ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
ピアノ曲一曲を、長いこと練習していると、 何が何だか分からなくなってくる、という悩みを聞きます。 それは、当然とも言えますが、解決法もあります。 まず、 たくさん弾けばいい、と思ってはいけません。 量よりも質 を目指しましょう。 弾きすぎると、上滑りをしているようになります。 そ...
有名といえば有名ですし、 でも、そう弾かれていないかもしれない、と思うのが、 エリック サティ の曲。 技術的には、むずかしくはありませんが、 これをどう弾くか、は、 なかなか奥が深いと思います。 酸いも甘いも知っている、大人向け ではないかと思います。 ( 楽譜はここ )プリ...
先日、ツイッターで、おもしろい記事を読みました。 作曲家の身長が、出ていました。 それによりますと、ラフマニノフは、とても大きくて、 プロコフィエフ、リストが、それに続いています。 あぁ、なるほど、と思います。 ラフマニノフの曲は、やっぱり大きな手の方がラク、と 思ったことは、...
これは、中級以上の話になります。 ピアノ曲のパッセージで、練習しても、しても、 うまくいかない時に、考え込んでしまいます。 筋肉的なむずかしさでしたら、やはり、筋トレ的な練習が必要です。 ちょっと時間が必要です。 そうでなくて、 オーガニゼーションの問題、というような時もあります...
ピアノを弾くのには、皆さん、それぞれきっかけがあって、 また、その理由も、いろいろなようです。 ともかく、楽器を鳴らすのが楽しい、という方、 何か、気持ちを込めて、表現してみたい、という方、 あの人のように、カッコよく弾いてみたい、という方、などなど。 私は、といえば、 なるべ...
いくらやっても、左手が強すぎ、とか、 弱起が強すぎ、とか、 まだメロディが、はっきり聞こえない、とか、 いつまでたっても先生に注意されることがあります。 自分では、やっているつもりなのですが、 うまくいきませんし、 自分でも、あまりはっきり出来上がっていない、という気もします。...
ショパンコンクールの結果が出て、日本人の方も入賞されて、 こちらまで、うれしくなります。 また、予選から、その様子をネットで聴ける、というのも、 すばらしいことでした。 そんなことは、以前にはできなかったことです。 サッカーや野球なら、テレビで、中継がありましたが、 クラシック音...
むずかしいパッセージがある時。 そこをなんとか、すらっと弾けるようになりたいと思って、 繰り返し練習します。 やっても、やってもうまくいかない時は、 いったん、休止にします。 理由は、一つに、 もしかすると、「弾けないやり方」を、 練習して、それを身につけているかもしれない、から...
たまに、ですが、 なかなかうまく弾けない、という方で、 コツをつかんだら、突然ラクラク弾けるようになった、ということがあります。 それは、 もともと、弾けるはずなのに、 慎重さが、ありあまって、弾けなくなるタイプです。 ミスをしてはいけない、とか、 音がきたなくならないように、...
レッスンで、先生に、「よし!」と言われたところは、 うれしくなります。 やったーという気持ちです。 さて、 そのあとが、興味深いところです。 それが、ただの偶然、ラッキー、ビギナーズラックで終わるか、 それとも、 実力として身について、 しっかり、確かな基盤となるのか 。 その...
大人趣味ピアノで、練習時間がなかなかれない、という悩みをききます。 私も、趣味でダンスを習っているので、よくわかりますが、 1週間に一度のレッスンは、すぐ、やってきてしまいます。 あっという間です。 レッスンとレッスンの間に、自分でトレーニングをすれば、 きっと上達のスピードが上...
初めてのピアノレッスンでは、「指を立てましょう」と、 私は、教わりました。 今でも、そうなのかどうか、よくわかりませんが、 やはり、立てることは、大事です。 とは言っても、 実際に、プロの方の演奏をよくみても、 必ずしも、立ってない場合もあります。 ジャズピアノの演奏者では、 ...
一つの曲を練習していて、なかなかうまくいかない、と 焦るような、悔しい思いをすることは、あります。 やっても、やっても、 自分の描いているような演奏にならない。 あの人のように弾きたいのに、そうならない。 そういう時には、 しばらく放っておくという手もあります。 別な曲を、練習...
新学年が始まって、音楽院では、新しい生徒さんも、 入ってきています。 その中で、やる気満々、という生徒さんがあります。 そばにいて、気持ちがワクワクします。 そのエネルギーを、感じます。 何かを提案すれば、すぐに実行。 そうすると、 ともかく、進みます。 音楽的に、才能が、ある...
およそ、みなさん、ペダルはお上手です。 ペダル一つで、曲が引き立ったり、 グッと、表現力が増したりします。 響きが良くなるのも、ペダルの効果の一つ。 マジックみたいに、いろんな色を混ぜ合わせたり。 ぞーっと、鳥肌の立つような、不思議な音色を作ったり。 そんなことをしてくれるのが...
ピアノを弾くときの、手の形は、 みかんをつかんでいるように、 もしくは、 テニスボールをつかんでいるようになどと、説明したりします。 皆さんは、どのように習いましたか? フランスでは、 教会の丸天井のように、などと言います。 また、一昔前の人から、 「鐘の形に」と言われたことも...
中学から高校にかけて、私は、 バリバリの現役ピアニストの元で、レッスンを受けていました。 あのころは、 レッスンに行くには、 だいたい弾けるようにしておいて、 先生から教わるのを、待つ、を心がけていました。 どう言われても、すぐにその通りにできるように、 スタンバイの状態に、練...
音楽院でのことです。 3年前からピアノを習っていた、ヤスミンちゃんが、 転校することになりました。 お父さんの仕事の関係で、 突然、決まったのです。 お母さんから、 「パリ近郊に行きますが、いい先生をご存知ですか」と 聞かれました。 いえ、そこには知り合いはいませんけど、 音楽...
バイエルでも、ブルグミューラーでも、ショパンでも、 これをやっておくと良い、ということがあります。 それは、 左手の伴奏を、よくさらっておく、ということです。 と、申し上げると、 すぐに、 生徒さんの目の光が、失せてしまいます。 これは、つまらない、地味な練習になります。 ですが...
「ふだん塾」では、LINE もしくは、WhatsApp を使って、 動画添削レッスンを行っています。 これは、 パソコンで使える のを、ご存知でしょうか。 スマートフォンで、動画撮影して送ると、 レッスン動画が、送られてきます。 それを、スマートフォンで、見ても良いですし、 パ...
大人ピアノで、どのくらいたったら、 気のきいた小曲が、弾けるようになるのか、と言いますと。 もちろん、 人それぞれですが、 平均的には、始めてから 半年〜一年足らず 、で、 ちょっとした曲が弾けるようになります。 たとえば、 クリスマスには、「ジングルベル」を弾けるようになりま...
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ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
何かを計画して、それを着々とできればいいですが、 そうはいかないこともあります。 急用ができた、とか、 単にその気が起こらなかった、とか、 いろいろ理由はありますが、 「挫折」した場合。
ふだん塾」オンラインレッスンの受講生の方には、 日本から、フランスからの方が多いですが、 それ以外、イギリス、アメリカからも 受講があります。
エチュードでもなんでも、 難しい曲を速いテンポで弾けるようになるには、 どうすれば良いのでしょう?
先月、大人初心者の方が入ってこられました。 お年は、だいたい70代半ば、 もしかすると、後半かもしれません。 とても順調に行っています。
私が、ピアノをこんなに長く続けていられるのは、 やはりコツみたいなものがあると思います。 以前に、 どこかで読んで、深く納得したことが あります。
先週、たったの5時間で、 3年間の悩みが解決する、という感動的なことが おこりました。 どういうことかと言いますと、 実は、3年前に、私のピアノは ダメージを受けてしまったのです。 これは腕の良くない技術者に任せた私のせい、といえば、 私のせい。
前回は、オンライン受講生の方が「ぐん!」と上達なさった、 という話をしました。 もちろん、これまで(私のところでは3年間)、 コツコツと、深く掘り下げて、 研究、練習なさってきたからなのですが、 ここへきて、 ずいぶんと変化がありました。
もちろん、そのきざしのようなものはあったのですが、 今回、ガクンと上達なさって受講生の方がありましたので、 とても嬉しく、おめでたく(?)思いました。 技術的にも、最近、
最近よく思いますが、 60歳を超えた私は、20歳のときとは違う 練習のしかたをしています。 おおまかにいいますと、 自分の弱点がよくわかっているので
ここロワール地方では、けさは10℃と、 とても涼しいです。 朝の散歩では、手袋をしてくればよかった、と 思うほどでした。
レッスンでも、コンサートでも、 本番が近くなると、緊張します。 上手に弾きたい、という気持ちがあれば、 緊張するのは仕方ありません。
フランスでは、2週間のイースター休みが ありましたので、 私も東京に帰省することができました。 その間、音楽院の生徒さんは、、、。 人それぞれですが、 今回、ものすごく変化した生徒がいます。
(オンラインレッスン、再開しています!) 2週間ほど、東京に行っていました。 お天気もよく、桜や富士山に迎えられて、 日本という国は、 なんて、美しい国だろうとあらためて思いました。
フランスでは、イースターの休みに入っています。 その間、2週間ほど、 「ふだん塾」オンラインレッスンは、お休みにいたします。 そして、東京に出張して、 対面レッスンをいたします。
たまに私がピアノを演奏しているときに どんなことを考えているか、と聞かれます。 自分でも、以前、それを観察してみたこともあります。
日本の生徒さんの中にはみられませんが、 フランスで、よくみられるケースです。 最近のソルフェージュレベルが、 ちょっとアヤシイらしいのです。 そうすると、 ショパンのノクターンでも、メロディがちっとも
今、春のお花の時期だから ことさらそう感じるのかもしれませんが、 今まで、地道にやってきた生徒さんが 突然、すごいことを見せてくれたりして、 うれしく、驚きます。 冬の間も、コツコツと練習してきて、 今、春になって、ポンと花が咲いた、というような 気持ちがします。
音楽院で、 新しい生徒さんが編入学なさいました。 もう、かなりのレベルを持っている男性。 とても音楽がお好き。 したがって、そういう心を持っておられるので、
今日は、 オンラインレッスン「ふだん塾」の受講生、 きらさんのお話をしたいと思います。 4年前から受講しておられます。 以前にも、 ストリートピアノを弾かれた、というお話
私は夫によく「おんなじこと繰り返し言ってる」と 文句を言われます。 何か言っても、 聞こえないふりをしているのか、 本当に聞こえていないのか、 よくわからない時、 同じことをリピートしてしまうのが、私のクセのようです。 ゴメンナサイ。
オンライン「ふだん塾」の受講生の方の中に、 ただいま、もうれつに上達なさっている方がおられます。 当のご本人は、気づいていないかもしれません。 それどころか、 Chiyoは、小姑のようにうるさいなぁ、という感想で、 頑張っておられるのではないかと思います。
もう大人ですし、 趣味で練習しているピアノですので、 そもそもモチベーションの問題はないはずです。 それでも、 繰り返し練習が必要だとわかると、 やはり、 そんなことをしなくても、早く弾けるようになりたい! と、思ってしまいます。
先ほど、YouTubeで、マルタ・アルゲリッチの演奏を 見て、聞いていました。 ずいぶん古い動画ですので、 マルタさんも若く、 プロコフィエフの曲を、いとも簡単に弾いています。 私のような昭和の人間は、
オンラインレッスン「ふだん塾」には、 いく人か、海外からの受講生があります。 たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、 ご紹介しています。 きょうは、受講生ではなくて、
私のピアノは、23歳ですが、 去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。 ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、 本当に、びっくりものです。 とりかえる前に、テクニシャンに、 「音が変わりますよ。 まるで、夫をかえるようなものですよ」と さんざん言われていましたので、覚悟
けさ、オンラインのレッスンをしていましたところ、 お仕事が忙しくなってきた受講生の方がありました。 北海道にお住まいのMさんです。 その方がおっしゃるには、 仕事は忙しくなってきているけれども、 ピアノを弾くのを楽しみにしながら、 仕事を頑張っています、ということです。
ピアノの先生、と一口に言っても、 いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。 少なくとも私の頭の中では、 レッスンをしている時はもちろん、 そうでない時でも、 気にし続けていることがあります。
一生懸命弾いているのに、 どうも、成果が出ない、というときはあります。 それは、プロでも、趣味ピアノでも、 大きなモチベーションを持って努力している方に よく起こるようです。 そういうときはどうすればいいかと言い
きのうは、フランスではルマンというところで 24時間自動車レースがありました。 それとは関係ありませんが、 先日、私は12時間ジャッジをするという仕事がありました。 まぁ、休憩はあるのですが。
きょうは、「ふだん塾」海外組のもうひと方、 野ばらさんのお庭を紹介したいと思います。 野ばらさんは、アメリカ、ワシントン州にお住まいです。 「ふだん塾」で数年前からお勉強中の女性。
片手ずつ弾けても、両手で弾くのが、むずかしい。 確かに、そうです! 私も、それでよく苦しみます。 そういう時に、よく観察してみますと、 まず、 片手ずつちゃんと弾けているかというと、
本の読み方に、 熟読、 速読、 斜め読み、など、 いろいろな読み方があるように、 ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。
先日、同業者の方に(つまり、ピアノ教師の方に) 質問を受けました。 数年前のことですが、 音楽院、教師就職試験の際、 私の生徒さんの一人が、レッスンの試験台となりました。
「ふだん塾」受講生の中には、 海外からの方が、幾人かあります。 オンラインですから、どんなに遠くても、 まるでそばにいるように、レッスンを行います。 さて、 イギリスにお住まいの方から お庭の写真をいただきましたので、紹介します。
ある程度、曲を弾けるようになると、 楽しいですから、 なんども、なんども、繰り返して弾いたりします。 さて、 ここが、肝心なところです。
音楽院では、年末テストも終わりました。 7月になると、学年も終わりです。 でも、この1ヶ月はイベントがいろいろありますし、 レッスンも、続きます。 先日のテストでは、皆さん、 ストレスフルだったようですが、 でも、そのおかげでずいぶん練習したようです。
先日のテストでうれしかったことを書きます。 いくつか、「とてもうれしかった」件があるのですが、 そして、 それは、だいたい、生徒さんが実力を発揮できた時。 それどころか、 いつもよりもっと上手に弾けたりすることもあります。
ある曲を、しばらく弾いていると、 なんだか、ちっとも改善しない、 変化がない、という時が来ることがあります。 それは、 両手で、音楽的に弾き続けている時に、 よく起こるような気がします。
今、フランスの音楽院では、テストの時期です。 テストの時は、外部の先生がジャッジに来ます。 私も、別なところへ行って、ジャッジします。