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香りの観察日記 https://oyane6946.hatenablog.com/

香水のレビューをしています。季節ごとの使い方や気に入らなかった香りのアレンジ方なども。メンズ、レディース、ユニセックス問わず取り扱い。

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2020/08/10

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  • コムデギャルソン / BLACK

    気温25℃/湿度54% そう!まさにこういう香りを探していたの!今の自分が求めているニーズにぴったりの香水に出会った時の高揚感は忘れられない。それが必然的に探していたものでも、はたまた偶然の出会いであっても同じように。 今回は前回の記事で紹介した方法によってたどり着くことが叶ったフレグランスだ。COMME des GARÇONSが2013年に初めて発売した香水、BLACKである。 まずは香りの構成を述べておくと、トップはブラックペッパー、ソマリア産インセンス、フランキンセンス。ミドルにリコリス、バーチタール、ペッパーウッド、レザー。ベースノートとしてシダーウッド、ベチバーが使用されている。ユニ…

  • 欲しい系統の香水を見つける方法

    ある程度香水が手もとに集まってくると、「こういう香調のものが欲しい!」という探究心がムクムクと湧き上がってくることがある。 筆者の場合は一時期スモーキーな香水をひたすらに探していた。この「スモーキー欲しい発作」の発端はジョーマローンのウード&ベルガモット。この煙っぽさがたまらなく好きで、もっと煙った香りは無いものか…とネットの海に飛び込んだのである。 もしも近くに店舗があるなら実際に足を運んで「スモーキー系の香りはありますか?」と販売員さんに聞けばいいだろう。自らの鼻で確かめるのが最も確実だ。しかし、筆者はドが着くほどの田舎住みなのだ。香水売場といえばドン・キホーテか薬局くらい。それも試香しよ…

  • イヴサンローラン / オピウム

    気温24℃/湿度61% 香水のネーミングやバックグラウンドだけで惹かれてしまうことは無いだろうか。このオピウムはその和訳「阿片」というネーミングから発売当初からフレグランス業界を震撼させた。 デザイナー、イヴサンローラン。彼は、他人の視線を集めるだけの古い美的感覚を覆し、何者にも囚われずに自分らしく生きる新しい美の在り方を作品を通して強く提唱した。流行していたミニスカートではなく男性的なパンツスタイルを数々発売、自らのブランドのショーモデルに黒人を起用するなど革命的とも言えるアプローチ。当時弱者と呼ばれていた女性や肌色の濃い人々も皆対等の権利があり、全ての人種が美しく誇り高くあるべきだという姿…

  • CHANEL / NO.19 EDP

    気温27℃/湿度64% コレクションの中に必ず1つは持っておきたい香りといえば、TPO問わずに纏えるものだろう。かと言ってありきたり過ぎても面白くないので、以外にコレだというものに出会うのは難しかったりする。 他者に不快な思いをさせず、かつ美しい香りだと感じる、究極の万能香水として特筆して気に入っているのがこのNO.19のオードパルファムだ。 トップはジャスミン、ベルガモットとグリーンノートによる爽やかな幕開け。 ミドルからはアイリス、スイセン、ローズ、スズラン、イランイランなどのフローラルが優しく混ざり合い、ほんのり甘くパウダリーな雰囲気になってくる。 ベースのパチョリ、サンダルウッド、オー…

  • セルジュルタンス/ニュイ ドゥ セロファン

    気温23℃/湿度55% 筆者はフローラル系がどうも苦手だ。というか食わず嫌いしている節がある。フローラルといえばキュートで可憐、はたまたゴージャスで華やか、そんなフェミニンなイメージが自分と掛け離れすぎていてなかなか挑戦することが出来ない。 そんな私が「ここのフローラルなら大丈夫だろう」とブラインド購入した香水がいくつかある。今回はその中の一つ、セルジュルタンスのニュイドゥセロファンの話をしたい。 セルジュルタンスの香りは複雑でクセがあるものが多く、誰もがいい香りだと言うものは少ない。しかしニュイドゥセロファンはその中でも比較的纏いやすいフレグランスだと思う。とはいえ、クセが無い訳では無いが。…

  • ディプティック / タムダオ

    気温23℃/湿度59% 初めて買った香水は、やはりいつになっても特別な存在だ。ディプティックのタムダオ。この一本が私を香りの世界の奥深さを教えてくれた。 当時、香を焚くのがマイブームだった。セージやサンダルウッドの煙の中に居ると優雅な気分になる。神聖な森の中に居るような…ああ、一生この香りで居たい…むしろ私が森になりたい。 しかし、一人暮らしならまだしも一日中焚いているわけにもいかないし、衣服に着いた残り香もすぐ消えてしまう。ならどうすればいいか … そうだ香水だ。より手軽だし、火災報知器に怯える心配もない。今まで香水など全く興味がなかった私が(高校生時代に周りに流されるようにYSLのベビード…

  • アルマフ / Club De Nuit Intense Man

    気温25℃/湿度64% クラブ ドゥ ニュイ インテンス マン。 この香りを一言で表すと、スモーキーなパイナップル。男らしくセクシーでくどすぎない。俗に言う「女受けの良い」部類の香りだと思う。 個人的にはフレグランスに対してそういう表現を使うのは好きではないのだが、まあ確かにこんな香りの男性が居たら確かに好印象かもなあとは感じる。 無臭を美とする日本においてフレグランスが必要とされる場面は少ないが、異性を落とす!といったような場面での需要はある程度あるようだ。モテ香水。似非フェロモン。そんな用途で香水を使用する一定層の人達は、おそらく香りそのものの魅力には目を向けないし興味もないだろう。 ああ…

  • Dior / DUNE

    気温25℃/湿度66% 香水好きにとって、フレグランスのディスコンほど悲しいものは無い。特に名香と呼ばれる香水が廃盤ともなると愛用者の中で大騒ぎになることも多々あるだろう。とはいえありがたい事に、ネットショッピングが普及している現在ならまだ手に入れることが可能な場合も少なくないのも事実だ。(まがい物が混じりこんでいる危険性や価格高騰などの欠点には目を瞑るしかないが) DiorのDUNE。1991年に発売され猛烈な人気を誇ったが、現在では廃盤になってしまった。トップノートだけで判断してしまえば確かにそういう運びになってしまったのも納得してしまう部分が無いとも言えない。 マンダリンやライム、ツンと…

  • GIVENCHY / π

    気温27℃/湿度65% 先の記事に記したように、纏う環境で印象をガラリと変える香水は非常に多い。その中でも突出して面白い表情の変え方をする香りがあった。 GIVENCHYのπである。 いつだったか、オリエンタル香にハマっていた冬場に購入したきり長らく出番を待ち続けたベンチの守護神だ。(ごめんよ…) さて、その香りはと言うと、トップはマンダリンオレンジにバジルやローズマリー、タラゴンがスパイシーに弾ける。が、ものの数秒でバニラとトンガビーンの濁流が押し寄せ、強烈な甘さに支配される。 冬場に纏った時にはそこから一層こってり感が強まり、激甘官能バニラになるだけだった。公式ではウッディオリエンタルとの…

  • HERMES / ナイルの庭

    気温26℃/湿度66% 早朝4時前、付けっぱなしのテレビの音で起きる。頭が冴えない。目覚めの一服をしつつ、久しぶりにとあるボトルに手が伸びた。 エルメスのナイルの庭だ。 香りの霧が生ぬるい空気をかき分けて新鮮なシトラスが肌に着地する。やや苦味のあるグレープフルーツとその皮を思わせる若干の青臭さ。それはシャープすぎず柔らかすぎないまま、よりクリアになってくる。 私は自他ともに認めるシトラスキラー肌だ。しかしこの香りはそんな肌の上ですらジューシーさや瑞々しさを失わない。むしろどんどん視界が開けていくような感覚さえある。そしてその先にあるのは、とても静かで、穏やかで、まだ若いフルーツが実った木々に囲…

  • ブログの趣旨

    不思議なことに、同じ香水でも気温や湿度によって全く異なる表情を見せることが多々ある。 ムエット上での香り立ちと肌に乗せた時との印象が異なるように至極当たり前のことではあるけれど。 買った時はいい香りだったのにいざ自宅で付けてみたらなんか違う!という現象も上記のような環境や状況の違いというのが主な原因だろう。 フレグランスド素人の筆者が今よりもっとド素人だった頃、それが原因で手放してしまった香水が多々あった。 そして今になってその軽率な別れを猛烈に後悔している。 あの時もうワンシーズン待っていたら…纏う日の天気を考慮していれば…もしかしたら今はもう手元に無い香水が特別お気に入りになっていたかもし…

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