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  • いのち

    知人の お子さんが 自ら 命を断ち 旅立って しまった 親としては 不憫でならないと 感ずる まだ その 子供も 小さいのに 理由が わからないそうだ 子を 失くす事ほど 親としては 苦しいことはない 一昨年も 若くして 従姉妹が 難病で 旅立って しまった おばは 悲しみ...

  • 芽吹

    チューリップの 球根からは チューリップの 花しか 咲かない 桜の 枝からは 桜しか 開かない パンジーの 種を蒔けば パンジーしか 咲かない 自分には ないものを 必死で 求めようと すれば するほど 苦しくなる 誰にも 真似できない 唯一無二の ひとりの 人間として ...

  • 葛藤

    人と 比較し 自分いじめを する旅は そろそろ 卒業しませんか やけっぱちに 酒を飲み 恨み辛みの 毒を吐くのは そろそろ 卒業しませんか 人を貶して 悪口を言い 妬むのは そろそろ 辞めに しませんか そんな 旅をして 楽しいのですか そんな 旅をして 幸せなのですか 自...

  • ポエム

    孤独だから 言葉が 降りてくる 繊細だから 詩が描ける 絵を描くように 楽器を弾くように 詩を奏でる 幸せであったなら 詩は 書かなかっただろう 自分の声に 耳を 傾けるから 自分と 見つめあうから 詩が描ける もしも 心が愛で 満たされて いたのなら 詩は 書けなかっただ...

  • 桜ひらく 桜見上げる まだ生きていて いいよと うなずく 桜色の 白いベンチ ぴかぴかの 川沿い マスク ずらして なまぬるい ペットボトルの お茶を ゴクリと飲む 小鳥の囀りが 心地よいのは きっと 春だからだ

  • 葉脈

    葉脈の 一本の 数ミリの線さえ 見逃しはしない 葉脈の 繊細な 途切れるような 幸せも 途絶えるような 悲しみも 枯れ落ちて また芽ぶき 花が咲く 春に 誰かを 思い 春の そばに だれかが いる気配を 感じる 彼岸の入りに 沈丁花の 薄い匂い 思い出す 思い出す 葉脈の ...

  • 満月

    孤独なとき 空を見上げた 理不尽な 仕事の悩み 人間関係 恨み 妬み 苦しみ 3次元で 繰り広げられ 体験する 理由なき 仕打ちとはいえ 痛々しい 月もひとり 私もひとり 見上げて 見下ろして 月もひとり 私もひとり 大いなる 優しさに 包み込まれて 寛大な月から 自分を ...

  • 冬の晴れ間に

    苦しいと 悲しいと 言葉が出ない 雪の朝 細い光は 窓から 溢れるけれど なみだは 雪の雫に 流れ落ちる 冬の雪は 冷たすぎる 体中 冷えきって ココロが バリバリ 凍り 体も 苦しさで ガリガリ 凍てつく 感情など 川に 流して しまえるなら 悲しいと 苦しいと 言葉がで...

  • 見えないもの

    見えないものに 意味がある そのココロに 意味がある なぜに この人は 自分に つっかかって くるのか パワハラ上司 寂しいから 気づいて ほしいから パワハラと いうかたちで 信号を 出していて 意地悪をする 寂しい人なのだ 見えない ココロ その奥に 焦点を あわせたの...

  • 星に帰りたい

    疲れ果てる どうも 他の 惑星から 来たらしい 地球の 波動に 合わせて 常に 周りの 人々に 癒しを 与えてきたから 地球に 存在しているだけで 私の エネルギーが 奪われて 消耗するらしい 自分で 地球の転生を 望んで 生まれてきたと いうけれど それは 悲しすぎる 今...

  • 聖地

    紅葉の 聖地は どこなのだろう 星の 聖地は どこなのだろう 伝染病の 聖地は どこなのだろう 人間の 聖地は どこなのだろう 月の 聖地は どこなのだろう 花の 聖地は どこなのだろう 煎餅の 聖地は どこなのだろう 海の 聖地は どこなのだろう クルマの 聖地は どこな...

  • ゆかり

    名前を 呼んだ 名前を 呼び続けた 落ち葉の中に 隠れて 眠っているのかも しれない 手のひらの 落ち葉 すくって 戯れていた 名前を 呼んだ 幻影で よいから 姿を 見せてほしい 夢の中で よいから 笑顔を 見せてほしい 遠い日の 思い出が 夕日に滲む ある日 空へと 旅...

  • 闇の中の希望

    月が 満ちかける時 鍵が 開く 心の ファスナーが 音も 立てず 開くと まあるい いくつもの泡が 夜空に のぼる 泡を つかもうと こころ見ても スルリと かわされる 鴉の黒い花が 路地裏に 咲き乱れる 一歩ずつ のぼる 雑居ビルの 階段は 闇へと 続く 終わりのない 螺...

  • 居場所

    午後の 秋の 街の カフェで 一息ついて コーヒーを 飲もうと思い 店に 立ち寄る どこも 満席で 席がない 思いつく 店を 探し続けた 私の 居場所がない 私の 居場所は どこにもない ここにもない 人に 裏切られて 大切だった 居場所が いくつも 同時に なくなった 秋...

  • 勝ちとる

    今まで 自分の力で 勝ち抜いてきた 人にも 恵まれず 信頼していた 人間からも 裏切りにあい 信じられるのは 自分だけだと 諦めた 人には 負けまいと 自分を 奮い立たせて 生きてきた その 根性が 強気の 心へと 導いてくれた 人は 運だと 自負して いる女性もいた 仕事...

  • 石の上

    石の上にも 3年という 言葉がある そろそろ コロナ禍になり 3年に なろうとしている 3年間 マスクを し続けた 暑い時も 石の上にも 3年 3年間 我々は コロナの ウイルスに 我慢を 強いられてきた これだけ 人を 苦しめて きたのだから 3年 我慢したのだから そろ...

  • ブツブツ

    ブツブツ ブツブツ ブツブツ おじいさんが 小言をいう ブツブツ ブツブツ ブツブツ おばあさんが 小言いう ブツブツ ブツブツ ブツブツ お母さんが 小言いう ブツブツ ブツブツ ブツブツ お父さんが 小言いう ブツブツ ブツブツ ブツブツ 小言の 言霊が 煙りになり ス...

  • 悲しいから

    私は悲しいから 泣いているのです 私は苦しいから 泣いているのです 私は悔しいから 泣いているのです 私は寂しいから 泣いているのです 私は人を 思い通りに 操れないから 泣いているのです 誰も 振り向いて くれないのだから 小さな子供のように 駄々をこねて 泣いているので...

  • hsp

    真っ赤な 彼岸花が 咲き始めた 彼岸ごろ 季節は 黙々と 流れていく ある場所に 土に オブジェのように コンクリートを 固めて 雑草が コンクリートを 突き破って あちこちに 散乱して 咲いていた その上の 土の上に ススキの穂が ゆらゆらと 風に 揺れていた わたしは ...

  • 人間

    怖いのは 人間だ 嘘つきの 塊だった 人を 騙して 人を 欺く 自然は 嘘はつかない 花は 咲き 枯れたとしても 嘆かないし 咲いている 姿に 賞賛も 求めない 人は どうであろうか? ココロを 満たそうと 人からの 賞賛を 求め続けて 飢えつづける 人の 評価なんて あて...

  • ドンドンドン

    太鼓腹の お父さん 子供が お腹たたいて ドンドンドン トランポリン 体重重くて お母さん ドンドンドン 床に響く 満月に 飛び上がって ドンドンドン 泣いているのに 笑っているから ドン引きされて ドンドンドン もう やってられない 何もかも 裸足で 道路を ドンドンドン...

  • コロナころこら

    コロナから あと4ヶ月が 過ぎれば 3年間 コロナと 向き合ってきた ことになる 今年の夏は 激暑で マスクが きつかった マスク会食で 神経質になり 消化不良で 胃が 悪くなった 口呼吸で 酸欠になり 目眩がした いい加減に 疲れ果てた ワクチン接種も 効かず コロナコロ...

  • そこにいるだけで

    何をやっても 上手くいかない 自分なんて 価値がない 自分が 日の目を 浴びない とらわれて がんじがらめに なり 真実が 見えなくなるとき 一生の 中で ほんの 小さな粒のような マイナス感情は 一生の中で 点のようなもの 良い事ばかり 続かないし 悪い事ばかりも つづか...

  • STAR

    満月を ガラスの 破片で 砕いたら 三日月に 変わったよ 月はね 夜が 明けるまで 闇の奥まで 照らしていたよ 台風の日 捻くれた空が 雨雲から 風を唸らせ 遠吠えしていたよ それから 台風が 過ぎた日は エメラルドに キラキラの 澄んだ ピュアな空は 私たちを 優し...

  • プライド

    ご主人が 定年したはずの 知人の奥さまの ご主人が 最近 アルバイトを 始めたらしい 有名企業に 勤めていたから 少し早い 定年が 奥様の プライドとして 許されなかった なにかと 自慢が 多い奥様だったから 定年した 今でも 公には 定年退職したと 公表していない 年金暮...

  • 無題

    何もないから 思考は ひらめき 何もないから 星は光る 語りたい 言葉は 無数に あるのに 言葉に するのは むづかしい 何もないなら 24時間 語れるような 気がして いるけれど 何もない 時間を 作るのは むづかしい 無題だからだ

  • 泣きます

    鳥は 鳴きます カラスも 鳴きます 蝉も 鳴きます 犬も 鳴きます 猫も 鳴きます 人間も 泣きます ハラハラと 涙を こぼして 泣きます 嬉しいとき 悲しいとき 悔しいとき 辛いとき 感情が 溢れると 人は 涙を ためて 泣き崩れます 泣けるのは 生きる 人間の 特権...

  • 暑い

    暑いのだ ワクチン 接種したから 熱もある 家族の 洗い物も 熱が 出ようが 洗濯も ふらふらに なりながら 頑張っている 家族で ありながら 手伝って くれる 気配さえない 見て見ぬ ふりをして テレビに かじりついている 家族って 一体なんだ 私は 女中じゃ ないんだ ...

  • 向日葵

    8月 向日葵は 咲いている 酷暑の夏 40度の 太陽の 下でさえ 太陽向いて ニッコリ 笑っている 誰ひとり 歩いていない 昼下がりに 向日葵は 咲いている 太陽の 光や熱を 浴びても 文句ひとつ 言わず 人を 勇気づける為に 蝉の 抜け殻が すぐそばで 転げ落ちていた 蝉...

  • 第7波

    コロナ 第7波が やってきた 第6波で 終わりだと 信じて いたのに 出し抜かれたのだ 緩むと 権威を振るう いつまで 続くのか? どこまで 変異するのか? もう うんざりだ コロナが なければ 幸せだった はずなのに もう いい加減 衰退 撲滅 してくれないか お邪魔な ...

  • 雨の夏

    雨の朝 蒸し暑さに 額から 汗が こぼれる 雨は 降り続く 梅雨明け したのに 梅雨の 末期の ようだ 悲しい 事件に ココロが 沈む 空が 泣いて いるんだ やるせないのだ 空からの 涙に 違いない 折りたたみの 傘を パタパタ 広げて 私は そっと 灰色がかった 空を ...

  • 人たらし

    あなたは 人たらしだ 私の ココロが 弱っているとき 優しい 思いやりの 言葉に 私は あたたかな 気持ちになる あなたは 人たらしだ 辛い時に 自己肯定感が 上がる 言葉で 傷ついた 私の ココロを 癒してくれる 私が 大嫌いな人も 顔もみたくない 人だって あなたの事は...

  • 梅雨明け

    6月に 梅雨明けだ 連日の 35℃を 超える猛暑だ 異常気象だ 物価も なにもかも 値上がりで マスクまでして 酷暑だ 酷暑だ 汗が ほとばしる コロナも 下げ止まりだ もう 何もかも ついて いけない どうなって いくのか この 地球は

  • 取り残されて

    コロナも 落ち着いてきて 旅行する人 外食を楽しむ人 家族も みんな 別々の 時間を過ごしはじめて 食事支度の 時間が 減りつつある 私は 手間が 省けて 嬉しいはずなのに しっくりこない 一人 取り残された 気がしている 心持ち 焦りが出てくる 2年間 必死で 家族の 食...

  • 空洞

    雨降る日 ビニール傘の 波が ゆらゆらと ゆっくりと 押し寄せてくる すれ違う 人の ココロは ポッカリと 大きな穴 あいたままだ 街は 都会の空洞 雨で 埋めても それは 埋め尽くせない 小さな ため息 傘の波に 押しつぶされて アスファルトに 消える

  • 耳 人間の耳は 都合の良いように できている 都合の悪いことは 聞かず シャットダウンして 都合のよいことだけを 聞いて ダウンロードをする 都合の悪いことを 聞ける人は ピュアで 純粋で 素直な人だ 幼い子は よく人の 話しを 聞いている 大人になると 大抵は 耳に痛い ...

  • 紫陽花の時間

    紫陽花 雨にうたれて 泣いている 誰を 待ちわびて いるの? 花びら 艶々と 雫が 落ちて ひかり かがやいている 雨の季節 似合うのは なないろの 紫陽花 何故に 梅雨に咲くの? 雨が好きなの? その答えは 紫陽花にしか わからないのだ 浅はかな 人間には 答えなど 到底...

  • 人間

    人間の振りをして 人間のまねをして 言葉を覚えて 噛み合わない 人生を 生きて きたのだけれど 所詮 人間じゃ ないのだから 社会に 溶けこんで 家族に 尽くして 生きるのなんて ありえなかったのだ 私は 人間じゃないのだ 人間の 借り物をきて 生きていて 地球の キャラじ...

  • 6月

    紫陽花の 季節が 訪れた 新緑から 梅雨入り 近くなり 時間や 季節の 速さに 困惑している 駅近くには 紫陽花の 花が 咲き誇り はじめていた 忙しなくて 気にもとめず 見る 景色は 目新しく 飛び込んでくる 思考だけが くるくる 周り 前へ 進んでいく それも どうでも...

  • くしゃくしゃ

    ココロが クシャクシャだ 思いも ドロドロた 人間社会で 誠実に 生きて きたのだけれど 誠実に 生きれば 生きようと する程 悩みが つきなくて 損ばかりする 世の中を 期待すれば 裏切られ 誠実に 生きるのさえ 馬鹿馬鹿 しくなる 自分らしく 生きることが 真実で 幸せ...

  • ツツジの咲く頃

    鮮やかな 新緑の光が 目に 眩しい休日 犬の散歩をする人 ランニングをする人 思いに耽る人 満開の ツツジの グラデーション いつのまにか 開花していた 何も語らず 何も告げず 自然が 季節に 馴染んでいく 花には 妖精がいる 人を なごやかに 微笑ませて 楽しませる 妖精...

  • 鳥の居場所

    春の 嵐の夜 風は 窓をバシャバシャ 叩き 雨粒は ガラスに へばりつく 奇妙な風音が 耳に 不協和音を 響かせる 昼間 鳴いていた ほととぎすも パタパタ 飛んでいた ツバメも プクプク 言っていた 椋鳥も ギョロと 睨んだ カラスさえも こんな 嵐の夜は どこに いるん...

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