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官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
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29回 / 38日(平均5.3回/週)

ブログ村参加:2020/08/12

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みほーるさんの新着記事

1件〜30件

  • ごほうびマッサージ

    最近、疲れが寝ても取れない。肩こり、腰痛、眼精疲労……。私、檜山澄香は、働きアリも真っ青な業務量を日々こなすアラサーのOL。潤いのない毎日に、そろそろ腰も心もバキッといきそうだな、と思っていた。「身体のメンテナンスは大切だよぉ」と先輩の先輩が進めてくれたこともあり、今日という今日は覚悟を決めた。「……よし!」拳を握った私の手には『初回限定二〇%オフ!非日常的な空間で最高のひと時を』と書かれたクーポン。私は人生初のエステを受けるために、意気揚々と階段を登った。

  • 好色部屋

    美香はスマホのアラーム音で目を覚ました。外から雀の囀りが響いて、閉じられたピンク色のカーテンの微かな隙間から朝の穏やかな光が漏れていた。彼女は重い瞼を開けると上半身を起こして両腕を上に伸ばし、身体をぐっと伸ばした。力を抜いて、流れる血液の熱を皮膚全体に感じた。血は清らかに溌溂と身体の隅々を流れて、彼女は快活になった。起き上がって布団を畳んで押入れにしまうと、カーテンを開き太陽の麗らかな光を身体全体に当てて、窓外の見慣れた景色を新鮮な心持ちで眺めると、着替えて部屋を出た。時計の針は6時18分を指していた。美香が階段を降りて行くと母の佳代子が台所で料理している音が聞こえた。

  • 一人遊びを見られて…

    「あ、ぁ……っ」薄暗い部屋の中で、機械音が鳴り響く。こないだ旦那に内緒で買った、小さなピンクローター。結婚して半年。共に暮らし始めて1年。時間が経つほどに回数の減ったセックスに、少なからず不満を抱いていた。かといって、自分から積極的に誘うこともできなかった。「んっ……!」自分の声が耳をくすぐる。過去の情事を思い出しながら、ローターを浅く、深く、刺激に波をつけるように動かしていく。目を閉じて、あと数時間後には帰宅するであろうあの人のモノを想像する。

  • 宅飲みで男性2人と…

    ねえ、明日香!合コンに参加しない?私の男友達となんだけど…男友達の家で宅飲みって感じの、気楽なやつ♪そんなLINEが来たのは、水曜日の夜のことだった。土曜日の夜にその人の家で開催!一人暮らしの狭いアパートだけど、居心地はいいよ(笑)との誘いは、最近退屈していた私には魅力的だった。彼氏と別れてそろそろ一年が経ち、周りの友人たちはすでに結婚している。気軽な合コン、というよりも真剣なパートナー探し、という年齢になってしまった私にとって、学生のような集まりはなかなか手に入らない貴重な機会だ。――楽しそう!参加したい♪と返事をすると、すぐにその話は進み、土曜日の夜に開催されるその緩い合コンに正式に参加することとなった。夏も終わりかけの時期だが、まだまだ暑い。本来ならばしっかりとめかし込んで行くところだが、宅飲みにバッチリ決めていくのもどうだろう……そう思うと悩んでしまい、最終的にはスキニーに少し胸元の開いた細身のトップス、という格好にした。

  • 同窓会で元恋人と再会したら…

    再会した瞬間、すべての思い出がよみがえってきた。「ハル、だよな?」「アキ?」振り向いた彼女は、やっぱりハル、大和田 遥だった。彼女と会うのは、実に十年ぶりだった。彼女は喧噪から少し離れたところで、一人ワイングラスを傾けていた。僕が隣に近づくと、彼女は少しスペースを空けてくれた。「久しぶり」話始めると、少し喉に言葉が絡まるような感覚を覚えた。僕は手に持っていたワインを一口だけ含んで、少しだけ口の中で泳がせてから飲み込んだ。「うん、久しぶりだね」「成人式の時にも会えなかったからな」「そうだね」彼女が微笑んだ時の、困ったように下がる眉は、十年前とまったく変わっていなかった。「あれ、指輪」その時僕は彼女の左手に気付いた。彼女の左手には、指輪がないのだ。

  • 恋愛下手な私…

    あたしは今まで恋愛の「れ」の字もしてこなかった。だってあたしには『愛情』というのがわからないから。身体だけの関係という人が多いあたし。少しでもドラマで見るような『愛する人』がほしくて、でも気が付いたらセフレができていた。「真鍋」よく聞きなれた声で呼ばれた。会社の通路で振り返ると、上司の黒木専務がいた。「はい」「この前、人事で話し合いがあってな…」黒木専務が話そうとすると、後ろから違う男性から声をかけられた。「はい…あ、楓くん」「お疲れです黒木専務!」「お疲れ。真鍋。俺の話はあとでも良いから、そっちの話が終わったら俺の机まで来てくれ」

  • ハプニングバーで大勢の男たちに押さえつけられて…

    「おい、もっと脚開かせろ」「いやぁっ!やだ!離してくださ……っ」「ハハ、嫌がってるふり上手いじゃん」見知らぬ男たちの手が四方八方から伸びてくる。赤い絨毯の上に押さえつけられながら、私は必死で手足をバタつかせた。私が抗えば抗うだけ、声を上げれば上げるだけ、男たちは愉しそうに笑う。下着だけにされ、男たちに押さえ込まれている私を中心に、人垣の輪ができていた。派手に飾り立てられたこの会場にいるのは、ほとんどが男で、私を除いて唯一の女性で友人である同僚は、とっくの昔に酔いつぶれている。事情を説明してくれる人間も、聞く耳を持つ人間もいない。「オーナー、ローションくれ。媚薬入りのやつ」「畏まりました」興奮して息を荒らげた男が、オーナーと名乗る男から注射器のような容器を受け取る。

  • 悪女の血

    私は男の、とりわけ肌の白く筋肉質な男の脚が好きだった。所謂脚フェチであり、私がこのような性癖をはじめて自覚したのは、今から凡そ20年前、小学4年生の時分だったと記憶している。それ以前も一つ年上の兄などの幼い丸みの帯びた白い脚にぼんやりとした好意を抱いてはいたが、それが明確に自分だけの特殊な趣味である事を自覚しはじめたのはその頃だった。私は小学校を卒業するまでずっと兄と一緒にお風呂に入っていたのだが、兄がまだ低学年であった頃は先述の通り丸みを帯びた滑らかな、毛の生えぬ白い綺麗な脚をしていて、私はそれを見る度にその柔らかい脚の肉を何の気兼ね無しに自由に、股の辺りから膝、そしてそこから膝の裏へまわってふくらはぎのふっくらした湾曲に指先を滑らせながら踵まで流れ、足裏を通って足の指を一本一本輪郭に沿いながら凹凸に移動させてから最後に艶やかな足の甲から固い脛を舌先で舐め回したいと思ったりして、そして毎晩布団の中で兄の何方かの足が自分の物になる想像をするのだった。

  • 初恋のタッくん

    初恋は実らないとか言うけど、実る初恋もある。少なくとも、私は初恋を実らせることができた。「サナちゃんだよね?」そう声をかけられて振り返った私の視線の先にいたのは、でっぷり太った若い男性。「え…っと」首を傾げる私に、その男性は人の好さそうなニコニコ顔で、「覚えてない?拓馬だよ?」「え?タッくん?」タッくんは幼稚園から小学校低学年まで、私と仲が良かった男の子だ。優しくて強くて、上級生が相手でも虐められてる子や動物を助けるような正義感の強い男の子だった。当然女の子からは人気があったし、友達も多かった。

  • 拉致された先で…

    突然のことだった。複数人の男たちに拉致され、私は何処か土地勘のない場所へ運ばれているようだった。「よし、降りろ」恐怖で震えた私に、1人の男はそう言った。車から降ろされて暫くすると、私の目隠しを誰かがとった。「なに……なんで、どうして、こんなこと……」男は3人。皆、目出し帽を被っており人相は把握できない。1人の男が私の両手を頭上に縛り上げた。「いたっ……!」「約束しよう。大人しくしていれば無事に帰してやる」耳元でそう囁かれた時、私はこの男達が何を目的にしているのかを微かに悟る。私を縛り上げた男はそのまま私の乳房を鷲掴みにした。恐怖で声が出ない。

  • 女教師の卵…教育実習生と男子高校生の秘密の関係…

    学校の先生は、昔からの夢だった。別に学校が好きだったわけではないが、人に何かを教える、というのが好きだったのだ。だから、大学は迷うことなく教育学部のある大学を選んだ。興味のあることだから授業は面白く、山下さきなは毎日が充実していた。「初めまして、山下さきなです。この高校出身なので、皆さんの先輩、ってことになります。一生懸命頑張りますので、二週間どうぞよろしくお願いします!」教育実習の初日、さきなは緊張しながらもクラス全員の前でそう挨拶をした。2年生のクラスで、男女が半々の一般的なクラスだ。中年の男性が担任の先生で、とても平和で温かい雰囲気のクラスだった。ぺこりと礼をしたさきなに、生徒たちは拍手をする。真ん中あたりの席に座っていた男子生徒が一人、その中で立ち上がった。身長は170センチ後半ほどの、しっかりと筋肉がついた、それでいて高校生らしい雰囲気を持つ生徒だ。にこりと笑う雰囲気がまるで子犬のようで、かわいい年下の男の子、という印象をさきなに与える。「僕、学級委員の滝沢英治っていいます。何かあったら僕にいってください!」すると、クラスメイトから冷やかしの声が聞こえてくる。ヒュー、さすが、などと言った声を手であしらって、英治は恥ずかしそうに笑った。

  • 本当の心は誰のもの?

    最愛の母は死んだ。母親の愛情をもって育っていた兄と比べる日々の彼、桐生健人がいる。母の会社は父と兄で振り分けられて、健人は中途半端な位置にいる。ある日、なぜか気になった女性ができた。けどその人の恋人は、兄だった。女は自分を選ばない。そう思い込んで生きている健人だった。なので名前は本当に好きな人以外には呼ばれたくない。そんな、気持ちだった。

  • スケベ椅子と松葉崩しが、想像以上だった件について

    「健くんって、やっぱり視線集めがちだね」「え、何がですか?」「いや、何でもない」「そうですか」今私と話している彼、健くんは私の彼氏である。先に言っておくが、彼はとてもお顔が整っている。つまりイケメンだ。さっきから男女問わず視線を集めまくっている。イケメンの彼女になるって、こういうことだったのか、と私は再確認せざるを得なくなっていた。彼と付き合い始めたのはつい二週間前のこと。そして、今回が初めてのデートらしいデートである。それまでの二週間は、私の家に来てもらって、ゲームをしたりはしていたけれど、こうして出かけるのは初めてだ。

  • えっちな道具を使われて、最後は無理やり…

    「紹介しよう。これが今回試用してもらう、パンパンパンツ~無限二穴ピストン疑似射精機能付きマシーン☆ちょっと太めVer~だ」そう言って、博士がうきうきと差し出してきたマシーンを、私は恐る恐る手にとった。表面はつるっとしたプラスチック製だが、内部でチカチカと工学的な点滅を繰り返しているのが薄く透けて見える。見た目は分厚いパンツのような形状だ。前と後ろにはトイレットペーパーの芯大の突起が見える。「あの……すみません、なんて名前でしたっけ……?」「ん?もう一度聴きたいのか?ふむ……確かに何度も聴きたいほど良い名前だからな、いいだろう」博士は誰もが振り返るようなイケメン面で、得意気に腕を組んだ。これほどイケメンを有効活用していない人間も珍しい。そう思いながらも、私はいつものように、博士の至極残念な作品タイトルコールに聞き入った。

  • 夢の中の貴方

    私が工藤先輩を知ったのは、中学二年生の春、私の四つ上の兄が出るバスケットボールの試合を見に行った、その時でした。初々しい風の吹く麗らかに晴れ渡った四月初めの日曜日の朝、兄が数人の仲のいいチームメイトと弁当を持って自転車で試合会場であるK高校に行くのを見送った後、暫くのんびりして10時頃、部屋で一人将棋をしている父を置いて私と母は二人で、母の運転する車でK高校へ向った。試合開始予定時間が10時30分で、私達は丁度5分前にK学校に着いた。学校へ入ると様々の学校の選手らが大きな声を出しながらそれぞれ黒や白や赤や緑などの特徴的なジャージやユニフォームを着てストレッチやウォーミングアップをしていて、私と母は騒がしい廊下を壁に貼られている目印を頼りに時折ランニングをしている選手らを気にしながらやっと体育館に着いた。中に入ると、床を叩きつけるドリブルやシューズの摩擦して鳴るキュッキュッと囀りのような音、数分後にはじまる試合に向けてシュート練習する両チームの燃えたぎる声出しと館内に漂う熱気が二人をぐいっと襲い掛かかった。

  • 学校で彼氏にアレを見られたから、なりゆきで誘っちゃいました

    「ね、ねえ、佐藤君」「は、はい」急いで佐藤君のいるところまで階段を下りた私は、すぐにそう聞いた。気まずそうに目をそらす彼。「もしかして、見えた?」「何が、ですか……」一縷の望みを託した私の言葉に、顔を真っ赤にしたままで答える彼。「えっと、スカートの中身、なんだけど」「ぱ、ぱぱぱ、パン、パンツの、ことですよね」ああ。これは、終わったかもしれない。「いや、パンツじゃなくて」「み、みみ、見えてない、ですよ!毛なんて!」「見えてんじゃんっ!」くずおれる私。

  • 再開と再生…

    教師に夏休みなどない。私、砂原奈津は五度目のそれを痛感する。働き方改革も虚しく、我が学区ではいまだ学校プールの開放から始まり、サマーキャンプ、図書室開放、盆踊りなど、イベントが盛りだくさんだ。そこに部活動指導も入るものだから「あれ?私毎日出勤してない?」なんてことが当然になるわけで「あぁ……やっと金曜日が終わる……」頭が蕩けそうになる暑さに、帰宅時にはぐったりと足を引きずる日々が続いていた。「奈津先生、疲れが抜けないねぇ。若いのに」にやにやとからかってくるのは西村先輩だ。年齢は一回り違うのに、俊敏かつ的確に子供たちを指導する姿は私よりよっぽど若々しい。山々に囲まれたこの「やまびこ小学校」に養護教諭として赴任してから早五年。コンビニすらない村社会のこの土地で、西村先生と気の知れた仲になれたことは、私の生活を大きく左右したことだと思う。

  • 修学旅行で禁止事項の…

    修学旅行、高校生活の一大イベント。2泊3日、日本海に面した地への旅行。相応しいとは言い難い旅行先だった為に出発直前まで不満の声が多かったが、親しい友人らと行動を共にすれば全てが「楽しい」に変換されて生徒それぞれが思い出を形作っていた。そして宿泊先の旅館が大変素晴らしく、満足度の高い1日目が終わろうとしていた。「本当に行くの」「うん。一緒に入る?」「嫌だ。人に見られたら終わりじゃん」乗田陽菜はタオルとヘアゴムを持って布団から抜け出した。時計の針は0時を指しており、消灯時間の22時から少し眠った事になる。陽菜は学校側から入る事を禁止されている露天風呂に浸かろうとしているのだった。

  • 初恋が弾けた日

    列車を乗り継ぎ、ようやくこの場所まで帰ってくる事ができた。田舎の空気が肺を満たしていく。「ひろくん、元気かなぁ……」ぽつりと、口元から本音が溢れる。私は東京の大学へ行くため、この地を離れた。初めの頃こそ夏休みやお正月には帰省もしていたが、社会人になってからはなかなか帰ってくる機会に恵まれずにいた。というよりも、帰りたくなかったのかもしれない。残業続きで荒れた肌や、余裕がなく常にイライラしていた自分を、見られたくなかったのかもしれない。もしくはーー密かに想いを寄せていた彼が、変わってしまっているのではないか、他の誰かとくっついてしまったのではないかと、知るのが怖かったのかもしれない。

  • わたしの気持ち…

    それは、お互いが大好きな双子のわたしたちの話だ。「あー!待って待って!!」あたしはその声に驚いて、伏せていた自分の体を起こしてみた。目の前には双子の弟のタケルがいた。「あ、起こしちゃった?」「誰でも起きるわ。そのボリュームは」「声のボリュームについては僕の数倍ひどいよ香澄ちゃんは」つい笑ってしまったあたし。「うそ!」「寝言もでかい声だしねー」「タケルは本当に失礼だよね。あたし一応女子だよ」「あれ、そうだっけ?」そうやっていつも『女子扱い』をしないタケル。あたしはそんなタケルに、抱いてはいけない感情を抱いている。これは絶対にバレてはならない。今までの関係性が壊れるからだ。大好きなタケル。あたしの兄でうれしいけど、なんで双子だったんだろう。

  • 仕事ができる憧れの先輩…

    紺色のスーツを身にまとった山田冴美は、「では、よろしくお願いいたします」と、よくとおる声で言うと、電話の通話を切った。ホワイトボードに向かい、山田冴美と書いてある欄に、「15時 打ち合わせ」と書き記す。それを見ていた後輩の女性が、「先輩、すごいなあ…」と呟いた。バリバリと働く冴美は、入社したばかりの後輩たちからは憧れの的だ。スケジュール帳に先ほど決まった打ち合わせのスケジュールを書き込むと、冴美はそれをぱたりと閉じた。電話の相手は取引先の担当で、冴美が先輩社員から引き継いで、もうすぐ三年の付き合いになる。冴美の付き合いのあるクライアントの中でも、一番長い相手だった。広告代理店の営業として、冴美が就職したのは三年前の春の事だ。

  • 冷たい月光

    八時限目の授業が終わって自分の教員室へ戻り、授業で使うパソコンやケーブル、クラス名簿やプリントなどの入った青色の手提げ鞄を応接用のテーブルに無雑作に置くと、その場でぐいっと両腕を上にして「うぅっー!」と声を出しながら身体を伸ばした。力を抜くと、今まで力無く淀んでいた血液が、山峡を流れる清冽な水のように清らかに、勢いよく身体の隅々を流れるのを感じた。夏希は貧血気味で、少しばかりクラクラして視界が真っ暗になったが、暫くそのままの姿勢でいると段々と頭がはっきりして来た。大きな学校のパソコンが据えられた仕事机にあてがわれた椅子に腰掛けた。去年の春、夏希は英語教師として、A高専に赴任した。この学校には夏希のような若く美しい女性は学生課のある事務員を除いて一人も居なかった。

  • 彼岸の恋人…

    最近読んだ、ひいおばあちゃんの書き残した内容が忘れられない。私の一族に関係するある悲しいお話。私の本当のひいおばあちゃんは、私が生まれた時には既に亡くなっていた。と言うよりも、ひいおばあちゃんは双子を産んでから2年後に亡くなったそうだ。後妻さんが双子を立派に育てた。その後妻さんは私と血が繋がっていないけど、私を可愛がってくれた。大好きなひいおばあちゃんだった。それだけに、彼女が本当のひいおばあちゃんじゃなかったと知った時はとてもショックだった。義理のひいおばあちゃんが亡くなる前、彼女は私を枕元に呼んで2冊のノートを渡した。1冊は新しいノート、もう1冊はノートと言うより紙を束ねたとても古いものだった。古い方は黄ばんでいた。

  • 淫夢の中で…

    これは…夢なのかしら?どうして私の目の前に、あなたがいるの?あなたは、3年前に還らぬ人となったじゃない…。私の腕の中で…。なのに、どうして…?「葉月?どうしたんだい、そんな顔をして。まるで幽霊が出たって顔をしているぞ」「恭平…なの?本当に、本当に、恭平…なの?」なんと言うことだ。まさか本当に、3年前に死んだ『恭平』がよみがえった…。私は夢を見ているのだろうか?いや、夢ならば覚めないでほしいような、欲しくないような、複雑な気持ちだ。

  • 縛られて、乱されて…

    私はひどい女だ。旦那に黙って、こんなことをしているなんて。「もっと声を聞かせてよ!」彼はそんな風に言いながら、バイブを強く私のクリトリスに押し当てた。「んんっ、うぅんっ!」ボールギャグを口につけられ、私はまともに声を発することもできない。口元は閉まらない口元からあふれ出したよだれにまみれて、ぐちゃぐちゃになってしまっていた。はっきり言って、とても醜く、乱れた姿だ。手枷、足枷をはめられて、自由に動くこともできない。ただ私は、犯されるだけ。「ほら、苦しいならもっと声を上げて!」「んんんっ!んんんっ!」バイブを何度も押し当てられ、強引な手マンをされ、私のクリトリスはもうしびれていた。でも、快感だけは何度も何度も体を駆け抜けていく。

  • 部活の後で…

    「はぁー!あっつい!」私はごくごくと喉を鳴らし、水筒に入った麦茶を飲んだ。仄かな甘みが鼻腔を突き抜ける。「ほんと、あっついな……」隣で襟首のシャツをバタつかせているのは、同じバスケット部の小山だ。夏らしく日焼けした顔に、汗が一筋流れて、地面に落ちた。「今日も練習キツかったねー!小山、大丈夫だった?」小山と私の背はあまり変わらない。そんなリーチの不利を抜いたとしても、小山は特別バスケットが上手い訳ではなかった。そのため、何かと理不尽な立場に立たされる事が多いのだ。「いつもの事だし、なんか慣れたわ。それに俺、下手かもしれないけど、バスケ好きだし」そう言って、小山ははにかんだ。その表情に胸の高鳴りを覚えてしまうのは、私が小山のことを好きだから、なんだろう。

  • ふたりの上司との三角関係…

    「ことりーことーー」どこからか声がした。いつも寝起きが悪いことりは、その声が誰かは詮索もできない。しかしなんだか焦っている自分がいることり。少しだけ、と目をかすめて開くとそこにはスマートフォンが午前6時半を知らせていた。「!!!!!!」慌てて飛び起きた。速攻でバスタオルをもって自宅の一階の浴室までダッシュする。横にはお風呂シャワーのお湯をセットしている母がいた。「おはよう母さん!!!!!!」「おはようことり。寝坊はなかなか抜けないね」「でも会社の寝坊は学生よりも痛々しい!!!」「なら早く起きなさい」「はい!!!」ピッとお風呂のスイッチを入れてくれた母に感謝しつつパジャマを脱ぎ捨ててシャワーに入った。「ことりー。ごはんは食べていきなさいねー」シャワー中のことりに話しかけると大きくうん!と返事をしていた。

  • 宅配便の彼に無理やり…

    このマンションに引っ越してきて一ヶ月。私は一人暮らしを満喫していた。このご時世のため最近は自宅で過ごす時間が増え、通販に頼る機会も多い。だから必然的に、宅配便の配達員と顔を合わせることが多くなった。「どーしよ……!緊張してきたっ」私は玄関の前でうろうろしながら、チャイムが鳴るのを待った。実はかっこいいなと思っていた宅配員のお兄さんに、昨日告白されたのだ。明日から担当地域が変わってしまうので、迷惑かもしれませんが気持ちを伝えたくて!と緊張しきった面持ちで好意を伝えてくれた。今日は通販で買った洋服を配達してもらうことになっていて、その際にお返事する約束をしている。もちろん答えはイエスだ。

  • 流れ行く泡沫のように…

    兄妹による近親相姦ストーリー…「流れ行く泡沫のように…」人には多かれ少なかれ、必ず何かしらの隠し事を背負っている。テレビなどで常に満面の笑みを浮かべてしとやかに言葉を選びながら喋る女優やアイドルなどが、その美しく愛嬌のある顔と華やかな衣装からは想像のつかないような、幼少期の貧乏や複雑な家庭環境などを心の内に隠しながら日々楽でない仕事をしているのは決して珍しい事では無い。今までは好青年で文武ともに優れてエリートの階段を順調に登っていた、近所からもすこぶる評判の良かった男が、ある日の昼下りに突然通り魔になって、身元を詳しく調べて行くと、その男の様々な手記から常に周りからの尋常でない将来の期待などに精神を酷く傷つけ自暴自棄になっていた事が知れる。美由紀もまた然り、ある一つの、絶対に口外の許されぬ秘密を持っているのだった。

  • 私のすべてを見てほしいの

    「やってる?」「そんな居酒屋みたいに、入ってこないでください」「ごめんごめん」部室の扉を開けると、そこには後輩の結城がすでに座っていた。「しかし、寂しいね、私と結城の二人だけ、っていうのも」「まあ、三年生の先輩たちが引退しちゃいましたからね。仕方ないですよ」「そだね」ここは美術室。そして、私たち美術部の部室兼活動場所だ。つい一週間前、三年生の先輩たち三人がこの美術部を引退した。それまでも特別騒がしかったわけではなかった。けれど、やはり部員の半分以上がいなくなって、私と結城の二人だけになってしまったのは少しだけ寂しかった。「私の代も本当は後三人くらいいたんだけどね。結城が入ってくる少し前くらいからこなくなっちゃったからね」この部活は特別厳しいわけではない、と思う。

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