ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
ピアノ練習は、初心者の方でしたら、はじめのうちは、 毎日とか、一日おき、などがよろしいです。 そんなに長く弾くことはありません。 10分〜15分くらいでいいです。 ピアノに、毎日、 「ハロー!きょうは、ごきげんいかが?」と、 声をかけるような気持ちで、 さわられたらいいと思いま...
楽譜の読み方は、学校で習った通りです、といっても、 やはり、不安になります。 あれは、外国語を習うようなもの、という気がしてしまいます。 もちろん、新しいシステムに慣れるまでは、 ちょっと、戸惑うかもしれませんが、 心配は無用です。 あまり、気にせず、感覚的に読んで行く方が、う...
大人になって、ピアノを始めたいという方、 もしくは、再開なさりたい方へ。 きょうは、楽器について、書きます。 もうすでに、お家に楽器がある方は、まずは、それを使えばよろしいです。 グランドピアノ、アップライトピアノでしたら、 しばらくしたら、調律を頼みましょう。 季節の変わり目...
大人ピアノで、初心者の方が、よく心配なさること。 右手と左手が、違う動きをする のに、 あんなことが、左右、同時にできるのだろうか。 そして、そんなことが、 この年でも、できるのだろうか、というご心配です。 もちろん、できます。 ふつうに手を使える方ならば、 できます。 もう、...
有名なのに、あまり聞かない、というような曲を、 あげています。 楽譜もつけておきますので、プリントして、お使いください。 シューベルト 即興曲 op. 90 3番 Ges-dur ( 楽譜はこちら ) 淡々と、流れるような曲です。 始めから終わりまで、同じような技術パター...
ピアノの練習を始める前には、 いつも、エクササイズを弾いて、ウォーミングアップをしています。 それは、 ハノンのように、機械的で、 音楽の楽しさは、一滴も、ありません。 早く、これを終えて、曲の練習に入りたい、と思います。 でも、 これをやらないと。 そのときの気持ちは、 幼い時...
大人ピアノの方を拝見していて、思うことがあります。 私も、そういうところがあるのですが、 同じ曲を、いつまでも抱えていることについて。 いつまでたっても、もっとうまくいってほしいところは、 あります。 だから、頑張るのですが、 それですと、いつまでたっても完成しません。 だれが...
先日、ある方に、「うまくなるコツ」を教えてください、と 聞かれたので、しばらく考えてしまいましたが、 こうお答えしました。 「いつも、目的を持って練習することです」 もちろん、 なんとなく、ただ弾きたいから、弾いている、という時間が あってもいいのです。 うまくなりたい、と思っ...
「芸術の季節」になりました、などと言います。 芸術、アートというと、なんだか高尚な感じがします。 ですが、 art アート、というフランス語を見ていると、 その派生語には、 「だます」「巧妙な手管」「人工的」というような 意味合いのが、けっこうあります。 ないものを、あるように...
大人ピアノを習っていて、 一応、小曲が弾けるようになったら。 練習しているのに、ちっとも上手くならないときは、 見直さならないことがあります。 私の考えでは、 どんどん進む人というのは、 「このようにしたい〜。だけど、どうしていいかわからない!」という、 疑問点が、はっきりして...
ステキなのに、なかなか聞くことがない、というような曲を、 あげています。 楽譜もつけておきますので、 プリントして、お使いください。 ヘンデル 組曲ニ長調より「サラバンド」 ( 楽譜はこちら ) テーマと、その2つの変奏曲です。 まず、 テーマが、物哀しく、カッコイイです。 い...
ステキなのに、あまり弾かれていないような気のする曲を、 紹介しています。 楽譜もつけておきますので、 プリントしてお使いください。 きょうは、 シ ューマン op. 99「色とりどりの作品」 から、第一番 ( 楽譜はこちら )1ページ目だけです! 明るいような、 でも、 ちょっ...
私が大好きだからといって、 みなさんが大好きになる、とは限りませんが、 有名なのに、ちょっと忘れられている、というような曲を、 あげてみます。 スカルラッティ ソナタ、イ長調 K. 208 ( 楽譜はこちら ) ちょっと、のんびり、 ちょっと物哀しく、 ポロん、ポロン、と響く、...
「本音で弾く」という言い方もおかしいですが、 そういうことを思いながら、練習しています。 説明しますと。 こう弾きたい、というのがあって、 それに近づけるために (ちょっと無理をしてでも)そのように弾いている時。 つじつまを合わせながら、弾いている時。 音楽的には、それでオッケ...
こんなことで、 やる気力がアップ するのかと、 自分で不思議に思いますが、 子どもさんでも、大人の方も、 そういうことは、よく起こります。 それは、ピアノ調律をしてもらうことです。 気分が落ちそうな状態の楽器で、 弾いてらっしゃる方を、たまに見かけます。 ご本人は、気付いてらっ...
「ふだん塾」2年目の受講をお申込みになる方から、 下のようなコメントをいただいて、 うれしいです。 そして、 同時に、気にもなることもあります。 独学を決められた方もありますし、 レッスンを受けたくても、 思うようにいかない方もあります。 実は、 ピアノを弾きたい方、すべての人 ...
大人ピアノでは、たまに、痛みが出ることがあります。 まずは、ドクターに見せることが、第一です。 若い人のリューマチだとか、 いろいろ、私の知らないことがあります。 なるべく早いうちに、手を打つのがいいです。 また、 それが、ピアノの弾き方から来ていることもあります。 主に、手首。...
大人ピアノをやっていますと、 すぐに用事ができたり、 思いがけないことが起きたり、で、 なかなか思うように、練習が進まなかったりします。 私の師匠が、 ロシア語で、「少しずつ」は、遠くに行ける、と 言っていました。 たしかに、そのようで、 コツコツやっていますと、必ず到着します...
久しぶりに、パリまで足をのばしましたら、 駅ピアノが。 私の住む町の駅ピアノは、今でも姿を消したっきりですが、 パリでは、 どうだったのでしょう? ずっと、弾けたのか、 それとも、再開したばかりなのか。 ちょっと調律は、気になりますが、 それはしょうがないとして、 この男性の弾...
駅を通っていて、ピアノがあって、 だれも弾いていなければ、ちょっと弾きたくなります。 楽譜を持っていなければ、 頭にある曲を、弾きます。 フランス語では、暗譜で弾く、というのを、 jouer par coeur (心で弾く)と言います。 あら、記憶は、 頭 ではなくて 心 に? ...
装飾音の練習の仕方について、よく聞かれます。 もともと、 装飾音は、さらにキレイに聞こえるように、と、つけられた、 「かざり」です。 プレゼントの包みにつける、リボン結びみたいなものです。 まずは、 装飾音は無しで 、シンプルに、練習します。 土台を作っておくのです。 それは、大...
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ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
何かを計画して、それを着々とできればいいですが、 そうはいかないこともあります。 急用ができた、とか、 単にその気が起こらなかった、とか、 いろいろ理由はありますが、 「挫折」した場合。
ふだん塾」オンラインレッスンの受講生の方には、 日本から、フランスからの方が多いですが、 それ以外、イギリス、アメリカからも 受講があります。
エチュードでもなんでも、 難しい曲を速いテンポで弾けるようになるには、 どうすれば良いのでしょう?
先月、大人初心者の方が入ってこられました。 お年は、だいたい70代半ば、 もしかすると、後半かもしれません。 とても順調に行っています。
私が、ピアノをこんなに長く続けていられるのは、 やはりコツみたいなものがあると思います。 以前に、 どこかで読んで、深く納得したことが あります。
先週、たったの5時間で、 3年間の悩みが解決する、という感動的なことが おこりました。 どういうことかと言いますと、 実は、3年前に、私のピアノは ダメージを受けてしまったのです。 これは腕の良くない技術者に任せた私のせい、といえば、 私のせい。
前回は、オンライン受講生の方が「ぐん!」と上達なさった、 という話をしました。 もちろん、これまで(私のところでは3年間)、 コツコツと、深く掘り下げて、 研究、練習なさってきたからなのですが、 ここへきて、 ずいぶんと変化がありました。
もちろん、そのきざしのようなものはあったのですが、 今回、ガクンと上達なさって受講生の方がありましたので、 とても嬉しく、おめでたく(?)思いました。 技術的にも、最近、
最近よく思いますが、 60歳を超えた私は、20歳のときとは違う 練習のしかたをしています。 おおまかにいいますと、 自分の弱点がよくわかっているので
ここロワール地方では、けさは10℃と、 とても涼しいです。 朝の散歩では、手袋をしてくればよかった、と 思うほどでした。
レッスンでも、コンサートでも、 本番が近くなると、緊張します。 上手に弾きたい、という気持ちがあれば、 緊張するのは仕方ありません。
フランスでは、2週間のイースター休みが ありましたので、 私も東京に帰省することができました。 その間、音楽院の生徒さんは、、、。 人それぞれですが、 今回、ものすごく変化した生徒がいます。
(オンラインレッスン、再開しています!) 2週間ほど、東京に行っていました。 お天気もよく、桜や富士山に迎えられて、 日本という国は、 なんて、美しい国だろうとあらためて思いました。
フランスでは、イースターの休みに入っています。 その間、2週間ほど、 「ふだん塾」オンラインレッスンは、お休みにいたします。 そして、東京に出張して、 対面レッスンをいたします。
たまに私がピアノを演奏しているときに どんなことを考えているか、と聞かれます。 自分でも、以前、それを観察してみたこともあります。
日本の生徒さんの中にはみられませんが、 フランスで、よくみられるケースです。 最近のソルフェージュレベルが、 ちょっとアヤシイらしいのです。 そうすると、 ショパンのノクターンでも、メロディがちっとも
今、春のお花の時期だから ことさらそう感じるのかもしれませんが、 今まで、地道にやってきた生徒さんが 突然、すごいことを見せてくれたりして、 うれしく、驚きます。 冬の間も、コツコツと練習してきて、 今、春になって、ポンと花が咲いた、というような 気持ちがします。
音楽院で、 新しい生徒さんが編入学なさいました。 もう、かなりのレベルを持っている男性。 とても音楽がお好き。 したがって、そういう心を持っておられるので、
今日は、 オンラインレッスン「ふだん塾」の受講生、 きらさんのお話をしたいと思います。 4年前から受講しておられます。 以前にも、 ストリートピアノを弾かれた、というお話
オンライン受講生の中に、 とてもスムースに進んでおられる方があります。 このブログでもたまに出場なさる、Mさんです。 お仕事が忙しくても、 送られてくる動画ごとに、上達なさっている感じです。 ご本人のセンスの良さもあるのでしょうが、 練習方法も、お上手だろうと思います。
私は夫によく「おんなじこと繰り返し言ってる」と 文句を言われます。 何か言っても、 聞こえないふりをしているのか、 本当に聞こえていないのか、 よくわからない時、 同じことをリピートしてしまうのが、私のクセのようです。 ゴメンナサイ。
オンライン「ふだん塾」の受講生の方の中に、 ただいま、もうれつに上達なさっている方がおられます。 当のご本人は、気づいていないかもしれません。 それどころか、 Chiyoは、小姑のようにうるさいなぁ、という感想で、 頑張っておられるのではないかと思います。
もう大人ですし、 趣味で練習しているピアノですので、 そもそもモチベーションの問題はないはずです。 それでも、 繰り返し練習が必要だとわかると、 やはり、 そんなことをしなくても、早く弾けるようになりたい! と、思ってしまいます。
先ほど、YouTubeで、マルタ・アルゲリッチの演奏を 見て、聞いていました。 ずいぶん古い動画ですので、 マルタさんも若く、 プロコフィエフの曲を、いとも簡単に弾いています。 私のような昭和の人間は、
オンラインレッスン「ふだん塾」には、 いく人か、海外からの受講生があります。 たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、 ご紹介しています。 きょうは、受講生ではなくて、
私のピアノは、23歳ですが、 去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。 ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、 本当に、びっくりものです。 とりかえる前に、テクニシャンに、 「音が変わりますよ。 まるで、夫をかえるようなものですよ」と さんざん言われていましたので、覚悟
けさ、オンラインのレッスンをしていましたところ、 お仕事が忙しくなってきた受講生の方がありました。 北海道にお住まいのMさんです。 その方がおっしゃるには、 仕事は忙しくなってきているけれども、 ピアノを弾くのを楽しみにしながら、 仕事を頑張っています、ということです。
ピアノの先生、と一口に言っても、 いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。 少なくとも私の頭の中では、 レッスンをしている時はもちろん、 そうでない時でも、 気にし続けていることがあります。
一生懸命弾いているのに、 どうも、成果が出ない、というときはあります。 それは、プロでも、趣味ピアノでも、 大きなモチベーションを持って努力している方に よく起こるようです。 そういうときはどうすればいいかと言い
きのうは、フランスではルマンというところで 24時間自動車レースがありました。 それとは関係ありませんが、 先日、私は12時間ジャッジをするという仕事がありました。 まぁ、休憩はあるのですが。
きょうは、「ふだん塾」海外組のもうひと方、 野ばらさんのお庭を紹介したいと思います。 野ばらさんは、アメリカ、ワシントン州にお住まいです。 「ふだん塾」で数年前からお勉強中の女性。
片手ずつ弾けても、両手で弾くのが、むずかしい。 確かに、そうです! 私も、それでよく苦しみます。 そういう時に、よく観察してみますと、 まず、 片手ずつちゃんと弾けているかというと、
本の読み方に、 熟読、 速読、 斜め読み、など、 いろいろな読み方があるように、 ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。
先日、同業者の方に(つまり、ピアノ教師の方に) 質問を受けました。 数年前のことですが、 音楽院、教師就職試験の際、 私の生徒さんの一人が、レッスンの試験台となりました。
「ふだん塾」受講生の中には、 海外からの方が、幾人かあります。 オンラインですから、どんなに遠くても、 まるでそばにいるように、レッスンを行います。 さて、 イギリスにお住まいの方から お庭の写真をいただきましたので、紹介します。
ある程度、曲を弾けるようになると、 楽しいですから、 なんども、なんども、繰り返して弾いたりします。 さて、 ここが、肝心なところです。
音楽院では、年末テストも終わりました。 7月になると、学年も終わりです。 でも、この1ヶ月はイベントがいろいろありますし、 レッスンも、続きます。 先日のテストでは、皆さん、 ストレスフルだったようですが、 でも、そのおかげでずいぶん練習したようです。
先日のテストでうれしかったことを書きます。 いくつか、「とてもうれしかった」件があるのですが、 そして、 それは、だいたい、生徒さんが実力を発揮できた時。 それどころか、 いつもよりもっと上手に弾けたりすることもあります。
ある曲を、しばらく弾いていると、 なんだか、ちっとも改善しない、 変化がない、という時が来ることがあります。 それは、 両手で、音楽的に弾き続けている時に、 よく起こるような気がします。