おじさんは昔おじさんではなかった。それどころか、男の子でさえなかった。男の子に生まれなかったおじさんが、いかにしておじさんになったかを少しずつお話ししていきます。
ごきげんよう、缶ジュース1本80円時代を知っているおじさんです。 本ブログ冒頭からずっと、性別適合手術のお話をしています。都合4回の手術が終わってほっとしたかと思いきや、ほっとしている暇なんてないんですな。術後の方が何かとトラブルが起きます。 一番の難関だった泌尿器周り、つまり手術で形成したちんちん周辺も、複雑で大きな手術だけにケアは大変だしトラブルも起こりやすいです。 さて、手術が終わって帰国したおじさんにもトラブルが発生しまして……。 痩せる尿線 術創の予後がよくなくて病院通いのおじさんにトラブルがたたみかけます。排尿時に熱感を伴う痛みが発生するようになり、尿線が次第に細くなっていきます。…
ごきげんよう、ときどき過集中で時間がわからなくなるおじさんです。 タイで陰茎形成術を受けて、帰国した後のトラブルを書いて参りました。皮弁を切り取った後の腕の傷がまだぱっくり開いていたのは、ほんとうにびっくりしたなあ。 びっくりしたんだけど、持病のうつが結構悪い状態だったので、すぐには適切な処置ができなくてああん(´Д`)てお話でした。 それ以外の部分は何もしなくてよかったかってーと、そんなこたーない。というのが今回のお話です。 患部は清潔に 傷がある部分というのはとにかく清潔に保っておかなければなりません。だから可能ならば入浴もした方がいいです。うつがひどいと入浴って大変な重労働になるのですが…
ごきげんよう、鶏肉はももよりもむね肉のほうが好きなおじさんです。フライドチキンならキール。 さて、前回の当ブログをお読みくださったみなさんは、「えらいことになってるなー」とお思いだったのではないでしょうか。えらいことなんです。タイで手術した患部もえらいことなんですが、おじさんの持病もえらいことなので、もーさっぱわやです。 左腕の術創が塞がってなかったのに包帯を取っちゃって、岩のようなかさぶたができてしまったおじさんは、その後どうなるのか。今回のお話はその続きからです。 性同一性障害の当事者が病院へ行くこと ごつごつとしたかさぶたができて、しばらく経ってからようやくのことで、近所の総合病院へ出掛…
ごきげんよう、コレステロール値は標準値なのに中性脂肪だけがやたら高い数値のためにローカーボ生活を余儀なくされているおじさんです。ローカーボでも痩せない。 タイでの3回の手術が済んで、ようやくおじさんの性別適合手術は終わりました。乳房切除術(おっぱいを切り取る)から数えると、ブランクが長かったのもあって、15年ほどかかりました。 戸籍上の性別訂正の話を挟んで、今回からは帰国後のお話です。陰茎形成術(ちんちんをつくる)が終わって帰国したおじさんは、どんな予後を過ごしたのか。これが大変だったのよ、というお話をして参りましょう。 手術をした箇所 3度目の渡タイでおじさんが受けた手術のメインは陰茎形成、…
ごきげんよう、鶏肉はももよりもむね肉のほうが好きなおじさんです。フライドチキンならキール。 さて、前回の当ブログをお読みくださったみなさんは、「えらいことになってるなー」とお思いだったのではないでしょうか。えらいことなんです。タイで手術した患部もえらいことなんですが、おじさんの持病もえらいことなので、もーさっぱわやです。 左腕の術創が塞がってなかったのに包帯を取っちゃって、岩のようなかさぶたができてしまったおじさんは、その後どうなるのか。今回のお話はその続きからです。 性同一性障害の当事者が病院へ行くこと ごつごつとしたかさぶたができて、しばらく経ってからようやくのことで、近所の総合病院へ出掛…
ごきげんよう、近頃紙に漢字の書き取りをしているおじさんです。 ようやく性別適合手術のすべてを終えたおじさん。さあ、これから心身ともに自認の性別として順風満帆の生活が待ってるぞ!……て、そんな訳ないのです。どうして?と思いますか? どうしてかお話ししていきましょう。 実は既に男性だった おじさんね、手術が全部終わる前に既に男性だったの。 どういうことかと言うと、戸籍上の性別は手術が終わる5年ほど前に法的手続きによって訂正して、男性になっていたんです。だから、腕トンネルの手術をした頃はまだ戸籍上は女性だったけど、ちんちんつくる頃には既に男性でした。 おじさんが住んでる国(日本ていう国なんだけど)に…
ごきげんよう、高重量を挙げられるようになってうれしい勢いで20kgのバーベルプレートを2枚買ったものの、プレートはでかいわ自宅は狭いわでちょびっとだけ後悔しているおじさんです。15kgをもう一ト組にしておけばよかったかナ☆ さて、陰茎形成術と再手術を終えて、尿バッグをつけたままながら何とか退院したおじさんですが、予後を見るためにあと2週間ばかりバンコク市内に滞在しなければなりません。 再入院も控えているおじさんの院外生活はどんなものなのか。退院してからのバンコク滞在をお話しするのははじめてですね。ではでは、はじめてみましょう。 マンション住まいはただぐったり 前回渡タイ時と今回は同じアテンド会…
ごきげんよう、40代になってからてきめんに低気圧の影響を受けやすくなったおじさんです。梅雨どきは倦怠感と頭痛で体調が実にうっとうしいヨ! 前回は、ようやく尿道カテーテルが外れたというのに再手術を宣告されてしまったおじさん。腕の内側から皮弁を剥がして、股間につけて神経をつなぎ合わせて皮弁をちんちんのかたちに縫い合わせて……という大手術をしておきながら、同じ部分をもう一度手術です。 大手術をもう一度、つまり安静生活をもう一度ですか……と、ほぼ絶望に近い心持ちのおじさんはこの後どうなるのでしょうか。いざ、続きをどうぞ。 再び手術室に in! 執刀医の再手術宣言とともに病室に集まっていたナースも散り散…
ごきげんよう、汗くさいかなー、と思って着ているシャツのにおいをかいでみたらカレーくさかったことがあるおじさんです。 当ブログ開設当初から、性別適合手術のお話をしています。手術に至る経緯やおじさん自身の生育歴や考えなどもお話ししていく予定ではありますが、まずは手術の経験から、ということではじめて受けた手術から順番にお話ししてきました。 そして、心身ともに最も負荷が大きい陰茎形成術を終えたところまで、お話が終わったところです。しかし実は、陰茎形成術は手術そのものよりも、その予後が大変なのです。 という訳で前回に引き続き、手術が終わった後のお話です。 気つけ気をつけ 前回は10日近く右腕につながって…
ごきげんよう、歌を聴きながら何らかの作業をしていると突然、曲の一部分だけを声に出して歌うことがあるおじさんです。 先日『夢のENDはいつも目覚まし!』を聴いていて、近藤房之助氏のシャウト「りんりーん!」部分だけを声に出してしまい、自分でびっくりしました。 さて、ブログではようやく陰茎形成術を終えたおじさんですが、これからが大変なのです。術後のお話に行ってみよ! 寝たきり動けないマン 手術の日から10日間ばかり、寝たきりでした。ずっとベッドの上。食事どきはベッドの背を起こして身体を起こしてはいましたが、立ち上がることはありません。点滴はつながってるし、尿道カテーテルもつながっていますから、ベッド…
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