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2020/05/25

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  • 『若者殺しの時代』堀井憲一郎 若者であることが決して得にはならない時代

    ゼロ年代に書かれた「若者」論 2006年刊行。筆者の堀井憲一郎(ほりいけんいちろう)は1958年生まれのライター、コラムニスト。思いっきりバブルを謳歌出来た世代だな。テレビやラジオにも時々顔を出していた人物らしい。「週刊春秋」誌に連載されていた「ホリィのずんずん調査」なる企画をベースに再構成されたの本書である。 内容はこんな感じ 1983年にクリスマスは「発明」された。1987年にディズニーランドが開園。若者たちから富を収奪するシステムが着々と整備されていく。1991年にはトレンディードラマが一世を風靡。そして携帯電話の登場は人間のライフスタイルを根底から変えてしまった。若者であることが決して…

  • 『椅子クラフトはなぜ生き残るのか』坂井素思 椅子づくりから社会経済学を考える

    放送大学の授業が書籍に 2020年刊行。筆者の坂井素思(さかいもとし)は1950年生まれの経済学者。現在は放送大学教養学部の名誉教授(刊行当時は教授)。 本書は、2020年から始まっている放送大学の講義『椅子クラフツ文化の社会経済学』の内容を書籍化したもの。だが、この講義、2024年度で残念ながら閉講となってしまう。放送大学(現在五年目)在学中のわたしとしては、今回がラストチャンスと言うことで現在履修中だったりする。 科目紹介動画はこちら。 こちらは、朝⽇新聞好書好日に掲載された、建築家長谷川逸子(はせがわいつこ)の書評。 内容はこんな感じ 現代のものづくりは機械化による大量生産の時代である。…

  • 『科学的根拠に基づく 最高の勉強法』安川康介 アクティブリコールと分散学習、そして精緻的質問と自己説明

    Youtubeで370万回以上再生された勉強法 2024年刊行。筆者の安川康介(やすかわこうすけ)は慶應の医学部卒で、日本とアメリカ両国での医師国家試験に合格。しかもアメリカの医師国家試験では上位1%以内の高得点をで合格し、数名しか選ばれない米ミネソタ大学の外国人枠にも採用されている優秀過ぎる人物。 Youtubeチャンネル「米国内科専門医 安川康介の医学チャンネル」は登録者数16万人越え。 特に人気を博しているのが370万再生を超えている「最高の勉強法・効率的な覚え方」だ。本書はこの動画の内容を更に深掘りしたものとなっている。 内容はこんな感じ テキストを何度も繰り返し読む。ノートに書いて綺…

  • 『土左日記』紀貫之・堀江敏幸訳 虚と実の間をたゆたう五十五日の船旅

    河出文庫古典新訳コレクションから! 2016年刊行作品。池澤夏樹(いけざわなつき)による個人編集版「日本文学全集(全30巻)」の第3巻として刊行された。『土左日記』以外に、『竹取物語』『伊勢物語』『堤中納言物語』『更級日記』を収録していた。 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集03) 作者: 河出書房新社 Amazon 池澤夏樹版「日本文学全集」は、2023年より河出文庫の古典新訳コレクションとして、単巻売りが始まっている。河出文庫版の書影はこちら。 巻末には全集版のあとがきに加えて、文庫版のあとがき、更に西山秀人(にしやまひでひと)による解…

  • 『なぜガザは戦場になるのか イスラエルとパレスチナ攻防の裏側』高橋和夫

    高橋先生のガザ本が出た! 2024年刊行。筆者の高橋和夫(たかはしかずお)は1951年生まれの国際政治学者。放送大学の元教授(現在は名誉教授)。中東領域を主な研究対象としている。昨今のパレスチナ情勢を踏まえ、解説者としてテレビ出演されていることも多いので、ご存じの方も多いのではなかろうか。 わたしは2021年から放送大学の学生となった(コロナで自宅での時間が増えたので)。高橋先生はいくつか放送大学での講義を持っており、わたしは『国際理解のために』『中東の政治』の二科目を履修させていただいた。『中東の政治』は残念ながら閉講となってしまったが、『国際理解のために』はまだ開講しているので、放送大学の…

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