chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き https://blog.goo.ne.jp/hosinoue

働き方、学び方、暮らし、地域が変わる。 世の中のパラダイムが変わろうとしている今、取り残されたものも見直し、これからの暮らしの姿を追求しています。 「Hoshino Parsons Project」のブログ

かみつけ岩坊
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/05/20

arrow_drop_down
  • 「出版不況」という表現が、問題解決を遠ざける

    ウンベルト・エーコ、ジャン=クロード・カリエール『もうすぐ絶滅する紙の書物について』(CCCメディアハウス)の写真を載せましたが、私は紙の書物がもうすぐ絶滅するとは思っていません。大幅に市場規模が縮小することは間違いないことですが、無くなることは当分ありません。この写真を使用したのは、ただ表紙デザインが素敵で、私のホームページのタイトル・ヘッダーで使用しているので、問題提起イメージとして使用しました。いまだに私たちの業界では、長引く「出版不況」により、書店数は減少し続け、書籍・雑誌の販売額も下降の一途・・・といったように「出版不況」ということばがよく使われています。このように、なんの疑問も違和感もなく使われているように見える「出版不況」という言葉ですが、わたしは明らかにこれは適切な表現ではないと思っています。そ...「出版不況」という表現が、問題解決を遠ざける

  • 「見る」情報に駆逐される「読む」情報の復権

    【ブックカバーチャレンジ5日目】より転載瞬時にしてネットで世界中に情報が拡散される現代、世界には「見る情報」ばかりが溢れて、「読む情報」はとことん駆逐される傾向が加速しています。見る情報の代表であるテレビ番組に関わった辺見庸は、「わかりやすいメッセージを探ろうとし、物事を単純化する。テレビの作業はほとんどそうです」と述べています。本屋や出版業界の「本の文化」を守ろうとする側からしても、こうした見る情報側のテレビやネットメディアに負けないためにも、よりわかり易い情報の見せ方を「進化」させ、タイトルの表現、表紙デザイン、文章の組み立て方をより簡潔にわかりやすくする努力が重ねられてきました。確かにそれは必然であったかもしれませんが、そうした努力が結果的に「見る情報」に限りなく擦り寄るばかりで、自らの強みであるはずの「...「見る」情報に駆逐される「読む」情報の復権

  • 大人こそが問題

    絵本作家、五味太郎の本で、書肆データ上のタイトルは『大人問題』表紙のデザインは、おとなはもんだいおとながもんだいおとなのもんだいを兼ねています。しばらく品切れになっていた本なので、古本を入手しては、子どものいるパートさんにあげたりしていたおすすめの本です。子どもに対して、学校でも家庭でも、大人は常に教える側として対峙するものですが、子どもの世界で起こる問題の大半は、大人社会でも解決出来ていない「大人の」問題であり、現実には解決のためにも「大人が」問題であることを五味太郎が説いています。少し前に教師の間での信じがたい「いじめ事件」が報道されたことがありましたが、たとえ教師であっても人間社会である限り、「いじめ」や「差別」が皆無であるとは言えません。現実には、職員室で問題のある教師の存在が指摘されても、ほとんどは研...大人こそが問題

  • ベルトコンベア教育から子どもの絶対的「自由」を守ろう

    「競争やめたら学力世界一」の国、フィンランドでは、宿題はありません。自宅に帰って勉強する時間は、多くても30分くらいだといいます。このこと、皆さんは想像できますか?私たち「地球上から宿題を絶滅させる友の会」は、必ずしも宿題が嫌いだから絶滅させたいのではありません。(私個人は嫌いだったから大きな理由でしたが)世の中をたくましく生きていける大人になるために、また、こころ豊な人間として育つために、宿題は子どもにとって貴重な自由な時間を奪う最大阻害要因だと確信しているから無くしたいのです。教科書中心の勉強だけに、これ以上多くの時間を割くことは、百害あって一理もありません。本来、人間だれにとっても「自由な時間」こそ、最高の贈り物のはずです。ましてや生産労働からは開放されている子どものことです。コロナの行動規制はあるものの...ベルトコンベア教育から子どもの絶対的「自由」を守ろう

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、かみつけ岩坊さんをフォローしませんか?

ハンドル名
かみつけ岩坊さん
ブログタイトル
かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き
フォロー
かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用