連結決算や企業結合におけるみなし取得日の考え方
買い手企業が買収対象会社の株式取得を行って子会社化した場合、買収対象会社は支配獲得日において買い手企業の子会社となり、当該日以降買い手企業の連結財務諸表に連結されることになります。そのため、会計上、いつを支配獲得日とするかが重要になります。連結or企業結合の会計処理を行う際には支配獲得日で受け入れた資産負債の時価評価やのれんの計算を行うため、支配獲得日の決算書が必要になります。特に支配獲得日が買収対象会社の決算日ではない場合、支配獲得日を基準にした決算書を連
2020/04/29 19:10