去年、パンプキン鍾乳洞を宮古島の観光資源として また、次世代に残すべき島の資産としてしっかり保全していこうということで 沖縄県、宮古島市、地元自治会とも協力して保全利用協定制度が県知事認定されました。 今日は宮古島市教育委員会や鍾乳洞、地質学、生物学に精通する専門家の方たちと一緒に パンプキン鍾乳洞(正式名称:保良クバクンダイ鍾乳洞)が本格的に文化財指定になるかの調査に同行して、現況を確認してきました! 調査委員の方たちもカヤックに乗っていくので 出発前にはしっかりレクチャーを受けてもらってから いざ、洞窟へ! 洞内をくまなくまわって調査してもらっている間に ちょうど干潮の時間帯を迎えた11時ごろに太陽の光が強く差し込んできていて ため池のエメラルドブルーがキレイに出ていました。 今回の調査は、第1回目ということで ここから本格的に文化財として指定されるかの調査が始まっていくことになります。 調査委員の方たちの中には今回はじめてパンプキン鍾乳洞に訪れたという方もいらっしゃいましたね。 地質、水質、生物、鍾乳石の状態・・・様々な項目を調べていくことになるそうで 早ければ半年、1年ぐらいでは文化財として指定されるかどうかの評価が出るということでした。 残念ながら鍾乳石が折られていたリ、粘土層が持っていかれてくりぬいた後が残っていたりと 洞内のダメージは少なのダメージが今以上に進んでいたら対象から外れていたかもしれないということでした。 現状をしっかりと残していくために僕ら保良鍾乳洞協会の取り組みのひとつ ツアーご参加いただく皆さまに保全利用協定を周知させて頂き、海・陸の豊かな自然を守り続けていくことが重要になってくるなと改めて痛感させられました。 今後も、マリンサポートタイド宮古としては 洞内の環境保全はもちろんのこと、歴史や地域文化など学術的価値についての理解度をふかめて 保全利用協定で定められたルールを遵守したツアーをしっかりとご案内していきます! マリンサポートタイド宮古ならびに保良鍾乳洞協会は地域自治会・沖縄県自然保護課・宮古島市と協定を結び、ルールを遵守し利用しています。