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続・ほのぼの日記 https://pocca-poca.hatenablog.com/

女子寮にまつわるおもしろエピソード執筆中。そのほか、アラサーの日常や学生時代のあれこれも。さくらももことよしもとばななに憧れています。あんなエッセイを書けるようになりたいなあ。暇つぶしにのぞきにきてくださると嬉しいな。

ぽっか
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2020/05/26

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  • MISIAと奈良の大仏

    大仏の前で歌うMISIA(「音楽の日」) 気がついたらテレビの前で涙を流していた。 歌手のMISIAさんが、奈良の大仏を背に熱唱する姿は、神々しいという言葉では足りないくらい圧倒的だった。 MISIAさんが歌ったのは、「逢いたくていま」「さよならも言わないままで」「明日へ」の3曲。どれもフルで歌ったが、あっという間の時間だった。 今回のテーマは「祈り」だという。 世界中の人々が、隔離されて家族にも会えないまま、あるいは適切な医療が受けられないまま亡くなっていくこの状況。日に日に増えていく犠牲者。どうか、この状況が一刻もはやく収まりますように。そんな深い祈りが込められたセットリストだった。 そも…

  • 雑巾も絞れない女

    ある夜のこと。 ダンダンダンと、ドアを叩くものがいる。 「おい、ぽっかおる?」 ダンダンダン。 パソコンで作業をしていたわたしは、ゆっくり顔を上げた。こんなふうにのっけから急かすように叩くのはひとりしかいない。待たせると面倒だ。また変なことが起きたかなと思いながら、そっとドアを開けた。そこには予想通りの相手が立っていた。 「どうしたの?」 「ついに犯人がわかった!」 その子は興奮気味に、物騒な言葉を口にした。 「犯人?」 「ほら、最近の!洗面所の!」 「なんだっけ?」 わたしがピンとこないでいると、その子はだんだんイライラしてきたのか、声を低めて吐き捨てるように言った。 「だから、鏡の水滴事件…

  • 『千と千尋の神隠し』主題歌の意味とは

    『千と千尋の神隠し』を映画館で見るのは、人生で4度目だった。 封切り当時に3回見て、20年の時をへて4回目。 「一生に一度は、映画館でジブリを」というキャッチフレーズに惹かれつつも、この作品はもう散々見たし別にいいかなーと思っていた。が、なんのなんの。映画館でどっぷりと物語の世界に浸かれば、当時とはまったく違った感情をいくつもいくつも見つけられた。そして、はじめて主題歌の意味がわかった(ような気がする)。 主題歌は、きっとみなさんもご存知。 木村弓さんの「いつも何度でも」 *「あなた」ってだれだろう 優れた作品というのは、人によってさまざまな解釈を許すものだ。 だから意味がわかったといっても、…

  • 1日1捨てのすすめ

    天気予報が外れていい天気。 おかげで久しぶりの洗濯ができました。 もともと洗濯って好きな方の家事だったのに、夫が嫌うからなんとなく自分も面倒に感じるようになった。よくない影響。 でも晴れた日に、洗濯物が揺れるのを見るのはきもちがいい。 白いTシャツに青空が透けてる。こりゃ、あっというまに乾くな。 去年の夏、神戸にふく風 最近はまっていることがある。 それは、「1日1捨て」という新習慣。 文字通り、毎日なんでもいいからひとつだけ捨てる。 たとえば、壊れたドライヤー。使い切った電池、段ボール箱、複数枚あるエプロン、趣味じゃないコースター。 コンビニで立ち読みした雑誌に書いてあって、これはいいと取り…

  • 乙女たちのバスタイム

    突然ですが、銭湯は好きですか。 シャワーしかないアパートに住んでいる人間にとっては、ひろい湯船に浸かれるというただ1点で、十分魅力的かもしれない。 京都に住んでいた頃はあちこちに銭湯があって、わたしもたまに利用していた。見ず知らずの人たちだが、誰かと一緒に入れるのがなんとなく楽しかった。 だがよく考えると、すごい。 人前で裸になるって勇気がいる。 われわれ日本人、街中では下着の線が見えることすら気にする民族だ。ブラの肩紐がはみ出さないかどうか、鏡で入念にチェックしたり。 だというのに、銭湯という空間ではその価値観が消えてなくなる。 「ゆ」と書かれたのれんをくぐって、番台さんにお金を払って、脱衣…

  • 女がみそじになるとは

    みそじになるって怖い?女は誰しも、シンデレラ側から魔女側へと役割を変更する。来月にみそじを迎える女が、どんな変化があるのか見つめなおしてみた。 *** 楽しみにしていた、クチナシの花が咲いた。いい香り。ぐんぐん夏に向かっていく。使い古されてボロボロになった言葉だけどそれでも使いたい。光陰、ほんとに矢の如し。ということで、今日の内容。(はじめて目次機能というものを使ってみる) 三十路になるにあたって、感じていることを書いてみたい。...

  • 雨傘と、初彼。

    今週のお題「傘」 雲ひとつない夏の日、路上で、黒い雨傘を差し出してきた人がいた。 当時、お互い17歳。のちの、初めての彼氏だった。 ------------------------------------------- 「傘」というと、雨の日を思い浮かべる人が多いだろう。 この季節だ、雨にうたれる紫陽花や、雨にけぶる水田。そんなものが脳裏に浮かんだりするんじゃないだろうか。 家の中で、ずっと振り続けている雨音を聞いていると、そういう美しい風景を見たくなる。 だけどわたしの場合、「傘にまつわる思い出」ということばを聞いてまっさきに浮かんだのは、暑い暑い夏の日だった。 --------------…

  • 本当にオシャレな人と出会う

    東京のとある町、住宅街の中にたたずむ、3階建。 ハタチ前後の女の子が、共同生活をいとなむ。 そこがわたしたちの家だった。 ------------------------------------------- 寮に暮らし始めて2年目、わたしの部屋は不快になった。 暗くなったし、じめじめするようになったし、うるさくなった。 もともとは南向きの部屋で、狭いながらも快適に暮らしていたのに。なんとつばめ寮は、1年ごとに部屋を交換するシステムだったのだ! これがまた面倒で。 1階から3階にお引越しなんてことになると、物が多い人にとっては地獄である。 エレベーターなんてものはないから、ただひたすら手でかか…

  • SPECの再放送が決まって楽しみだけど

    SPECの再放送が決まったことを、Twitterのトレンドを見て知った。 詳細をクリックして、衝撃。 本放送が2010年、つまり今から10年前。 SPECなんてつい最近のドラマのように思うのに、あれから10年も経ってたなんて。 画像を見てると、さらに懐かしくなる。 本当はグロいものが苦手なのに、頑張って見てたのは、加瀬亮さんと戸田恵梨香さんのペアが大好きだったから。好きな俳優さんが出てると、無理してでも見てしまう。 また見られるなんて、 「高まるぅ〜〜」 グロいシーンは本当に苦手なんだけど、異形のものが暴れ出すとか、あまつさえ血飛沫が飛ぶとか、心臓が縮み上がるんだけど、その当時は一緒に見てくれ…

  • おうち生活2ヶ月がたちました

    お題「#おうち時間」 5月が終わった。 桜が咲いて、散って、ハナミズキが咲いて、サツキが咲いて、ツツジが咲いた。 もうすぐ、クチナシが咲くだろう。 何もなさないうちに時間が経っていて、ちょっと焦る。 クチナシの香りをかぐのは、ちょっと楽しみだけど。 ……はやく咲かないかな。 新しい働き方になって2ヶ月、Zoomの使い方にも慣れてきた。 システムの使い方に慣れてくると、今度はコミュニケーションの難しさが気になってくる。やっぱり対面とは違う。 オンライン飲み会というものを何回かやってみて、全員がふと黙ってしまうときがあることに気づいた。時間にして数秒、あるいはもっと短いかもしれないけど、沈黙がただ…

  • イケメン先輩とウブな世間知らずの日曜日

    東京のとある町、住宅街の中にたたずむ、3階建。 ハタチ前後の女の子が、共同生活をいとなむ。 そこがわたしたちの家だった。 ------------------------------------------- つばめ寮に入寮してしばらくたったある日のことである。 わたしはいつもの日曜日を迎えていた。 この日は週に一度だけ、食堂が閉まる日。朝ごはんの時間を気にせずに、9時過ぎまでゆうゆうと寝ていられる日。 窓から入る日の光がだんだんまぶしくなってくる。 やっぱり、北枕でもいいから、枕の向きを逆にするべきかなと思う。 早起きな寮生はとっくに活動を始めていて、どこからか物音がする。 中庭で、誰かが洗…

  • 女子寮の恋愛事情

    東京のとある町、住宅街の中にたたずむ、3階建。 同郷の女の子が、共同生活をいとなむ。 そこがわたしたちの家だった。 ------------------------------------------- 前回、トイレ事情について書いたので、今日は恋愛事情について書こうと思う。 pocca-poca.hatenablog.com ------------------------------------------- 大学生にもなれば、彼氏のひとりやふたりもできる。 わたしたちつばめ寮の寮生も、それぞれに面白い恋愛ストーリーを持っていた。 寮生活をしていて困ることのひとつは、寮に彼氏をよぶことがで…

  • 女子寮のトイレ事情

    学生時代、わたしは女子寮に住んでいた。 東京のとある町、住宅街の中にたたずむ、3階建。 そこがわたしたちの家。 そこでは同郷の女の子が50人ほどで、共同生活をいとなむ。同郷だから方言まるだしで、東京に住んでいるはずなのに、方言がまったく抜けない。地元に帰るたびに、「あれ?東京に住んでるんだよね?」と疑われるほど。むしろ、わたしは4年間の寮生活でますます方言が達者になったと思う。微妙に地域差のある方言を、どれもマスターして、同じ機能をもった語尾を数種類使えた。 (だから大学に行っても訛り続けていた) 最終的には4年間いすわったわけだけど、共同生活っていうのは楽じゃない。 それはもう、大変なことが…

  • 旅が好きかと聞かれたら、ふつうと答える

    今週のお題「遠くへ行きたい」 長年Yahoo!ブログのユーザーだったので、まだこちらでどんなことができるのかが分かっていない。新着記事ってどうしたら見られるんだろう、とか、そんな初歩的なことからつまづいている。 しかし、 はてなブログにははてなブログの流儀がある(はず)。 とりあえず、はてなブログには「お題」というものがあることをしったので、ものはためしで、お題に沿って書いてみよう。 今回のテーマは、 「遠くへ行きたい」 か……。うーん、たしかに遠くに行きたい欲、今までになく高まってるかも? ---------------------------------------------------…

  • 夏は少年少女の季節である

    夏が来た。 と言ってもよさそうな、よく晴れた日曜日。 こんな日は、部屋にいるのがもったいない。 外を見れば、山の緑が前より明らかに濃くなっている。 夏だ!太陽だ! とはしゃいでいるかのようで、そんな山を見ていたら、いてもたってもいられなくなった。 圧倒的な緑に囲まれたい。 川沿いの道は、ほどよく曲がりくねっていて、ドライブにもってこい。 上流に行けば行くほど、両側の木々がおおい茂ってきて、緑のトンネルがずっと続く。 きれいだなー きもちいいなー うっかり見とれてしまいそうな自分を戒めながら、上機嫌で運転していると、たまに後ろからつめてくる車がある。そんなときは、抜かしてもらうに限る。さっさと路…

  • プロフィール

    はじめまして、ぽっかです。 当ブログにきていただき、どうもありがとうございます。 プロフィールにまで(!)興味を持ってくださって、なんと奇特なかたでしょう! このページでは、当ブログの管理人について、自己紹介させていただきたいと思います。 ぽっかについて 〜簡単なプロフィール〜 平成生まれの30代 山陰出身、関西在住 夫婦で二人暮らし 趣味:読書、生き物の観察(毒がないものに限る)、絵画鑑賞(好きな画家はコロー、ゴッホ、ホックニー、北斎)、カフェでまったりすること チャームポイント:あまたの美容師さんから「奇跡のくせ毛」と褒められた、パーマいらずのウェーブヘアー 長所:基本的にのほほんとしてい…

  • はじめまして

    はじめまして、ぽっかです。 ながいことYahoo!ブログを利用していたのですが、 サービスが終了してしまったので、こちらを利用することにしました。 といってもブログ自体しばらくごぶさたしていたので、 こうして長い文を書くのは本当に久しぶりです。 facebookもtwitterもinstagramもない時代、 1日の終わりにブログを書くことはわたしの楽しみでした。 ブログで出会った方々から、たくさんのことを教えてもらったり、あたたかく励ましてもらったり。学校生活がすべてだったわたしには、じぶんとはまったく異なる人生のステージにいる方のお話をきくのがたのしかった。きいてもらえるのがたのしかった。…

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