chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
あ・る・が・ま・ま https://sixiemesens.blog.fc2.com/

写真と、折々の雑感を記した徒然写真帖。 デジタルフォトからデジタルアートまで、時にはアナログ時代のフィルム写真や書も含めた雑記帳です。

neverland89
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/07/04

arrow_drop_down
  • マスク

    マスクといっても、コロナ予防ではなく、仮装用の仮面。宝石箱の蓋にはめ込まれた6個のマスクのうちの一つ。縦40mm横25mmの磁器。裏にはピンがついており、アクセサリーとしてそのまま使える。...

  • POSTER

    古いアメリカのポスター。これもアンティークショップで購入したもの。髪型も化粧もノスタルジック。...

  • デミタスカップ

    サウスカロライナのリゾート地チャールストンのアンティークショップで見つけたデミタスカップ。ユニークな形と見事な筆使いの金彩。...

  • CAFE89

    足掛け14年営業していた西新宿の店。2017年に閉店。ここで本当にたくさんの人と出会った。自分の最後の仕事。...

  • エンボッサー

    作品に直接エンボスを押したり、シールにエンボスしたものを貼り付ける。立体スタンプ。作品を販売するときにこのシールがあると少し引き締まって見える。...

  • NIKOS PARFUMS

    ニコスのパルファム。このボトル・デザインの斬新なこと。スタンドがなければ自立できないという代物。半分土中に埋めて使う縄文土器の発想に近い・・・...

  • ミニチュア・シューズ

    以前、仕事で訪れたサウスカロライナ州グリーンビルのみやげもの店で購入。時折、女性っぽいものに惹かれることがある。...

  • CAMUS ブランデー

    飲めないからミニチュアボトル、中身よりボトル。何故かこういうデザインに惹かれる。...

  • 形見

    これも、母が残したもの。お酒は一滴も飲めなかったのに、こんなものは好きで集めていた。その体質をそっくり受け継いだ自分もアルコールは全く受け付けず、しかもこんなものを愛好する嗜好までそっくり受け継いでしまった。...

  • ジャン・コクトー

    母の残したグラス。竹久夢二と、ジャン・コクトーが大好きだった母。大正14生まれの母は、30代半ばでスモン病という薬害禍にあい、89歳で亡くなるまで下半身の麻痺から解放されることはなかった。モボ、モガ、夢二の大正ロマン、コクトーのエスプリ、そんなものに憧れていた母を思い出す。...

  • EXAKTA

    koremaこれはExakta varexというモデル。ファインダーは普通の一眼レフと同じ仕様。ただしフィルムの巻き上げも、シャッターボタンも左側についている。しかもシャッターは上から押すのではなく、前面から手前に押し込む。なんとも変わった仕様。...

  • EXAKTA

    vx1000は一眼レフでありながら、まるで二眼レフのようにペンタプリズムカバーを開けて、上から覗き込むようになっている。何しろフィルムの巻き上げも、シャッターボタンも左側についた、何とも不可解なメカニカルなカメラ。...

  • Canonflex RP

    初めて使った一眼レフ。キャノン・フレックスRP。ファインダーで見たままが写るカメラ。感動的だった。フィルムも入れずに、ファインダーを覗きながら何枚もシャッターを切って、飽きずにいたものだ。...

  • CONTESSA

    ZEISS IKON のCONTESSA。セレンの露出計装備。残念ながら針は動作しない。蛇腹ではないが方式としてはカバーを開けてレンズを引き出すのでそう呼んでも差し支えないかも。TESSAR 45mm F2.8。割合明るめのレンズだ。...

  • BOLSEY B2

    ROBOTよりさらに小型のライカ判カメラ。WOLLENSAK ANASTIGMAT 44mm/F3.2残念ながらもうシャッターがチャージできなくなってしまった。...

  • ミニチュア・サックス

    こういうミニチュアを見かけると、つい集めたくなってしまう。本物は当然高価だし、何より練習して使えるようにならなければ意味がない。その点ミニチュアは飾って眺めていればいい。...

  • ROBOT

    10年ほど前、横浜中華街の中古カメラ屋で見つけた一台。35mmのフィルムを装填、画像は一辺ほぼ23mmの正方形。ゼンマイを巻き上げて、4~5枚の連続シャッターが切れる。40mm/f1.9のシュナイダー、XENONがついていた。レンズがねじ込み式になっているので、交換レンズもあったのだろう。確かにロボットのようだ・・・...

  • 愛機CONTAX

    CONTAX Tvs 海外視察にはいつもこれ1台を携えて出かけた。本当によく働いてくれた愛機。...

  • 自由が丘のショップで

    TODAY'S SPECIALで買った10cm四方の額縁。写真は自由が丘でショーウィンドウを撮ったもの。...

  • 印材

    落款用の印材にもこうした装飾を施す。石の中にある色や文様を活かす、これだけで充分アート。...

  • ミニチュアのトルソー

    パリのおみやげ。これもミニチュアのトルソー。どことなくアンニュイな雰囲気が漂う。...

  • ホルスタイン

    何故かミニチュアなものに惹かれる。この乳牛もそう。小さくてリアル。そこに凝縮された世界が想像で大きく膨らんでくるようだ。...

  • 六角形鼠志野香炉

    父の作品もこれが最後。正六角形という形も、意外と整えるのが難しい。鼠志野の香炉。...

  • 鶴首徳利

    染付蛸唐草文鶴首徳利。徳利とはいえ、この細い口では酒を入れるにも、注ぐにも相当骨が折れてしまう。何か別の役割があるのではないかと思うが・・・我が家では一輪挿しに使っている。...

  • 青海波壺型香炉

    これも父の作った香炉。緻密な性格が良く出ている作品。...

  • 石漆

    石に漆をかけてペーパーウェイトにしたもの。石、漆というなんとも不思議な組み合わせは、漆芸作家の野口健さんの作品。京橋のギャラリーで僕の個展に続いて彼の個展だったことから、偶然会うことができた。彼の最も得意とする作品は麻布と綿糸、漆を使った乾漆技法による独特な造形だ。...

  • 獅子香炉

    これも父が残した香炉。渋い彩色で咬み合わせがちょっとずれてるところもご愛敬。...

  • 手びねりの水滴

    手びねりの水滴。如何にも手練れの仕事。いとも容易く軽妙な技。いつか自分の作品も、このようにありたい・・・...

  • 龍文鎮

    龍の文鎮。玉を抱え雲の上を飛ぶように走る赤い龍。何か勢いを感じて元気になる。...

  • 獅子文印泥

    堆朱の風合いを模した印泥。中国ではこういうもの一つとっても細かな手作りの細工職人がたくさんいる。...

  • 染付猪口

    染付の猪口。下戸で一滴も飲めないくせにこういうものが好きでつい手を出してしまう。...

  • 方形染付香炉

    これも染付の方形香炉。やはり絵付けは山水画。...

  • 切株様水滴

    木の切り株を模した水滴、これも、とても精巧にできていて、蓋はまるで吸い付くようにぴったりと納まる。ちょっと伊羅保のような色合いがいい。...

  • 染付水滴

    真鍮の柄杓がついた水滴。岩山を這いあがる亀の姿がユーモラス。...

  • 山水文染付香炉

    高さ60mmの染付の香炉。、比較的新しいもの。香炉はこの小さなものをいくつかかわるがわるつかって香を焚くのが楽しみ。...

  • ミニ・キャンバス

    ミニチュアの画材セット。キャンバスは縦50mm、絵の具は10mm。ここまで微細にこだわるかとつくづく感心・・・ミニチュア・ドールハウスの展示会にて購入。...

  • 白磁手付香炉

    藤沢遊行寺の蚤の市で買った手付きの香炉。高さ7cmの白磁。摘みの獅子に手練れの跡を見ることができる。...

  • 坪型水滴

    父の作った坪型の水滴。仕事を辞めた70代半ばから本格的に作陶に入り込んでいた。緻密で隙のない造形は、その性格をよく表していた。よく考えたら自分も70歳で引退し、デジタルフォトにのめりこんでいる。...

  • 水滴

    これは父の残した龍紋の水滴。真鍮製で、ざっくりと線描きで龍が彫られており、形の繊細さと大胆に省略された龍の対比がなんとも言えない雰囲気を醸し出す。...

  • 龍乎の文鎮

    祖父は龍乎という雅号の書家だった。明治34年生まれ、90歳まで生き、晩年は目が見えなくなっても筆を折ることはなかった。最晩年は絵を描き始めたが、それも富士山だけ。夥しい数の富士山を描いた。今手元には僕たち孫がこの祖父の画集をまとめたものが残っている。この文鎮も祖父が残してくれたもの。...

  • 根付

    龍の根付。今はもう、こういうものは使うことがない。スマホにつけるには大きすぎて、かさばってしまう。こういうものを彫る職人さんも間もなく姿を消してしまうのだろうか。...

  • レーザーディスク

    1981年、レーザーディスクの登場は衝撃的だった。こんなにも鮮明な画像や音声が再生できるなんて夢のような出来事だったと記憶している。しかし、これも僅か20年足らずでDVDに取って代わられる。デジタルの進化は凄まじく、現代に生きる僕たちは同じように、時間的にも、空間的にも、物質的にも、もしかして心的にも著しく消耗しつつあるのかもしれない。写真はグレイスジョーンズのレーザーディスク、A One Man Show。...

  • 墨繪寫眞-13

    墨絵寫眞もいよいよ最終回。月光に浮かび上がる荒崎の岩と波。青白く光る波はそのまま立ち昇って月に還ってゆくよう・・・...

  • 墨繪寫眞-12

    台風通過直後の三浦半島、三戸浜。強風に煽られた波がしらが細かい礫のように当たってくる。日没前の太陽が、まるで金粉を撒き散らしたかのように輝く。...

  • 墨繪寫眞-11

    夜の荒崎、月光が弁天島をくっきりと浮かび上がらせる。この光景は遥かな昔からずっと続く悠久の時を見せてくれる。...

  • 墨繪寫眞-10

    白糸の滝、いつまで見ても見飽きない。じっと眺めていると、いつしか心が滝と同調してくるようだ。...

  • 墨繪寫眞-9

    自分で撮影した富士山でこれほど美しいと思ったのはこの時が初めて。赤外線写真のような効果を狙って補正を加えてみた。...

  • 墨繪寫眞-8

    夕暮れ時の枝垂れ桜。華やかさの中にも何処か哀愁が漂う。...

  • 墨繪寫眞-7

    新潟県中魚沼郡津南町、こしひかりで一躍有名になったところ。山の中腹を切り開いた広大な水田が広がる。5月だというのに早朝日の出前はカメラを持つ手がかじかんでしまう。...

  • 墨繪寫眞-6

    岩肌を伝う幾筋もの流れはまさに苧環流すと謳われたよう。あるいは龍の流す涙のようにも・・・...

  • 墨繪寫眞-5

    冬、氷雨の降る霞ケ浦。ただ水面に微かに見えるのは、漁の目印の杭のみ・・・...

  • 墨繪寫眞-4

    これも創作した島。写真を操って心象風景を作り出すってとても面白い。ただあまりやり過ぎるとCGのようになってしまう。自分のはあくまで水墨画風にしたいと思う。...

  • 墨繪寫眞-3

    現実の世界を借りて創造(想像)した心象風景。絹本にプリントして幅1mの掛け軸に仕立てた。...

  • 墨繪寫眞-2

    この梅もウィルに罹って今はもう切られてしまったかもしれない。2012年、青梅の梅は全滅かもしれないというので最後と思い撮影に出かけたときのもの。...

  • 墨繪寫眞-1

    2015年、「墨繪寫眞」というタイトルで、すべて掛け軸で装丁した写真展を開いた。その時の作品を順次掲載してみる。インクジェットプリントで裏打ちした和紙、および絹本にプリント、完全に乾いた後、裏打ち紙を剥がして表装。これはかなり手間暇のかかる仕事であったが、軸装専門会社のY社長の特別の計らいによってできたもの。数点は既に手元にないが、またいつかこれだけの展覧会を開いてみたい。...

  • Illusion-11

    このシリーズもあと2回で終わる。こうした作品を作り始めてたかだか9年しか経っていない。にもかかわらず、随分昔のことのように感じるのは何故だろう。記憶の遥か下層に定着してしまったからだろうか。...

  • Illusion-10

    この梅の木は後の公募展や個展などで何度も使った作品。自分でも最も御気に入っている作品のうちの一つ。...

  • Illusion-9

    水墨画風の桜。墨の濃淡と、桜のピンク、僅かに空を青く染めて・・・...

  • Illusion-8

    町田市三輪広慶寺裏山の名残の桜。今回のシリーズ中、最も中心になった作品。カメラもマイクロフォーサーズでパナソニックのGH2。画素数も解像度も今とは比較にならないが、この作品の製作から明らかに自分のスタイルというものができ始めた。...

  • Illusion-7

    前日に引き続いて裸木。2011年2月、三浦半島、田浦梅林の小高い山頂付近にあった木。梅を撮影しているときに出会った花も葉もない、名前も知らない一本の木に何故か惹かれて撮った一枚。冬の抜けるような青空に向かって、まるで手の平をいっぱいに広げているようだった。...

  • Illusion-6

    裸木。葉を一枚もまとわない木は凛々しくて少し寂しげ。枝の先には満を持して新芽が春の訪れを今か今かと待っている。...

  • Illusion-5

    この捻じれて隆起した地盤の上に雨風が当たり風化し、そこにいつの間にか種子が飛来し生命が芽生える。こうして、また新たな再生が始まる。人間の力では及ばない大自然のエネルギーだ。...

  • Illusion-4

    切り立った断層。数千年、あるいは数万、数十万年の蓄積が隆起して、雨風に晒され、波に洗われ、また土に還ってゆく。この繰り返しが地球の営みだとすれば、我々は、この一瞬の間隙をついて生まれたのだろう。自然に対する畏敬の念と同時に人の儚さ、またそれゆえの愛おしさを感じる。それが自分の絶景たる所以だ。...

  • Illusion-3

    荒崎は自分にとって絶景の場所。この断層は、自然の力の凄まじさを目の当たりに見せる。地盤を45度以上、あるいは、ほとんど垂直にまでそそり立ててしまう程の地殻変動。そしてその岩盤を長い年月をかけて今度は海水が抉り取る。この荒々しい景観はまさに荒崎と呼ぶにふさわしい。...

  • Illusion-2

    一本桜。畑の隅に一本だけ花をつける桜を偶然見つけた。大勢のカメラマンが押し寄せる有名な桜ではない、こういうものを普段から探し、目星をつけておくというのも撮影の密かな楽しみ。被写体の発見がなくては、作品どころか写真にもならない。春霞の中に淡く浮かび上がる桜を幻想的に表現してみたかった。...

  • Illusion-1

    2011年の作品。この頃から自分の作品の方向が定まってきた。ただ普通に写真を撮ることから、もっと自分の思い描くイメージの世界を創り上げられないかと・・・最初はペイントショップや、コーレルを使い、現在はフォトショップを中心に使いながら作品を製作している。ただ単にきれいに写真を撮ることは、もう誰にでも簡単に、ほとんどカメラを使うこともなくできてしまう時代になってしまった。デジタルカメラを道具として、写真を...

  • 波 ゆらぎ

    四角く囲まれた湾の中でも水はじっと動かずにいるわけではない。絶えず揺れ動き光を吸収し、あるいは反射して一時として同じ姿、色彩であることがない。これは水に限らずあらゆることがそうであるのに、普段なかなかそういうことに気づかない。しかし、こうして水を見ていると必ずと言ってよいほどそのことを思い浮かべるのは自分だけではないだろう。二度と再び同じ姿を見ることができないと思うだけで、その場から目が離せなくな...

  • 向日葵と野鳥

    この野鳥は調べてみたらカワラヒワというそうだ。向日葵の種が大好物らしい。何羽ものカワラヒワが飛んできて賑やかな食事が始まった。こちらは食事を摂るのも忘れてシャッターを押し続けていた。...

  • Collage 最終回

    コラージュシリーズ最終回。今回で、コラージュも一応最後。お気に入りの雑貨をちょっとあしらってみる。背景は原宿にあったRolickという洒落たショップのファサード。青山にあった LAZY SUSAN で買ったフランス製のスケルトン万年筆、アメリカ、ノースカロライナ、アッシュビルの土産物店で見つけたミニチュアのハイヒール、同じくサウスカロライナ、チャールストンのアンティックショップで見つけた写真立て、中の写真はやはりお...

  • Collage=楽

    コラージュもこれが最後。いろいろ好きなものを詰め込んで楽しんでみる。そんなことができるのも、コラージュならではのこと。この飛んでいる鳥はクラハシコウ。掛川花鳥園で見た珍しい鳥。なんともユニークな顔つきで、ハシビロコウと双璧。この大きな鳥が広いとはいえケージの中を飛び回る姿は雄大。何度も端から端まで飛び回っていた。割合にうまく撮れた一枚。...

  • Collage=Boston

    ボストンはニューヨークからシャトル航空便で1時間ちょっと。飛行機はほぼ1時間おきに出ている。ボストンはアメリカでも最も古い都市のひとつ、そこには古き良き時代がそのまま残っているようだ。onece upon a time in America. 古き良きアメリカには植民地時代のイギリスの面影が色濃く残る。それはまた一方で幾多の人種問題を孕んでいるいるものなのだが・・・水辺が多く、町は落ち着いていて慌ただしさを感じない。時折見かける...

  • Collage=BIG APPLE

    BIG APPLE とはニューヨークのニックネーム。いつから、何故そう呼ばれたのか知らない。言葉の連想から、ニュートンの万有引力の法則、ビートルズのアップル・コア、そして言わずと知れたマッキントッシュのアップル・・・そう、きっとアップルには何か大きなエネルギーがあるのかもしれない。ニューヨークでナンバーワンになることは、世界でナンバーワンになること。そんな思いを噛みしめて、ドキドキしながら初めて訪れたのは19...

  • 手帳に書き込まれた行動記録

    手帳には、まだ未定だが約束をしたり、思いついた行動を予定として書きこむ。昨年の11月のスケジュール。仕事を辞めて何もすることがないようでいて、これだけの行動があったんだということがわかる。それが今年はどうだろう。以前のシステム手帳の革性のケースがあるので中身をパソコンで自作してみた。にも拘わらず3月以降ほとんど何も書き込まれずにほぼ半年に喃々とする。手帳に書くことがないというほど、何もしていないわけ...

  • 写真に閉じ込められた時間

    写真はシャッタースピードと絞り。こんな当たり前のことを実は普段あまり意識していない。新しいカメラやレンズを手に入れて、さて改めてテストを兼ねて撮影に出ると今更ながら成程と納得するのである。写真は時間とは切っても切れない関係にある。ほとんどの場合、肉眼で感じることのできない時間を写し取っているのだ。風の動きや水の流れ、遥か上空を飛んでいる鳥の翼の動きなど、写真でなければ捉えられない。しかしよく考えて...

  • 写真について

    写真の不思議。もし、写真というものがなかったら・・・勿論2世紀も前に遡れば写真の写の字も存在しなかったのであるが、この写真の記録と自分の記憶というものの関係について、いささか考えるところがある。特に幼いころの記憶とは必ずしも脳にインプットされている記憶とは限らず、写真によるところが多いのではないかと思う。あるいは写真という記録されたものを見ることによって、脳の奥深く眠っている記憶が蘇るのではないだ...

  • a La Cour de Rohan

    先日のコラージュで紹介したパリのサロン・ド・テのマダム。1983年の写真。優雅にお手製のケーキをカットし、紅茶をサービスしてくれる。かつてパリでは紅茶がとても貴重な飲み物として珍重されてきたということが良くわかる。彼女もまた、そうした佇まいと雰囲気が連綿と受け継がれてゆく伝統的な文化の只中にいる。旅とはこうしたものに触れ、その存在を感じることでもあるだろう。...

  • グラフィティはアートか

    バンクシーによってグラフィティ(落書き)は一躍アートと呼ばれるようになった。だがしかし、本当にそうだろうか?とは思うもの、ここでそれを論じることはしない。このブログを議論の場にしようとは思わないから。その代わり、たまたま写真に収めた原宿のグラフィティを題材に、さらに落書きを施してみた。これなら犯罪まがいの危険な行為とはならないだろう。都庁、80円切手、花火、ヘッドライト、オーナメント、それに原宿の落...

  • コラージュ-3

    デジタルカメラを本格的に使い始めたのは1999年、NIKONのCOOLPIX950。翌年にOLYMPUSのCAMEDIA C-2100 Ultra Zoomがでて飛びついて購入して夢中になった。何しろカラー写真が撮影からプリントまで全部人任せでなく自分でできるということが最大の魅力だった。何しろそこそこ200万画素程度しかなかったが、それでもすべてを自分でコントロールできるということが素晴らしい体験だった。それからあっという間に20年。デジタルの進歩は...

  • コラージュ-2

    コラージュはいろいろな思いを一枚の作品に詰め込んで仕立てるおもちゃ箱のような手法。37年前のパリ、a La Cour de Rohanという名のサロン・ド・テ。この写真を中心にムーランルージュのポスター、書店の雑誌スタンド、扉に書かれたイラスト、ロートレックの黒猫、掲示板代わりの壁をレイアウト。たまたま、このサロン・ド・テの文字をネットで検索してみたら驚くことに全く変わらない姿で存在していることが分かる。ヨーロッパの...

  • コラージュ-1

    コロナ渦自粛のおかげで家にいることを余儀なくされ、初めのうちはせいぜい1~2か月と高を括っていたのがそれどころではなくなり、かなりの長期間を覚悟し、果てはちょっとやそっとではなくこれからは当然のようにこのコロナウィルスと共生しなくてはならないということに。ここに至って、それこそ新たな生活の仕方を考えねばならなくなり、そうすることによって今までの価値観そのものまでも転換せざるを得なくなってきた。50年続...

  • 雨滴

    梅雨時は鬱陶しいが、農作物にとってはなくてはならない恵みの雨。ガラス戸を伝う雨滴が表の風景を微妙にゆがめる。自然が作り出す造形はいつも意表をついていて、思わずそうきたかと、納得してしまう。ごく平凡な何気ない建物も、絵画のように見せてしまう錬金術のようだ。...

  • 水の姿

    水。水は千変万化。老子は水を万物を利するものとして語っている。一滴の滴が集まってやがて流れとなり、幾筋もの流れがさらに集まり大きな川となって海に流れ込む。その間野山を潤し生物を育む。海水は熱せられて水蒸気となり空高く昇ってゆく。再び雨となり、霧となり、地上に降り注ぐ。寒いときには雪となり、降っては氷となって留まる。気体、液体、個体と変化は留まるところを知らない。1/8000秒のシャッターではまるで粘りを...

  • LOTUS

    久々の撮影。コロナ渦自粛期間がようやく解けて4か月ぶりの撮影。大船フラワーセンターは同好の士(ほとんど同世代の中高年=平日の日中だから当然)でいっぱい。写真を撮ることが、こんなにも楽しかったのかとつくづく実感した。これもコロナという突然降ってわいたような状況がもたらしてくれたものだと思うと、何か自然界の大きな働きを感じると言ったらいささか大げさだろうか。食事を摂るのも忘れて、しばし没頭。快い疲労に...

  • 自分の好きな漢字ベスト5に間違いなく入ってくるのがこの「風」という文字。字の形のみならず、意味、声に出して読んだときの響きも好き。空海の風信帖、俵屋宗達、尾形光琳の風神雷神図、宮沢賢治の風の又三郎、映画「風と共に去りぬ」、はしだのりひことシューベルツの風。そよ風、風来坊、風船、風鈴、風車、風の音、風の匂い、風の色、風水、風林火山・・・風にまつわるものが好き。風に揺れ動く黄と赤の曼殊沙華を、風という...

  • 初めてのブログ

    今までほとんど縁のなかったブログというものを丁寧に教えてくださる方がおり、やっと重い腰を上げ、このブログを開設することになりました。いつまで続けられるかいささか心もとない限りですが、身近な「もの」や「こと」について自分の心のあるがままを少しずつ綴ることができたらと思います。また、一方で将来このブログを自在に扱うようにできるようになったら、facebookやInstagramとは異なった自分の作品の発表の場、ホーム...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、neverland89さんをフォローしませんか?

ハンドル名
neverland89さん
ブログタイトル
あ・る・が・ま・ま
フォロー
あ・る・が・ま・ま

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用