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2020/08/07

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  • 66回目「その男、凶暴につき」(北野武監督)

    自分は「歩き方」にコンプレックスがある。どうも自分の歩き方は、他の人と比べると変なのだ。それを初めて自覚したのは、学生の頃だ。アルバイトの面接に行った時だった。面接が終ると、立ち上がって面接官に一礼する。そして向きを変えて部屋を出る。この一礼して部屋を出るまでの歩き方が、どうもぎこちない。面接官も自分のぎこちない歩き方を恐らく見ている。挙動不審な奴と思われていたかもしれない。以来、社会人になってからも何度か面接は経験したが、この面接が終って部屋を出るまでの「変な歩き方」は一向に改善できない。 法事の時も困る。自分にお焼香が回ってくるまでの時間が、なかなか苦痛だ。変な歩き方にならないように意識し…

  • 65回目「JAM」(THE YELLOW MONKEY) 「ディズニーランドへ」(BLANKEY JET CITY)

    よく人から「電気グルーヴとか好きそう」と言われる。何故そう言われるのか分からない。正直、電気グルーヴはあまり聴かない。『電気グルーヴ20周年の歌』は面白いと思う。PVも面白い。卓球のソロも好き。でも、それくらいである。 現在、大炎上している人物に関しては、取り敢えず家にCDもレコードも無かった。スマホに1曲だけ過去にダウンロードした曲が入っていたが、そちらは速やかに削除した。この件は「作品に罪はない」とか「アーティストの人間性と作品は分けるべき」なんて陳腐な言葉で擁護できるレベルではない。ともかく自分は、この人の音楽は一生聴かないと決めた。同系統の音楽が聴きたくなったら、ブライアン・イーノとか…

  • 64回目「水いらず」(サルトル:新潮文庫)

    本書を読んだからといって、サルトルの哲学について理解できるわけではない。小説はあくまで小説であり、それ以上でも以下でもない。 裏に書かれた粗筋とあとがきの解説によると、一応、収録されている5つの作品はどれも、サルトルの思想である実存主義に関係しているようである。しかし、哲学の知識がなくても充分、小説として楽しめる。むしろ、純粋に小説を楽しむなら余計な知識は邪魔だろう。いずれの作品も粘り気があってどんよりした雰囲気が共通している。そして、そこで描かれる世界は驚くほどに狭い。せせこましい。哲学者が書いた小説なので、さぞかし難解で高尚な世界が描かれているのだろうと思いきや、中身はとても通俗的だ。そう…

  • 63回目「エイリアン」(リドリー・スコット監督)

    『エイリアン』は、自分にとって特別な映画だ。自分の意志で見た初めての映画が『エイリアン』なのだ。中学1年生の時、近所のTUTAYAで会員証を作った。親の扶養に入っている健康保険証を持参し、受付カウンターで複写式になっている専用の用紙に氏名や住所を記入し、無事に会員証を作り終えた。何だか大人の世界に少し近づいた気がして嬉しかった。その初めて作った会員証で最初に借りたのが、『エイリアン』だった。何故、数ある映画の中から『エイリアン』を選んだのか。それには、少し恥ずかしい理由がある。 実はその数年前、つまり小学生の頃に一度だけ友達の家で『エイリアン』を見ている。最初から通しで見たわけではなく、エイリ…

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