70年代の日本は、国産のエレキギターの品質が高くて、中でもGRECOのエレキギターはとてもクオリティの高いものでした。半面、外国のギターを真似て作るだけでなく、メーカー名も真似てギターヘッドにあるロゴなんか、明らかに真似でひどいものでした。まるで今の中国製品を見るようです。例えば『Gibson』レスポール、そっくりの『Ganson』レスポールこの『Ganson』ギャンソンは、春日楽器製造株式会社で作られたもの。春日楽器製造は、政治家であり実業家でもある春日一幸氏(のちの民社党3代目委員長）が興した会社。まるでお笑いのような『Ganson』だけれど、職人は超一流で良いものだったらしい。でも、やっぱり『パクリ』感があって、僕なんかは敬遠しましたね(笑)もう一つ、こちらは『Fender』ストラトキャスターを真似...ギターの話：その2

使わないギターを手放そうと思って、見積もりをしてもらうことになったけれど、そうなると、なんか名残惜しくなったりします。久しぶりにしげしげとギターを見て、いろんなギターがあるなぁ･･･と思います。良くもまぁ、こんなに使いもしないギターを買ったもんだ。ライブなどで一回も使ったことがないギターが数本あります。1本はYAMAHAのAEXシリーズのセミアコAEX-520(右)練習で一回使ったきりかな？弾きやすいんだけど、同時期に買った同シリーズのセミホローモデルのAEX-500(左)を手にしてから、全く使っていないほぼ新品。調子に乗って、YAMAHAのAEXシリーズのエレガットまで買って、AEXシリーズの3本を揃えてみたり･･･。このエレガットは、ナイロン弦のギターとしてはネックが細すぎて、持っているだけで、全くと...ギターの話

もう、いつ死んでもおかしく無い年齢になったので、もう使うことがなさそうなギターは、生きているうちに手放そうと思って、処分しようかと買い取り業者に見てもらうことにしました。50年前に、34万円も払って買ったMartinD-35ライブではエレアコを使うようになって、弾かなくなったうえにエレガット(ナイロン弦のギター）を使うライブが多くなったのでこのMartinは弾く機会が殆どなくなった。さらに、ここ数年でライブ自体もやらなくなって、ライブで相方のD-28と一緒に、D-35を使ったのが使ったのが、10年ほど前の『ダブルMartinライブ』。それが最後で、それ以降はライブどころか家の中でも全く弾かないでいる。もう15年ほど前にGretchカントリージェントルマンを手放した時もそうだったけれど、使わない楽器というの...断捨離？

秘密基地を整理していたら、懐かしいこんな写真が出てきました。1973年三重県の伊賀上野で開かれた、第5回高等専門学校蹴球選手権大会(全国高専大会)の写真。この年、学校史上唯一の全国大会出場を果たし、僕は補欠で出場機会なしでしたがチームは関東で宿敵だった桐蔭高専を準決勝で破り、決勝まで進みました。決勝では釧路高専に敗れ、惜しくも準優勝で終わりましたが、その時の悔しさから50年経った今でもサッカーを続ける原動力になっています。二列目右から2番目が僕、まだ17歳の普通の少年でした(笑)この翌年は優勝目指して、猛練習を重ねて全国大会出場を決めたまでは良かったのですが、チームのメンバーが不祥事を起こして、出場辞退に追い込まれました。そして、サッカー部は衰退し、2度と全国大会の場へ出ることなく半世紀が過ぎました。この...サッカーを続ける原動力

一昨日の問題。やっぱり僕の思い込みで、修理したつもりの装置にちょっとした問題があった。細かいことは割愛するけれど、自分の作った修理用治具では判らない問題が発覚した。修理は10分程度で治ったのだけれど、今後のことも考えて修理用の治具に手直しを入れて、ユーザーが使う状態に近いものに作り替えた。今までモニタリングしなかった個所に、電圧計を挿入したりで2時間くらい費やして、やっと修理用治具の手直しが終わった。ちょうどキリの良いところで、就業時間が終了したのと、こういう時は、一旦頭を冷やして最終検査をした方が良いと思い、日を改めて、来週作業することにしました。何事にも通じることなんだけれど、『俺は正しい』『俺は間違っていない』なんてことを思うのは、自分の首をどんどん絞めていることが間々ある。50歳を過ぎたあたりから...『自分に問題はなかったのか？』と自分を疑う事が大事

今年の本屋大賞が発表され、2020年に『流浪の月』で受賞した凪良ゆうさんが『汝、星のごとく』で2度目の受賞をした。僕はどちらかというとドキュメンタリーが好きなので、あまり小説を好んで読まないけれど、文字の文化はやっぱり大事だなと思う。パソコンなどの画面の文字は、画像として捉えているから、パソコン画面で読むニュースは頭に残らないけれど、新聞で読むニュースは、後々になっても頭に残っている。携帯電話にスケジュールを書き込んでも、うっかり忘れたりすることが多いけれど、手帳のスケジュールに書いた予定は、覚えていて確認するだけ。まぁ、僕の世代だけの話かもしれませんがね････昨今はスマホとパソコンが普及し、自分の手で文字を書くことが少なくなった。そのせいで、今の人たちは字が汚いし、漢字の書き順もめちゃくちゃ。そもそも...紙の文化

先週、客先から『きちんと動作しない』とクレームがあって送り返されてきた装置をチェックしに今日も仕事に出かけてきました。事業所に到着するや否や、すぐにチェックのために治具を繋いで一連の動作確認をしたのだけれど、全く問題がない。その旨を、顧客に伝えたところ、他の装置は動くのにその装置だけ動作しないという答え。という事は、やっぱりどこかに問題があるのでしょう。かといって、自分の動作確認に問題があるとは思えず、ちょっと腑に落ちない。考えてみれば、倒産した前の会社が設計をした際の、設計仕様書や資料すら残っていなかったような状態だったから、最初は正確な回路図かどうかも判らないないところから始まって、回路図を確認し、修正しながら今まで修理をやってきたので、ユーザーがどんな使い方をしているのか？･･･なんて、考えることは...電気回路は正直

今日は例によって、試合後の洗濯三昧の一日でした。20枚のユニフォームを、シャツとパンツに分けて2度の洗濯。洗濯は意外と苦にならないのです。干す時はシャツ、パンツ共に背番号順に並べて干します。基本的に外干しは、花粉が付いたりするので、室内で3日間かけて乾かします。この間、洗濯物がちょっと邪魔なんですけれどね。背番号順に並べて干すのは、取り込んだシャツとパンツを背番号ごとにまとめて10枚ずつ背番号順に並べて、合計20枚を風呂敷2つに分けて包んで、大きなバッグに入れるため。こうしておくと、試合の前にユニフォームを配るときに楽なんですよ。以前、香りの良い柔軟剤のアロマリッチ・ダイアナを使ったら、メンバーから『女の子の香りみたいで力が入らない』と苦情が出て以来、柔軟剤はレノアスポーツを使っています。洗濯王子の一日

今日は市民リーグの第1戦、いわゆる開幕カードでした。ところが、今日は相手チームが8人しか揃わないで、試合成立ギリギリの状態。この時点で、ほぼ勝負が決まったようなもので、ちょっとガックリ。まともに試合をしたら、ぼこぼこにされてもおかしくない相手だったので、うちのチームも若手中心で、勝ちに行く布陣を考えていただけになおさらです。僕の感覚では、たとえ草サッカーのリーグでも11人揃わないようなチームは、参加費を払ってやる市民リーグへの参加はやめた方が良い。試合の勝ち負けはともかく、相手に対して失礼です。そんなわけで、今日は『最初からオーナータイムで行きましょう』なんて、試合開始前から緊張感のない試合になりました。『オーナータイム』は、僕に点を取らせる遊びの時間。チームの中で『勝ち負けに関係なく3点差がついたら･･...久しぶりのオーナータイム

今日は,代田区民センターで劇団の稽古、3度目の本読み。画像は2020年にコロナ禍により公演中止となった『カフェイルマーレの人たち』のフライヤーです。今回の芝居の台本は、その台本を元に、シニア劇団らしい内容に書き直した『カフェイルマーレの人たち・PartⅡ』です例年に比べて2/3ほどの量なので、すんなり行けば1時間半で終わる内容です。稽古は本読みの3度目という事もあって、演出を手掛ける座長が、セリフの言い回しなどを直す支指示をするので、その都度止まってやり直すのですが、その時間を加えても、4時間の稽古でちょうど1回通すことができます。うちの劇団はいつの間にか高齢者の多い劇団になってしまったので、疲れないように、僕が時間をコントロールして、休憩時間を取ったりしながら、台本を最初から最後まで、1回通したら欲張ら...劇団の稽古

今日は受入検査のために、今週2度目の出勤。事業所に2時過ぎに到着してから、3時間ほどで2台の修理品を受入検査して、受入検査報告書と修理見積書を作成して、作業フォルダに保存して終了。故障原因は電源の寿命。2台とも同じ症状で、電源が正常に動作しておらず電圧が出ていない。基板を外して、外部から電源をつないだら、動作することが確認出来たので先だって設計した基板が出来上がったら、修理が可能になりそう。ただ、修理には板金等の改造がかなり必要なのでちょっと手がかかりそうです。ところが客先から、先週出荷した装置が外部制御で上手く動かないという話が来て、装置をこちらへ送り返すと連絡があったらしい。修理品は出荷前に全項目の検査と、動作確認してから梱包しているだけに、顧客が動作確認したら動かないと言われても、何か腑に落ちない。...俺もヤキが回ってきたかな？

毎日、ゴミ屋敷みたいな部屋で生活。それでもキッチンの床が現れて、少しは進んでいます。片付けようと本気で思っていないのかも知れませんが、なんせ集中力がないので、気が向かないとやらないのです。今日は修理案件が2件発生したという連絡があって、出向こうとしたけれど、出ようとした時に用事が発生。天気予報では夕方から雨が降り、明日は荒れ模様というので受入検査は明日に変更すると事務所に連絡した。なんだかんだ理由をつけるのは、やる気がないからでしょう。マイペースで何となく小遣い稼ぎでやっているような仕事だから、先方に対して失礼かと思うのだけれど、かといって専門の人を雇うほど仕事量がないので、仕方がないのかも知れませんね。まぁ、僕としてはありがたい話なのですが････明日は天気も、横殴りの雨模様らしいので、車で出かけて帰り...集中力がないのかな？

6畳間の片づけがあと少しというところで頓挫しています。一向に進まない片づけの理由は『捨てられないものが多すぎる』という事。僕の持っているものはいわゆる『ガラクタ』ばかりです。まともなものはギターやアンプなど、趣味の道具くらいでしょうか？他は殆どが処分しようと思えば出来るもの････の気がします。ただ、僕の場合はそれができないのです。今日ご紹介するのは、50年以上前からの『マッチコレクション』段ボール一杯に入った、マッチです。高校生の時に帰宅途中に寄った喫茶店や、新宿や池袋の喫茶店のマッチ、雀荘やホテルのマッチ、中にはガソリンスタンドのマッチもあります。今は喫茶店といえど禁煙だったりで、マッチを置く店は皆無。ブックマッチを切らずに使ったり、片手で箱からマッチを出して、そのまま片手で火を点ける技などを磨き、女...『ガラクタ』その1：マッチコレクション

ガラクタでいっぱいの僕の持ち物。先日の千円札に続いて、今日はこんなものが出てきました。かのビートルズがデビュー前に出演していたといわれるリバプールにある『キャバーンクラブ』そのクラブのお土産で、レコード盤をあしらったゴム製のコースター。僕はビートルズに興味がないので、何となく買って紛れ込んでいたもの。イギリス出張の際に買ってきた代物で、思い出の品ではあります。この写真をフェイスブックに載せたら、相方のCharlieセンセが『もらう』と投稿してきた。僕が『あげない』と返信したら返事が返ってきて以降はそのやり取りです。Charlie:ケチ☹️僕：Charlieセンセにはコースターのお土産あげたでしょ(笑)Charlie：興味が無いなら手放すべき。要らないならこちらで保管する、ということ。僕：要らないなんて言っ...『キャバーンクラブ』のコースター

すっかり忘れていた修理案件の出荷試験に出かけてきました。定年退職して、3年ほど時間を拘束されない契約で働いていたが、あまりにも暇で、時間がもったいないと言って辞めてから、早くも3年になる。寝たいだけ寝て、用がなければ出かけることもない。そんな生活を続けていると、いつの間にか曜日感覚が無くなる。自衛隊で金曜日はカレーの日、なんて話を聞くがあれは曜日感覚を保つための策。仕事も納期が解っていても、それが何日後の何曜日なのか？そういった感覚が無くなってきていて、今回はすっかり忘れてしまった。先週中に修理作業を終えて、今日はデータ取りだけ。2時間ほどで一連の測定が終わり、報告書と試験成績書を書けば終わり。書類作りは1時間ほどで終わるから、午後2時過ぎに行って5時半には終わる。そんな3時間強の作業のために、往復2時間...定期的に何かをする必要性

今日は壮年大会の決勝。メンバーもしっかり揃ったので、僕はユニフォームを届けた後は、芝居の稽古に行くために、試合が始まる前にいったん帰宅しました。芝居の稽古は、今日から配役による本読み。本読みの前に、打ち合わせた後に本読み稽古の開始。思いの外、セリフの流れがよくいい感じですね。みんな練習してきているのが良くわかります。今回の公演は、芝居が短いうえに歌も少ない。今まで、唄の数だけ振付があり、それに費やす時間が稽古量の半分以上になって、そのうえ、芝居でも出番待ちの時間が長かった。今回の芝居は時間が短くなったので、稽古で一回は通せるのも大きいですね。行き帰りに費やす移動の時間も大変です。夜7時過ぎまで稽古して帰ると、通勤の混雑にも遭遇する。そんなこともあって、高齢者の多い劇団ゆえに、今年の稽古はなるべく少なくしよ...ご褒美は持ち越し

今日から4月、新年度ですね。僕にとって新年度と言われても、曜日感覚すら失せている最近は全く実感がない。今日はサッカー仲間の箱入り娘が使う家財道具を、嫁さんと一緒に買い込んで、荷物を運んで来る予定だったのですが、到着したのが7時過ぎ。夕方になっても来ないのと、お腹が空いたので娘さんと一緒に近くのデニーズまで行って、遅いランチを食べてきました。夕方になったのはアパートで一括契約しているケーブルテレビJcomのせい。送ってきたモデムは今あるものと全く同じ。どうなっているのかと、Jcomに電話したけど、部署が違うとかで全く話にならない。どんだけデカい会社なんだよ････と、ちょっと怒り心頭。それで改めて向こうから連絡させることにしたのだけれど、その間、2時間以上も無駄な時間を過ごすことになってしまったのです。それ...新年度

来週の週末に出荷する予定の修理をすっかり忘れていて、今日は慌てて、修理の仕事に出かけました。と言っても、昨日出向く予定だったけれど午前中に用事があって今日に延期しました。修理の準備はしてあったので、作業場に着いてからすぐに取り掛かり2時間ほどで作業は終了し、軽く動作確認したところで切り上げた。来週明けに出荷用のデータを取って、報告書を作らないといけないので月曜日に再び出向くことになりました。最近は曜日感覚が無くなって、カレンダーも見なくなった。こういうのは良くないですね。人間、何か時間的な縛りがある方が良い気もしてきます。今日は電車で出かけたので、仕事の後は娘と一緒にバスに乗り、吉祥寺で途中下車して、夕飯を食べて帰ってきました。誰かと一緒に食べると、同じものを食べても美味しく感じます。今日は仕事

今日は用事が二つあって池袋まで出かけてきました。午前中に豊島区の施設を利用するための『利用団体登録』をしに豊島区民センターへ行きました。この登録をすることによって、豊島区の区民センターやIKEBiz(旧労働福祉会館)などの施設を一般団体より早く予約できるのですが、これはどこの自治体でも同じだと思います。そのほかに区民集会室や区民ひろばといった、会議室を借りるためにはもう一つ登録をしないとならないのだけれど、どちらかでIDを取得すればその情報が使えるので、もう一つは簡単に登録できるのです。これも協力者であり、劇団の支援者である豊島区民のモモちゃんが居てのこと。登録が終わって、劇団の稽古場として豊島区の施設を使えるようになりました。午前中の早い時間に手続きが終わったので、老舗の『タカセ』の3階にあるレストラン...池袋タカセ

煙草を吸わない人には解らない話題。今日はちょっと贅沢をして1箱1000円の『ロングピース』を購入しました。愛煙家にとって『ピース』は、特別な物のような気がします。この『ピース』第一次世界大戦後の1920年に平和が訪れた記念として『ピース』という銘柄の煙草が発売されたのですが、諸事情により販売が途絶え、廃止ではなく停止となり、その後の戦乱も影響しそのままうやむやの内に事実上の廃止となった。現行の『ピース』は第二次世界大戦後の混乱期の翌年である1946年1月13日に夢や希望、平和な未来を願って現行（2代目）の発売が開始された。でも、専売公社(現日本たばこ)は、現行の『ピース』の発売年月日を1946年1月13日としており、初代との継続性、関係は絶っているとのこと。以降、50本入（通称「缶ピース」）が1949年7...至福の一服