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2020/05/14

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  • 出会う。

    遅れてきてそっと横を向くでもいるんだぞオーラがチクチクと右手に刺さる会えて良かった声も聞けて嬉しかった右手にあなたの左手が触ってドキドキした明日には居ない...

  • 蟻。

    蟻が這う背中を腕を顔を足を心を思い出をあるはずもなかった時を痛さにしかめる見えない神経噛まれたのはわたしでもなくあなたでもなく起きるはずもない将来でもなく...

  • サクランボ。

    サクランボ。今年は不作でね。と始まった。滅多に掛かってこない電話。何年ぶりに聞いたんだろう。元気。と受話器を握りしめた。うん。とそこから止まった。誰も掛け...

  • 曇り空。

    最終日には手を振り見たもの見なかったものあれやこれやを心の奥にしまいます。手を振った先には見なかったものの先頭にいるあなたがカラカラと笑顔で手を振り返しま...

  • 仕上がり。

    ポアンとした笑みにかしげた小首突き出した唇に疑いのない丸いひとみドラマティックな仕上がりに背中のルシファーが光を放つとうとうと流れた光は影を作り暗闇を誘い...

  • ひと粒。

    だからあなたに請うたのに赤く悲しいひと粒芳醇なイブの甘さいつかあなたに恋うたのに鮮やかなこぼれる重さ豊潤な罪のせつなさ季節は繰り返しの時を乗り越えてあなた...

  • ひとりきり。

    甘い戯れ言はザラザラとした未来で押し込める嘘つきには嘘が零れ落ちないようにとくちびるで塞ぐはらはらとこぼす涙にはやりきれなさの今生の繰り返しで宥め賺す指を...

  • 梅雨の晴れ間に。

    梅雨の晴れ間の光と影にきっと そっと ひとたびの繰り返しに安堵しながら宝物を見つけ出す梅雨の晴れ間の青さの中でぱっと さっと面影の合間に潜めてしまうやわら...

  • 薔薇が散る

    止めてよねと やさぐれる片足だけ突っ込んでおいて手のひら返しは呆れかえる春の終わりは夏の始まりに追いつけなくて焦りまくる必死に追いついてみたとてなにが微笑...

  • 百合の花に。

    やさしさをすてるひろおうともせずにかなぐりすてるステップをやめるいきていることはおどりつづけることだれかにみせつけるためにではなくでも しせんだけはそらさ...

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