『動物の解放』を書いたシンガーが編集動物解放(アニマル・ライト)運動の聖書といわれるシンガーがプロローグとエピローグを執筆。動物たちのために活躍している15名の論文を集めました。通常は「目次」をページ下部に置いていますが、論文の数が多いので、今回に限り上部に置きます。 目次謝辞執筆者紹介プロローグ・倫理学と新しい動物解放運動・・・ピーター・シンガー第1部 理念動物の権利・・・トム・レーガン動
猫が出てくる本、猫関連の本を選んでレビューしています。その他、動物関連の本たちも。
本館:猫とネコとふたつの本棚(nekohon.jp)
TVアニメ化決定!世界で話題沸騰中!人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」のチャーリー、恋人のルーシー、チャーリーの兄弟オメラス、ALA(Animal Liberation Alliance=動物解放同盟)による過激な活動、他。独創的な発想、手に汗握る展開、その奥に秘められた哲学的要素で、世界各国語にも翻訳されているマンガです。あらすじチャーリーとルーシーは、グロスマン博士の居場所を聞き出すために、なんとゴルトン社に直接のりこんで社長を誘
藤子・F・不二雄[異色短篇集]1『ミオタウロスの皿』収録。「ドラえもん」他、多数の傑作を世に残した藤子・F・不二雄の作品。1969年に発表された34ページの短編です。あらすじ広い宇宙の真ん中を漂う宇宙船。修理不能、乗組員は一名を残し全員死亡、水・食料ともに底をついた。たった一人残った地球人宇宙飛行士は、救助が来るのは23日後と知って絶望する。が、幸い、すぐ近くに地球型の惑星を見つけて緊急着陸。そこには酸素もあり、住民もいた。地球人と瓜
今日もおじさまとふくまるは大忙し。天才ピアニストで超イケメン、性格も優しくて文句なしの「おじさま」こと神田冬樹。その温厚なおじさまが、幼少期からの親友・小林夏人にこの怒り顔!?だけじゃない、同じく天才ピアニストで現在は神田家に居候中のジェフロワ・ランベールも!さらに小林の愛しの妻、ミヨちゃんまで!小林夏人、いったい何をした!?と思えば、おじさま、ショックで固まったり。大笑いしたり。
猫と大型ネコ科(と人間の女の子)が経営するラーメン店。「ラーメン赤猫」には、ふつう(かどうかはわかりませんが)の猫達のほか、大型ネコ科もいます。トラのクリシュナちゃん。デッカイ図体に反比例して、極小な心臓の持ち主で、憶病+ビビリ+極端な人見知り。そのクリシュナが、今年も「法的人格取得試験」に挑戦します。少しでも審査員たちの印象を良くしようと、背広まで着込んで(かーわいい♡)法的人格を取得すると、税金を払ったりの面倒もありますが、単独行動が許さ
日本では肉食は禁忌だった日本では、肉より何より、とにかく米。米こそが、そして米だけが、大事にされてきた歴史がありました。この本は、日本人がいかに肉を退け米を大事にしたかを懇切丁寧に説いたような内容になっています。縄文時代縄文人といえば、狩猟採集民として、男たちは毎日狩猟に明け暮れていたかのように思われているかもしれません。今のところ縄文人の食料として、70種の獣類と35種の鳥類が確認されているとか(page 36)。しかし実際には「彼らの食料
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『動物の解放』を書いたシンガーが編集動物解放(アニマル・ライト)運動の聖書といわれるシンガーがプロローグとエピローグを執筆。動物たちのために活躍している15名の論文を集めました。通常は「目次」をページ下部に置いていますが、論文の数が多いので、今回に限り上部に置きます。 目次謝辞執筆者紹介プロローグ・倫理学と新しい動物解放運動・・・ピーター・シンガー第1部 理念動物の権利・・・トム・レーガン動
無人島で、12年も生き延びた男。実話に忠実に基づいた話です。ストーリー時は江戸時代、天明の頃。慣れた航路のはずだった。遠路でもない。船に乗っていたのは、土佐の水主・長平のほか、水主頭の源右衛門、音吉、甚兵衛。行きは穏やかな海だったが。帰路、みるみる天候が崩れた。嵐となった。舵が壊れ、帆柱も切り倒さなければ船体を保てなくなり、船はただの浮遊物と化した。水樽も流失した。嵐が去った後も、漂流は続く。ようやく乗り上げた島は、荒
新潮文庫「強力伝・孤島」に収録。動物がでてくる3つの短編のご紹介です。『おとし穴』酒に酔ったまま、雪の夜道を歩いていた万作は、落とし穴に落ちてしまう。穴は深く、とても脱出はできない。夜は冷え込んでいく。しかも穴には先客がいた。牙を剥く獣と万作の、命を賭けた駆け引きが続く。・・・という、実に手に汗握る短編です。旧版の新潮文庫(字が小さい)にしてわずか20ページ、その20ページがものすごい迫力でせまってきます。獣の息づかいや万作の胸の動悸が身に迫
漱石の『猫』の雰囲気そのままに。主人の家には個性豊かな客たちがやってきては、いろいろおしゃべりします。現代の世相を批判したり、俳句をひねったり、仙人について真面目に論じたり。それを猫の小次郎が横で面白おかしく聞いています。その家には小次郎のほかに、武蔵、伊織、大和の3ニャンがいます。と見ればピンとくるでしょう。佐々木小次郎や宮本武蔵の名前をもらった猫たちです。人間のほうは、秘書の月子、長男の妻谷子、その息子達の混と沌が同居しています。客は、新聞記者、
猫好き作家による痛快エッセイ。・・・なのですが、残念ながら、猫はほとんど出てきません。前半は皆無です。後半2/3くらいになってやっと、「ラブ・レターについて」の中にほんの一瞬出てきます。(前略)なにしろそのころの私は極めて劣悪な執筆環境にあり、居間兼書庫兼寝室兼食堂兼書斎の六畳間に、家族もろとも十三匹の猫もとろも暮らしていたのである。(page 207)本当にチラッと一瞬、ですが、六畳間に13ニャンと同居?こんな一文を読まされてしまっては
猫も、犬も、生きているのだから。最初は、無責任餌やり婆さんの話。庭に集まる野良猫たちに食べ物を与えるだけで、他は何もしない。つまり、去勢避妊手術は受けさせないし、猫トイレも設置しない。野良猫の数は増えるばかりで、糞害に悩んだ隣人からの相談がはいる。個人で保護活動をしている久我と、彼を手伝う星野は、その解決のためにある提案をする。いっぽう、こちらは老犬保護施設。老衰や病気で寝たきりで、里親が見つかりにくい子、行き場のない犬たちが暮らす終着点。施設、とい
猫に触れると猫に変身してしまうウイルス。猫の数は増える一方。仲間の人間は減る一方。この闘い、どうなる?ストーリークナギ、カオルンはじめ、人間達が立てこもる要塞、ヴェンデルシュタイン。率いるはカリスマ性抜群の高齢女性、グランマ。そのヴェンデルシタインにも、猫たちの大群が迫っていた。ライオン・ゾウ他、大型獣たちを引き連れ、すべてを支配しながら。しかし、なんせ猫は可愛すぎる。 モフモフと迫ってくる猫たちに、
第五章1975版 人間による支配スピシーシズム略史2023版 人(マン)の支配種差別小史ヨーロッパから始め西洋における人間支配の歴史が書いてあります。1975年版では「キリスト教以前の思想」「キリスト教思想」「啓蒙主義運動とそれ以後」の3つにわけられていますが、2023年版では「キリスト教以前」「キリスト教思想」「啓蒙時代」「近現代」「種差別を超えて」の5つとなっています。西洋史と日本史は随分違いますから、キリスト教以前と、キリスト教思想
第三章1975版 工場畜産を打倒せよあなたの食卓の上の肉がまだ生きている動物だったとき、どんな扱いを受けていたか2023版 工場式畜産に抗してあるいは、あなたの晩餐が動物だった時に起きたこと畜産動物の世界も、1975年版の頃と2023年版の今では様相が変わっています。一部の地域では今でも数百年前と変わらない放牧を続けている一方で、工場式畜産が激増しました。たとえば、中国の「養豚ビル」。湖北省鄂州市の郊外に、Hubei Zhongxin Kaiwe
動物倫理の世界に最も大きな影響を与えた一冊。かつて「倫理」が適応される相手といえば、人間だけが対象でした。それも昔は、特定階層(貴族階級、自由市民、等)に所属する男性のみを考慮、女性や下層民は顧みられませんでした。その後、対象範囲は国や人種、また女性へと広がっていきます。現在は、少なくとも建前上は、人種・性別・宗教・国籍など関係なく「ヒト(ホモ・サピエンス種)である」というだけで、倫理的考慮の対象となるあらゆる権利を有するとみなされるようになりました。しかし
とにかく、助けたい。私利私欲を捨てるはもちろん、自分の健康さえ平気で捨ててしまう覚悟の久我。そんな久我を心配し必死に手伝う星野。動物保護の世界にするどく切り込むコミックです。ストーリーペットにされる動物は犬猫だけでない。一時期大流行したミドリガメもそのひとつ。しかし、カメは長生きする。縁日の屋台などで気楽に買ったミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)も、ちゃんと飼育すれば30年40年と生き、ギネス記録は50年だという。カメと一緒に飼い主も老いていく。ど
大人気『はたらく細胞』の猫版。今回のお話は;第11話 熱中症第12話 水分補給第13話 歯石除去第14話 猫フィラリア症第15話 猫アレルギー熱中症は犬に多いイメージですが、猫ももちろんなります。とくに密封性が高く、最新設備を備えたマンションにお住まいの方、ご注意ください。最近の家電は賢くなっていますが、あくまで人間相手の設計。賢いエアコンの思わぬ落とし穴が描かれています。 つぎの
調理も、接客も、経営も、掃除まで、全部猫!な、ラーメン店。「ラーメン赤猫」は宣伝していないし、SNSへの掲載も禁止しているのですが、それでも。なんせすべて本物の猫(と虎)がやっているラーメン店ですもの。いつも店の外まで行列ができる大人気。猫たちは毎日大忙し。 ゴールデンウィークのように超いそがしい時は、テトラちゃんがヘルプに来てくれることもあります。労働意欲ゼロなテトラですが、いてくれるだけで可愛いから接客には役に立つんです。
おじさまの「師匠」は、あの世界的ピアニスト。今回の初登場人物は、天才ピアニストのおじさまのお師匠様。その人の名は、マルガレーテ・ドレッセル!世界最高峰のピアニストの一人です。おじさまは、なんとマルガレーテ・ドレッセルの一番弟子だったのです。 そのマルガレーテがこっそり日本に来ていました。実はおじさまのスランプを知って飛んできたらしいのですが、勝ち気な丸がレーテはもちろん、そんなことは言いません。それどころか昔通りにズバズバと
薬のかわりに、本物の猫を処方するびょういん。中京こころのびょういんは、どこにも宣伝は出していないし、検索しても何故か出てこない、不思議なびょういん。人づてに「良いメンタルクリニックがある」と聞いた患者だけが、ウロウロ探し回ったあげく、やっと見つけることができます。びょういんにいるのは、ニケ先生と千歳看護師。ニケ先生はまだ若くやたら軽い感じで、この人がメンタルクリニックの名医かと誰もがとまどってしまうほど。千歳看護師は、キツイ美人で品があって、でもそのツンと取
蒼空チョコ原作、清水茜監修。TVアニメや映画になった「はたらく細胞」の猫版!猫の病気のことがわかって勉強になる、という評を読んで、購入しました。猫初心者の方には、たしかに勉強になるでしょう。第1~2巻で扱われているのは、ダニ予防、嘔吐、毛球症、猫ひっかき病、爪切り、突発性膀胱炎、ユリ中毒、乳腺炎、乳腺腫瘍。どれも猫には多い症状や病気です。そしてノミ・ダニ予防やユリ中毒などは、人間さえ予防していれば、猫たちが苦しむことの無いものでもあります。
「猫ヲ祭ル」は梅尭臣の漢詩から。この漢詩、私も知っています。どんな詩かはこちらのページに書きましたので、興味のある方はご覧ください。 https://nekohon.jp/neko-wp/bunken-baigyoushin/ストーリー独り身の女性。杉並区には五五年住んでいた。かくて、私は気づけば定年まぢかの老嬢であり、家無し、子なし、マンションを買える金などのない文学(俳諧)の浮かれ者であった。(page 14)しかも、
絵:ミロコマチコ。わずか2ページから、せいぜい3ページの、ごく短いエッセイ集です。猫のコウハイと豆柴のセンパイの話がメインですが、ほかの猫たちの話も多く出てきます。量にして半分近くが他の猫たちの話?よほど猫(の飼い主)の知り合いが多い方なんだなあと感心するほど。どれも読み切りです。続き物はありません。ですから、ちょっとした空き時間、待ち時間、隙間時間にも読めます。通勤通学の電車の中や、病院の待合室で、ちょこちょこ読むには理想的。もちろん、どっかり腰を据えて一
日本が誇る「知の巨人」は大の猫好きとしても知られていた。南方熊楠(みなかた くまぐす)。1867年5月18日~1941年12月29日。紀伊国(現在の和歌山県)に生まれ、アメリカ・イギリス等海外留学の後、生まれ故郷に戻りそこで没する。在野の民俗学者+博物学者+生物学者として知られ、とくに粘菌の研究で世界的に名高い。南方熊楠といえば、2つの面で有名です。ひとつはその博覧強記ぶり。22か国語を理解したという能力は、私は他にはトロイア発掘で有名なハインリヒ・シュリー
TVアニメ開始!相変わらず大繁盛の『ラーメン赤猫』。猫達も、大忙し。クリスマスにはコスプレします。試合直後で全身腫れあがったレスラーには気を使います。システムエラーが出た時はもー大変!手伝票、手計算で、現金決済におおわらわ。店長は新しい味の研究に余念がありませんし、虎のクリシュナは洗濯物を干したり雷に怯えたりと、今回も大活躍。お隣のお兄さんたちのカフェもいよいよオープンするようで、猫達とコラボできるかも?感想ジュエルが
猫がくわえてきたのは、教授の頭・・・につけるカツラ!?シャンディ教授シリーズ第四弾。ストーリーベッツイ・ローマックスはある朝、猫のエドモンドがくわえてきたものをみて、思わず声高く叱ってしまう。かわいぞうな死骸をひきずりこんだりしちゃだめじゃないの!けれど、その毛むくじゃらな物体は犠牲者ではなかった。階下に間借りしているアングレー教授の、あの赤毛のカツラだった。ローマックス夫人は教授の掃除もひきうけていたから鍵を持っている。教授にバレる前にこっ
←【松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(1)】に戻る『甲子夜話』で「虎」が出てくる部分の原文すべて、平凡社東洋文庫(電子書籍)より、[1]等は東洋文庫の巻数を表します。太字はすべてnekohonによるもの。なお、「虎」の字が出てくるだけの場合は、その部分だけの抜き書きとし、前後を省略させていただきますことをお断りします。巻二十一〔八〕虎と熊が馬を狩るときの話。予が中に、対州より召かゝへたる士あり。此(この)もの郷国にて度々朝鮮
江戸時代、猫の価格が高騰した松浦清(号:静山)の『甲子夜話』は、江戸時代を代表する随筆です。当時の世相がこれでもかと事細かく記録されていて、歴史的にも大変重要な資料となっています。文政4(1821)年11月17日の「甲子の夜」から書き始められ、天保12(1841)年6月死去まで書き続けられました。正編100冊・続編100冊・三編78冊の合計278冊、約7,000項目と長大。内容は、見た事・聞いた事を片っ端から書き留めたもので、確かな根拠のある事実、ゴシップの
TVアニメ化決定!世界で話題沸騰中!人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」のチャーリー、恋人のルーシー、チャーリーの兄弟オメラス、ALA(Animal Liberation Alliance=動物解放同盟)による過激な活動、他。独創的な発想、手に汗握る展開、その奥に秘められた哲学的要素で、世界各国語にも翻訳されているマンガです。あらすじチャーリーとルーシーは、グロスマン博士の居場所を聞き出すために、なんとゴルトン社に直接のりこんで社長を誘
藤子・F・不二雄[異色短篇集]1『ミオタウロスの皿』収録。「ドラえもん」他、多数の傑作を世に残した藤子・F・不二雄の作品。1969年に発表された34ページの短編です。あらすじ広い宇宙の真ん中を漂う宇宙船。修理不能、乗組員は一名を残し全員死亡、水・食料ともに底をついた。たった一人残った地球人宇宙飛行士は、救助が来るのは23日後と知って絶望する。が、幸い、すぐ近くに地球型の惑星を見つけて緊急着陸。そこには酸素もあり、住民もいた。地球人と瓜
今日もおじさまとふくまるは大忙し。天才ピアニストで超イケメン、性格も優しくて文句なしの「おじさま」こと神田冬樹。その温厚なおじさまが、幼少期からの親友・小林夏人にこの怒り顔!?だけじゃない、同じく天才ピアニストで現在は神田家に居候中のジェフロワ・ランベールも!さらに小林の愛しの妻、ミヨちゃんまで!小林夏人、いったい何をした!?と思えば、おじさま、ショックで固まったり。大笑いしたり。
猫と大型ネコ科(と人間の女の子)が経営するラーメン店。「ラーメン赤猫」には、ふつう(かどうかはわかりませんが)の猫達のほか、大型ネコ科もいます。トラのクリシュナちゃん。デッカイ図体に反比例して、極小な心臓の持ち主で、憶病+ビビリ+極端な人見知り。そのクリシュナが、今年も「法的人格取得試験」に挑戦します。少しでも審査員たちの印象を良くしようと、背広まで着込んで(かーわいい♡)法的人格を取得すると、税金を払ったりの面倒もありますが、単独行動が許さ
日本では肉食は禁忌だった日本では、肉より何より、とにかく米。米こそが、そして米だけが、大事にされてきた歴史がありました。この本は、日本人がいかに肉を退け米を大事にしたかを懇切丁寧に説いたような内容になっています。縄文時代縄文人といえば、狩猟採集民として、男たちは毎日狩猟に明け暮れていたかのように思われているかもしれません。今のところ縄文人の食料として、70種の獣類と35種の鳥類が確認されているとか(page 36)。しかし実際には「彼らの食料
今、スカトロジー(糞尿の科学)が市民権を得ようとしている摂取したら出す、これぞ生命活動の基本。しかしこの世の中、摂取=飲食についての本はあふれているのに、出す=ウンチやオシッコについての本はあまり見ません。いえ、ヒト以外の生物のウンチ本ならあります。とくにフィールドワーク関係で多い。けれど、ヒトのウンチ学なんて専門的な医学書ばかり、一般向けは少ないですよね。そんな中、興味深い本を見つけました。それが本著。著者・長谷川政美氏の専門は「進化生物学」、スカ
「ふるさとの動物たち たぬきの本①」シリーズ昔話・童話でおなじみの動物、タヌキ。どんな動物?人間達とどのように付き合ってきた?かつて、タヌキは日本人にとってもっとも身近な動物のひとつだったのに最初に、現代はタヌキとはすっかり縁遠い生活になってしまったと、著者はなげます。そして、とりあえず、無力なボクは、ひたすら願うことにしよう。タヌキと共にある生活が、再びボクらの元に戻る日が来ることを。page 22この文章を読んで、「ごめんなさ
副題:都市と野生動物の新しい共存。宮本拓海・しおやてるこ・NPO法人都市動物研究会共著。23区で野生暮らし その数なんと1000頭!?都会は人間だけじゃない 我ら!東京タ・ヌ・キ表紙より新宿駅にタヌキが出たとか、渋谷区の住宅街でタヌキが捕獲されたニュースが流れることがあります。そのたびに決まって「このタヌキ、何処から来たのでしょう?ペットが逃げ出したのでしょうか?」なんて言われたりしていますけれど、実は東京23区内に、意外と多くの野生タヌキが生息
「猫弁シリーズ8」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ今回の依頼人は、「幽霊屋敷」と呼ばれる家を知らないうちに相続していた女性。彼女は極端な男性恐怖症で、ほぼ引きこもりの毎日だ。百瀬太郎は彼女の代理に幽霊屋敷に泊まり込んで調査す
「猫弁シリーズ7」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ宇野勝子は衆議議員。政治家2世だ。近く選挙があるが、同じ選挙区に強力なライバルも立候補する予定。彼女に勝つには、人々の心を掴むような選挙公約が必要だ。勝子は、その公約
「猫弁シリーズ6」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ正水直(まさみずなお)は、リュックひとつで単身、甲府から東京に出てきた。早稲田大学に入学するため。まだ手続きの書類が届いていないのが気になってはいたが、入学金等はもう振り込ん
「猫弁シリーズ5」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ弁護士とは正義の味方と「勘違い」している百瀬太朗は類を見ないお人よし。前作で百瀬は「三毛猫誘拐事件」を解決するために、動物愛護センターに「三毛猫が保護されたら連絡くだ
「猫弁シリーズ4」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ百瀬法律事務所の玄関ドアは目立つ黄色だ。猫お世話係 事務員の七重が塗った。そのドアーに、毎日のように張り紙が貼られる。「猫専門」等、猫弁を揶揄する悪戯に七重は怒っているが、百
「猫弁シリーズ3」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじある女優が飼っていた猫が妊娠した。その猫は密室で、決して他の猫とは接触できない環境で、それは大事に室内飼育されていたのに。いったいどうして?どこから雄猫が侵入したの?もしや誰
「猫弁シリーズ2」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ百瀬の事務所に依頼メールが届いた。これがひどい悪文。悪文すぎて、何を言いたいのかよくわからない。しかも依頼人は「透明人間」と名乗っていて、本名も書いてない。しかし多額