ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
エデン(近藤 史恵)
自転車ロードレースの世界を描いた傑作「サクリファイス」の続編。フランスのチームに移籍した白石誓たちはツール・ド・フランスに挑む。三週間かけてフランス全土を走るレースの中で、男たちのドラマが繰り広げられる。 次年度にはスポ… 全文を読む
2020/10/31 15:16
吉原十二月(松井 今朝子)
江戸時代の中頃、田沼意次が権勢を握っていた時代、吉原はそれはそれは華やかな活気に溢れていた。大籬の舞鶴屋四代目楼主である庄右衛門は、売られてきた二人の少女を立派な花魁に育てるために心血を注ぎ、その成長を見守っている。やが… 全文を読む
2020/10/29 20:34
路(吉田 修一)
台湾に日本の新幹線を導入する大きなプロジェクトが始動する。商社に勤務する多田春香は、そこに携わるために現地で活動を始めるのだが、彼女の台湾への思いは特別なものがあった。かつて、台湾へ行ったときに出会ったエリックという男性… 全文を読む
2020/10/26 13:46
最低(紗倉 まな)
四つの短編は、それぞれが女性たちの物語。母や姉との相いれない生き方の違いを描いた1章、仕事としてAV女優をしながら、AV会社を経営する彼を支える2章、セックスレスとなった夫との関係に不満を感じながらAVに出演する3章、そ… 全文を読む
2020/10/22 22:20
サスツルギの亡霊(神山 裕右)
南極で死んだはずの兄から手紙が届いた。カメラマンの矢島拓海は、導かれるように真相を求めて南極へと旅立つ。そこで待ち受けていた兄の真実、そして次々と起こる事件。 南極という場所の厳しさや、ある意味で密室となる地域での人間関… 全文を読む
2020/10/20 17:13
ららら科學の子(矢作 俊彦)
中国に密航して三十年後、日本に帰ってきた男は、失われた時間を取り戻すかのように日々を過ごす。かつての友、そして家族はどうしているのか、家はどうなったのか、そして日本はどのように変わり、世界はどのように変わったのか。 彼は… 全文を読む
2020/10/18 01:13
ルパンの娘(横関 大)
伝説のスリ師の孫娘・華が恋をしたのは警察一家の長男だった。スリ師一家は祖父母、父母、そして兄もが盗みのプロフェッショナルだが、華だけは普通の仕事をして暮らしている。恋人の和馬は公務員であると聞いていたが、ある日、家族に紹… 全文を読む
2020/10/11 21:50
くちびるに歌を(中田 永一)
長崎の五島列島にある中学校の生徒たちの、合唱コンクールへ向けた青春のひと時を描いた作品は、読んでいる間だけ自分の年齢を忘れてその頃に戻ったような気持ちになれる清涼感溢れる一冊だった。 産休に入る音楽教師の代理で学校に来た… 全文を読む
2020/10/10 00:44
シューマンの指(奥泉 光)
シューマンの文学的音楽、そしてその生き方が、現代を生きる若者を導く。その先にあるものは光なのか闇なのか。 里橋優の元に、鹿内堅一郎から驚くべき手紙が届いた。かつて天才と呼ばれたピアニスト・永嶺修人が、失ったはずの指を克服… 全文を読む
2020/10/08 23:21
ランチのアッコちゃん(柚木 麻子)
痛快すぎる4つの短編には、いずれも今を生きる素敵な女性たちが登場する。彼女たちには、踏まれても踏まれても何度でも起き上がる強さがある。 「ランチのアッコちゃん」「夜食のアッコちゃん」は連作で、派遣社員の主人公と、先輩であ… 全文を読む
2020/10/05 23:45
デッドエンドの思い出(よしもと ばなな)
五編の短編はどれも切ないが、決して後味は悪くない。それぞれの主人公が切なさを乗り越えて、あるいは切なさを抱いたままでも、前に踏み出していく瞬間が描かれているからである。 最期に収録された表題作は、主人公の喪失感や心の痛み… 全文を読む
2020/10/05 02:07
猫鳴り(沼田 まほかる)
中年夫婦のもとにやってきた仔猫。流産で子を亡くしたばかりの夫婦は猫を捨てに行く前半、その描写は生々しく残酷にも思える。しかし、命を安易に扱わないという観点では、無責任に餌付けしたりすることよりも現実的な選択に思える。捨て… 全文を読む
2020/10/04 10:24
想像ラジオ(いとう せいこう)
想ー像ーラジオー。 番組の高らかなジングルが想像という電波に乗って聞こえてくる。 杉の木のてっぺんから放送を始めることにしたDJアークは、自分の家族の話をしながら、たくさんのリスナーの声を届け、そして素敵な音楽を流す。そ… 全文を読む
2020/10/03 09:35
ユリゴコロ(沼田 まほかる)
押し入れに隠されていた4冊のノートには、繰り返される殺人の告白が生々しく書き綴られていた。それを書いたのは母なのか、それとも父なのか、あるいは別の人物なのか。そしてそれは事実なのか、創作なのか。 単純なサイコパスのような… 全文を読む
2020/10/01 22:03
2020年10月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、たくさんをフォローしませんか?