次なる目標は就職。 現在の学歴・職歴は、大学学部卒。約二年間の正社員。約1年間のフリーター。以上。 そして約一年間の空白期間(旅)。世間か…

  • 最終日・後日談 群馬県安中市~太田市

    ゴールしてから、色々してたら書くの遅くなっちゃいました。 最終日 碓氷峠を越えた先の安中市からスタート。 最後の野宿は、立派な東屋にて、テント設営無しの野宿。 恐らくこれからの人生、こういう場所で一夜を明かすことはもうないのだろう。 …多分。安中市から群馬県最大都市である高崎市へ。高崎駅前には見覚えのない、大きな歩道橋ができていた。 高崎市から国道354号線を走り、ゴールの太田市へ向かう。道中、大学時代の友人から連絡があり、なんとすぐそばの伊勢崎市に在住しているとのこと。 早速再会をすべく伊勢崎市へ。そして友人と再会。 この出会いが、この旅中最後の出会いとなった。 社会人として立派に日々を過ご…

  • 279日目 長野県茅野市~群馬県安中市

    まだ日が登る前の時間に起床し、早めに出発。湯みち街道を走り、国道299号の麦草峠を目指す。そして襲いかかる12%傾斜。 常に8~12%の傾斜が続き、かなりしんどい。 自転車が重すぎるので、押して歩く方が辛く、結局乗るしかない。湯けむり街道には、標高を表記した看板が。 どの辺まで登ってきたのかがわかりやすい。そして、麦草峠に入り、再び登る。 麦草峠にも標高表記看板がある。 長い長い登り坂を越え、麦草峠登頂。 これにて、標高の高い国道は全て制覇。麓の佐久穂町まで下り、再び299号に乗って秩父方面へ。しかし、進んだ先に飛び込んできたものはこれだった。 十石峠、通行止め。 正直、少し喜んでしまった。 …

  • 275~277日目 長野県辰野町~茅野市

    275・276日目は、小口邸にてお世話になっていました。朝から小口良平さんの奥さんに、立派なサンドイッチを作って頂いた。 めっちゃくちゃ旨い。ありがとうございました。他の時間は、息子の輪人くんと遊んだり、良平さんと語ったり。諏訪圏のソウルフードである、テンホウに連れて頂いたり、 辰野商店街にある、お洒落なカフェに連れて行って頂いたり。 本当にお世話になりっぱなしの二日間でした。2日目は、ガイドサイクリングのお仕事を、少し手伝わせて頂きました。 久しぶりの自転車ガイド。 やはり自転車のツアーは面白い。自転車ならではの景色・発見がある。 小口一家の優しさに包まれた二日間でした。ありがとうございまし…

  • 273・274日目 長野県小布施町~松本市~辰野町

    273日目 小布施町から出発。 千曲川沿いを走り、千曲市へ。今日は昨日の渋峠制覇の達成感から打って変わり、意気消沈気味。 何となくやる気が出ず、東京での傷心がぶり返したりと、すこぶるメンタル面が不調。 今までにもこういう日はたくさんあったので、そこまで狼狽えることもなかったのだが。とにかく前に進んで、旅を終わらせないとどうにもならないので、先へ進む。千曲市街地から国道403号線に乗り、長く続くキツイ登りを走る。連日の長距離走行や厳しい峠越えでかなり疲労感があったが、鞭を打って登る。 千曲市の姨捨(おばすて)。 長野盆地が見渡せる絶好の場所。夜景もかなり良く見えそうだ。暫し、8~10%程のきつい…

  • 271・272日目 栃木県日光市~群馬県東吾妻町~長野県小布施町

    271日目中禅寺湖のほとりからスタートし、少し登ると紅葉していた。 標高の高いところは色づきが進んでいた。戦場ヶ原を通過し、更に登って湯ノ湖と湯の滝へ。 名前の通り、硫化水素の臭いが強い。ここからもひたすら登り。標高の高い中禅寺湖から登り始めるから、多少楽かな~なんて思っていたが、全然キツイ。やっとの思いで、金精峠登頂! そして群馬県へ。まだ帰らないけど。下っていき、片品村から沼田市へ向かう。 沼田市を抜けて高山村方面へ、国道145号を使って向かったのだが、登りの傾斜がとんでもなく厳しい。 何で金精峠越えた後に、またこんなキツイ登りを走らなきゃいけないんだと泣き言を言いながら登る。何とか高山村…

  • 269・270日目 千葉県香取市~栃木県宇都宮市~日光市

    269日目目を覚まして撤収、朝飯を平らげたら早速利根川サイクリングロードをひたすら走る。 途中、江戸川サイクリングロードに乗り換えて北上。 江戸川を西側に渡ると、47県目となる埼玉県に突入した。 これにて、47都道府県すべてに足を踏み入れたこととなった。まあ流石に、埼玉県をかすめただけで終わらせるのもちょっとアレなので、後程また別の場所から突入予定。江戸川が利根川に合流し、その先で渡良瀬川や思川に分岐。この辺りに、群馬県・埼玉県・栃木県の三県境がある。 地元民なのに、この場所を知りもしなかった。 いや、知ってても行かなかったかもだけど。近くの道の駅でレモン牛乳アイスを食べる。 レモン牛乳大好き…

  • 267・268日目 千葉県富津市~いすみ市~香取市

    267日目 富津岬展望台よりスタート。 このやたら凝った作りの展望台は何なんだろう。展望台からの眺めはとっても良い。 富津から南下し、館山市へ。 館山市からはヤシの木が増え、リゾート感が増す。洲崎岬に到着。 ここから南端を目指す。フラワーロードを駆け抜け、先に進む。 館山市~南房総市~鴨川市は、暫くリゾート地のような雰囲気が続く。 東京湾は正直あまり綺麗とは言い難かったが、房総半島東海岸の海は美しい。 途中、勝浦市辺りにサイクリングロードがあったが、砂まみれでまともに走れる状態ではなかった。 鴨川市辺りから少々のアップダウンが続くも、そこまでキツくはない。今まで越えてきた数々の強烈なアップダウ…

  • 263~266日目 東京都台東区~千葉県富津市

    263日目は台風が接近。ゲストハウスに引きこもって休憩をし、台風が通り過ぎた夕方頃に、大学時代の友人と会いに外出。元気そうな姿の友人と再会し、色々とお話。 懐かしい気分と、時の流れを感じた。 264日目半年ほど前に沖縄の離島、波照間島・石垣島にて出会った方と再会しに新宿へ。 新宿といえば、学生時代に毎日通った場所。 あらゆる風景が懐かしく、変わった場所・変わってない場所を確認しながらノスタルジーな気分に浸る。 懐かしき定期券。これを使って通っていた。そして再会し、新宿御苑へ向かう。 新宿に毎日通っていたのに、新宿御苑は一度も行ったことがなかった。 敷地がかなり広く、新宿の摩天楼の中にこんな静か…

  • 262日目 茨城県行方市~東京都台東区

    霞ヶ浦湖畔で朝を迎え、橋を渡って西へ進む。 霞ヶ浦の周囲は非常に走りやすい。 交通量も少なく、所々サイクリングロードも整備されている。 流石は茨城県、自転車に力を入れているだけある。土浦市から南下し、牛久市へ。 牛久市といえば、牛久大仏。 やはり何度見てもデカイ。 写真だとどのくらいの大きさなのか分かりにくいが、少し離れた場所でも、姿が見えるほどに大きい。 牛久大仏の近くには、良い雰囲気のハイブランドモールがあった。 まあ、僕にはあまり縁のない場所なのだが。更に進み、46県目となる千葉県に突入。 とは言っても、今回は東京都へ向かうので通過するだけ。 また後程房総半島を一周する予定。ここからは街…

  • 259~261日目 栃木県那須町~那須塩原市~茨城県常陸大宮市~行方市

    259日目那須町から那須塩原市に移動し、元職場で一緒に働いていた方のご自宅にお世話になることに。 このご時世の中、本当にありがとうございます。色々と那須の観光地に連れていって頂いた。 まずは殺生石。 辺りには硫化水素の臭いが漂い、何となく恐山っぽい雰囲気。そして塩原のもみじ谷大吊橋。 橋がかなり長く、高い位置に架かっており、下がよく見えるのも相まってかなり怖い。高所恐怖症の人は渡れなそうだ。そして、夕飯もご一緒させて頂いた。お互いのこれまでのこと、これからのこと。 色々なお話をした。 こうやって、元職場の方と会ってお話ができるということは本当に素晴らしいことだと感じ、自分は本当に回りの人に恵ま…

  • 256~258日目 福島県伊達市~飯舘村~田村市~栃木県那須町

    256日目 伊達市からスタートし、峠を越えて海沿いへ。 相馬市、南相馬市を走る。 海沿いはかなり開けた風景が多く、場所によっては北海道のような風景も広がっていた。 かつての三陸海岸のような、津波に流されたような跡はそれほど目立たなかったが、原発事故の影響を強く受けた場所である相馬地域。 現在は、そんな過去を感じさせないくらいには活気が戻っていたように感じた。南相馬市から浪江町へ行こうかと思っていたが、放射能の影響による通行止めの範囲が気掛かりだったので、福島県の道路交通課に電話で問い合わせてみた。 すると、やはり浪江町・双葉町・大熊町周辺の国道は二輪車は通行禁止とのことだった。窓を閉められる四…

  • 254・255日目 福島県会津坂下町~福島市~伊達市

    254日目河原で野営していたら、夜に警察の方から久しぶりに職務質問を受けた。去年大分県で野宿してたとき以来だ。身分証明を済ませ、色々聞かれる。 「お金貯めてから旅に出たのに、宿泊するお金は無いんだね。」と言われたときは少しイラッとしたが、まあ宿に泊まらずに外で寝ること前提の旅なんて、普通に生きていたら理解できないものなので仕方ない。 早朝4時に起き、5時頃から走り始める。 稲穂に映える美しい朝焼けを眺めながら、会津若松市へ。 小京都感のある、古風な街並みが美しい。先に進み、猪苗代へ。 猪苗代湖と、磐梯山の風景。 地元の隣の県でありながら、こんなに良い風景がある場所だったことを知らなかった。幼少…

  • 253日目 山形県米沢市~福島県会津坂下町

    米沢市からスタート。朝に米沢市街地を走ると、地元の高校生がちらほら。 ママチャリのハンドルを上げて鬼ハンにして走っている子が多くて驚く。あれは北関東限定文化かと思っていた。 正直言ってめっちゃくちゃダサいし田舎臭いのだが、このスタイルを純粋にカッコいいと思い込んでるちょっと悪ぶってる高校生が、なんとも可愛らしく見えて、見る度に笑いを堪えていた。市街地を抜けて峠道に入り、暑い中登り続ける。 峠の頂上には4km程の長いトンネルが。その長いトンネルを抜け、43県目となる、福島県に突入。 遂に東北地方最後の県。 因みに、米沢市から会津方面へ抜ける道にはもうひとつ、「西吾妻スカイバレー」というキツイヒル…

  • 251・252日目 宮城県仙台市~蔵王町~山形県米沢市

    250日目は、台風の為仙台市にて停滞。 251日目仙台市を足早に抜け、蔵王へ向かう。 宮城県は、正直走っていて危険な目に合うことが多かった。 なんというか、車の運転が怖い。僕がブレーキをかけないとぶつかるタイミングで前に割り込んできたり、こちらが直進していても対向車が僕に向かって右折してきたり、僕を追い越す時にスレスレで通り抜けたり、車道を走っているだけで邪魔だとばかりにクラクション鳴らしてきたり…。 偶然そういうドライバーに出会っただけかもしれないけど。 いくつかの峠を越えて、蔵王エコーライン入り口へ。 三連休の中日なので、中々交通量が多い。エコーラインを登っている最中に日が暮れそうになった…

  • 248・249日目 岩手県陸前高田市~宮城県石巻市~仙台市

    248日目陸前高田市よりスタート。 ここは、東日本大震災の時の津波被害が一番大きかった街。 市内を少し見て回る。 海沿いに広さが更地。恐らく、震災前はこの辺りに市街地の中心があったのだろう。釜石市等も、こういった海沿いに更地が広がる風景はあったものの、ここまで顕著ではなかった。外から来た人間である僕にはきっと想像もつかないくらい、多くの物や人々が海によって奪われ、計り知れない絶望があったのだろう。現在、陸前高田の市庁舎や病院等の機能は、山麓の高台に移されている。 この場所に、新たに近代的な街が形成されている。 これだけ多くが奪われても、また新たに前に進むことができる。そういったところに、人間の…

  • 246・247日目 岩手県宮古市~山田町~陸前高田市

    246日目起床、撤収をして近場の公園へ。 公園で自炊をしていると、地元のおばあちゃんに話しかけられ、イカ刺しを頂きました。 ありがとうございました!!今日は本州最東端のとどヶ崎へ。とどヶ崎は、宮古市街地から少し南にある重茂半島に存在する。 して、重茂半島に突入すると、早速厳しいアップダウン。 道中は所々、8月豪雨の影響による崩落箇所があった。 とどヶ崎へ向かって走っていると、バイクの方から話しかけられ、同じ目的地だということで、現地でまた会いましょうという形に。林道のような険しい県道を走り、とどヶ崎の入り口へ。 ここからは登山道となるので、自転車を置いてとどヶ崎へ向かう。 自転車から離れて歩き…

  • 244・245日目 青森県八戸市~岩手県野田村~宮古市

    244日目 八戸市にて、以前からSNSで僕を応援してくださっていた方より連絡があり、差し入れと餞別を頂きました。 ありがとうございました!!早速三陸に向かおうとしたが、その前に自転車を整備。 ホイールのスポークのテンション調整と、フロントの変速調整。 変速調整は結局上手くいかず。もう変速機が駄目らしい。そんなこんなしていたら、かなり時間を食ってしまい昼前に。 三陸海岸起点(Wikipediaより)の鮫角より三陸海岸縦断をスタート。 スタートして早速、細かいアップダウンの連続。 平坦区間は非常に短く、常に登っているか下っているか。まだ傾斜が緩いのでそこまでキツくはないが。岩手県に再び突入。 国道…

  • 242・243日目 秋田県鹿角市~岩手県盛岡市~青森県八戸市

    242日目 鹿角市からスタート。 朝早くから走り始め、ひたすら八幡平へ向けて登る。途中、地元農家の方から桃を頂きました。 またしても美味しい桃を頂いてしまった。本当にありがとうございます。中程度の勾配の登りをひたすら走る。 頂上が近づくと、森林限界となり、高原の風景に。休みながら登り続けること数時間、頂上に到達。 そして41県目となる、岩手県に突入。八幡平山頂が歩いていける距離にあったので、山頂へ向かう。 尾瀬のような雰囲気。 沼や湿原を眺めながら歩き、山頂に到達。 山頂付近の沼の透明度が非常に高く、美しい。 八幡平から岩手県方面へ下り、八幡平市へ。そこから更に南下し、盛岡市へ。 十分にお腹を…

  • 241日目 青森県新郷村~秋田県鹿角市

    予報通りの雨。 雨が弱まるまで待ち、十和田湖方面へ登る。登って行くと、迷ヶ平という場所に到着。 ドライブインやらがあったが、かなり古びた建物で、廃墟となっている建物もいくつかあった。人の気配は皆無。雨が少し強くなったので雨宿りをしていると、なにやら「迷ヶ平の伝説」と書いてある石碑を発見。 なんやこれ。 写真だと小さすぎて恐らく読めないとは思いますが、実物も文字が小さくて読みにくい。 暇潰しに全部読んだのだが、とりあえず方言がキツイのと口が悪いことがよくわかった。そして、十和田湖へ。 非常に透明度が高く、美しい。 恐山の宇曽利山湖といい、この辺りにある湖の透明度は目を見張るものがある。かなり強い…

  • 239・240日目 青森県むつ市~三沢市~新郷村

    239日目 朝目覚め、ほのかちゃんと一緒に食事を摂り、出発準備。 僕はこれから東へ、ほのかちゃんは西へ。 ということで、ここでお別れ。 二人で旅をしていて、本当に楽しかった。 一緒に走ってくれてありがとう。良い旅を!! むつ市街地から東へ。 この看板も3ヶ月振り。むつ市を抜け、東通村へ。 下北半島の北東の端にある「尻屋崎」を目指す。中程度のアップダウンを越え、尻屋崎へ。 何となく、与那国島っぽさを感じた。馬がいるところも。 ここからでも、北海道の渡島半島・函館が見える。 北海道を臨むのはこれで最後。最後にしっかりと目に焼き付ける。そして、下北半島の東海岸へ。 今日は海の透明度が高い。途中、SN…

  • 236~238日目 北海道函館市~青森県大間町~むつ市

    236日目は函館に滞在。6月、函館に渡ってきた時もお世話になった、ゲストハウスのTuneさんのスタッフと歓談。 3ヶ月振りだったが、ちゃんと僕のことを覚えてくれていて嬉しい気持ちになる。昼時、ラッキーピエロのオムライスが食べたくなったので、スタッフの皆と一緒にテイクアウトで注文。 これは旨い!かなり量が多く、夕飯があまり入らないくらいだった。その後は函館をぶらついたり、ゲストハウスでのんびりしたりして過ごす。 夜、函館の夜景を見に行こうかと自転車を出したが、函館山は時間帯関係なく自転車は通行禁止だったので断念。いずれまた来たときに。 237日目昼前までTuneさんでゆっくりし、昼飯にTuneさ…

  • 234・235日目 北海道ニセコ町~森町~函館市

    234日目朝起きると、まあまあ冷え込んでいた。 気温を見てみると、9℃。まだ9月頭だというのに、もう一桁になるのか。ニセコ町の町並みを眺めに行く。 山々に囲まれた美しい町並み。こういう雰囲気はとても好き。折角なので、ニセコの風景を眺めにニセコアンヌプリ方面へ登る。 そして、ニセコパノラマラインを走る。 最高!! やはり僕は山に囲まれた地形が好き。ニセコから蘭越~黒松内~長万部まではアップダウンの連続。休み休み進む。長万部にて、海沿いの平坦な道になる。 なんとも夏らしい風景。長万部から更に南下。 夕方頃、八雲町に到着。 時間的にはもうここで野営地を探しても良かったのだが、何だか無性にもう少し走り…

  • 232・233日目 北海道室蘭市~喜茂別町~ニセコ町

    232日目朝、強風で目覚める。 今日は伊達方面へ進むのだが、目の前の白鳥大橋は自転車では渡れないので、しぶしぶ東室蘭に戻って折り返す。途中、地元室蘭の方から、「ブログ見てるよ!」と声を掛けて頂き、道案内をして頂きました。ありがとうございました!!強い向かい風に立ち向かい、室蘭を後にする。 室蘭から海沿いの道を進み、伊達市へ。 道中は厳しい向かい風。大型トラック等の超大型車に抜かされると、風圧でハンドルが取られる。負けじと必死にハンドルを握り、ペダルを回す。伊達市に到着。 伊達市から、内陸部へ登ってゆく。壮瞥町に入った辺りで、お姉さんからおにぎりの差し入れを頂きました。ありがとうございました!!…

  • 231日目 北海道白老町~室蘭市

    8月30日、冒険家の日(僕が決めたわけではなく本当にそう)。 誕生日を迎え、27歳になりました。 早朝、雨の音で目が覚める。 昨夜の天気予報では、雨予報は出ておらず、いつも通りに屋根のない場所でテントを設営していたので、モロに雨を食らってしまった。やがて一旦雨が止んだものの、このあとに更に強い雨が降る予報が出ていたので、慌てて撤収して屋根の下に避難。時刻は早朝5時前。やがて雨が上がり、晴れたのでスタート。 室蘭方面へ向かう。途中、めちゃくちゃデカイ熊に遭遇。 造りもんですが。野営中に降られたとき恒例の、テント乾かす時間。 テントを乾かしがてら、コンビニに寄る。 購入したアイスに貼られたシールが…

  • 229・230日目 北海道新ひだか町~むかわ町~白老町

    229日目朝、膝の調子が良さそうだったので、湿布を貼り直し、テーピングを巻いて出発。 柔道をやっていたときに身に付けていた、関節稼働を制限するテーピングの巻き方の知識が、まさか役に立つ時が来るとは…。静内の町へ10km程走行するも、特に問題はなし。 だが、油断はできないので、今日は静内で暫くゆっくりすることに。 朝食に、駅構内の立ち食いそば屋さんへ立ち寄る。中々旨い。溜まっていた洗濯や、必要なものの買い物をしたり、暫くゆっくりと過ごす。 昼過ぎに静内を出る。 日高の美しい海岸線を駆け抜ける。 膝は痛くならなかったものの、やはり長時間乗っていると少し違和感が。 次にライダーハウスに泊まった時に、…

  • 227・228日目 北海道様似町~新ひだか町

    227日目泊めて頂いたおばあちゃんの家で、朝はゆっくり過ごさせて頂いた。 雨が上がり、晴れ間が見えた頃に出発。何から何まで大変お世話になりました。ありがとうございました!!様似町から苫小牧方面に向かう。隣の浦河町の町並みが美しい。 浦河町から先に進もうとすると、膝の横側、裏側が激しく痛む。 これはまずいと思い、とりあえず近場の温泉施設で長時間休憩。そしてまた再開するも、やはり痛みがキツイ。 これはもう今日は厳しいと思い、近場にある無料ライダーハウスまでにすることに。そこまでは、痛む右膝裏を庇い、殆んど左脚のみで漕いで進んだ。なんとか、新ひだか町の無料ライダーハウスに到着。 水道と電気が使えるプ…

  • 225・226日目 北海道帯広市~広尾町~様似町

    225日目 8/24午前10時頃に、ヤドカリの家から出発。 オーナーさん、奥さん、宿泊者の方々。色々な方々に見送られながら、走り出す。 本当に、長い間お世話になりました。ありがとうございました!!!走り出してからはどうにも天気が悪く、霧雨のような弱い雨が降ったり止んだりを繰り返していた。帯広市の南にある観光スポット、幸福駅へ訪れる。 現在は廃線となってしまっている、広尾線にあった駅。「愛国から幸福へ」というフレーズで有名になった観光スポット。幸福駅を後にし、ひたすら何もない十勝平野を走り続ける。 ここまで見通しの良い平野は、北海道の中でも十勝くらいだろう。 十勝最南の町、広尾町に到着する頃、予…

  • 帯広滞在期間のこと

    大変ご無沙汰しております。先日、漸く短期アルバイトが終わりました。仕事内容は、人参、大根の選別・箱詰め作業をしておりました。 正直、単純作業が苦手な僕にはかなり辛い仕事でしたが、仕事が貰えるだけでもありがたいので、何とかやりきりました。帯広滞在中は、ライダーハウス「ヤドカリの家」に滞在していました。 時々の休日には、帯広のグルメを巡ったり。 カレーのインデアン。廉価で旨い。名前的にインドカレーをイメージするが、写真の通り、普通の日本家庭のカレーの味。そして帯広といえば、豚丼。 「とん太」「豚はげ」「鶴橋」という三店舗を巡る。どれも味が違い、どれも旨い。そして、甘味。 六花亭本店限定のサクサクパ…

  • 223・224日目 北海道釧路市~白糠町~帯広市

    223日目午前中は釧路市でゆっくり。 午後、雨が中々上がらず、出発が遅れる。 いくら待っても止みそうになかったので、仕方なくレインコートを着て出発。釧路市内を少し回る。 北海道は、このくらいの規模の街がかなり点々としているので、ついついこういう街では足が止まってしまう。隣の白糠町へ向かうが、途中で後輪がパンク。 ショッピングモールの駐車場で修理。そんなこんなしているとき、かつて沖縄の与那国島で出会った大学生から連絡が。なんと今釧路市付近にいるとのことだった。彼は車だったので、こちらに着てもらい、合流。今日は同じ場所で野宿しようとの話になっつので、一緒に白糠町へ。 白糠町で合流し、一緒に海辺でジ…

  • 220~222日目 北海道浜中町~標茶町~釧路市

    220日目霧多布のキャンプ場でゆっくり過ごし、もう今日は停滞しようかな~なんて考えていたが、ふと天気予報を見ると、2日後から雨予報。 これは街に移動した方がいいなと考え直し、重い腰を上げて標茶町へ向かう。霧多布湿原を望む。 霧の原因はやはり湿地なのだろうか?アップダウンの多い南海岸を走る。 所々、美しい景観に目を奪われる。 道東は、こういった北海道らしい風景が非常に多い。隣町の厚岸町へたどり着き、そこから標茶町へ。 今日は標茶町で野営。 221日目朝は霧雨。 止むのを待ち、止んだ頃に出発。 釧路市へ向かう。釧路湿原を見るために遠回りをしていたが、なんと向かった先の道が通行止め。 仕方ないので、…

  • 218・219 北海道中標津町~根室市~浜中町

    218 日目中標津町から根室へ向かう。 町以外の道東の風景は、広大な牧草地。 別海町の中春別という地域で、突然大勢の子どもたちから「頑張れー!!」と応援頂いた。 すると、先生らしき人が現れ、「追い付いた!応援しにきました!これどうぞ!!」と差し入れを頂きました。 なんて暖かいんだろうか…。ありがとうございました!! 大勢の方々に応援されて、ちょっと照れ臭くなってしまった。アップダウンの多い道を走り、別海町を抜け、根室市の外れへ。途中の道の駅で風蓮湖を眺める。 そして根室市街地に到着。根室市も、小樽市や紋別市と似たような坂の街だった。 また、街のあちらこちらに、キリル文字の看板が見られた。 恐ら…

  • 余談 みんな必要以上に熊を怖がり過ぎじゃね?

    余談です。 北海道を走り、道東・知床を訪れて思ったこと。それは、地元北海道の人も、そうじゃない人も必要以上に熊を怖がり過ぎじゃね?ってこと。まず第一に、熊は人間の天敵ではないということ。多分、熊に殺された人間よりも、人間に殺された熊の方が多いんじゃないだろうか? 大抵、熊と人間が相対すると、熊の方が逃げ出す。勿論、熊が興奮して襲ってきたり、極稀に人間を補食目的や食糧を奪う目的で襲ってくることも無いわけではない。 だからこそ、正しく恐れる必要はある。 熊と相対した際に、興奮させないようにどうすればよいか、また万が一襲われそうになったらどうすればよいか。その知識は持ち合わせて良いだろう。だが、「熊…

  • 216・217日目 北海道清里町~羅臼町~中標津町

    216日目朝起きると気温が低く、霧が凄い。 殆んど何も見えない。霧の中から車が飛び出し、また霧の中へと消えて行く。斜里町に入る頃には霧が晴れ、視界が回復。 この先には有名な道路、「天に続く道」がある。 走っていくと、目の前に凄い坂が。 この坂を登りきって、後ろを振り向くと天に続く道になっているというもの。そしてこちらが、天に続く道。 うーーーーん?? 写真だとかなり微妙な感じだが、生身で見ると中々迫力はある。今日は悪天候なのも相まって、天に続く感はあまり感じられなかった。そして知床半島へ。 知床半島といえば、自然世界遺産。 北海道に生息するヒグマの大半はここに生息しているとのことだ。知床半島を…

  • 213~215日目 北海道網走市~弟子屈町~清里町

    213日目網走市から出発。 隣の大空町へ。メルヘンの丘という、とても見晴らしのいい場所があった。 美幌へ向かうと、道中にあったバス停にこんな張り紙が。 完全にキレてますねこれは…。まあポイ捨てはする人が100%悪いけど、流石に北海道はゴミ箱置かな過ぎだとは思う。道の駅はおろか、自販機の隣にさえ、一つもゴミ箱がない県は北海道くらい。 観光客来ればゴミが出るのは当たり前なんだから、ポイ捨て減らしたいならまずゴミ箱は設置すべきだと感じる。そして美幌峠へ。 緩い傾斜の登りがダラダラと続く。 気温がかなり高く、30℃を超えていた。熱中症に注意し、水分補給や休憩を挟みながら登る。そして美幌峠頂上へ。 眼下…

  • 210~212日目 北海道紋別市~北見市~網走市

    210日目紋別市から出発し、北見方面へ向かう。湧別町に入り、サロマ湖へ。 かなり浅い湖のようだ。サロマ湖から北見市へ向けて南下。 気温がかなり上がり、日差しがキツくなる。 数日前は寒さに震えていたのに、今度は暑さで苦しめられる。これが北海道か…。熱中症に気を付けながら、日陰を見つけて休憩を挟みつつ進む。北見市の留辺蘂(るべしべ)に入ったところで、お馴染みのセイコーマートがあったので休憩。休憩していると、地元の方に声をかけて頂き、差し入れを頂きました。 ありがとうございました!!そして北見市街地に到着。今日はここまで。夕食を買いにスーパーに出向いたら、こんなものを発見。 玉ねぎ生産量トップは、勝…

  • 208・209日目 北海道猿払村~雄武町~紋別市

    208日目最北の村、猿払村を出発。 相変わらずの向かい風だが、昨日よりも半分くらいの風速5mとなっていた。これなら何とかまともに進める。猿払村~浜頓別町には、かつてのオロロンラインのような、地平線が見える何もない道路、通称「エサヌカ線」が存在する。天候は曇りだったが、折角なので国道を逸れてエサヌカ線へ。 なるほど、オロロンラインとは違う雰囲気。 遠くにうっすら山々が見えるので、オロロンラインのような本当の地平線ではないが、こちらも壮大。 …そして、やはり飽きる。当然、風景に変化はほぼなし。エサヌカ線を抜け、浜頓別町へ。 ここからはオホーツク海岸線。進んでいくと、次は枝幸(えさし)町。 海が美し…

  • 206・207日目 北海道礼文町(礼文島)~稚内市~猿払村

    206日目夜ぐっすり寝れたものの、やはりまだ脚の筋肉痛が強い。とりあえず、野宿場所から澄海岬へ向かう。礼文島北部は殆んど樹林が存在せず、高原のような風景が広がっている。 長野県在住時代によく走りに行った霧ヶ峰高原を思い出す風景。澄海岬に到着。 断崖絶壁と海を見渡せる美しい岬。 晴れていればもっと美しい風景があったかもしれないが、仕方なし。ゆっくりとフェリーターミナルへ戻る。 時間的にかなり余裕で、まだ礼文島を回る時間はあったが、脚の筋肉痛や疲れが大きかったので休養とした。やがてフェリーが到着し、稚内へ向けて出港。風が強いからか、やたらと波が高く船が大きく揺れていた。 酔うこともなく稚内市に戻り…

  • 204・205日目 北海道利尻富士町~礼文町

    204日目激しい筋肉痛で目を覚ます。 脚を中心に、あちこちが痛い。 やったことのない本格的な登山をやったので当然。今日は、先日稚内で出会って仲良くなった方「シンゴさん」からお遊びの誘いが来ていた。朝9時頃、シンゴさんとそのお仲間の方2人がE-バイクを積んだハイエースで迎えに来てくださった。 乗り込んで利尻山の山麓へ。山麓の林道に到着し、貸して頂いたE-バイクで砂利道を走行。 かなり砂利が大きく、厳しい悪路。E-バイクの電気の力で何とか進むも、小径車故に自転車が暴れまくる。そして、山麓の絶景スポットへ。 ここにある大きな雪は、真夏でも解けない万年雪だそうだ。川を流れる雪解け水は、そのまま直飲みO…

  • 203日目 北海道利尻富士町

    起床し、朝の利尻富士を眺める。 今日はこれを登る。ということで、登山口まで自転車で登る。 200m程登ったところで登山口へ。 自転車を置いて、ちょっとトイレに行っていたら、またカラスに食糧をやられてしまった。 このファスナーをしっかり閉めていたにも関わらず、くちばしで開けられてしまった。どこまで利口なんだ。 仕方ないので食糧は全て、人間の手でしか開けられない場所に移動。いざ出発! 少し進んだ先にある、甘露泉水という湧水を水筒に1.5L汲む。 この水はめちゃくちゃ旨い!いよいよ登山となり、鬱蒼とした森の中を登る。 4合目。 そして5合目。ここまでは相変わらず森の中。 所々道が1人分の広さしかない…

  • 202日目 北海道稚内市~利尻富士町(利尻島)

    昨晩、稚内駅にて偶然出会った、翌朝利尻島へ向かう方と仲良くなる。一緒に駅構内で野宿しようとしていたところ、まさかの閉め出されてしまう。 仕方ないのでフェリーターミナルの方に移動し、そこで二人で野宿。早朝、フェリーターミナルが開き次第利尻島行きのチケットを購入し、乗船。利尻島へ渡る。利尻島に上陸し、とりあえずいつも通りに時計回りに一周する。 空は曇っていて、気温は12℃とこの時期にしては低め。冷たい北風が吹く。やがて、雲が去り空が晴れ渡る。 そして現れる美しい海岸線。 海の透明度が高く、青く輝いていた。雲に隠れていた利尻富士も徐々に見え始める。白い恋人の丘という場所に行く。 白い恋人は、あの有名…

  • 201日目 北海道遠別町~稚内市

    起床すると、強めの霧雨。 昨日の時点での予報は曇りで、今現在も曇りと表示されているが、雨。まあよくあることだ。濡れたテントはやむなしビニール袋に入れて収納し、出発。隣の天塩町に到着した頃には、雨が上がり曇りとなる。 ここから稚内市まで、70km程何もない道が続くので、天塩町で買い物を済ませる。テントを乾かし、いざ出発。再びオロロンラインに突入し、道道の「天塩~稚内道路」を走る。 最初は今までのオロロンラインと大差ない風景が続くが、少し走っていると景色が一変。 規則正しく並ぶ風車と利尻富士、どこまでも続く直線道路が現れる。 左手に利尻富士、右手に風車という贅沢な風景。風車を越えると、サロベツ湿原…

  • 199・200日目 北海道旭川市~秩父別町~遠別町

    199日目 天候がイマイチだったので、午前中は旭川市で過ごす。 北海道第2の都市というだけあって、街の規模はそこそこ大きい。人口も約33万人(令和3年現在)ということで、地方の県庁所在地並。 …札幌との差が大きすぎるだけで。午後より旭川から深川市方面へ南下する。 国道12号線にらサイクリングロードがあったので、走ってみる。 道を見る限り、どうやら旧国道のようだ。走っていると、道路脇にキツネが現れる。 今までも何度かあったのだが、北海道は街から離れると野生のキツネに遭遇することがある。 とっても可愛らしいのだが、噂によると食糧を奪われることも多いらしい。要注意。そして旭川の景勝地、神居古潭へ。 …

  • 198日目 北海道芦別市~旭川市

    芦別市から、緩やかな傾斜を越えて富良野市へ。 山あいに広がる盆地。 景色が抜群に良い。とりあえず、Twitterのフォロワーさんから紹介してもらった富良野チーズ工房へ。 チーズソフトクリームを食べる。 中々旨い。チーズ工房でチーズの製造過程を見学し、売店にてふらの牛乳と小さなチーズケーキを購入。 このふらの牛乳が、今までに飲んだどんな牛乳よりも美味しかった。 脂肪分が多く、クリーミー。それでいて、後味はスッキリ。最高の牛乳だった。チーズ工房を後にし、富良野市街地へ。 富良野マルシェへ向かうと、気温計が置いてあった。 31.6℃。道理で暑いわけだ。 富良野は盆地なので、フェーン現象も発生してより…

  • 196・197日目 北海道札幌市~江別市~芦別市

    196日目 朝、ミスターバイシクルさんにて朝食を用意して頂く。本当にありがたい限りです。お世話になったマスターの元から出発。ありがとうございました!!本日も天気は良し。札幌市の街並みは、角度のついた家が建ち並ぶ異質な風景。 札幌市のモールで、自転車を置いて買い物をしていたら、戻ってきた時に自転車にメッセージが貼ってあった。 なんと暖かい…。こちらこそ元気を貰いました。ありがとうございました!!!札幌市を走っていると、石川県で会った日本一周チャリダーと偶然再会。 お互い、まさかまた会えるとは思っていなかった。 彼は既に北海道をほぼ回りきっており、これから函館に戻って本州へ戻るとのことだった。 良…

  • 194・195日目 北海道泊村~古平町~札幌市

    194日目24耐明け、1日死んだように休み、夜もまたしっかり寝る。朝目覚めるも、まだ疲れは残りまくり。 もう1日停滞休むかと思ったものの、食糧が少なくなってきた上に、周辺に食糧調達できるスーパー等が無い為、やむ無し移動することに。移動する前に自転車の点検。 すると、後輪のスポークが一本折れていた。 よくあることなので、こんなときのために用意していた予備スポークで修理。修理……………しようと思ってたのに持っていたはずの予備スポークが無い!!!!どうやらどこかで失くしてしまったらしい。 いや、普通スポークなんか失くすか???? 僕は昔から頻繁に物を失くす癖があった。 物を無意識にどこかに置いて、ど…

  • 192日目 北海道函館市~泊村

    北海道に詳しい方なら、タイトルに違和感を感じるかもしれません。函館市から泊村。直線距離でも、200km近くある。 ……そう、僕はとある挑戦をしていた。 その挑戦とは、「24耐」。24時間耐久走の略。 その名の通り、寝ずに24時間走り続けるという狂気の行事(?)。数々の日本一周チャリダーの中でも、ほんの一部の変態しかやらない。 僕は、24耐を最初から北海道でやると決めていて、そのコースは函館~渡島半島時計回りに決めた。 4泊と、長い間お世話になったゲストハウスより出発。 出発時、ゲストハウスのスタッフさんから頂きました。最後まで、ありがとうございました!!スマホのストップウォッチを起動し、いざ走…

  • 189~191日目 北海道函館市

    189日目久々の布団で快眠(毎回言ってる)。今日は函館をフラフラ散策。 とりあえずセイコーマートに寄ってカードを作る。 恐らく、これから何度も利用することになるだろう。110円くらいのパスタを買うことがありそうな予感。徒歩で函館市街地を回り、五稜郭公園へ。 この城跡は、上から見ると星形になっていることで有名。 上から見下ろすことができる「五稜郭タワー」は、残念ながら閉館。まあ仕方ない。そしてお昼は函館にしかないコンビニ、「ハセガワストア」へ。 ちくわのパンが旨い。ちくわ大好きな僕、歓喜。 やきとり弁当というものを売っているが、肉はなぜか豚。一旦ゲストハウスに戻り、夕方頃に自転車に乗り換えて函館…

  • 188日目 青森県大間町~北海道函館市

    大間崎付近の無料キャンプ場にて朝を迎える。 気温はかなり低く、朝方は一桁だった。 関東の方はかなり熱くなっているので、やはり青森県は寒いんだなと実感。快適なキャンプ場で、のんびり自炊や自転車メンテナンスをしてからすぐそばにある大間崎へ。 これにて、本州の4端は残すところ最東端のみ。この後に徒歩ダーのたいちょうさんと合流。 一緒に大間のマグロを食べに行く。 なんだこれ!!めっちゃくちゃ旨い!!!!旨すぎる!!!!!マグロが舌の上でとろけ、甘みすら感じる。こんなに旨いマグロは初めてだった。感動。 そしてなんと、こちらはたいちょうにご馳走頂きました!同じ旅人の身でありながら…。本当にありがとうござい…

  • 186・187日目 青森県青森市~むつ市~大間町

    186日目青森市からスタート。 しっかり休んだので調子を取り戻す。走り出した時は曇りだったが、すぐに雨。レインコートに着替えて、雨装備を整えて走る。野辺地を越え、下北半島へ突入。 津軽半島と同じく、半島に入った瞬間に何もない景色に。天気が安定せず、突然土砂降りになったり、また晴れたり曇ったり。 その度に装備を切り替える。面倒くさい。走っていると、ロードバイクとマウンテンバイクの二人組に声を掛けて頂き、休憩所にて色々とお話。 その際、差し入れもたくさん頂きました。 ありがとうございました!!東北の方々もとっても暖かい…。やがて、対岸に津軽半島が見えるように。 ひたすらまっすぐ続く道を走り抜け、む…

  • 184・185日目 青森県深浦町~外ヶ浜町~青森市

    184日目夜中、予報通り雨が降っていたが、朝になるとすっかり晴れ渡る。撤収や朝食を済ませ、鰺ヶ沢へ向けて出発。鰺ヶ沢町にある、わさおの家へ。 そう、志村動物園で有名になったあの「わさお」だ。 今はもうわさおはいないが、代わりに「ちょめ」ちゃんがいた。そしてこの場所にて、福井県から何度も一緒に走っていた森のかいと君と本当のお別れ。 こんなにたくさん二人で走ったのは初めてだった。ずっと一緒に走っていたわけではないが、かなり長い距離を共にした。 恐らくこの旅中では、もう会うことはないと思われるが、お互い旅が終わった後に、また再会したい。かいと君、ありがとう!お元気で!!よい旅を!!!かいと君は弘前市…

  • 181~183日目 秋田県にかほ市~潟上市~八峰町~青森県深浦町

    181日目めちゃくちゃ快適な、道の駅の24時間空いてる休憩所にて野営。今日はかいと君と共に秋田市へ向かう。途中の道の駅で、ずっと気になっていた秋田県銘菓のバター餅を買って食べてみる。 めちゃくちゃ甘くて美味しい! …のだが、かなり甘味が強くて重たく、すぐに飽きが来る味だった。これはかなり好みが別れそうだ。僕は好き。由利本荘市から秋田市までの海岸沿いの道は、何となく島根県の石見地方を彷彿とさせる。何とか弱っていたタイヤがバーストすることもなく、秋田市へ到着。早速自転車屋さんでタイヤを交換し、昼ごはんへ。 秋田市では親子丼が美味しいとのことで、親子丼を食べに行く。 これは旨い!!卵、鶏肉、お米すべ…

  • 179・180日目 新潟県新潟市~山形県鶴岡市~秋田県にかほ市

    179日目小雨と曇りを繰り返す天気の中、新潟市から山形県へ向けて出発。新発田市~胎内市~村上市といった感じで進んでいく。 最後の新潟県となる村上市。 村上市…というと、旅人の間では語り草になることがある。 そう、宗教勧誘だ。僕は計三回、宗教勧誘の方に話しかけられた。 その宗教には関心がなかったので、やんわりと断り続けた。そして新潟県を抜け、37県目となる山形県に突入。 これにて、中部地方完全制覇。 そして東北地方に突入。山形県は、今回は庄内のみを回り、山形市方面は仙台の方から回る予定。海岸線から内陸部に入り、庄内平野へ。 悪天候により霧がかかってしまっているが、だだっ広い庄内平野の風景は圧巻。…

  • 176~178日目 新潟県佐渡市~新潟市

    176日目早朝5時前頃、シェアハウスのみんなと一緒に岩首昇竜棚田からの朝焼けを拝みに行く。 棚田から照り返す朝焼けが非常に美しい。一旦、シェアハウスに戻り二度寝。朝8時頃、地域おこし協力隊のみんなと一緒に田植えを体験しに行くことに。 田植えする場所は、朝訪れた岩首昇竜棚田。 生まれて初めて田植えをやったが、中々の重労働。 田んぼの中に入ると、かなり深いところまで足が沈み、一歩進むのにも力が要る。 また、田植えや植え直しをする度に屈む必要があり、これをずっとやっていたら腰にもきそうだ。 更に棚田は四角形ではないため、耕運機が入れにくく、植え直しを数多くならなくてはならない。棚田が減ってしまう原因…

  • 174・175日目 新潟県上越市~新潟市~佐渡市

    173日目は丸一日停滞したので割愛。友人ご家族に大変お世話になりました。 ありがとうございました!!! お昼のお弁当まで頂きました。感謝が尽きません。 174日目再び上越市からスタート。 霧雨が降ったり止んだりの天気。止んだタイミングを見て進む。柏崎市を抜ける頃、海岸から佐渡島がうっすら見える。 霧雨が降りだすと雲に隠れ、止むと見える。 柏崎市を抜けて出雲崎町へ。 どこの町並みも古風。 雪国らしく屋根の角度が急で、玄関が高い位置にある家が多い。平坦の多い海岸線を走り続け、長岡市寺泊へ。 寺泊といえば角上魚類。といっても関東甲信越の人以外はなんのこっちゃなのだが。 関東甲信越にある、角上魚類とい…

  • 171・172日目 富山県上市町~新潟県糸魚川市~上越市

    171日目朝、テントを撤収し、結露で湿っていたのでテントを干していた。干している間、自転車のチェックをしていたら、なんだか後輪が振れている。 振れとりをしようとスポークをチェックしていると、一本スポークが根本から折れていた。道理でホイールが振れているわけだ。予備のスポークを持っていたかったので、仕方なく自転車屋へ向かう。今までの旅勘で、なんとなくここから新潟県側に進むと自転車屋が少ないような気がしたので、少し戻ることになるが富山市へ向かった。途中、日本一面積の小さい市町村である、舟橋村を通過。 端から端まで通ったが、5分程で富山市に変わってしまう。流石は日本一小さい村。富山市に入り自転車屋へ向…

  • 170日目 富山県富山市~上市町

    昨晩、野宿していた公園に若者が集まり、打ち上げ花火を初めてしまう。 ま、またかよ。伊豆半島の時以来。安眠妨害を受け、テントの中で落胆していたが、意外と短い時間でいなくなってくれた。 朝になり、結露でびちゃびちゃになっていたテントを見てテンションを下げつつ撤収。 気分転換にと、無料朝食とシャワーを使うために快活Clubへ。 そう、ここの快活は思い出がある。僕が2年前に放浪していた時に、ここの快活に一晩泊まった。 朝外に出ると、当時自転車日本一周をしていた「ゴリさん」という方と出会う。 この時既に日本一周をすることを決意していた僕は、ゴリさんに「僕も日本一周やります!!!」と宣言し、激励を受けた。…

  • 168・169日目 石川県輪島市~富山県高岡市~富山市

    168日目 再びアヒル邸にて朝を迎える。 またしても朝食をご馳走になりました。 アヒル邸で過ごした2日間、せとすけさんとかいと君と過ごした素晴らしい時間を、僕は一生忘れることはない。本当に、本当にありがとうございました!!!!!支度を済ませて、かいと君と共に富山県へ向かう。 二人で走ると会話が弾む。峠を越えた時の達成感、風の心地よさを共有しながら進む。 昼食の時間になったので、何だかんだ食べてなかった北陸のソウルフード、8番ラーメンへ。 おいしーい!!こうやって会話しながら二人で食事ができるのもいいね。そして、かいと君と一緒に35県目となる、富山県へ突入。 そのまま海岸沿いを進み、高岡市雨晴の…

  • 166・167日目 石川県輪島市

    166日目 素晴らしい野宿スポットで目覚め、輪島朝市へ向かう。 岐阜県の高山市にもこんな朝市があった。 こちらは港町だけあって、魚介類が多い。輪島市から珠洲市方面へ。 途中千枚田というかなり大規模な棚田があった。 佐賀県の玄海町にもあったが、こちらはまた全然違う。現在は水田だが、四季折々で姿を変える美しい棚田。珠洲市に入り、引き続き海岸を走る。 途中、物凄い数の鯉のぼりがある場所へ。 壮観。 聞いた話だと、この日がラストだったらしい。能登半島の最先端に近づくと、グッと登る峠に差し掛かる。 キツイ登りだったが、長崎で鍛えられていたので難なく突破。珠洲市に入ると、不思議な雰囲気の集落をたくさん見か…

  • 164・165日目 石川県加賀市~内灘町~輪島市

    164日目加賀の秘密基地にて一泊させて頂きました。 寝床を提供してくださった多聞天さんと、旅の話や色々な話で盛り上がった。過去に100人以上の旅人がここで寝泊まりをしたとのこと。そして、普通に生きていたら絶対聞けないような旅人の奇想天外な話をたくさん聞くことができ、話は尽きることなく盛り上がっていく。お酒を交わしながら、深夜まで語り合い、眠りにつく。 屋根があって囲まれている環境が本当にありがたい限り。朝はゆっくり寝坊しようかと思っていたが、いつも野宿をしているからか、そんなに遅い時間まで寝ることなく目覚める。多聞天さんは朝早くに仕事に行かれたとのことだったので、少しのんびりとさせて頂いた後、…

  • 163日目 福井県福井市~石川県加賀市

    福井市内から大野市へ向かう。 国道158号線を使って山道を走る。 行き先に、僕の大好きな町である郡上が表示され、テンションが上がる。 この国道158号線を使っていけば、郡上白鳥に到達する(行かないけど)。 郡上市、ここに訪れたのは旅を始めてから2週間程の頃。沖縄までぐるっと回ってきて、ようやくこの辺りに戻ってきたということになる。長かったなぁ。思い出に耽りながら緩い峠を越え、大野市へ。 かなりの高所にある大野城を中心として、城下町が形成されている。大野市は全域が特別豪雪地帯に指定されており、主要道路には融雪のスプリンクラーが殆どの箇所に設置されている。 また、大野は名水の里でもあり、御清水では…

  • 161・162日目 福井県若狭町~福井市

    161日目この日はずっと雨だったので、温泉施設に入ってゆっくりと暖まる。温泉から上がった後も、休憩室でひたすらのんびり。 15時頃、昨日出会った日本一周チャリダーの「森のかいと」君が合流。 一緒に道の駅で語り合い、そのまま一緒に野宿。 何だかこうやって誰かと一緒に夜を過ごすのも久しぶりだなぁ。かいと君とは、旅を始めたきっかけも、これまでの人生経験も、元々の性格もかなり違っていて面白い。かいと君は、明日明後日それ以降のルートや宿泊場所をキッチリ考える。その横で、僕は明日は明日の風が吹くさ、と何も決めずに好きに走って適当に野営すればいいやと考える。同じ旅人でも、こうも違うものかと感心する。 しかし…

  • 160日目 京都府伊根町~福井県若狭町

    道の駅に併設されている公園でこっそり野宿をしていたところ、深夜0~1時頃にかけて物音と話し声、ちらつく明かりで起こされる。何かと思ったら、僕のテントの隣でテントを設営している人がいた。 こんな時間に、朝のしかも僕の隣でテント設営するやつがあるかとかなり苛立つ。僕のテントを見つけて、「先にやってる奴がいるから自分もやっても言い訳できるだろ」とでも思ったのだろうか?なんて考えたりしながら再び眠りにつく。朝目覚め、テントを撤収。 隣のテントは7時を回っても一向に撤収する気配がない。 安眠妨害されたストレスを感じながら、朝の支度を進める。すると、隣のテントの人の仲間らしき人が現れ、僕に話しかけて来た。…

  • 158・159日目 兵庫県新温泉町~香美町~京都府伊根町

    ※ちょっと暗い内容が多めです。158日目 朝の目覚めは非常に悪かった。 夜から激しい雨模様だった為、道の駅のなんとか雨が避けられる場所にテントを設営して野営していた。朝5時前頃、僕のテントの側で大声で談笑され、叩き起こされる。 何事かと寝ぼけながらテントから顔を出すと、「おい、ここは寝るとこじゃないで。」と二人いたおじさんの片方に言われる。 どうやら、このおじさんは新聞配達をしているおじさん…の知り合いらしい。 僕がテントを設営していた場所が新聞投函箱に近かった為、鬱陶しかったのだろう。当然テントを設営する許可など取っていないので、悪いのは僕なのだが、かなり不愉快な気持ちになった。 なぜ、道の…

  • 157日目 鳥取県倉吉市~兵庫県新温泉町

    今日も曇天からスタート。 昨日の夜の時点では、夜に雨は降らない予報だったが、一回それを信じてえらい目に逢ったことがあるので(長崎県西海市の時)ちゃんと屋根がある場所にテントを設営していた。予想通り、夜に雨が降っていたようだ。今日は鳥取市方面へ進む。 湯梨浜町にある中国庭園と東郷池を見て回る。 こういった池や湖の周りに建物がある風景を見る度に、長野県の諏訪湖を思い浮かべる。東へ進み、鳥取市に突入。 海岸が美しい。 鳥取市街地に到着し、早速自転車屋さんへ。 昔勤めていた経験もあるサイクルベースあさひさんへ行ってみると、欲しかったタイヤ「シュワルベマラソン」が売っていたので即購入。 そして店の側で即…

  • 155・156日目 鳥取県米子市~大山町~倉吉市

    155日目ネットカフェでゆっくりと過ごし、ゲームセンターで遊んだりして時間を潰す。 また、この時間を活用して自転車の補修や補強を行った。午後3時頃に雨が上がったので、大山方面へ走り出す。20km程走り、大山の麓に到着。 今日の野宿場所はあらかじめネットカフェで調べておいたので、スムーズに野営地へ。野営地をリサーチしていると、女性の方に「自転車の方ですか?」と声を掛けられ、「先程見かけたので、差し入れどうぞ!」と差し入れを頂きました。ありがとうございました!! テントを設営し、就寝。 156日目朝、空は晴天。 大山も雲が取れて全貌が見える。 しかし、黄砂の影響なのか何なのか、やけに霞んでいる。そ…

  • 154日目 島根県出雲市~鳥取県米子市

    前日の夜、野営していた道の駅にてやたらと騒いでいる連中がいた。 うるさいなぁ…と思いつつも、過去にもこういうことは何度もあったので、ある程度騒がれていても眠れるようになっていた。朝起きると、昨晩連中がいた場所にカップ麺や飲み物のゴミが放置されていた。 ふざけんなよ、、、と思いつつ、僕がやったと思われたら困るのでゴミを処分する。 ホームレスの僕ですらゴミはゴミ箱に捨ててるのに、なぜ帰る自分の家がある人がゴミを放置するのか理解ができない。 今日は雨予報が出ていたが、朝天気予報を見ると、雨は翌日にずれ込んでいた。天気は曇天。少しゆっくりした後、出発。 まずは稲佐の浜を回る。 島根半島と出雲平野を結ぶ…

  • 153日目 島根県浜田市~出雲市

    今朝の気温は7℃、ここ最近では一番の冷え込みだった。 しかし今日の日中は最高気温が23℃。どうもこの時期は寒暖差が激しい。 日が昇りきったので撤収をし、野営していた場所からの景色を眺める。 水平線が美しい日本海。 丁度下の鉄道路線に電車が走っているところを撮影できた。道の駅で支度をしていると、なんだか旅人っぽい装備をした人がやってきた。 お話してみると、ジョギングと徒歩で日本一周をしているとこのと!いわゆる「徒歩ダー(徒歩旅人のこと)」というやつだ。 ジョギングメインで移動をし、なんと1日40~50km移動するとのことだ。毎日フルマラソンじゃないか。 実際に走っているところも目にしたが、とても…

  • 152日目 山口県萩市~島根県浜田市

    今日は萩市からスタート。萩市に着いたのが昨日の夜だったので、朝から観光をする。 昔の風景が残っている城下町。 岐阜県の高山市や、奈良県の五條市みたいな感じかな。こういった昔の城下町の風景は大好物。日本の原風景ですね。更に回っていると、海辺にポツンと佇むバス停を発見。 この美しい風景をバックにバスを待つなんて、なんだか贅沢だなと思ったり。萩市街地を後にし、島根県方面へ進んでいく。 海岸線が美しい。 しかし、ずーーーーーっとキツイ向かい風。 今日は最近にしては、朝から随分と冷え込んでいた。冷え込むということは、寒波が来ているということ。寒波が来ているということは、北風がメインなのだ。。。大して辛い…

  • 151日目 山口県下関市~萩市

    朝起きると、野営していた公園が何故か物凄く湿度が上がっていて、テントがびしょびしょに。撤収し、半分くらい乾かしてから走り出す。角島の近くの道の駅を目指していると、ロードバイクの方二人にすーっと追い抜かれる。 やっぱ全然スピードが違うな~なんて思いながら道の駅へ。 日本海。透明度が高くて美しい。道の駅に到着すると、先ほど追い抜いたロードバイクの方がおり、声を掛けて頂いた。応援を頂き、「折角だから差し入れするよ!」と差し入れまで頂きました。 ありがとうございました!!!腹ごしらえをさせて頂き、角島大橋へ向かう。 少し登った先の展望スポットへ。 素晴らしい! 沖縄本島の古宇利大橋を思い出す風景。 か…

  • 149・150日目 福岡県福岡市~北九州市~山口県下関市

    149日目 久しぶりの快適なネカフェ泊。 福岡市の外れから、福津市~宗像市と東に進んで行き、北九州市へ。北九州市に、熊本市で大変お世話になったご家族の息子さんが住んでいるということで、大変ありがたいことに、また北九州市で集まろうとお声を掛けて頂いていた。北九州市に到着すると、ご家族の皆さんがわざわざ熊本市から来てくださっていた。 そして、息子さんも合わせて皆さんで食事へ。 ここでもたくさんの美味しいものをご馳走になり、お酒を飲み、時間を忘れて歓談。毎度ありがとうございます。流石は九州人と言ったところか、皆さん飲むペースが早い早い。ガンガンジョッキを空にしていく。僕もそれにつられてベロベロに酔っ…

  • 148日目 長崎県壱岐市~福岡県福岡市

    無料キャンプ場に泊まったということで、今日は朝遅くまで寝ていられる…。 なんて思っていたが、芝刈機の音で叩き起こされる。 こうやって整備されていることで、キャンプ場として成り立っているので仕方ない。 のんびりと朝食を作ったり、撤収作業をしたりしていると、一緒に泊まっていた旅人さんも起床。支度をしながら暫し歓談をし、10時頃お別れをしてゆっくりと出発。 写真撮って貰いました。 なんだか、またどこかで出会えそうな気がする。 とりあえず壱岐島を上から下まで回ろうと思い、県道を使って北部へ。 長閑だが、対馬と比べるとかなり山が低く平地が広い。道も全体的に走りやすい。北端にある勝本港へ。 かなり多くの漁…

  • 146・147日目 長崎県対馬市~長崎県壱岐市

    146日目深夜0時頃に船内が消灯する。 それ以前から早く寝ようとベッドに入ってはいたが、上手く寝付けない。0時半頃船が出港。 船がそこまで大きくないからか、エンジンの振動や船の揺れが伝わり深い眠りに入れない。 慣れている人にとっては何てことはないのだろうが、僕は深い眠りに入るまでにかなり時間がかかった。そして、早朝5時。 深い眠りに入っているときに、「おはようございます!!まもなく入港します!!」とモーニングコール。結局、寝不足のまま朝5時半に対馬へ上陸することとなった。対馬南部、厳原(いづはら)港に着くと、早速ハングル文字が書いてある看板が。 流石は韓国に近い場所。とりあえず身支度をしようと…

  • 144・145日目 長崎県佐世保市~平戸市~福岡県福岡市

    144日目大学時代の友人のご自宅でお世話になる。 久々に布団で寝かせて頂き、疲れもスッキリ。ありがとうございます。朝ごはんをご馳走頂き、昼前頃から友人と二人で佐世保をドライブ。佐世保の狭くて険しい山道をひょいひょいと慣れた手つきで運転していく友人。流石だ…。佐世保市全体を一望できる展望台へ。 こう見ると凄い地形。 長崎市程ではないが、斜面にも多くの家が建ち並ぶ。また、港は米軍基地が点在する。次は西海国立公園へ。 美しき九十九島の絶景。 佐世保湾に浮かぶ数多の無人島。 ここまで無人島がびっしりと並ぶ風景は、他では中々見ない独特の景色。昼食は、佐世保バーガー本店へ連れて行って貰った。 こちらもご馳…

  • 142・143日目 長崎県長崎市~西海市~佐世保市

    142日目無料キャンプ場からスタート。 通り雨に少し打たれながら、長崎市内を通って西海市方面へと向かっていく。長崎市内は、自転車で走っているというだけのことで注目を受ける。本当に誰も自転車に乗っていない。 だからこそ、道もかなり走りにくい。 朝の通勤ラッシュで渋滞する自動車の間を、原付やバイクがスルリスルリと走り抜けていく。見てるだけで恐ろしい。長崎市街地を抜け、西海市方面へ走る。 静岡県の伊豆半島を超えるレベルのアップダウンがずーーーーーっと続く。あまりのキツさに嘆く。 絶え間なく続く断崖絶壁の地形。 何度も何度も、登っては下りまた登っては下る。休みながら進み、西海市へ。 遠くに見える離島が…

  • 140・141日目 長崎県南島原市~雲仙市~長崎市

    140日目 無料キャンプ場にて野営をした為、朝はアラームをかけずにゆっくりと寝ていた。朝8時頃ゆっくりと目を覚まし、服の洗濯をする。勿論手洗い。 洗濯物を干して乾燥させている間に、自炊をして食事。…そんなこんなしていると、気がついたら時刻はお昼前。 洗濯物も大半乾いたので、荷造りして出発。今日は雲仙へ登りに行く。 登りに行く前に、安心と信頼の低価格で旅人に優しい「ディスカウントドラッグストアー コスモス」でお買い物。 お買い物を終えて荷物整理をしていると、通りかかったおじさまに「日本一周頑張って!カンパするよ!!」とお金を頂きました。ありがとうございました!!!いざ国道389号線を通って登り始…

  • 139日目 佐賀県太良町~長崎県南島原市

    雨が降っていたので、朝は雨雲が過ぎるまで待機。 雨が上がり、晴れ間が見えたところで出発。太良町から海岸線を走り、長崎県方面へ走っていく。太良町といえば、大魚神社の海中鳥居。 琵琶湖にもこういうのあったなと思い出したが、こちらは何個も連なっているのが特徴的。太良町を抜け、30県目となる長崎県諫早市に突入。 諫早市から、雲仙市を経由して島原方面へ。 走っていると、数多くの応援と差し入れを頂きました。 ありがとうございました!長崎県の方もとっても暖かい。島原半島に入り、海岸線を走る。 空は晴れ渡り、風景がとても美しい。 が、道は常に狭く、二桁国道でも路肩がなかったり道端が狭かったりするため、かなり走…

  • 138日目 福岡県久留米市~佐賀県太良町

    本日は佐賀県方面へ向かう。久留米市から筑後川を渡り、29県目となる佐賀県に突入。川沿いのサイクリングロードを走っていると、なんだか地元北関東を思い出す。利根川や渡良瀬川沿いのサイクリングロード、よく走ったものだ。今日は吉野ヶ里にて、Twitterでお声を掛けて頂いた方との待ち合わせがあった。長閑な田んぼ道を走って吉野ヶ里へ向かう。 途中、目の前の交差点を荷物を積んだ自転車が横切る。 かなり気になったのと、追い付けそうだったので急遽その自転車を追って話しかける。 話しかけてみたら、なんと70代で僕と同じように野宿自転車旅をしている方だった!自作で荷物を積むキャリアを自転車に装着し、佐賀県鹿島市か…

  • 136・137日目 熊本県阿蘇市~熊本市~福岡県久留米市

    136日目朝、気温は3℃。 前日とそこまで変わらず、温泉で暖まっていたので凍えることもなかった。 阿蘇の美しい風景を眺めながら熊本市方面へ。 国道57号線を走っていると、最近出来たと噂の新阿蘇大橋があった。 深い谷に架かるダイナミックな大橋。見に来ている方も多かった。そして、阿蘇から一気に下っていく。暫く下り続けて熊本市内に入り、会う約束をしていたご家族に連絡。 ご自宅に招待頂き、昼御飯をご一緒させて頂きました。 旦那さんは、何と僕が来るということを理由に仕事を早く切り上げてくださっていた。僕のリクエストで熊本ラーメンに連れていって貰いました。 旨い!!なんだか安心する味。 こちらもご馳走頂き…

  • 135日目 熊本県山都町~阿蘇市

    起床すると寒さに震える。 気温は4℃。 やはり標高の高いところは朝晩の冷え込みがキツイ。テントを乾かしたり身支度を済ませて出発。暫く登り基調のアップダウンが続き、ある地点から一気に斜度が上がり、本格的な登りとなった。しかし、これはまだまだ前座。ここでは音を上げていられない。峠を乗り越え、阿蘇に到着。 山に囲まれた盆地になっており、その中心に一際高い山々がある地形。何となく長野県に通ずるところのある地形だが、長野県のそれとは雰囲気も景観も異なる。町中を走り、とりあえず水分補給の為に白川水源へ。 ここには澄んだ美味しい湧水がある。入場料100円を支払い、水源へ。 どこからが水面か分からないくらいの…

  • 133・134日目 熊本県天草市~宇城市~山都町

    133日目 無料キャンプ場にて起床。 対岸に長崎の雲仙が見える場所で朝を迎える。 キャンプ場はずっとテントを設営していても、基本的には誰にも迷惑がかからないので朝ゆっくりと寝ていられるのが良い。 天気さえ良ければ無料キャンプ場は最高の野営地だなと実感する。のんびりと支度をし、出発。天草市街地にて、ちょっと溜まりすぎてしまった洗濯物を処理したり、息抜きにちょっとゲーセンで遊んでいたりしていた。 すると、なんと一昨日お会いしたTwitterのフォロワーさんに偶然再会。 またしてもご飯をご馳走頂きました!! ありがとうございました!!!そして天草を後にし熊本方面へ走る。めちゃくちゃ狭い上に歩道も殆ど…

  • 131・132日目 熊本県氷川町~天草市

    131日目 晴天! 沖縄から出港して以来、ずっと天候に恵まれず曇天か雨天だったので非常に喜ばしい。 ちょっと気温は低めだが、それもまた心地よい。支度をし、今日は天草方面へ進む。道中、「おべんとうのヒライ」という店が目に入る。 熊本県に入ってから、やたらと見かけるこの「おべんとうのヒライ」というお店が気になっていたので、入ってみることに。 名前的にお弁当屋かと思っていたが、スーパーのような感じだった。お弁当、菓子パン、お菓子等色々並んでおり、お弁当の惣菜がたくさん置いてあるスペースがある。 気になったものをいくつか取り、お会計。 どれも旨い!安価の割にボリューミー。 …というより、旅後半始まって…

  • 130日目 鹿児島県阿久根市~熊本県氷川町

    深夜2時頃、目が覚める。 深夜に一度目が覚めてしまうことは多々あるのだが、今日は何だか二度寝することが出来なかった。少し最近思い悩んでいることがあり、それについて考えてしまいモヤモヤしていた。 結局、もう二度寝は無理だと判断し、撤収して早朝4時半頃から走り出した。当然まだ辺りは真っ暗。 殆んど車が通らない、静寂の国道をスイスイと走っていく。 今日は午前中に雨予報が出ており、少し空が薄ら明るくなってきた頃、雨がポツポツと降りだす。 雨宿りをし、雨が収まったのでまた走り出す。鹿児島県出水市から熊本県水俣市へ県境を跨ぎ、熊本県突入! 久しぶりの新たな県。水俣市を走っていると、何やらやたら荷物を積んだ…

  • 129日目 鹿児島県指宿市~阿久根市

    波の音と共に目覚める。 かなり快適な野宿だった。 撤収して走り始めると、南九州市に突入する。 北九州市は有名な政令指定都市だが、実は南九州市も存在する。そのまま西に進み、枕崎市へ。 枕崎市内を走っているとしばしばかつおぶしの薫りがする。 そこから南さつま市方面に北上。 田園風景が広がる箇所があり、この田園風景を眺めていると、内地に戻ってきたんだなぁと実感する(沖縄には殆んど無い)。 ちょっと疲れたので、暫し小休止。 日置市辺りから自転車道があったので、利用してみる。 そこそこ整備されており、走りやすい。そして、いちき串木野市に突入。流石に市名長過ぎでは? 青看板もギチギチ。 その後、薩摩川内辺…

  • 128日目 鹿児島県鹿児島市~指宿市

    朝、フェリーが鹿児島に到着。 約3ヶ月ぶりに鹿児島市へ帰ってきた。支度をし、薩摩半島を制覇すべく南下していく。途中、エネオス社の石油基地があった。 中々の規模。所々で強い向かい風や小雨に曝されるが、休憩を挟みつつ進んでいく。そして鹿児島市を抜け指宿市に突入。 「指宿」と書いて「いぶすき」と読ませるのはかなり無理がある気がする。初見では絶対に読めない。道の駅で、目についたさつま揚げと芋餅を購入。 やはり鹿児島は飯が旨い!!更に進んで指宿温泉へ。 初めての砂風呂。 砂風呂専用の浴衣に着替え、スタッフさんに誘導されて砂場の上に寝転がる。 すると、数人のスタッフさんに一気に砂を被せられ、砂に埋まる。砂…

  • 127日目 鹿児島県瀬戸内町(加計呂麻島)~鹿児島市

    早朝に起床すると、雨は降っていなかった。 天気予報を確認すると、どうやら午前中はギリギリ降らないらしい。雨が降らないのなら、折角なので加計呂麻島の絶景ポイントを目指すことに。早々にテントを撤収し、山に飛び込み坂を登る。登りまくる。 木々が鬱蒼と繁り、路肩は荒れ放題の道路をひたすら登っていく。汗を流しながら走り続け、絶景ポイント「タカテルポイント」へ到達。 雲っているにも関わらず、惚れ惚れする絶景。 場所的にも「隠れた名所感」があり、ここに辿り着くまでの厳しめの道のりも、景色をより美しいものにする。 そして、加計呂麻島東側の港、生間(いけんま)港へ向かう。 やはり道中はきついアップダウンだらけ。…

  • 125・126日目 沖縄県本部町~鹿児島県奄美市~加計呂麻島(瀬戸内町)

    かつて、沖縄行きのフェリーで出会った旅人友達のユウキくんが住み込んでいるシェアハウスにお世話になりました。 シェアハウスのメンバーには、路上ライブで日本一周をする人やお笑い芸人を目指す人など面白い人たちばかりだった。 125日目朝、お世話になったシェアハウスを後にし、本部港に向かう。約3ヶ月、長らくお世話になったこの沖縄の地とのお別れ。 沖縄では色々な人と出会い、色々な物語があった。 沖縄県の皆さん、沖縄県で僕と出会った皆さん、ありがとうございました!!!! 船に乗り込むと、荷物を積んだ旅人装備の自転車を運搬する人を発見。 話し掛けてみると、東京から沖縄に仕事をしに来ていて、これから自転車で旅…

  • 123・124日目 沖縄県那覇市~恩納村~本部町

    そろそろ沖縄県とのお別れが近いので、僕が沖縄県で見た海の中で一番だと思った波照間島の「ハテルマブルー」を載せます。 123日目 空港に預けていた荷物を回収する。 その後、北へ向かう。今日は天気があまりよくなかったので、雨が強くなったら雨宿りをしながらゆっくりと進んだ。 道中、飲み物を頂いたり応援を頂いたりしました。ありがとうございました!!沖縄の方はやっぱりとても暖かい。。。 124日目 朝起きて何となく鞄を漁っていると、ふと違和感を感じる。…あれ?財布どこ行った???ない。ない、ない!!どこにもない!!! 僕は心底焦り、昨日どこで落としたのかを必死に考えた。 だが、心当たりがない。 手元には…

  • 122日目 沖縄県与那国町(与那国島)~那覇市

    昨晩から早朝にかけて、かなり風が強かった。 これは帰りのフェリーよなくにはかなりゲロ船になるのではないか…と予感していた。 不幸にも、その予感は的中してしまうこととなる。。。朝起床すると、風は穏やかになってはいたが、通り雨が降ってきた。しばらくすると、雨が上がり虹が見えた。 朝9時頃、帰りのフェリーよなくにへ乗船。 何だかフェリーを見送る人がやたら多い。 何かと思っていたら、どうやら与那国小学校に勤務していた先生が、異動により島から出港するとのことらしい。 島の子どもたち大人たち、色々な人々が見送っていた。 見ているこっちまで感動してウルっときてしまった。そして、船が動きだし揺れ始める。 眠気…

  • 121日目 沖縄県石垣市~与那国町(与那国島)

    朝、ゲストハウスからフェリーよなくにに乗るため、福山海運へ向かう。与那国島行きのみ、安栄観光ではなく福山海運なので乗り場やチケット購入場所が別だった。出港30分前に港に着くが、チケット購入は30分前までだったらしく、かなり急かされて乗船。 これが、最強のゲロ船と名高い「フェリーよなくに」。かなりデカイ。 船内はびっくりするくらい快適で豪華。片道3500円程度とは思えない程。だが、随所に怪しい物が。 明らかに「この船は酔うぞ!」という空気が感じられる。 そしていざ、出港。 まず最初に結果から申し上げると、僕は特に酔うこともなく大丈夫だった。 今日は波がそこまで高くもなく、揺れもそこまで酷くはなか…

  • 120日目 沖縄県石垣市⇔西表島(竹富町)

    わけがわからなくなるくらい、ベロベロの酔っぱらいになって深夜の石垣市を千鳥足で歩いていた。結局物凄く遅い時間にゲストハウスに戻り就寝。 朝ゆっくりと起きると、快晴の青空と強い日差しが射している。ということで今日は、西表島へ。 西表島には、かつて鹿児島~那覇を結ぶマルエーフェリーに乗っていた自転車旅人仲間である、「カイ君」が住み込みで働いている。カイ君に会いに行こうと西表島行きフェリーの運航状況を確認すると、カイ君がいる西表島上原港は運航停止していた。仕方がないので、上原港から30km程離れている西表島大原港行きのフェリーに乗ることに。往復チケットを購入しフェリー乗り場へ向かうと、そこにあったの…

  • 118・119日目 沖縄県石垣市~波照間島(竹富町)~石垣市

    118日目 早朝に起床し、真っ先に波照間島行きのフェリーの運航状況を確認。 波が高いということで、朝の1便のみ確定で運航し、次の便はまだ不明とのことだった。早々に支度を済ませ、朝の1便へ向かう。 波が高いという情報もあったので、酔い止めをしっかりと服用し、朝食は腹3分目程度で抑えて乗船。 「波が若干高くなっております」 とのアナウンスがあったので、揺れにくい後ろの席をしっかりと確保。出港し、航路を進んで西表島や黒島辺りを抜けて遂に外洋に入る。グラグラと横揺れをし始め、時々ヒュッと内臓が持ち上がる感じの縦揺れも混ざる。 …しかし、思っていたほどは揺れず、僕も含め乗客の殆どが何ともなかった。後にな…

  • 117日目 石垣島巡り

    波照間島行きの航路が強風と波浪により欠航してしまったので、今日は石垣島を一周することに。 ゲストハウスのある石垣島中心部はかなり街だが、少し北へ向かうと沖縄の離島らしい景色が広がる。 草原、サトウキビ畑、海。 生憎の曇天だが、美しい風景は健在だ。石垣島も、沖縄本島と同じで北の方が海が美しい。 とりあえず有名どころである川平湾へ。 海の色、景色が沖縄本島のものとは全く異なる美しさを放っていた。海岸沿いのアップダウンがある道を進む。 右手にヤシの木の群れが見えたので、林の中まで進んでみる。 鬱蒼と茂るヤシの木。 「ヤエヤマヤシ」と言われる、この辺に多く存在するヤシの木とのことだ。石垣島外周を周り、…

  • 日本一周自転車旅の前半 総括

    明けましておめでとうございます。新年より沖縄の地にて、越冬の為に住み込みバイトをしております。 ということで、一旦旅が一区切りつきましたので、これまでの旅で感じたことや思ったこと、印象に残ったこと等をまとめます。 旅を始めてから感じたことは、旅のつまらなさと、自分の小ささです。旅を始める前は、「旅は『遊び』であり、『好きなこと』だから四六時中楽しくて仕方がないものなんだろうな」と思っていました。 しかし、いざ始めてみると、ひたすら続く同じ景色や登り坂、野宿場所を探して走る日々。8割以上はつまらない時間でした。でも、峠を登りきった後に眼前に広がる美しい景色、一つの県や地方を制覇した時の達成感は格…

  • 111日目 沖縄県国頭村~名護市

    年内最後の野宿。 車通りの少ない僻地、東屋とトイレがある素晴らしいスポットでテントを設営し快適な野営を行う。……………はずだったのだが、深夜に車の走り屋がたむろ、早朝にバイクがたむろと連続攻撃を食らい、あまり良く眠れなかった。もちろん事前にタイヤ痕がないか、煙草の吸い殻が散乱してないかは確認したのだが、まあついてないときはこんなもんか。 日が登った頃に走り始める。 沖縄本島北東部は、嫌になるほど続くアップダウンに加えて、70km程スーパーやコンビニ一つ無い僻地が続く道だった。 美しい太平洋が望める区間があるのが救い。 ひたすら僻地、ひたすらアップダウン。やたらとかっ飛ばすバイクが多く、どう見て…

  • 109・110日目 沖縄県名護市~今帰仁村~国頭村

    108日目は、一日中雨だったので一日中休んでました。 休んでる時に携帯に連絡があり、応募していたリゾートホテルのバイトが採用になったとの通達が!やったー!!というわけで、近々沖縄北部に入寮して、そこから3月中旬まで住み込みで働きます。これで一安心。 109日目朝起きて出発…とはならず、午前中はグダグダだらだらして潰してしまった。まあいっか。昼過ぎから出発し、名護市から本部半島を一周。 途中、瀬底大橋を渡り瀬底島へ寄った。 瀬底大橋はやたら傾斜がキツイ橋。瀬底島は住宅がポツポツ並ぶ島だった。ぐるっと本部半島を回り今帰仁村(なきじんそん)にて野営。 110日目朝起きると、ちょっと冷え込んでいた。 …

  • 106・107日目 沖縄県那覇市~恩納村~名護市

    106日目 朝、外に出ると天気が良かった。 沖縄に来てから初めての晴れ空。 那覇市はとても居心地が良かったが、もっと違う景色が見たい。そんな思いを胸に北へ走り始める。那覇市でずっと一緒にいた、チャリダーの開(カイ)君と一緒に二人で走る。名護市まで一緒に走ろうということで、2日間一緒に走った。 那覇市~浦添市~宜野湾市までは、ずっと市街地が続く。 北谷町(ちゃたんちょう)から、少しずつのどかになっていく。ビーチがあったので、一旦そこで休憩。 海辺でツーショット。 そして、この美しい海。 なんだこの透明度は…。 和歌山県の白浜辺りを思い出す。そしてアメリカンビレッジへ。 すっかりクリスマスムードだ…

  • 104・105日目 沖縄県那覇市

    104日目宿泊していたゲストハウスを後にし、この日は那覇市を探索。とりあえず近くにあった国際通りへ。 この日は日曜日だったので、昼過ぎは歩行者天国になっていた。続いて首里城付近へ。 なんだか日本でありながら、異国のような不思議な雰囲気。また、あちこち走り回っていると応援を頂いたり、ジュースを頂いたり。 ありがとうございました!!沖縄も人が暖かい。 その後、国際通りに滞在している日本一周チャリダーのあっきーさんとご対面。 写真販売で生活をしているみたい。凄い根性だ…。 日が暮れた頃、前日に出会った旅人二人と同じゲストハウスに宿泊して合流。 早速国際通りへ繰り出し飲み会へ。 同年代の人達と語り合う…

  • 103日目 鹿児島県鹿児島市~沖縄県那覇市

    103日目船内雑魚寝でぐっすり寝た後、奄美大島到着のアナウンスで朝4時頃に起床。甲板に出ると、降雨によってそこら中びしょ濡れになっていた。 こりゃ沖縄も悪天候かな、なんて考えていた。 船内の様子。本を読んだり昼寝をしたりしながら時間を潰していると、昼過ぎ頃に沖縄本島の一歩手前、与論島に到着。その後、与論島を過ぎた辺りから船がやたらと揺れ始める。 船内を歩くと、揺れによってうまく歩けない。こりゃ本なんか読んでたら酔いそうだな…と思いながら横になって過ごす。しかし、やはり暇だったのと、雨が上がって曇りになったのもあって、甲板に出たり船内をうろうろしたりしていた。椅子に座ってボーッとしていると、また…

  • 101・102日目 鹿児島県鹿屋市~霧島市~鹿児島市

    101日目午前中はゆっくりして情報収集。 とりあえず明日乗る予定の鹿児島~那覇航路のマルエーフェリーを予約。12/18の16時頃に鹿児島市の港に着けば大丈夫そう。 ということで、今日明日で鹿屋市から鹿児島市へ向かう。海岸線を走り、桜島方面へ。桜島が見えるところまで行くと、やはり桜島からは煙がもくもく上がっていた。 うむ、これぞ鹿児島県!というような写真を撮ることができた。桜島を眺めながら走る。 美しい。 通りすぎて今度は逆側から。なんだかやたらと汚れている車を定期的に見たので、恐らく火山灰にやられたのかな?なんて想像する。このときは特に降灰は無かった。 また、緊急避難所もあちこちに点在しており…

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