精神科医の男性が失踪した婚約者を探しつつ、海外旅行先から手紙を送ってきた10年前の彼女に思いを馳せる話。すれ違い重なり合う3人の関係性に共感しつつ、合間に映し出されるボリビア・ウユニ塩湖、チェコ・プラハ、アイスランド・ブラックサンドビーチなどの風景を楽しめました。海外の景色も楽しめる、年代を超えた純愛映画という点で、「冷静と情熱のあいだ」、「世界の中心で愛を叫ぶ」に似た世界観を感じました。精神科医役が佐藤健、婚約者役が長澤まさみ、10年前の彼女役が森七菜。長澤まさみもよかったですが、本作では森七菜の喜びや哀しみの表情がよかったです。仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊らは出演シーンは多くないですが、それぞれ印象に残る役柄です。長澤まさみ、仲野太賀が最近の映像よりもふっくらして見えたので、いつ...四月になれば彼女は