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  • 天を相手とす

    「人を相手とせず、天を相手とせよ。天を相手として己を尽くし、人をとがめず、わが誠の足らざることをたずぬべし」西郷隆盛の言葉です。天こそが、わが命を授け、その使命を与えて下さっています。だから、一度の人生、天命を悟り、天命に向かって一心に命を燃やすことが大切だと思います。そう思うことができれば、人の世の煩わしさは、たとえ一瞬であれ、ちっぽけなものとして捉えられるようになります。眼前の悩みは、自分の大きな使命にとって、いったい如何程の意味があるのか。本当に大切なことは何か。常に自らに問いかけながら、大きな視野を持ち、日本の教育改革に邁進していきたいと思います。そこには一人でもやり抜く覚悟と意志の力が必要だと思います。天を相手とす

  • 志の教育

    私の言っている「志の教育」は、残念ながらHowtoで広げていけるようなものではありません。とにかく、自分自身が志を立て、社会の中で、一定の役割を果たしていけるように、脇目も振らず、一心に仕事をし続けていくことで精一杯ですし、そのための学びで精一杯なのです。当面、死に物狂いで生きることしか私に出来ることはないのです。「教育はできない」というのが私の基本的なスタンスであり、申し訳ないけれども、今の私では、他に誇れるようなものは何もありません。必然的に「志の教育」などというのも私にはできないのです。ただ、自分自身が、自らの志を求め、苦闘し続けてきた痕跡を多少なりともお示しすることはできるのかもしれません。それだけのことです。だから、他に自慢できるようなことは何一つないのです。私は教育に全力は尽くしますが、何を手に入れ...志の教育

  • 人格を磨く

    人間として人格を磨こうと向上心を持ち続けることはとても大切なことです。しかし、その大切さと重みとは、人生の終盤になって気づくものなのかもしれません。人間としての向上を求め、何十年と磨かれてきた人格と、私は私だと成長を求めることを意識しなかった人格とでは、知らぬ間に大きな差が生まれてしまいます。しかし、それに気がつくのも、結局は、人格の向上を求め続けた人だけです。向上を求めぬ人は、そもそも、向上したか否かに目を向けていないので、自身の人格が少しも向上して居らぬ事に、気づくことすら出来ないということになります。ただ、それも本人にとっては幸せなことなのかもしれません。それもまたよし。そう思います。少しの哀しみと共にそう思います。人格を磨く

  • 火を灯せたら

    2日間の企業研修が終わりました。最後の時間に行った、受講生の皆様のスピーチは本当に素晴らしかったです。そんな時間に立ち会えて、本当に良かったです。今、充足感と心地よい疲労感に包まれています。が、明日からも、入塾説明会や講座が待っています。人生は時間です。昨日、今日の2日間もまた、私の人生の一部であり、人生における、「人」との素晴らしい出会いの時間でした。私にとっての教育とは、共に学ばせていただく中で、一つでも多くの気づきを生み出すことに他なりません。私が教えているわけではないのです。私もまた、共に学ぶ一人に過ぎません。私の人生の炎が燃え尽きる前に、出会うことの出来た色々な人の心に、ささやかであっても火を灯せたら素敵なことだと思います。火を灯せたら

  • 日本は滅びるか。

    イーロン・マスク氏が、いずれ日本は滅びるだろうといったことがニュースになっていました。「当たり前のことだけど、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは世界にとって大きな損失になる」統計的に見れば、当たり前の話でしかないと思います。それより私は、「日本が滅びることが世界にとって大きな損失になる」という言葉の真意の方が気になりました。日本人の考え方や生き方が価値あるものであり、それが失われることが損失だという意味なら嬉しいのですが、さて、どうなのでしょう。それはさておき、少子化対策の施策としては、お金の話しか出てきていないように思えてなりません。勿論、お金は必要で大切なものです。しかし、子育てを金銭的価値に換算してみる考え方が、少子化を招いてるようにも私には思えます。日本...日本は滅びるか。

  • 教育者の役割

    結局のところ、教育の成果というものは、その人がいかに信頼される人物となり、自立して自分の人生をしっかりと歩み、その歩みが自ずから人々のため、後世のためになり得たかということで、はかられるしかないものだと思います。それは、子どもではなく、自分自身が、まず、そのような人物たり得ているかが問われるものです。そして、教育者の感化力によって子どもは育っていきます。「そのためにはどのような教育が大切なのか」それを見いだすことが、教育者の大切な役割なのだと思います。教育者の役割

  • 教育雑感

    「今、無名の指屈して信(の)びざるあり。指の人に若(し)かざるは則ち之を悪(にく)むを知り、心の人に若かざるは則ち悪むを知らず。此れ之を類を知らずと謂(い)ふなり。」(告子上十二章)「(人は薬指が曲がってしまうと、生活に支障はなくても治してもらおうとするように)わずか一本の指でさえ人並みでないと、恥じることを知っている。それなのに、(肝心の)心が人並みでなくても恥じることを知らない。これこそ物事の軽重を知らないと言うことである。」『孟子』の言葉です。(『孟子一日一言』より)教育というのは、結局、人間の心を磨き、その人が、より良い生き方ができるように手助けをすることだと思います。しかし、自分の精神の在り方については、『孟子』の一節にあるとおりで、あまりにも無頓着な人が多いのかもしれません。「其の小を養う者は小人と...教育雑感

  • 心落ち着けて

    日々のスケジュールが慌ただしくなっていますが、どうも慌ただしいと、自分と向き合い、深く思考することが希薄になっていくように感じます。そしてそれは、文章を書く時間の減少という形で、現れてくるもののようです。書くことは考えること。考えることは書くこと。書いていないということは、思考を放棄しているということだと感じます。また、読むことも大切です。古今東西の聖賢の言葉に触れつつ、それを味わうような時間を確保しようと思います。それが、教育力の目に見えない土台であると思うからです。心落ち着けて

  • やりたいことよりやるべきこと

    ゴールデンウィークが終わりました。私はこのゴールデンウィーク期間に、2回、「萩往還を歩く」研修を引率していました。ほぼ、福岡には居らず、今日、ようやく東京から舞い戻ってきました。来月から小郡寺子屋「志学舎」もスタートします。これまで形にしてきた教育をどのような形で残していくか。今年から5年間ぐらいで、全力でやり遂げていこうと思います。やりたいことよりやるべきこと

  • 体力

    私は運動もしていませんし、体力があるとは思えません。ただ、次の3つのことぐらいは心がけています。1.全国どこに行くとしても、また、日常においても、常に重い荷物を持つこと。決して楽をしようとしないこと。2.空港では、できるだけ階段を使うこと。(重いキャリーバックを持っている時は除く)3.三度の食事は、できる限り、きちんとしたものを食べること。手間暇を厭わないこと。これぐらいです。そして、4.いつ倒れても良いと思って無理をし続けること。この覚悟が存外大切なことのように思います。死ぬ気でやるから死なないのだろうと思います。笑。体力

  • 萩往還を歩く

    久しぶりに、バッカーズ九州寺子屋の塾生と萩往還を歩いてきました。私は、楽に30㎞を歩いていると思われているようですが、決してそうではありません。また、この道を歩き始めた30代の頃は、足が激痛で死にそうになっていました。それ以前も、すぐに風邪を引いて寝込んだり、熱を出したりと、とにかく身体の弱い人間でした。巨大扁桃腺を30代後半に切除してから少しましになったような気がします。今、60歳にさしかかろうとしていますが、元気に萩往還を歩けています。また、自分の人生を走り続けています。それは、やはり自分の志が確立したからです。そして、その使命感と責任感を持って、常に走り続けているからだと思います。志が無ければ、身体もきつくなるし、その反対に、志が確立されれば、どんどんタフになっていくということは、志が確立された人でないと...萩往還を歩く

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