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ブログタイトル
自戒と備忘、虚構と酔狂
ブログURL
https://jooomgen.hatenablog.com/
ブログ紹介文
独白、読書録等。
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38回 / 365日(平均0.7回/週)

ブログ村参加:2020/05/09

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JGさんの新着記事

1件〜30件

  • 種をまく

    ブログやツイッターを定期的に更新するようになったのは、ちょうどコロナ禍の影響が本格的になり始めた2020年初旬であり、自戒と備忘の記録を名目としていた。 国際的な往来が事実上遮断された事によって、日本語という言語空間から取り残されたことによる漠然とした不安を慰めるものだったかもしれない。そういう意味では至極私的な営為であった。自己実現、あるいは承認欲求としての表現とは、本来的な意味で対局にあるものであると思う。 しかし、自分の雑然とした思索を公共の閲覧可能な形で書き記す事で、それが人の目に留まり、新しい縁に繋がることも少しづつ出てきた。そういう意味で、“種をまいていた“と言えるかもしれない。 …

  • 成長曲線と“立ち上がり”

    伸び悩む時期を経て若手が非連続的な成長をすることを指して、“立ち上がる”という言い方がされる。 自分自身は例外的なケースを除き、何かを理解することに時間がかかるタイプであり、これまで人生の節目で新しい事を始める度に幾度となく苦労してきた。一言で言うなら、要領が悪いのである。実際、飲み込みの早い人を羨ましく思うところはある。 しかし物事には両面あり、一定の閾値を超え、ステップ関数的な成長をした後には、ある程度までなら理路整然と語ることができるほどには、暗黙知も含めて言語化ができている状態が出来ていることにも気付いた。この点、勘の良さから初期段階からパフォームする人に意外と苦手とするところかもしれ…

  • “魔法の杖”思考のワナ

    特定の打ち手があたかも全ての課題を解決してくれる、といった語られる場面に出くわすことも少なくない。これを、個人的に“魔法の杖”思考のワナと呼んでいる。とりわけ、流行のバズワードに紐づくような最新ツールやサービス導入の文脈で散見される。 要するに、思考に深みが足りていない、解像度が粗いのだが、現実的に人の認知・思考の根底にある“因果律”はかなり単純、短絡的なところもある。生存本能に根ざした因果律は、可能な限り単純化された形で学習されることが、生存という目的の限りにおいては最適だからである。 生物としての人類の脳にプレインストールされた因果律の癖を自覚し、何か物事に対する解決策を考える際は、“魔法…

  • 他者の課題を言語化する

    他者の課題を面と向かって言語化する、というのはひとつの挑戦であり、恐怖を伴う。これを以前の上司は、“チャレンジ”と言っていた。 自分のことは自分が一番わかってる、とか自社のことは自社が一番わかってる、というのは定義にも依るが、そもそも自己認知に歪みの入る余地も少なくない。加えて、身の回りの事象を構造化し、考える習慣も時間もある人というのは、ごく一部である。 情報が不足する中でピースを繋ぎ、一定の結論を出すこと、これを仮説思考といったりするが、仮説思考ができるかどうか、これが他者の課題を言語化する際には特に重要となる。相手と自分の間に圧倒的な情報の非対称性があるからだ。 コンサル業をそれなりに経…

  • 海外で仕事をすることについて

    あくまで私見だが、海外関連でキャリア(余り好きな言葉ではないが)を築きたい人ほどleap before you look精神を持った方がよいと思っている。粗削りであろうと、自分なりの仮説と情熱があるならば飛び込んでみた方がよい。 というのも、何事もそうだが、情報の非対称性が大きい領域ではまず一次情報にどっぷり浸かってみることが大事だからだ。日本で手に入るような手垢のついた二次情報に触れても、ハッキリ言ってほぼ何も見えてこない。これは、国外に見を置く今、改めて思うところである。 一次情報が絶対的に不足している状況で持てる仮説は、現地の“肌感”から大きく乖離していることも少なくない。主婦の井戸端会…

  • 五月病への処方箋

    世の中には五月病という言葉があるが、5月に限らずとも、年に数回は「どうも調子が悪いなぁ…」という時期はあるはずだ。モチベーションが低いわけではない。しかし、どうも力が入らないという、あの感覚である。

  • 掛け算と引き算の組織力学

    よい組織、よいチームには掛け算の組織力学がある。つまり、自分より優秀な人物を(別け隔てなく)歓迎し、時には引き上げ、巻き込む事で、互いにレバレッジをかけて共通の目的を達成しようという風土があり、それは事業推進においても強力な動力として作用する。 一方で、悪い組織、悪いチームには得てして引き算の組織力学が働いている。そこでは限られたパイを奪い合う弱肉強食的な風土が蔓延し、次第に共通の目的よりも個々の保身、政治的な仕草が蔓延るようになる。 一般に大企業、と言われる企業ほど、ここで言う引き算的な組織力学が強くなりやすいように見える。人材の流動性に乏しく(しかも往々にして年功序列であり)、かつ市場成長…

  • 一流と二流、その違いと組織文化

    むかし読んだ、服部暢達氏の著書にこんな一節があった。 "会社にはそれぞれカルチャーがあって、雰囲気が違うものだ。しかし、私はこのカルチャーというものは自然にできるものではなく、会社の経営陣が意志をもって作るものだと思っている。"『ゴールドマン・サックスM&A戦記』 余り好きな言葉でないがトップTierとセカンドTierの何が違うのかというと、それは「我々は一流であり、二流の仕事は許されない」というマインドセットに尽きると思う。 勿論プロフェッショナルとは所属を独立したものだし、自分自身、いわゆる王道から離れた歩き方をしてきたので人様をとやかく言える立場にない。しかし、仕事上関わった人たちを見る…

  • 成長曲線の射程と傾斜

    成長曲線の射程と傾斜、という事をよく考える。 これが自分のやりたい事である、という強い目的意識がなければ徹底的に没入する事はできないし主体的な創造性が働く余地はない。自ずと妥協も生まれる。成長曲線を人並み以上にintensifyする理由もない。成長曲線の射程と傾斜は、当人の目的から逆算して導かれるものでしか有りえず、本人の意思に反して他人が設定するべきものでは決してない。 採用活動に関わる時、いつも必ず投げかけている一連の質問がある。 「あなたはどういう存在になりたいか。なぜそうなりたいか。ここに来る意味はあるか。」 これは、個々人の成長曲線の射程と傾斜をどう設定するか、という事を聞いている。…

  • プランB

    英語でPlan Bとは、本来の計画や作戦(Plan A)がうまくいかなかった場合のためのバックアップとしてあらかじめ用意された2つ目のプランをいい、「次善策」というような意味になる。 ベストシナリオの戦略の青写真を描くくらいは誰にでもできる。しかし、実行に移してみた時、ワースト・シナリオに転じた場合まで想定し、"最悪の時でも着地として必ず死守するライン"まで考えているのが本当の経営者であり、戦略家というものだろう。 結局、これも理詰めが半分、残りの半分は気合に近いものがあるように思う。

  • 六次の隔たり、Life's A Pitch

    六次の隔たり、という言葉がある。 相手が世界中の誰であれ(アメリカの大統領であっても)、世界中の人間は「知り合いの知り合い」といった関係を辿れば6人目で繋がるという。ある調査によれば、5人という検証結果もある。いずれにせよ、近いせ世界になるほど辿り着くのは早いハズだ。実際の肌感覚で言っても、同じ業界で仕事をしている人であれば大抵は間に一人、間に二人くらい挟めばまず共通の知り合いがいるものだ。 ここから改めて分かるのは、紹介してもらえる信頼を築くこと、消極的な言い方をすれば誰に対しても真っ当な関係を作っておくことの意味合いだろうか。 しかし、別の見方をすれば、この原理原則さえ抑えているなら"コネ…

  • コンサルタントとアドバイザーは何が違うのか

    コンサルタントとアドバイザー、あるいはコンサルティング業とアドバイザリー業は何が違うのか。この点について、明確な説明をできる人は非常に少ないように見受けられる。そもそも答えのない問であるので正誤の議論をするのは無駄だと思っているが、しかし仮にも近い業界で仕事をしているならば、自分なりの定義というのは持って然るべきであると思う。 私の理解では、 コンサルティングとは、経営という文脈における意思決定に関する助言を生業とするものであり、 アドバイザリーとは、特定の取引に関する助言を生業とするものである。 役務の提供対象がそれぞれコンサルティングの場合は「経営」、アドバイザリーの場合は「取引」であると…

  • キャリアの棚卸に関する雑感 - スキルの掛け算的発想"だけ"では勝ち目がない -

    いわゆる座学的なスキルや資格、職能それ自体は容易くコモディティ化する。これは難易度を問わず例外ではない。掛け算的に組み合わせる、という手が巷言されたが、需要があり、強固な差別化に結びつくなら既に誰かが手をつけている可能性は高いはずだ。自分だけ目を付けた、と思うのは自惚れであろう。 所謂、表層的な経歴も然り。スタンプラリー的にキャリアを捉えている人もいるようだが、いわゆる"イケてる"履歴書になる程、似たような属性の人は履いて捨てるほど居るではないか。 では"スキルの掛け算"的発想を離れ、本質的に武器と呼ぶに値するものは何かと考えれば、その当該スキルセットが個人の"経験"と"成果"にどの様に結節し…

  • 愛しの文房具たち

    趣味の一つとして文房具巡りを挙げている程、自称文房具マニアである。 何も文房具に限った話ではないが、機能と耐性、造形美を兼ねえ備えた製品からは、単なるモノを超えた作り手の思想や美学、矜持を湛えている。そういうクラフトマンシップが滲み出てくるモノに触れていると心が凛とする様で、気持ちがよい。 特に、自分にとっての文房具は仕事における戦友の様でもあり、年に数回、自宅に忘れてしまう等するとその日一日じゅう気もそぞろになってしまうので、そういう時は可能な限り取りに戻る事になる。 以下、かねてより試行錯誤の結果、独断と偏見の末にたどり着いた「愛しの文房具」を紹介したい。 ボールペン|スカイウォーカー(M…

  • Synthetical Thinking(統合的思考)

    ロジカル・シンキングという言葉は相当程度知られる様になってきたし、書店に足を運べば、同テーマの書籍を見つける事も難しくない。いや、むしろ溢れかえっているといったところか。しかしながら、巷言される「ロジカル」を取り巻く言説について、その本質から乖離した、ある種の盲目的な万能性への信奉の懸念があるのではないか、と思っている。 ロジカルとは、節と節の関係を定義する関係性、それ自体を指しており、そこから導き出される結論・主張(Argument)自体の正しさを保証するものではない。この点、哲学者・言語学者を専門とされる野矢茂樹・立正大学教授の著書『新版 論理トレーニング』に解説が詳しい。 論理力とは思考…

  • 『戦場にかける橋』の実存的矜持

    『戦場にかける橋 (原題:The Bridge on The River Kwai)』という映画がある。今から半世紀以上前(!)の1957年に公開され、今なお映画史に残る名作の一つに挙げられる事が多い。好きな映画のひとつだ。 題名の「戦場にかける橋」とは、タイ王国のクウェー川に架かるクウェー川鉄橋を指す。第二次世界大戦の1943年のタイとビルマの国境付近にある日本軍の捕虜収容所、そこに収容されたイギリス軍兵士らと、彼らを強制的に泰緬鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立と交流を描いた本作は、フランスの小説家ピエール・ブールによる同題の小説を原案とする。原作は、ピエールの実際の従軍経験に基…

  • 『戦場にかける橋』の実存的矜持

    『戦場にかける橋 (原題:The Bridge on The River Kwai)』という映画がある。今から半世紀以上前(!)の1957年に公開され、今なお映画史に残る名作の一つに挙げられる事が多い。個人的にも好きな映画のひとつだ。 題名の「戦場にかける橋」とは、タイ王国のクウェー川に架かるクウェー川鉄橋を指す。第二次世界大戦の1943年のタイとビルマの国境付近にある日本軍の捕虜収容所、そこに収容されたイギリス軍兵士らと、彼らを強制的に泰緬鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立と交流を描いた本作は、フランスの小説家ピエール・ブールによる同題の小説を原案とする。原作は、ピエールの実際の従…

  • 2020年に読んでよかった本(10選)

    以下、2020年に読んで良かった本10選(専門書は除く)。 What it takes - Steve Schwarzman:「Nobody tell you about the pain」という一節が印象的だったスタートアップ・起業の全てが詰まった一冊。 ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて 作者:スティーブ・シュワルツマン 発売日: 2020/10/14 メディア: Kindle版 Principles:原理・原則を持ち徹底すること、その前提として常に鍛錬と洞察を惜しまないことの重要性は言い過ぎるということがない。 PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕…

  • 2020年に読んでよかった本(10選)

    以下、2020年に読んで良かった本10選。 What it takes - Steve Schwarzman:スタートアップ、起業の全てが詰まった一冊。 ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて 作者:スティーブ・シュワルツマン 発売日: 2020/10/14 メディア: Kindle版 Principles:原理・原則を持つこと、その前提として鍛錬と洞察を惜しまないこと。 PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則 (日本経済新聞出版) 作者:レイ・ダリオ 発売日: 2019/03/28 メディア: Kindle版 三位一体の経営:経営と資本、この資本主義…

  • 圧倒する、ということ

    話し始めただけで場にいる人全員に卓越した能力を理解させる、そんな圧倒的オーラを放つ人と年に数回出会う。そういう人は発言や所作一つとっても、そこに裏打ちされた経験と鍛錬の片鱗を垣間見るように感じられて思わず背筋が伸びる。 人それぞれにスタイルがあり千差万別だが、突き抜けた圧倒的な何か、これは彼等が共通して備えているものである。だからこそ、一度会話しただけ記憶に強く刻まれ、何かあった時には仕事の依頼が来る。 「アドバイザリー業において必要なのは、圧倒的な迫力である」という事を或る方に言われた。自分より少しばかり頭がよい凡百の専門家に、わざわざ高いフィーを払う理由はないと。 事業資産を必要とせず、制…

  • "人持ち"になる

    今年、あるオーナー経営者の方から聞いた話で大変印象に残っている言葉がある。 「金は、人の器を図る一つの指標だ。どれだけ稼いだか、どれだけの予算を動かせるか、それは仕事を通じて世の中に生み出した価値の総体や影響力と決して無関係ではないだろう。"金持ち"になれば、親や子どもたちに様々な経験をさせてやることもできるし、社会的にも一角の人物と認められるだろう。」 しかし、と彼は言葉を続けた。 「まだ若い頃、ある国の現地法人で仕事をしていた時、当地企業との取引上の関係を通じ、社長と懇意にさせて頂いたときの原体験がある。」 「当時、自分の所属していた日系企業の全世界での売上はその企業より遥かに大きかった。…

  • 話し下手への処方箋 - 10か条 -

    話をする時に前提として知っておくべき事、それは人は他人の話を聞いていない(相手の言葉を一字一句集中して聞き続ける事ができない)ということだ。従って、自分が伝えようとしているメッセージに相手の注意が向く工夫をする事、これがコミュニケーションの大原則である。 その上で人に何かを伝えようとする際に心掛けるべき事を挙げるとすれば、以下の10点に集約される。 結論から答える(相手のQ=知りたい事、字義通りに捉えない) 話の全体像を示す(構造化、見取り図) 箇条書き的に伝える(項目・メッセージ) 要素の関係性を明示する(枕詞と接続詞) 口癖を予め決める(言い淀まない、言葉を滑らかに紡ぐ) ノイズを消す(「…

  • プロ意識

    クライアントとの海外出張の初日、夜遅くまでどんちゃん騒ぎを終えた後、深夜に完璧に論点整理された資料を作りあげ朝一番にホテル内で臨時ミーティングを招集し華麗に圧倒した、という某コンサルタントの逸話を随分前に聞いた。 関係者一同が度肝を抜かれ、「この人は次元が違う、あれ程飲み騒いでいたのに…」と思った。しかし、前日の夜、実は飲んでいたのはほぼ水だった、という裏話がある。僕がこの逸話をよく覚えているのは、所謂"値打ちをこく"戦術として鮮やかという事だけによるではない。それが小手先の見栄でなく、周囲が羽目を外している間でさえ見据える目的に対する意識が段違いであること、それが種明かしをされて尚、矢張りそ…

  • 巨木を切り倒す

    事業を創る過程は、巨木を切り倒すという行為に似たところがあるように思う。 人や物事を動かすという事には忍耐を要する。斧で巨木を打ち据えるが如く、手応えがない空白の期間をじっと耐える事ができるか。戦略に対する確信を維持できるか、そもそもそれは確信に値する戦略であるか。試されているのはConfidence(自信)ではなく、Conviction(確信)である。この言葉を何度呟いただろうか。 がむしゃらに斧を振るうだけでは、巨木はびくともしない。所詮は人の一振り、精神論で動かせる限度などたかが知れている。"作業"に逃げず、"頭に汗をかく"事が必要な時期もある。 動作を繰返す中で時折、手に伝わる微かな揺…

  • 東南アジアのスタートアップに関する雑感 - 考察と仮説 -

    東南アジアのスタートアップに関する雑感と仮説について、日頃ぼんやりと考えている事を書いてみたい。正直、VC/スタートアップの世界には然程知見もないので、どちらかというと当地に身を置き、幾つかの対応事例を元に得られた所感ベースの考察という事になる。それでもそれなりに的を得た話になるのではないかとは思っている。 また、ここで言っている東南アジアとはタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムの4か国あたりを主としてイメージしている。シンガポールは域内金融のハブとしてその各種インフラ成熟度で群を抜いており、一方でミャンマー、カンボジア、ラオス等は諸々鑑みればまだ今後の進展を待たねばならないフェーズだと思…

  • 読書の作法

    こんな本がないだろうか、と思っていたズバリの本が書店に並んでいる事はよくあるが、これは偶然でも神秘でもない。 まず、人が考えつくだいたいの事は、他の頭の良い誰かが既に考えている。そして、こんな本が読みたい、と思っているという事は自分なりに”問”が定まったという事だ。だから必要な情報に目が行くようになる。 問を立てる⇒仮説を立てる⇒検証する、という一連の過程はまさに問題解決のプロセスそのものである。このことから分かる通り、「問を立てる」という最初のステップが一番難しく、かつ重要である。自明の通り、問が間違っていれば解が正しいという事は有り得ないからだ。 同時に言えるのは、読書はそれが趣味・嗜好を…

  • 仕事を任せる/任せられる順序

    仕事を他人に任せる/任せられる時、伝えるべき内容には然るべき順序があると思っており、それは以下の3要素によって構成されるというのが自分なりの整理である。 1. Why : なぜやるのか(背景と目的)2. What : 何をやるのか(求める結果)3. How : どうやるのか(具体的な方法) 相手の理解度や習熟度によって、濃淡は自ずと異なる。飲み込みも早く自走できるハイパフォーマーなら、「1. Why(背景と目的)」「2. 求める結果」の大枠を伝えるだけで十分だろう。 一方で、まだ教育段階にあるスタッフならば「3. How(具体的な方法)」まで事細かに伝える必要があるし、最初は可能な限り実演し見…

  • べき論と遊び、逆U字仮説、エリック・ホッファー

    逆U字仮説、という概念がある。元々は経済学用語だが、パレートの法則同様に汎用性ある経験則として他分野でも転用される事があり、例えばスポーツ心理学もそのひとつであるようだ。いささか荒っぽい要約をすれば、適度の緊張感はパフォーマンスを高めるが、一定の閾値を越えるとむしろ悪影響を及ぼす、という事を言っているらしい。 規律としての「べき論」は保持すべきだという持論がある。一方でそれは使い方を誤れば一種の強迫神経症にも似た症状を起こし、しばしば創造性の余白を失わせてしまうというのもまた真理ではないか。 遊ぶ様に働け、といったのはエリック・ホッファーだった。無骨な身体性と知性が綯交ぜになった彼の言葉は、労…

  • 金融資本と人的資本

    リスクを取っている資本家の声にこそ耳を傾けるべきである、という論法は資本主義の命題として間違いなく是とすべきだ。かの伊藤レポート(経済産業省「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト 最終報告書資料」(2016年))ではROE(株主資本収益率)で最低限8%という具体的な指針が提示され、ようやく日本でも証券市場の規律を語る"べき論"として受容されつつある。 <略>グローバルな投資家から認められるにはまずは第一ステップとして、最低限 8%を上回る ROE を達成することに各企業はコミットすべきである。もちろん、それはあくまでも「最低限」であり、8%を上回…

  • 【論考】日本企業の新興アジア戦略と発展段階 - コロナ禍という外圧により加速する変化 -

    はじめに|今後、日本経済はどう変わるか? 歴史を振返る 進出国の変化 - ASEANから中国、インド、そして再びASEANへ - 歴史を振返る(1) - 第二次世界大戦後 歴史を振返る(2) - プラザ合意のインパクト 近年の変化、そしてコロナ禍を経て 今後の新興アジア戦略 -日本企業各社が取るべき打ち手 「1. マーケット・イン型への転換」 「2. ノウハウ活用×ローカライズによる市場開拓」 「3. アジア域内リンケージの強化」 結び はじめに|今後、日本経済はどう変わるか? 「失われた30年」日本のマクロ環境は下火の一途を辿ってきた。そのような時代的経過を経て、2020年初旬にCovid-…

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