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喜満満猫の癒される暮らし https://kimamaneko.com/

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】。中学校、高校教員免許、パン講師、ケーキ講師、パスタ講師、秘書などいろんな資格を持つ。元フィギュアスケート国体選手。難病を抱えながらも奮闘する【城崎の花火】大好評連載中。

ボランティア帰りに交通事故に遭い、平凡な日常が一変。 難病をかかえながらも、いろいろな学びと成長、感謝を覚えながら毎日を今まで以上に深く過ごす。 そんな日常→非日常のあれこれを連載した【城崎の花火】。 ありがたいことに、癒されると好評です。 まだまだ続きます!

喜満満猫
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2020/05/24

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  • 【城崎の花火《34》】手術の日〜主人との絆

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《33》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ手術の日 いよいよ本日。 わたしの手術が行われます。 昨日の夜、主治医の先生から説明を受けたように、『頚椎椎弓形成術』という手術になります。 脊椎の3番目から7番目まで、5つの骨を正中線で割り、観音開きに開き、その間に人工骨(スペーサー)を挟み込みます。 3番目となると、『ぼんのくぼ』といわれる首のつけ根のあたり。 7番目は、肩甲骨と肩甲骨の間あたりになります。 うなじの髪の毛の中から、肩甲骨の真ん中あたりまで、ファスナーがつくことになり…

  • 【城崎の花火《33》】記憶の不思議〜つらい記憶はなかったことに

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《32》】から続きます。 kimamaneko.com 途切れ途切れの記憶 正直、ここまで来て、突然書くことが難しくなりました。 あまりにも、自分に起こってきたことが大変な状況だったためか。 その当時の記憶が、ところどころ抜け落ちているのです。 いよいよ手術が今日、という朝から やっと歩けることになった時期まで。 手術後、ずっと泊まりこんで付き添っていてくれた主人に、どんな状況だったのか、聞かなくてはなりません。 とにかく、わたしの途切れ途切れの記憶と、すり合わせることが必要でした。 お見舞いに来てく…

  • 【城崎の花火《32》】『お前はお前やん。何にも変わってないよ。』

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《31》】から続きます。 kimamaneko.com 髪の毛よ、さようなら 木曜日、手術の前日。 いよいよ、大事に育ててきた髪の毛を、バリカンで刈る日がやってきてしまいました。 『少しでも伸びると、またやり直しだからね。』 と先生に言われていたので、前日ギリギリに美容院に行く予定にしていました。 伸びるまで、たぶん数ヶ月。 その間は、何がなんでも変な髪型でいなくてはならないのです。 育毛剤買おうかな…。 大爆笑のヅラ選び だからわたしは、入院するまでの間に、Amazonの通販で、かつらと布地の帽子を…

  • 【城崎の花火《31》】患者のみなさまとのふれあいと驚きの流れ

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《30》】から続きます。 kimamaneko.com 痛すぎる脊髄造影検査 入院したのが月曜日。 手術が金曜日に予定されています。 その間、いろいろな手術前検査があるのですが、 そのなかでも『脊髄造影』という検査が、水曜日に行われました。 背骨の中の脊髄を映し出すために、背骨にぶすりと注射を打って、造影剤を注入するのです。 麻酔を打って本番なのですが、まず麻酔から、ぎゃああああああ!と叫びたいぐらいの痛さ。 麻酔が3本ほど打たれても、全然効いてないよ〜と叫びたいほどの痛さ(泣) しかも、造影剤が脳の…

  • 【城崎の花火《30》】感謝のこころを伝えるには笑顔と言葉が大事!

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《29》】から続きます。 kimamaneko.com 入院生活で大切にしたこと わたしが、入院に際して、心がけたことがあります。 【🌻感謝のこころを伝えるには笑顔と言葉が大事!🌻】 病院にいると、多くの方々が、自分に関わってくださっていることがわかります。 お世話になる方々 😸主治医の先生 おふたり、ついていただいてました。 😸看護師さん わたしの場合、夜勤や日勤などで交代されるけれども、5〜6人ほどで回していただいてました。 チームごとに患者さんが決まっているようです。 おそらく、患者のことをよく…

  • 【城崎の花火《29》】最強の『開き直り』

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《28》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ入院の日 あんなに、遠い先のことのようだった、入院の日がやってきてしまいました。 息子たちは2学期の始業式の日。 長男、わたしの肩にぽんと手を置いて、 『まあ、気を楽に。また会いに行くし。』 次男、『お母さん、がんばるんやで〜!』 と、それぞれ元気に学校へ出かけていきました。 最強の『開き直り』 もやもやとした不安と、開き直りと、両方の気持ちが交錯しています。 『もやもや不安』は、もう仕方がないので流れに任せる。 『開き直り』は、 🌻この…

  • 【城崎の花火《28》】入院前日、大好きな『少女イレーネ』に会えた

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《27》】から続きます。 kimamaneko.com 帰宅後の覚悟 楽しい旅行が終わった後、父と母に、 🌻難病のこと 🌻事故で頸椎を押してしまって、首の神経が通る道が狭くなってて、広げる手術が必要なこと 🌻もうすぐ入院で、1ヶ月ほどかかるということ 🌻その間、息子たちと家のこと、家事一般をお願いしたい 🌻こっそり作っておいた母名義の家族カード。 これと、まとまったお金を渡して、日用品や食事の材料など、これで決済してほしい とお願いしました。 2人とも心配そうな顔をしていましたが、 やたらに明るく、『…

  • 【城崎の花火《27》】それぞれの覚悟

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《26》】から続きます。 kimamaneko.com 花火から帰ると 宿に戻ると、父と母はゆったりとくつろいでいました。 『あれ?花火見にいかなかったの?』 と聞くと、母は 『ひとが多かったから、近くまで行くのやめて、お土産もの見てたよ』 と、うれしそうに言いました。 なるほど、花火の時間のあいだは、みなさんそちらに行きますから、空いてて買い物しやすいですね。 父は、昼間も旅館の温泉に入っていましたが、もう一度入ってきたとのこと。 誰もいなくて貸し切りだったようです。 空いてて良かった、と喜んでいま…

  • 【城崎の花火《26》】『難病』に向き合った初めての瞬間

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《25》】から続きます。 kimamaneko.com 城崎温泉ロープウェイ 旅の楽しい時間は、あっという間に過ぎ去りますね。 2日目の昼間は、友だちや親戚などへのお土産さがしで過ぎていきました。 ふつうなら、2日目は近隣の観光スポットに出かけるのでしょうが、城崎温泉の徒歩圏内でまったりと遊びます。 ロープウェイで山頂駅まで行ってみます。 城崎温泉を一望できる、素晴らしい景色。 みはらしカフェや、ガーデンもあり、ゆっくりくつろぐことができます。 しかし、あまりに暑くてとんぼ帰り。 帰りには、途中駅の温…

  • 【城崎の花火《25》】豊岡鞄、出会いは突然に

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《24》】から続きます。 kimamaneko.com わたしの握力 わたしの握力は、現在両手とも10キロぐらいしかありません。 バレーボールの現役時代には、50キロぐらいあったのに(笑)←ほんとうです。 病院で、診察のときに、どれだけ病状が進んでいるか、確認のために測られます。 これだけ握力がないと、日常生活に不便が多くて。 下手すると、ペットボトルのふたが開けられないときもあります。 栄養ドリンクのアルミのふたも。 お菓子の袋も、開けるのに苦労します。 ↑↑苦労するぐらいの方が、間食が減っていいの…

  • 【城崎の花火《24》】主人への感謝が止まらない

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《23》】から続きます。 kimamaneko.com 薄味ながら絶品の夕食 西村屋本館には、父の腎不全のことは伝えて、少し薄味にしていただくようお願いしました。 多くの料理に、その気遣いがなされていて、ほんとうにありがたかったです。 塩分は調整していただいているのに、出汁で深みのある味が出ていて、美味しくて驚きました。 これが、自分でできたなら! 舌で学ぼうとしたけど、無駄でした……。 深すぎる……。 西村屋さんの愛 電話予約のときに、『奥様はグレープフルーツがいけませんでしたね?』と確認されて、驚…

  • 【城崎の花火《23》】育っていた『思いやり』~父の涙

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《22》】から続きます。 kimamaneko.com 父と母の思い出づくり 父と母は、この城崎温泉に来るのは2度目です。 一歩一歩、死に近づいていて、この旅行も来られるかどうかわからない状態でしたから、感激もひとしおだったと思います。 サービスエリアでも、出石でも、玄武洞ミュージアムでも、夫婦2人でいる写真を何枚も撮ってあげました。 写真は、その時その時を切り取ってくれます。 そして、ずっと思い出として残ります。 母は、うれしそうに腕を組んだりしていました。 城崎に来られた奇跡 西村屋本館にチェック…

  • 【城崎の花火《22》】出石の皿そば最高!からの玄武洞ミュージアム

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《21》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ出発の朝 父、母、主人、わたし、息子2人と、総勢6人は、ミニバンに乗り込みました。 父は利尿剤を飲んでいるので、おそらく1時間おきにトイレ休憩を取らなくてはならないでしょう。 それを見越して、朝6時半に出発しました。 はたして何時に到着するかな?(笑) 切羽詰まったトイレ事情 今はとても便利で、家からいろいろ持って出なくても、お茶やコーヒーなど、冷たいものが手軽に買えますね。 サービスエリアにはなんでも売っています。 最大の関心ごとは、父…

  • 【城崎の花火《21》】苦労のあと、最高の癒し旅へ

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《20》】から続きます。 kimamaneko.com 真っ黒な手帳と己書 ほんとうに、大変なことは徒党を組んで、いっきにやってきます。 ここ数年は、なんだかんだと、嵐のようにいろいろありました。 気の休まる暇もない毎日。 それでも、日常のするべきことは、次々とわいてきます。 予定をびっしり書き込んだシステム手帳は真っ黒に。 そこに、『己書』と書き込んで、癒しの時間を作ることは、わたしにとってきっと、必要不可欠なことだったのでしょう。 誘ってくれた親友ぶち子のおかげ。 己書を続けることを応援してくれた…

  • 【城崎の花火《20》】父の主治医との対決

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《19》】から続きます。 kimamaneko.com 走り去った父の主治医 実は、城崎温泉に行くまでに、まだひと波乱あったのです。 父のシャント手術後、失敗していたことを知らないまま、わたしは病院から家に戻りました。 そのあとに、病室に主治医の先生がいらっしゃって、あらためて説明があったとのことでした。 父と、付き添う母に、専門用語を並べて、うまくいかなかったことの経緯を説明されました。 ですので、まったくちんぷんかんぷんだったそうです。 それを聞いたわたしは、翌日、己書の幸座の予定をキャンセルして…

  • 【城崎の花火《19》】絶望から癒しの城崎へ

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《18》】から続きます。 kimamaneko.com 父の容態の悪化 8月に入り、3世代城崎温泉旅行の準備をしはじめるなか、父の体調が思わしくなくなってきました。 いよいよ人工透析を受けなくては、生命に関わるところまできてしまいました。 父は、悩んで悩んで、それでも人工透析を受けるのには抵抗があって、このまま弱っていっても、それでもいいと言うのです。 主治医の先生は、決して恐れなくていいんですよとおっしゃっているのに、まったく聞き入れないのです。 人工透析への説得 家族は、必死で説得しました。 人工…

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