難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】。中学校、高校教員免許、パン講師、ケーキ講師、パスタ講師、秘書などいろんな資格を持つ。元フィギュアスケート国体選手。難病を抱えながらも奮闘する【城崎の花火】大好評連載中。
ボランティア帰りに交通事故に遭い、平凡な日常が一変。 難病をかかえながらも、いろいろな学びと成長、感謝を覚えながら毎日を今まで以上に深く過ごす。 そんな日常→非日常のあれこれを連載した【城崎の花火】。 ありがたいことに、癒されると好評です。 まだまだ続きます!
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こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《33》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ手術の日 いよいよ本日。 わたしの手術が行われます。 昨日の夜、主治医の先生から説明を受けたように、『頚椎椎弓形成術』という手術になります。 脊椎の3番目から7番目まで、5つの骨を正中線で割り、観音開きに開き、その間に人工骨(スペーサー)を挟み込みます。 3番目となると、『ぼんのくぼ』といわれる首のつけ根のあたり。 7番目は、肩甲骨と肩甲骨の間あたりになります。 うなじの髪の毛の中から、肩甲骨の真ん中あたりまで、ファスナーがつくことになり…
【城崎の花火《33》】記憶の不思議〜つらい記憶はなかったことに
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《32》】から続きます。 kimamaneko.com 途切れ途切れの記憶 正直、ここまで来て、突然書くことが難しくなりました。 あまりにも、自分に起こってきたことが大変な状況だったためか。 その当時の記憶が、ところどころ抜け落ちているのです。 いよいよ手術が今日、という朝から やっと歩けることになった時期まで。 手術後、ずっと泊まりこんで付き添っていてくれた主人に、どんな状況だったのか、聞かなくてはなりません。 とにかく、わたしの途切れ途切れの記憶と、すり合わせることが必要でした。 お見舞いに来てく…
【城崎の花火《32》】『お前はお前やん。何にも変わってないよ。』
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《31》】から続きます。 kimamaneko.com 髪の毛よ、さようなら 木曜日、手術の前日。 いよいよ、大事に育ててきた髪の毛を、バリカンで刈る日がやってきてしまいました。 『少しでも伸びると、またやり直しだからね。』 と先生に言われていたので、前日ギリギリに美容院に行く予定にしていました。 伸びるまで、たぶん数ヶ月。 その間は、何がなんでも変な髪型でいなくてはならないのです。 育毛剤買おうかな…。 大爆笑のヅラ選び だからわたしは、入院するまでの間に、Amazonの通販で、かつらと布地の帽子を…
【城崎の花火《31》】患者のみなさまとのふれあいと驚きの流れ
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《30》】から続きます。 kimamaneko.com 痛すぎる脊髄造影検査 入院したのが月曜日。 手術が金曜日に予定されています。 その間、いろいろな手術前検査があるのですが、 そのなかでも『脊髄造影』という検査が、水曜日に行われました。 背骨の中の脊髄を映し出すために、背骨にぶすりと注射を打って、造影剤を注入するのです。 麻酔を打って本番なのですが、まず麻酔から、ぎゃああああああ!と叫びたいぐらいの痛さ。 麻酔が3本ほど打たれても、全然効いてないよ〜と叫びたいほどの痛さ(泣) しかも、造影剤が脳の…
【城崎の花火《30》】感謝のこころを伝えるには笑顔と言葉が大事!
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《29》】から続きます。 kimamaneko.com 入院生活で大切にしたこと わたしが、入院に際して、心がけたことがあります。 【🌻感謝のこころを伝えるには笑顔と言葉が大事!🌻】 病院にいると、多くの方々が、自分に関わってくださっていることがわかります。 お世話になる方々 😸主治医の先生 おふたり、ついていただいてました。 😸看護師さん わたしの場合、夜勤や日勤などで交代されるけれども、5〜6人ほどで回していただいてました。 チームごとに患者さんが決まっているようです。 おそらく、患者のことをよく…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《28》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ入院の日 あんなに、遠い先のことのようだった、入院の日がやってきてしまいました。 息子たちは2学期の始業式の日。 長男、わたしの肩にぽんと手を置いて、 『まあ、気を楽に。また会いに行くし。』 次男、『お母さん、がんばるんやで〜!』 と、それぞれ元気に学校へ出かけていきました。 最強の『開き直り』 もやもやとした不安と、開き直りと、両方の気持ちが交錯しています。 『もやもや不安』は、もう仕方がないので流れに任せる。 『開き直り』は、 🌻この…
【城崎の花火《28》】入院前日、大好きな『少女イレーネ』に会えた
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《27》】から続きます。 kimamaneko.com 帰宅後の覚悟 楽しい旅行が終わった後、父と母に、 🌻難病のこと 🌻事故で頸椎を押してしまって、首の神経が通る道が狭くなってて、広げる手術が必要なこと 🌻もうすぐ入院で、1ヶ月ほどかかるということ 🌻その間、息子たちと家のこと、家事一般をお願いしたい 🌻こっそり作っておいた母名義の家族カード。 これと、まとまったお金を渡して、日用品や食事の材料など、これで決済してほしい とお願いしました。 2人とも心配そうな顔をしていましたが、 やたらに明るく、『…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《26》】から続きます。 kimamaneko.com 花火から帰ると 宿に戻ると、父と母はゆったりとくつろいでいました。 『あれ?花火見にいかなかったの?』 と聞くと、母は 『ひとが多かったから、近くまで行くのやめて、お土産もの見てたよ』 と、うれしそうに言いました。 なるほど、花火の時間のあいだは、みなさんそちらに行きますから、空いてて買い物しやすいですね。 父は、昼間も旅館の温泉に入っていましたが、もう一度入ってきたとのこと。 誰もいなくて貸し切りだったようです。 空いてて良かった、と喜んでいま…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《25》】から続きます。 kimamaneko.com 城崎温泉ロープウェイ 旅の楽しい時間は、あっという間に過ぎ去りますね。 2日目の昼間は、友だちや親戚などへのお土産さがしで過ぎていきました。 ふつうなら、2日目は近隣の観光スポットに出かけるのでしょうが、城崎温泉の徒歩圏内でまったりと遊びます。 ロープウェイで山頂駅まで行ってみます。 城崎温泉を一望できる、素晴らしい景色。 みはらしカフェや、ガーデンもあり、ゆっくりくつろぐことができます。 しかし、あまりに暑くてとんぼ帰り。 帰りには、途中駅の温…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《24》】から続きます。 kimamaneko.com わたしの握力 わたしの握力は、現在両手とも10キロぐらいしかありません。 バレーボールの現役時代には、50キロぐらいあったのに(笑)←ほんとうです。 病院で、診察のときに、どれだけ病状が進んでいるか、確認のために測られます。 これだけ握力がないと、日常生活に不便が多くて。 下手すると、ペットボトルのふたが開けられないときもあります。 栄養ドリンクのアルミのふたも。 お菓子の袋も、開けるのに苦労します。 ↑↑苦労するぐらいの方が、間食が減っていいの…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《23》】から続きます。 kimamaneko.com 薄味ながら絶品の夕食 西村屋本館には、父の腎不全のことは伝えて、少し薄味にしていただくようお願いしました。 多くの料理に、その気遣いがなされていて、ほんとうにありがたかったです。 塩分は調整していただいているのに、出汁で深みのある味が出ていて、美味しくて驚きました。 これが、自分でできたなら! 舌で学ぼうとしたけど、無駄でした……。 深すぎる……。 西村屋さんの愛 電話予約のときに、『奥様はグレープフルーツがいけませんでしたね?』と確認されて、驚…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《22》】から続きます。 kimamaneko.com 父と母の思い出づくり 父と母は、この城崎温泉に来るのは2度目です。 一歩一歩、死に近づいていて、この旅行も来られるかどうかわからない状態でしたから、感激もひとしおだったと思います。 サービスエリアでも、出石でも、玄武洞ミュージアムでも、夫婦2人でいる写真を何枚も撮ってあげました。 写真は、その時その時を切り取ってくれます。 そして、ずっと思い出として残ります。 母は、うれしそうに腕を組んだりしていました。 城崎に来られた奇跡 西村屋本館にチェック…
【城崎の花火《22》】出石の皿そば最高!からの玄武洞ミュージアム
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《21》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ出発の朝 父、母、主人、わたし、息子2人と、総勢6人は、ミニバンに乗り込みました。 父は利尿剤を飲んでいるので、おそらく1時間おきにトイレ休憩を取らなくてはならないでしょう。 それを見越して、朝6時半に出発しました。 はたして何時に到着するかな?(笑) 切羽詰まったトイレ事情 今はとても便利で、家からいろいろ持って出なくても、お茶やコーヒーなど、冷たいものが手軽に買えますね。 サービスエリアにはなんでも売っています。 最大の関心ごとは、父…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《20》】から続きます。 kimamaneko.com 真っ黒な手帳と己書 ほんとうに、大変なことは徒党を組んで、いっきにやってきます。 ここ数年は、なんだかんだと、嵐のようにいろいろありました。 気の休まる暇もない毎日。 それでも、日常のするべきことは、次々とわいてきます。 予定をびっしり書き込んだシステム手帳は真っ黒に。 そこに、『己書』と書き込んで、癒しの時間を作ることは、わたしにとってきっと、必要不可欠なことだったのでしょう。 誘ってくれた親友ぶち子のおかげ。 己書を続けることを応援してくれた…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《19》】から続きます。 kimamaneko.com 走り去った父の主治医 実は、城崎温泉に行くまでに、まだひと波乱あったのです。 父のシャント手術後、失敗していたことを知らないまま、わたしは病院から家に戻りました。 そのあとに、病室に主治医の先生がいらっしゃって、あらためて説明があったとのことでした。 父と、付き添う母に、専門用語を並べて、うまくいかなかったことの経緯を説明されました。 ですので、まったくちんぷんかんぷんだったそうです。 それを聞いたわたしは、翌日、己書の幸座の予定をキャンセルして…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《18》】から続きます。 kimamaneko.com 父の容態の悪化 8月に入り、3世代城崎温泉旅行の準備をしはじめるなか、父の体調が思わしくなくなってきました。 いよいよ人工透析を受けなくては、生命に関わるところまできてしまいました。 父は、悩んで悩んで、それでも人工透析を受けるのには抵抗があって、このまま弱っていっても、それでもいいと言うのです。 主治医の先生は、決して恐れなくていいんですよとおっしゃっているのに、まったく聞き入れないのです。 人工透析への説得 家族は、必死で説得しました。 人工…
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