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ブログタイトル
にゃんこくらげの読書日記
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https://nyankokurage.hatenablog.com/
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本好きの会社員が、好きなように本の感想を書くだけのブログです!
更新頻度(1年)

26回 / 78日(平均2.3回/週)

ブログ村参加:2020/08/04

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にゃんこくらげの読書日記

にゃんこくらげさんの新着記事

1件〜30件

  • 『かがみの孤城』-どんでん返しの女王が描くファンタジー小説

    #かがみの孤城 #辻村深月 ・ #あらすじ ある出来事から中学校へ行けなくなってしまった"こころ"。 ある日、自室の姿見が虹色に光り、かがみの向こうの城へと招待される。 城へと招かれたのは、こころを含め同年代の少年少女が全部で7人。 彼らの前に現れた、狼のお面を被った女の子、自称"オオカミさま"は、願いの鍵と部屋を見つけた者には何でも1つ願いが叶えられると言う。 ドンデン返しの女王、辻村深月が描く、不思議で優しいファンタジー。 #感想 何度も泣きそうになった。 ラストは読めていた。微かな違和感は、ミステリ好きのアンテナにビビッと受信されて脳内にある答えを映し出していたから。 でも、とても巧みな…

  • 『異邦の騎士』-騎士は急ぐ、大切な人を守る為に

    #異邦の騎士 #島田荘司 ・ #あらすじ 目が覚めた時、俺は仕事も住んでいる場所も自分の名前ですらもすっかり思い出せないでいた! 記憶を喪失し絶望の中にいる男を救ってくれたのは、愛らしくて無邪気な一人の女性だった。しかし、平穏な幸せを手に入れる為に男が記憶の片鱗と向き合った時、驚愕の過去が明かされ、男は更なる絶望へ追いやられる… 果たして記憶は戻るのか、そして新たな幸せを守ることは出来るのか?! #感想 御手洗潔シリーズ第4作目。 御手洗潔の作品はまだまだ続くけど、少なくともここまでは読んで欲しいし、一つの区切りのように思います。 シリーズとしては時系列が前後するんだけど、この『異邦の騎士』ま…

  • 『ダレン・シャンⅡ』-血塗られた苦難への扉が開く…

    #ダレン・シャンⅡ #若きバンパイア (#ダレンシャンⅡ) #DarrenShan ・ #あらすじ ▼ダレン・シャン1作目についてはコチラ(* 'ω')ノ 『ダレン・シャン』-ハリーポッターが陽なら、これは陰のファンタジー作品! - にゃんこくらげの読書日記 クレプスリーによって半バンパイアになってしまったダレンだが、人間であることにこだわり、がんとして人の血を飲もうとはしなかった。 もう一つダレンを苦しめたのは、友だちが出来ないこと。見かねたクレプスリーは、ダレンにサーカス団"シルク・ド・フリーク"へ入ることを提案する。ダレンはここで、蛇少年のエブラと人間の男の子であるサムという友だちを得る…

  • 『連続殺人鬼カエル男ふたたび』-あのパニックミステリに衝撃の続編!

    #連続殺人鬼カエル男ふたたび #中山七里 ・ #あらすじ 『連続殺人鬼カエル男』の続編です。 ▼前作未読の方には、あらすじもネタバレになるので、こちらからお先にどうぞ(o’∀’o)▼ 『連続殺人鬼カエル男』-傑作!ジェットコースターミステリー - にゃんこくらげの読書日記 カエル男による恐慌の日々を乗り越えた古手川は、あまりにも大きなものを喪失してしまった。 あれから1年弱。 カエル男事件の渦中の人物、精神科医の御前崎教授の自宅が爆発、現場は見るも無残な状態と聞きつけた古手川刑事と上司の渡瀬は、過去のカエル男事件の情報提供という名目で現場へ向かう。 そこで2人は目にすることになる。 「きょうば…

  • 『噂』-最後まで読んで、思わずひっくり返った!

    #噂 #荻原浩 ・ #あらすじ 女子高生達の間に広がった怪談じみた都市伝説「レインマン」。 実際に都市伝説を模した殺人が起こったことで、所轄の刑事小暮と捜査一課の名島はコンビを組んで噂の出どころを探る。 始めは単なる遊びと思われた噂だが、実は商業目的で意図的に拡散されたものだと分かる。 口コミを操作してヒット商品を生み出した代償と、その裏に隠された衝撃の事実とは?! #感想 戦慄し、読み終わった後はしばらく放心。 たっぷりページ量がありながら、ストーリーはテンポ良く、グイグイ引き込まれて気が付いたら読み切っていました。 とても面白い! カリスマの描き方、その仮面がはがれる様、荻原さんはとても上…

  • 『告白』-罪が告白された時、見えた真相に驚愕

    #告白 #湊かなえ ・ #あらすじ 市立S中学校1年B組の担任、森口悠子は生徒達に告白する。自身がまもなく教師を辞めること、数ヶ月前に亡くなった愛娘の愛美はここの生徒に殺されたと分かったこと、犯人の少年A・Bにはすでに復讐を遂行したことを。 そうして森口が去り、2年生に進級した生徒達と周囲の大人から、少年A・Bや事件のその後が語られる。 なぜ事件は起きたのか、奪うことの末路とは… #感想 センセーショナルでインパクトの強い作品でした。 事件の原因となった人々の身勝手さ、罪を弾劾する人間のもはや残酷とも言える様が、とにかく徹底的に描かれています。 そして語り手が変わることで、人への印象が変わる様…

  • 『ダレン・シャン』-ハリーポッターが陽なら、これは陰のファンタジー作品!

    #ダレン・シャン #奇怪なサーカス (#ダレンシャン) #DarrenShan ・ #あらすじ 「これから話すことはひとつ残らず、本当に起きたことだと信じてほしい」 ダレン・シャンは、クモとサッカーが大好きな少年。ある日クラスメートが失敬してきたフリークショー(見世物屋)のチラシがきっかけで、ダレンと親友のスティーブは真夜中にこっそり家を抜け出すことにする。 フリークショーでは、ウルフマンやひげ女に太っちょ男が摩訶不思議な技を見せ、二人は夢中でショーに見入る。しかし曲芸グモを操るクレプスリーという男を見た瞬間、スティーブの様子がおかしくなる。 ショーの後、一人残ろうとするスティーブをいぶかしみ…

  • 『御手洗潔の挨拶』-御手洗潔シリーズ第3弾は短編集

    #御手洗潔の挨拶 #島田荘司 ・ #あらすじ 占星術師で自称探偵の御手洗潔が、出会った謎を華麗に解決する短編集。 第一話「数字錠」では、以前に知り合った刑事が町工場の社長殺人事件の謎解明に頼ってくる。社長は、シャッターと数字錠のついた扉で閉じられた密室内で殺されていた。犯人が分かった御手洗が取った行動には隠された意図があり… #感想 奇人、御手洗潔のシリーズ3作目。御手洗潔とはどういう人間か、が詰まっており、御手洗ファンの私としては絶対読まずにはいられない一冊!(の割には若干登場シーン少なくないかい?) 読めば読むほど御手洗潔にハマっていくのは間違い無し。どうしてこんなにミステリアスなんでしょ…

  • 『悪いものが、来ませんように』-この愛は間違いですか?

    #悪いものが、来ませんように (#悪いものが来ませんように) #芦沢央 ・ #あらすじ 助産院で働く紗英と銀行員の夫大志の間は、冷め切っていた。夫には恋人がいる。それでも子どもが欲しい紗英は、夜勤明けの眠りに落ちそうな日でも毎朝基礎体温を測り続ける。 紗英が心から安心して頼れる相手、なっちゃんこと奈津子はいつも紗英の味方だ。なっちゃんなっちゃんと、奈津子に頼り切りの紗英。奈津子は紗英の不満をいつも聞いてくれて、自分のことのように怒ってくれる。 ある日、ついに大志が帰らず、紗英は大志の職場を訪れる。しかしそこで聞かされたのは、大志が無断欠勤しているということで… #感想 物語は、紗英や奈津子を中…

  • 『すみれ屋敷の罪人』-すみれ色に彩られた悲しい物語

    #すみれ屋敷の罪人 #降田天 ・ #あらすじ 旧紫峰邸の敷地から2体の白骨遺体が見つかった。 遺体の身元調査の為に、最後の主人紫峰太一郎のかつての使用人に聞き取り調査が行われる。 各人の証言を元に紐解かれる謎。そこには悲しい物語が… #感想 はじめに言っておくと、私は大正や昭和初期を舞台にした、あの独特な雰囲気を醸す作品が大好きです。更に、一つの謎に対して色んな人の視点から語られ、徐々に事実が浮き彫りになるという話にも目がない。 つまり、この作品は大好物以外の何物でもないということ! 特に最初の証言、田舎から出てきて紫峰邸に仕えた元使用人の栗田信子のものは素晴らしかった。田舎娘の純粋で憧れに満…

  • 『イニシエーション・ラブ』-二度見必須?ホントにしちゃうからw

    #イニシエーション・ラブ (#イニシエーションラブ) #乾くるみ ・ #あらすじ 代役で参加した合コンで、僕はマユに一目惚れする。女性に対して奥手で合コンも初めての僕は、彼女が気になりつつも上手く話せない。 しかしその後、同じメンバーで海に出かけたことをきっかけに2人はデートをするようになる。もどかしくも甘いやり取りを交わしながら親密になっていく青春ラブストーリー な、訳がなく!! 変わっていく男女を描いた、ちょっとゾッとするラブミステリ。 #感想 話題になったので、読んだ人も多いでしょう。 正直、劇的な展開を期待していたのでちょっと退屈に思いながら読んでいました。 それが段々すれ違う男女の話…

  • 『リラ荘殺人事件』-古参の王道ミステリはトリックで勝負!

    #リラ荘殺人事件 #鮎川哲也 ・ #あらすじ 元成金社長が贅をつくして建てた後、拳銃自殺を図ったという曰く付きの別荘。大学のレクリエーション寮になったそのリラ荘へ、美術学部と音楽学部7名の学生が夏休みを利用して訪れる。 翌日、盗まれたトランプカードのスペードのAと共に男の死体が発見される。男の側には学生の内の一人、尼リリスのレインコートが落ちていた。もしや男は間違って殺されたのか? 不穏な空気を払うようにチェスに乗じる学生達。ところが松平紗絽女が毒に倒れ、スペードの2が発見される!そして事件はそれに留まらず… #感想 昭和51年初版の本格ミステリです。 鮎川先生といえば、綾辻さん等"新本格ミス…

  • 『メリーゴーランド』-これぞお仕事フィクションじゃない?

    #メリーゴーランド #荻原浩 ・ #あらすじ ゆるゆるお役所仕事で平穏無事に過ごすはずが、超赤字テーマパークを立て直すことに!やる気のない上司に受身な同僚。税金の無駄遣い体質と保守的姿勢が、地域おこしの壁となります。そんな中でも徐々に主人公啓一は、テーマパークの再建に心から乗り出していき… 仕事とは、家族とは、人生の大事なものを見つめるきっかけになるはず。 #感想 頑張ったら頑張っただけ結果が出るのがスッキリして気持ち良いのは確かだけど、現実の仕事はそんな綺麗にはいかない。お仕事小説に対して"綺麗事ばっかじゃないよ!"と思ってしまうひねくれ者の私は、読後妙に頷いてしまいました。そういう人は少な…

  • 『危険なビーナス』-素敵な彼女は弟の妻!

    #危険なビーナス #東野圭吾 ・ #あらすじ 獣医師の伯朗の元に、弟の妻楓から唐突に連絡が入った。なんでも弟が失踪したというのだ。そもそも弟が結婚したことすら知らなかった伯朗だが、楓と一緒に弟を探す内に、彼女を魅力的な女性だと意識し出す。 成り行き上、伯朗は縁を切った矢神家とも接触し弟失踪の謎に迫るが、なぜか随分前に亡くなった母の遺品が関係しているようで… #感想 秋にはドラマにもなるそうですね。 うんうん、東野圭吾作品は読んでいて映像が浮かんでくるから、ドラマや映画化にはピッタリだと思います。楓もだけど、伯朗が顔で選んだ助手、蔭山(かげやま)さんの存在も気になりますね!誰がやるのかな〜♪ ち…

  • 『有頂天家族』-愛すべき毛むくじゃらファミリー

    #有頂天家族 #森見登美彦 ・ #あらすじ 京都を根城にする狸たちは、読み書き算盤から乙女の口説き方までを天狗に学ぶ。 糺ノ森に暮らす下鴨矢三郎もその1匹。かつて向かうところ敵なしの大天狗だった赤玉先生を師とあおぎ、先生が老いぼれ、ぼろアパートで籠城を決めこんだ後も足繁く通っては厄介ごとに巻き込まれている。 忘年会で狸鍋を喰らう金曜倶楽部や、赤玉先生が骨抜きになっている冷徹な美女弁天、狸界の頭領の座を巡る戦いと、今日も狸たちの日常は目まぐるしくて退屈している暇がない! #感想 大好きな本の1つ。 森見先生といえば京都ですが、京都のレトロさと狸というふわふわコロコロのポップな存在が見事にマッチし…

  • 『ワルツを踊ろう』-怖い怖い怖い!人が一番怖い!

    #ワルツを踊ろう #中山七里 ・ #あらすじ 外資系金融会社で順風満帆な社会人人生を送っていた溝端了衛。人生設計の青写真を描き始めた頃、リーマン・ショックにより全てが崩れ落ちてしまう。 高いプライドと残り少ない預金を持って帰郷した了衛は、地域に溶け込むべく様々なアイデアを思いついては実行する。しかし田舎の悪しき習癖はそれを拒否し、孤立した了衛は徐々に追い詰められていく… #感想 中山七里さんの本領が発揮された一冊。 目の付け所は悪くないのに、主人公の脇の甘さ間の悪さが最悪の事態へと繋がっていく。転落していく様は残酷で、想像を超えたスプラッタぶりには爽快感さえ覚えます。 ミステリ要素もしっかり。…

  • 『西の魔女が死んだ』-周りと上手くいかなくて疲れた人へ

    #西の魔女が死んだ #梨木香歩 ・ #あらすじ 2年前、中学に上がってすぐに学校へ行けなくなってしまった"まい"。ママの提案でおばあちゃん宅で過ごすことになるが、おばあちゃんは魔女だと言って…? 自然に触れながら魔女修行をする少女の、優しい成長ストーリー。 #感想 物語は、まいが西の魔女ことおばあちゃんの元で過ごした時を思い出す、回想の形で進みます。学校を苦痛だと感じ心を閉ざしたまいは、少女らしい傷つきやすさと生意気さ潔癖さを持っています。 あぁ、確かに子どもの頃世界はこんな風に見えていた…と甘酸っぱい気持ちになりました。実際にファンタジーな魔法を使う訳ではありませんが、おばあちゃんは確かに魔…

  • 『屍人荘の殺人』-のっけから驚愕!絶対読んで欲しいミステリ

    #屍人荘の殺人 #今村昌弘 ・ #あらすじ 神紅大学に入学した葉村譲は、なんちゃってミステリ研究会に幻滅しているところを"神紅のホームズ"称する明智恭介にミステリ愛好会へ誘われる。 2人の元に、正真正銘の"探偵少女"である剣崎比留子が映画研究会の合宿話を持ってくる。何にでも首を突っ込みたがる明智は嬉々として参加するが、合宿メンバー達の間には何やら不穏な空気が漂う。 そして肝試しの夜、思いもよらない事件が彼らを襲うが、その犯人は…ゾンビ?! #感想 想像しなかった展開に、のっけからグイグイ引き込まれてアッという間の読了でした。いや〜、面白かった! 現代では起こりにくい、雪山的な外との隔離状態をこ…

  • 『逃亡くそたわけ』-まるで大人になりきれない2人の夏休み

    #逃亡くそたわけ #絲山秋子 ・ #あらすじ 福岡の精神病院で入院中の"あたし"。21歳の夏をこのプリズンで終わらせてしまうのは嫌だ! たまたま居合わせた"なごやん"を道連れに、彼のぼろぼろ車での逃亡旅行が始まった。 #感想 すごいタイトルだな。表紙の投げやりな感じと妙にマッチしてるし。 正直、どんなヤクザな主人公のすさんだ話かと思った。そしたら博多弁ばりばりの元気な女の子が、おちおちノースリーブも着られないプリズンから脱走する話だったとは。 強烈な方言には面食らうが、読み始めて早々"なごやん"の呼び名の由来あたりで、もうこの登場人物の2人のことが大好きになってしまった。 抜けてて計画性もなく…

  • 『たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に』-鳥肌ものなのに間違いなく純愛小説

    #たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に (#たぶん出会わなければよかった嘘つきな君に) #佐藤青南 #栗俣力也 ・ #あらすじ 上司のパワハラから逃れる為にも、寝る間を惜しんで資格試験の勉強に勤しむ僕。 恋人作りに興味は無かったのに、友人のお節介からナナちゃんとデートをすることになってしまう。 次第に僕はナナちゃんに惹かれていくが、そんな僕に同僚の女性が近づいてくる。彼女は少し思い込みが強いようで… 絡まった恋愛模様はやがて思いもよらぬ展開を見せる。思わずゾッとする恋愛ミステリ! #感想 300ページ弱と短い中で、テンポよく物語が進められていきます。 ジワジワ登っていき、ギュンと落とされ…

  • 『連続殺人鬼カエル男』-傑作!ジェットコースターミステリー

    #連続殺人鬼カエル男 #中山七里 ・ #あらすじ 埼玉県のあるマンションで、異常なものが発見される。それは、口からフックで吊るされた全裸の女性の死体だった。「きょう、かえるをつかまえたよ」死体のそばには幼児が書いたような稚拙な紙片。 埼玉県警の古手川は、捜査の中で過去に犯罪歴のある自閉症患者の勝雄と保護司のさゆりに出会う。 "カエル男"と呼ばれる犯人の見境ない凶悪殺人に、やがて世間はパニックになり精神疾患者や異常犯罪虞犯者リストの開示を要求しだす。 勝雄とさゆりの元にも不安にかられた群衆が押し寄せてきて… 一体誰が何の目的で犯行を行なったのか!? #感想 読んでいて、怖くて怖くて仕方がなかった…

  • 『弁護側の証人』-思わずエッと見返す往年のミステリ

    #弁護側の証人 #小泉喜美子 ・ #あらすじ 元ストリッパーの"ミミイ・ローイ"こと漣子は、八島財閥の放蕩息子杉彦に見初められ、大恋愛の末に結婚する。 杉彦の親族や女中達からは歓迎されず嫌がらせを受ける漣子だが、持ち前の明るさと杉彦への愛で乗り切ろうと奮闘する。 ところが義父が何者かに殺され、夫婦は離れ離れになってしまう。金網越し悲しげな表情で諦めかける杉彦に、諦めるのは早いと言う漣子。 彼女は果たして真実を見つけられたのか…?! #感想 ちょっと古めかしい言い回しもあるけど、現代では出せない味があって私は好みでした。 驚きの結末もですが、登場人物達が魅力的でシリーズだったら読みたい程。 主人…

  • 『十角館の殺人』の感想

    #十角館の殺人 #綾辻行人 ・ #あらすじ 大学のミステリ研究会の面々は、有名な殺人事件のあった島を訪れる。ちょっとした好奇心での滞在のはずが、一人また一人と殺されていき、彼らは疑心暗鬼に囚われていく… #感想 アガサ・クリスティのオマージュという本作品。 ははぁ、なるほど。新本格ミステリの先駆けと言われるのはしごくもっとも!新本格と言われながらも、先人達へのリスペクトと愛をたっぷり感じます。 いわゆる"島もの"とか"雪山もの"が成り立つ状況って、現代ではなかなか難しいですね。だからこそ当時の、自然に発生したある種の密室内での事件、そしてその解明にはロマンと心躍るものがあります。個人的には尊さ…

  • 『孤狼の血』-ばりカッコいいぜ、悪い男たち

    #孤狼の血 #柚月裕子 ・ #あらすじ 広島の呉原東署に赴任された新米刑事の日岡は、ベテラン大上の元につく。大上の強引な捜査に戸惑うものの、暴力団との付き合い方を学んでいく日岡。ところが金融会社の社員が失踪した事件を皮切りに、危うく保っていた暴力団同士の派遣争いの均衡が崩れる。 プライドが火花を散らすハードボイルド。 #感想 暴力団同士の抗争 男だらけのハードボイルド… どちらかというと苦手ジャンルっぽいな、という印象でしたがオススメされたので着手。そしたらもう、止まらなくなり一気に読了。メンズがまたカッコいいんだ! 私は一ノ瀬派。 えー?まぁ確かにぃ?彼、ちょっと冷たいとこもあるんだけどぉ …

  • 『斜め屋敷の犯罪』-このトリックはスケールがデカい!

    #斜め屋敷の犯罪 #島田荘司 ・ #あらすじ 北の最果てに建てられた"斜め屋敷"とも呼ばれる一風変わった館、流氷館。オーナーである大会社の会長浜本は、知人を招いてクリスマスパーティを催す。 ところが思惑渦巻くこの屋敷で連続殺人が起きてしまう。死体は明らかに他殺の様相だが、部屋に人の入れる余地はなくて… 御手洗潔シリーズ2作目! #感想 このトリックはすごい!惜しい所をかすっても、真相に辿り着けた人っていたのかしら… 前作同様、昭和の雰囲気漂う作風も好みです。 ただ…面白いんですけどね、今回御手洗さんの登場が少なくって… ワタクシこのお店は雰囲気も味も好きなんだけど、お気に入りのカレがいないんじ…

  • 『青の炎』-少年は破滅に向かって走る

    #青の炎 #貴志祐介 ・ #あらすじ 高校生の櫛森秀一は、成績優秀で学校での友人関係は良好、母と妹との家族仲も良く充実した生活を送っていた。母の元再婚相手である曾根が現れるまでは。 大切な家族を踏みにじろうとする曾根に怒りの炎を燃やす秀一は、曾根の殺害を計画し、惜しみない努力を始める… #感想 読後、深く考え込んでしまった。 悪を未然に防ぐ為には何も出来ないのか。まだ行われていないだけで、ありありと目の前に迫っているのが分かる災難に対して、先に火の粉を払う行為は許されないことなのか… 秀一は賢く家族想いで、どんなに将来有望かと思われます。殺人を完全犯罪にする為に繰り返し行う実験の様子も、それが…

  • 『テロリストのパラソル』-男は手に入らなかったものを想う

    #テロリストのパラソル #藤原伊織 ・ #あらすじ くたびれたアル中のバーテンダー島村は、やわらかな陽射しの中いつもの公園でウイスキーを呷っていた。そんな穏やかな時間が、突然の地響きと悲鳴で壊される。凄惨な爆弾テロ事件。 事件の目撃者となった島村の元に、物騒な男たちや昔同棲していた女の娘が相次いで現れる。彼女は、母親が例の爆弾テロ事件で命を落としたと告げに来たのだ。 やがて事件の真相を追う島村は、かつて仲間達と大学闘争を起した日々のことを思い返す。運命の歯車は、いつから回り始めたのか… #感想 突如現れた美(少)女、塔子。彼女は若くミステリアスで、大人びているかと思えば無邪気な一面も見せる。ハ…

  • 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』-女とはかくも苦しい

    #ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (#ゼロハチゼロナナ) #辻村深月 ・ #あらすじ 地元から飛び出し、東京でライターとして働くみずほ。彼女は、疎遠になっている友人達の一人一人に会いに行く。地元に残った心優しい幼なじみ、今は実母を刺して逃げ続けるチエミについて聞く為に。 #感想 精神的に超重量級…。みずほが話を聞きに行く旧友達も、みずほ自身も現状への不満と不安に身を焦がしています。それを表面上は取り繕って、でも透けて見えて。 辻村深月さんはホント、女性の暗くて歪んだ心理を書かせるなら日本代表選手だ! 身に染み付いた価値観や、どうにもコントロール出来ない癖のようなものを、環境やとりたて親のせいだと考え…

  • 『占星術殺人事件』-読者への挑戦!華麗なトリック

    #占星術殺人事件 #島田荘司 ・ #あらすじ 40年前に日本全土を震撼させ、いまだに解かれていない難事件の新たな証拠を携えて、一人の婦人が事件の解決を依頼したのはうだつの上がらない占星術師。 彼こと御手洗潔が、雪の中の密室殺人及び6人姉妹バラバラ事件の謎に挑む! #感想 大好き御手洗潔、シリーズ1作目。 作中だけでなく実際のミステリ界も震撼させた本作は、痺れるポイントが盛り沢山なのであります。 まず、グロテスクながらも豊潤な謎の匂いがぷんぷん香る殺人事件。40年間日本中が頭を捻ったのに解かれていないという、強気な設定。フェアに全証拠を提示した上で、突如読者に挑戦状を叩きつける島田氏のプライド。…

  • 『切り裂きジャックの告白』-臓器移植を巡る社会派ミステリ

    #切り裂きジャックの告白 #中村七里 ・ #あらすじ 都内の公園で、臓器を全て取り除かれた若い女性の死体が発見される。新聞社には"ジャック"と名乗る人物から犯行声明が送られ、その後ジャックの宣言通りに連続殺人が起こっていく。 やがて被害者達は、同じドナーからの臓器を受け取っていたという共通点が発見される。刑事犬養は、自身もドナーを待つ娘の親という複雑な心境で捜査に当たる中、ドナーの母親の切ない姿を目にすることになる。 #感想 中山七里さんの知識の豊富さ、知見の深さには毎度脱帽します。今回も臓器移植という難しいテーマを扱っていて、事件の謎と臓器移植への考え方という2つの面でハラハラしました。 "…

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