同性パートナーからの贈り物(②母へ)※文章のみ
※↓のつづき 無事、父に、ボコさん(同性パートナー)の贈り物を渡すことができた。 父にお別れを告げ、施設を出る。 外はすっかり暗くなって、近くの道路は、自転車や車のライトがせわしい。 母「夕飯どうする?サイゼリアなら出すわよ」 サイゼリアに到着。 「えびのサラダ」「スープ」「ハンバーグ」を頼んだ。 僕は「ライス大盛り」を頼んで、2割ほどを母にあげていた。涙ぐましい節約術である。父の入居費は赤字運転なのだ。 僕と母は、ご飯を食べながら、よく政治や社会の話で盛り上がる。 ひとしきり話をした後、ふと「偏見」の話題になった。 母は幼少期に家族を他人に亡くされ、被害者家族として社会
2023/10/27 19:31