ブラザー・サン シスター・ムーン あの日3人が見たものの意味
今回紹介しますのは、恩田陸著『ブラザー・サン シスター・ムーン』です。 // リンク 『夜のピクニック』から4年 青春小説の新たなスタンダードナンバー誕生 などと書いてあります。 こんなことを書かれてあると、この小説が『夜のピクニック』の続編のように とらえる人もいると思いますが、それは違います。 前回紹介した『夜のピクニック』は高校生の話でしたが、 今回は大学生の話です。 ぼくとしては、この『ブラザー・サン シスター・ムーン』の方が好みでしたね。 帯には、“本と映画と音楽 それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間“ と書かれてあります。 ぼくも一応は大学に行きましたので、そのときのことを振り…
2021/05/31 19:01