省エネ生活の要!家庭用蓄電の比較と選び方
太陽光発電システムの普及が進む事により、注目度も増している蓄電池。種類も多く、どのような種類の製品を選べば良いのか迷ってしまいませんか? 本記事では、家庭用の蓄電池の基本機能から選定する際に注目すべきポイントを紹介しますので参考にしてみて下さい。 目次 1.家庭用蓄電池で何ができるの?基本機能を解説 2.選ぶ際のポイント!家庭用蓄電池の比較とおすすめ 3.製品紹介 4.まとめ 1.家庭用蓄電池で何ができるの?基本機能を解説 「蓄電池」と呼ばれる通り家庭用蓄電池の基本的な機能は電気をためておくことにあります。 家庭用蓄電池の場合、蓄電池単独ではなく太陽光発電システムの一部として用いられます。 主だった機能は以下の3点です。 貯める 太陽光発電で生まれた電気のうち、宅内で使われなかった分を貯める。 (電力会社からの電気をためておくことも可能) 賢く使う 太陽光発電で生まれた無料の電気をためて、電気代の高い時間帯に使う事ができる。 また、電気代の安い時間帯の電気を貯めて、電気代の高い時間帯に使うこともできる。 非常時の備え 停電を伴う災害など、非常事態にも貯めた電気を使うことができる。 2.選ぶ際のポイント!家庭用蓄電池の比較とおすすめ 家庭用の蓄電池については【単機能型・ハイブリッド型】✕【特定負荷・全負荷】の定置型蓄電池4パターンに、ポータブル電源を加えた5種類に分かれます。 それぞれの特徴は以下のとおりです。 2.1単機能型・ハイブリッド型 単機能型 太陽光発電システム専用のパワーコンディショナーとは別に蓄電池用のパワーコンディショナーを必要とする。 メリット コスト面で優れ、既存の太陽光発電システムに後付のような設置工事が比較的容易。 デメリット ハイブリッド型と比べて充放電のエネルギーロスが大きい。 ハイブリッド型 太陽光発電システム専用のパワーコンディショナーと蓄電池用のパワーコンディショナーの2台分を兼ねた機能を持つ。 メリット 2台分のパワーコンディショナーの機能を備えており、充放電でムダに機器を経由しないためエネルギーロスが少ない。 デメリット 単機能型に比べてコスト面では不利。 既存の太陽光発電システムへの導入の場合、既存のパワーコンディショナーを取り外す必要があり、工事範囲が広くなる傾向。 2.2特定負荷・全負荷 特定負荷 電気を供給する回路を指定しておき、停電時には指定した回路にのみ給電する。
2023/11/30 21:32