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猫好きが読んだ千冊の本 https://nekohon.info

猫が出てくる本、猫関連の本を選んでレビューしています。その他、動物関連の本たちも。

本館:猫とネコとふたつの本棚(nekohon.jp)

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2020/07/07

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  • 映画『野生の呼び声(THE CALL OF THE WILD)』。

    ディズニー2020年制作、ハリソン・フォード主演。ストーリー暖かいカリフォルニア州で、判事の愛犬としてわがままいっぱいに暮らしていた大きな犬。それがバックだった。が、北部で金が発見されると、一攫千金を狙う人々が争って北部へ向かうようになった。雪の原野を旅するには犬ぞりが必須。力の強い犬が求められた。バックもある日、目をつけられ、盗まれて売られてしまう。生まれて初めての北部、生まれて初めて見る雪。そして、生まれて初めての

  • ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』

    別訳『野生の呼び声』とも。動物文学界の名作。1903年発表。ストーリーバックはアメリカの南部で生まれ育った犬だった。父犬はセントバーナード、母犬はスコットランド産のシェパード。140ポンド(63.5kg)の堂々たる体躯に、豊かな被毛。広大な屋敷で、王者のような生活を送っていたが。北国で金鉱が発見されて、バックの生活が一変した。盗まれて、犬ぞり用に売り飛ばされてしまったのだ。北国での生活は、南部とは何もかもが違っていた。人間は棒と鞭で犬たちを従

  • ジャック・ロンドン『白い牙』

    1/4だけ犬の血を持つオオカミの、壮絶な愛と戦い。世界中で愛されている名作。120年たっても色あせないどころか、令和の今、ますます魅力的を増してきたようにさえ思えます。ストーリー父親は片目の老オオカミ。母親はオオカミと犬のハーフで人に飼われた経験がある。ホワイト・ファング(白い牙)には、1/4だけ犬の血が混ざっていた。生まれたのは川岸の小さな洞窟の中だった。親オオカミたちは狩りに熟練していたものの、肝心の獲物が生息していなければ食料にもありつ

  • 『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』第1巻~第10巻

    原作:みなつき、作画:二ツ家あす。同じ出来事が、人視点と猫視点の両方から描かれるという二重構成になっている点がめずらしい作品です。TVアニメにもなりました(AT-X、2019年)。ストーリー朏素晴(みかづきすばる)は、大の人間嫌い。子どものころから本に、本の世界だけに没頭して生きてきた。あらゆる人間を避けてきた。人間だけではない、あらゆる生物との接触を避けて生きてきた男なのだ。両親は他界し、今はまったくの一人ぼっちである。幸い文才があ

  • 桐野作人編『猫の日本史』

    猫と日本人がつむいだ千三百年の物語すばらしい本でした。最近はどうも、検索で集めた情報を繋ぎ合わせただけだろって本が多く、とくにこういう雑学系ではそんなのが目立っていましたから、あまり期待していなかったというのが正直なところです。ところがどっこい。この著者は全部原典にあたって、さらにその歴史的背景も自力で調べ盡して書いているとわかる内容となっています。私自身『猫事典!』なんてサイトを作っていますから、情報集めは「必ず自分で確認してから」がどれほど重要か、多少と

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