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  • 2020年の終わりに

    2020年が終わろうとしています。ただの一日が過ぎているだけと言えばそれまでのことです。しかし、日本人は、ハレの日とケの日という概念を持ち、単調な日常(ケ)に、非日常(ハレ)という日々を挟むことで、生活を弾力化してきました。新型コロナウイルスで、酒席が無くなり、祭りがなくなり、様々なイベントがなくなったことは、ハレの日を喪失したということです。経済的なダメージも、感染者の方にとっての健康ダメージも大きいと思いますが、この精神面での切り替えを行うハレの日を失ったことが、私たちにとっては大きなストレスになるのかもしれません。ただ、そうとわかっていれば、手の打ちようはいくらでもあります。明るさを決して失わないこと。人間も自然の一部ですから、時には大自然の中で鋭気を回復すること。それが大切なのだと私は思います。2020年の終わりに

  • 死生

    「坂の上の雲」で、日本騎兵の父と呼ばれる秋山好古が、朝鮮に出発するときのシーンを見ていて思った。秋山好古は、身ごもっている妻に、生まれてくる子どもの名前をしたためた紙を手渡す。半紙には筆で「信好(のぶよし)」「與志(よし)」と書いてある。好古は、「男なら信好、女なら與志、どうです?」と言う。妻は無言で好古の顔を見つめている。この時に夫の覚悟を全て悟っているのだ。「どうです?ええ名前じゃろう」「男でも女でもええけん、元気な子を生んでくれたら、それでええ」「後のことは頼んます」といった後で、二人の間に沈黙が流れる。この沈黙の時間が語っていることは、「自分の命は尽きても、命は子どもに受け継がれる。生まれてきた子が俺だ。」ということです。その時代の軍人の妻は、夫を愛し、夫が死ねば、その子の中に、夫の姿を見て愛したのだろ...死生

  • 利己と利他

    自分のことすら満足に出来ない人が、他人のために貢献することなど出来ない、というのも事実ですが、他人のために力を尽くさない人が、自分の持てる最大の力を発揮できないこともまた事実です。つまり、私たちは、自分という円をどこまで大きく拡げていくことが出来るかを問われているのです。利己心に固まれば、自分のことさえ全うできず、一方、利他の心で生きようとしても、己が未熟であれば、利他の実現などできないのです。己をどこまでも磨きつつ、利他の心を忘れないという生き方をすることが、結局は自分を高め、自己を充実させ、人々に良きものを生みだしていくことになるのだと思います。利他であったかどうかは、自分が努力し、それをやり続けてきたかどうかの結果でしかありませんし、他人が決めることでしかないのです。利己と利他

  • 一年

    オフィスを引っ越してから、一年が過ぎました。どうやら、床が余り分厚くないようで、イスを引くときの音が階下に伝わるようでした。うるさく響く感じは全くなかったので、そこまでの想像力が働きませんでした。ごめんなさい。さっそく防音マットを注文しました。早く言ってくださったら、もっと早く対応させていただけたのに申し訳なく思います。昨年の暮れは、結局、福岡のマンションも、東京のマンションも、再開発のために取り壊されることになり、計3箇所の引越に奔走していました。新体制でのスタートを切って間もなく、新型コロナウイルスの感染が問題となり、一年の過ごし方が大きく変わってしまいました。さて、新しい、令和三年はどのような1年に出来るか楽しみです。一年

  • 美しさ

    「坂の上の雲」を見ていて、ふと思いました。「あぁ、私は美しいものが好きだったのだ」と。愛にも、美しい愛と、そうでない愛があります。勇気にも、美しい勇気と、そうでない勇気があります。思いやりにも、美しい思いやりと、そうでない思いやりがあります。美しさとは、打算が入らない純粋さのことかもしれません。一途に相手を思う心のことかもしれません。自然の美しさには、どこにも打算の入る隙はありません。花の美しさ、山の美しさ、川の美しさ。美しさを誇る気持ちも、美しいと見せようとする気持ちも、そこにはありません。ただ、あるがまま。私も美しくありたいと思います。え?見た目のことじゃないですよ。おっさんですから(笑)。美しさ

  • 本日仕事納め

    弊社は本日が仕事納めの日です。今年は新型コロナウイルスパンデミックで本当に大変な年となりました。しかし、本当に大変なのは、来年だと思います。気を引き締めてかかりたいと思います。苦しい人たちも大勢いらっしゃることと思います。より良い社会の実現のためには教育の力も不可欠だと私は思います。ささやかではありますが、できることを倦まず弛まずやり続けていきます。ちなみに?会社の仕事納めの日と、私の仕事納めの日は異なります。念のため(笑)。本日仕事納め

  • メディアは言うけど・・・。

    「第3波来襲でも、なぜ人々は会食を止められないのか」ってメディアは言うけど・・・。なぜ人々はパチンコをやめられないのか。なぜ人々はお酒をやめられないのか。なぜ人々は交通違反をやめられないのか。なぜ人々は甘いものをやめられないのか。なぜ人々は本を読むのをやめられないのか。なぜ人々は映画を見るのをやめられないのか。なぜ人々はゲームをやめられないのか。なぜ人々は喧嘩をやめられないのか。どれか一つでも、人々が完全にやめられたらやめられるんじゃないかな?そう思います。食+コミュニケーションは、人間の欲求としてはかなり欲されているものの一つではないかと思います。だから、そう簡単にはやめられない。(私はそもそも懐具合が寂しいので行きません、いや、行けませんが。)だから、やめるには、みんなが正直で、言うことを聞く、素直で従順な...メディアは言うけど・・・。

  • 木綿のハンカチーフ

    橋本愛-木綿のハンカチーフ/THEFIRSTTAKE「THEFIRSTTAKE」は、一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル。ONETAKEONLY,ONE...youtube#video橋本愛-木綿のハンカチーフ/THEFIRSTTAKEhttps://www.youtube.com/watch?v=qNrAN0V7DX4私の世代にとっては懐かしい青春の歌。ゆっくりとしたメロディに日本語の歌詞が溶け込んで、心象風景が美しく描き出される歌の世界を味わうことが出来ました。何でも慌ただしく、賑やかに時を過ごす日々の中で、こうした曲の世界に落ち着いて浸るのも良いのではないかと思います。恋心も、繊細で、哀しくて、強くて、情緒に溢れていた、遠い昔の話です。木綿のハンカチーフ

  • リーダーたちの姿

    新型コロナウイルスへの対応を見ていて思うことは、社会的に発信力のある人たちや、決定権のあるリーダーたちの弱さが問題だということです。私が感じている弱さの正体は主に二つです。一つは、相当数の人たちが、江戸時代のように、「由らしむべし、知らしむべからず」と考えているのではないかということです。つまり、「国民はたいして判断力がないのだから、俺たち(メディア、政治家、その他)が、必要なことを教えてやるし決めてやる。黙って言うこと聞いてりゃいいんだ。」という姿勢です。情報は、今の時代、いくらでも得る方法がありますから、その優位性は、既にかなり揺らいでいるのです。もう一つは、「論理的な一貫性と信念がない」ということです。「なぜそうなのか」「なぜそうするのか」「我々はどうすべきなのか」。感染症対策を例に取れば、様々な積み上げ...リーダーたちの姿

  • 予約受付中

    新刊『学び方が変わると人生が変わる』Amazonで、現在、予約受付中です。よろしくお願い致します。弊社宛にご連絡いただければ、一足早くご購入いただけるよう手配致します。また、出版社である、梓書院のホームページにも案内されています。「1年間、失敗を恐れず幾度でも挑戦できる環境でリーダー像を学ぶ塾生たちの素直な声が綴られた「塾生レポート」を読むと、成長していく子どもたちの活力溢れる姿が自然と目に浮かんでくる。ぜひ「塾生」を「社員」に置き換えて企業経営者の皆さんにも読んでほしい。すべてのページに「志を持つことの大切さ」がぎっしりと詰まっている1冊です。」という推薦のお言葉を、バッカーズ九州寺子屋支援者の会・副会長であり、株式会社ふくや代表取締役会長である、川原正孝様よりいただきました。また、同じく副会長である、株式会...予約受付中

  • こわいこわい

    「インフルエンザウイルスは自分の力では増殖することができず、他の生物に感染し、感染した細胞の中で自分の遺伝子のコピーを作り増殖していきます。その結果、インフルエンザウイルスに感染したほとんどの細胞は死滅してしまいます。また、インフルエンザウイルスの遺伝子はRNA(人の遺伝子はDNA)という遺伝子で、このRNAは誤ったコピーが発生しやすく、これを変異といいます。インフルエンザウイルスは常にこの変異が起こっており、人の1000倍の確率で起こっているといわれています。さらに、増殖スピードは速く、1個のウイルスは1日で100万個以上に増殖します。インフルエンザウイルスは常に変異と増殖を繰り返して、徐々にマイナーチェンジしながら生き延びています。一度、インフルエンザにかかったのに、何度でもかかることがあるのは、このように...こわいこわい

  • 日本の未来

    何だかんだ言って、日本の国内総生産は、世界第3位です。これは凄いことであり、日本の総理大臣にかかっている重圧は相当なものだと思います。坂の上の雲を追い続けた日本は、これから、改めて自身の哲学を再構築しなければならないと思います。その前夜の、混沌とした中で、政治も教育も経済も防衛も外交も混沌としているのだと思います。小さな事を、声高に非難することも必要かもしれません。しかし、大局を考えて行動すべき人たちが、その役割を果たすことが出来るように支えてあげることも大切なことです。深い哲学を持ち、世界のことを考えて行動しなければならない人たちが、あまりにも非道い状況にいると思います。自ら招いているという節もありますから、早くそこから脱却していただきたいと思います。日本の未来

  • ブッダのように私は死んだ

    「サザンオールスターズの桑田佳祐が作詞作曲し、演歌歌手の坂本冬美が歌う楽曲「ブッダのように私は死んだ」のミュージックビデオ(MV)が、公開から約1か月半で再生回数100万回を突破。演歌歌手の楽曲としては異例の早さを記録した。」ということで、早速、聴いてみました。感想は・・・、「ブッダに謝れ!」・・・以上。という感じです(笑)。歌の世界観たるや、もう支離滅裂。桑田佳祐さんだから仕方ないけど(笑)。ブッダについて、手塚治虫さんのマンガ『ブッダ』ぐらいは読んだ方が良いかと思いました。どうか仏教界から怒られませんように。・・・て言うか、どうか仏罰が当たりませんように。南無。ブッダのように私は死んだ

  • メールマガジン12月号

    今日は、月に一度のメルマガの配信日でした。大体、月の終わり頃に配信しています。そこから一部を抜き出して転載します。配信をご希望の方は、ご連絡ください。◆◆先人の言葉に学ぶ◆◆――――――――――――◆今月は、宮本武蔵が自身の生き方を21か条に記した「自誓書」といわれている『独行道』の言葉を紹介します。宮本武蔵は、晩年に肥後熊本藩の客分となり、熊本千葉城の自邸で死去の7日前、正保2年(1645年)5月12日に弟子の寺尾孫之丞に、兵法書『五輪書』とこの『独行道』を与えたと言われています。剣客としての厳しい生き方を貫いた武蔵らしい精神が、一つ一つの言葉に込められています。一、世々の道をそむく事なし。(古今の道に外れない)一、身にたのしみをたくまず。(おのれ一身の楽しみに趣向を凝らさない)一、よろづに依枯(えこ)の心な...メールマガジン12月号

  • 報道姿勢の違い

    「人口1200人の伊平屋島で大規模感染陽性30人島内で100人超のイベント」という記事がネットに出ています。12/24(木)16:41配信の沖縄タイムスの記事です。一方で、「橋本五輪相が6人で会食、陳謝「しっかり対応しなくてはいけなかった」」という記事が出ています。12/24(木)14:58配信の毎日新聞の記事です。さて、どちらが問題なのでしょうか?沖縄は、新型コロナウイルスの感染者が多数出ています。しかし、沖縄県知事は特に非難されてはいませんし、陳謝もないようです。橋本五輪相の方は感染者は出ていません。しかし、非難され、陳謝しています。なぜこのような報道の違いが生まれるのかを、よくよく考えておく必要があります。確かに大臣の方が立場が重いからということはあるのかもしれません。しかし、まだ、起きてもない感染(起き...報道姿勢の違い

  • ブログ

    これまで、このブログは、私の思いつきで綴っていて、くだらないつぶやきもいっぱいありますから、ひっそりと目立たぬようにやってきていました。しかし、そろそろ変化を作り出そうかと思い、Vision&Education,Ltd.のHPのホーム画面にアイコンを作って、アクセスしやすくしてみました。これから少しずつHPを作り替えて行きます。動画もアップしていきます。1月中には何とかしたいと思っています。しばらくお待ちください。ブログ

  • いい夜でした

    今日は久しぶりに旧交を温め、未来への展望が具体化された、いい夜でした。充実したひとときでした。やはり、直接会って話すことは、とても大切なことだと改めて感じました。居酒屋V&E、そして、BarV&Eは、コロナ対策も万全です。料理もお酒も水菓子も全て美味しゅうございました。またのご来店を?ご来社を?お待ちしております。いい夜でした

  • ごまめの歯ぎしり

    12/19(土)12:58配信のニューズウィーク日本版に次の記事が出ていた。「「戦う狼」こと「戦狼」外交官のトップ、中国の王毅(ワン・イー)外相。11月24日に来日した彼が発した尖閣諸島をめぐる挑発的な言動は、日本に深刻なインパクトを与えた。その際に国内外のメディアが使った「戦狼」だが、多くの日本国民と世界の良識ある人々は、その精神の由来について不思議に思っているに違いない。戦狼とは中国特有の「狼の乳」、つまり極端な中国中心の民族主義的思想、それも階級闘争論に依拠した暴力革命肯定論と、被害者史観に基づく教育を受けて育ったゆがんだ民族主義者を指す。」こうした考えでいる隣国が存在している中で、日本の歴史教育たるや悲惨なものである。愛国心と言えば右翼と指弾され、偽写真や偽情報を信じ込まされては贖罪意識をすり込まれる。...ごまめの歯ぎしり

  • 『学び方が変わると人生が変わる』

    今回の本、『学び方が変わると人生が変わる』には、バッカーズ寺子屋、バッカーズ九州寺子屋の卒塾レポートを沢山使わせていただきました。本が出来たので、レポートを使わせて頂いた皆さんにお送りしたら、どうやらそろそろ到着しているようで、色々なメールをいただきました。嬉しいものです。「バッカーズ寺子屋に入塾していなければ、今の進路選択はしていなかった。」というコメントを目にしたときには、「あぁ、やはり人生に影響を与えているのだ」と感じました。多少なりとも価値のある教育を生み出せている喜びと共に、その責任の重さを深く感じました。『学び方が変わると人生が変わる』

  • 哲学の有無

    哲学の有無は、その人の言葉と行動に、強く影響を与えています。しかし、哲学を磨くことを意識する人は多くありません。政治家にしても、教育者にしても、「何をするか」という事柄にばかり意識が向いています。右のものを左に移したり、左右のバランスを取って落としどころを見出すことが、政治であり、教育だと思っているのかもしれません。だから何をしたいのかよくわからないのです。自分でも本当は何が正しいかわかっていないから、他人にそれが伝わるわけがないのです。信念がないのです。しかし、受験においては哲学の有無などほとんど価値のないことです。だから、軽視され続けています。しかし、現実の社会において、人々は無意識のうちにそれを敏感に感じ取っています。安倍前首相や中曽根元首相が長期政権にあったのは、やはり哲学があったからであろうと、今、感...哲学の有無

  • やってみなけりゃわからない

    変化の時代、激動の時代です。ここで思うことは、何でも「やってみなけりゃわからない」ということです。本にしても自力で書いたのは今回が2冊目です。それまでは、共著であったり、対談本であったりしましたから、本当に自力で書く苦労や、必要なことは、書いてみて色々とわかってきました。大学の卒論では原稿用紙50枚に苦労し、引用文だらけという非道い代物しか書けなかった私が、今や、2ヶ月ほどで15万字を平気で書けるようになったのだから、笑うしかありません。バッカーズ寺子屋もそうです。世の中にない学び舎でしたから、「やってみなけりゃわからない」ことだらけでした。でも、チャレンジャーだから、とにかく「うひょ~!、たいへ~ん!」とか叫びつつ、走り回りながら、全力で試行錯誤して、というか、色々なところに頭をぶつけたり、体をぶつけたりしな...やってみなけりゃわからない

  • 脱炭素社会

    スーパーのレジ袋を使わぬように。環境に良くないからと散々言われています。脱炭素社会で、石油を使うのはやめようと。しかし、レジ袋と同じ理由で、石油から作られる、コロナ感染予防のためのアクリル板を使うのはやめましょうとは誰も言いません。自治体が指定しているゴミ袋を紙に変えましょうとは誰も言いません。以下に挙げたのは、石油から作られる製品ですが、それぞれを廃止しろという話にはなっていません。ポリカーボネートPCCD、携帯電話など透明で、熱に強いアクリル樹脂PMMAメガネやコンタクトレンズなど透明で、強いポリアミドPAファスナー、レトルト食品袋など丈夫、酸素を通さないポリプロピレンPP台所用品、クルマの部品熱に強く、艶がある低密度ポリエチレンLDPEポリ袋、食器容器など軽く、薬品に強い高密度ポリエチレンHDPEバケツ、...脱炭素社会

  • お知らせ

    梓書院様から出版する新刊、『学び方が変わると人生が変わる』ですが、今、梓書院様のサイトを見ると、新着ブログで紹介して下さっています。https://www.azusashoin.com/blog/archives/1489こちらをご覧下さい。梓書院でキーワード検索していただいても、今ならすぐに出ます。お知らせ

  • 時間

    高千穂神社には、樹齢800年という木がありました。私たちは、私たちの人生よりもはるかに長く生きた木々に対し、神を感じ、しめ縄を巻き、敬い大切にしてきました。自然を恐れ敬う心が、自然の美しさを保つことになり、自然の一部である人間が、人間らしく生きる原点になっていました。しかし、それではお金になりません。写真は近くの家が取り壊され、木々が伐採されている様子です。これも人間の営みですから、どうこう言うべきではないと思います。ただ、一つだけ考えておきたいことがあります。何十年、何百年とかけて育った木を、私たち人間は一瞬で切り倒す技術は手に入れました。しかし、そうした木を育てるには、やはり何十年、何百年の時が必要なのです。時間に対する哲学を深めたい。このことを通じてそう思いました。時間

  • 歴史の学び方

    熊本に行ってきました。史跡を訪れるときに、何の知識もなく見たところで、自分を成長させる肥やしにはなりません。やはり、同じ生身の人間として、五感を働かせ、その人の精神に迫らなくてはならないのだと思います。写真は霊巌洞という熊本の山中にある洞です。60歳の秋から宮本武蔵はここに籠もって『五輪の書』を書きました。寒さの厳しい場所です。自然と一体になって、鍛え抜かれた精神と肉体で、人生の総まとめをしたためていった、その凄まじい迫力に圧倒されます。また、熊本の四時軒にも行きました。横井小楠が教えた家塾です。坂本龍馬も吉田松陰も三度足を運んでいます。五箇条のご誓文を起草した由利公正、教育勅語の起草に尽力した元田永孚、大日本帝国憲法の草案をつくった井上毅らも、この四時軒を訪れています。勝海舟は次のように語ったと言われています...歴史の学び方

  • すみません。一週間もブログサボっていましたね。

    国見ヶ丘の所で書いていた「だるまの朝日」って何?という方へ。すみません。一週間もブログサボっていましたね。

  • 高千穂峡

    高千穂峡に行って、ボートにも乗りました。いつもは混雑していて、待ち時間が大変だとのこと。ゴールデンウィークなどは9時間待ち??だったというお話でした。幸い、私は待ち時間ゼロでボートに乗ることが出来ました。国見ヶ丘で雲海を見ることが出来たことといい、だるまさんになった朝日を拝むことが出来たことといい、ガイドさんに「強運ですね!」を連発されました。ここでもまた不思議な写真が撮れました。ここに掲載していないのですが・・・。大分、そして、九州への展開を、高千穂の神々に祝福していただいているかのように感じました。とにかく水がいいので、野菜が美味い!充実の2日間でした。高千穂峡

  • 国見ヶ丘

    大分での講演の翌日、高千穂に行きました。オートキャンプ場のレストランで、とても美味しい地鶏の炭火焼きと高千穂牛をいただきましたが、鶏の美味しさは格別でした。翌朝7:00前に、国見ヶ丘に行きました。なんと11月24日以来の雲海を見ることができ、だるまになった朝日を見ることもできました。雲海を見に行こうと訪れた人もなかなか気象条件が整わないとみることが出来ないということを、その日、9:00からお願いしていたガイドさんに伺って初めて知りました。ここでは、不思議な写真がたくさん撮れました。国見ヶ丘

  • 大分プレセミナー

    少し書くのが遅くなりましたが、「エクスプレッションアカデミー2021in大分」のプレセミナーが終わりました。福岡県以外では初めての試みでしたが、おかげさまで、非常に充実した時間を皆様と共に過ごすことが出来ました。せっかくこれから4回ほど大分に行くので、中高生のために何かをしてみようと思います。新たな決意がみなぎった大分での一日でした。大分プレセミナー

  • 冬に向けてとにかく対策

    色々な会をやっていく上で、神経質なぐらいに、アルコール消毒、うがい、検温、換気、アクリル板の設置、その他の対策をしつこくやっています。寒くなると、風邪やインフルエンザが流行るわけですから、新型コロナウイルス感染のリスクも当然高まっていくと思います。対策を徹底しつつ、やるべきことを止めないようにやっていきたいと思います。医療関係者の方にご迷惑をおかけしないように、また、周囲の人たちに、ご迷惑をおかけしないようにベストを尽くします。冬に向けてとにかく対策

  • エクスプレッションアカデミー2021in大分・プレセミナー

    javascript:void(0)エクスプレッションアカデミー2021in大分・プレセミナー

  • モーニングショー

    日頃、TVをほぼ見ない私が、昨日、車の点検に向かう途中、モーニングショーの音声を聞いていた。話題は新型コロナウイルスについてだった。「政府が、・・・」「エビデンスが、・・・」「ヨーロッパでは、・・・」「ニュージーランドでは、・・・」とコメンテーターが、居丈高に批判的な口調で語っていた。いつも思うのは、一つの国を例に出すときに、なぜ人口の比較とか、分母を揃える話がないのかということだ。絶対値で話すのか、比率で話すのか、いつも混同されていて、感覚的な話になっている。それに、「アメリカでは・・・。」とか「ニュージーランドでは・・・。」とか、常に「出羽守」発言になっている。面白かったのは、「これまでの日本人の死者数は?」と1人が尋ねたところ、誰も数字を言えなかったことだ。ディレクターといった、番組の準備をしている人たち...モーニングショー

  • 今日決めたこと

    ブログ開設5,000日を迎えた今日、決めたことがあります。天孫降臨の地にまずは行くこと。そして、ラフカディオハーンの語った、九州スピリットをテーマに、新しい学びを開始すること。今月は、大分、宮崎、熊本を訪ねます。福岡も再発見しに行かなくてはなりません。今日、新しい来年の手帳も買いました。今までとは違う形式に変えました。新しくしようと、特に意識してやっているわけではないのですが、なぜか勝手に体と心がそう動いている感じです。変化を生み出すときはそうしたものなのかもしれません。確かに今までもそうでした。人生の残り時間を完全燃焼させたいと思います。今日決めたこと

  • ブログの効用

    5,000日間、ブログを書いてきて思うことは、ブログというものは、自分と向き合いつつ言葉を紡ぎ、様々な価値観の他人と向き合いつつ言葉を選ぶ修行だということです。自分の考えや思いが無ければ言葉を紡ぎ出すことはできません。価値観の異なる他人への配慮ができなければ的確な言葉を選べずに誤解が増幅されます。他人の攻撃を恐れて言葉をゆがめれば自分の信念のなさが露呈されます。本当に、色々な意味での修行だと思います。もっと言葉の達人になりたいと心から思います。まだまだ修業は続きます。ブログの効用

  • ブログ開設5,000日

    今日でブログ開設5,000日となりました。思えば、長い日々でした。色々な事がありました。思えば、短い日々でした。色々な事がありました。あと10年は全力疾走を続けると思います。本もできました。頑張ります。発売は1月15日です。しばらくお待ちください。ブログ開設5,000日

  • 仙人の爺さん?

    週末、3日間断食というものを試してみました。なかなか、体が浄化され、軽くなってきたようで、いい感じでした。しかし、行動も思考も、仙人の爺さんみたいになってきたような気がしました。どうもいつものパワーがないのです。すっかり穏やかな爺さんになっていました。このまま、仙人の爺さんになるわけにはいかないので、昼ご飯は普通に戻しました。パワーが一気に戻ってきて、頭も回転し始めました。久米仙人よろしく、夜は調子に乗って、出版祝いがてら、酒も飲んでしまいました。その後、一時過ぎまで仕事に没頭しました。やっぱり、こうじゃなきゃ、私は駄目だな。仙人は向いてない。あきらめようっと。仙人の爺さん?

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